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1962年、クラブの歴史で最も重要な選手である{{仮リンク|ディンコ・デルメンジフイエフ|en|Dinko Dermendzhiev}}のリーダーシップの下、[[ブルガリア・カップ]]初優勝を果たした。1966-67シーズンには2回目の[[ブルガリアプロサッカーリーグ|Aグループ]]優勝を果たした。ディンコ・デルメンジフイエフはAグループで通算447試合に出場し、同194得点を記録した。出場試合数、総得点数は共にクラブ記録である。 |
1962年、クラブの歴史で最も重要な選手である{{仮リンク|ディンコ・デルメンジフイエフ|en|Dinko Dermendzhiev}}のリーダーシップの下、[[ブルガリア・カップ]]初優勝を果たした。1966-67シーズンには2回目の[[ブルガリアプロサッカーリーグ|Aグループ]]優勝を果たした。ディンコ・デルメンジフイエフはAグループで通算447試合に出場し、同194得点を記録した。出場試合数、総得点数は共にクラブ記録である。 |
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1981年、2回目の[[ブルガリア・カップ]]優勝を果たした。1980-81シーズンの[[ブルガリアプロサッカーリーグ|Aグループ]]では、{{仮リンク|ゲオルギ・スラフコフ|en|Georgi Slavkov}}が31得点を決めてリーグ得点王、[[ヨーロッパ・ゴールデンシュー]]を受賞した。[[UEFAカップウィナーズカップ 1981-82]]では、この大会で優勝する[[FCバルセロナ]]と対戦し、ホームゲームを1-0で勝利した。1984年11月7日、[[プロヴディフ・スタジアム]]で実施された[[UEFAカップウィナーズカップ 1984-85]]の[[バイエルン・ミュンヘン]]戦でもホームゲームを2-0で勝利する歴史的快挙を成し遂げた。 |
1981年、2回目の[[ブルガリア・カップ]]優勝を果たした。1980-81シーズンの[[ブルガリアプロサッカーリーグ|Aグループ]]では、{{仮リンク|ゲオルギ・スラフコフ|en|Georgi Slavkov}}が31得点を決めてリーグ得点王、[[ヨーロッパ・ゴールデンシュー]]を受賞した。[[UEFAカップウィナーズカップ 1981-82]]では、この大会で優勝する[[FCバルセロナ]]と対戦し、ホームゲームを1-0で勝利した。1984年11月7日、[[プロヴディフ・スタジアム]]で実施された[[UEFAカップウィナーズカップ 1984-85]]の[[FCバイエルン・ミュンヘン|バイエルン・ミュンヘン]]戦でもホームゲームを2-0で勝利する歴史的快挙を成し遂げた。 |
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1992年、クラブは{{仮リンク|フリスト・アレクサンドロフ|en|Hristo Alexandrov}}と{{仮リンク|フリスト・ダノフ|en|Hristo Danov}}が率いる[[コングロマリット]]に買収された。クラブ史上初の外国人選手となるハンガリー人のRoberto Szabayを獲得するなど大型補強を行ったが大きな成果は得られず、1992-93、1993-94、1994-95シーズンに3位になったのが最高だった。 |
1992年、クラブは{{仮リンク|フリスト・アレクサンドロフ|en|Hristo Alexandrov}}と{{仮リンク|フリスト・ダノフ|en|Hristo Danov}}が率いる[[コングロマリット]]に買収された。クラブ史上初の外国人選手となるハンガリー人のRoberto Szabayを獲得するなど大型補強を行ったが大きな成果は得られず、1992-93、1993-94、1994-95シーズンに3位になったのが最高だった。 |
2017年8月29日 (火) 11:05時点における版
PFCボテフ・プロヴディフ | ||||
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原語表記 | ПФК Ботев Пловдив | |||
愛称 | Canaries | |||
クラブカラー | 黄と黒 | |||
創設年 | 1912年 | |||
所属リーグ | Aグループ | |||
ホームタウン | プロヴディフ | |||
ホームスタジアム | フリスト・ボテフ・スタジアム | |||
収容人数 | 18,777 | |||
監督 | ヴェリスラフ・ヴツォフ | |||
公式サイト | 公式サイト | |||
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■テンプレート(■ノート)■サッカークラブPJ |
PFCボテフ・プロヴディフ(ブルガリア語: ПФК Ботев Пловдив, 英: PFC Botev Plovdiv)は、ブルガリアのプロヴディフをホームタウンとするサッカークラブ。現存するブルガリア最古のサッカークラブである。クラブ名のボテフはブルガリアの国民的英雄であるフリスト・ボテフに由来している。
歴史
1961年、ホームスタジアムであるフリスト・ボテフ・スタジアムが完成し、FCステアウア・ブカレストとの親善試合(3-0)が行われた。
1962年、クラブの歴史で最も重要な選手であるディンコ・デルメンジフイエフのリーダーシップの下、ブルガリア・カップ初優勝を果たした。1966-67シーズンには2回目のAグループ優勝を果たした。ディンコ・デルメンジフイエフはAグループで通算447試合に出場し、同194得点を記録した。出場試合数、総得点数は共にクラブ記録である。
1981年、2回目のブルガリア・カップ優勝を果たした。1980-81シーズンのAグループでは、ゲオルギ・スラフコフが31得点を決めてリーグ得点王、ヨーロッパ・ゴールデンシューを受賞した。UEFAカップウィナーズカップ 1981-82では、この大会で優勝するFCバルセロナと対戦し、ホームゲームを1-0で勝利した。1984年11月7日、プロヴディフ・スタジアムで実施されたUEFAカップウィナーズカップ 1984-85のバイエルン・ミュンヘン戦でもホームゲームを2-0で勝利する歴史的快挙を成し遂げた。
1992年、クラブはフリスト・アレクサンドロフとフリスト・ダノフが率いるコングロマリットに買収された。クラブ史上初の外国人選手となるハンガリー人のRoberto Szabayを獲得するなど大型補強を行ったが大きな成果は得られず、1992-93、1993-94、1994-95シーズンに3位になったのが最高だった。
1999年、クラブはDimitar Hristolovに買収された。2000-01シーズンは、1955シーズンから47シーズン連続で所属したAグループで13位に終わり、Bグループへ降格した。2002-03シーズンにAグループに復帰したが、2003-04シーズンは14位で再び降格した。2005-06シーズンに再びAグループに復帰したが、16チーム中13位、10位、12位、13位と低迷した。2010年2月24日、クラブは財政難に陥り、V AFG(3部リーグ)への降格が決定した[1]。2009-10シーズンの後半戦は全試合、没収試合(0-3)とされた。
再出発となった2010-11シーズンはSouth-East V AFGを38試合37勝1分0敗の圧倒的な成績で優勝し、Bグループ(2部リーグ)昇格を決めた。2011-12シーズンはBグループ東部で2位になり、同西部2位のFC Sportist Svogeと対戦した昇格プレーオフも2-0で勝利してAグループ昇格を決めた。
2012-13シーズンはAグループ4位に終わったが、3位のPFC CSKAソフィアが債務の問題で欧州カップ戦参加資格を剥奪されたため、繰り上げでUEFAヨーロッパリーグ 2013-14出場権を獲得した。2013-14シーズンはブルガリア・カップ決勝に進出したが、PFCルドゴレツ・ラズグラドに0-1で敗れた。
タイトル
国内タイトル
過去の成績
年度 | 所属 | 順位 | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 差 | 勝点 | カップ戦 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2011-12 | 2部 東部 | 2位 | 27 | 14 | 9 | 4 | 40 | 17 | +23 | 51 | 準々決勝敗退 |
2012-13 | 1部 | 4位 | 30 | 18 | 6 | 6 | 51 | 21 | +30 | 60 | 3回戦敗退 |
2013-14 | 1部 | 4位 | 38 | 18 | 11 | 9 | 57 | 32 | +25 | 65 | 準優勝 |
2014–15 | 1部 | 6位 | 32 | 12 | 6 | 14 | 38 | 39 | -1 | 42 | ベスト32 |
2015–16 | 1部 | 7位 | 32 | 8 | 9 | 15 | 27 | 44 | -17 | 33 | ベスト32 |
2016–17 | 1部 | 8位 | 32 | 13 | 5 | 14 | 51 | 50 | +1 | 44 | 優勝 |
2017-18 | 1部 | 位 |
欧州での成績
年度 | 大会 | ラウンド | 対戦クラブ | ホーム | アウェー | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2013-14 | UEFAヨーロッパリーグ | 予選1回戦 | アスタナ | 5-0 | 1-0 | 6-0 | |
予選2回戦 | ズリニスキ・モスタル | 2-0 | 1-1 | 3-1 | |||
予選3回戦 | シュトゥットガルト | 1-1 | 0-0 | 1-1 (a) | |||
2014-15 | UEFAヨーロッパリーグ | 予選1回戦 | リベルタス | 4-0 | 2-0 | 6-0 | |
予選2回戦 | ザンクト・ペルテン | 2-1 | 0-2 | 2-3 | |||
2017-18 | UEFAヨーロッパリーグ | 予選1回戦 | パルティザニ・ティラナ | 1–0 | 3–1 | 4–1 | |
予選2回戦 | ベイタル・エルサレム | 4–0 | 1–1 | 5–1 | |||
予選3回戦 | マリティモ | 0–0 | 0–2 | 0–2 |
現所属メンバー
- 2017年2月6日現在''
注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
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歴代監督
- リュボスラフ・ペネフ 2014
歴代所属選手
- ニコラ・コヴァチェフ 1955-1956
- ゲオルギ・アスパルホフ 1961-1963
- ボリスラフ・ミハイロフ 1994-1995
- マルティン・カムブロフ 1998-1999, 2001
- アビブ・バモゴ 2012
- エルネスタス・シェトクス 2012-2013
- フェレボリ・ドレ 2014-2015
脚注
- ^ “Bulgaria's Botev Plovdiv expelled from first division over debts” (英語). india.com (2010年2月24日). 2014年7月4日閲覧。
外部リンク