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「実況パワフルプロ野球サクセススペシャル」の版間の差分

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2017年7月29日 (土) 00:08時点における版

実況パワフルプロ野球 > 実況パワフルプロ野球サクセススペシャル
実況パワフルプロ野球サクセススペシャル
JIKKYOU PAWAFURU PUROYAKYU
ゲーム
ゲームジャンル スポーツゲーム(野球・育成)
対応機種 PlayStation 4
PlayStation 3
PlayStation Vita
開発元 パワプロプロダクション
メディア ダウンロード専用
ダウンロード容量:
PS4:2260MB
PS3:950MB
PS Vita:794MB
レイティング CEROA(全年齢対象)
通信機能 オンライン専用
デバイス PS Vita:メモリーカード必須
その他 PS4,PS3,PS Vita間でセーブデータ共有可能
関連作品
テンプレート - ノート

実況パワフルプロ野球サクセススペシャル』(じっきょうパワフルプロやきゅうサクセススペシャル)はコナミデジタルエンタテインメントより2016年4月28日12:00から配信されているコンピュータゲームソフト。

実況パワフルプロ野球』シリーズのサクセスモードに特化した基本無料(ゲーム内アイテム課金あり)ソフト。略称は『サクスペ』。

概要

オリジナルの野球選手を作成し、育成するサクセスモード20周年を記念して配信される基本無料、アイテム課金型のゲーム。対応ハードはPlayStation 4PlayStation 3PlayStation Vitaセーブデータサーバに自動的に保存されるため、同じPlayStation Networkアカウントであれば外出先はPS Vitaでプレイし、帰宅してPS3やPS4でその続きをプレイするといったことも可能。ただし、オンライン専用のためネットワーク接続ができない状態、およびメンテナンス中ではプレイできない上、その間はオンライン再開時に選手登録が出来ない。

実況堂前英男が担当。同時発売された『実況パワフルプロ野球2016』、および2017年に配信された『実況パワフルプロ野球 チャンピオンシップ2017』と連動要素があり、本作で作成した選手や入手したイベントキャラクターを『パワプロ2016』や『チャンピオンシップ2017』でも使用できる。ただし使用できるオリジナル選手はパワチャレのメンバーに登録した70人まで。『パワプロ2016』では1.06アップデート以降、サクセススペシャルで一度クリアすると、「パワフェスモード」では相手チームとして、パワフル高校、太平楽高校、SG高校、瞬鋭高校、くろがね商業高校、あかつき大附属高校OBが登場する[1]

基本無料だがPlayStation Storeでは、追加アイテムをセットにした有料の「スタートパック」が予約販売された[2]

ローソン限定のサクスペ専用のプリペイドカード「パワストーンカード(パワストーン70個とRチケット一枚)」が一枚千円で購入できたが、2017年6月30日を持って、引き換えサービス期間が終了している。

ゲームシステム

サクセス

アドベンチャーゲームで選手を育成する本作のメインモード。今回は高校野球が舞台となる。

ただし、登場キャラクターには女子の選手もおり[3]、また、後に搭載された、ソフトボール投法[4]や、ユニフォーム以外の服装、無帽の選手キャラクターもいるなど、現実の高校野球と異なる仕様もある。

配信当初は「パワフル高校」編のシナリオだけだったが、アップデートで「瞬鋭高校」編、「覇堂高校」編などのシナリオが追加された。

一部のシナリオについては「限定ルート」の開放や「パワーアップ」の開催も期間限定で行われる。

本作では『パワプロ2013』から実装されたイベントデッキシステムを採用している。使用できるイベキャラは自前のキャラ5体+助っ人枠1体の合計6体まで。

ただし『2013』、『2014』と違いレアリティの違う同じイベキャラや「猪狩 守」と「アフロ猪狩」のように別バージョン同士のイベキャラは同時には使えない。なお、助っ人枠では、他のプレイヤーがリーダーに設定しているイベキャラを借りることができる。

試合での選手全員の手動操作時、選手のオーダーを変更することは出来ず、固定されるようになっている。

特殊能力について

サクスペではアップデートにより特殊能力が追加されることがあるが、サクスペで主人公が取得できる一部の特殊能力が連動機能の『パワプロ2016』・『チャンピオンシップ2017』では非対応となっている。

当初はサクスペと連動すると、サクスペ独自の特殊能力は消去されるだけだったが、アップデートによりサクスペ専用特殊能力が消去される代わりに、基礎能力および『パワプロ2016』・『チャンピオンシップ2017』に搭載の特殊能力に変換されるようになった。そのため、サクスペで育成した選手についてはサクスペで表示される能力とパワプロ2016・チャンピオンシップ2017で表示される能力に差異が生じることがある。

現時点『パワプロ2016』との連動対象は「2017年度データ」のみで、オンラインサービスが終了した「2016年度データ」は連動できず、能力変換および、サクスペ選手、チームの同期は対象外となっている。

以下に、『パワプロ2016』・『チャンピオンシップ2017』非対応の特殊能力を示す。

投手用特殊能力

以下の投手用特殊能力は取得しても連動機能の『パワプロ2016』・『チャンピオンシップ2017』では消去され、それぞれ以下のように能力変換される。

特殊能力名(サクスペで表示される能力) パワプロ2016・チャンピオンシップ2017で変換されたあとの能力
内角○ コントロール+1
要所○
バント封じ 投手の場合、守備力+1。
緊急登板○ コントロール+1。
安全圏○ スタミナ+1。
先制ストライク コントロール+1。
順応
火消し
投手用超特殊能力

以下の投手用超特殊能力は取得しても連動機能の『パワプロ2016』・『チャンピオンシップ2017』では、消去もしくは下位互換特殊能力に格下げされ、それぞれ能力変換される。

超特殊能力名(サクスペで表示される能力) 『パワプロ2016』・『チャンピオンシップ2017』での扱い
ハイスピンジャイロ 下位互換特殊能力の「ジャイロボール」に格下げされるかわりに、特殊能力「ノビ」が1段階アップ。
勝利の星 下位互換特殊能力の「勝ち運」に格下げされるかわりに、スタミナ+2。
内無双 下位互換特殊能力「内角○」と合わせてコントロール+2に変換される。
ミスターゼロ 特殊能力「威圧感」に変換される。
クロスキャノン 下位互換特殊能力の「クロスファイヤー」に格下げされる。
復活 スタミナ+2に変換される。
超尻上がり 下位互換特殊能力の「尻上がり」に格下げされるかわりに、スタミナ+1。
ディレイドアーム 下位互換特殊能力の「球持ち○」に格下げされる。
ド根性 下位互換特殊能力の「根性○」に格下げされるかわりに、スタミナ+2。
マインドブレイカー 特殊能力「威圧感」に変換される。
野手用特殊能力

以下の野手用特殊能力は取得しても連動機能の『パワプロ2016』・『チャンピオンシップ2017』では消去され、それぞれ能力変換される。

特殊能力名(サクスペで表示される能力) パワプロ2016・チャンピオンシップ2017で変換されたあとの能力
インコース○ ミート+1。
帳尻合わせ ミート+1。
気分屋
ラッキーボーイ
連打○
リベンジ パワー+1。
本塁生還 走力+1。
ラッキーセブン
追い打ち
競争心 ミート+1。
窮地○ ミート+1。
ささやき破り
打球ノビ○  
打球ノビ◎  
盗塁アシスト
速攻○
上り調子 ミート+1。
打開
ハードラック ※赤(マイナス)特殊能力
野手用超特殊能力

以下の野手用超特殊能力は取得しても連動機能の『パワプロ2016』・『チャンピオンシップ2017』では、消去もしくは下位互換特殊能力に格下げされ、それぞれ能力変換される。

超特殊能力名(サクスペで表示される能力) 『パワプロ2016』・『チャンピオンシップ2017』での扱い
火事場の馬鹿力 下位互換特殊能力の「逆境○」に格下げされるかわりに、パワー+1。
大番狂わせ 下位互換特殊能力の「意外性」に格下げされる。
内角必打 特殊能力「プルヒッター」に置き換わる。
(「広角打法」と「内角必打」を同時取得している場合も含む。)
内野安打王 下位互換特殊能力の「内野安打○」に格下げされる。
高球必打 下位互換特殊能力の「ハイボールヒッター」に格下げされる。
超ラッキーボーイ 外される。
低球必打 下位互換特殊能力の「ローボールヒッター」に格下げされる。
アイコンタクト 内野手の場合、守備力+2に変換される。
精神的支柱 下位互換特殊能力の「ムード○」に格下げされるかわりに、パワー+1。
ローリング打法 外される。
メッタ打ち 下位互換特殊能力の「固め打ち」に格下げされる。
司令塔 捕手の場合、守備力+2に変換される。
エースキラー 下位互換特殊能力の「対エース○」に格下げされる。
ヒートアップ 外される。
昇り龍 外される。
一番槍 外される。

パワチャレ

オリジナルのチームを作成して、他のプレイヤーのチームと試合をするモード。チームにはサクセスモードで作成したキャラクターを最大70人まで入れることができる。チーム名はデフォルトでは「北海道パワフルズ」、ユニフォームもデフォルトでは「白地に赤」に設定されているが、「チーム編集」で変更可能。

サクセスモードで選手を育成すると総経験点に応じて「試合チケット」が貰えることがあり、「試合チケット」1枚につき1回試合ができる。試合チケットがなくてもパワストーン1個と引き換えに1回試合ができる。

パワプロ2013』『パワプロ2014』のパワチャレは完全にオートで進行したが、本作ではターニングポイントなど特定の場面で、自分で打撃や投球を操作するアクションシーンがある。具体的には、1試合に投手操作・打者操作合わせて3~4回の1打席対決をすることになり、それぞれの打席に対して三振やホームランなど、成功するか否かで「総合力」という数値が逐一増減する。戦い方次第では、最初は総合力が相手の方が高くても、アクションに成功すれば最終的に自分のチームの総合力が相手を上回り勝つこともあれば、反対に最初は自分のチームの方が総合力が高くても、アクションで連続して失敗すると最終的に自分のチームの総合力が相手より下回り負けてしまうこともある。

試合結果に応じて試合ポイント(試合P)とガチャPがもらえる。一定の累計試合Pを獲得すると「累計報酬」がもらえ、累計の試合Pの順位に応じてそれに見合った「ランキング報酬」が獲得できる。これらの賞品は通常1週間ごとに更新される。

過去のランキング報酬

パワチャレのランキング報酬は期間最終日の翌日に受け取ることができる。

上位であるほど通常のガチャでは取得率の低いSR、PSRのイベキャラとガチャチケットが手に入る。通常は1週間の累計試合Pが上位500位以内ならばSR以上のイベキャラを獲得できる。SPウィークなど一部の週では、SR以上のイベキャラを獲得できる順位の範囲が拡大される。

ガチャとイベントキャラについて

イベントキャラ(イベキャラ)とはサクセスモードのイベントデッキに組み込むキャラクターのことをいう。

各キャラクターにはN(ノーマル)、R(レア)、SR(スーパーレア)というレアリティが設定されており、それぞれの上位版としてPN(パワフルノーマル)、PR(パワフルレア)、PSR(パワフルスーパーレア)も存在する。基本的には、PSR>SR>PR>R>PN>N の順でレアリティが高く、レアリティが高いほど、強力な選手を育成しやすくなる。

また、イベキャラを入れるとイベントが発動する。その内容はレアリティを問わない「固定イベント」、レアリティによる「専用イベント」に分かれる。ただし、N系列専用イベントが無い一部のイベキャラがいる。彼女候補イベキャラのSR系列は下位のレアリティでは発動しないデートイベント5回目が専用イベントとなっている。また、2人から最大4人の特定のイベキャラの組み合わせで発動する「コンボイベント」がある。

現在実装されている固有選手、マネージャーなどのイベキャラについては下記「登場人物」の項を参照のこと。

イベキャラは主にガチャやイベント報酬、パワチャレの報酬で獲得できるが、一部のイベキャラは入手方法が限られている「限定イベキャラ」が存在する。登場するイベキャラを入手すると「選手設定」で入手したサクセスキャラの顔設定が可能。また、連動機能の『パワプロ2016』の「2017年度データ」および『チャンピオンシップ2017』に連動すると、一部を除きサクスペでのみ登場する選手データ、『2016』では顔設定も可能となる。

ガチャには種類があり、ガチャPを消費するノーマルガチャ、パワストーンを消費するプレミアムガチャ、ガチャチケットを消費するチケットガチャがある。2017年1月27日のアップデートで、ミキサーガチャが新たに加わった。

「ノーマルガチャ」ではN、PN、Rの常設イベキャラが一定確率で排出される。ノーマルに必要なガチャPはパワチャレの試合後で取得か、別ユーザーのイベントデッキの助っ人枠に自分のイベキャラのリーダー選ばれると、メインメニューにて「助っ人ボーナス」として通常は20P、フレンドになっていると100Pが手に入る。ただし、フレンドを登録できる人数は50人まで、1日で受け取れるガチャPの最高限度は2000Pまでとなっている。

「プレミアムガチャ」では必ずR以上(R、PR、SR、PSR)のキャラクターが一定確率で排出される。後に「プレミアムガチャ」は「通常」と「特設ガチャ」に分類され、週ごとに新イベキャラ、通常のプレミアムガチャでは出てこない「限定イベキャラ」、過去に配信した限定イベキャラを選りすぐりで復刻し、出現率をアップさせた特設ガチャも用意されている。

「チケットガチャ」は必ず表記されているレアリティ以上のイベキャラが排出される。SR及びPSRガチャチケットには「補助券」があり、5枚で1回引くことが出来る。入手条件はパワチャレの累計報酬、ランキング報酬、イベント限定報酬で手に入る。

「ミキサーガチャ」は、同じレアリティのイベキャラ5枚を消費する代わりに、消費したレアリティと同じレアリティのイベキャラを新たに1枚獲得できるガチャである。ただし、必ず消費した5枚のイベキャラとは違うイベキャラが出現するようになっている。

通常のプレミアムガチャ、チケットガチャ、ミキサーガチャから排出されるイベキャラは、特に記載がない限り「常設キャラ」に限られる。ただし、ノーマルガチャはN系列レアリティを有している限定イベキャラが、期間限定で排出される場合がある。

登場人物

各高校、対戦相手校含め、帽子のマークが、一部の高校の試合場面を除いて、半円型で統一されている。

本作のモブ選手はランダム設定された顔ではなく、敵味方のほとんどがザコプロ顔の選手に設定されている。

2016年配信シナリオ

パワフル高校編

サービス開始当初から配信されているシナリオ。ストーリー自体はアプリ版と全く同じものである。

ストーリーの都合上、ライバルキャラとなる「木場 嵐士」とコラボレーションの「[デスノート]京野 小筆」をイベントデッキにセットできないという制限がある。

パワプロくん
プレイヤーキャラクター主人公。パワフル高校のキャプテン。
ポジションや利き腕、名前は自分で設定できる。通常メニューでは、疾患の有無ややる気の高低に応じて表情を変える。
小学生の時、親友・星井スバルと毎日のように野球する仲だったが、星井が転校することに。別れ際、お互い甲子園で会う約束をした。
その約束を原動力に主人公は野球を続け、パワフル高校野球部のキャプテンに成長。締まりのないチームに悪戦苦闘しながらもチームをまとめる立場として甲子園を目指すことになる。
木場嵐士をセット出来ないので当初はその名を全く知らず、一部の木場に関するキャライベントでは意識していなかったが、スバルと木場が再会後は、強く彼の名を意識するようになり、それ以降のキャライベントでも主人公のリアクションが変化するようになっている。
クリア後、顔や生年月日などのプロフィールを変更できるようになる。
矢部 明雄(やべ あきお)
主人公と同じ高校の野球部に所属する眼鏡がトレードマークの男性選手。ポジションは外野手。右投右打。足に自信があり、得意練習は走塁練習。
パワプロ2013から加圧トレーニングを推奨するイベントは相変わらず。今回は2013で登場した各高校での別人のメガネくんは登場せず、青道高校編のコラボを除いて、高校全高校主人公の相棒が共通で矢部明雄となっている。
『2016』と同様に定期イベントなどでは新たに汗ばんだり、はっきりと驚いたり、涙ぐんだりする表情が追加されている。
こちらの矢部はなぜか主人公に対してライバル心をもち、練習機材で勝負することがある。
青道高校編での相棒は矢部ではなくダイヤのAの主人公キャラの沢村に差し変わり、ここだけで発生する自己紹介イベントでは「コラボだから」という理由で主人公とは馴染も何も無い単に足が速いだけの選手となっている。
アプリの『実況パワフルサッカー』とのコラボシナリオでは、パワサカくんの相棒の矢部坂を矢部と間違われてしまう。
星井 スバル(ほしい スバル)
主人公の小学校時代の野球部のチームメイトで青髪が特徴の男性選手。右サイドハンドの投手で、右投左打。得意練習は変化球練習。
甲子園常連の強豪、覇堂高校に入学するも、エースの座を巡ってライバル関係にあった速球派左腕・木場嵐士に実力差を見せつけられて挫折し、野球を辞めていた。その後パワフル高校に転入するが、そこで主人公と再会。野球を避けていたものの、河原で主人公とキャッチボールした後、野球が好きという気持ちを再認識する。また、主人公とは「一緒に甲子園で優勝する」という約束も交わしており、その約束に応えるべく野球部に正式入部。ストーリーの中で徐々に野球への情熱を取り戻していった。
パワフル高校以外では、主人公と小学校以来の再会はそのままに、既に高校入学しており、最初から野球部に入部している。
当初の決め球の普通のフォークボールだが、物語の中でパワーアップし、オリジナル変化球(スタードライブ)を投げるようになる。それ以外の高校では最初から使用している。野手としての能力も高い。
女子にモテており、ファンクラブが出来てしまうほど。
『2016』の「パワフェス」、『ヒーローズ』では、代表エントリーから抜けた主人公に代わりチームキャプテンをしている。
代表になった経緯は内容が異なり「パワフェス」では開始時は野球部を休んでおり、後日参加に無関心だったパワフル高校メンバーを引き連れている。『ヒーローズ』では個人エントリーの人数制限の都合で個人参加は出来なかった。
「パワフェス」では終盤、条件次第でこれまでに勝ったチームキャプテン達から矢部を袋叩きにし、レベルダウンする場面での星井は同じ高校、大会チームメイトである矢部の行動に「ボクは恥ずかしいよ!」と嘆いていた。
あるきっかけで暗黒化する「暗黒スバル」下記参照
アプリの『パワフルサッカー』のコラボシナリオでは、オリジナルシュート名に暗黒(ダーク)が付くシュート名を候補にしたが、パワサカくんと岸(きし)に「中学生っぽい」と却下された。
小田切 巧(おだぎり たくみ)
パワフル高校野球部所属で小麦色の髪をした主人公の1年後輩の男性選手。右投両打遊撃手で、得意練習は守備練習。ものまねが得意。架空のプロ野球選手、児島英治のファン。
イベント中よくマネをするのが矢部で、本人からもウケがよく、瞬鋭高校の「呼び戻す」でも矢部のモノマネをしている。
他にも宇渡や大杉監督、青道高校編では倉持や片岡監督のモノマネを披露している。
監督のモノマネをするイベントでは、青道高校編を除き、各高校編のモノマネは大杉監督の口調のままとなっている。
甲子園初戦の相手校の説明には矢部ではなく小田切が矢部のマネをしながら説明する。主人公も赤壁高校のドラの音で驚き、一瞬、矢部と勘違いしてしまうほど。
小平とも仲が良く、コンボイベント名同様「クセモノズ」というコンビになっている。
宇渡 幹久(うど みきひさ)
パワフル高校野球部所属の男性選手で、とんがった坊主頭と太く濃い眉毛をもつ巨漢の一塁手。右投右打。得意練習は筋力練習。
パワフル高校随一の強打を誇る4番打者なのだが、見かけによらず気が小さくネガティブ思考。
現代の高校野球では珍しく木製バットを使用している[5]が、その理由もパワフル高校以外の自己紹介イベントで「バットへの落雷が怖いから」というあまりにもネガティブ極まりないものである[6]
『2016』の「パワフェス」、『ヒーローズ』では実況の熱盛から大柄なのに気弱キャラのギャップに「スーパーシュールな男です!」と紹介されている。
大声で主に「そうか!そうなのか!」とこのように同じことを2回言うのが癖で、語尾は主に「~ぞおおおお!」「~かああああ!」となっていることが多い。
アプリの『実況パワフルサッカー』でのコラボシナリオでは、守備練習とストレッチで鍛えた柔軟性を披露した。
京野 小筆(きょうの こふで)
パワフル高校野球部所属の女子マネージャー。彼女候補。黒髪で眼鏡をかけている。恥ずかしがりやのため、チームメイトへの伝言は手紙に書いて本人に手渡す。
チームメイトの情報を勤勉にノートにまとめている。暗黒スバルからはその勤勉さに「堕天使」、「邪神『グリモア』」と呼ばれている。
合宿イベント後、或いはキャライベント後の選択肢にて勇気をもち、自身の印象を変える。
DEATH NOTE弥海砂に扮した『[デスノート]京野 小筆』も通常版の別バージョンとして配信されている。こちらでは、イメチェンイベントで海砂衣装にイメチェンするようになり、デスノート(エコ)を所持することからリュークが見えるようになっている。なお、パワフル高校やコラボ配信高校で使用することが出来ない。また、『[デスノート]京野 小筆』は現在イベント限定報酬の扱いで、通常のガチャからは入手できない。
SRとPSR版のみ『[ユニフォーム]京野 小筆』があり、入手すると小筆のサクセス顔設定が開放されるほか、デッキにセットすると限定キャライベントで各高校のユニフォームを着用する。連動機能の『2016』、「2017年度データ」で連動すると顔設定が可能となるが、「2016年度データ」では設定不可。
『[ユニフォーム]京野 小筆』はパワチャレの限定報酬で登場したが、後に限定ガチャで復刻した。それ以外の通常のガチャからは入手できない。
アプリの『実況パワフルサッカー』でのコラボシナリオでは、ノートにまとめる観察力に、サッカー部からも一目置かれていた。
大杉(おおすぎ)監督
パワフル高校の監督。眼鏡をかけている。評価を一定以上に上げれば主人公がレギュラーとして起用される。
一見生真面目で常に表情を変えないが、陽気な性格をしており、当初は主人公の顔を「存在感が薄いから」という理由で忘れてしまう一面をもつ。
「サボりぐせ」を所持している時に監督がいる練習を行うと、低確率で主人公に忠告し、監督評価が下がるものの治してくれる。
限定配信イベントではさらなるチーム強化の為に古い宿を借り、通称「大杉荘」という合宿所での集団生活を始める。
試合時には固有の顔が設定されておらず、ランダムで顔設定がされている。
木場 嵐士(きば あらし)
覇堂高校のキャプテンでエース投手。左投左打。
高い実力を持つサウスポー投手で、練習試合を観戦しにきたスバルに気づき、覇堂高校にいたのに理由も無く転校したスバルを「負け犬」呼ばわりする。
ランダムイベントの選択肢により、木場から勝負を仕掛けられたり、オリジナルストレート「爆速ストレート」の由来を聞くことが出来る。
スバルのことは悪く言うが、内心は実力を認めており地方大会決勝時は、主人公とスバルから自分でも分かっていることを言われ「うるせぇ!」と一喝し突き放す。
3回にわたり勝負すると地方大会決勝では上記のイベントが変化し、スバルを差し置いて主人公を好敵手と認める。
「暗黒スバル」だと、笑いながら「演劇部に入らないか」と言い、通常通り覇堂高校野球部だったことを明かす。
地方大会決勝はこの姿になっても実力を認めており、木場の激励に近い言葉に悔しさから、スバルが「うるさい!うるさい!!」と反対に返している。
ちなみに妹の木場静火と早い段階で告白イベントにより彼女になっており、クリスマスや正月、それ以前の3回目のデートイベントで嵐士と出会っていると単なる「シスコンのお兄さん」と主人公から思われてしまい、1月4週目のスバルと嵐士の再会以降からは通常通り嵐士にライバル心を燃やすようになっている。
詳しくは、こちらを参照。
ガンダー
学校に住み着いたパワプロシリーズでおなじみの犬。
今回はパワフル高校編のみ最初のイベントでしか登場せず、ショートカット設定していると登場すらしない。
吠え方は『パワプロ2014』から変わっている。

瞬鋭(しゅんえい)高校編

5月23日16:00から配信。こちらもアプリ版と同様のストーリーとなっている。

パワプロくん
プレイヤーキャラクターで主人公。利き腕や名前、ポジションは自由に変更できる。
瞬鋭高校に入学し野球部に所属するも、競争が乏しいうえに目立った実績を残せなかったため、公式戦すら出場させてもらえない日々が続いた。
しかし巌巳コーチの就任で瞬鋭高校に完全実力主義が導入されると、当初は最低ランクの3軍になるものの、後日レギュラー獲得のチャンスが訪れることとなる。
クリア後、顔や生年月日、背ネームなどのプロフィールが設定できる。
矢部 明雄(やべ あきお)
主人公と同じ高校の野球部に所属するメガネの外野手。右投右打。
完全実力主義導入で3軍になるが、主人公の成績次第で彼も同様に昇格と降格になる。
詳しくはこちらを参照。
才賀 侑人(さいが ゆうと)
瞬鋭高校野球部の男性選手で、強打の三塁手。右投左打。得意練習は打撃練習。
中学時代、後の覇堂高校に入学した木場嵐士とチームメイトだった。その当時木場に打撃で負け、あえて木場と違う高校に入学したという過去がある。
真面目そうに見えるが、自己中心性な烏丸とは違った利己主義のタイプであり、自分が認めた人物を除き、他人との馴れ合いが苦手で、基本的には無口。パワフル高校編での練習試合対戦前は隣の主人公を差し置いて星井だけと会話していた。
瞬鋭高校編での序盤は目の輝きを失っており、主人公を相手にしない素振りを見せるが、主人公が努力する姿を見て、次第にチームメイトと口をきくようになり、内に秘めた思いを伝え、目の輝きを見せるようになる。
瞬鋭高校以外では最初から目の輝きがあり、冷静なのはそのままだが、それなりではあるが周囲に気を使っている。
青道高校編での自己紹介イベントは相棒の矢部が沢村に差し替わり、その時は「サイガー先輩みたいなサイレントクレバーになります!」と沢村が言うが、「無理だから」と主人公がツッコんでいる。
小学校を転校し才賀と知り合った星井スバルも木場に因縁があり、二人にとって木場に関する話はNGワードのようになっている。この時、暗黒スバルだと彼の発言に全く動じず問題なく会話している。
意外と桜ノ宮の寒いギャグに弱いようで、目の輝きが無くても心の中で笑っているほどで、練習で気持ちを昇華している。
烏丸 剛充(からすま たけみつ)
瞬鋭高校野球部の男性選手で、どっしりとした体格の投手。左投右打。得意練習はスタミナ練習。
大きく変化する2種類の縦と横のスライダーと豊富なスタミナが武器のサウスポー投手。
推薦入学や特待生で入部した「エリート組」キャプテンという肩書きを引っ提げ、態度がでかく自分達エリート組の投球や打撃練習には弱い選手を起用させるなど自己中心的で横柄な態度をとっていた。
瞬鋭高校編以外ではチームのキャプテンではなく、エリート組と雑草組の概念は無いものの、偉そうにチームを引っ張る我の強い性格の選手となっている。
当初は主人公らを特待生以外から入部した「雑草組」と見下し我が物顔を振りまいていたが、「完全実力主義」を導入した巌巳コーチの指示に反対し、初回の入れ替え試験で2軍メンバー入りになったのを快くいかず、才賀と小平を除き、セットしたイベキャラの選手達を引き連れ、部を去った。野球に対する思いは人一倍強く、退部後もノンプロのコーチの指導の下で地方球場にて野球を続けていたが、全実力主義導入後の元雑草組だった主人公の成長を目の当たりにし、考えを改め「呼び戻す」で打席勝負での勝利か、3月の2週目に引き連れた謀反チームの紅白戦と監督の説得により野球部に復帰。復帰後もエリート意識は高いままだが、徐々にチームメイトと打ち解けあっていった。
キャライベントでは「エリートだからな」という理由で学力はあるような素振りを見せる。図鑑解説のSR系列によると「成績も優秀」と載っている。
『2016』の「パワフェス」、『ヒーローズ』では瞬鋭高校のチームキャプテンを務めている。
当然のように主人公チームを格下と見下し、矢部から「チキン野郎」と呼ばれている。
大空美代子とのコンボイベントでは、控えめな顔をしながら力の強い美代子に対し「デカい顔をするな!」と釘を刺したが、その直後に彼女の本当の実力をその身に思い知らされる。そして烏丸は、突然腰が低くなり、口調もタメ口から敬語を使い「大空さん」から「ミヨちゃん」と呼ぶようになっていた。
「パワフェス」では終盤条件次第でこれまでに勝ったチームキャプテン達から矢部を袋叩きにし、レベルダウンする場面での烏丸は「エリートは、そんなヤバい食い方で目立ったりしないんだよ!」とバカにしている。
小平 陽向(こだいら ひなた)
瞬鋭高校野球部の男性選手で、小柄な二塁手。右投左打。得意練習はメンタル練習。
主人公の1年後輩。才賀、烏丸同様エリート組だがエリート組・雑草組にとらわれず、烏丸からもその曲者ぶりから相手にすることができないため、巌巳コーチの完全実力主義の導入前から主人公とよく雑談する仲である。
童顔で小兵ではあるが、走攻守そつなくこなし、女子に人気がある。小柄なのをかなり気にしており、そのことを言われると怒る。
コンボイベントや限定エピソードのランダムイベントでは主人公を盾にして、自分は知らないフリをするなど少々ひどい一面を見せる場面がある。
青道高校編では主人公の相棒が先輩の矢部ではなく小平と同級生の沢村になるため、自己紹介イベントでは矢部にあたる部分に降谷が、イベント「身体測定」では矢部にあたる部分に倉持が登場している。
夏の大会終了後に新キャプテンに就任する。
目立ちたがり屋で『2016』の「パワフェス」、『ヒーローズ』では瞬鋭高校の入場時にはしゃいでいた。コンボイベントでは三本松から悪気はないものの「中学生」と勘違いされてしまう。
春野 千優(はるの ちゆ)
瞬鋭高校野球部所属の女子マネージャー。彼女候補。茶髪で前髪を編み込みリボンで結んだ髪型をしている。通称「チユちゃん」。
アスレティックトレーナーを目指しており、ハリキリ上手でかなりの健康マニアである。
怪しい売り込み機材にも手を出すことがある。
SRとPSR版のみ『[ユニフォーム]春野 千優』があり、入手すると、春野のサクセス顔設定が開放されるほか、デッキにセットすると限定キャライベントで各高校のユニフォームを着用する。連動機能の『2016』、「2017年度データ」で連動すると顔設定が可能となるが、「2016年度データ」では設定不可。
『[ユニフォーム]春野 千優』はパワチャレの限定報酬で登場したが、後に限定ガチャで復刻した。それ以外の通常のガチャからは入手できない。
巌巳 浩平(いわみ こうへい)
瞬鋭高校を立て直すために招聘された男性の臨時コーチで、瞬鋭高校に完全実力主義を導入した張本人。
これまでの「エリート組」「雑草組」を廃止し、「入れ替え試験」の結果に応じて1軍・2軍・3軍に選手を振り分けるという改革を断行するなど、独自の理論に基づく指導を行い、名門復活に大きく貢献する。3年6月の最終入れ替え試験で1軍になれなければ、代打はおろかプロ入りならずでゲームオーバーではなく、育成選手で指名された形で強制的にサクセス終了となる。
2軍降格すると「やる気が無いなら、来なくて構わん!」「見込み違いだったな」とも厳しい言動を取ることもしばしばだが、甲子園初戦においてはチーム一丸となった様子を確認し内心で喜ぶ描写がある。
夏の大会終了後に自分の役目が終わったことを悟り、大会優勝敗北問わず瞬鋭高校を去る。
甲子園大会で優勝すると、部員たちの感謝の言葉を球場外から受け、涙を見せながらも「これからも、しっかりな!」と言い残し、笑顔で去って行くシーンを見ることができる。
あかつき大付属高校編で烏丸をデッキにセットすると、練習試合前に巌巳コーチが登場するように変更され、浮き足立ったチームに喝を入れるよう依頼する。
南野(みなみの)監督
瞬鋭高校野球部監督の男性。高校時代は甲子園出場を経験している。
指導は放任主義で、完全実力主義導入後の練習メニューは巌巳コーチ任せ。エリートの横暴も見て見ぬフリをしていたが、3月2週にそれまで離れていた元エリートとの直接対決終了後に「もう戻ってもいい頃合いだろう」と野球部に招き入れ、チームをまとめることに成功した。
外見はパワフル高校の大杉監督にそっくり。ただし、一人称は「オレ」になり、口調も異なっている(期間限定などの一部のイベントでは「ワシ」になる時がある)。
一緒に練習すると評価は下がるが低確率で「サボりぐせ」を治してもらえる。この時は「自分が言えたことでは無いがな」と放任主義ながらも窘められる。
選手に干渉しないため、大杉監督以上に無気力な印象だが、ランダムイベントでやる気になったのか指導してくれることがある。
呼び戻すコマンドを続けると、監督評価が効率よく上がるが、評価が低いと、代打、リリーフ起用に回ることがある。

覇堂(はどう)高校編

6月28日16:00から配信。こちらもアプリ版と同様のストーリー。

ストーリーの都合上、ライバルキャラとなる「星井 スバル」および「暗黒スバル」をイベントデッキにセットできないという制限がある。

旗マークは覇堂の「覇」の文字だが、『パワプロ2016』「パワフェス」での旗マークは、オレンジ色の半円マークとなっている。

パワプロくん
プレイヤーキャラクターで主人公。利き腕、名前は自由に変更可能。クリア後は顔や生年月日なども変更できる。
プロ野球選手になるため強豪・覇堂高校に入学し、野球部に入部。厳しい練習を乗り越えて、ようやく1軍の切符をつかむ。
しかし、その矢先に右のエースと言われた星井スバルが転校。その件により、一層厳しくなった練習の代償としてチームに故障者が続出し、秋の大会は地方大会準々決勝で敗退。
これが原因ですっかり覇気を失った木場の代わりに監督から突然キャプテン代理に任命され、チームメイトに再び気合いを入れて野球部を立て直し、夏の甲子園出場を目指す。
星井をデッキにセット出来ないのでこのエピソードのみ、星井とは幼馴染ではない。
クリア後、顔や生年月日、背ネームなどのプロフィールが設定できる。
矢部 明雄(やべ あきお)
主人公と同じ高校の野球部に所属するメガネの外野手。右投右打。
ランダムイベントでは覇堂高校の厳しい練習を耐え抜き、「共に甲子園へ目指そう」と気合を入れている。
詳しくは、こちらを参照。
木場 嵐士(きば あらし)
覇堂高校野球部に所属する男性選手で、逆立った茶髪をした投手。覇堂高校野球部キャプテンで木場静火の兄。左投左打。得意練習は球速練習。
『パワプロ2016』のオープニングムービーにも登場しており、「パワフェス」ではアプリ版およびサクスペ出身で唯一初期バージョンから対戦相手校のチームキャプテンで登場する。
投打に高い実力を持つ速球派のサウスポー投手。武器は手元で浮き上がる速球「爆速ストレート」。
野手としての実力もかなりのもので、同じく投手で野手特殊能力「パワーヒッター」を持つ猪狩守の野手能力よりも走力を除いて高く、チャンスの打席に非常に強い。
キャプテンとしてチームメイトに厳しい練習を課すも、チームメイトから頼りにされる熱血漢。しかしある日、同じ投手で右のエースとまで言われていた星井スバルが突然転校。「練習が厳しくて逃げた」と怒り心頭し、一気にヒートアップ。チームプレイを顧みず、勢い任せに練習を厳しくしすぎた結果、それが仇となり故障者が続出。秋の大会は地方大会準々決勝敗退に終わる。
その後自分のやり方に疑念を感じ、一度は覇気を失うも、自らの努力がチームメイトに刺激を与えていたことを知ると再び覇気を取り戻し、キャプテンとしてチームを引っ張るようになる。
直後に星井が弱小校のパワフル高校で野球を続けていると知り、星井を「負け犬」呼ばわりする。しかし、地方大会決勝で星井と再会したときに転校した真の理由を知り、星井と和解した。
妹の静火にはイタズラの被害に遭うものの、妹思いなところもある。しかし、突然嵐士がいなくなった際は静火には連絡も無しに山籠もりをしていた。
イベキャラの組み合わせによっては、木場との打席勝負を数回行うことが可能で、パワフル高校編は連続イベント継続合わせて4回、瞬鋭高校編では呼び戻すイベント合わせて3回、それ以外の高校での2回行うことが可能になる。
SR系列専用イベントを完走するとオリジナルストレート「爆速ストレート」または、もう一つのオリジナルストレートの「快速ストレート」のどちらかを一定確率で習得できる(ただし、どちらとも取得出来ないこともある)。
投球は同じでも球質の違う「快速ストレート」は木場が名づけ、エフェクトも爆速ストレートが濃いめの土煙を上げるのと異なり、薄めの土煙を上げる。
ちなみに快速ストレートを取得しても実況では「爆速ストレート」の音声のままになっていたが、アップデートでの音声は通常版と同様「ストレート」に統一された。
公式グラフィックでは、イベキャラのN、R系列版の30キロの大きめのダンベルを持ち上げている木場が使われており、『2016』の「パワフェス」での3回戦で覇堂高校選択後の会話シーンでは、トレーニング用のダンベルを持ち上げたまま、主人公に近づくなど、かなりの怪力であることが分かる。
この時矢部からも「あきれてモノが言えないでやんす。」と言わしめた。終盤では、条件次第でこれまでに勝ったチームキャプテン達から矢部を袋叩きにし、レベルダウンする場面での木場は「野球はチームプレイだろ!」と厳しく叱りつけた。
『ヒーローズ』ではイベント内容が「パワフェス」とは若干異なり、試合前の会話イベントではサクセス中の立絵が使われているため、ダンベルを持ち上げてはいないが、開始前からトレーニングをしている。入場時のモーションは、大きいダンベルを持ち上げたまま、気迫の表情で主人公に近づく。
水鳥 忍(みずどり しのぶ)
覇堂高校野球部に所属する男性部員で、チームの司令塔を担う捕手。右投右打。得意練習は守備練習。
常に冷静沈着で毅然とした態度をとる頭脳派捕手。厳しく無遠慮な発言をすることも多いが、それらはすべてチームや相手の事を第一に考えた上でのことであり、「フォア・ザ・チーム」を念頭にしている。
勝つためなら何でもするという考えを持っており、試合でも攻めのリードを展開し、SR系列イベントではささやき戦術も使う。
素直ではない性格なので、付き合いが悪いが、固定キャライベントの選択肢により強引に誘われて一緒にカラオケを歌うなど友達を大切に思う一面がある。しかし、バッテリーを組む木場とは性格が正反対であるがゆえにいがみ合いになることも。
アプリ版およびサクセススペシャルでは「ささやき戦術」を所持しているが、『2016』、『ヒーローズ』では外されている。
金原 いずる(かねはら いずる)
覇堂高校野球部に所属する男性部員で、俊足巧打の外野手。左投左打。得意練習は打撃練習。
一人称は「オレっち」で、笑うときや驚く時は「ちゃはは」または「ちゃはー」と声を出す。限定エピソードのランダムイベントによるとこの口癖はオヤジ譲りかららしい。
中学時代は勉強中心のガリ勉だったが、木場に誘われて野球を始め、根暗な性格から明るく前向きな性格へと変貌を遂げるとともに、野球の才能も開花。チームのリードオフマンに成長したという過去があり、木場には感謝の念がある。勉強生活時代を生かしてまとめた選手たちのレポートをそれぞれ書き込んでいる。
木場 静火(きば しずか)
覇堂高校野球部の女子マネージャーで主人公の1年後輩。木場嵐士の妹で主人公の彼女候補。兄の嵐士の事は「兄ちゃん」と呼んでいる。
主人公や兄などによくイタズラを仕掛ける甘えん坊な、おてんばなギャル。主人公のことをいつも気にかけており、よく抱きついてくる。
覇堂高校以外で静火のみをセットすると、嵐士はパワフル高校編では定期イベントと試合前の会話場面、瞬鋭高校編とあかつき大附属高校編では試合前の会話場面のみを除いて、静火のキャライベントのみでしか登場しなくなり、デートイベント4回目で早めに嵐士と決着をつけても、結局クリスマスと正月まで嵐士が同行するなど静火を心配している。
あかつき大附属高校編では甲子園決勝に覇堂高校が登場しており、同じく過保護気味で暴走しがちな兄を持つ澄香と仲良くなっていた。この時イベキャラで静火のみをセットしていると、甲子園決勝の試合前の会話イベント内容が変更され、あかつき高校が甲子園優勝後、敗戦しても潔い態度の嵐士のことを案じていた。
怒らせると嵐士以上に感情が荒らぶり、4回目のデートイベントでは後を付ける嵐士の身を引かせるため、選択肢で一打席勝負で決着をつけることになるのだが、勝負で嵐士に負けると靜火から嵐士には「無神経バカ」、主人公には「自分勝手男」と呼ばれ、そのまま振られてしまい、恋人として復縁できなくなる。この勝負は別の選択肢で回避することが可能。
SR、PSRのグラフィックでは嵐士が陰から覗いている。
『ヒーローズ』では探索で手に入る、古のアイテム交換所「レトロ研究所」の店員で登場しているが、評価を上げるとマネージャーになってくれる。
土門(どもん)監督
覇堂高校野球部監督の男性。やはり外見は大杉監督と南野監督にそっくりだが、一人称は「ワシ」となっている。
口数が少なく、部員を集合させた後に何か話す時に前置きなく本題に入るのが特徴。
野球の指導に関してはしっかりしており、ランダムイベントでフォームが崩れていることを促してくれる。
さぼりぐせを所持している時に監督のいる場所で練習すると「覇堂の一員であることを自覚しておきなさい」と叱られたり、またはランダムイベントで「注意散漫だ」と怒られると、監督評価は下がるが治してもらえる。
練習試合では敗北すると試合後、監督評価が下がってしまう。
星井 スバル(ほしい スバル)
右投左打の投手。覇堂高校野球部に所属し、副キャプテンを務めていたが、木場の実力に圧倒され、ストーリー序盤に転校していなくなる。
後に河原で主人公と再会し、キャッチボールを交わす。このとき、転校した本当の理由を主人公に語る。
その後はランダムイベントで3回にわたり、パワフル高校の木場とは逆に星井の方から打席勝負を仕掛けられたり、3回目の選択肢ではオリジナル変化球「スタードライブ」の由来を聞くことが出来る。
詳しくはこちらを参照のこと。
限定エピソードに登場する「暗黒スバル」についてはこちらも参照。
神高 龍(かみたか りゅう)
限定エピソードのみ登場。
パワフル高校の男性選手でエース投手。右投右打。イベキャラとしても実装されており、得意練習は変化球練習。
ある種、スバルを暗黒化させた引き金の張本人でもある。
エースで4番にふさわしい投手、野手能力を持っているが、性格上中盤と終盤寸前に弱くなる一面がある。
スバルに差し替わり、ランダムイベントで打席勝負ができ、3回目は勝負をせずに、少しだけスバルの行方を聞くことができる。
今回は限定キャラであり、特定のガチャ以外からは入手できない。
『2016』の「パワフェス」、『ヒーローズ』ではアンドロメダ学園に所属している。
『ヒーローズ』では初期メンバーに神高を仲間にして、予選ラウンドでスバルを仲間にした後、今後の試合の条件次第で便乗した矢部とともにスバルをバカにしてしまい、その悔しさからスバルはチームから離脱する展開になる。コンボイベントでは過去の事件からパピヨンの目の敵にされている。
真・神高 龍(しん・かみたか りゅう)
限定エピソードのみ登場。神高をデッキにセットすると登場する。
定期イベントに登場するパワフル高校のエースなのだが、神高と別のキャラクターに差し替わらずに、元いた神高龍本人にそっくりな別人。ということになっている。
上記の神高と同じく、彼もスバルを暗黒化させた張本人となる。
別人の神高いわく元の神高を「旧式」と呼び、自分は「最高に形成された『真・神高』」であると語るが、選手能力は元の神高と全く同じで、所持する特殊能力も同じ。
木場嵐士からは「神高二号」と呼ばれ、イベキャラの方の神高はニセモノが現れ喜んでいた。
彼もスバルに差し替わり、ランダムイベントで打席勝負ができる。この時イベント内容が変更され、名前を呼ぶと、神高ともう一人の神高が返事をしたりと少々ややこしい状況になる。

青道(せいどう)高校編

8月4日16:00より配信。アニメ化もされた人気野球漫画「ダイヤのA(エース)」とのコラボレーションシナリオ。原作から多数の選手が登場する。こちらもアプリ版と同様のストーリーである。

ストーリーの都合上、青道高校3年生(主人公の1年先輩にあたるキャラクター)、「MAJOR」のコラボキャラクター、女性キャラクターはイベントデッキにセットできないという制限がある。

なお、ダイヤのAに登場する人物の選手データ・サクセス顔データ、各選手オリジナル投球、打撃フォームが追加プロフィールで設定可能となっている。しかし、いずれも連動機能である『2016』、『チャンピオンシップ2017』で使用する事は出来ず、ダイヤのAフォームを持った選手を同期をすると、フォームが変更される。

帽子マークは通常イベントでは各高校編同様、半円であるが、試合での帽子マークが「S」に変更されている。

青道高校、薬師高校、稲城実業高校のイベキャラは、別の高校のエピソード(海堂学園高校編を除く)のデッキにセットしても、各高校のユニフォームを着用せず、それぞれの所属高校のユニフォームのまま登場する。また、「ダイヤのA」コラボキャラクターは全員が限定キャラクターであり特定のガチャおよびパワチャレ報酬、イベント報酬以外からは入手できない。

ダイヤのAコラボキャラは全員がボイス付きで、イベキャラ詳細画面で○ボタンを押すと各キャラクターの音声を聴くことができる。青道高校所属のPSR全イベキャラでは、青道高校おなじみの円陣の掛け声も聞くことができる(ただし掛け声音声は、本編の御幸と異なり、結城がキャプテンだった時代のものである)。

対戦相手校として登場する薬師高校の選手の詳細はこちらを、同じく対戦相手校として登場する稲城実業高校の選手の詳細はこちらを参照のこと。

パワプロくん
プレイヤーキャラクターで主人公。利き腕、名前は自由に変更可能。クリア後は顔や生年月日なども変更できる。
甲子園出場を目標に野球を続けていたが、「あなたならなれるわ、青道の中心選手に」という青道高校の女性スカウト・高島 礼(たかしま れい)の一言で名門、青道高校に入学し野球部に入部。長らく補欠だったが、青心寮での生活や交友、そして地道な練習の末に1軍に這い上がる。
物語の中で、監督の辞任騒ぎや部員同士の対立など様々な出来事に直面するが、寮生活で培った絆と猛練習で得た自信を力に、悲願の甲子園出場を目指す。
限定エピソードでは、投手では降谷、野手では御幸のライバルとして立ちはだかってほしいと落合コーチの頼みにより特別指導を受けるが、この行為からチームメイトに「片岡監督を見捨てる裏切り者」と思われるようになる。しかし、終盤に主人公の野球への熱い思いに触れ、チームメイト達と和解する。
沢村 栄純(さわむら えいじゅん)
声:逢坂良太
青道高校野球部所属の男性選手で、タイヤ引きをしている姿が印象的な投手。左投左打。得意練習はスタミナ練習。主人公の1年後輩で、主人公とは寮の部屋が同室。赤城(あかぎ)中学出身。
主人公の相棒役は、各高校で登場する矢部と差し変わり、沢村が務める。そのため、一部のキャライベントで間に登場していた矢部から、沢村、降谷、またはモブ選手になり、後輩イベキャラは主人公の同学年の倉持か御幸またはモブ選手のなどの青道高校所属のメンバーに差し変わっている。
最高球速120km/h後半ながら、足を高く上げたあと、柔軟な関節を目いっぱい活かした球の出所が非常に見えづらい独特の投球フォームからクセのあるムービング・ファーストボール[7]とチェンジアップ、カットボールを投げ分け、打者を幻惑させる軟投派左腕。将来を嘱望されており、「ダイヤの原石」とも言われている。野手ではバントが異様に得意。
球速が遅いのは中学時代の独学術であるためであったが、原作では後に球速が135km/hに躍進している。
イベントでは相撲観戦と釣りを趣味にしている。また、一部のイベキャラに対し、異名を付けて呼ぶことがある。
過去の大会の決勝戦で、自身の降板の原因ともなる致命的な死球を与えたことがトラウマとなり、持ち味となるインコースを突く投球ができないイップスに悩まされている。それが原因でその後の秋季大会四回戦でも投球がインコースに投げられず、甘いコースの球を狙い打たれ、あっさりと青道は敗戦する。
その悔しさをバネに努力を惜しまず練習を続け、主人公とともに急成長を遂げた。
一打席勝負を挑まれる場面が2度あり、青心寮コマンドで特定のエリアでのイベントで、投手育成中でもバッターとして打席勝負を行い、勝利するとイップスを克服し、試合に出られるようになり、SR系列イベントでは野手育成でムービングファストの完成度を試す最後のイベントで一打席勝負を挑まれる。
イップスが未解決でも「アウトコースに入れればいい」と控え選手になるも、気合を入れている。
甲子園2回戦では不安にかられる主人公に、沢村祖父直伝の強烈ビンタで気合を注入した。
御幸 一也(みゆき かずや)
声:櫻井孝宏
青道高校野球部所属の男性選手で、チームのキャプテンを務める捕手。主人公とは同学年。右投左打。得意練習は守備練習。
勝負強い打撃を見せる一方、捕手としても正確なスローイングと強肩、高い捕球力を持ち合わせている。その実力を買われ、1年からレギュラーを張っている。青心寮コマンドで特定のイベントに取り組むとキャッチャー能力が上がる。
なかなかの頭脳派でもあり、自分が練習に遅刻したときには、一緒に遅刻した主人公を囮にして自分だけ助かろうとする、ちょっとしたずる賢さも見せる(結局どの選択を選んでも監督に見つかってしまうが)。
相手を見透かす所もあり、苦手意識を持ちやすいタイプで、クラスでは野球部以外のこれといった友達が少ない。
時にはチームメイトに厳しい言葉をかけて突き放すが、キャプテンとして選手個人個人に自分の置かれた状況を見極めさせようという意図でしており、誰よりもチームのことを一番に考えている。
普段も試合中もゴーグルを着用しており、それがトレードマークになっている。
降谷 暁(ふるや さとる)
声: 島﨑信長
青道高校野球部所属の男性選手で、威力のあるストレートを投げ込む剛腕投手。主人公の1年後輩。右投右打。得意練習は球速練習。
150km/h前後の力強い速球で打者を抑え込む投球を見せる一方、制球力に課題があり、不安定な面もある。また北海道出身であり夏の暑さには弱く、本人も課題はスタミナロール(スタミナ+コントロール)であることを自覚している。青心寮コマンドで特定のイベントに取り組むとプロテインやタイヤ引き練習を行い、スタミナが上がる。
口数が少なく時に天然っぷりを見せるが、負けず嫌いな性格で、選手たちの中で青い炎をよく出している。
自分と同じ学年で、かつエース投手の座を奪い合う立場にある沢村のことを特にライバル視している。
青道メンバーの下級生メンバーの中で唯一笑顔を見せず、イベントおよび試合や選手設定の降谷での表情確認では笑顔を出さない。
SR系列では投手、野手。R系列イベントでは投手育成のみ、一打席勝負を挑まれる。
小湊 春市(こみなと はるいち)
声:花江夏樹
青道高校野球部所属の男性選手で、勝負強い打撃が光る二塁手。主人公の1年後輩で小湊亮介の弟。右投右打。得意練習は打撃練習。
名前は兄も在学していたため「小湊春」で登録されている。バットは兄同様木製を使用している。
シュアなバッティングが持ち味で、ここ一番での勝負強さを持っている。特に「代打、オレ!」と豪語するなど代打にめっぽう強い。
青心寮コマンドで特定のイベントに取り組むと、倉持とともに守備力が大幅アップする。
前髪で眉や目がほとんど見えないので表情を読み取りにくいが、本人は恥ずかしがり屋な性格で、照れたり笑ったりすると頬を赤らめる。
倉持 洋一(くらもち よういち)
声:浅沼晋太郎
青道高校野球部所属の男性選手で走攻守の要となる遊撃手。主人公とは同学年。右投両打[8]。得意練習は走塁練習。
チーム一とも言われる俊足と広い守備範囲を持つ。また打撃も上手いので、チームのリードオフマンを務めている。
趣味はゲーム。青心寮で主人公と対戦するイベントも用意されている。「ヒャハハハ」の笑い声が特徴。
川上 憲史(かわかみ のりふみ)
声:下野紘
青道高校野球部所属の男性選手で、高い制球力を誇る投手。主人公とは同学年。通称「ノリ」。右投右打。得意練習はコントロール練習。
速球は最速130km/h台ながら、低めにコントロールされた変化球で打者を打ち取る技巧派の右サイドハンド投手。主にリリーフとして登板するが、終盤寸前には弱い。
ぶっきらぼうで荒っぽい同級生メンバーの中では唯一気さくな人物であり、趣味は音楽を聴くことである。
変化球は主にスライダーとシンカーを投げるが、シンカーに至っては過去に1イニングで3度も死球を当てたことがあり、投げるのを避けていた。
SR系列イベントでは過去に臆さず、ピッチングの幅を広げるため再びシンカーの投球練習を解禁するようになる。
前園 健太(まえぞの けんた)
青道高校野球部所属の男性選手で、豪快なスイングを見せる一塁手。通称「ゾノ」。主人公とは同学年。右投右打。
セリフはあるもののイベキャラは実装されていない。
主人公と同様、努力の末に1軍に這い上がった苦労人。原作では大阪府出身という設定のため、セリフは関西弁である。
ストーリーの中で御幸とキャプテンとしてのあり方について口論となる。完全に和解できたと言えないものの、徐々に御幸のことを認めるようになっていく。
片岡 鉄心(かたおか てっしん)
太い眉にサングラス、無精ヒゲが特徴的な青道高校野球部監督の男性。青道高校野球部OBでもある。
母校への恩返しのためプロ入りを断り、大学卒業後、青道高校野球部の指導者になったという経歴を持つ。
監督として選手1人1人を厳しくも温かい目で見守っていたが、ここ数年青道高校は甲子園出場から遠ざかっており、その責任をとる形で次の夏の大会を最後に辞任することを決意。自身の進退を懸けて臨む1年となる。
甲子園大会に出場するとエピローグで青道高校の監督として続投することが明らかとなる。しかし、地方大会で敗れると監督を退いてしまう。
試合ではこのエピソードのみ両チームの監督の顔設定がツリ目の選手に固定されている。
落合 博光(おちあい ひろみつ)
秋に就任した青道高校の専属コーチの男性。就任した時期が時期なだけに、次期監督と噂される人物。
論理主義で興味の無い選手には相手をしないかなりの変わり者で、イベントで「基本的にドMだな」と呟いたり、スマホでリアルタイム投稿してやる気下げたりするが、評価が高くなると、練習で指導してくれることもある。
地方大会で敗北すると片岡監督に代わり青道高校の監督になるが、甲子園大会に出場すると自らコーチを辞め、片岡監督の辞任が取り下げられる。
吉川 春乃(よしかわ はるの)
青道高校野球部所属の女子マネージャー。主人公の1年後輩。
マネージャーの仕事には慣れていない様子で、おにぎりの塩加減を間違えたり、甲子園への出発ではバナナを選手たちに渡そうとするが、一本踏みつけてしまい滑って転ぶなど、ドジが多い。
滝川・クリス・優(たきがわ・クリス・ゆう)
青道高校野球部に所属していた男性マネージャー。通称「クリス」。主人公の1年先輩。
夏の大会を最後に引退し、3月に卒業していなくなる。
関東No.1捕手と言われながらも2年生の時、夏の大会直前に右肩に重傷を負い野球ができなくなったため、以後はチームスタッフとして記録員やマネージャーの仕事に徹していた。
また、沢村の指導役を務めていたため、沢村のことをいつも気にかけており、主人公に指導役を頼んでいる。
アプリ版ではアニメDVDの特典として、クリスがイベキャラ(男性マネージャー)として配信されているが、サクスペでは未実装。
結城 哲也(ゆうき てつや)
声:細谷佳正
青道高校野球部に所属していた男性選手で、青道高校野球部前キャプテンの一塁手。主人公の1年先輩。右投右打。
青道高校以外では主人公と同級生となり、海堂学園高校編を除いてイベキャラでセット出来る。得意練習は打撃練習。
夏の大会を最後に引退し、3月に卒業していなくなる。
チーム内でも突出した打撃力と勝負強さを誇り、キャプテンでありながら4番打者も務め、チームの中心選手として活躍するも、地方大会決勝で稲城実業に敗れ敗退。キャプテンの座を御幸に託し引退した。
趣味で将棋を指すが、あまり強くなく、棋力は主人公や御幸にも劣る。
仲間意識が強く、瞬鋭高校の「呼び戻す」イベントでは、結城自身も「エリート組を説得する」という形で野球部を離れていた。
イベキャラでの固定イベントによると、入部当初の自己紹介で「複数のポジションを守れる」と大口を叩いていたが、実際の練習ではどの守備も全く守れず下手で、皆に笑われる始末だった。その後積み重ねた練習により現在は強い選手に成長している。
なお、このセリフは原作では結城ではなく彼の弟、将司(まさし)が青道野球部に入る際「可能性を狭めたくない」という理由で「複数のポジションを守れる」と宣言していた。
増子 透(ますこ とおる)
声:羽多野渉
青道高校野球部に所属していた男性選手で、超重量級バッターの三塁手。主人公の1年先輩。右投右打。
青道高校以外では主人公と同級生となり、海堂学園高校編を除いてイベキャラでセット出来る。得意練習は筋力練習。
夏の大会を最後に引退し、3月に卒業していなくなる。
何かあると「ウガーーーッ!」という独特な雄叫びをあげる。なぜか一部の選手には言葉が通じる。
瞬鋭高校編での『呼び戻す』イベントでは「ウガ!」の一言だけで戻ってくれる。その直後にコツを教える時は普通に喋る。
主人公を「ちゃん」付けで呼んでいる。プリンが好物。バリカンの設定のアタッチメントを付け忘れが原因で、髪が丸坊主になったことがある。
守備はエラーが多かったが、現在は難なくこなせている。
また、試合で活躍するとガッツポーズを見せる。彼が見せるガッツポーズはMGP(「増子・ガッツ・ポーズ」の略)と呼ばれている。
丹波 光一郎(たんば こういちろう)
声:森田成一
青道高校野球部に所属していた男性選手で、エースを務めていた投手。主人公の1年先輩。右投右打。
青道高校以外では主人公と同級生となり、海堂学園高校編を除いてイベキャラでセット出来る。得意練習は変化球練習。
夏の大会を最後に引退し、3月に卒業していなくなる。
キレのある変化球を投げる右腕。特に縦に変化する大きなカーブが最大の武器であるが、失投も多い。
原作では、練習試合で死球を受け、顎の骨にヒビが入るケガをしたことにより、試合の最後まで投げ切れなかった「けじめ」として頭をスキンヘッドにしている。
「青心寮」イベントでは、投球練習をしている丹波を見て選択肢で「引退後の方が調子がいい?」と尋ねると、その言葉を制止し、猛烈に悔しがっている。
イベキャラではN系列専用イベントを除いて、丹波の弱点を克服するイベントが多く、固定イベントではランナーを背負って投球練習をする場面が見られ、R系列では見せ球のストレートが真ん中へ入る失投。SR系列イベントではケガの復帰を急ぐのを防ぐイベントがある。
小湊 亮介(こみなと りょうすけ)
声:岡本信彦
青道高校野球部に所属していた男性選手で、堅い守備が売りの二塁手。主人公の1年先輩で、小湊春市の兄。右投左打。
青道高校以外では主人公と同級生となり、海堂学園高校編を除いてイベキャラでセット出来る。得意練習は守備練習。
夏の大会を最後に引退し、3月に卒業していなくなる。
登録名は「小湊亮」となっている。
高い守備力を誇る内野の要。特に倉持との二遊間は鉄壁の守備であった。
恥ずかしがり屋の弟・春市とは違い、いつも笑顔を見せているが、その笑顔で容赦ない発言をすることがあり、春市も兄譲りの毒舌を交わすことがある。
青心寮では短所を指摘してくれる場面がある。
イベントではR指定のホラー映画を観ていたり、SR系列イベントでは、弟の春市が自分を超えることを恐れていたことが判明する。
伊佐敷 純(いさしき じゅん)
声:小野友樹
青道高校野球部に所属していた男性選手で、チームのムードメーカー的存在の外野手。主人公の1年先輩。右投右打。
青道高校以外では主人公と同級生となり、海堂学園高校編を除いてイベキャラでセット出来る。得意練習は肩力練習。
夏の大会を最後に引退し、3月に卒業していなくなる。
強肩強打の外野手。初球に強く、ボール球もヒットにしてみせる力と技術を持つ打者。守備でも外野から速く正確な送球を見せる。
何かと下級生をマッサージ係や使いっ走りにコキ使っているが、気合を入れたりするなどやさしい場面や、姉の影響で少女漫画を読んでいる意外な一面もある。
SR系列イベントでは、元々は投手であったが制球力に欠け、外野手に転向したことが明かされる。
その他
セリフはないものの原作からは
  • 金丸 信二(かねまる しんじ、右投右打、三塁手、主人公の1年後輩)
  • 樋笠 昭二(ひがさ しょうじ、右投右打、三塁手、主人公と同学年)
  • 麻生 尊(あそう たける、右投右打、外野手、主人公と同学年)
  • 白州 健二郎(しらす けんじろう、右投左打、外野手、主人公と同学年)
  • 東条 秀明(とうじょう ひであき、右投右打、外野手、主人公の1年後輩)
が青道高校の選手として登場しており、固有の顔データおよび打撃フォームも設定されている。
また、御幸と前園が口論の発端となった人物の渡辺 久志(わたなべ ひさし)、野球部OBの東 清国(あずま きよくに、卒業してプロ二軍入り)と宮内 啓介(みやうち けいすけ、右投右打、捕手、主人公の1年先輩だが未登場)が名前のみ登場している。

太平楽(たいへいらく)高校編

9月20日16:00に配信されたシナリオ。こちらもストーリー自体はアプリ版と同じ。

このシナリオでは「監督派」と「反監督派」を選ぶ定期イベントがある。派閥を1度選択したら二度と切り替えられないというわけではなく、イベントは全部で3回発生し、それぞれ監督派か反監督派のどちらかを選択できる。「監督派→反監督派→監督派」のように派閥をコロコロ変えても諸井や浦賀から悪い扱いはされないが、派閥を変えたときに一定確率で「気分屋」の青赤得能が付いてしまうことがある。

また、主人公だけでなく他の選手も派閥を行ったり来たりする。主人公と異なる派閥に所属している選手と青い「!」マークが出ているときに一緒に練習すれば、主人公のいる派閥に移動してくれるが、逆にランダムイベントで主人公のいる派閥に所属していた選手が派閥を移動してしまうこともある。ただし太平楽高校固有メンバー(天城・浦賀・諸井)は派閥を移動しないので、どちらかの派閥が0人になることはない。

パワプロくん
プレイヤーキャラクターで主人公。利き腕、名前は自由に変更可能。クリア後は顔や生年月日なども変更できる。
明るく楽しい学校生活を送ることがモットーという太平楽高校の野球部の一員として楽しく野球を続けてきたが、鬼河原監督が就任すると練習が厳しくなり、鬼河原監督の課す厳しい基礎練習をこなすうちに忘れかけていた甲子園への夢が芽生える。
しかし、鬼河原監督の厳しい練習に反抗する部員もあらわれ、ついには野球部が監督の指示に従う勢力「監督派」と監督の指示に従わない勢力「反監督派」に二分される事態に。
思わぬ形で監督に服従するか反抗するかの選択を迫られることになるが、葛藤を抱えながらも自分なりの考えをもって、目標の甲子園出場へ向けて練習していくこととなる。
矢部 明雄(やべ あきお)
主人公と同じ高校の野球部に所属するメガネの外野手。右投右打。
太平楽の定期やランダムイベントでは空気を読まない発言が多くなっている。
詳しくはこちらを参照。
天城 隼(あまぎ しゅん)
太平楽高校野球部に所属する男性選手でチームのエース投手。左投左打。得意練習はメンタル練習。
150km/h近い力のある速球とキレのある変化球で相手打者を抑える投球が武器の本格派左腕投手。要所要所でピンチを切り抜けるのが非常にうまく、打者としても能力が高い。その素質から「天才」と称されるが、本人としてはあくまで早熟タイプなので、天才と呼ばれるのは快く思っていない。角ばった目が特徴。
野球に対してはものすごく生真面目な性格だが、普段の野球の練習は長く続けず別の練習を初め、野球以外の物事には案外飽きっぽい。
部室に本を何冊か持ち込んでいるが、ジャンルはバラバラで飽きっぽい性格ゆえ速読ならぬ乱読をしている。
野球部が「監督派」と「反監督派」に分裂すると、「監督の指導は必ずしも間違っているわけではない」という理由から監督派についた。
浦賀 有也(うらが ゆうや)
太平楽高校野球部所属の男性選手で、走攻守をそつなくこなす二塁手。右投右打。得意練習は守備練習。
チームメイトにはいつも明るい笑顔を見せているが、鬼河原監督の就任当初から監督の厳しい練習に反感を抱いており、以前のように「明るく楽しく野球がしたい」という思いから、裏では密かに鬼河原監督解任を企てようと作戦を練っている。
秋の大会1回戦でも自ら監督のサインを無視し、強攻策に出て結局ライナーゲッツーになったのが致命的となり敗戦。責任を自分から取ろうとするが、選手全体の連帯責任という形にされたことも快く思わず、その後も監督に歯向かう態度を取り続け、野球部が「監督派」と「反監督派」に分裂するきっかけを作り、「反監督派」につく。
中盤、監督派の諸井とバッティング勝負をし、敗北してしまうものの反対派を貫いた。
4月1週に「鬼河原監督が過去に選手を潰した」という趣旨の記事が学校新聞に掲載され野球部で騒ぎになったが、後に反監督派でのエピローグで、自身が新聞部にかけあってこのような記事を掲載させたということを主人公に明かした。
結局夏の大会直前になって鬼河原監督が解任されたが、鬼河原監督に対する反抗心こそが自分自身の実力を高めていたこと、そして鬼河原監督の課す厳しい練習こそがチームの士気を高めていたことに気づかされ、甲子園では解任された鬼河原監督の代わりに緊張する矢部を馬鹿にするなど、憎まれ役を自ら買って出る一面も垣間見える。
キャライベントでは同じく陰険な性格の蛇島程ではないが、嫌悪ある一面が強くなり、本音をモノローグつぶやくことがある。
将来は大学を出て政治家になることを目指しており、腹に一物を持つものの普段は釈然とした態度で済ませているため、定期やキャライベントで主人公達との人間関係にいざこざは起こらない。
イベキャラ図鑑でのグラフィックはN、R系列では明るく二塁を守っているのに対し、SR系列は嫌悪な表情でグローブに隠し球を持っている。
『2016』の「パワフェス」、『ヒーローズ』では、太平楽高校のチームキャプテンを務めており、派閥で分断されていたチームを根回しよくまとめている。
政治家を目指す浦賀に付いて甘い汁を吸おうとする矢部を「『事大主義』の権化(ごんげ)」だと評し、直後に「扱いやすい相手」だと嫌味のある顔をする。
「パワフェス」での対戦チーム選択画面では普通の顔をしており、会話中に嫌味な顔に変化するが、『ヒーローズ』の対戦チーム選択画面では最初から嫌味な顔をしている。こちらでは豹変時でも隠し玉を持っていない。
コンボイベントでは自分のクリーンなイメージを保つべく、対談インタビュー中にカマをかけようとした蛇島に「妙なことされちゃ困る」と、先輩だろうと容赦なく釘を刺した。
パワフェスでは終盤条件次第でこれまでに勝ったチームキャプテン達から矢部を袋叩きにし、レベルダウンする場面での浦賀は「許すわけにはいかないね。」と自分よりも目立った矢部の裏事情に、怒りを露わにしていた。
サクスペ専用の特殊能力は『2016』では外されているが、『ヒーローズ』では天城と同様「調子極端」を所持している。
諸井 清和(もろい きよかず)
太平楽高校野球部所属の男性選手で、俊足巧打に長けた垂れ目の外野手。右投右打。得意練習は打撃練習。
野球部員にしては体が弱く、赤得能の「ケガしにくさ×(『パワプロ2016』では「ケガしにくさG」)」を所持しており、健康サプリメントが手放せない。自ら部員のためにジュースを買いに行くなど、普段は使いっ走りに成り下がっている。
しかし、試合ではここ一番という場面で見せてくれる勝負強い打撃、そして好走塁が光る。内野守備もサブポジで一塁、二塁が守れる。
お人好しな性格で、体の弱い自分だけ練習をある程度配慮してくれた鬼河原監督にも信頼を寄せており、野球部が監督派と反監督派に分裂すると、監督派についた。
常にニコニコしているが、めったに出さない真剣な顔をすると顔の筋肉が強張ってしまい、顔を痛めてしまう。
前向きだが気が弱く、その下手(したて)な態度からコンボイベキャラの有村佐治から「社会では通用しないぞ」と注意を受ける。
『2016』の「パワフェス」、『ヒーローズ』では実況の熱盛から「持ち前の努力とアイディア」がある創意工夫のユーティリティ選手と紹介されている。
鴨川 しぐれ(かもがわ しぐれ)
太平楽高校野球部所属の女子マネージャー。主人公の彼女候補。髪は黒髪ロングヘアーの姫カット
柔らかく流暢な京都弁を使い、選手には優しく話しかけるが、自分の意見はしっかりと言うタイプ。野球部が分裂するさいにも、鬼河原の同意をもらい、自ら「反監督派」につき、「反監督派」についた選手の雑用係兼、主人公に呼ばれたのをきっかけに反監督派の監督になると申し出た。マネージャーとしてはしっかりしており、彼女にしていると日直イベントのデメリットを回避できる。
料理は余計な味付けが無ければ、うまいようでランダムイベントで京漬物入りのおにぎりを主人公にふるまってくれることがある。たまに付け味のつもりでニッキを入れてくることもある。デートイベントでは洋食も作れるらしいが、余計な物を入れられると困ると思われ、主人公に断られた。
本来の京都弁を使うのは怒っている意味合いのようで、矢部があまり使わない「どすえ」を言葉に交じえることを鴨川に頼むが、強い京都弁で怒らせてしまう。しかしそれとは逆に矢部が悦に入ってしまっている。
絵描きのセンスはいわゆる「皮肉を込めた意味の方の『画伯』」ではあるが、将来は美術の先生になるべく、教育大学に進学することを目指している。
評価アップの名前は「鴨川さん」だが、彼女になると「しぐれちゃん」になる。
デートイベントは2回目、選択肢で二人の仲を周りに見せつけようとすると、破局するので注意。
アップデートで告白イベントの内容が変更され、最初の3つの選択肢で、イベント終了になる選択が彼女成立になり、もう一つのイベント継続の選択では一定確率で赤得能を得ることは無くなり、成功する展開に固定された。
鬼河原(おにがわら)監督
2年夏から就任した太平楽高校野球部の監督の男性。本名は「鬼河原 一斗(おにがわら かずと)」。
見るからに怖い風貌をしている。そしてその見た目通りに、選手たちに半ば理不尽ともいえる厳しい練習を課してくる。
就任後と監督派での期間は『パワプロ2013』サクセスで配信された「ワールド高校」のBGMが流れる。
以前指導していた学校では明るくのびのびと野球をさせていたが、その練習に満足できない部員が無理な練習をしてケガをし、選手生命を絶たれたという事件があり、その反省から選手ひとりひとりを厳しく管理する指導法をとるようになった。
その結果、浦賀をはじめ、厳しい練習メニューに反抗する者が現れたため、11月から「監督派」と「反監督派」という2つの派閥に野球部を分けたが、「反監督派」の指導をおざなりにしていたことが問題視され、3年夏の大会直前に突然解任されてしまう。
しかし、実際は反監督派も含めて選手一人ひとりをしっかりと見ており、弱かった太平楽高校野球部を一躍甲子園に出場させるほどの実力にまで押し上げるとともに、解任の際には夏の大会に向けて役に立つデータをパソコンに残していってくれた。
甲子園に優勝しても、監督とは連絡が取れず高校に戻らないままだが、監督派エピローグでは、その後少年草野球で指導を行っている。
サボリぐせを所持していると派閥に問わず評価は下がるが治してもらえる。
覇堂高校編限定エピソードでは、天城をデッキにセットすると、練習試合で鬼河原監督が登場するよう変更される。
後任監督
鬼河原監督が解任後、野球部の監督になった白衣の先生。モブであるため名前は不明。
従来の太平楽のモットーのように「明るく楽しく」に戻り、オーダーも鬼河原監督の残したデータで基づいている。
試合での監督の顔設定は毎試合ランダムで変わっている。

SG(セキュリティーガード)高校編

11月8日16:00に配信されたシナリオ。こちらもストーリー自体はアプリ版と同じ。

サクセス中、「ミッション」コマンドという、罠を避け敵を倒しながらゴールまで進むという趣旨のミニゲームに挑戦することがある。ミニゲームでは、各キャラクターに「ガード(黄緑色の盾マーク)」・「バウンサー(青色の拳マーク)」・「レンジャー(紫色の長靴マーク)」・「スナイパー(橙色の的マーク)」の4つの役割が割り当てられており、この役割分担はミニゲームをクリアする上で重要なカギを握る。

ミニゲームでは敵は画面「左から右」に流れ、各キャラクターは○ボタンを押しながら方向キーの「上下」で動かし、方向キーの「左」で攻撃することができる[9]。1回攻撃すると次に攻撃できるようになるまで若干の時間を要する。キャラクターが重なると前衛のキャラしか移動できないので、攻撃移動をして、戻る事前に位置替えをするなど素早い操作が要求される。

成功すると、報酬は主に選手能力や役割レベル、定期イベントで開催される「護衛大会」などでは監督評価が上がる。失敗してしまうとやる気が下がったり、能力ポイントが下がることがある。

限定エピソードの「野球書シリーズ」ミッションでは成功すると能力値が得られるが、失敗すると赤得能を得てしまう。

ミニゲームのクリア判定が、PS4版ではゴールの線が防衛ライン線の中に入ることでクリアとなっていたが、当初のPS3版とVita版ではゴール線が防衛ラインを少し越してからクリア判定にならなかった。アップデートでいずれもPS4版と同様のクリア判定に修正されている。

パワプロくん
プレイヤーキャラクターで主人公。利き腕、名前は自由に変更可能。クリア後は顔や生年月日なども変更できる。
ミニゲームでの役割はプレイ開始時に自動でガードになるが、普段の練習やミッションとの兼ね合いで高いレベル優先で役割が変化する。
要チェックミッションの訓練「この一矢に定むべしと思え」では理事長の格言を受けることにより、役割を変更し、レベルを一つに絞ることが出来る。
プロ野球選手を目指すべく、SG高校野球部の一員として、様々な護衛ミッションをこなしながら野球の練習にも力を入れてきた。さまざまな護衛任務や武闘大会に一生懸命取り組んだ成果を自信に、甲子園出場、そしてプロ入りを目指す。
最高レベルの「果たし状」ミッションでは主人公の高い実力を知る、謎の勧誘員から「ギヤマン流空手道場」なるものに誘われることがある。
イベントキャラではないがユニット編成で見られるイベキャラのアイコンでは腕組みポーズをしている。
矢部 明雄(やべ あきお)
主人公と同じ高校の野球部に所属するメガネの外野手。右投右打。ミニゲームでの役割はレンジャー。
他のSG高校のメインキャラ同様にイベキャラをセットすると高いレアリティであるほど、初期レベルが変化する。
無人島でのサバイバル合宿では、ほかのSG高校のメンバー同様、評価が高めだとランダムイベントで能力ポイントが下がるのを回避してくれる。
限定エピソードでは「SG高校髄一の知性派」を自称している。
詳しくはこちらを参照。
桜ノ宮 総司(さくらのみや そうし)
SG高校野球部所属の男性選手で、チームの司令塔を務める捕手。サブポジで外野も守れる。右投右打。得意練習は肩力練習で、ミニゲームでの役割はバウンサー。
打撃に秀でており、試合では高い打撃能力に加え、バントで得点圏にランナーをつなぐことがある。
反面、キャッチャーでありながらキャッチングがあまり得意ではなく、守備ではパスボールや後ろに飛ぶファウルフライをキャッチ出来ないことや、外野守備では打球を後逸する場面がまれにあり、『2016』「パワフェス」および『ヒーローズ』ではレベルシステムにより、レベルが低いと捕球エラーが顕著になっている。
緻密なデータを基に、チームメイトに指示を与える司令塔の役割を担い、護衛任務で鍛えてきた統率力と鉄壁の守備に自信を持つも、秋の大会、ライバルの大筒高校戦でその鉄壁の守備が一瞬の隙をつかれ崩される形で敗退。
さらに、10月から自分勝手な性格の森河やマイペースな性格の伊貫が野球部に加入したことで指示が行き渡らず、部全体の調和が乱れチームの守備力が落ちたことで困惑する。しかし、主人公に相手を従わせるばかりが統率ではなく選手一人一人に合わせることも大切だと言われると考えを変え、選手とフランクに接するよう努めるようになる。
仕切り上手で本人もそれが癖になり、限定エピソードでは「まるでお母さんみたいだな」と主人公から評されている。
時おり下らないダジャレで周囲を凍らせてくることがある(上記の「フランク」を『フランクフルト』と言うなど)。
本人は「リラックスのつもり」ではあるが、そこが欠点だと主人公から本当のことを言われるとショックを受け、チームメイトにフォローされるほど落ち込む。
瞬鋭高校の「呼び戻す」イベントでコツを教えてもらう際も「コツラでコツを教えてあげよう」とダジャレを言い、冷たい空気を流している。
親が警察官僚であり、卒業後の将来はプロにはならず、官僚になるべく勉学に励むようになる。そのためか、青道高校編では自己紹介イベントで沢村から「スーパーポリス先輩」と異名で呼ばれている。
『2016』の「パワフェス」、『ヒーローズ』では、チームキャプテンを務めており、何度も寒いダジャレをかましている。
また、小田切とのコンボイベントでは、小田切が桜ノ宮のモノマネで周囲にウケていた所、桜ノ宮本人が現れ「モノマネ」の単語でこじつけ感のあるダジャレを放ち、盛り上がっていた周囲を瞬時に凍りつかせた。
伊貫 大和(いぬき やまと)
SG高校野球部に2年10月から助っ人として加入した男性選手。のちにチームのエース投手となる。右投右打。得意練習はコントロール練習で、ミニゲームでの役割はスナイパー。
かなりマイペースな性格で感情はあまり表に出さず、常にぼーっとした表情をしている。しかし投手としては実力が高く、針の穴を通すような高い制球力とスライダー・チェンジアップ・シンカーと多彩な変化球を操る技巧派右腕として活躍する。
一部のミッションイベントや、限定エピソードのランダムイベントで、さりげなくではあるが核心を突いた発言をする場面がある。
筋金入りのガンマニアでもあり、銃の知識を学ぶためアメリカに留学にも行ったが、理事長に無理矢理呼び戻されSG高校野球部に加入したという。
なお、SG高校以外のシナリオでは最初から野球部に入部している。
実家は「伊貫ボーハン」という防犯会社を経営しており、防弾ベストを派手に塗装するなど、目立ちたがり屋な面がある。
『2016』の「パワフェス」、『ヒーローズ』のコンボイベントでは、『2011』に登場した鬼力と終始無言で意思疎通し合い、それを見ていた矢部から「放送事故レベルの沈黙」と評されていた。
森河 岳(もりかわ がく)
SG高校野球部に2年10月から助っ人として加入した男性選手。あだ名は「ガッキー」。のちに走攻守そつなくこなす遊撃手としてチームを引っ張る存在となる。右投左打。得意練習は走塁練習で、ミニゲームでの役割はレンジャー。
レンジャー訓練の成果からか身体能力が高く、どんなスポーツでも臨機応変に対応できる卓越した運動センスを持つ。そのため、助っ人としてSG高校の各運動部を渡り歩いてきた経緯があり、野球部にも学費免除と引き換えに助っ人として入部したという。
基本的には少年のように明るい性格だが、訓練での潜伏行動時は微動だにしないほど物静かになるなど融通が聞かない性格でもあり、勝手な行動を取ることも多い。しかし、ここ一番での勝負強い打撃、そして走塁には自信を持っている。
スタンドプレーがうまい分、チームプレイには難があり、限定エピソードの定期イベントでは出しゃばりの性格が仇となり、外野の矢部とぶつかる交錯プレーをしてしまったことがある。
将来はもちろん特殊部隊(レンジャー)志望だという。それにちなんで返事は「レンジャー!」と答えている。
なお、SG高校以外のシナリオでは最初から野球部に入部している。
他校へ潜入するキャライベントではSG高校編はパワフル高校へ、それ以外のシナリオではSG高校へ潜入している。
『2016』の「パワフェス」、『ヒーローズ』ではSG高校の入場時、全体が止まった後、方向転換の合図を森河だけが間違えてしまい、反対方向を向いてしまっている。
また、田中山とのコンボイベントでは、存在感の無い田中山が相手チームを潜入調査をしても、全く気付かれない姿にあっけにとられていた。
氷上 聡里(ひかみ さとり)
SG高校野球部に所属するポニーテールの女子マネージャー。主人公の彼女候補。ミニゲームでの役割はガード。
普段はあまり表情を変えず、多くも語らない。しかし、選手のサポートは完璧にこなす典型的なクールビューティー。会話が苦手という訳ではないが、自分の方からあまり必要以外の会話をしないだけ。
実家が合気道の道場をしているので、特技は合気道。護衛術にも長けており、将来は道場の跡取りは弟に任せ、SP志望している。
SG高校編以外では言及は無いが、ミッションコマンドの「氷上家の事情」では、主人公を道場の跡取り候補に選んでいる。
氷上をイベキャラにセットしていると彼女評価と氷上の役割レベルが上がる「夜警」という要チェックミッションが発生することがある。
評価アップの名前は「氷上さん」だが、彼女になると本人の希望で「サトリちゃん」と呼ぶようになる。
デートでは明るい表情を見せることが多く、汎用デートの場合、映画ではコメディ映画のキャラのギャグに笑っていたり、ゲーセンではお気に入りのシューティングゲームで好スコアを出してノリノリになる一面がある。
デートイベントの4回目では客観的に見た女の子のイメージを真似て口調を変えることがある。SR系列のみ見られるデート5回目では、釣り餌などのヌメヌメした物が苦手だということが判明する。
SRとPSR版のみ『[ユニフォーム]氷上 聡里』があり、入手すると氷上のサクセス顔設定が開放されるほか、デッキにセットすると限定キャライベントで各高校のユニフォームを着用する。連動機能の『2016』、「2017年度データ」で連動すると顔設定が可能となるが、「2016年度データ」では設定不可。
『[ユニフォーム]氷上 聡里』は限定キャラであり、特定のガチャ以外からは入手できない。
岩楯 善造(いわたて ぜんぞう)
SG高校理事長の男性。
野球部に信頼を寄せていたが、秋の大会でライバルの大筒高校に惨敗し激怒。今の野球部に危機感を感じたのか、10月に助っ人の森河と伊貫を連れてきた。
森河・伊貫加入後の野球部はミッションで幾度もの武闘大会や護衛任務を経て急成長を遂げた。
喜怒哀楽が激しく、「ぐわっはっは!」や「どわっはっは!」という大声を上げた笑い方が特徴。
3年4月の2週目では自給自足のサバイバル生活で心身鍛えると同時に本能を呼び覚ますため、監督やスカウトもろとも野球部全員を1ヵ月間、無人島合宿させる。
限定エピソードでは突如グラウンドに落ちた隕石により、地下に隠されて封鎖されていた広大な洞窟を練習場に使うのを許可する。また、2回目と4回目の定期ミッションを失敗すると盗掘団1人を抑え込むなど、自身の護衛能力が高いことが分かる。
元高校球児であり、敵対している大筒高校理事長も岩楯理事長が戦った、大筒高校の選手であった。アプリ版の公式サイトのSG高校編の登場人物の項目でも元高校球児だったことが紹介されている。夏の大会直前、理事長の最終ミッションに成功すると、高校球児時代、甲子園まであと1勝というところまで勝ち進むも決勝戦の直前、恩師である監督が交通事故に巻き込まれて試合に来れなくなったことでチームの士気が下がり、決勝戦で敗退。以降、大切な人を突然の危険から守る力の重要性を感じるようになったという真実を語ってくれる。その当時のボールを主人公に手渡し、自身が叶えられなかった甲子園出場の夢を主人公らに託した。
その後甲子園決勝戦前にも来てくれて、対戦相手が円卓高校だと知り、自分の高校時代の決勝の相手も円卓高校だったと語り、当時の円卓は甲子園を3連覇していたという。
カラス
理事長の相棒となるカラス。ミニゲームでは敵全体にカラスが爆弾を落とす「カラスボンバー」という大役を任されている。
大技であるためか2つ以上は補充できず、入手方法も伊貫の防犯会社ミッションや一部のランダムイベントに限られている。
SG高校の監督
SG高校野球部監督の男性。本名は名乗らないので不明。選手たちからも単に「監督」と呼ばれている。顔はパワフル高校の大杉監督らにそっくり。
慎重派な上、優しい性格で、よく「~だね」、「~だからね」、「~だよ」といった口調で話し、ケガを考慮してタクシーを呼んで選手の自宅へ送ろうとするなど、選手たちには非常に甘い。
ミッションイベント「謎の黒服達」では警備員の黒服の依頼主であり、3回目のミッションをクリアすると、自分のメガネ探しのついでに野球部の護衛の実力を見ていたことが判明する。
地方大会初戦を突破すると、安堵したのか「焼肉をおごるよ」と砕けてしまうことがある。
盗掘団
限定エピソードのみ登場する黒服の男性たち。ミッションイベントの「謎の黒服達」の黒服とは別人。
地下に隠された広大な洞窟を知り、この地方に伝わる財宝を狙い勝手にSG高校に入り、その調査中に野球部部室の盗み食いをして発覚。
理事長や地方に詳しい冴木を連れ去ろうとするも、主人公達らの護衛や盗掘団の自滅により作戦は何度も失敗。
その後脱出時、正門前で待機していた警察に逮捕された。

海堂学園(かいどうがくえん)高校編

12月12日16:00から配信されたシナリオ。こちらはアニメ化もされた人気野球漫画『MAJOR(メジャー)』とのコラボレーションシナリオとなっており、原作から多くのキャラクターが登場する。また、こちらもアプリ版と同様のストーリーである。

原作上は茂野吾郎が高校2年の夏に海堂学園高校を去り、聖秀学院高校に編入するという流れだが、吾郎をイベントデッキにセットしていると、吾郎が聖秀学院高校に編入せず、ある理由でそのまま海堂学園高校に残って主人公と一緒に甲子園出場を目指す、という原作と異なるストーリーも楽しめる。

帽子マークは通常イベントでは各高校編同様、半円であるが、試合での帽子マークが「K」に変更されている。

野球部が使用するグラウンドは2軍グラウンドを1軍と共通で使うようになり、原作並びにアニメでは海堂学園本校で授業を受けていた場面は見受けられなかったが、一部のキャライベントなどで教室でテスト勉強したり、共通ランダムイベント「抜き打ちテスト」が発生することがある。

ストーリーの都合上、「ダイヤのA」のコラボキャラクターと「[デスノート]京野 小筆」をイベントデッキにセットできないという制限がある。

「MAJOR」コラボキャラは、青道高校編の固有イベキャラとは異なり、別の高校(青道高校編を除く)でデッキにセットすると、各高校のユニフォームを着用して登場する。

なお、MAJORに登場する人物の選手データ・顔データ、各選手オリジナルの物の投球と打撃フォームが追加プロフィールで設定可能となっている。しかし、いずれも連動機能である『2016』、『チャンピオンシップ2017』で使用する事は出来ず、MAJORフォームを持った選手を同期をすると、フォームが変更される。

また、「MAJOR」コラボキャラクターは全員が限定キャラクターであり特定のガチャおよびパワチャレ報酬、イベント報酬以外からは入手できない。

こちらでは女性のイベキャラをセットすることが可能。女子選手についてはオープニング後の定期イベントで、「規定が変更されて女子選手が公式戦に出られるようになったので、海堂でも女子選手の育成に力を入れることになった」という名目で、江頭が野球部員登録の手続きを済ませている。

吾郎が退部後、新たに野球部を始動させた聖秀学院(せいしゅうがくいん)高校はこちらを参照。

吾郎のライバルキャラのギブソンJr.についてはこちらを参照。

パワプロくん
プレイヤーキャラクターで主人公。利き腕、名前は自由に変更可能。クリア後は顔や生年月日なども変更できる。
特待生として野球の名門校・海堂学園高校に入学したが、実力の高い特待生組に圧倒され、なかなか実力を発揮出来ず優遇されながらも2軍暮らしを続けてきた。しかし1・2軍が合同で練習することになりアピールの機会が増え、主人公にもレギュラー獲得のチャンスが訪れる。
各高校編の主人公の中ではベンチ外とはいえ、唯一秋の地区大会を突破し、春の甲子園出場をしている。
吾郎がデッキにいない場合、矢部くんの退部危機を阻止したことがきっかけで、チーフマネージャーの江頭に「吾郎と同様の危険分子」と判断され、目をつけられることとなる。
そして江頭の陰謀に巻き込まれた主人公は3軍(通称:夢島組)に降格、更に成り行きとはいえ同行してくれた海堂1・2軍が付いてきたことを江頭に知られ、退部勧告を言い渡される。
夢島での1軍との紅白練習試合で敗れると、強制的に退部(ゲームオーバーではなく育成終了)となってしまうが、練習試合に勝つと特例中の特例という形で3軍から1軍に昇格し、レギュラー獲得への扉が一気に開かれる。
ちなみに吾郎をデッキに入れず、清水薫をデッキに入れていると、吾郎の旧姓である「本田(ほんだ)」のことを終盤まで誰だか知らずにいる。
一方、デッキに吾郎がいる場合、海堂高校に残った吾郎とともに海堂が掲げる「マニュアル野球」を超える型破りな引導をしたことが江頭の逆鱗に触れ、春の選抜甲子園大会一回戦で敗退後、ベンチ外なのにチームを鼓舞したことにより江頭に堂々とクビを言い渡されるものの、チームメイトたちの支えで部の在籍で済む。
この悪行が原因で後に江頭がチーフマネージャーを退くこととなり、主人公のクビは取り消され1軍に昇格。晴れてベンチ入りし、その後の監督評価でスタメン入りとなり、吾郎ら仲間とともに、甲子園出場に向け一緒に戦えることになる。
矢部 明雄(やべ あきお)
主人公と同じ高校の野球部に所属するメガネの外野手。右投右打。
主人公と同じく2軍暮らしを長らく続け、吾郎がデッキにいない場合、一度は江頭チーフマネージャーに退部勧告を受けるが、瞬鋭高校との練習試合で主人公とともに大活躍し、退部せずに主人公とともに甲子園を目指せることに。しかしこれがきっかけで、主人公がのちに江頭の陰謀に巻き込まれることとなる。
イベキャラで茂野をセットすると退部勧告の事態を避けることが可能になり、吾郎が語るワールド高校の調査をビデオにまとめている。
詳しくはこちらを参照。
茂野 吾郎(しげの ごろう)
男性選手で、ボールの出し入れだけで勝負する剛球サウスポー投手。左投右打。得意練習は球速練習。原作では小学生まで右投げだったが右肩を故障し、中学から左投げに転身し復活を遂げている。中学卒業後は海堂学園高校に進学。
投手では非常に球質の重いオリジナルストレート「ジャイロボール」だけで打者をねじ伏せる速球派左腕。「ジャイロボール」は眉村と同様の球種タイプであるが、様々な超特殊能力で強烈な速さとノビ、球威を誇る。また、変化球を所持していないが非常に高い精神力と豊富な技を持ち、さらに海堂学園高校編配信と同時期にアップデートで追加された「復活」という超特殊能力で特殊なオーラを放つことがある。野手としても走攻守どれをとっても一流で、エースで4番にふさわしい、まさしく超高校級の能力を誇る。
投手以外の守備位置に付くことはできないが、守備も非常に優秀で、海堂3軍夢島組の適性ポジションテストで得た外野手と、博多リトル時代や聖秀で一時期付いた一塁手も守れる。ただしパワプロにおいて、選手名が載るプレートの守備位置の色表示は3つまでであり、赤(先発投手)、ピンク(リリーフ投手)、黄色(一塁手)のみ表示され、外野手を表す緑色は表示されていない。
常に目標に向けて自分自身に高いノルマを課す野球一筋の頑張り屋。転校してもしなくても相変わらず厳しい練習に打ちこむストイックさだけは誰にも負けない。自分の意見をはっきりと言うタイプであり、チームメイトや監督などとのトラブルも絶えないが、根はチームやチームメイトのことを第一に考える熱血漢である。海堂の正捕手を務める佐藤寿也とは幼なじみの親友である。
イベントデッキに吾郎をセットしていない場合、海堂が掲げる「マニュアル野球」に反発し、高校2年の夏に海堂を自主退学。江頭の妨害工作に遭い、女子高から共学になりたてで、野球部のない聖秀学院高校への編入を余儀なくされるも、必死にメンバーを集めて野球部を創部し、打倒・海堂に向けて野球の練習を続けていた。
しかし、海堂の1年補欠と聖秀学院高校との練習試合で、江頭の策略で代打起用の選手の意図した守備妨害により足に重傷を負う。それでも打倒・海堂に懸ける思いは非常に強く、痛み止めを打ってまで海堂との決勝戦に臨む。なお、原作と異なり海堂との本試合中に苦しむ場面は無いようなり、試合勝利後に足の痛みが強まり吾郎は倒れてしまう。
一方イベントデッキに吾郎をセットしている場合は、転校すると思いきや、なぜか一転して海堂に残ることに。表向きは江頭が「宣伝のため海堂へ残るように頼んだ」ようであったが、吾郎自身は海堂に残っても「マニュアル野球だけではダメだ」という考えは変わらず、ついにはチームメイトと喧嘩になり孤立しかけた。
しかしチームが勝つためにマニュアル野球だけでは通用しないということを、練習試合やギブソンJr.擁するワールド高校のプレー動画をチームメイトに見せ、有言実行で思い知らせた。
全国制覇に向け、マニュアル野球を超えるようなプレーを身につけるべく再び夢島での特訓をチームメイトに持ちかけ、特訓を経てチームは格段に強くなるのだが、この行動が江頭の逆鱗に触れ、茂野の謹慎処分とそれを鼓舞した主人公の退部危機にまで発展することになる。
最大のライバルに、自身の父親である本田茂治(ほんだ しげはる)が亡くなる原因を作ったジョー・ギブソンの息子、ジョー・ギブソンJr.の名前を挙げている。ギブソンJr.には初見であっさりホームランを打たれた因縁があり、いつかリベンジを果たしたいという強い思いがある。
エピローグでは日本でのプロ入りはせず、亡き父親やジョー・ギブソンと同じ舞台でプレーしたいという思いから単身でアメリカに渡ることを決意。空港で主人公と再戦を約束し、手を交わし合ったところで物語が終わる。
海堂学園高校以外の高校での自己紹介イベントでは主人公から「天然野球小僧」と評されている。
佐藤 寿也(さとう としや)
海堂学園高校野球部所属の男性選手で、茂野吾郎の親友の捕手。右投右打。得意練習は打撃練習。
バッティングが非常に優秀で、守備も高いキャッチング能力を誇る強肩強打で海堂学園高校野球部の扇の要。茂野吾郎とは幼なじみで親友の仲。
吾郎と同様努力家でもあり、イベントではバッティングセンターで、投球マシンから放つボールの軍手キャッチング練習を中学時代からしていたことが明らかになる。
この時主人公が捕手だと、イベント2回目が追加され軍手キャッチに挑戦するが、寿也の指導で変化球や球速変化のランダム設定でキャッチング練習を行うようになる。
SR系列イベントでは投手育成だと一打席勝負を挑まれる。
顔立ちが非常に良く、女性に人気がある。吾郎からは「寿(トシ)」と呼ばれている。
吾郎をイベキャラでセットしていないと、地方大会初戦勝利後、吾郎が足を怪我した後に再会するが、海堂の勝利の一心で「興味ないから」と冷たい目をし、吾郎がその間何をしていたのかは聞き入れなかったが、この言葉を受け、吾郎は怪我を負ってでも海堂に勝つという闘争心を得て、彼率いる聖秀学院高校は決勝にたどり着いた。
眉村 健(まゆむら けん)
海堂学園高校所属の男性選手で迫力のある投手。右投右打。得意練習はコントロール練習。
140km/h台後半の「ジャイロボール」と呼ばれる速球にキレのある多彩な変化球を投げ込む本格派右腕投手。打者としてもかなりの実力を持つ。
マウンド上で表情を変えることが少ない上に迫力があり、相手打者に威圧感を与える。その姿から「鉄仮面」という異名を持ち、イベントキャラ図鑑での各グラフィックは「山口賢」のように顔が隠れ、眼光鋭く光らせている。
しかし、本人は繊細な神経を持ち、緊張に弱いタイプであるために打ち込まれると表情には出ないが動揺しやすく、試合前はトイレでクラシック音楽を聴いて心落ち着かせている。
うれしい出来事が起こると密かに鼻をヒクつかせる癖がある。
口数は少ないが、イベキャラの吾郎をセットせず、甲子園決勝で対峙するギブソンJrに「茂野は三流じゃない。バカだけどな。」と彼なりに評している。
小学時代はドッジボールクラブに所属しており、その時期から運動能力やスポーツの戦術に長け、海堂の徹底したマニュアル野球に最も適している。
連続練習3回目で起こる特別イベントでは、早乙女監督と二人きりで話しているところを主人公に目撃され、選択肢で「口説いてるのか?」と茶化されてもクールに毅然とした態度で接している[10]
中学時代、吾郎を圧倒したオリジナルストレート「ジャイロボール」は投球時に上に浮かび上がるのが特徴で、成長した吾郎の同タイプのジャイロボールにやや劣るようになっている。
SR系列ではイベントを完走すると選択肢によってオリジナルストレート「ジャイロボール」を一定確率で得られる。しかし、連動機能の『パワプロ2016』には眉村のジャイロボールのエフェクトは搭載されておらず、取得しても連動するとオリジナルストレート「ジャイロボール」は浮き上がるのはそのままだが、全力投球エフェクトのライジングストレートとなる。
試合や選手設定で見られる表情は笑顔を見せない。ただし「ポーカーフェイス」を所持していない選手に眉村の顔設定をすると、スタミナ切れで困り顔をしたり、長打を打たれて驚く表情を見ることが出来る。
草野 秀明(くさの ひであき)
海堂学園高校野球部所属の男性選手で俊足巧打の外野手。左投左打。得意練習は守備練習。
俊足で、それを活かした広い守備範囲にシュアな打撃も兼ね備えた海堂打線のリードオフマン。選球眼も非常に良く、試合の状況を分析する能力にも長けている。
連続練習3回目で起こる特別イベントでは軽々しく投手から外野手への転向を口にした一年生に「外野手は中途半端な人間では務まらないポジション」と諭すなど手厳しく、マニュアル野球にも適性する真面目な性格である。
打球の流れだけで暗闇でも外野フライを捕る通称「暗闇ノック」が得意。
試合や選手設定で見られる表情は笑顔を見せない。
阿久津(あくつ)
海堂学園高校野球部所属の男性選手でナックルボーラーのサウスポー投手。左投左打。得意練習は変化球練習。下の名前は原作上では設定がなく不明。
また、笑っているような顔が特徴的だったが、パワプロ体型であるため口が隠れている。
揺れながら大きく落ちるナックルボールやスライダーを武器にしているが、取り柄はそれだけであり、失投が多いのが弱点。
また、完投能力もほとんどなく、原作、アニメでの夢島組と特待生組の壮行試合では、阿久津が登板するも、スタミナを削る打撃でノックアウトになり、静香から除名勧告されてしまうものの、吾郎の助け舟の一言により控え投手を外され2軍降格に終わっていたが、最初の定期イベントの時点で1軍に復帰している。
試合では主にリリーフとして登板する。
憎まれ口をたたく癖があり、時に人を見下すような言動を取ることがある。反省しているのか尋ねると、本人いわく「元からこの顔なんだよ!」とのことで、主人公に「ある意味お得な顔だ」と評される。
連続練習3回目の特別イベントではスマホを用いて同じ動画を何度も見て参考にしたり主人公と牽制談義をするなど、野球に対しては人一倍真面目な性格であることがうかがえる。
原作、アニメと同様女子からの人気は全くないようで、寿也や薬師寺達が女性陣に囲まれた時は阿久津は登場しなかった。
試合や選手設定で見られる表情は笑顔を見せない。
薬師寺(やくしじ)
海堂学園高校野球部所属の男性選手で強打の三塁手。右投左打。下の名前は阿久津同様原作上でも設定がない。
走攻守そつなくこなす三塁手で、打者としては外角の球や低めの球を流し打ちすることが得意。セリフはあるもののイベキャラとしては実装されていない。
クールで口は悪いが、さっぱりした性格の持ち主である。
打者特殊能力「アウトコース○」を持っている。現時点、野手得能一覧に搭載されていない特殊能力であるため、主人公は取得することができない。
女子の人気は寿也達に少し劣るものの、連続練習3回目で起こる特別イベントで放つ渋いセリフには矢部から絶賛を受けている。
試合で見られる表情は笑顔を見せない。
早乙女 静香(さおとめ しずか)
海堂学園高校野球部2軍監督の女性。早乙女泰造の妹。海堂学園の野球部総監督「早乙女 義治(さおとめ よしはる)」の娘でもある。
ラフな服装を好み、黙っていれば美人なのだが、怒らせると非常に怖く、選手たちからも砕けてドスの効く彼女のセリフにより恐れられている。
甲子園大会前に、江頭がチーフマネージャーを退くことになり、新しく2軍監督兼チーフマネージャーに就任する。
早乙女 泰造(さおとめ たいぞう)
海堂学園高校野球部2軍のトレーナーを務める男性。早乙女静香の兄。
みてくれは体格の良い男だが、自分を「お姉さん」と呼ぶなど言動は完全に女性。つまりオネエ
評価の星マークは無いものの、一緒に練習するとお腹を空かせた主人公におにぎり(普通と特製がある)、ハーブティなどの軽食を振る舞ってくれたり、彼女がいないバレンタインには義理チョコをプレゼントしてくれたりすることがある。
江頭 哲文(えがしら てつふみ)
海堂学園高校野球部1軍のチーフマネージャーの男性で、海堂学園高校野球部における実質的な権力者。
その権力を用いて、マニュアル野球の邪魔になる者をあらゆる手を使ってでも排除しようとする陰険で執念深い性格の持ち主。
何か良からぬことを考えている時は眼鏡が光る。
イベントデッキに吾郎がいない場合、矢部くんの退部危機を救った主人公を「茂野と同じタイプ」と表現。邪魔になる存在と考え、あらゆる手を使ってでも主人公を退部させようとした。また補欠選手と聖秀学院高校の練習試合では海堂学園を裏切った吾郎の右足をわざと負傷させるよう原作と違い、試合前から寿也達に指示し、結果的に大怪我の負担を負わせるなど、指導者にあるまじき一連の言動が本人の発言により問題視され、夏の地方大会決勝に優勝敗北問わずチーフマネージャーをクビになる。
一方イベントデッキに吾郎がいる場合、春の甲子園大会初戦で選手達の意向を無視し、不可解な采配をした挙句、敗戦の原因を主人公と吾郎のせいにし、吾郎を謹慎処分にさせ、主人公にクビを言い渡すなどの問題行動が明るみになり、大会前の練習試合で早い段階でチーフマネージャーをクビになる。
伊沢(いざわ)監督
海堂学園高校野球部1軍監督の男性。小太りで眼鏡をかけている。
形だけの現場監督に過ぎないため普段は寡黙だが、江頭に完全に従順しておらず、選手一人ひとりに思いやりを持つなど悪い人物ではなく、静香と共に江頭の思惑を探る。
原作、アニメでは甲子園大会を春夏連覇をした名監督となっているが、こちらでは春の大会、吾郎をイベキャラでセットしていないと甲子園決勝戦で敗退。セットしていると甲子園初戦で海堂は敗退する。
監督評価は静香から引き継いでいる。
試合での監督の顔設定はランダムに設定されている。
乾(いぬい)コーチ
海堂学園高校野球部夢島3軍コーチで白目が特徴的な男性。
3軍の特訓マニュアル「大文字ヤキ」「心臓破りの丘」「アリ地獄」など、合宿で選手たちに厳しいながらも、成果の大きな基礎練習を課してくる。
3軍の監督である周防(すおう)は登場していない。
泰造と同様評価の星マークは無いものの、一緒に練習すると「海堂のOB選手」だったことを明かし、息抜き中にノックを受けることになる。
イベキャラで吾郎をセットすると二人が再会することになり、吾郎から「乾のおっさん」と呼ばれる。
清水 薫(しみず かおる)
吾郎の幼なじみでリトルリーグ時代に吾郎とチームメイトだった女子選手。
原作、アニメでは中学からソフトボールの投手を務め、高校は聖秀学院高校に入学し、ソフトボール部のキャプテンとなっている。
そのため、サクスペにおいては図鑑のグラフィックや選手データは聖秀学院の野球部ユニフォームを着ているが、イベキャラでセットしていないと海堂学園高校編でも試合や定期イベントでは登場せず、セットすると他の女子選手イベキャラと同様オープニングの定期イベントで、海堂でソフトボール部を設立していた清水が規定変更により野球部にも兼部で登場するようになり、一部の定期イベントも清水が現れるようになるなど変化する。
ポジションは投手。右投右打。得意練習はメンタル練習。投手適性はリリーフとなっている。
投球フォームはソフトボールの「ウインドミル投法」。投球フォーム設定に「清水 薫」があり、育成したオリジナル投手にもソフトボール投げをさせることができるが、この投げ方だと牽制球の使用が不可能になる。また、『パワプロ2016』にはソフトボール投げは搭載されていない。
オリジナルストレート「ライズボール」を持ち、同様のオリジナルストレート「ジャイロボール」のように投げた直後に浮き上がる投球となっている。
サクスペでは投手以外の守備位置に付くことはできないが、リトルリーグ時代の外野、リトルチームメイトの負傷でコンバートや、高校での一時の練習試合で、吾郎からの適任された捕手を守ることが出来る。捕手については原作、アニメでリトル時代や聖秀の練習試合でのみバッテリーを組んだことがある。
ただし、パワプロにおいて、選手名が載るプレートの守備位置の色表示は3つまでであり、ピンク(リリーフ投手)、赤(先発投手)、青(捕手)のみ表示され、外野手を表す緑色は表示されていない。
吾郎をセットしていないと薫が野球部に正式に部員登録することが決まった後で、入れ違いで転校していった吾郎を打ち倒すため、練習に明け暮れる。
対して吾郎も一緒にセットしていると海堂に戻ってきた吾郎に言葉を交わすなど定期イベントやランダムイベントの内容が少し変更される。会話するときの口調は男勝りで荒々しく、吾郎のことは旧姓の「本田(ほんだ)」と呼んでいる。
縄跳びが得意。海堂学園高校編で清水薫をセットし、連続練習3回目で起こる特別イベントでは縄跳びに挑戦することになる。
その他
セリフはないものの、原作からは
  • 市原(いちはら、右投右打、投手)
のみが海堂学園高校の選手として登場し、固有の顔データも設定されている。
市原も阿久津・薬師寺同様、原作上では下の名前が設定されていないキャラクターである。
イベキャラの吾郎をセットしていると、ランダムイベントで原作に登場した人物がモブ選手に置き替わり、名場面を再現している。

2017年配信シナリオ

くろがね商業(くろがねしょうぎょう)高校編

2月6日16:00より配信されたシナリオ。『2013』に登場する同シナリオのマイナーチェンジ版で、こちらもストーリー自体はアプリ版と同じ。BGMも『2013』のサクセスと同じBGMを使用している。

『2013』版のくろがねの帽子マークは寛永通寶型で中央の正方形の外側に「くろがね」の文字が描かれていたが、本作では半円型に統一され、旗のマークも「K」に変更されている。寛永通寶型マーク自体はメインコマンド背景で校舎中央の黒円館にある。

このシナリオでは「Kマネー」という校内通貨の概念が存在する。Kマネーは主に練習や、毎月1週目に強制となる『2013』版の「ゲーム」コマンドに代わり、より商業高校らしく「金もうけ」コマンドで成功すれば増え、翌週の2週から4週まで選択できる「購買部」で、育成に有利なアイテムの購入代金に使うことができる。

また、『2013』版同様、ケガの治療費としてもKマネーが支払われる。「通院」コマンドは校外で治療が行われるのでKマネーは支払われない。

さらに、夏の大会のレギュラー争いにも入札制度(オークション)が導入されており、5月3週までに所持金がある程度ないと、その後の監督評価を問わず、レギュラーになれないので、サクセス中、上手くKマネーを稼ぐことが重要となってくる。ただし、例外として監督評価が最高位だとオークションが免除され、スタメン入りすることが可能となる。

パワプロくん
プレイヤーキャラクターで主人公。利き腕、名前は自由に変更可能。クリア後は顔や生年月日なども変更できる。
典型的な野球バカで学業成績が悪く、周囲の勧めもあり社会勉強のできるくろがね商業高校に入学し野球を続けていたが、監督から突然新チームのキャプテンを任された。
本作でキャプテンに指名されたのは「パワフル高校編」以来。
キャプテンに任命されたことでKマネーも手に入りやすくなるため、校風に馴染んでしまったのか当初は金に目が眩んだが、秘密兵器として部に加入したパピヨンに頼りすぎたせいで、秋の大会では地方大会決勝で姿を消し、それが原因で賞金が手に入らなくなったことでチーム内で仲間割れが起こる。そのことを深く反省してか、以後は金の切れ目で裂かれたチームメイトの絆を再び結ぶために奮闘する。
ストーリーの中でグラウンドの買収騒動などさまざまな危機に直面するが、それを乗り越えたことでチームに結束力が生まれ、最終的にお金では買えない絆があることを学んだ。
矢部 明雄(やべ あきお)
主人公と同じ高校の野球部に所属するメガネの外野手。右投右打。
『2013』版くろがねでは「矢部兼(やべかね)」という捕手選手が相棒となっていたが、こちらでは従来通り矢部となっている。
いつも一獲千金を夢見ていて、稼いだKマネーを金もうけのために投資するも、失敗ばかりで昼食は10Kマネーで買える「かけそば」を食す日々を送る。
文化祭の選択で「演劇」を選び、大失敗パターンになると、矢部が舞台の主役に抜擢されるが、あがり症でセリフが言えず、散々な結果となってしまう。
地下探索イベントでは展開次第でパワーアップすることがある(ただしチャンスに弱いのはそのまま)。
地方大会初戦で美代子をイベキャラにセットしていると、対戦相手校の聖ジャスミン学園で「ヘッドスライディングが有効に使える」と助平な一面を見せる。
詳しくはこちらを参照。
宝塚 月斗(たからづか げっと)
くろがね商業高校野球部所属の男性選手で、坊主頭と化粧姿が印象的な遊撃手。右投両打。得意練習は守備練習。
野球部と演劇部、それに音楽部もかけもちしている。坊主頭にしている理由は野球部だからではなく、演劇の時にかつらを着用しやすくするためだという。
野球選手としては天才肌タイプの選手で、センスがよく大抵のことは努力なしにやってのける。その特徴が選手能力にも表れており、走攻守をそつなくこなせるのはもちろん、本職の遊撃手のほかにも二塁手、三塁手、外野手を守れるユーティリティープレイヤーでもある。演劇同様、野球でも華麗で積極的な守備と勝負強い打撃で主役級の活躍を見せてくれる。
適性はないが、投手能力もあり、フォークボールを投げれる。
普段はあまり野球の練習をしないため、「努力に勝るものはない」という考え方を持つ銭形とは正反対のタイプであり、しょっちゅうケンカになるほど仲が悪い。しかしチームの結束力が徐々に芽生えてくると、お互いの実力を認め合うシーンも垣間見える。
顔は演劇のメイクのままで練習しているが、たまにスッピンでもメイクをしているように見える。
『2013』版くろがねでは各高校主人公がキャプテンで固定されていたため、銭形とケンカをするランダムイベントや一部のキャライベントでは敬語まじりで会話していたが、本作は敬語を使わず、普通に会話をしている。
祝井 幸吉(いわい こうきち)
くろがね商業高校野球部所属の男性選手で、太くて短い眉毛をもち黒縁メガネをかけた三塁手。右投左打。得意練習は肩力練習。
『2013』には登場しない新規登場キャラクターの1人。
幸運に恵まれることが非常に多く、試合でも持ち前の強運を発揮することが多い。打撃・守備ともにうまいが、意外と足は遅い。
運を他人に利用するのは限度があり、「金もうけ」イベントや宝くじなどでの金回りに関わる利益は、失敗したり大ハズレすることもあるが、物に関わる商品くじならば、確実に上位に当選している。試合で起こる運の良さは「計算と確率の内」だと語り、本人はそれを認めたがらない。
銭形と同じ努力主義タイプで、食費の「コスパ勝負」をするなど仲良く言い争っている。
相手への呼び方は男子は「~くん」を使っているが、「金もうけ」イベントや女子に対しては呼び捨てになっている。
『2016』の「パワフェス」、『ヒーローズ』の対戦相手チームとなる、くろがね商業高校のメンバー構成は『2013』基準のため、祝井は登場していない。
銭形 乱蔵(ぜにがた らんぞう)
くろがね商業高校野球部所属の男性選手で色黒のエース投手。右投左打。得意練習は投手にしては珍しく「守備練習」が大好きな努力至上主義者。だが、行きすぎの練習でケガをすることも多い。
右投手ながら左打者に強い。度胸のある投球も見せてくれるがイライラしやすい性格の上にツメが甘く、勝利を目前にして相手チームの伏兵の選手に油断して打ち込まれるれることも少なくない。
努力に勝るものはないという考えをもつので、同じ考えの祝井や友沢とは仲がいいが、正反対のタイプである才能主義の宝塚とは仲が悪い。
しかしチームの結束力が徐々に芽生えてくると、お互いの実力を認め合うシーンも垣間見え、文化祭の選択肢で「演劇」を選び、成功パターンになると、主役になる月斗の演劇を見て「くやしいが、いい演技だ」と評している。
暮らしは質素で、スーパーの特売日には目が無い。好きな言葉は「努力、根性、勝利」。
気の強い性格をしているようだが、本当は虚勢であり、SR系列イベントでは黒服の男にからまれると、黒服たちから殴られる前に突然乱蔵が気絶してしまい、心身鍛えあがっていなかったことが判明する。選択肢で自分で自身の弱さに気づき、克服するようになる。
ちなみに『2013』キャライベントでは、なす術なく黒服らに殴り倒され、主人公の指摘で心身を鍛え上げるようになっている。
『2013』のメインタイトルでは月斗の隣に乱蔵がいたが、今作では祝井に差し替わっている。
くろがね商業編、ヴァンプ高校編以外のエピソードでは、甲子園2回戦の対戦相手校でくろがね商業が選ばれると、試合前の会話に登場する。
対戦相手高校としての、くろがね商業では『2013』では先発投手がパピヨンとなっていたが、本作では銭形が先発投手となる。
大鐘 餅太郎(おおがね もちたろう)
くろがね商業高校野球部所属の男性選手で、髪は七三分け、頬は赤く、おっさんくさい風貌をした外野手。右投右打。得意練習は守備練習。
政治家の三男坊で名前の通りのお金持ち。何でも器用にこなす一面があり、野球センスは非常に良い。守備では本職の外野手のほか、急造の二塁手や捕手としても出場することができる。練習さえすればもっと上を目指せるのだが、金持ちだからかハングリー精神に欠けるので、野球選手としての能力は走攻守とも中途半端なレベルにとどまっている。
常に悩みがないのが悩み。本人はそれを気にしている。
ゲーム好きで、「オッサンゲーマー餅太郎」という異名を持つ。
『2016』の「パワフェス」、『ヒーローズ』ではくろがねのチームキャプテンになっており、試合前に球場の中へ高級外車で現れ、品の違いを見せるものの、主人公チームはハングリー精神の火をつけた。勝利後に仲間に入るときのセリフは様々な守備をこなす「ユーティリティ性」を誇っている。
「パワフェス」では終盤、条件次第でこれまでに勝ったチームキャプテン達から矢部を袋叩きにし、レベルダウンする場面での大鐘は浅ましい矢部の姿を見て、自分は豪華な食生活をしていることを棚に上げ「地獄の沙汰も金次第なのですよ!」と格差のある皮肉を言った。
パピヨン
『パワプロ8』から登場するキャラクター。くろがね商業高校野球部に「秘密兵器」として入部した男性選手で、ある理由から目にはパピヨンマスクをつけ、白鳥の頭がついた覆面を着用している異様な外見の投手。右投両打。得意練習はコントロール練習。
その異様な出で立ちから高校の新聞部に懸賞金をかけられるほどだが、野球選手としての実力はトップクラス。
ノビのあるストレートに縦割れの大きなカーブをはじめとした多彩な変化球、一流の制球力を兼ね備えたエース級投手で、野手としても走攻守にわたって非常に高い能力を持つ、エースで4番になるのにふさわしいスイッチヒッターでもある。当初は先発適性が付いていたが、アップデートでリリーフ投手に固定されている。
文化祭の選択肢で「演劇」を選び、失敗パターンになると、パピヨンが主役に抜擢される。演技は及第点だが、覆面とパピヨンマスクを着用したままのせいで、収益が伸びず赤字となる。「飲食店」を選び、大失敗パターンになると「男メイド喫茶」をパピヨンが発案するも、男メイドゆえに客足が少なく、大赤字となってしまう。
真の正体は突如球界から姿を消した主人公もよく知る先輩選手、白鳥 管太(しらとり かんた)。ある事情があって正体を隠しながらも孤独に野球を続けていたため、チームメイトと一緒に、再びこうして野球の練習や試合ができることを誰よりも幸せに思っており、チームメイトを思いやる言動からも相当な人格者であることがうかがえる。
R系列では「斉藤さん」と呼ばれるパピヨンの知り合いに再会する。
SR系列をセットし、正体を調べる最初のイベントで「正体を探る」を選ぶとイベントが継続し、3回目で投手超特殊能力のコツが得られるが、それ以外の選択肢を選ぶと連続イベントが終了し、その後甲子園を優勝すると、エピローグで自分が白鳥管太であること、そして正体を隠してまで野球を続ける理由を主人公に打ち明ける。[11]
今回は限定キャラクターであり、当初は特定のガチャ以外からは入手できなかったが、のちにパワチャレの報酬としても配信されている。それ以外の方法では入手できない。
『2016』の「パワフェス」、『ヒーローズ』では「ドラフ島連合」のチームキャプテンとなっており、実況の熱盛から登板時や打席時に「一人異空間」と異名で呼ばれている。
賀真口 摩音(がまぐち まね)
くろがね商業高校野球部の女子マネージャーで購買部の看板娘。
通称「マネちゃん」。頭にはがま口財布の口金型のカチューシャをつけており、名前の通りがま口財布のような髪型が特徴的な主人公の彼女候補。
自己紹介イベントと告白イベントは『2013』はポーカー勝負だったが、今作ではジャンケンになっている。
イベントデッキに彼女を入れてくろがね商業高校編でサクセスを開始すると、各月1週目以外に登場する専用コマンド「購買部」のアイテムの購入価格がいつでも1割引になるというメリットがある。
なお、彼女をデッキにセットしようがしまいが、購買部のアイテムの価格は「原材料費の高騰」や「新年初売り」などの理由で変動することがある。また、しっかりしているようにも見えるが商品の発注量をひと桁多くしてしまう凡ミスもたまに犯し、その際は購買部に特定の商品しか並ばなくなる。購買部の商品のラインナップは毎月変わるが、月が替わるまでに購入できなくても1つまでなら取り置いてもらえる。
会話は関西弁に近い播州弁を話す。お金に対する執着心が非常に強いので金儲けには余念が無く、巧みな話術「セールストーク」の前に、Kマネーを巻き上げられる犠牲者が多数いる。ちなみに「セールストーク」開始の音は『2013』版では爆発音が鳴ってたが、本作は鋭利な剣の音が鳴るようになっている。
2年秋の大会敗戦後、サッカー部にグラウンド使用権を明け渡す事態に陥ったが、機転を利かせて器材を売り払い、野球部グラウンドの買収危機を救っている。
購買部以外にも奉仕活動で売店のアルバイトもしている。
告白イベントでは1回目の選択肢「告白してみる」を選択しても一定確率で断られたが、アップデートで1回目でも告白が失敗しないようになった。
『2013』では専用コマンド「ゲーム」の案内人兼、地下専用購買部を担当していた。また、喧嘩が強く、中学時代は「二丁ナタのマネ」や「千三つのマネ」と呼ばれていた。
百屋 縁(ももや ゆかり)
金髪タテロールで紙幣をかたどった髪飾りをつけたくろがね商業高校野球部の女子マネージャー。主人公の彼女候補。
『2013』には登場しない新規登場キャラクターの1人。
実家は金持ちで、見た目や性格、都合が悪いと相手に責任転嫁する言動もお嬢様そのものである。通学はヘリを使っている。
野球部の女子マネージャーだけではなく生徒会の役員もしており、地下にある生徒会運営の商売相談所(ビジネスサポートサロン)の担当も務める。毎月1回の「金もうけ」イベントでは、彼女からバイトや事業など紹介してもらえる。彼女をデッキに入れていると、仕事先となる選択肢を1件多く紹介してもらえるというメリットがある。
文化祭の選択肢で「演劇」を選び大成功パターンになると、百屋が主役に抜擢され、熱烈な演技に会場は満席の大盛況となっている。
実は校舎にある中心の「¥」形の建物「黒円館」をはじめとしたくろがね商業高校の校舎の管理責任者の一員でもあり、普段はそのことを秘密にしている。矢部との地下探索イベントで校舎の屋上に到達すると、『2013』では校長先生と差し替わり、今作は百屋がこの校舎の秘密を主人公に話したうえで、表向きは地下迷宮内の迷惑料だが、口止め料の意味として大量のKマネーをもらえる。
『2013』版くろがね商業高校編では洞窟探索イベントで、同様に校舎の過去を校長先生から明かされるも、建設したくろがね商業を設立した人物が詳しく名言されなかったが、本作では設立者が百屋の曽祖父であることが判明し、過去に彼女の曽祖父が造船所で働いており、地下に隠された戦艦からこの校舎を建設したことを語った。
夏の大会へ向けた「スタメンオークション」では『2013』版は「入札立会人」という黒服の男性に代わり、こちらでも百屋が進行を行っている。
告白イベントでは「私の下僕にぴったり」と言われ、断ることが出来ず「従者」、「下僕」、「犬」のいずれかを選択すると以後のイベントや金もうけコマンドでもその名前で呼ばれてしまい、「やっぱり名前で」を選ぶと強制的に「犬」になる。ちなみに自ら「犬」を選ぶとコツを覚える。
評価アップの呼び方は「百屋さん」だが、告白イベント後は「ゆかり様」になっている。
3回目のデートでは、百屋の取引先の金持ち男の憂さ晴らしを耐え忍んでいると、その姿を百屋が見たことにより、主従関係を解かれる形で破局してしまう。
くろがね商業高校の監督
くろがね商業高校野球部監督の男性。本名は名乗らないので不明。選手たちからも単に「監督」と呼ばれており、顔はパワフル高校の大杉監督らにそっくり。
『2013』版くろがね商業高校編の勝森監督と同様、主人公の「積極性」を見出しキャプテンに任命した。
『2013』の勝盛監督以上にいい加減な性格で、定期イベントは勝森監督とほぼ同じのセリフに加え、無鉄砲で投げやりな場面が多い。
「金もうけ」イベントで投資、事業などを他の生徒同様発起し成功を計るが、失敗する確率が高く、その損失に対して逆ギレしている。
監督と一緒に練習すればKマネーをくれることがあるが、「新入生が大量のKマネーを使ってスタメンの座を奪おうとしている」とデマを流し、夏の甲子園のスタメンオークションの競合争いを銭形の計画をも利用して事を大きくさせるなど、抜け目ない所も見せた。『2013』ではパピヨンが練習機材を強化してくれたが、本作では監督が強化してくれる。
監督と一緒の練習時に「さぼりぐせ」を所持していると病気を治してくれるものの、監督評価が下がり、その上「ペナルティ」と称しKマネーを没収される。
試合での顔設定はこのエピソードのみ、ベースコーチ担当共々ランダムのヒゲ面の顔となっている。

あかつき大附属(あかつきだいふぞく)高校編

3月27日16:00より配信されたシナリオ。「あかつき大付属」と表記されることもある。『9』に登場する同シナリオの焼き直しリメイク版で、こちらもストーリー自体はアプリ版と同じ。BGMも『9』のサクセスと同じBGMを使用している。

ただし、帽子マークはあかつきの「A」マークから半円のマークに変更され、『9』サクセス入部当初からゲームスタートだったが、こちらでは従来通り2年目の8月から開始される。

本作の瞬鋭高校編のように打席勝負の「入れ替えテスト」があり、『9』の場合は試験に合格すると1軍に上がり、不合格なら2軍に落ち、最悪退部でゲームオーバーという流れだったが、サクスペでは主人公がオープニングで1軍に昇格した後は「『あかつき十傑』を打倒する」ということにストーリーの重点が置かれており、サクセス中はそれを理由に2軍降格することが無くなり、テストの及第点に不合格でも取得ポイントがダウンするのみに留まっている。

また、『9』では主人公の2学年先輩だった一ノ瀬や、1学年先輩の四条賢二などがこちらでは主人公と同学年に、主人公と同学年だった四条澄香がこちらでは主人公の後輩になっていたり、本来いるはずの猪狩守の弟・猪狩進はイベントデッキにセットしていないと定期、ランダムイベントに登場しないなど、『9』と本作でストーリーや各キャラクターの設定が異なっている。

あかつき十傑の打倒システムについては、十傑それぞれに「打倒カウント」が設けられており、打倒カウントを0にすると打倒が成立する仕組みになっている。打倒カウントは、デッキにセットしたイベキャラのコツイベントを踏んだ翌週に選択できる「追究」コマンドを使い各ポジションの理解度を上げたり、タッグが成立してるときに一緒に練習することで通常よりも多く減らすことができるようになる。あるメンバーを打倒すると他のメンバーの打倒カウントが増減することがある。また、十傑全員打倒を達成すると超特殊能力のコツを必ずもらえるが、誰を最後に打倒したかで貰える超特殊能力のコツが異なるので、誰をいつ打倒するかなどの戦略が選手育成における重要な鍵となる。

パワプロくん
プレイヤーキャラクターで主人公。利き腕、名前は自由に変更可能。クリア後は顔や生年月日なども変更できる。
甲子園常連校であるあかつき大附属高校の野球部に入部するも、「あかつき十傑」と呼ばれる実力の高い10人の選手を前にしてなかなかレギュラーになれず、2軍で伸び悩んでいたが、千石監督から矢部と共に突如、1軍昇格を言い渡される。
しかし、昇格からほどなくして監督から突然「あかつき十傑」の打倒に挑めと命令を受ける。一度は途方に暮れるも、主人公のライバル・猪狩守の挑発にのり、「あかつき十傑」の打倒を目指すことに。
「あかつき十傑」を打倒して自分の実力を認めてもらい、レギュラー獲得、そして甲子園出場を目指す。
ランダムイベントでのカラオケであかつき大附属の校歌を歌うことになる場面があるが、選択肢により校歌の歌詞を知らずに、間違えて歌詞とは違う言葉を歌ったり、『9』でも登場する「パワフル高校」や「恋恋(れんれん)高校」の校歌の歌いだしを歌ってしまう。
サクスペにおいては甲子園優勝時、校歌を歌って締める場面は無く、勝利後は整列するのみに留まっている。
矢部 明雄(やべ あきお)
主人公と同じ高校の野球部に所属するメガネの外野手。右投右打。
詳しくはこちらを参照。
主人公同様に彼も1軍に昇格するが、「あかつき十傑」を主人公が打倒出来なかった場合の「連帯責任者」としての昇格であった。
「地獄マラソン」では始まる前週から張り切っており、それまでに誰一人も十傑メンバーを倒していないと、マラソン中では神社の急な上り坂で矢部が登場し、強制的に全力で走らされ、大幅に体力を減らす事を余儀なくされる。マラソンを休むと「逃げたでやんす」と怒りを露わにし監督評価に加え、矢部の評価も下がる。
甲子園初戦で敗北すると、持ち帰る大量の甲子園の土をネットオークションで売りつけようとする阿漕な一面がある。
猪狩 守(いかり まもる)
あかつき大附属高校野球部に所属する男性選手。主人公のチームメイトにして主人公の永遠のライバル。ポジションは投手。左投左打。得意練習は球速練習。
「あかつき十傑」の1人。エースで4番にふさわしい能力を誇る本格派左腕投手。努力家な五十嵐をライバル視している。
入部試験の打席勝負をきっかけに主人公に対して常に対抗意識を燃やしており、プライドが高い。
得意球は大学野球編で得た「ライジングキャノン」を『2013』と同様、逆輸入の設定で使用する。SR系列ではオリジナルストレートの「ライジングショット」もしくは「ライジングキャノン」のどちらかを一定確率で習得できる。
1学年下の弟は猪狩進だが、今回、猪狩進はイベントデッキにセットしなければあかつき大附属高校の選手としては登場せず、定期イベントにも登場しない。猪狩進をデッキにセットしていると猪狩守が絡む一部のイベント内容が変化する。
猪狩守をイベントデッキにセットしていると定期イベント「学園祭」のメイド服の女装候補に守が選ばれ、事情を知らずに誘いに乗った猪狩がメイド服姿になる羽目になる(猪狩守・猪狩進を同時にデッキに入れていると進も守の服装とは異なったメイド服姿になる)。
『2016』の「パワフェス」、『ヒーローズ』ではあかつき大付属高校のチームキャプテンになっており、「パワフェス」では仲間にすると、レベルシステムにより「ライジングショット」、「ライジングキャノン」、「ソニックライジング」をレベルに合わせて使い分ける。他にも最終決戦では矢部に代わり猪狩が助言したり、サクスペでの連動で追加される「あかつきOB戦」では一ノ瀬との因縁対決イベントが発生したりするなど、出番が多くなっている。
通常版「猪狩 守」のイベキャラはサービス開始当初より実装されていたが、後に髪型をアフロにした「アフロ猪狩」、あかつき大附属高校配信後にあかつき大附属のユニフォームを着た別バージョンとなるイベキャラ「[あかつき]猪狩 守」も配信されている。詳細は以下参照。
[あかつき]猪狩 守
あかつき大附属のユニフォームを着た猪狩守。
通常版との違いはレベルボーナスとSR系列専用イベントのみが通常版と異なる。それ以下のR系列でのキャライベントは通常版と全く同じ。
あかつき大附属高校編以外のエピソードで「[あかつき]猪狩」をセットしても、彼だけあかつきのユニフォームカラーにはならず、通常版と同様、各高校のユニフォームを着ている。
[あかつき]バージョンは限定キャラであり、特定のガチャ以外からは入手できない。
アフロ猪狩
髪型がアフロヘアの猪狩守。作品によっては髪型がアフロだった時があり、サクスペでも猪狩守の別バージョンとして配信されている。イベキャラ「アフロ猪狩」をイベントデッキにセットすると、定期、ランダムイベントでもアフロ猪狩の姿になり、登場する。
ポジションは通常版同様投手。左投左打。得意練習は球速練習。
この姿は「覚悟と本気の現れ」であるとのことで、決め球も『パワプロ10』の社会人野球編で習得した、オリジナルストレート「ソニックライジング」を逆輸入の設定で使う。ソニックライジングのエフェクトはライジングショットと同じものだが、球質は異なっている。
SR系列の2種オリジナルストレート取得イベントは「過去の産物」として教えてくれないが、別の専用イベントにて、アフロの秘密を探ることによりソニックライジングを一定確率で教えてくれる。野手の場合は「レーザービーム」のコツとなっている。
学園祭イベントでアフロ猪狩が選ばれると、アフロではなく通常の髪型のままのメイド姿で登場している。
「アフロ猪狩」は当初パワチャレ報酬限定のキャラクターとして配信され、のちに期間限定のプレミアムガチャで復刻されたが、それ以外では入手できない。
『ヒーローズ』では予選ラウンドを快勝していると、本戦ラウンドで登場する、あかつき大附属高校のキャプテン猪狩がアフロ猪狩になっており、高い選手能力とソニックライジングを武器に、相手チーム選択で挑むことが出来る。
登板、打席モーションは通常の猪狩とは異なり、いずれも奇妙なダンスを披露し、実況の熱盛からツッコミが入っている。
一ノ瀬 塔哉(いちのせ とうや)
あかつき大学附属高校野球部に所属する投打に実力の高い男性選手。ポジションは投手。左投左打。得意練習は変化球練習。
「あかつき十傑」の1人。完投能力は微妙だが、高い制球力を持ちながらも多彩な変化球を操る技巧派左腕。バッターとしても非凡な長打力を誇る天才打者である。
普段は気の優しい性格をしているが、野球に関しては厳しい言葉を送ることがある。
猪狩と二宮を比較されると機嫌を悪くする。ランダムイベントの十傑の弱点イベントで一ノ瀬が選ばれると、一見すると弱点は無いように見えるが、本人は「もう少し打率を上げたい」と答えている。
今回は限定キャラクターであり、特定のガチャおよびパワチャレ報酬、イベント報酬以外の方法では入手できない。
『2016』の「パワフェス」、『ヒーローズ』では「あかつき大附属高校OB」と呼ばれるチームのキャプテンを務めており「プロ野球の新人王候補」と呼ばれている。
こちらでの一ノ瀬達は『9』の設定に基づき、猪狩守の先輩ということになっている。
二宮 瑞穂(にのみや みずほ)
あかつき大附属高校野球部に所属する白い帯が入った薄紫色のヘアバンドがトレードマークの男性選手。ポジションは捕手。右投右打。得意練習は打撃練習。
「あかつき十傑」の1人。乱暴な口調をしているが、実力を認めると一定の評価をしてくれる。
強肩強打に鉄壁のブロックを見せるフィジカル面の強さが武器の捕手だが、キャッチングがあまり得意ではなく、パスボールも犯すことも少なくない。
完璧な一ノ瀬をライバル視しているが、彼の妹と付き合っており、兄の塔哉と二人きりの時は彼のことを「アニキ」と呼んでいる。
猪狩守と言い争うことが何かと多く、ランダムイベントでは一ノ瀬の相談後、更に言い争うか、落ち着かせることとなる。この時、猪狩進をイベキャラにセットしていると、相談相手が進に変更され、その後の収まる場面が変更される。
今回は限定キャラクターであり、特定のガチャ以外からは入手できない。
三本松 一(さんぼんまつ はじめ)
あかつき大附属高校野球部に所属する、大柄な体格で長髪の男性選手。ポジションは一塁手。右投左打。得意練習は筋力練習。
「あかつき十傑」の1人。圧倒的な長打力を誇るスラッガー。常に打球を遠くに飛ばすことを意識しており、引っ張った打球の速度が速く切れにくい一方であまり器用ではなく、流し方向に打球を飛ばすのは不得意。同じスラッガータイプの七井をライバル視しているが、互いの実力を認め合う親友でもある。
一人称は「ワシ」で常に笑っているかのような表情に見えるが、試合ではかなり真剣であり、笑う時は朗らかに笑っている。
キャライベントの固定イベントでは「三本松シフト」と呼ばれる引っ張り方向中心に守備を置き、選択肢で三本松を鍛えるか、守備陣を鍛えるかどちらかを選ぶことになる。
『2016』の「パワフェス」、『ヒーローズ』では打席時「飛距離こそが野球の美学」と実況の熱盛から紹介され、『ヒーローズ』でのコンボイベントでは同じく力自慢の大和田羅刹と意気投合していた。
四条 賢二(よじょう けんじ)
あかつき大附属高校野球部に所属する眼鏡をかけた男性選手。右投右打。ポジションは二塁手。得意練習はメンタル練習。
「あかつき十傑」の1人。走攻守そつなくこなし、バントもうまい。キャッチングのうまさには特に定評がある。同じ守備の得意な六本木をライバル視している。
ランダムイベントの十傑の弱点イベントで四条が選ばれると、持ち前の頭脳を誇りにしており「弱点など無い」と言うが、「特に秀でた面も無い気がする」と矢部から評されている。
分析力に自信があり、自前のノートパソコンは相棒ともいえる存在である。キャライベントのSR系列イベントではパソコンの不具合により自身も不調になるが、イベント終盤の結果の良し悪しで状況は変わるが、克服するようになる。
キャライベントでは明かされないが、犬好きであり、将来は獣医を目指していることが『2016』の「パワフェス」、『ヒーローズ』のコンボイベントで明かしている。
妹思いで、過保護気味に澄香を褒めちぎっている。
五十嵐 権三(いがらし ごんぞう)
あかつき大附属高校野球部に所属する体格のいい男性選手。右投右打。ポジションは三塁手。
「あかつき十傑」の1人。強肩強打が武器の三塁手。他のメンバーよりも実力が劣っていることを陰に持ち、才能あふれる猪狩をライバル視している。
ビハインドの場面で強打や堅実な打撃を見せることはあるものの、その打撃には七井や三本松よりも確実性がなく、三振が多い。また、地肩は十傑でも随一の強さを誇るが、守備が非常に雑なためボールを取り損ねたり、送球が逸れたりといったエラーが非常に多い。
見た目はいかついが、基礎練習を怠らず、テスト勉強するなど意外と頭は良く、熱血漢タイプであり意外と涙もろい。
『2016』の「パワフェス」、『ヒーローズ』でのコンボイベントによると、将来は医学の道を歩んでいることが明らかになる。
学園祭イベントでは五十嵐が登場すると彼がメイド服を着てしまい、その後地獄絵図と化してしまう。
なお、アプリ版と同様、あかつき十傑メンバーで唯一イベキャラが配信されていないので五十嵐のサクセス顔設定は連動機能の『パワプロ2016』のみ設定が可能。「パワフェス」モードで「あかつき大附属高校OB」に勝利し、五十嵐を仲間にしてゲームクリアすることで、五十嵐の顔設定と選手能力が開放される。
六本木 優希(ろっぽんぎ ゆうき)
あかつき大附属高校野球部に所属する、見た目が優しそうな男性選手。右投右打。ポジションは遊撃手。得意練習は守備練習。
「あかつき十傑」の1人。強打はないが、堅い守りでチームを救う遊撃手。同じ守備の得意な四条をライバル視している。
心臓に持病があり、小学生の頃は長期間入院するほど状態が悪かった。今は野球をこなせるようになっているが、チームメイトには持病があることを内緒にしており、無理をして顔色が悪くなり、練習やマラソンを続行できなくなることも少なくはないが、並みの球種を本塁打にするなど、打者としての実力はやはり高い。
キャライベントの固定ベントでは守備のうまさから、選択肢で主人公から「師匠」と呼ばれる。
七井=アレフト(なない=アレフト)
あかつき大附属高校野球部に所属する、サングラスをかけた男性選手。右投左打。ポジションは外野手。得意練習は筋力練習。
「あかつき十傑」の1人。広角に力強い打球を飛ばすスラッガー。同じスラッガータイプの三本松をライバル視しているが、互いの実力を認め合う親友でもある。
アメリカ人と日本人のハーフで「~だヨ」、「~だネ」と片言の日本語をしゃべる。苦手な物は塩辛
青い目は普段はサングラスに隠れているが、試合や選手設定の顔設定ではグラス越しで確認できる。
今回は限定キャラであり、特定のガチャ以外からは入手できない。
あまり異性には興味が無いようで、『ヒーローズ』でのコンボイベントでは『2016』に登場する十六夜瑠菜からデートの誘いを受けるが、断っている。
八嶋 中(やしま あたる)
あかつき大附属高校野球部に所属する、逆立った茶髪が特徴的な男性選手。左投左打。ポジションは外野手。得意練習は走塁練習。
「あかつき十傑」の1人。一人称は「おいら(または「オイラ」)」。チームトップクラスの俊足を誇り、ヘッドスライディングも光る「あかつきのイダテン」の異名を持つ。俊足を生かした広い守備範囲も武器で、打撃もそこそここなす。高い打撃と同様に広範囲を守る九十九をライバル視している。苦手な物は勉強。
逆立った髪型が特徴だが、試合では帽子に隠れている。
今回は限定キャラであり、パワチャレ報酬および特定のガチャ以外からは入手できない。
子供っぽい性格をしているが、『ヒーローズ』での小嵐とのコンボイベントでは、設定上社会人になる年齢からか「はしゃぐのは年甲斐でもないかな…」と思っていた。
九十九 宇宙(つくも そら)
あかつき大附属高校野球部に所属する、口にくわえた葉っぱと関西弁がトレードマークの個性的な男性選手で、ひょうひょうとした感じの外野手。右投右打。得意練習は肩力練習。
「あかつき十傑」の1人。巧みなバッティングと強肩が武器。打者としては高めのボールを得意としており、流し打ちがうまい。俊足で同様に広範囲を守る八嶋をライバル視している。苦手な物は納豆
「あかつき十傑」の野手の中で唯一、サクスペでサービス開始当初から配信されているキャラクター。
シナリオでは主人公と直接話す機会はあまりないが、あかつき大附属高校編以外のシナリオでデッキに九十九のイベキャラをセットすると、自己紹介イベントで会話したのをきっかけに仲良くなり、その後のキャライベントで一緒にお好み焼きを食べに行くほど親しい仲になる。特技は居合抜き
地方大会決勝で対戦するそよ風高校の阿畑やすしとは幼なじみであり、中学まで一緒のチームメイトでライバル。
ちなみに、阿畑をイベキャラにセットすると、阿畑もあかつきの野球部員となっており、コンボイベントでは九十九のもう一人の幼馴染で阿畑の恋人となった「芹沢 茜(せりざわ あかね)」のことを選択肢で少しだけ訊くことが出来る。
『2016』の「パワフェス」では初期のバージョンから「あかつき大付属高校」に九十九が所属しているが、サクスペでのあかつき大附属高校編をクリアすることにより『2016』と連動すると追加される「あかつき大附属高校OB」にも九十九が両チームにメンバー入りしている。
『ヒーローズ』での九十九は「あかつき大附属高校OB」のみに所属し、元の「あかつき大附属高校」の固有選手は猪狩兄弟の二人のみになっている。
四条 澄香(よじょう すみか)
あかつき大附属高校野球部所属の女子マネージャー。四条賢二の妹で、兄と同じような眼鏡をかけている。主人公の彼女候補。
兄と同様に犬好きであり、SR系列の立ち絵にも描かれている。賢二のことは「兄さん」と呼んでいる。
『2016』の「パワフェス」では「あかつき大付属高校」のマネージャーに登場している。
初期マネージャーで澄香を選び、あかつきOBチームが登場すると「兄さんがいる」と驚いている。
『ヒーローズ』では「よろずや」の店員で登場している。評価を上げるとマネージャーになってくれる。
千石 忠(せんごく ただし)
あかつき大附属高校野球部監督の男性。センター分けの髪にサングラスをかけて無精ヒゲを生やしており、見た目が非常にごつく、迫力がある。
ちなみに青道高校編の片岡監督も、千石監督と同様、強面でサングラスの髭面が特徴となっている。
「あかつき十傑」を打倒させるために主人公を1軍に昇格させたのは控え選手を鼓舞するための白羽の矢であったが、主人公に対する期待の表れもある。
昇格後は定期イベントで「地獄マラソン大会」を初め、ランダムイベントで「地獄投球」、「地獄筋トレ」、「地獄ダッシュ」、「地獄千本ノック」、「地獄座禅」など厳しい練習を選手たちに課してくる。
あるキャライベントでは監督が「自分はコワモテで印象が悪い」ということを自覚しており、主人公から「サングラスを外さないのが原因なのでは」と思われている。
試合での顔設定はランダムに設定されている。

ヴァンプ高校編

5月24日16:00より配信されたシナリオ。こちらもストーリー自体はアプリ版と同じ。

このシナリオでは主人公が「吸血鬼」という設定のため、体力のほかに「ブラッドゲージ」と呼ばれるパラメータがあるのが最大の特徴。「ブラッドゲージ」は練習のほか、休んだり遊んだりデートをしても練習後ほどではないが、一定量減少していき、ゲージがゼロになると、翌週主人公が体調を崩し、やる気、体力、能力ポイント大幅ダウンなどのデメリットを受ける。そのため、ゲージが少なくなる都度「吸血」コマンドを使って血を補給しながら選手育成を進めていかなければならない。

「吸血」コマンドを1回使えばブラッドゲージが全回復し、「吸収」「魅了」「使役」「強化」「強奪」のうちいずれか1つの効果を得られる。「吸血」によりどの効果が得られるかは練習によって逐一変化し、得られる効果はブラッドゲージが少ないほど高くなる。

なお、ブラッドゲージが残り少ない(赤点滅)状態での「吸血」を「極限吸血」といい、極限吸血を合計7回行うと、超特殊能力のコツが得られるので「吸血」を行うタイミングも育成において非常に重要な鍵となる。

ヴァンプ高校編以外の各高校で、ヴァンプに所属するイベントキャラをデッキにセットすると、イベント内容が変更され神良、灰塚、内藤は人間ではなく「闇の一族」であることや、主人と眷属の関係であることも表向きには明言せず、3名共に設定上である「従兄弟同士」であることをコンボイベントで説明している。

所属する固有選手は連動機能の『2016』、『チャンピオンシップ2017』では、アップデートでデータ閲覧。『2016』の「2017年度データ」で顔設定が可能となった。ただし、「2016年度データ」にはデータ閲覧、顔設定は反映されていない。

パワプロくん
プレイヤーキャラクターで主人公。利き腕、名前は自由に変更可能。クリア後は顔や生年月日なども変更できる。
プロ野球選手を夢見ていたが、中学時代、友人と野球をしているときに誤って崖から転落。気がついた時には転落した崖の近くの屋敷のベッドで目を覚ますも、屋敷の主の女吸血鬼の神良 美砂(かみら みさ)から、自身が吸血鬼(ヴァンパイア)化したことを知らされ唖然とする。
完全な人間に戻るには、美砂の眷属となって付き従い、設立したばかりの「『ヴァンプ高校』野球部を率いて甲子園大会を優勝」という約束を果たせなければならないが、その約束を実現できぬまま月日は流れ、最終学年を迎える。
何としても人間に戻り、憧れだったプロ野球選手になるべく、吸血鬼としての能力をうまく使いこなして甲子園優勝を目指す。
吸血鬼になった当初は神良から定期的に貰う血液で血を補給していたが、サクセス開始2ターン目(8月2週)以降、練習中の隙を付いて、セットしたイベントキャラ、チームメイト、スカウト、監督を吸血していく。吸血能力の発揮時は口から直接吸う訳ではなく、背後から何らかの方法で、対象の相手を吸血をしている。
吸血鬼ゆえに、日光を極力避けるため各高校の主人公で唯一、電気も付けず、部屋の窓にあるカーテンの代わりに板を打ちつけており、隙間明かりで朝昼晩を見ている。家に上がるイベントキャラもいるが、なぜこのような部屋になっているのかは尋ねられる場面は無い。
このシナリオでは甲子園に優勝できなくても、問題なくドラフト入りとなり、スカウト評価が低く、ドラフトにかからなくても育成選手として、登録出来る。
いずれもセットしていない場合は、条件問わず、主人公及び行方不明になった神良の今後が明言されず、有耶無耶のままエンディングを迎えることになるが、条件により、神良のイベキャラをセットしていれば、彼女成立後のヴァンプ高校編専用のエピローグで多岐に変化する。
甲子園初戦敗退までは吸血鬼のままプロ入りとなり、甲子園2回戦以降セットした対象キャラが神良のみでの場合は、いずれも勝ち負け問わず、史門範斗の襲撃で屋敷で待機していた神良が行方不明となり、その後なぜか突然主人公が人間に戻り、神良率いる「闇の一族」は全員彼女の行方を追って去り、エンディングを迎える。
神良に加えて、朔夜、史門のいずれかをデッキにセットしており、甲子園を優勝すれば、人間に戻って吸血鬼になった真相を知り、エンディングを迎える。
矢部 明雄(やべ あきお)
主人公と同じ高校の野球部に所属するメガネの外野手。右投右打。
ヴァンプ高校所属外のイベントキャラ同様、主人公が吸血鬼であることや、練習中に吸血されていたことは知らずにいる。
血の衝動を抑えられないランダムイベントでは、吸血鬼であることを伏せて矢部に相談すると、なぜか感動し、矢部が所持する「秘蔵のお宝DVD」を貸してもらえる。
詳しくはこちらを参照。
灰塚 朔夜(はいづか さくや)
ヴァンプ高校野球部に所属する青いスカーフをつけた男性選手で、神良美砂の眷属の遊撃手。右投右打。得意練習は走塁練習。
チームトップクラスの俊足と、パワフルな強振スイングが武器の攻撃型遊撃手。しかし野球を始めてから日が浅く、試合では八尺と同様、積極性と強振多用により、後先考えずに突っ走る性格も相まって、打撃は確実性が程無く、走塁ではボーンヘッドを犯すことも多い。守備力もあるが捕球ミスや悪送球、タイムリーエラーもよく犯す。
口調は荒々しいが、仲間想いな場面が多く、瞬鋭高校編での「呼び戻す」イベントでは「エリート組だの、雑草組だの気にしすぎなんだよ!」と語る。
正体は満月の夜や、あまりの興奮状態になると狼に変身する、俗にいう狼男。しかし、変身した姿は恐ろしく他人を恐怖に陥れる。…というよりも、狼男ではなく子犬みたいな姿に変身し「ガウガウガー!」と威嚇するが、むしろモフモフしててかわいい。
内藤からは「朔ちゃん」と呼ばれており、イベキャラの内藤N、R系列イラストでかわいがっている犬のようなものが、灰塚の「変身した姿」であり、キャライベントによっては「変身した姿」のままで登場することもある。
その愛らしい見た目のせいで、よほどの事情が無い限りは、自分から犬(狼)に変身したり、動物番組を見るのが苦手。
正体を明かす12月1週まで、もしくはヴァンプ高校編以外での変身姿の灰塚はキャライベント中、灰塚本人であることは語らず、主人公から「モフモフしたい『魅惑のワンちゃん』」と呼ばれる。
ストーリーの中で父親の灰塚 弦(はいづか げん)についての言及もあるが、朔夜が生まれた直後に失踪し行方不明になっており、名前のみの登場にとどまっている。
内藤 明瑠(ないとう めいる)
ヴァンプ高校野球部に所属する全身に金属製の鎧をまとった女性選手で、神良美砂の眷属の一塁手。右投右打。得意練習は肩力練習。
見た目通りの女騎士であり、火を噴くような強肩強打が武器。しかし、重装備で機敏に動くことができないため、走塁が非常に苦手。
守備も複数のポジションをこなせるが比較的負担の少ない一塁手や外野手のポジションを務めることが多い。捕手も守ることがあるが、試合でも鎧姿なのでマスク、プロテクターなどのキャッチャー道具一式を装備していない。また、ヴァンプ高校所属の選手で唯一、シルバーの金属バットを使用している。
正体はゾンビ(アンデッド)であるらしいが、鎧の他に顔の見えない兜も装着しており、素顔は定期、ランダム、キャライベントでも一切明かされず不明のまま。温泉番組を見るのが苦手で、温泉の成分で鎧の腐食を懸念している。
気合が入る場面のみ兜のわずかな隙間から目を光らせている。大会試合敗退時に内藤が天を仰いでいる場面では、黒い輪郭が兜の隙間から少し見えている。
甲子園出場中に「ブラッドゲージ」が無くなると、神良が弁当に用意した血液を内藤に託し、主人公に与え難を逃れるが、従来通りペナルティを受ける。
ヴァンプ高校編以外では自己紹介イベントで鎧姿でも大会公認であることに喜び「普通の女の子」、「永遠の16歳」であることを自称している。
見た目に反して野球の知識が豊富。野球マニアの川星ほむらにも劣らない。他にもイベント中たびたび死語を使う面がある。
選手設定での内藤のサクセスキャラ顔設定をすると、鎧姿となるが、こちらは走力には影響は無く、問題なく早く走れる。
史門 泰司(しもん たいじ)
2年夏にいきなり野球部に入部してきた男性選手。ポジションは投手。右投両打。得意練習はスタミナ練習。
入部当初は野球未経験で荒削りだったが、鍛え上がった体で身体能力が非常に高く、のちに最速155km/hの闇を切り裂く銀色のオリジナルストレート「シルバーバレット」と縦横のスライダー、シュートを武器に三振を多く奪う本格派右腕となりチームのエース投手に成長する。打者としても非常に優秀である。
実は由緒ある吸血鬼討伐一族・史門家の血を引いており、自身も凄腕の「吸血鬼(ヴァンパイア)・ハンター」を自称する(ショートカット無しでそれを明かす時、悪魔城ドラキュラのテーマソングが一瞬流れる)。しかし入部時には、主人公や美砂を差し置いてなぜか灰塚だけを「吸血鬼」呼ばわりするなど、ハンターとしての技術と経験はまだまだ未熟。
そのため、当初は朔夜のことを敵視し、取っ組み合いの大乱闘になることもしばしばで、そのことがチームワーク崩壊の原因になり秋季大会も初戦敗退になったが、後に朔夜がモフモフの狼男であることを知ると、自ら納得し歩み寄って朔夜に謝罪。以降は、誰とも仲間割れすることなく、真面目に練習に取り組むようになり、チームメイトとの絆を深めていった。
ヴァンプ高校以外では「ハンター」であることをそのまま自称しているが、蛇島の色白な外見を見て吸血鬼であると見なすなど、やはりハンターとしては未熟な面が出ている。
キャライベントでは、投手について独自の理念を持つ蝶野とは対照に、打者に対する独自の理念を誇っている。他にもオカマ染みた言動をすることがある。
神良 美砂(かみら みさ)
紅色の瞳とミステリアスな外見が特徴的なヴァンプ高校野球部女子マネージャー。主人公の彼女候補。
大きな屋敷に併設したヴァンプ高校を支配する女吸血鬼でもあり、主人公が吸血鬼と化すきっかけを作った人物でもある。
甲子園の優勝での目的は「『闇の一族』の存在を知らしめるための一歩」であると語っている。
表向きには「ヴァンプ高校理事長の娘」ということになっているが、その理事長の男性は神良が操った名目上の一般男性であり、本当の親子関係ではない。
主人公が崖から転落する少し前まで、長い眠りから覚めたばかりであり、現代の情報はネットや睡眠学習で得ている。
あまり表には出ないため、買い物などはネット通販を利用しており、主人公からは「引きこもり系」と評される。年齢は不老不死であるが、吸血鬼の休眠期を除き、主人公とは同世代。
吸血鬼となった主人公とは主人と眷属の関係にあり、主人たる彼女には主人公の「吸血」が一切通用しなくなっている。そのかわり、吸血直後のターン(ブラッドゲージが満タンの時)に彼女と一緒に練習すると「ブラッドタッグ」が発生し、経験点アップと体力回復の効果が得られる。
ヴァンプ高校編では固有のイベキャラをデッキにセットしたか否かで甲子園決勝直前と彼女エピローグのイベントで彼女の運命が多岐に変化する。
朔夜、泰司、神良のいずれかをデッキにセットしていなければ、甲子園に行かず、一人ヴァンプ高校に残ったところに、泰司の父、史門範斗率いる吸血鬼討伐の憂き目に遭い、吸血鬼討伐から逃れる形で終盤は灰塚ら「闇の一族」メンバーと共に、ヴァンプ高校の学校としての機能残したまま消息不明となる。
一方、史門、灰塚、神良のいずれかをデッキに入れていると、その組み合わせに応じて甲子園決勝前のイベントが変化することがあり、ある条件を満たすと、泰司の助けを受け、吸血鬼としての本来の力を取り戻し、討伐隊を撃退。その後、甲子園優勝後のエピローグで彼女から主人公が崖から落ちた事件の顛末を聞くことができる。
ヴァンプ高校編以外では、表向きは「大きな屋敷に住む、大金持ちの日本名の外国人」となっており、自身の正体である吸血鬼あることや、デートで見る吸血鬼映画シリーズのスポンサーが「闇の一族」であることは伏せている。服装は各高校のジャージではなく、ヴァンプ高校編と同様の服装のままとなっている。
告白イベントでは「身に合う者」なのかテストするという形で彼女成立する。デートイベントでは毎回選択肢を選び、SR系列限定のデート5回目のイベント次第でエピローグ内容が変化する。
デート5回目イベントが失敗、およびデート未完走では、主人公以外の人物の記憶から「神良が在学していた」という事実を消すと同時に主人公の前から消え去り、以後は消息不明となる。そして10年後に美砂そっくりの子と再会することが明かされる。
デート5回目イベントが成功していると、神良との契約を交わされたことにより、主人公が眷属の吸血鬼となり、それを受け入れ幕を閉じる。
ヴァンプ高校の監督
ヴァンプ高校野球部監督の男性。本名は名乗らないので不明。選手たちからも単に「監督」と呼ばれており、顔はおなじみ、メガネ着用の汎用監督の顔。
ヴァンプ高校理事長という名目上の男性と同様、元々は一般男性で野球経験は皆無だが、神良の力により野球部の名目上の監督として操られている。神良を称えており「美砂様」と呼んでいる。
操られてはいるが、従来通り監督評価には影響があり、評価が低いと試合ではリリーフ、代打起用となる。
ただし、吸血コマンドでの「魅了」により、一定期間内に監督が「魅了状態」なっていれば、本来の監督評価が低くてもスタメン入りが可能となる。
ヴァンプ高校の野球部員
ヴァンプ高校野球部に所属するチームメイトでイベキャラ同様、通常の人間達。顔はザコプロ顔。
サクセス開始時点で、美砂をはじめとした「闇の一族」による吸血で血を抜かれて身体が青ざめており、定期、ランダム、キャライベント、試合中までも青ざめた姿となっている。3年目4月の新入部員も同様の扱いとなっている。
それ以外のセットしたイベントキャラは、血を抜かれても普通の顔色となっている。チームメイトと同じ顔の田中山をセットしても普通の顔色で登場している。
ヴァンプ高校以外での登場は「[デスノート]京野 小筆」のデート2回目のイベントで、お化け屋敷で登場するお化け役の男性の正体が、各高校のユニフォームを着たアルバイトのチームメイトであり、役作りで青ざめた姿になっている。ちなみに通常版の小筆のデート2回目イベントでは端役であるため姿を見せない。
史門 範斗(しもん のりと)
史門泰司の父親。「息子の様子を見学しにきた」という名目で夏の大会直前になってヴァンプ高校野球部に足を運んでくる。
しかし、ヴァンプ高校に来た真の目的は、息子泰司の様子を見に来ることではなく、先祖代々の「吸血鬼(ヴァンパイア)・ハンター」の使命「吸血鬼を退治すること」であり、甲子園決勝前に一人屋敷に残った美砂を討伐部隊を率いて退治しようとするも、この時既に屋敷は誰一人存在せず、退却する。
一方、史門、灰塚、神良のいずれかをデッキに入れていると、イベントが変化し、吸血鬼退治道具のライトを使用し神良を封じて追い詰めるも、泰司の妨害により、吸血鬼本来の力を取り戻した美砂の力により気絶。同時に関わった記憶を討伐隊もろとも消されてしまい、吸血鬼退治は寸前の所で失敗に終わる。

ブレインマッスル高校編

8月1日16:00配信予定。

サクセススペシャルから新登場のイベントキャラ

各高校の定期イベントには登場せず、デッキにセットすると各高校のユニフォームで登場する。

イベキャラ図鑑では「パワフル高校編」と同様の赤と白地のユニフォームを着ている。

2016年12月15日「ニンテンドー3DS」で発売された『実況パワフルプロ野球 ヒーローズ』に登場した人物もこちらに記載する。

アプリ版で配信済みのイベントキャラが存在するが、サクスペではまだ配信されていないイベキャラは現時点、配信予告がある場合を除き記載しない。

パワプロ ヒーローズの選手

江戸川 文楽(えどがわ ぶんらく)
パワプロヒーローズに登場した「粋(いき)」な物を愛する男性選手。ポジションは一塁手。右投両打。得意練習は筋力練習。
確実性は今一つだが、豪快な打棒を誇る両打ちスラッガー。クリーンナップを任せられる選手としては珍しく、チャンスをお膳立てすることが得意。満塁や逆境の場面にも強い。あまりに打球が飛ぶのでバットは木製を使用している。
キャライベントでは人情味あふれる物が多く、瞬鋭高校編の「呼び戻す」イベントでの失敗パターンでは「そっち(エリート組)側にもってもんがある」と断られる。SR専用イベントでは各高校のライバル選手を集めた「ドリームチーム」を立ち上げるという後の『ヒーローズ』に通ずる目標を立てている。
今回は限定キャラクターであり、イベント報酬、および特定のガチャ以外からは入手できない。
連動機能の『2016』の「2017年度データ」および『チャンピオンシップ2017』では選手データ閲覧。『2016』の「2017年度データ」で顔設定が可能だが「2016年度データ」では反映されていないため閲覧と設定は不可。
『ヒーローズ』では社会人野球チーム「大江戸(おおえど)ファイヤーズ」のチームキャプテンになっている。
固有チームメイトは江戸川の高校時代のライバル選手であり、ナルシストだが、制球力に優れる軟投派の「桐生 景吾(きりゅう けいご)」。分析に優れ、冷めた態度だが仲間には熱い「成地 英明(なりち ひであき)」と組み、社会人野球の優勝経験のある強豪チームと言われている。
本戦ラウンドで登場する大江戸ファイヤーズとの試合開始時では、江戸川が馬に騎乗したまま主人公の前に現れ、対面時に勢いよく馬が近づいたため、驚かせている。

無所属の選手

熱盛 宗厚(あつもり むねあつ)
パワプロ2016』「パワフェス」モード、および『パワプロヒーローズ』に登場する同名の男性アナウンサーの高校時代の姿で登場。こちらでは後頭部を刈り上げた髪型をしている。
ポジションは投手。右投右打。得意練習はコントロール練習。
時々エア実況をするが、野球の実力は高く『2016』では「逆境の熱盛」と呼ばれていたらしい。得意なボールはカーブとHシュート。投手以外にも外野も守れる。
瞬鋭高校の「呼び戻す」イベントでは、ノリノリのエア実況を披露し戻ってくれる。
SR以上ではイベント「エア実況の効果」を完走すると投手なら必ず超特殊能力「ドクターK」のコツがもらえる。ただし、3回目イベントで早口言葉に成功し、特定の選択肢を選ぶと「ドクターK」のコツを入手できないが、その後、甲子園出場での初戦勝利後、試合中打席に立った際自分を奮い立たせるために「一人エア実況」を披露するも、苛立った相手投手が熱盛の頭にデッドボールを与えてしまい、医師から「今後の出場は絶望的」と後の『2016』の「パワフェス」に通ずる経緯を病院で主人公に話す。
甲子園を優勝すると、オリジナル変化球「ムネアツシュート」を一定確率で入手できる。ただし、『2016』の「リベンジャーズ版熱盛」と違い、変化球に特殊エフェクトは無く、こちらの熱盛で得た「ムネアツシュート」を連動した『2016』で使用しても変化球エフェクトは発生しない。
余談だが熱盛にボールを当てた投手はその後プロ入りせず居酒屋を経営し、店名がその出来事で「でっどぼーる」と名付けており、今でもその元投手と親交があることを『2016』パワフェスのイベントで熱盛が語っている。
サクスペでは現在、初日ログインでRが1枚と『パワプロ2016』早期購入特典でSRが1枚配布されたのみにとどまっており、事実上の限定キャラとなっている。
『2016』の熱盛はこちらを参照。
浪風 芽衣香(なみかぜ めいか)
パワプロアプリで初登場した女性選手。ポジションは二塁手。右投右打。得意練習は打撃練習。
非力ながら打球の弾道が高く、芯が外れると凡フライになることが多いが、ここぞという時に非常に勝負強いバッティングを見せる。代打の場面にも強い。
プロを目指しており、同じプロを目指す主人公と活気のある軽口を叩き合っている。
バット職人の祖父が作った木製バットを売り込むために野球を始めたが、そのバットは繊細なのか折れやすく、SR系列イベントやコンボイベント中、何度もバットがへし折れている。それでも本人はスラッガータイプではないが、試合でも木製バットを扱っている。
今回は限定キャラであり、特定のガチャ以外からは入手できない。
閃道 極(せんどう きわむ)
パワプロアプリで初登場した、武士のようないでたちの男性選手。ポジションは一塁手。左投両打。得意練習は打撃練習。
見た目通りの優秀な剣客であり、話し方も武士そのもの。一撃必打を掲げる剣道の流派「壱閃流(いっせんりゅう)」の流儀を重んじる。
野球でも剣道仕込みの正確かつ鋭いスイングが持ち味の非常に優秀なスイッチヒッターなのだが、自分の掲げる流派の考え方にそぐわないことを嫌う。そのため一球で仕留めることにこだわりすぎるあまり、1ストライクを取られると打撃に精が入らなくなり、2ストライクに追い込まれるとバットに当てられなくなるのが玉にキズ。
また、剣道同様投手とサシで勝負することが得意な反面チームプレイが非常に苦手で、打撃以外の守備面ではタイムリーでのエラーが多く、走塁面も全く期待できない。
一般常識も武士の時代で止まっているような人間であり、機械が苦手という一面がある。好物はサバの味噌煮定食。
伸びている前髪はイベント中は目の下に隠れているが、試合や顔設定では目の上に伸びた前髪が写っている。
今回はイベントの限定キャラクターであり、通常のガチャからは入手できない。アプリ版のR、PR、SRに加えてサクスペではPSRもイベントのランキング報酬に登場した。
連動機能の『2016』の「2017年度データ」および『チャンピオンシップ2017』では選手データ閲覧。『2016』の「2017年度データ」で顔設定が可能だが「2016年度データ」では反映されていないため閲覧と設定は不可。
また、閃道が所持していた超特殊能力の仕様が異なり、超特殊能力「一球入魂」が通常特殊能力の「初球○」に格下げされ、赤(マイナス)超特殊能力「扇風機」が、通常赤特殊能力の「三振」に格上げされている。
柳生 鞘花(やぎゅう さやか)
声:松嵜麗
パワプロアプリで初登場した、黒髪ロングヘアでキリッとした印象の小柄な女性選手。ポジションは外野手。右投左打。打撃フォームは一本足打法。得意練習は打撃練習。
音声付きイベキャラ。イベキャラ詳細画面で○ボタンを押すと、『ダイヤのA』コラボキャラやイベキャラの「片桐 恋」などと同様にボイスが聞ける。
実家が剣道場を営んでおり、自身も剣道の流派「小浪一刀流(こなみいっとうりゅう)」を重んじる剣道少女。野球でも正確かつ力強いスイングで安打や長打を量産するが、守備走塁面にやや難がある。性格は家庭的で面倒見がよく、恥ずかしがり屋。
剣道中心であるはずの彼女が、なぜ野球も始めているのかは、イベント中一切明かされず、理由は不明となっている。
サクスペキャラでは珍しく、野球の練習時は帽子を着用し、練習以外では無帽で髪を下ろしている。
図鑑グラフィックR系列では剣道着を着用しており、SR系列はアプリ版での「月2学園パワプロ部」発表時では赤と白地ユニフォームだったが、配信時には「月2学園」の青地ユニフォームカラーになっている。
彼女候補ではないが、SR系列専用イベントでのみ、低球打ち指導での成り行きで「(柳生を)打ち負かしたものは許嫁になる」という許しを鞘花や彼女の父親に受けてしまい、「彼女になった」という言及やデートイベントは無いものの、恋人関係になる。
そのため、柳生の専用エピローグが終盤で発生していると、彼女候補の片桐恋の彼女エピローグで、バットエンドルートの対象に入ってしまう。
今回はイベントの限定キャラクターであり、通常のガチャからは入手できない。
連動機能の『2016』の「2017年度データ」および『チャンピオンシップ2017』では選手データ閲覧。『2016』の「2017年度データ」で顔設定が可能だが「2016年度データ」では反映されていないため閲覧と設定は不可。

無所属の選手兼彼女候補

新島 早紀(にいじま さき)
『パワプロ2016』サクセスモードの独立リーグ編に登場する同名の女性選手の高校時代の姿で登場。
ポジションは外野手。右投左打。得意練習は打撃練習。
女性でありながら、かなり男前な性格で、男女共に生徒からの人気が高い。
『2016』で特徴となる厚めのメガネはまだ着用しておらず、幕末マニアになったことも明言されていない。
能力も『2016』と異なり、「2016サクセスモード」では本職は捕手で、メインポジションとサブポジが逆である。また、走力が独立リーグ編よりも高めになっている。
選手兼彼女キャラでイベントの選択肢で彼女(厳密には彼女のフリから始まる)にすることも可能。
普段の評価アップの名前は「新島」だが、彼女成立後のデート3回目以降は「早紀ちゃん」となっている。
彼女エピローグは3種類あり、デートの回数が少ないと社会人野球を目指していることを主人公に明かすの通常のパターンと、デートを3回以上すると、共にプロを目指す高評価パターンがあり、他の彼女がいると低確率で、女子生徒から事情を知った新島は「野球が恋人だ」と開き直るパターンがあり、この場合だと評価問わず、何もポイントが得られずに終わってしまい、後にも先にも野球以外に恋をしたのはこの高校時代だけだったらしく、高校を卒業してから15数年は恋をした人はいなかったらしい。
アプリ版でも『パワプロ2016』発売と同時期に期間限定で新島が配信されたが、こちらではアプリ版のサクセス高校配信時期より配信されたのが早めとなっている。
サクスペではログインボーナスでRが数枚と『パワプロフェスティバル2016』の大阪大会の報酬としてPR新島のプロダクトコードが1枚配布されたのみにとどまっていたが、クリスマス時期の限定特設ガチャで新島のSR系列が正式に配信された。クリスマスにちなんでか、SR系列の図鑑グラフィックでは新島がローストチキンを持っているものになっている。通常版、下記の[サンバ]バージョン新島は限定キャラであり、特定のガチャ以外からは入手できない。
『パワプロ2016』サクセス独立リーグ編では、厚めの眼鏡を着用しており、独立リーグチーム「アマゾネス」のチームキャプテンを務めている。
『2016』の新島はこちらを参照。
アプリの『実況パワフルサッカー』では、パワサカくんの誘いを受け、サッカー部も始めている。こちらではタフネスさを武器にしており、「合同練習」の守備表示は捕手となっている。
[サンバ]新島 早紀
サンバ衣装を着た新島。
過去に開催されたアプリ版での人気投票で第1位を獲得したのを記念して、アプリ版で「[サンバ]新島早紀」が配信され、後にサクスペでも「1周年記念」という形で早い段階で実装された。[サンバ]新島のサクセス顔は入手すると選手設定で顔設定可能。
通常版との違いは、通常版のイベントに加えて[サンバ]バージョン専用のイベントが追加、SR系列のデート5回目のイベント内容が変更されている。
当初はSR系列デート5回目イベントに不具合があり、本来ならば新島がサンバの衣装で登場し、超特殊能力「エースキラー」のコツを入手できる箇所が、サクスペでは通常版の新島と同じイベント内容のままになっており、取得できる超特殊能力のコツも通常版と同じ「内角必打」になっていたが、2017年5月22日のアップデートで修正された。
[サンバ]バージョンの図鑑グラフィックではR系列では着る派手な衣装に困惑していたが、SR系列ではバックライトを受けて、ノリノリで踊っている。
連動機能の『2016』では、「2017年度データ」で連動すると[サンバ]新島の顔設定が可能となるが、「2016年度データ」では反映されていないので設定不可。
[サンバ]バージョンは限定キャラであり、特定のガチャ以外からは入手できない。

無所属の彼女候補

片桐 恋(かたぎり れん)
声:遠藤ゆりか
パワプロアプリで初登場した主人公の1年後輩の女子マネージャー。音声付きイベキャラ。アプリ版および、配信されている『ダイヤのA』コラボキャラと同様、イベキャラ詳細画面で○ボタンを押すとボイスが聞ける。声を担当する声優の遠藤ゆりかは、アニメ「ダイヤのA」に登場する女子マネージャー「吉川春乃」の声を担当していたことでも知られている。
主人公のことが大好きで、ストーカーの如く主人公を待ち伏せしたり、追いかけ回したり、各高校主人公の古いユニフォームでそっくりの人形を作って世話をするほど。特定の人物に対して異常な愛を注ぐ、俗にいうヤンデレの女の子である。
彼女にしてもヤンデレな性格は治らず、むしろ悪化しており、デートイベントやクリスマス、正月、バレンタインではヤンデレの片鱗を見せ、育成終了時のエピローグでは、とうとう主人公無しではやっていけなくなってしまう。
このキャラのみ告白イベントで彼女にするのを断っても、育成終了時に片桐のヤンデレな性格が改善される「トゥルーエピローグ」という名前のエピローグイベントが発生する。ただし、その期間は練習時に片桐のいる場所で練習しても、彼女からのやる気の向上やラブパワーを発生するイベント、およびその後の連続固定キャライベントは一切発生しなくなる。
別の彼女と二股、もしくは柳生鞘花のSR系列専用エピローグが発生していると、ものすごく嫉妬深い性格の持ち主であることが分かり、彼女エピローグでバットルートに入り、投手なら赤(マイナス)超特殊能力「ガラスのハート」を、野手なら赤超特殊能力の「扇風機」を強制的に押し付けられ「レンのお世話が必要なダメダメダメ先輩」と烙印を押されてしまう。
イベキャラ図鑑のグラフィックではNとR系列では肉じゃが料理を持ち、SR系列ではヤンデレな表情でパワプロくん型の人形を持っている。
今回は限定キャラであり、特定のガチャ以外からは入手できない。PR版の片桐はパワチャレの「ひな祭りすこやか成長キャンペーン」の限定チャレンジでも入手出来た。

北雪(ほくせつ)高校編

アプリ版でのみ配信されている「北雪高校編」は、サクスペでは現時点では配信されておらず、北雪高校固有のキャラクターについては、現在イベキャラのみ配信されている状態である。北雪高校固有のキャラは、CS機では全員が初登場のキャラであるので、現在この項にまとめて掲載している。

全校生徒のほとんどが女子で、野球部も主人公以外全員女子の部員という設定の高校。

そのため、主人公の相棒キャラが矢部に差し替わり、『パワポタ4』、『2013』に登場した女子の選手、「矢部田 亜希子(やべた あきこ)」になっている。イベキャラの矢部田については、『2013』の聖ジャスミン学園の登場人物も参照。

アプリ版の北雪高校編では登場するキャラクターに「レッスン度」と「ときめき度」というものが設定されており、レッスン度はレベルが高いほど、選手能力値が高くなるように設定されていた。アプリ版の北雪高校以外の高校および、CS機でのパワプロ(『サクスペ』、『2016』選手データ、『ヒーローズ』レベル最高値)での固有選手3人の能力値はレッスンレベル「5」の数値に固定されている。

キャライベント内容も通常イベントと一部異なり、デートイベントもライバルキャラの北斗や別の女子キャラクターが乱入してくることがあるなど別のものになっている。

北雪高校編に登場する「北斗 八雲(ほくと やくも)」についてはこちらを参照のこと。

美園 千花(みその ちか)
女子の選手で体格のいいハーフアップの捕手。右投右打。得意練習は筋力練習。愛称は「チカちゃん」。
選手兼彼女キャラでイベントの選択肢で彼女にすることも可能。評価が低いうちの呼び名は「美園さん」だが、評価が高くなると呼び名が愛称である「チカちゃん」に変化する。
元柔道部で、柔道の方の試合は経験してはいないが、やはり女子としては力が強く、パワフルなバッティングが武器。バットの芯に当たればフェンスに近い長打になる。
また、頭脳明晰でもあり、キャッチャーリードには光るものがあるようで、野球部への転部で捕手を自ら請け負っているが、気が弱く本来の実力を発揮できずにいることや、ぽっちゃり気味な体型を気にしている。
勉強をするが好きで、北雪高校所属の固有選手3人の中では頭はいい方だが、小嵐に小ばかにされるとつい怒ってしまう場面もある。
カレーとアンパンが大好物で、SRのイラストではアンパンを幸せそうに食べている。また、詰めチェスと絵描きを趣味にしている。
『ヒーローズ』では北雪高校のチームキャプテンを務めており、矢部から「雪国育ちの白い肌」と評されるも、恥ずかしさのあまり柔道技で矢部を投げ飛ばした。
小嵐 リョウ(こがらし リョウ)
女子の選手で小柄な体格の遊撃手。サブポジで二塁も守れる。右投右打。打撃フォームはバスター打法。得意練習は守備練習。愛称は「リョウちん」。
選手兼彼女キャラで、イベントの選択肢で彼女にすることも可能。評価が低いうちの呼び名は「小嵐さん」だが、評価が高くなると呼び名が愛称である「リョウちん」に変化する。
元バスケ部で、打撃能力は高くはないが、守備範囲の広さとバントの上手さでカバーしている。
しかし、そそっかしく早とちりが多く勘違いもよく犯すので、試合では守備面では積極さが見えるが、捕球エラーが多く、牽制球や盗塁阻止で捕球が出来ず、相手のリードを許してしまうことがまれにあり、『ヒーローズ』ではレベルシステムにより、レベルが低いと守備での捕球エラーが顕著になっている。
SR系列のイラストではペロペロキャンディーをなめていたり、主人公のことも呼び捨てにしたり、牛乳など苦手なものには途端に消極的になったりと、言動や性格も非常に子供っぽい。
瞬鋭高校編での「呼び戻す」イベントでは、野球部を離れて練習しているエリート組を「殺伐としている」と評している。
八尺 巫女子(はっしゃく ふみこ)
女子の選手で背の高いサイドテールの外野手。サブポジで一塁も守れる。右投右打。打撃フォームは神主打法。得意練習は走塁練習。愛称は「ハッチ」。
選手兼彼女キャラでイベントの選択肢で彼女にすることも可能。評価が低いうちの呼び名は「八尺さん」だが、評価が高くなると呼び名が愛称である「ハッチ」に変化する。
元剣道部で、打撃もそつなくこなすことができる上に足回りも速く抜群の俊足も誇る。しかし非常に身体能力が高い一方、頭脳の悪さもずば抜けているため、野球のルールをよく知らず、肝心の走塁ではボーンヘッドが多く、特殊能力の走塁と盗塁、送球も合わせて「△(パワプロ2016では『F』)」となっており、守備では小嵐ほどではないが捕球が低めになっている。
兄が3人おり、男勝りでぶっきらぼうな性格で、主人公のことは名前で呼ばず、トレードマークでもある野球帽を見て「キャップ」と呼んでいる。
他にも閃道のことを、彼の一人称である「某(それがし)」を名前と勘違いし、そのまま「それがし」と呼ぶ。
プロテインが大好物。SRのイラストでは自前のプロテインを持っている。イベントでも主人公にプロテインを飲むよう促してくることもある。
明星 雪華(あけほし せつか)
ロングヘアでカチューシャをつけた女子マネージャー。愛称は「セッちゃん」。主人公の彼女候補。評価が低いうちの呼び名は「明星さん」だが、評価が高くなると呼び名が愛称である「セッちゃん」に変化する。
料理研究会を兼任しており、料理はかなりの腕前。仲間思いで料理上手のしっかり者に見えるが天然ボケな所があり、言い間違いを起こすこともしばしばある。
歌も上手で、将来はアイドルを目指しているという。好物はイカの塩辛とご飯。
どんなことでも手を抜くことを嫌う性格で、デートイベント4回目では兼部の料理研究会も忙しくなり、選択肢で一つに絞り込むことを勧めることができるが、それを断るなど自分にも厳しい一面がある。
過去に開催されたアプリ版での人気投票で第1位を獲得したのを記念して、アプリ版ではチアガールバージョンも配信され、後にサクスペでも実装された。
チアR系列では限定キャライベント追加、SR系列ではデート5回目にイベントが変更され、エピローグではチアコスチュームで応援してくれる。ただし、チアバージョンは限定キャラであり特定のガチャ以外からは入手できない。
また、SRとPSR版のみ『[ユニフォーム]明星 雪華』があり、入手すると明星のサクセス顔設定が開放されるほか、デッキにセットすると限定キャライベントで各高校のユニフォームを着用する。連動機能の『2016』の「2017年度データ」で連動すると顔設定が可能となるが、「2016年度データ」では設定不可。
『[ユニフォーム]明星 雪華』は限定キャラであり、特定のガチャ以外からは入手できない。
『ヒーローズ』では「ゲームセンター」の店員で登場。評価を上げるとマネージャーになってくれる。
円城寺 理香子(えんじょうじ りかこ)
北雪高校の理事長兼、野球部監督。固有のキャラであるが、監督なのでイベキャラではない。
現時点ではSG高校のミッション「迷い猫」と彼女候補の百屋のデートイベントのみ登場。
「ザマス」口調と二人称が「アータ」と話しかけるなど、氷上曰く「印象的な人」らしい。

イベキャラで初実装された過去作品の選手

各高校の定期イベントには登場せず、デッキにセットすると各高校のユニフォームで登場する。

イベキャラ図鑑ではパワフル高校と同様(白地に赤)のユニフォームを着ている。

実況パワフルプロ野球2013』では登場していないイベキャラのみを対象とする。『2013』で配信されたイベントキャラは下記を参照。

アプリ版で配信済みのイベントキャラが存在するが、サクスペではまだ配信されていないイベキャラは現時点、配信予告がある場合を除き記載しない。

パワプロ11の登場キャラクター

初野 歩(はつの あゆむ)
主人公の1年後輩である男性二塁手。右投両打。打法は振り子。得意練習は守備練習。
チャンスの場面では非常に弱いが、堅実な守備に定評がある。
優しい性格で、相手に花を持たせようとすることが多いが、遊び仲間の子供が主人公に失礼な物言いをした際はきちんと叱るなどしっかりした一面も持っている。園芸が趣味で、SR系列イベントで家庭菜園を河川敷近くでしていることを主人公に明かす。
今回は限定キャラであり、特定のガチャ以外からは入手できない。
犬河 和音(いぬかわ かずね)
犬のように真面目な性格の男性選手。ポジションは投手。右投右打。得意練習は変化球練習。猫神とは親友。
多彩な変化球と高い制球力、そしてテンポの良い投球を持ち味としている右アンダーハンドの投手。しかし真面目な性格ゆえにものごとを計画的に考えすぎるせいか、ひとたび打たれると動揺したり、相手によっては手を抜いた投球をしたりすることもしばしばで、イベントではよく練習中試合で炎上してしまう場面がある。 SR系列イベントでは炎上のシミュレーションの一環として、野球ゲーム「プロスピ」を用いて炎上の状況を想定しながら克服する。
名は体を表すほどで、遠くに投げたボールを拾いに来たり、矢部がロッカーに入れて用意していたままのくさやの干物や、制汗スプレーの臭いに敏感。
猫神 優(ねこがみ ゆう)
猫のように気まぐれな性格の男性選手。ポジションは捕手。右投左打。得意練習は走塁練習。犬河とは親友。
捕手では珍しく俊足で、高い守備力も誇るなど野手能力が高い。ムードメーカーでもあるが、気まぐれな性格ゆえ「調子極端(過去作でいう「安定度2」)」と、今回は「気分屋」の青赤得能を持ち、毎打席の打撃能力のバラつきが大きい。
自己紹介イベントでは「気分屋」のコツをレベル最大の5で覚えてしまう。
「猫神」だからそのような性格をしていると本人は語るが、ネズミは苦手らしい。

パワプロ2014の登場キャラクター

イベント内容は『2014』のスキルキャラシステムのキャライベント内容とほぼ同じだが、高校生なので内容が若干変更されている場面がある。

また、『2014』各キャラクターの立絵は3Dだったが、本作では2Dに統一され、大柄や小柄のキャラクター体型がはっきりしている。

雷轟 遥登(らいごう はると)
ライオンのように王者の風格がある男性選手。ポジションは三塁手。右投右打。得意練習は筋力練習。
打撃や守備に優れ、来る相手を拒みはせず試合でも威圧感を放っているが、普段は動物好きな一面が見られる。イベント名は『2014』同様「王者」が付いている。
瞬鋭高校編では呼び戻すコマンドで「完全実力主義、大いに結構。」と戻ってくれるのだが、なぜ野球部を離れたのかは謎。
今回は限定キャラであり、特定のガチャ以外からは入手できない。
『2016』の「パワフェス」、『ヒーローズ』では『2014』の設定で壱琉大学のキャプテンで登場しており、事前に青葉春人が仲間にいると、試合前の会話で二人の下の名が同じ「ハルト」だと知り、互いに闘志を燃やす。コンボイベントでは滝本と名門大学同士、互いに切磋琢磨している。
暮羽 鋭次(くれば えいじ)
目つきが鋭い男性選手。『2014』と同様、主人公とは一年後輩なのだが、タメ口で話すダーティな投手。左投右打。得意練習はコントロール練習。
140km/h台後半の速球に大きく変化するスローカーブとフォークを投げる本格派左腕。制球力も非常に高く、ストライクゾーンスレスレのブラッシュボールに近い危険な投球で三振を奪うことのできる中継ぎ向けのサウスポー投手。
『2014』のキャライベント同様、固定イベントでは地面への食いつきが悪いからとスパイクのポイントを鋭くなるまでヤスリで手入れしているが、矢部(青道高校編ではモブ選手)が相手にケガをさせるためだと指摘される。SR系列専用イベントでは料理が得意で弁当はいつも自作であることが判明する。
怒らせると気性が荒くなり、『2016』の「パワフェス」および『ヒーローズ』のコンボイベントでは、傷の入ったボールを見抜いた蛇島と、飽きっぽい性格の天城の態度が風薙に似ていると腹を立てていた。
今回は限定キャラであり、特定のガチャ以外からは入手できない。
蝶野 半四郎(ちょうの はんしろう)
眼鏡と個性的な髪型がトレードマークの男性選手。ポジションは投手。右投右打。得意練習は変化球練習。
球はあまり速くないがコントロールが良く、多彩な変化球で打たせて取るピッチングが持ち味の技巧派右腕。完投能力はなく、先発しても早いイニングでの交代が多い。
自称「理論派」の投手だが、憶測を交えた独自の理念で考え、行動が結果的にことごとく裏目に出ることが多く、赤得能所持も相成って敗戦投手となることも少なくはない。
『ヒーローズ』では『2014』の設定で六面大学のチームキャプテンをしている。試合開始前、様々な憶測(本人いわく「勘」)を想定した結果、12時間も前から予選スタジアム球場に到着しており、勝手に散々待たせた事を腹いせにしていた。コンボイベントでは『2016』に登場する浮島と噛み合わないながらも、野球理論を語り合っていた。
連動機能の『2016』の「2017年度データ」および『チャンピオンシップ2017』にて、蝶野の選手データ閲覧や顔設定が可能だが、オンラインサービスが終了した「2016年度データ」ではデータ上は残っているが連動不可となり、蝶野の選手データ閲覧、顔設定にある蝶野の位置の「?」のアンロック解放も不可。
六鹿 陸(むしか りく)
運の無い男性選手。ポジションは『2014』、『ヒーローズ』では三塁手登録だが、アプリ版および本作では遊撃手登録となっている。なお、三塁手もサブポジで守れる。右投右打。得意練習は守備練習。
『2014』では立絵が3Dであったため、体型が他の選手同様通常の体型だったが、こちらではやや小柄な体型となっている。
走攻守においてそこそこ高い能力を持つ遊撃手であるが、「校内一不幸な男」の異名を持つほど運が悪すぎて、肝心なチャンスの場面でその実力を発揮できずにいる。
その運の無さからプレー中以外も毎日のように何らかのアクシデントに見舞われているが、バットやボールが直撃しても無傷で済むなど簡単にはケガをしない頑丈な体をしている。本人は悪運にへこたれることなく、むしろケガをしない自分自身をポジティブに捉えている。
今回は一緒に練習したときにケガをすると「不幸の代理人」イベントが発生し、能力は入らないものの、ケガによるペナルティを無効にしてくれることがある。
アプリの人気投票では下位の「89位」を語呂合わせで「野球」と捉えたり、第2回投票では最下位となってしまうが、逆にこの順位になったことをポジティブに喜んでいた。

パワポタ3の登場キャラクター

グラビトン新井(グラビトンあらい)
恵まれた体格を誇り、見るからに威圧感のある投打二刀流の男性選手。ポジションは投手。左投両打。得意練習は球速練習。
150km/h台前半のノビのあるストレートを投げることができるポテンシャルの高い速球派左腕。打者としても軽々スタンドインできるくらいの強打を誇る両打ちの天才打者である。
自分の体格や才能がすごいことを鼻にかけ、主人公など他人に対して「貧弱な体」と言い放つ悪癖がある。「貧弱」は半ば口癖のようになってしまっている。
両親も筋肉質な体型で、好みの女性も筋肉質の体型が好み。
大柄な体型であるためか、着用する各高校の帽子はイベント場面では小さいが、試合や顔設定では頭に収まっているサイズになっている。
登録名は「グラビトン新井」だが、選手データのその他2に載る氏名は「新井 グラビトン」で登録されている。
現在は2017年1月9日からの週のパワチャレの報酬でしか配信されておらず、その他の方法では入手できない事実上の報酬限定キャラとなっている。

パワメジャシリーズの登場キャラクター

ヴィクター・コールドバーグ
赤髪の外国人男性選手。ポジションは外野手。右投両打。得意練習は打撃練習。
走攻守どれをとってもレベルが高い外野手。特に打撃能力が非常に高く、シュアな打撃にパンチ力も兼ね備える。また、左投手に対しては絶対的な強さを誇る。
バットの先端を前に突き出し、ライフル銃のようにバットを構え、振りかぶりボールを打つ「スナイパーショット」と呼ばれる特殊な打法が特徴。構えだけでも相手投手に威圧感を与える。
外国生まれだが流暢な日本語を使う。マキシマムと同様に寿司が好物。
野球道具、特にバットについての語りは熱く、そのために所持金を費やしてしまうこともある。
なお、「スナイパーショット」は元々ヴィクターが考案した打法だが、彼以外でこの打法を使うのは現時点では、矢部のそっくりさんの「ヤーベン・ディヤンス[12]」と『2011』に登場した投手「西郷十三」のみ。
今回は限定キャラであり、特定のガチャ以外からは入手できない。

その他配信されているイベントキャラクターの人物

各高校の定期イベントには登場せず、デッキにセットすると各高校のユニフォームで登場する。一部の選手は対戦相手校に登場することがある。

こちらでは『実況パワフルプロ野球2013』で配信されたイベントキャラを記載する。

イベキャラ図鑑では一部選手を除き、パワフル高校編と同様の赤と白地のユニフォームを着ている。

ほとんどのキャラクターが『2013』にあったキャライベントとほぼ同じ内容となっているが、セリフや内容の簡略化が施され、コンボイベントの各イベキャラのレアリティのによってイベント内容の変更が条件問わず固定となり、イベント中の間に登場する第三者の人物が固有キャラ別人に差し替えられるイベントキャラもいる。

また『2013』でのレアリティの最高がRまでのイベントキャラクターは、R版での連続イベント内容が、SR系列に昇格されている。

アップデートで一部のイベキャラのキャライベントで得るポイントの上昇や、体力減少が無くなるなどの改善がされる。

配信されているイベントキャラの内容はパワプロ2013のその他の登場人物も参照のこと。

アプリ版で配信済みのイベントキャラが存在するが、サクスペではまだ配信されていないイベキャラは現時点、配信予告がある場合を除き記載しない。

第一世代からの登場人物

猪狩 守(いかり まもる)
詳細は上記のあかつき大附属高校編を参照。
猪狩 進(いかり すすむ)
阿畑 やすし(あばた やすし)
詳細は下記のそよ風高校を参照。
今回は限定キャラであり、特定のガチャ以外からは入手できない。
大西=ハリソン=筋金(おおにし=ハリソン=すじがね)
選手データのその他2に載る氏名は「大西 ハリソン」で登録されている。
アンドロメダ学園版は下記参照。
山口 賢(やまぐち けん)
くろがね商業高校編では文化祭の選択肢で「練習試合」を選ぶと、大成功パターンで相手校が決まる「帝王実業(ていおうじつぎょう)高校」の選手で登場。ただし試合場面は省略される。
アップデートでキャライベントの取得能力の強化、固定イベントでの体力減少が廃止された。
早川 あおい(はやかわ あおい)
詳細は下記の駈杜高校を参照。
神童 裕二郎(しんどう ゆうじろう)
『パワプロ2013』の駈杜高校の登場人物も参照。
今回はイベントの限定キャラクターであり、通常のガチャからは入手できない。

第二世代からの登場人物

友沢 亮(ともざわ りょう)
詳細は下記の激闘第一高校を参照。
橘 みずき(たちばな みずき)
別バージョンとして[巫女]、[サンタ]、[水着]も存在するが、これらはいずれも限定キャラであり、特定のガチャ以外からは入手できない。
[水着]は連動機能の『2016』の「2017年度データ」で顔設定が可能だが、「2016年度データ」は反映されないので顔設定は不可。

第三世代からの登場人物

六道 聖(ろくどう ひじり)
SR系列イベントでは捕手は完走すると超特殊能力「ささやき戦術」のコツが手に入り、それ以外の野手は「ローボールヒッター」のコツが得られていたが、アップデートで捕手以外の野手は超特殊能力「低球必打」のコツが得られるようになった。
別バージョンとして[巫女]、[サンタ]、[水着]、[野球マン3号]も存在する。これらはいずれも限定キャラであり、特定のガチャやイベント報酬以外からは入手できない。
[水着]は連動機能の『2016』の「2017年度データ」で顔設定が可能だが、「2016年度データ」は反映されないので顔設定は不可。
「[野球マン3号]六道 聖」は下記参照。
[野球マン3号(やきゅうマンさんごう)]六道 聖
パワプロ2012』サクセスに登場した野球の未来を守るために戦う正義のヒーロー「野球マン」の3人目。その正体は表向きは秘密にしているが六道聖。
通常版の六道聖に比べ、特殊能力の「チャンス○」と「流し打ち」、投手能力は持たないが投手特殊能力「ポーカーフェイス」が追加されているなど、選手能力も少しアップしている。コツイベントのいずれの取得も反映されている。
また、イベキャラレベルボーナスも変更され、登録名も通常の「六道」から『2013』同様「野球マン3号」となっている。
野球マンコスチュームでの服装は白基調のヒーロースーツで、帽子には「西」の文字が、ユニフォームの胸の部分には実家の寺の名前である「西満涙寺」の文字が記されている。
サンタ衣装、巫女衣装と同様、野球マン3号専用のイベントが追加されている。R系列、SR系列のイベント内容は『2013』のキャライベントと同様だが、SR系列の野球マン3号専用イベントに選択肢が増えている。
また、通常版六道のSR系列専用イベント「ささやき戦術」の4回目が通常の六道ではなく、野球マン3号のスーツ着用姿に変更され、取得可能な超特殊能力「ささやき戦術」も、捕手専用の超特殊能力「司令塔」に変更されている。
なお、捕手以外の野手の育成では、イベントを完走しても野手超特殊能力「低球必打」のコツではなく、通常野手特殊能力の「チャンスメーカー」のコツとなっている。
今回はイベントの限定キャラクターであり、通常のガチャからは入手できない。
猛田 慶次(たけだ けいじ)
東條 小次郎(とうじょう こじろう)

パワプロ5の登場キャラクター

鮫島 粂太郎(さめじま くめたろう)
香本 富久雄(こうもと ふくお)
駒坂 瞬(こまさか しゅん)
今回はイベントの限定キャラクターであり、通常のガチャからは入手できない。

パワプロ'98の登場キャラクター

滝本 太郎(たきもと たろう)
久方 怜(ひさかた れい)

パワプロ6の登場キャラクター

球三郎(たまさぶろう)
厳密には名前とサクセス顔が固定したのはリメイクの『サクセス・レジェンズ』から。
アプリ版のR、PR、SRに加えてサクスペではPSRもパワチャレのランキング報酬に登場した。
当初はイベントの限定キャラクターとして配信され、のちに期間限定のプレミアムガチャで復刻された。それ以外の方法では入手できない。

パワプロ'99の登場キャラクター

アフロ猪狩(アフロいかり)
詳細は上記のあかつき大附属高校編を参照。
連動機能の「2016」では選手能力の閲覧は不可。

パワプロ8の登場キャラクター

パピヨン
詳細は上記のくろがね商業高校編を参照。

パワプロ9の登場キャラクター

九十九 宇宙(つくも そら)
詳細は上記のあかつき大附属高校編を参照。

パワプロ10の登場キャラクター

エミリ
主人公の彼女候補。
イベキャラ名義は「エミリ」だが、自己紹介イベントやパワチャレの「ひな祭りすこやか成長キャンペーン」限定報酬条件で取得、受け取りに載るフルネームは「エミリ=池田=クリスティン(エミリ=いけだ=クリスティン)」。
告白イベントでは「告白する」を選択するも、その後の展開で失敗に終わり、イベント2回目でも告白に失敗すると、エミリが彼女にならなくなったが、アップデートで1回目を失敗しても2回目の告白が必ず成功するようになった。
『パワプロ2013』のワールド高校の登場人物彼女候補も参照。
館西 勉(たてにし つとむ)

パワプロ11の登場キャラクター

清本 和重(きよもと かずしげ)
久遠 ヒカル(くおん ヒカル)
帝王実業高校のユニフォームを着用している。
アプリ版と同様、R以上のイベキャラのみ実装されている。
当初はイベントの限定キャラクターとして配信され、のちに期間限定のプレミアムガチャで復刻された。それ以外の方法では入手できない。

パワプロ12の登場キャラクター

神高 龍(かみたか りゅう)
詳細は覇堂高校編を参照のこと。
『パワプロ2013』の文武高校の登場人物も参照。
ブロンコ=リー

パワプロ13の登場キャラクター

蛇島 桐人(へびしま きりと)
詳細は下記の激闘第一高校を参照。
田中山 太郎(たなかやま たろう)
詳細は下記のバス停前高校を参照。

パワプロ14の登場キャラクター

鈴本 大輔(すずもと だいすけ)

パワプロ15の登場キャラクター

神楽坂 光彦(かぐらざか みつひこ)
今回は限定キャラクターであり、イベント報酬、および特定のガチャ以外からの入手はできない。

パワプロ2010の登場キャラクター

浜崎 庄司(はまさき しょうじ)
坂本 ゲン(さかもと ゲン)

パワプロ2011の登場キャラクター

青葉 春人(あおば はると)
三森 右京(みつもり うきょう)
三森 左京(みつもり さきょう)
茶来 元気(ちゃらい げんき)
神宮寺 光(じんぐうじ ひかる)
小山 雅(おやま みやび)
『2013』では女子であることを隠していたが、本作では最初から女子であることを明かしている。
一人称は「僕」から早川あおい同様「ボク」になっている。
キャライベントが変更されているためか、[サンタ]、[水着]など別衣装の対象から外され、早川、橘、六道を合わせた4人コンボイベントは廃止されている。
『パワプロ2013』の聖ジャスミン学園の登場人物も参照。
当初はイベントの限定キャラクターとして配信され、のちに期間限定のプレミアムガチャで復刻された。それ以外の方法では入手できない。
嵐丸 士朗(あらしまる しろう)

アンドロメダ学園版は下記参照。

朱雀 南赤(すざく なんせき)
今回はイベントの限定キャラクターであり、通常のガチャからは入手できない。

パワプロ2012の登場キャラクター

マキシマム
イベキャラ名義は「マキシマム」だが、自己紹介イベントやパワチャレの「打ちまくれ!ヒキョリくん!~パワフル高校編~」のイベキャラ到達報酬で取得、受け取りで載るフルネームは「マキシマム=池田=クリスティン(マキシマム=いけだ=クリスティン)」。
選手データのその他2に載る氏名は「マキシマム クリスティン」で登録されている。
『パワプロ2013』のワールド高校の登場人物も参照。
中之島 幸宏(なかのしま ゆきひろ)

パワプロ2013の登場キャラクター

『2013』各キャラクターの立絵は3Dだったが、本作では2Dに統一されており、大柄や小柄のキャラクター体型がはっきりしている。

佐久間 博(さくま ひろし)
『パワプロ2013』の私立パワフル学園の登場人物を参照。
木崎 彰(きざき あきら)
『パワプロ2013』の私立パワフル学園の登場人物を参照。
後のアップデートで連動機能の『2016』の「2017年度データ」および『チャンピオンシップ2017』では選手データ閲覧。『2016』の「2017年度データ」で顔設定が可能となった。ただし「2016年度データ」では反映されていないため閲覧と設定は不可。
紺野 美崎(こんの みさき)
主人公の彼女候補。連動機能の『パワプロ2016』では「パワフェスモード」で初期マネージャーとしても登場する。
『パワプロ2013』の私立パワフル学園の登場人物彼女候補を参照。
今回は限定キャラクターであり、特定のガチャ以外からは入手できない。
鶴屋 勝(つるや まさる)
『パワプロ2013』の激闘第一高校の登場人物を参照。
少豪月 剛(しょうごうげつ つよし)
『パワプロ2013』の激闘第一高校の登場人物を参照。
木村 美香(きむら みか)
主人公の彼女候補。当初のデートイベントでは2回目のみ、やる気が下がっていたが、後日アップデートでいずれもやる気が下がらないように改善された。
『パワプロ2013』の彼女候補を参照。
有村 佐治(ありむら さじ)
『パワプロ2013』の駈杜高校の登場人物を参照。
太刀川 広巳(たちかわ ひろみ)
『パワプロ2013』の聖ジャスミン学園の登場人物を参照。
今回は限定キャラであり、特定のガチャ以外からは入手できない。
小鷹 美麗(こだか みれい)
『パワプロ2013』の聖ジャスミン学園の登場人物を参照。
美藤 千尋(びとう ちひろ)
『パワプロ2013』の聖ジャスミン学園の登場人物を参照。
別バージョンとして『[バレンタイン]美藤 千尋』も配信されているが、バレンタインバージョンは限定キャラであり特定のガチャ以外からは入手できない。連動機能の『2016』の「2017年度データ」で連動すると、[バレンタイン]仕様での顔設定が可能となるが、「2016年度データ」では設定は不可。
川星 ほむら(かわほし ほむら)
選手としては『パワプロ2013』が初であるが、厳密には『パワポタ3』からマネージャーとして初登場している。
『パワプロ2013』の聖ジャスミン学園の登場人物を参照。
別バージョンとして『[バレンタイン]川星 ほむら』も配信されているが、バレンタインバージョンは限定キャラであり特定のガチャ以外からは入手できない。連動機能の『2016』の「2017年度データ」で連動すると、[バレンタイン]仕様での顔設定が可能となるが、「2016年度データ」では設定は不可。
大空 美代子(おおぞら みよこ)
選手としては『パワプロ2013』が初であるが、厳密には『パワプロ2011』からマネージャーとして初登場している。
詳細は下記の聖ジャスミン学園参照
猫塚 かりん(ねこづか かりん)
主人公の彼女候補。
詳細は『パワプロ2013』の聖ジャスミン学園の登場人物彼女候補の項を参照。
武 秀英(ぶ しゅうえい)
詳細は下記の文武高校を参照。
鎌刈 善二(かまかり ぜんじ)
『パワプロ2013』の文武高校の登場人物を参照。
古長 衛士(ふるなが えいじ)
『パワプロ2013』の文武高校の登場人物を参照。
銭形 乱蔵(ぜにがた らんぞう)
詳細は上記のくろがね商業高校編を参照。
大鐘 餅太郎(おおがね もちたろう)
詳細は上記のくろがね商業高校編を参照。
宝塚 月斗(たからづか げっと)
詳細は上記のくろがね商業高校編を参照。
賀真口 摩音(がまぐち まね)
主人公の彼女候補。
詳細は上記のくろがね商業高校編を参照。
ナヌーク
『パワプロ2013』のワールド高校の登場人物を参照。
フルネームは「ナヌーク=アキアック」だが、選手データの「その他2」登録名は「ナヌーク」のみとなっている。
今回はイベントの限定報酬であり、通常のガチャからは入手できない。
連動機能の『2016』の「2017年度データ」および『チャンピオンシップ2017』では選手データ閲覧。『2016』「2017年度データ」で顔設定が可能。ただし「2016年度データ」では反映されていないため、閲覧と設定は不可。
武野 浩太(たけの こうた)
『パワプロ2013』の芸農大附属高校の登場人物を参照。
今回は限定キャラであり、パワチャレ報酬および特定のガチャ以外から入手できない。
連動可能な紀乃に対し武野に至っては、連動機能の『2016』および『チャンピオンシップ2017』では選手データ閲覧。『2016』の「2017年度データ」での顔設定は現時点不可。
紀乃 光一(きの こういち)
『パワプロ2013』の芸農大附属高校の登場人物を参照。
今回は限定キャラであり、特定のガチャ以外から入手できない。
連動機能の『2016』の「2017年度データ」および『チャンピオンシップ2017』では選手データ閲覧。『2016』「2017年度データ」で顔設定が可能。ただし「2016年度データ」では反映されていないため、閲覧と設定は不可。
城井 伯斎(しろい はくさい)
『パワプロ2013』の芸農大附属高校の登場人物を参照。
N系列専用イベントでは『2013』の芸農大附属高校編のランダムイベント「広報取材」が使われている。
ただし『2013』と違い、相手を選ぶ選択肢が城井で固定され、また各高校の監督が固定されていないため、登場する監督のセリフ内容が各高校で異なっている。
太平楽高校編での場合は、鬼河原監督のいつもの使い走りかと主人公から勘違いされる。
海堂学園高校編での場合は、1軍と2軍の監督が別々となるため、チームメイトからの依頼で「新聞部の取材」を押しつけられるという形に変更されている。
くろがね商業編での場合は、監督の喋り方が敬語になっており、普段は敬語を使わない監督が敬語を使うため、少々他人行儀な形となっている。
ヴァンプ高校編での場合は、監督から「美砂様の顔に泥を塗らないように」と念を押される。
火野 勇太郎(ひの ゆうたろう)
『パワプロ2013』のラグナロク分校の登場人物を参照。
今回は限定キャラクターであり、特定のガチャ以外からは入手できない。

パワポタ3の登場キャラクター

樽本 有太(たるもと ゆうた)

パワポタ4の登場キャラクター

渋谷 秀喜(しぶや ひでき)
矢部田 亜希子(やべた あきこ)
夏野 向日葵(なつの ひまわり)
当初は固定イベントのパフェに追いかけると、体力が回復するもやる気が下がる代償となっていたが、後のアップデートでやる気が下がらなくなった。
涼風 希望(すずかぜ ほーぷ)
所持しているオリジナル変化球「ロゼルージュ」は変化球エフェクトが搭載され、紅の薔薇が散るような演出となっている。アプリ版の涼風のイベキャラ配信当初および、連動機能の『パワプロ2016』にはロゼルージュの変化球エフェクトが搭載されていなかったが、いずれもアップデートにより「2017年度データ」に変化球エフェクトが追加された。ただし、「2016年度データ」ではエフェクトが発生しない。
『パワプロ2013』の芸農大附属高校の登場人物も参照。
鋼 毅(はがね つよし)
『パワプロ2013』のラグナロク分校の登場人物も参照。
アンヌ
イベキャラ名義は「アンヌ」だが、自己紹介イベントや2017年1月30日~2月5日のパワチャレ報酬で取得、受け取りに載るフルネームは「アンヌ=安生=アズナブル(アンヌ=あんじょう=アズナブル)」。
選手データのその他2に載る氏名は「アンヌ アズナブル」で登録されている。

パワメジャシリーズの登場キャラクター

アルヴィン=ロックハート
『パワプロ2013』のワールド高校の登場人物も参照。
今回は限定キャラクターであり、特定のガチャ以外からは入手できない。

定期イベントに関わる人物

安内 なみき(あんない なみき)
女性のナビゲーター。ゲームの説明をする。ストーリー最初からメッセージショートカットを推奨するのが彼女となっている。
影山(かげやま)スカウト
プロ野球の男性スカウト。評価を上げるほどドラフト上位で指名される。順位が上位であるほど取得ポイントが増える。
評価が低いとドラフト指名されないが、今回はゲームオーバーにはならず、育成選手として指名される形で選手登録が出来る。
スカウトが見るイベント以外にも、定期イベントで登場することがあり、覇堂高校限定エピソードでは最近になって現れた強豪校(アンドロメダ学園)があることを教えた。
SG高校では矢部から怪しい人物と勘違いされる。
2013以降と同様、各高校ランダムイベントにも登場することがあり、イベントの成功か失敗でスカウト評価が増減することがある。
医師、保険医
白衣を着た男性。
保険医は練習でケガをすると主人公が気を失い、その間に治療し、病状を伝える。今回は「サボりぐせ」を治す際は「単に自分が甘えているだけ」と喝を送る。
医師は「通院」コマンドを選択すると登場し、不眠症や体の爆弾など各種疾患を一定確率で治してくれる。
教師
主人公の学校の教師の男性。全高校共通で発生する「抜き打ちテスト」イベントで登場。
このイベントが発生するとやる気とポイントが下がるが、浜崎庄司または鎌刈善二をデッキにセットしていればそれを回避できる。
青道高校編では沢村栄純か降谷暁をデッキにセットしていても回避できる。しかしセットせずに相手が御幸だとやる気以外は下がってしまう。
女子高生たち
主人公の学校の女子生徒。青道高校以外の全高校共通で発生する「井戸端会議」イベントで複数人登場し、話題が主人公の話題になる。
彼女なしだと体力が回復し、セットした彼女候補の評価が上がり、一定確率でモテモテになる。
ただし、監督評価が低く、レギュラー入りになっていない、または「サボリぐせ」所持だと彼女評価が下がってしまう。
彼女ありだと回復はせず、彼女評価が上がる。
しかし二股だと、付き合っている彼女の評価はもちろんチームメイトの評価も大きく下がってしまい、所持している「モテモテ」も剥奪される。さらに3人以上彼女を成立させていると、監督評価まで下げられる。
この時下がった評価は、それぞれの彼女とデートコマンドでデートするか、一緒に練習することでエピローグまでに評価を上げるしかない。
ダイジョーブ博士
ごく低確率で登場。白髪のハゲ頭でメガネをかけ、白衣を着たいかにも怪しい男性。相棒の「ゲドーくん」を連れている。出会うと「チョット、ツイテクルぷりーず」と能力強化手術を勧められる。しかし、今回も手術の失敗確率はやや高め。
「元気になりたい」で手術に成功すれば体力回復と体力最大値大幅アップの効果が得られるが、失敗すると体力が大きく下がる。選択肢の中では成功率が高い。
「パワーアップしたい」で手術に成功すれば基礎能力が大きく上がるが、失敗すると体力、やる気、基礎能力が大きく下がり、更に極低確率でダメ押しで「センス×」が付くこともある。
「特殊な技能を身につけたい」で手術に成功すれば、青(プラス)特殊能力をランダムでひとつ取得。うまくいけば「威圧感」も習得できるが、失敗すると赤(マイナス)特殊能力がランダムでひとつ付いてしまう。
手術が成功するとファンファーレと共に大きく虹色で「手術大成功!!!」と表示される。
過去の『2013』同様ダイジョーブ博士の限定イベントが存在しており、大幅強化や弱体化、同意を断ることが出来るが、通常の手術イベントと限定イベントは複合しなくなっている。
なお、アイテム「ダイジョーブのメス」を持ちこんでサクセスを開始すると、サクセス中に必ずダイジョーブ博士が登場し、同時に持ち込むことが可能となった「ダイジョーブの成功手形」を持ちこんでサクセスを開始すると、ダイジョーブ博士と遭遇したときに必ず手術が成功する。

コラボレーションで登場する人物

リューク
DEATH NOTEのコラボで「[デスノート]京野 小筆」のキャライベントのみ登場。
過去に焼却処分されたデスノートの一冊が、古紙回収でリサイクル再生紙ノートにされ、小筆の持っていたノートの一つが「DEATH NOTE(eco)」という表紙に代わることを説明した。
デスノートだとは言っても再生紙となったため、表紙に双葉の(eco)マークが付き、ノートに知る人の名前を書いても相手は死にはせず、「腹を下して絶不調にする」程度になっている。
デスノート小筆のエピローグでは再生紙されたデスノートを回収するため「これも面白だ!」と小筆に付いて行った。
ただしR、PR版が最終段階となる4回目のデートイベントでは、通常版と同様にノートが入っていた荷物が海に流され、中に入っていたデスノート(eco)も無くなったため、見えていたリュークが見えなくなり、エピローグが変更されてしまう。
調子(ちょうし)くん
プロ野球スピリッツAのコラボでアプリ版のみ配信されたイベントキャラクター。
元々は『パワプロシリーズ』の「調子マーク」の派生キャラで、四角い顔で人型なのが特徴。プロスピでのオーダー確認時、選手の隣で絶好調(赤)、好調(橙)、普通(黄色)、不調(青)、絶不調(紫)の5種類の顔を持つ。『プロ野球スピリッツシリーズ』では「プロスピ入門」の指導者で、成功か失敗で顔と体の色を変える。
「~だ!」「~だね!」調子がいいと元気よく喋る。調子が悪くても不調な顔をしたままながらも気合を入れてくれる。
サクセススペシャルでは調子くんは配信していないものの、彼女候補の百屋のデートイベントのみ絶不調な顔で登場している。

対戦相手高校

対戦前の会話で登場する固有選手をイベントデッキにセットすると、試合前に登場する人物がモブ選手か、監督やコーチに差し替わることがある。

アップデートにより試合BGM、ウグイス嬢の音声が変更されることがある。

甲子園の試合中に流れる応援曲は、『2014』の大学編の神宮大会でも使用された曲や、アップデートで追加される曲があり、アプリ版とサクスペで使用された3曲がブラスバンドアレンジで応援曲に搭載された。このアレンジは、2017年春に開催された「第89回選抜高等学校野球大会」の優勝校「大阪桐蔭高等学校」の応援曲で使用されていた。

覇堂高校

パワフル高校・瞬鋭高校のライバル高校。パワフル高校編・瞬鋭高校編で地方大会決勝に必ず登場し、あかつき大附属高校編では甲子園大会決勝に必ず登場する。当初は金原や水鳥はスタメン入りしていなかったが、覇堂高校編の配信に伴い、スタメン入りとなっている。詳しいメンバーはこちらを参照のこと。

パワフル高校

覇堂高校編、および海堂学園高校編で茂野吾郎がデッキにいるときに地方大会決勝で必ず対戦する。詳しいメンバーはこちらを参照のこと。

瞬鋭高校

パワフル高校編3年4月の練習試合、覇堂高校編3年5月の練習試合、太平楽高校編の地方大会決勝、海堂学園高校編(吾郎がイベントデッキにいるとき)3年5月の練習試合、およびあかつき大附属高校編3年4月の練習試合で対戦する。詳しいメンバーはこちらを参照。

SG高校

太平楽高校編の2年3月に練習試合で必ず対戦するチーム。詳しいメンバーはこちらを参照。

太平楽高校

覇堂高校限定ルートの3年5月に練習試合で必ず対戦するチーム。詳しくはこちらを参照。

大筒(おおづつ)高校

SG高校編の地方大会決勝戦で必ず対戦するチームで、岩楯理事長が選手時代に現大筒高校理事長と甲子園に向け戦ったのが因縁でSG高校にとっては宿命のライバル校。

キャプテンの冴木が攻守にわたる中心として機能する攻撃力の高いチームである。

冴木 創(さえき はじめ)
大筒高校野球部キャプテンの選手で、ポジションは二塁手。右投左打。一人称は「自分(一部では「ボク」を使う)」で外見や言動は男性的だが、実は女性。
秋の大会ではコーチという肩書きだったが大会規定が変わり、女子の選手も試合に出られるようになったことでメンバー入りを果たしており、冴木の加入は雑な攻撃一辺倒だった大筒高校の野球を大きく変えたという。
試合では俊足巧打と広い守備範囲をもつ大筒高校の攻守の要であり、クリーンナップを務めている。
『ヒーローズ』ではコーチ兼選手で出場しており、実況の熱盛から「安打製造機」と紹介され、リードオフマン役にも適している。
矢部曰く「ニクいイケメン」であるが、女性と知った直後は「ボーイッシュでカワイイ」と変えている。
限定エピソードでは体の育ちがよく、胸が邪魔で仕方ないと思っているらしい。
イベキャラは未配信。

薬師(やくし)高校

「ダイヤのA」に登場する青道高校のライバル高校。青道高校編2年11月の練習試合、そして地方大会初戦でも対戦する。

真田、雷市、秋葉、三島の4人が登場する。この4人は後にイベキャラとしても配信された。

選手設定の顔設定は可能だが連動機能の『2016』では顔設定および選手能力の閲覧は不可。

真田 俊平(さなだ しゅんぺい)
声:神谷浩史
薬師高校野球部所属の男性選手で、チームのエースを務める投手。右投右打。得意練習は球速練習。主人公と同学年。
球速は130km/h台とそれほど速くはないが、横変化の球で打者の内角を突き打たせて取る投球が持ち味という。
常に気楽な性格だが野球への気持ちは真摯。
料理が得意で、テンションが高いと「激アツ」が口癖になる。
轟 雷市(とどろき らいち)
声:小野賢章
薬師高校野球部所属の男性選手で、チームの4番打者を務める三塁手。右投左打。得意練習は筋力練習。主人公の1年後輩。
高いレベルのバットコントロールと強打を持ち合わせた薬師高校の4番打者。目つきが鋭く、試合前には主人公らに対して眼光を放ってくることもある。
「カハハハ!」という笑い方が特徴。家が貧乏なため、お腹を空かせていることが多いが、好物のバナナを食べると復活する。
一見すると単純な性格に見えるが、野球から離れていると落ち着いており、普段は少々内気な性格になっている。
投手でプレイすると地方大会初戦で主人公の名前を「丹波」と呼び間違え、怒らせる。
ちなみにこの時主人公の名前を「丹波」にしていると、試合前、雷市からちゃんと「丹波」と呼ばれるにもかかわらず、「丹波だ、丹波!」と怒ったままになっている。
秋葉 一真(あきば かずま)
声:金本涼輔
薬師高校野球部所属の男性選手で、チームの扇の要を務める捕手。通称「アッキー」。右投左打。サブポジションで外野手もこなす。得意練習は打撃練習。主人公の1年後輩。
エース真田とバッテリーを組んでいる捕手で、クリーンナップの1人としても活躍するチームの中心選手のひとり。
イベント中および、試合場面や選手設定での表情確認時は笑顔を出さない。
三島 優太(みしま ゆうた)
声:鈴木達央
薬師高校野球部所属の男性選手で、最速140km/hの速球と大きく落ちるフォークボールが武器の投手。右投右打。得意練習はスタミナ練習。主人公の1年後輩。
投手ながら内野の打者としても優秀な二刀流の選手。
目立ちたがり屋で英語まじりの自己アピールをしている。
自分よりも実力が高い選手の名前を「倒す男リスト」にまとめている。SRイベントでは「倒す男リスト」に主人公の名前がなかったことを問い詰めると最初は笑ってごまかされるが、主人公の強さを認めるようになるとイベントの最終回では1打席勝負を挑まれる。
瞬鋭高校編の呼び戻すイベントでも1打席勝負を挑まれる。
轟 雷蔵(とどろき らいぞう)
薬師高校の野球部監督にして、轟雷市の父。
デッキに雷市を除いた薬師高校のイベキャラをセットしているとイベントが変化し、練習試合、地区大会初戦で登場する。
借金返済のため家が貧乏で、雷市のバナナをうっかり食べてしまい親子喧嘩になることもある。試合勝利の暁には、雷蔵は貧乏生活の脱却の足しとなる給与の昇給、すなわち「金」が上乗せされるため、雷市はめったに食べれない「肉」が上乗せされるため、親子そろって気合を入れている。
この時御幸からは「名采配だ」と皮肉を言われるも、「だろ?だろ??」と照れている。
雷市をデッキに入れても登場し、親子でいがみ合うなど更に試合前と試合後のイベントが変化する。
息子が別のチームとなったことで、カツサンドの肉を用いて戦意を喪失させようとするも主人公に止められ、試合勝利後は今後の雷市の収入目的であるが、父として応援してくれる。

稲城実業(いなしろじつぎょう)高校

「ダイヤのA」に登場する青道高校のライバル高校。略称「稲実(いなじつ)」。青道高校編3年5月の練習試合、そして地方大会決勝戦でも対戦する。

成宮、カルロス、白河、樹の4人が登場する。この4人は後にイベキャラとしても配信された。

選手設定の顔設定は可能だが連動機能の『2016』では顔設定および選手能力の閲覧は不可。

青道高校編で稲城実業のイベキャラをセットしていると練習試合前、稲城実業野球部のOBで捕手だった「原田 雅功(はらだ まさとし)」の名前が聞ける。

成宮 鳴(なるみや めい)
声:梶裕貴
稲城実業高校野球部所属の男性選手で、チームのエースを務める白髪の投手。左投左打。得意練習は球速練習。主人公と同学年。
最速140km/h後半の速球とキレのあるスライダー、チェンジアップを投げ込み三振を奪う本格派左腕投手である。
王子様気取りな所があり、SR系列イベントでは決め球で打ち取られてしまうと頭に来てしまい、心底悔しがっているのが見え隠れするが、何とか気持ちを切り替えている。
評価アップの呼び名は「鳴」だが、沢村からは「白アタマ」と呼ばれる。
瞬鋭高校編の呼び戻すイベントのみ一打席勝負を挑まれる。
神谷 カルロス 俊樹(かみや カルロス としき)
声:KENN
稲城実業高校野球部所属の男性選手で、チームのリードオフマンを務める外野手。右投右打。得意練習は走塁練習。主人公と同学年。
足の速さがずば抜けており、それを活かした広い守備範囲も誇る。野球以外にもサッカー、バスケットも素早くこなし、身体能力が非常に高い。
打撃も上手く、稲実不動のリードオフマンとして要注意人物の1人に挙げられている。
ハーフの名前で褐色の肌をしている。これは父親がブラジル人であることに由来する。
白河 勝之(しらかわ かつゆき)
声:保志総一朗
稲城実業高校野球部所属の男性選手で、小技に長けた遊撃手。右投右打。得意練習は打撃練習。主人公と同学年。
強打はないが粘り強い打撃とバントの上手さが持ち味。守備範囲も広いが遊撃手としてはやや肩が弱い。
自他ともに厳しくコンボイベントではミスを気にしてブルーになっている鳴を突き放すような発言をしている。
神経質な面もあり、グラウンドの整備がなっていないことに怒ったり、クリスと沢村が共に行う特訓内容を素直に聞かず、主人公を通して聞いて来ることがある。
他にも意外とサブカルチャーな所があり、バラエティ番組を見たり、深夜ラジオで複数パターンの「野球あるあるネタ」を投稿している。
イベント中および、試合場面や選手設定での表情確認時は笑顔を出さない。
多田野 樹(ただの いつき)
声:山谷祥生
稲城実業高校野球部の男性選手で、エース成宮とバッテリーを組む捕手。右投右打。得意練習はメンタル練習。主人公の1年後輩。
選手としては成長途中の段階にあり、能力はそれほど高くないが、優れた精神力を持っている。
アイドル好きな一面がある。くろがね商業高校編では一緒にタッグ練習をすると、緑特殊能力「人気者」になれる「アイドル図鑑」をくれる。

聖秀学院(せいしゅうがくいん)高校

「MAJOR」に登場する高校で、海堂学園高校編の地方大会決勝にて吾郎がイベントデッキにいないとき対戦するチーム。女子高から共学になって間もないため、エースの茂野頼みのチームとなっている。

原作では、リトルリーグ時代に茂野吾郎(当時:本田吾郎)とバッテリーを組んでいた経験のある清水薫や、清水薫の弟・大河が聖秀学院に入学しており、聖秀学院野球部の吾郎以外の固有選手は清水大河のみ登場する。後に清水大河がイベキャラとしても配信された。

選手設定の顔設定は可能だが、連動機能の『2016』では顔設定および選手能力の閲覧は不可。

茂野 吾郎(しげの ごろう)
聖秀学院高校のエース投手。左投右打。詳しくはこちらを参照のこと。
清水 大河(しみず たいが)
聖秀学院高校所属の男性選手。ポジションは遊撃手で、外野も守れる。右投左打[13]。得意練習は打撃練習。
清水薫の弟で、試合での登録名は「清水大」となっている。
シュアなバッティングが武器である1番打者タイプであるが、こちらではクリーンナップの要となっている。積極性のある守備も魅力。
役に立つ野手特殊能力を多数所持しているが、普段の生意気な態度や詭弁を語るのが癖になっているのか「ムード×」のマイナス特殊能力を持っている。
足のケガにより吾郎に代わって投手を務めていたこともあったため、投手能力が設定されており、キレのあるカーブを投げれるが適性プレートに投手は付かない。
海堂学園高校編でイベキャラデッキにセットし、連続練習3回目に発生するイベントでは選択肢によって将来はプロ野球選手になるのが夢だが、プロ入りにならなかったことも考えて美容師になることも語っている。この時大河のイベキャラのレアリティが高いほど超特殊能力の「アーチスト」のコツが習得しやすくなる。
その後の原作、アニメ版OVA「メッセージ」での大河は美容師となっており、再び野球選手に返り咲くことを目指す吾郎のサポートをしている。

聖ジャスミン学園(セントジャスミンがくえん)

くろがね商業高校編、ヴァンプ高校編の地方大会1回戦で対戦する高校で、『パワプロ2013』にも登場した女子ばかりの高校。太刀川広巳、小鷹美麗、美藤千尋、大空美代子、川星ほむら、小山雅といったおなじみのメンバーが所属しており、この6人はイベキャラとしても配信されている。モブ選手は全員女性のザコプロとなっている。

エース太刀川と勝負強い打撃を見せる巧打者の美藤、そして4番打者の大空が投打の中心として機能する。守っては扇の要である小鷹が大胆なリードで相手打線を抑え、遊撃手にも守備がうまい小山が控える。ムードメーカーの川星もチームを盛り上げ、総合力は決して高くないが、チームワークの良さでそれをカバーする結束力の非常に高いチームである。

期間限定で配信される[バレンタイン]女子選手のイベキャラは、セットすると試合中『2013』の聖ジャスミン学園の制服を着用して試合に出るようになる。

大空 美代子(おおぞら みよこ)
金髪ロングヘアの女子選手で、チームの4番打者を務める三塁手。愛称は「ミヨちゃん」。右投右打。得意練習は筋力練習。
確実性には欠けるがバットの芯に当たればボールを軽々スタンドに放り込めるくらいのパワーを誇る強打者である。それ以外は素人と同然。
普段主人公の前ではか弱い女子を装っているが、怒ると非常に怖い。
SR系列イベントでは2回目の選択肢で超特殊能力のコツが手に入るが、別の選択肢を選んでいるとコツは得られなくなるものの、その後のコンボイベントでのみ淑やかな口調を主人公の前でも解くようになっている。
くろがね商業高校編では、美代子が試合前に声をかけ「『2013』くろがね商業高校編」での試合前は太刀川が声をかけていた時と比べ、女子だからと油断ならない雰囲気を放っている。
この時、2年生11月1週目の定期イベントでの文化祭の計画で「練習試合」を選択し、成功パターンで選ばれた聖ジャスミン学園と対戦していると、対戦前に美代子に話しかけられる内容が異なっており、「お礼参りだ」と因縁を付け、勝利後に「文化祭での試合後に渡された紙くず(Kマネー)が使えず、交通費がなくて困った」と報酬で渡す現金と間違えて、校内通貨であるKマネーを渡されたのが原因で、美代子の裏表無くものすごい剣幕で主人公たちを怒鳴り、追いかける。なお、美代子をイベキャラにセットするとこの場面は見ることは出来ず、相手から「Kマネーだった」の言及もなく、内容が変更される。
別バージョンとして『[バレンタイン]大空 美代子』も配信されているが、[バレンタイン]バージョンは限定キャラであり特定のガチャ以外からは入手できない。連動機能の『2016』、「2017年度データ」で連動すると、[バレンタイン]仕様での顔設定が可能となるが、「2016年度データ」では設定不可。

バス停前(バスていまえ)高校

『パワプロ9』や『パワプロ13』に対戦校として登場した高校で、あかつき大附属高校編の地方大会1回戦で対戦する。プロにはノーマークながらも注目選手の「田中山太郎」をはじめとした全員が無個性でつかみどころのないチーム。田中山はイベキャラとしても配信されている。

帽子マークはバス停型のマークではなく半円マークに統一されている。

『2016』の「パワフェス」、『ヒーローズ』でもバス停前高校が対戦相手で登場するが、選手全員が試合開始前や、入場時ロボットのように機械的な動きをしているなど更につかみどころのないチームとなっている。『2016』スタッフクレジットではロボットダンスを披露している。

田中山 太郎(たなかやま たろう)
バス停前高校野球部所属の男性選手。ポジションは遊撃手。右投右打。得意練習は守備練習。
ひときわ存在感が薄く、あかつき大付属高校編での試合前では、田中山と同じ顔をしたチームメイトから「こんなヤツいたっけ!?」と言われるなど、普段はあまり目立たないが、バス停前高校メンバーの中では攻守に優れており、特に守備に定評がある。名前を呼び間違えられると怒る。ちなみにこの時、田中山をイベキャラにセットすると、味方であるはずの田中山を相手チームの一員だと勘違いされる。
青道高校編でのキャライベントでは、相棒の矢部が沢村栄純に差し替わり、沢村が田中山を「他校からのスパイ」、「ニンジャ先輩(または「ニンジャセンパイ」)」、「田中山パイセン」といくつか異名で呼んでいる。SR系列専用イベントでは、華麗な守備を磨いた田中山とパワプロが本当の「ダイヤのA」主人公であるはずの沢村に向かって「それで、キミは誰だっけ?」と冗談を言う一風変わった展開となっている。
『2016』の「パワフェス」、『ヒーローズ』でもバス停前高校に所属しており、チームキャプテンを務めている。こちらでのポジションは投手で遊撃手はサブポジとなっている。無機質で「~なんだー」「~だぞー」と口調まで無個性感が出ている。

そよ風(そよかぜ)高校

『パワプロ9』に登場した高校で、あかつき大附属高校編の地方大会決勝で対戦する。エース投手の阿畑やすしが中心のチームである。阿畑はイベキャラとしても配信されている。

阿畑 やすし(あばた やすし)
顔の痘痕(あばた)と無精ヒゲが特徴的な男性選手で、関西弁をしゃべるオリジナル変化球の劣化ナックル投手。右投右打。得意練習は変化球練習。
変化球に強いこだわりを持っているようで、いつも新しい変化球を開発してばかりいる一風変わった投手。
同じナックル投手の阿久津とも仲がいい。
開発した変化球それぞれに「アバタボール○号」という名前がついており、今回は「アバタボール8号」という名前のナックルボールを投げる。
投手育成のときイベントデッキにR以上の阿畑をセットすると、特定のイベントを完走することで、主人公もオリジナル変化球の開発と命名ができる。なお、レアリティによって選択する球威、ノビ、コントロール、変化量の質の多さが異なる。
今回は限定キャラクターであり、特定のガチャ以外からは入手できない。
『2016』の「パワフェス」、『ヒーローズ』では「極亜久やんきーズ」の一員で登場しており、使用するアバタボールの下に付く「○号」の数字が阿畑のレベル数で毎回変化するようになり、「パワフェス」では後に付くのが「無印」、「7号」、「8号」、「19号」、「41号」、「49号」、「54号」、「55号」最終レベルでは「60号」と改名される。『ヒーローズ』でのアバタボールは「8号」に固定されている。

ダン&ジョン(ダンアンドジョン)高校

ヴァンプ高校編の地方大会決勝戦で必ず対戦するチーム。

ヴァンプ高校編の地方大会決勝で対戦する高校。須藤 零人兼倉 洋平バット 円島の3人の固有メンバーが投打の中心選手として機能する。

アプリ版ではダン&ジョン高校編のシナリオと上記固有イベキャラが配信されているが、サクスペでは現在未配信。

兼倉 洋平(かねくら ようへい)
頭に黒いハチマキを巻いた男性選手で、強肩強打の三塁手。右投右打。
ヴァンプ高校編地方大会決勝の試合前に話しかけられる。
日に焼けた肌と金髪のカッコイイ外見だが、金儲けが趣味で、秘密を漏らす円島を制止した。
強肩を生かし、外野を守ることがある。
バット=円島(バット=まるしま)
頭にバンダナを巻いた男性選手で、走攻守そつなくこなす遊撃手。右投両打。
ヴァンプ高校編地方大会決勝の試合前に話しかけられる。
白人のハーフだが、生まれも育ちも日本なので、普通に日本語を喋る。
やってはいけないことをやりたい衝動が好きで、地下洞窟の秘密を史門に漏らそうとするなどチームのムードメーカー兼、トラブルメーカー。

激闘第一(げきとうだいいち)高校

『パワプロ2013』に登場した高校。くろがね商業高校編では地方大会決勝で必ず対戦し、くろがね商業高校、ヴァンプ高校編以外のシナリオでも甲子園2回戦で対戦する可能性がある。蛇島桐人、友沢亮、鶴屋勝、少豪月剛が所属しており、この4人はイベキャラとしても配信されている。『2013』では渋谷秀喜も所属していたが、サクスペではメンバー入りしていない。同じく『2013』に登場した大塔は未登場。

蛇島、友沢、少豪月が打線の中心となるチーム。エース投手の鶴屋はそれほど能力は高くないが、蛇島・友沢の二遊間は鉄壁の守備を誇る。

蛇島 桐人(へびしま きりと)
ことあるごとに「クックック」と笑いかける不気味な感じの男性選手。しかし走攻守三拍子揃う優秀な野球選手であり、特に華麗な守備に定評がある二塁手。右投右打。得意練習は守備練習。 
表向きは明るく振る舞っているが、根は陰険な性格。真面目な性格も相まって、自分にとってライバルとなる者を片っ端から蹴落とそうとする卑劣さを見せる。
くろがね商業高校編、ヴァンプ高校編以外のシナリオで対戦前に話しかけられる選手。
試合に勝利すると「今日のこと、覚えておきますよ」と根に持たれ、試合に負けると「どうです、くやしいですか?」とあざ笑う。
友沢 亮(ともざわ りょう)
サングラスをつけた金髪の男性選手。ポジションは遊撃手。右投両打。得意練習は肩力練習。
かつて投手を務めていたが、利き腕の肘を故障し投手を断念。それでも家が貧乏なためか根性はあり、努力の末に強肩強打で守備範囲も広く足も速い優秀な遊撃手となった。
自己紹介イベントでは転入してかなりたつ割に、方向音痴な一面がある。
『2013』のSRイベントでは友沢の弟と妹が練習を見に来てくれるが、本作は登場せず、サングラスを付けているするきっかけとなった神高のコンボイベントは無くなっている。
くろがね商業高校編の地方大会決勝の試合前に話しかけられる。

駈杜(かけのもり)高校

『パワプロ2013』に登場した高校。ヴァンプ高校編2年3月の練習試合で必ず対戦し、くろがね商業高校編、あかつき大付属高校編、ヴァンプ高校編以外の全シナリオで、甲子園2回戦で対戦する可能性がある。早川あおい、有村佐治が所属しており、アップデートで投手の神童裕二郎もメンバー入りした。この3人はイベキャラとしても配信されている。

捕手の有村が攻守の中心となり、エースの神童から早川などリリーフ投手への継投で試合をつくる。

「『2013』激闘第一高校編」の矢部にそっくりな選手「矢部部(やべべ)」のセリフと同様に、矢部が「最近メキメキ頭角を現しているチーム」と評している。

早川 あおい(はやかわ あおい)
おさげ髪の女子選手。ポジションは投手。右投右打。得意練習は変化球練習。
女性初のプロ野球選手を目指しているというアンダースローのリリーフ右腕で、先発適性は持つものの、主に2番手か3番手(リリーフ起用の)投手として登板する。水しぶきを上げながら鋭く落ちるシンカー「マリンボール」を軸とした緩急自在のピッチングが持ち味。しかし怒ると非常に怖く、打ちこまれるとマウンド上でもキレる。
『2016』の「パワフェス」および『ヒーローズ』では対戦相手校の「恋恋高校」のチームキャプテンになっており、起用が先発投手となっている。
投手育成のときSR以上をセットして特定のイベントを完走すると彼女の武器であるオリジナル変化球「マリンボール」を一定確率で教えてもらえる。断ることも可能で、その場合は「キレ」のコツを教えてもらえる。
別バージョンとして[巫女]、[サンタ]、[水着]も存在するが、これらはいずれも限定キャラであり、特定のガチャ以外からは入手できない。
[水着]は連動機能の『2016』の「2017年度データ」で顔設定が可能だが、「2016年度データ」は反映されないので顔設定は不可。
くろがね商業高校編、ヴァンプ高校編を除いた夏の甲子園大会とヴァンプ高校編の練習試合の試合前に話しかけられる。

文武(ぶんぶ)高校

『パワプロ2013』に登場した高校。くろがね商業高校編、ヴァンプ高校編以外の全シナリオで、甲子園2回戦で対戦する可能性がある。武秀英、鎌刈善二が所属しており、この2人はイベキャラとしても配信されている。

4番打者で主砲の武を中心に、鎌刈など有力な打者が揃う。『2013』では古長衛士が所属していたが、サクスペではメンバー入りしていない。

武 秀英(ぶ しゅうえい)
巨漢の体型に小ぶりのメガネをかけた、男性選手。ポジションは一塁手。右投右打。得意練習は打撃練習。
ジャストミートするうまさとボールを遠くに飛ばす力は完璧と言ってもいいくらいに完成されたスラッガー。守備も意外とうまく、本職の一塁手ではなく捕手として出ることも多い。
成績も優秀で文武両道を絵に描いたような人物。キャプテンになるのにふさわしい選手だが、本人は気楽な性格であまり気が進まず、自己紹介イベントでは「キャプテンは自分より少し頼りないほうがいい」と自らキャプテンの座を希望していなかった。
青道高校編の自己紹介イベント内容は若干変更され「監督から指名されていなかったことを気にしていないのか?」と主人公が武に尋ねるが、本人は通常の自己紹介イベントと同様の理由を言い「監督も分かってくれていた」と答えている。
くろがね商業高校編、ヴァンプ高校編以外の試合前に話しかけられる。
『ヒーローズ』では消去法で文武高校のキャプテンになっており、ヒーローズ主人公の器を見て「頼りなさそうな、誰かが支えてあげないとだめそうな、そんな雰囲気を持つ者がキャプテン向きだ」と評し、何気に失礼な言い草だと主人公を腹立たせた。

くろがね商業(くろがねしょうぎょう)高校

『パワプロ2013』に登場した高校。くろがね商業高校編、ヴァンプ高校編以外の全シナリオで、甲子園2回戦で対戦する可能性がある。

対戦相手校のくろがね商業高校は当初は固有の選手が投手の銭形のみだったが、アップデートによりリリーフ起用にパピヨン。野手に大鐘が加わり、更なるアップデートで内野に宝塚と祝井がスタメン入りされる。

詳しいメンバーはこちらを参照のこと。

白轟(びゃくごう)高校

くろがね商業高校編、ヴァンプ高校編の甲子園大会2回戦で必ず対戦し、あかつき大附属高校編でも甲子園大会2回戦で対戦する可能性があるチーム。エースで4番の北斗が中心のチーム。

北斗はイベキャラとしても配信されている。

北斗 八雲(ほくと やくも)
白轟高校野球部に所属する男性選手で、ポジションは投手。左投左打。得意練習はコントロール練習。
最速140km/h台後半のノビのある速球とツーシーム、カットボール、フォークを投げ分ける白轟高校の本格派エース左腕。打者としても優秀で、チームの3番、4番打者も務めており、「北海(ほっかい)のオオカミ」の異名でも恐れられる。
「目指すは甲子園」と熱い性格で、遊びなど浮かれるのを嫌い、女性が苦手。語尾は「~だッ!」「~かッ!」と言動にも気合が入っている。
ただし、打席時は冷静で、『ヒーローズ』では実況の熱盛からツッコミが入っている。
アプリ版のみ配信している「北雪高校編」では女子に囲まれ浮かれている幼馴染の主人公に妨害や挑発をしている。
瞬鋭高校編の呼び戻すイベントのみ一打席勝負を挑まれる。
今回は限定キャラであり、特定のガチャ以外からは入手できない。

天空中央(てんくうちゅうおう)高校

パワフル高校編、瞬鋭高校編、覇堂高校編および太平楽高校編で野手育成時に甲子園大会決勝で必ず対戦するチーム。キャプテンでエースの虹谷を中心に、総合力の高いチームである。

アプリ版では天空中央高校編のシナリオが配信されているが、サクスペでは未配信。

虹谷 誠(にじたに まこと)
金髪ロン毛が特徴的な天空中央高校の男性選手。キャプテンで、エース投手。右投右打。
キレのある七色の変化球を鮮やかに操り、三振を多く奪える右腕。
パワフル高校編限定エピソードでの定期イベントによると決め球は「ストレート」らしい。
打者としても非常に優秀で、甘いコースで打たれると長打になることがある。
俊足も武器にしており、足が速ければ女に手を出すスピードも天下一品の速さを誇る無類の女好き。試合前に対戦相手校の女子マネージャーを「美しいキミ」と口説く軟派な性格。
アプリ版ではイベキャラが配信されているが、サクスペでは未配信。また、アプリ版では双子の姉の「虹谷 彩理(にじたに さいり)」も登場しているが、サクスペでは現時点、未登場。
『ヒーローズ』でも決勝ラウンドの対戦相手候補で登場する天空中央のチームキャプテンであり、相次いで女性にモテるチームキャプテンの選手を何度も見た主人公と矢部は「この大会、こういうヤツらが多い気がする」とうんざりさせた。

円卓(えんたく)高校

青道高校編、SG高校編、ヴァンプ高校編および太平楽高校編で投手育成時に甲子園大会決勝で必ず対戦するチーム。キャプテンで4番打者の岸田を中心とする強打が武器のチームである。

パワプロオリジナルの高校であるため、「ダイヤのA」を見ていない人は勘違いされがちだが、原作並びにアニメには円卓高校や岸田は一切登場しない。

選手の多くは「阿麻(アーサー)」「鳥栖端(トリスタン)」「蘭州(ランス)」など、いわゆる「円卓の騎士」にちなんだキラキラネーム的な名前になっている。

岸田 卓(きしだ たく)
円卓高校野球部キャプテンの男性選手で強打の一塁手。チームの4番打者を務めている。右投右打。
紳士的な言動や姿と裏腹にバットコントロールのうまさと力の強さを兼ね備えた豪快な打棒を引っ提げ、ここ一番での勝負強さも持っている。特に引っ張った打球の速度が速いプルヒッター。
戦いの前には成績や勝利などの「誓い」を立てている。
イベキャラは未配信。

アンドロメダ学園(アンドロメダがくえん)

覇堂高校編限定エピソードとくろがね商業高校編の甲子園大会決勝で必ず対戦するチーム。大西らを中心に、「超特訓」で鍛えられた精鋭たちが集う総合力の高さが武器のチームである。

突如流星のごとく現れた謎の高校で、「アンドロゴーグル」と呼ばれる片目のゴーグルを選手全員が着用しているのが特徴的。

帽子マークは『パワプロ2011』の「サクセス」、『パワプロ2016』の「パワフェス」モードのアンドロメダ学園の「A」マークではなく、こちらも他の高校同様半円マークとなっている。ただし大西のみ、通常イベントの立ち絵および試合での帽子は「A」マークのままとなっている。選手設定の顔設定は可能だが、連動機能の『2016』ではアンドロメダ版の選手能力の閲覧は不可。

スバル、大西、嵐丸を除いた選手全員がゴーグルを装着したザコプロ顔であり、パワターの装飾品の半透明の片目ゴーグルでなく、正規の青いゴーグルが使われている。

暗黒スバル(あんこくスバル)
「闇の貴公子」を自称する右投左打の投手。
その正体は、覇堂高校限定エピソードで転校先のパワフル高校のエース、神高に敗れた星井スバルが「アンドロメダ学園」に転入し、「超特訓」でパワーアップするもその反動で闇堕ちした姿。メンバーで唯一黒いマントを着用し、目の色が金色に変わり性格や口調も痛々しくなり、豹変してしまっている。ちなみにマントは試合中でも着用している。得意練習は通常版同様の変化球練習。
「超特訓」の成果からか通常のスバルよりも能力がアップしている。また、スタードライブに代わり「暗黒星雲(ダークネビュラ)」というオリジナル変化球を最大の武器としているが、その反面精神的に通常版のピンチに弱い所も加え、打たれ強さも弱くなっている。
SR系列のイベント「幻の一球」イベントはオリジナル変化球「スタードライブ」ではなく「暗黒星雲」の方か投手、野手の超特殊能力のコツを一定確率で教えてもらえるが、得るのを両方失敗すると投手野手問わずマイナス得能を得てしまう。
パワフル高校編で暗黒スバルをセットすると、パワフル高校へ転入時は普通の姿でのままであったが、野球部に入部した途端に暗黒化してしまっている。
この時以降からスバルに関するセリフやイベント内容が変更され、小田切と宇渡、木場からも苦々しくスバルを評している。
合宿イベントでは天空中央高校の虹谷をライバル視するようになり、甲子園決勝では虹谷から「ショボ井スバルくん」と馬鹿にされ、敗戦時にはマントの色を虹色に変えられそうになった時は「キャラが崩れる」と臆病になり逃げだした。終盤のエピローグでは、勝ち負け問わず、元のスバルに戻っている。
覇堂高校編限定エピソードの甲子園決勝戦勝利後は元の自分に戻るわけではなく、自分の起こしたことを悔い改める程度となっている。
敗戦時は選手たちを先導しようとするが、大西または嵐丸達から「いつから偉くなったんだ」と窘められている。
くろがね商業高校編にはスバルの暗黒化に関わるイベントが無いので登場しない。
「暗黒スバル」バージョンは限定キャラであり、特定のガチャ以外からは入手できない。
「暗黒星雲」の変化球エフェクトは、当初『パワプロ2016』には搭載されていなかったが、アップデートにより「2017年度データ」に追加されている。『2016』では暗黒スバルの選手データが無いため、「新球種開発」の変化球エフェクトタイプ設定、もしくはサクスペで連動したオリジナル選手のみ、エフェクト付きの暗黒星雲を投げることが可能となる。
『実況パワフルプロ野球 ヒーローズ』では事前にメンバーに神高が仲間におり、予選ラウンドの条件次第で神高とそれに便乗した矢部からバカにされたことを悔やみ、味方チームを離脱。その後、決勝ラウンドで敵チーム「アンドロメダ学園」で大西に代わり、暗黒スバルがチームキャプテンとなっている。
大西=ハリソン=筋金(おおにし=ハリソン=すじがね)
アンドロメダ学園所属の投手。左投左打。
通常版とアンドロメダ版はイベキャラとして実装されており、得意練習はいずれもスタミナ練習。
150km/h前後の力強い速球と多彩な変化球で打者を翻弄する本格派左腕。コントロールが低いものの、荒れ球で的を絞りづらく、完投能力も高い。
通常に比べアンドロメダバージョンの大西は基礎能力がアップし、超特殊能力「怪童」をはじめとした特殊能力も投手、野手用が追加されており、選手能力が格段にアップしている。
覇堂高校限定エピソードの定期イベントでは、虹谷が投げたキレのあるボールを物陰から投げたボールで弾き返している。また試合時のエースは暗黒スバルに譲っており、試合ではリリーフとして登板する。
くろがね商業高校編は暗黒スバルが登場しないので大西がアンドロメダ学園のエースになっている。
イベキャラでのイベントは大西曰く「怪しげなさすらいの博士」から帽子とゴーグルをもらったら、能力が格段に上がったらしく、トレーニング機能でスイッチ一つで周囲に重力場を発生させることが出来る。他にも防御率の測定機能が備わっている。
イベント中は口調も通常版より機械染みたセリフが多くなり、瞬鋭高校編での「呼び戻す」イベントでは通常版と内容が異なり、一打席勝負を挑まれる。
アンドロメダバージョンは限定キャラであり、特定のガチャ以外からは入手できない。
通常版大西のキャライベント内容についてはこちらを参照。
嵐丸 士朗(あらしまる しろう)
アンドロメダ学園所属の投手。右投右打。
大西同様多彩な変化球を操ることができるが、能力的には大西と比べて劣る。
通常版とアンドロメダ版はイベキャラとして実装されており、得意練習は『2013』では変化球練習だったが、こちらではいずれもメンタル練習となっている。
アンドロメダバージョンの嵐丸は通常に比べ基礎能力がアップし、「ノビ○」、「アベレージヒッター」のなどの特殊能力も追加されており、野手の選手能力もアップしている。
覇堂高校限定エピソードのデッキに大西をセットしていると、定期イベントで投げたボールの主が、大西から嵐丸に差し替わる。
アンドロメダ版大西と同様イベント中は口調も通常版と比べ、したたかなセリフが多くなり、ある場面では先輩のスバルに対して高圧的な態度で窘めている。
イベキャラでのイベントでは大西と同じく「謎の博士」からゴーグルをもらったらしく、球速測定や周辺の交通情報、自動修復機能が備わっている。
瞬鋭高校編の「呼び戻す」イベントでは通常版と内容が異なり、一打席勝負を挑まれる。
アンドロメダバージョンは限定キャラであり、特定のガチャ以外からは入手できない。
通常版嵐丸のキャライベントの内容についてはこちらを参照。
そこのお前(仮称)
覇堂高校編限定エピソードのデッキに大西と嵐丸二人をセットしていると、定期イベントで投げたボールの主が、大西および嵐丸からモブ選手に差し替わる。
顔は過去に無料配信されたカードゲーム『パワプロスタジアム』で登場した目が隠れているモブキャラ「そこのお前」となっている(暗黒スバルからは「お前たち」と呼ばれている)。
覇堂高校編限定エピソードの配信された時期は不具合により、ある場面でモブ選手の顔がアンドロメダ学園のユニフォームを着たパワプロ君の顔となっていたが、現在はアップデートにより改善されている。

ワールド高校

海堂学園高校編の甲子園大会決勝で必ず対戦するチームで、『パワプロ9』、『パワプロ2013』に登場した留学生揃いの高校。

『パワプロ2013』のワールド高校編で所属していた「マキシマム」「アルヴィン」とイベキャラで登場する「アンヌ」「ヴィクター」の外国人選手メンバーのほか、今回は茂野吾郎最大のライバルであるギブソンJr.も所属。強力な打者が揃ったチームである。

パワプロオリジナルの高校であり、MAJOR(メジャー)原作やアニメではギブソンJr.はこの時期既に日本を離れているため、ワールド高校でプレーしておらず、また原作やアニメにはワールド高校、チームメイトのアルヴィンやアンヌらは一切登場しない。

ジョー・ギブソンJr.(ジョー・ギブソンジュニア)
ワールド高校に所属している男性選手。ポジションは三塁手。右投両打。イベキャラはサクスペでは未登場だがアプリ版ではギブソンJr.が配信されている。
茂野吾郎最大のライバルであり、奇しくも茂野吾郎と同い年である。
メジャーを代表するサウスポー投手であるジョー・ギブソンの息子で、シュアなバッティングと強打を兼ね備えた両打ちのクラッチヒッター。ワールド高校では打線の中核となる4番打者を務めている。使用するバットはワールド高校で唯一木製バットを使用している。
幼少期に日本でプレーしていた経験があり、日本語が堪能。
当初は初見で吾郎のボールを初球でホームランにし、彼やその父、本田茂治を見下す発言をしていたが、吾郎をデッキにセットしている場合にワールド高校との甲子園決勝戦に勝つと、ギブソンJr.から、本田茂治亡き後、父親のみならず家族の運命が一変し、日本になじめず父ギブソンと離婚した母と妹がアメリカに帰国したあと2人とも不幸な事故死を遂げたという事実を聞くことができる。
家族がバラバラになったのも、母と妹が死んだのも全て本田茂治のせいにしていたことを打ち明けた上で、逆恨みで吾郎にも中傷的な言葉を浴びせたことも謝罪し、2人は和解した。

その他

地方大会初戦では青道高校編、くろがね商業高校編を除いて「支良州(しらす)水産高校」「ラズベリー工業高校」のいずれかが、
甲子園大会初戦では「マチェット高校」「赤壁(せきへき)高校」のいずれかが対戦相手となる。
くろがね商業高校編では文化祭の選択肢で「練習試合」を選び、大成功パターンだと「帝王実業(ていおうじつぎょう)高校」が登場し、大失敗パターンだとアプリ版の北雪高校編に登場した、支良洲水産高校の分校である「北海(ほっかい)分校」が登場するが、現時点サクセススペシャルでは試合の操作を行う場面は省略される。
また一部のイベキャラ、パワフル高校編、瞬鋭高校編、覇堂高校編の定期イベントで「拳法館(けんぽうかん)高校」が名前のみ登場するが、試合の場面は無い。
備考
デッキにセットしていない『パワプロ2013』に登場した高校の固有の選手はアップデートでスタメン入りされることがある。

脚注

  1. ^ 隠しチーム扱いにより、最終戦の相手である「ATSUMORI(アツモリ)リベンジャーズ」(一部のメンバー1人除く他のパワフェス登場チームの固有選手から構成する)のメンバーとして登場する事はない。なお、本作の登場チームである覇堂高校は、通常登場チームとして登場する。
  2. ^ 実況パワフルプロ野球サクセススペシャル PS4/PS3/PS Vita【公式サイト】おしらせ
  3. ^ 現実の高校野球の甲子園大会では、女子選手は公式戦に出場することができない(練習試合なら出場可)。
  4. ^ 現実の野球ではソフトボール投げはボークになる。
  5. ^ 実際の高校野球でも、ルール上金属バットだけでなく木製バットの使用も認められている。
  6. ^ サクセススペシャルが配信開始された年の2016年で、8月4日に埼玉県川越市の高校グラウンドで落雷事故が実際に起こっている
  7. ^ 球種名は「ストレート」となっており、第二ストレートでムービングファストは所持していない
  8. ^ 原作での設定は両投両打。
  9. ^ 元であるアプリ版では敵は「上から下」に流れ、タップによって各キャラクターを操作する。
  10. ^ 原作では、のちにこの2人は結婚している。
  11. ^ ただしサクスペではパピヨンの本名が「白鳥 太」と表記されている。
  12. ^ 『パワプロ10』はスタンダード打法であったが『2011決定版』の対戦相手「黒船軍」以降、打法が「スナイパーショット」となっている
  13. ^ ただし原作では左投げだった場面もみられる。

外部リンク