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「伝送路符号化」の版間の差分

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| 出典の明記 = 2017年7月
| 正確性 = 2017年7月
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'''伝送路符号化'''とは、情報を送る伝送路の帯域、雑音や妨害などの性質に応じて、すでに情報源符号化された情報を再度符号化するものである。たとえば、データの信頼性を高めるための誤り検出、誤り訂正符号の付加や、畳み込み符号化などがある。通信路符号化(Channel Coding)とも言う。1948年に[[クロード・シャノン]]により、伝送路容量に関する基本定理(シャノンの第二基本定理)が発表された。

==ベースバンドとの比較==
[[搬送波]]を用いない[[ベースバンド]]と比較して次の点が特徴である。
*[[無線通信]]が可能である。
*周波数分割[[多重化]]・周波数分割[[多元接続]]で1つの[[伝送路]]で複数チャネルの同時通信が可能である。
*銅線を用いるものの場合、不要輻射を小さくすることも可能である。
*回路規模が大きい。

==用途==
古くは、無線[[電信]]や[[テレタイプ端末]]に用いられていた。磁気媒体の記録方式としても用いられている。

[[モデム]]による[[デジタル]][[データ通信]]
*[[音響カプラ]] : 音響結合のモデム
*[[アナログ回線]]での[[ダイヤルアップ接続]]
*[[デジタル加入者線]]-[[ADSL]] : [[ツイストペアケーブル]][[通信線路]]を利用
*[[Data Over Cable Service Interface Specifications]] : [[ケーブルテレビ]]の[[同軸ケーブル]]を利用
*[[電力線搬送通信]] : [[配電]][[電線路]]を利用
*[[パケット通信 (アマチュア無線)]] : ターミナルノードコントローラ

磁気媒体の記録方式
*[[磁気テープ]]

==関連項目==
*[[情報理論]]
*[[誤り検出訂正]]
*[[符号化方式]]
*[[デジタル変調]] : 方式の概要
*[[ブロードバンドインターネット接続]]
*[[ベースバンド]] : 対義語。
*[[通信と放送の融合]]

{{DEFAULTSORT:てんそうろふこうか}}
[[Category:通信工学]]
[[Category:情報理論]]
[[Category:データ転送]]

2017年7月21日 (金) 11:33時点における最新版

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