「Re:ゼロから始める異世界生活」の版間の差分
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2016年11月29日 (火) 00:12時点における版
Re:ゼロから始める異世界生活 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ジャンル | 異世界ファンタジー | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
小説 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
著者 | 長月達平 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
イラスト | 大塚真一郎 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
出版社 | KADOKAWA メディアファクトリー | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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掲載誌 | 小説家になろう 月刊コミックアライブ(外伝) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
レーベル | MF文庫J | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
連載期間 | 2012年4月 - | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
刊行期間 | 2014年1月 - | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
巻数 | 既刊14巻(2016年10月現在) (本編10巻、短編集2巻、外伝2巻) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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アニメ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
原作 | 長月達平 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
監督 | 渡邊政治 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
シリーズ構成 | 横谷昌宏 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
脚本 | 横谷昌宏、中村能子、梅原英司 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
キャラクターデザイン | 坂井久太 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
音楽 | 末廣健一郎 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
アニメーション制作 | WHITE FOX | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
製作 | Re:ゼロから始める異世界生活 製作委員会 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
放送局 | テレビ東京ほか | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
放送期間 | 2016年4月4日 - 9月19日 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
話数 | 全25話 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
テンプレート - ノート | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
プロジェクト | ライトノベル・漫画・アニメ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ポータル | 文学・漫画・アニメ |
『Re:ゼロから始める異世界生活』(リ・ゼロからはじめるいせかいせいかつ、Re: Life in a different world from zero、英: Re:Zero -Starting Life in Another World-)は、長月達平による日本のライトノベル。イラストは大塚真一郎が担当している。公式略称は「リゼロ」。
概要
小説投稿サイト『小説家になろう』にて2012年4月より連載が始まり、MF文庫J(KADOKAWA)より2014年1月から刊行されている。また、『月刊コミックアライブ』において2014年6月号より書き下ろし短編小説『Re:ゼロから始める異世界生活 外伝』が掲載されている。
2016年11月現在、今までに公開された作品はすべて閲覧が可能で、作者により削除の予定はないとされている。
2016年4月から9月までテレビアニメが放送された[1]。
突然異世界へ召喚され、自分の死亡と共に時間を巻き戻す能力だけを得た無力な少年の、運命に抗う奮闘ぶりを描くストーリー。
『このライトノベルがすごい!』2017年版では文庫部門第2位。
あらすじ
この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
- 第一章(文庫第1巻、アニメ第1話 - 第3話、Web小説「怒涛の一日目」)
- コンビニ帰りに突如、異世界に召喚された引きこもり高校生の少年ナツキスバルは、早々と命の危機に見舞われる。その窮地を救ってくれた、ネコ型精霊パックをお供につれたハーフエルフの銀髪美少女エミリアに恩返しをするため、スバルは彼女の物探しに協力する。フェルトという名の少女に奪われたという徽章の手がかりが掴めたと思った途端、2人は何者かに襲撃されて死亡してしまう。
- しかし気がつくと、なぜかスバルは召喚された時点に戻っていた。それから何度かの死により、スバルは自分がこの世界で得た能力を知る。その能力は、自身の死により時間を巻き戻して記憶を引き継げる、タイムリープ能力「死に戻り」だったのだ。
- その後、貧民街の巨人族ロム爺の盗品商で徽章を奪ったフェルトを追いつめたものの、彼女の依頼主の『腸狩り』 エルザ・グランヒルテに惨殺されてしまったスバルは、さらなる「死に戻り」を経た後、『剣聖』 ラインハルトの加勢もあってエルザを退け、最初の死のループから逃れることに成功する。
- 第二章(文庫第2巻 - 第3巻、アニメ第4話 - 第11話、Web小説「激動の一週間」)
- エルザによる負傷から回復し、メイザース辺境伯ロズワールの屋敷で目覚めたスバルは、エミリアのそばにいるため、昨日の一件の謝礼として屋敷で雇ってもらうことを要求する。その3日後、エミリアとのデートを約束した夜に屋敷で眠りに就くが、翌朝が訪れることはなかった。屋敷で目覚めた日の朝に戻っていたことにスバルが動揺しながらも行動を始めると、それは就寝中に呪いで衰弱死して「死に戻り」を経たためであることや、死の呪いをかけた呪術師の存在が判明する。
- さらなる「死に戻り」を経ていくうちに屋敷のメイド姉妹レムとラム、禁書庫の司書ベアトリスの協力を得たスバルは、あえて呪いをかけられることで呪術師を見つけ出そうとするが、呪術師の正体が魔獣であると気づいた時には村の子供達はさらわれてしまっていた。スバルは子供達を助けるために森の中に入るが、魔獣たちを介して無数の呪いをかけられ、手詰まりに陥る。しかし、レムとラムと共に魔獣たちに取り囲まれ、満身創痍となってなお彼女たちを逃がそうと、スバルは唯一覚えた魔法「シャマク」で足掻く。絶体絶命となったスバルのもとへロズワールが駆けつけ、魔獣たちを掃討したことにより、スバルはなんとか死の呪いの発動から逃れることに成功する。レムを助け、彼女にも存在意義があると彼女を励まし続けたことにより、レムに好意を抱かれ、彼女とスバルは強い絆で結ばれる。
- 第三章(文庫第4巻 - 第9巻、アニメ第12話 - 、Web小説「再来の王都」)
- 何重にも呪いを受け、マナの流れが澱んでしまったスバル。エミリアの王選開始の式典への参加、およびスバルを水の魔術師フェリックスに治療してもらうため、スバル一行は王都を再び訪れる。式典に乱入したスバルは騎士ユリウスと実質的な私闘を行い、エミリアとの約束を破って再びシャマクを使った末に敗北する。その結果、度重なるすれ違いや思いの齟齬によってエミリアとは喧嘩別れに終わる。エミリアはロズワール領に戻り、スバルはレムとともに治療という名目で王都に残される。
- その数日後、魔女教の脅威がロズワール領に迫っていることに気づいたスバルは、エミリアたちを救おうと何度も動くが、強大なペテルギウス率いる魔女教と折悪く現れる白鯨に阻まれ、王選候補者たちからも協力を断られる。万策尽きたスバルはレムだけでも助けようと彼女とともに国外へ逃げ出そうとするが、レムの説得によりもう一度運命に立ち向かうことを決める。スバルは繰り返したループの中で得た情報から、クルシュ陣営が白鯨の討伐を目論んでいることを推測し、前のループで実際に出会って得た神出鬼没な白鯨の出現位置とその時間を伝え、クルシュおよびアナスタシア陣営に討伐隊の派兵を要求し、交渉に成功する。
- 死闘の果てに白鯨を討伐したスバルたちは、ヴィルヘルムとユリウス、フェリックスらを率いて魔女教の討伐に乗り出す。何度か殺されながらもペテルギウスの正体が邪精霊であることに気づき、エミリアたちを含む村の人々を襲撃から逃がして魔女教を殲滅したスバルは、エミリアに再びなぜそんなことをするのか問われ、自分の恋を告白する。(このシーンでアニメは終了)
- 一方、白鯨討伐後、白鯨の頭部とともに王都への帰途についていたクルシュとレムは、魔女教のレグルスとライに襲撃を受け、暴食の権能でクルシュは記憶喪失になり、レムは存在を忘れられた眠り人となっていた。スバルは死に戻って彼らを助けようと自殺するも、戻る時刻がレムが「喰われた」のちに更新されていたため失敗。「暴食」を倒すということにしかレムを取り戻せる可能性は残されていないと考え、戦いへの決意を固める。
- 第四章(文庫第10巻 -、Web小説「永遠の契約」)
- アーラム村の避難民とロズワールらのいる「聖域」へ向かうスバルたち。聖域の結界を解除し、中にいるハーフエルフを解放するための試練にエミリアが挑むものの、失敗を重ね、彼女は精神的に疲弊していく。スバルはエミリアの神経衰弱、エルザによる屋敷の襲撃、聖域を襲う豪雪と大兎、魔女の残り香を察知し非協力的になる聖域の実力者ガーフィールらを攻略するため死に戻りを重ねる。実は、ロズワールは「福音書」によりスバルの死に戻りを知っており、彼を追い詰めるためだけに大雪を自ら引き起こしてエミリアを孤立させ、大兎を呼び寄せて、福音書の記述に従わせようとしていた。スバルはロズワールに、「この周回で困難を突破できたら福音書を捨てる」契約を交わす。試練やエキドナの策謀によってスバル自身も精神的に窮地に陥るが、サテラの慈愛で立ち直り、味方となったオットーやパトラッシュの力を借り、またラムの協力も得て、ガーフィールを撃破する。スバルはエミリアに絶大なる親愛を伝えて彼女を励まし、ガーフィールに過去を乗り越えさせて味方とし、エルザの撃退に成功。そして自暴自棄となっていたベアトリスを救い出し、スバルはベアトリスとエミリアと協力して大兎を討伐する。
- ロズワールはまだ隠していることがあるようだが、福音書の失われた今、もう周りの被害を考えずに動くことはないと約束し、とりあえず陣営は一つにまとまった。スバルは正式にエミリアの騎士となる。
- 第五章(Web小説「歴史を刻む星々」)
- 試練の1年後、王選候補者たちは水門都市プリステラで会合を行う。そこに残存する全ての大罪司教とともに魔女教が来襲する。候補者達は互いに協力し、辛くも魔女教を撃退することに成功するが、暴食および色欲の権能により、都市の住民や各勢力の主要メンバーにも少なくない被害が出てしまう。奪われた者たちの過去と現在を取り戻すべく、スバル達は賢者シャウラが住まうと言われるプレアデス監視塔を目指すことを決める。
- 第六章(Web小説「記憶の回廊」)
- 幾多の障害を乗り越えてプレアデス監視塔へと辿り着いたスバル達は、そこで「賢者フリューゲルの弟子」を名乗る少女、シャウラと出会う。
- 小説EX 獅子王の見た夢
- 王選候補者クルシュ・カルステンの過去と王になることを望む経緯があきらかになる。
- 小説EX2 剣鬼恋歌
- 剣鬼と一人の少女の運命の出会いと逆らえぬ運命と意図せぬ永遠の別れが訪れる。
- Web小説番外編
- 第三章で死のループから背を向けてレムと共に歩んだスバルと子供たちのIFの未来が描かれる。
登場人物
エミリア陣営
- ナツキ・スバル(菜月 昴/Natsuki Subaru)
- 声 - 小林裕介
- 本作の主人公。黒の短髪、平凡な顔立ち、筋肉質のがっちりした体格の持ち主。握力は70kg。足は一般的な日本人よりも速い。目つきの悪さ(三白眼)が特徴。4月1日生まれ。年齢は18歳。
- 父と母の三人家族で、学校へは登校せずに好きなだけ寝て遊ぶ怠惰な生活を送っていた。座右の銘は「やるかやらないか迷ったらやらない」。いわゆる中二病の傾向があり、神話や星の名前などに詳しい一面がある。
- コンビニ帰りにジャージ姿で異世界へ召喚される。中学生時代、剣道部に所属していたこともあり、街のチンピラ3人に素手でケンカに勝つ程度の度胸と腕っ節はあるものの、際立った身体的な特技などはない。空気を読まないふざけた態度で人の神経を逆撫でする性格で、異世界召喚以前は周囲から孤立していたが、情に厚く大事な人たちを守るためなら茨の道を突き進む、諦めの悪い性格をもつ。突然異世界召喚されたところを損得勘定なしに助けてくれたエミリアに恋心を抱き、彼女を守ることを何よりも優先させる。一方で、惜しみない愛情と期待を寄せてくれるレムのことを大切に思っており、死に戻りという孤独な戦いの中で心の支えにしている。
- 異世界召喚された際に唯一与えられた力である『死に戻り』という能力を駆使して、周囲の人々を死の運命から救い出すために奮闘する。 なお、この『死に戻り』の能力に関することは、他人に話すことができず、口に出そうとすると心臓を握りつぶされるような激痛に襲われる。ループの中で凄惨な悲劇に幾度も直面し、周囲との認識の齟齬も相俟って、召喚以降は心身ともに酷く苦痛に晒されている。他者を嫌いになりきれない性分であり、死に戻りという特殊な環境の影響もあって、自身を殺した又は害した相手であっても、相応の理由があれば恨むことができない。また、そうした相手と別のループにおいて関係を改善し、親しくなることもある。
- 第一の『試練』で自分の過去と相対し、父親へのコンプレックスを克服する。スバルのふざけた態度は父親のそれを真似ていたものであったが、その際父親に叱責されたことで、それ以降はそのような態度は控えている。
- バテンカイトスにレムを『喰われ』、自らがもっと有能であれば彼女を失わなくて済んだと自らを追い詰めた結果、最善を手に入れるまで「死に戻り」を繰り返す覚悟を決めていたが、魔女の茶会でサテラに諭され、自らを大切にしつつも幸せを手に入れるために、「死に戻り」を活路を切り開くための手段の一つとして捉え直す。
- 陰属性の魔法に少し適性があり、暗闇を生む魔法「シャマク」を使えるが、ゲートが制御不可能であるためマナ切れを起こしやすい。しかし物語中盤ではある程度制御が効くようになった模様。ガーフィールとの戦闘の際、ゲートの過度な使用により完全にゲートが潰れ、使えなくなる。
- 4章終盤で精霊ベアトリスと契約を交わす。しかし、ベアトリスがマナを吸収する役割も果たしていた禁書庫が喪失し、スバルが供給できる魔力も少ないため、初陣でベアトリスが溜め込んでいたマナの全てを使い果たしてしまったこともあり、強力な魔法は使えない。しかし、ベアトリスの活動維持と、ゲートが壊れたスバルのマナ詰りの解消を兼ねて、日に一度行われる魔力の回収の分を少しずつ貯めれば、それほど強くない魔法は使える模様。また、4章から5章までの一年間で、鞭やパルクールの特訓に励んだ結果、習得することに成功している。
- 『色欲』のカペラにその龍の血をかけられたが、何らかの耐性があり身体中に黒斑が広がってはいない。
- 「魔女因子」に並々ならぬ適性があるらしく、ペテルギウスやレグルスを殺害した際にはそれぞれ彼らの持つ怠惰と強欲の魔女因子が彼の中に入り込んでいる。のちに、怠惰の権能「見えざる手」(スバルは「インビジブル・プロヴィデンス」と呼ぶ)を使えるようになる。しかし、過度に使用すると猛烈な頭痛に襲われてしまう。また、「名前」を食う権能の効果がなぜか彼には及ばず、白鯨や「暴食」の大罪司教の餌食となった人のことを覚えているなど、極めて高い魔女因子適性を持っていると推定されるが、不明な点が多い。
- パトラッシュ
- 白鯨討伐の際に、クルシュより送られた漆黒の地竜。ダイアナ種と呼ばれ優秀だが扱いにくい。気位が高いが、何故かスバルにだけは懐いており、その献身によって幾度となく窮地を救われている。性別は雌。スバルへの態度やオットーの通訳によると、クールで姉御肌な性格。
- エミリア(Emilia)
- 声 - 高橋李依
- 本作のヒロイン。人間とエルフの間に生まれたハーフエルフで、銀色の長い髪に紫紺の瞳を持つ美貌の少女。火を司る大精霊パックと契約し、低温の熱量による氷系統の魔法を好んで使う。ほかの微精霊とも契約関係にあり、四系統の魔法ならいずれも浅く使いこなせる『精霊術師』。
- 1回目のループで出会ったスバルに「サテラ」と名乗り、あれこれ理由をつけながらも困ってる者を見過ごせない、受けた恩は返す、という善人。
- ルグニカ王国の次期国王を選ぶ王選の5人の候補者の一人であり、彼女が奪われた徽章とは王選候補者の資格を示すために必要なものだった。
- 世界から恐れられている嫉妬の魔女と特徴が似ているということで、不当な差別を受けており、その偏見は現在も根づいている。七歳の時から、六、七年前まで、エリオール大森林で百年ほど氷の中で眠りについていた経緯から、実際年齢、外見年齢、精神年齢、言葉にギャップがある。すなわち、実際年齢は百十数歳、エルフであり成長がゆっくりであるため外見年齢は18歳ぐらい、精神年齢は14歳くらい。
- スバルと出会った当初は気を張って振る舞っていたが、本来は精神年齢相応の純粋無垢な性格。隔離的な生活を送っていたため、世情に疎く、天然気味なところがある。過酷な境遇にめげない頑張り屋である反面、頑なに意地を通そうとするため、良くも悪くも面倒くさい性格と評されている。スバルに対して親愛の情を抱いているが、異性としての好意についてはまだ理解していない様子。
- パック (Pack)
- 声 - 内山夕実
- 小さな猫の姿をした精霊で、エミリアのお供。魔法の威力は絶大で、攻防揃っている。
- 火を司る大精霊で、熱量を奪うことによる氷系統の魔法を使う。おっとりとした性格でかなりのマイペース。エミリアの保護者として振る舞い、常に行動を共にしている。その親しみやすさとは裏腹に、エミリアのことを絶対視しているため、彼女以外の者に対しては手心を加えず、その気持ちもあまり酌まない。エミリアが死亡するかそれに等しい状態になれば、彼女との契約に従い「終焉の獣」として顕現し、世界を凍らせて滅ぼそうとする。通常はエミリアが持つ緑の結晶の中で休んでおり、顕現するのは朝の9時から夕方5時の間ほど。緊急時にはエミリアのオドを使うことで顕現が可能。
ロズワール家
- ロズワール・L・メイザース
- 声 - 子安武人
- 9月16日生まれ。道化師の化粧をした変わり者の貴族。所々を伸ばした間の抜けた喋り方をする。宮廷筆頭魔術師で、その称号の通り王宮一の魔術師であり、彼一人で軍隊に匹敵する戦力。「魔導の加護」を持ち、六色のマナすべてに適性がある上、マナの量も事実上無尽蔵であり、絶大な戦闘力を誇るが、回復魔法は使えない。空を飛ぶこともできる。また、ある程度の格闘術も収めており、不意打ちとはいえガーフィールとラムを一撃で殺せるほどの実力。右眼が青、左目が黄色のオッドアイ。
- ロズワールの名は世襲制であり、400年前から代々名前を受け継いでいる。しかし実は、受け継いでいるのは名前だけではなく、400年前の初代ロズワールが自分の意識を子孫の肉体に移すことに成功して以来ずっと子孫に乗り移り続けているため、400年前のロズワールと精神的には同一人物。道化師の化粧は自らの役目を全うする覚悟としてする「戦装束」のようなものだと語る。
- 400年前のロズワールは、凄まじい魔術の才能を見せ、エキドナに師事していたが、ヘクトール戦において重傷を負い、ゲートにも深刻な後遺症が残り、痩せぎすで日常生活にも支障の出る体となってしまう。両目が黄色。死ぬまでベアトリスの禁書庫に通い、エキドナの意識移植の資料を読み漁っていた。
- エキドナに懸想しており、エキドナの残した完全版福音書の通りに行動して彼女を墓所から解放しようとしている。具体的には、スバルに「世界をやり直す」能力があることを福音書により知っているため、あえてエミリアたちを窮地に追いやることでスバルを苦難に晒し、エミリアだけを守る騎士としようとしている。ただし、やり直す能力を持つことは知っているがその条件は知らないため、スバルを殺そうとはしない。
- 一連の行動が陣営中に暴露されて以来、本人の言動も相まって、ラム以外のメンバーからはあまり信用されていない。
- スバルの説得と契約に従い福音書を捨てたが、一方でスバルに周囲の人々を守りきるよう要求し、何かを切り捨てて前に進むことを許さず、もしそうした場合、スバル以外の全員を自らの魔法で殺し、「やり直させる」と宣言している。
- ベアトリス(Beatrice)
- 声 - 新井里美
- 豪奢なフリル付きドレスを着た幼い少女。人形のような愛らしい容姿をしており、金髪をドリル状にしたツインテールにしている。ロズワール家にある禁書庫と呼ばれる場所におり、司書という立場。「扉渡り」の能力で屋敷内の部屋の扉を自由に移動出来る。愛称は「ベティー」「ベア子」など。
- お高くとまった喋り方をするが、実際はお人好しで、周りの世話を焼いてしまうお節介な性質。傍若無人な振る舞いとは裏腹に、素直になれない寂しがり屋でもある。その正体はエキドナに作られた人工精霊であり、彼女の命に従って禁書庫を400年に渡って守り続けてきた。永い孤独と絶望から、自暴自棄となっていたが、後にスバルの説得によって禁書庫を出て彼と契約する。可愛いもの好き。出生に関して縁があるパックを、「にーちゃ」と呼んで慕っており、彼の前では無邪気な顔を見せる。
- スバルとの契約後は彼の精霊として行動を共にし、その身を守っている。スバルに対しては甘えた面も見せるようになっており、彼からも娘のように可愛がられている。禁書庫を失って以降はスバルからのマナの供給で活動している。陰属性の魔法に精通しており、強力かつ多様な魔法を使用することができる。
- スピンオフである「学園リゼロ」においては、スバルの妹という設定である。
- ラム(Ram)
- 声 - 村川梨衣
- ピンク髪のロズワール邸のメイド少女。双子のレムと同じ2月2日生まれ。17歳。レムの姉。一人称は「ラム」。レムよりメイドのスキルは低い。また、毒舌家。傲岸不遜な態度で隠しているが、本質は誰も見捨てられない甘さを持つ、面倒見のいい性格。
- ロズワールに絶大な親愛を寄せており、常に彼のために行動する。レムとも強い絆で結ばれており、第2章でレムが衰弱死した際には泣き叫んで平静を失っていた。
- 風の魔法を使うことができ、カマイタチで急所を狙ったり、風で飛び上がって愛用の杖で戦ったりすることもできる。また、自身と波長の合うものと視界を共有し、遠方までも見通すことができる「千里眼の加護」を持つ。
- 亜人の一種である「鬼」の生き残りであるが、魔女教の襲撃により大気中のマナを吸収するための「角」を失っているため、何もしないままでは慢性的なマナ不足に陥る。そのため、四色のマナを均等に操ることのできるロズワールがマナを補給している。その「角」は鬼達の中でも稀代の美しさとマナ吸収力を誇り、本来は忌子として殺されるはずだった彼女ら双子はそのために生かされることとなった。ツノを持っていた時はロズワールをも上回る戦闘力を持っており、魔女教徒を子供ながらに一人で相手取れるほどであった。
- 角を失って以降は日常的にマナ不足による不調と苦痛に苛まれており、それはメイドとして十全に働くことが難しい理由のひとつでもある。
- レム(Rem)
- 声 - 水瀬いのり
- 本作のもう1人のヒロイン。水色髪のロズワール邸のメイド少女。双子のラムと同じ2月2日生まれ。17歳。一人称は「レム」。メイドとしては万能で、屋敷の仕事の9割方は彼女が行っている。ラムとは双子で、妹にあたり、ラムより胸が大きい。亜人の一種である「鬼」の生き残り。
- 穏やかな物腰だが、姉同様に毒舌なところがある慇懃無礼。身内への情が深い一方で、感情的に暴走してしまうところがあるのが玉に瑕。献身的であり、大切な相手のためなら自己犠牲を厭わないが、年相応の独占欲や依存欲も持っている。姉への負い目から自己評価が低かったが、スバルに肯定されたことで自信を取り戻しつつある。水系統の魔法の使い手であり、回復も攻防もバランス良くこなす。身体能力も高く、武装式ハンマーのモーニングスターを振り回すパワフルな戦闘スタイル。
- ラムを敬愛しており、彼女の害となる存在に対しては容赦が無い。過去のトラウマとコンプレックスから解放してくれたスバルに対して恋心を抱き、彼に対して惜しみない愛情を向けている。スバルを「レムの英雄」として絶対的に肯定し、献身を尽くすが、スバルが自らの弱さに逃げることを許さない、スバルに対して最も厳しい存在でもある。
- 魔女教「暴食」のバテンカイトスに『喰われ』、眠っている。
- 死のループに背を向けたスバルと共に駆け落ちしたIFストーリーにおいては、カララギでスバルと結婚してナツキ・レムとなり、リゲルとスピカの2児を授かって騒がしくも幸せな家庭を築いている。
- オットー・スーウェン
- 声 - 天﨑滉平
- 灰色の髪をした行商人の青年。3月24日生まれ。20歳。細身で温和な雰囲気の優男。商才はあるものの、とことん運に恵まれず、不遇な人生を送っている苦労人。スバルたちとは行き掛かり上の付き合いだったが、何の因果か陣営の筆頭内政官に就任することになる。仲間内では一番の常識人であり、唯一のツッコミ役。スバルにとっては友人兼参謀的存在となる。
- 商人らしくリアリストに振舞っているが、心根は優しく他者への気遣いができる性格。どこか抜けたところもあり、スバルやガーフィールにしょっちゅう弄られている。誰に対しても敬語で喋るが、ツッコミを入れる時や激昂した時などは口調が荒くなることもある。内政官としては敏腕で、陣営の交渉から事務処理まで政治面の仕事を一手に担っているほど。癖のあるメンバーに振り回されがちだが、いざという時は芯の強さを見せる。命を救ってくれたスバルに対して恩義を感じていると同時に、彼が弱い人間であることを理解しており、対等な友人であろうと努めている。
- 発声器官を持つあらゆる生き物と意思疎通ができる「言霊の加護」の持ち主。名のある商家の次男坊だが、加護の性質のために故郷では疎まれており、家族への負い目もあって家を出た事情がある。外見とは裏腹に、スバルに素手で勝てる程度には強く、主に土属性の魔法を習得している。
アーラム村
- ペトラ・レイテ
- 声 - 高野麻里佳
- 赤混じりの茶色い髪をしたアーラム村の少女。当初は、将来は都で服を作る仕事をしたいと夢を語っていたが、後にロズワール家のメイド見習いとなる。物覚えがよくメイドとしての素質も高いが、好意を寄せているスバルの前では言葉遣いや態度が素に戻ってしまうことも多く、フレデリカやラムに叱責されることもしばしば。
- ミルド、リュカ、メイーナ、カイン、ダイン
- 声 - 小林由美子、芳野由奈、桑原由気、篠田みなみ、石上静香
- アーラム村の子供。
- ムラオサ
- 声 - 佐々健太
- アーラム村の村民。若返り婆の弟。
- 若返りババア
- 声 - 伊沢磨紀
- アーラム村の村長。
聖域
- ガーフィール・ティンゼル
- 鋭い牙と金髪が特徴の少年。反骨心旺盛の14歳。小柄であるが、威圧感を与える風貌で額に大きな傷がある。獣人の血を持つクォーターであり、フレデリカとは父親違いの姉弟の関係。聖域の番人を務める自称「最強の盾」。愛称は「ガーフ」。
- 聖域を守護するため、聖域の解放を目指すスバルたちと対立したが、聖域の試練や大兎襲来をスバルたちと協力して乗り切り、過去の自分を受け入れて陣営に加わった。直情的で荒っぽい振る舞いが目立つが、真っ直ぐな心の持ち主。自信家な一方で、年相応に傷つきやすい繊細さも持っている。独特な訛りの入った言葉遣いで喋り、なにかと自分で考えた諺を引用しようとする。和解後はスバルのことを「大将」と呼んで慕っており、同じく兄貴分のオットーも加えた3人でつるむことが多い。幼い頃からの付き合いであるラムに対して思慕の念を抱いているが、彼女のロズワールへの想いも理解している。好意を寄せてくるミミには恋愛感情を抱いていないものの、絆を深めつつある。
- 戦闘では腰につけた2つの盾を装備して戦う。大地の恩恵を受けることができる「地霊の加護」に加えて、受け継いだ亜人の血による獣化能力を持ち、その戦闘力は陣営でロズワールに次ぐトップクラス。
- フレデリカ・バウマン(Frederica Baumann)
- 声 - 名塚佳織
- ロズワール邸のメイドの一人で、透明質の金髪の女性。ガーフィールの父親違いの姉。獣人の血を持つクォーターであり、スバルよりも背が高く、同程度に筋肉質な体格をしている。口許を隠せば美人だが、笑顔を作ると口にびっしりと並んだ凶悪な牙が見える。ガントレットを使って戦うこともできるが、弟ほどに強くはない。
- リューズ・ビルマ[注 1]
- 見た目は11、2歳くらいの少女だが、実年齢は100を超える聖域のまとめ役。ガーフィールやフレデリカにとっては祖母同然の人物でもある。しかし、その正体はエキドナの開発した聖域の結界の核となった本物のリューズの複製体。
ミロード家
- アンネローゼ・ミロード
- ロズワールの親戚にあたり、エルザ撃破後にスバル達を受け入れた。
- クリンド
- ミロード家所属の執事。精神性のみのロリコン。スバルに鞭などを教えた。フレデリカと仲が悪い。
王選関係者
フェルト陣営
- フェルト
- 声 - 赤﨑千夏
- 小柄な金髪赤眼の少女。ロム爺に8月8日に拾われた。15歳。貧民街を行き来しながら、スリなどを行い生計を立てている。何らかの加護を持っており、すばしっこく壁をも駆けられる。身寄りが無く身を守るためにも疑り深いところがあるが、仁義には厚い子。
- 徽章騒動後、重要な事実が発覚し、ラインハルトに半ば強引に連れ去られる。実は王候補の一人であり、捕らえられたロム爺を助けるために王選への出場を決定する。その時の「この国をぶっ壊す」の言葉通り、家柄にとらわれずたとえ貧民街のものでも能力があるなら重用し、アストレア家の領地でその手腕を発揮し始めている。
- 「フェルト」という名前は貧民街にて発見されたときにロム爺に付けられた名前であり、本当の名前は他にある模様。
- 『剣聖』 ラインハルト・ヴァン・アストレア
- 声 - 中村悠一
- 赤毛の美青年。1月1日生まれ。19歳。近衛騎士団に所属し、若くして「騎士の中の騎士」とまで評される傑物。
- 「剣聖」の家系であるアストレア家に生まれた当代の「剣聖」であり、歴代の「剣聖」たちのなかでも抜きん出た実力を有する。マナを剣戟にしか使えないので、魔法が一切使えないが、その欠点が気にならないほどの自他ともに、そして作者すら認める作中最強キャラ。その桁外れの強さゆえに国境越えが禁止されているほど。彼の持つ龍の爪痕の刻まれた聖剣「龍剣レイド」は剣自身が抜く時と場所を決めるので、自由に抜刀は出来ない。普通の剣は彼のパワーに耐えられず一撃で崩れ去ってしまう。1000万人に一人程度しかもたないとされる強力な加護を無数に持ち、しかも願った加護を授かるような描写があるなどその力は底が知れない。そのうち「矢避けの加護」は生まれつき持っていたもので、「剣聖の加護」は先代剣聖のテレシアが死亡した時に受け継いだものである。
- 正義感が強く、自身の力に奢ることもなく、思いやりにも溢れた完璧超人のような性格。名声も高く一般の民衆や周囲から慕われているが、その完璧すぎる在り方は「英雄にしかなれない男」とも評されている。祖父ヴィルヘルムや父ハインケルとの関係は良好でなく、祖母テレシアが亡くなって以降は家庭環境に問題が見られる。
- ロム爺(バルガ・クロムウェル)
- 声 - 麦人
- 貧民街で盗品などを取り扱っている老人。巨人族であり、大柄な体を持つ。商品の目利きには信頼性がある。天涯孤独なフェルトにとっては「爺ちゃん」みたいな存在。2月20日生まれ。
- トン(ガストン)、チン(ラチンス)、カン(カンバリー)
- 声 - 山本格(トン)、室元気(チン)、山下大輝(カン)
- 街中でスバルに絡んだ3人のチンピラたち。最初のループで反撃してきたスバルをボコボコにした後、エミリアに撃退されるが、その次のループでは怒ったスバルに、逆にボコボコにされている。プリステラの都にてスバルがトンチンカンの本名を知ったとき、ある意味奇跡的な合致にスバル自身でも驚いている。
- その後、フェルトに気に入られ、陣営の下っ端、使いっ走りとして働いている。ある程度の魔法を行使できるほどに成長し、緊急時にラインハルトを呼び寄せたり囮になったりでなかなか活躍する。
プリシラ陣営
- プリシラ・バーリエル
- 声 - 田村ゆかり
- 王候補の1人。9月7日生まれ。豊満な体と橙色の髪に赤い瞳の美女。世界は自分に都合の良いことしか起こらないと言い放ち、その振る舞いは極めて尊大で傍若無人。面白そうか、興味を引かれるかを行動原理としており、逆に興味を無くしたことについてはすぐに忘れてしまう。年齢は20歳頃だが既に8度も結婚しており、その全てで夫が様々な理由で死亡していることから、「血染めの花嫁」という悪名を持つ。
- 「日輪の加護」を持ち、陽剣にて大罪司教と互角以上に渡り合えるほどの戦闘力を持つ。加護の力は太陽の具合によって補正が左右する。
- アル(アルデバラン)
- 声 - 藤原啓治
- プリシラの護衛。首から下は山賊のような軽装だが頭にはフルフェイス型の兜を身につけているという奇妙な格好をした隻腕の男。ヴォラキア帝国の剣奴出身で年齢は30代後半。戦闘では土属性魔法のドーナで土壁を作り、攻撃、防御、移動や回避など多岐にわたって利用する。スバルと同じ世界から、18年前に召喚されたことが示唆されている。同郷の誼から、スバルを兄弟と呼び気さくに接しているが、その背景には謎が多い。
- シュルト
- プリシラに仕える幼い容姿の少年。元は孤児だったが彼女の目に留まり拾われた。
クルシュ陣営
- クルシュ・カルステン
- 声 - 井口裕香
- 王候補の1人。軍服のような服で男装している凛とした雰囲気の女性。4月4日生まれ。20歳。17歳の時に父から家督を譲られ、歴史あるカルステン公爵家の当主となった。実直、誠実な性格の才媛。その家柄、能力、人格から王選の本命候補と目されている。天然の気があり、フェリスに言われた嘘や冗談を真に受け、しかもそのことを言いくるめられてしまうことがある。しかしそれはフェリスに向ける絶大なる信頼の裏返しでもある。
- 白鯨討伐後、王国に帰る途中で魔女教のレグルス、バテンカイトスに襲われ、記憶を消される。
- 剣術も得意で戦闘能力は高く、自ら先頭に立って戦うこともある勇敢さも持つ。ルグニカが竜の庇護の下にあり続けることには否定的で、自立し自分たちの力で困難に立ち向かうべきと考えている。
- 「風見の加護」を持ち、発言の嘘などを見破る。また、風属性のマナと相性が良く、視認範囲すべてに届く長さの風の剣戟「百人一太刀」を操る。
- フェリックス・アーガイル(フェリス)
- 声 - 堀江由衣
- クルシュの騎士。1月16日生まれ。頭に猫耳が生えた華奢な体つきの人物。女性と見紛うような容姿と声色であり、服装も言葉遣いも女性のそれを好んで用いるが、実はれっきとした男性である。人懐こく小悪魔的な性格だが、時折辛辣な言動も見せる。
- クルシュに対しては忠義と同時に異性としての好意も持っている。クルシュを優先するあまり、それ以外を蔑ろにしてしまう傾向があり、同じくエミリアを優先するスバルに対して同族嫌悪を抱いている節がある(この傾向は書籍版やアニメ版では軽減されている)。
- 猫耳は先祖返りによるもので、両親とも人間。その先祖返りが原因で生家において悲惨な扱いを受けていた過去があり、治癒術師としてたくさんの生死に関わってきたこととあいまって、その死生観は非常にシビアである。必要とあらば殺人や拷問にも抵抗がないが、一方で治癒術師として人を癒すことへの誇りも抱いている。
- ルグニカ王国近衛騎士団に所属するものの剣術は苦手。しかし「水の加護」を持ち、治癒魔法など水属性の魔法においては大陸でも有数の使い手であり、最高位の治癒術師として「青」の称号を得ている。
- ヴィルヘルム・ヴァン・アストレア
- 声 - 堀内賢雄、石川界人(青年期)
- クルシュの従者をしている老紳士。5月7日生まれ。人生の全てを剣に捧げた「剣鬼」の異名を持つ達人。平静時は至って物腰丁寧だが、戦いへの貪欲さは凄まじく、戦闘では剣鬼の名に相応しい苛烈さを見せる。剣士としての揺るがない信念や価値観を持っているが、人間関係においては不器用な面を覗かせることもある。妻は先代剣聖のテレシア・ヴァン・アストレアで彼女を今も深く愛しており、人前であろうと堂々と惚気を繰り広げるほど。ラインハルトは彼の孫にあたるが、テレシアが死亡した経緯から、彼に対してわだかまりを持っている。息子のハインケルのことも放任しており、愛妻家である一方、彼女が亡くなって以降は家庭を捨てている。
- 白鯨討伐を機にスバルに対して好感と信頼を寄せるようになり、スバルからも深い敬意を持たれている。
アナスタシア陣営
- アナスタシア・ホーシン
- 声 - 植田佳奈
- 王候補の1人。3月10日生まれ。腰まで届く薄紫の髪の女性。おっとりした雰囲気の愛らしい容姿で、関西弁に似た訛りで喋る。実年齢は20歳を越えている。性格は良くも悪くも「守銭奴」で、自分の利益を何よりも優先するが、そのおこぼれで周りの人を幸せにすることにも喜びを覚える。案外借りをしっかりと返そうとする、義理堅い性質。
- 優れた商才を持ち、カララギという国の貧民街の生まれだが小さな商会の雑用から巨大な商会を率いるまでにのし上がった。名字のホーシンは自分でつけたものでありカララギの建国者との血縁関係は無い。
- 『人工精霊』 エキドナ(襟ドナ)
- アナスタシアが持つ人工精霊。狐のような外見で、普段はアナスタシアの服の襟を擬態している。魔女のエキドナと差別化するため、スバルが心の中で「襟ドナ」と呼ぶ。また、契約することは出来ず、あくまでも興味と親心で彼女に付き添うと自称する。緊急時、アナスタシアの了承で彼女の体を借りて魔法を使う。
- 性格や言動は魔女のエキドナとはほぼ同じだが、本人は魔女のエキドナのことを知らないらしい。
- 『最優の騎士』 ユリウス・ユークリウス
- 声 - 江口拓也
- 紫の髪を持つ美青年の近衛騎士。7月7日生まれ。21歳。気障な仕草をするが、それがとても似合う美丈夫。戦闘力ではラインハルトに劣るが、魔法の適性があるため、もっとも総合力に優れているのではないか、との声も高く、「最優」の称号を持つ。その名に恥じない騎士道精神の持ち主であり、自他にともに厳しく、思慮深い。理性的である一方で、歴史上の騎士や英雄といった存在に憧れる理想家の面も持つ。
- 現在はアナスタシアの騎士として、彼女にすべてを尽くす覚悟でいる。ラインハルトやフェリスとも友人関係である。スバルとは出会い方が悪かったこともあって険悪な仲だったが、共闘を経て悪友と呼べる関係になった。
- 「誘精の加護」を持ち、精霊を目視し、会話でき、好まれやすい。ユリウス自身の努力もあり、六色の全属性の準精霊と契約を交わしているため、様々な魔法を使いこなすことができ、攻防ともに彼の能力を高めている。
- アルファルドに名前を『喰われ』、スバル以外から存在を忘れられるものの、彼だけは眠り人となることはなかった。その後のスバルの説明もあり、再びアナスタシアの騎士として彼女の護衛を行う。
- 契約していた準精霊は「誘精の加護」の影響で依然彼の側にいるが、名前を『喰われ』たことで契約は失われており、その力を行使することはできない。
- 実はユークリウス家の当主の甥で、養子に迎えられた。
- ヨシュア・ユークリウス
- ユリウスの弟。ユリウスと同じ紫髪で、モノクルをかけている。武術の心得はない。非常に優秀な兄を持ち、兄によくされたこともあって重度のブラコン。
- ロズワール邸にアナスタシアの使者として訪れるが、兄の話題になるだけで冷静さを失うなど、まだまだ未熟なところが目立つ。
- 暴食の大罪司教に存在を『喰われ』、レムと同じくスバルしか存在を覚えていない眠り人となる。
傭兵団・鉄の牙
- リカード・ウェルキン
- 声 - 乃村健次
- アナスタシアの私兵の傭兵団「鉄の牙」の団長。身長約2メートルの犬の獣人(コボルト)。カララギ弁を話し、声がかなり大きい。アナスタシアとは昔からの知り合い。ミミやへータロー、ティビーのことを大切に思っている。
- ミミ・パールバトン
- 声 - 藤井ゆきよ
- 猫の獣人の少女。背はスバルの腰ほどまでしかなく、幼い容姿をしている。見た目だけでなく性格も子供のようだが、「鉄の牙」の副団長を務める強者。実年齢は15歳。
- 弟のどちらかと共振波を使って攻撃が可能。三分の加護で痛みや疲労を三つ子で分け合うことができる。ガーフィールに惚れており、アタックを繰り返している。
- ヘータロー・パールバトン
- 声 - 潘めぐみ
- ミミの弟で容姿はよく似ている。気ままな姉を普段からフォローし、戦いの時は姉と団長の代わりに部隊に指示を出している。シスコンの気が大変強い。
- ティビー・パールバトン
- 声 - 下和田ヒロキ
- ミミの弟。ミミ、ヘータローと似た容姿でモノクルを掛けている。3人の中では一番賢く、アナスタシアの右腕。ヘータローほどではないがシスコンの気あり。
魔女教・大罪司教
魔女教には、七つの大罪のうち嫉妬以外の6つについて、その名を冠する「大罪司教」がおり、彼らは通常の魔法とは異なる「権能」を操る。
- 『怠惰』 ペテルギウス・ロマネコンティ
- 声 - 松岡禎丞
- 緑の髪をおかっぱにした、痩せぎすの男。興奮すると自らの指を噛み砕くなど、気の触れた素振りと物言いをする狂人。魔女教創設者の一人であり、これまで少なくとも数百年を生きてきた。
- 「怠惰」を冠するのとは裏腹に、狂気に侵された彼独自の基準ながら「勤勉であること」を尊び、自らも、与えられた福音書の記述どおり行動することで魔女の寵愛に応えなければ、と「勤勉に」励む。故に他の大罪司教たちよりずっと活動頻度が高く、おのずと最も悪名が轟いている。
- 怠惰の魔女因子の権能は「見えざる手」と「怠惰」(Web版のみ)。「見えざる手」は、人体を易々と引きちぎることができるほどの膂力を持つ不可視の「手」を最大で数十本まで生み出し、それらを自在に操るというもの。ただし、何故かスバルだけはこの「手」を見ることができる。「怠惰」は、精霊との親和性が低い者を一時的に狂わせ、戦闘不能にすることができる(スバルは「精神汚染」と呼んでいた)。
- その正体は精霊であり、肉体は元々彼に乗っ取られた存在のものである。現在の肉体が危うくなると、周囲で条件に合致する人間と一方的な契約を結び、新たにその肉体に乗り移ることで存在し続けてきた。これらの特性によりペテルギウスに初見で対応するのは事実上不可能であるが、一方で種が割れてしまえば対策も不可能ではないため、「死に戻り」ができるスバルの存在が天敵となった。
- 100年前の彼は魔女教の穏健派筆頭であり、理性的で落ち着いた物腰の人格者だった。エミリアとその叔母にして養母でもあるフォルトナとも仲睦まじく、彼女らからは「ジュース」という愛称で呼ばれる。特にエミリアへの想いには並々ならぬものがあり、彼女の前ではしばしば感極まって落涙する姿を見せた。フリューゲルとも面識があるらしく、怠惰の魔女因子を取り込む際に許しを乞うている。エルフの森がパンドラとレグルスに襲撃された際、エミリアたちを護るため、自らに適性がないにも関わらず怠惰の魔女因子を取り込み、身体が崩壊するのも厭わずに立ち向かう。しかしパンドラの策に嵌って敬愛するフォルトナを自ら殺害したことで正気を失い、魔女への愛に狂った凶人へと変貌した。
- スバルに倒されたあともペテルギウスの意識は魔女因子(見えざる手)の中に微かに残留しているようで、それがエミリアを救い、レグルスを打倒する一助となったことが仄めかされている。
- 指先
- 声 - 日笠陽子(女狂人)、家中宏(ケティ・ムッタート)、金元寿子(短髪女狂人)、飛田展男(中年狂人)
- ペテルギウスの腹心にして、彼の予備の肉体となる魔女教徒たち。
- 1000年前にも存在していたが、当時の指先は正気だった頃のペテルギウスと志を同じくする穏健派の教徒であり、彼への信頼と忠節によって自らの肉体を託していた。
- 『暴食』
-
- 『美食家』 ライ・バテンカイトス
- 『悪食』 ロイ・アルファルド
- 『飽食』 ルイ・アルネブ
- 『強欲』 レグルス・コルニアス
- 白髪の少年の外見をしているが、実際には百数十年生きている。
- 長々とした持論を開陳することを好み、自らを無欲で平和主義であるかのように称する。しかし自身の行いをまるで省みずに相対した者への批判を一方的に展開するため、その弁舌は多くの者に嫌悪感を抱かせる。そのうえ少しでも自分の行動の邪魔をされたり、憐れまれたりなど、些細なことでも権利を侵害されたように感じると途端に憤慨し、なんら躊躇なく相手を殺害する非常に自己中心的な性格。「女は顔が全て」と豪語するほどの極度の面食いであり、中でも処女のみを好む。そのような「妻」を多数娶っているが、妻たちには常に無表情でいるよう指示し、本来の名前を捨てさせて番号で呼び、些細なことで殺そうとするなど、愛情はそこにはなく、また肉体関係を持つこともない。
- 強欲の魔女因子の権能は「獅子の心臓」と「小さな王」。「獅子の心臓」は、自分と自分に触れた任意の対象の時間を停止させ、その状態を固定することで、あらゆる攻撃を受け付けず、同時に決して防ぐことのできない攻撃手段となる、攻防一体にして事実上「無敵」の権能である。彼が歳をとらないのもこのため。ただし、権能の発動中は自らの心臓も停止してしまう不完全な権能であるため、持続は数秒間が限界となる。もう一つの「小さな王」は、指定した他人の心臓に自分の心臓を重ねる権能で、この2つの権能を同時に行使することで初めて、心停止による持続時間のペナルティ無しに時間停止が可能となる。心臓を指定できる条件は不明だが、彼は自らの妻たちとエミリアを指定していた。彼本人の戦闘技術は完全に素人そのものだが、その権能により大罪司教の中でもトップクラスの強さを誇り、要塞都市をたった一人で攻め落としたなどの逸話を持つ。
- しかしスバルとの対決において、妻たちをエミリアの手でコールドスリープさせられ、またエミリアに重ねられた彼の疑似心臓もスバルの「見えざる手」で破壊されたため、権能の万能性が崩れ去り敗北、死亡した。
- 『憤怒』 シリウス・ロマネコンティ
- 身体中に包帯を巻き、手には鎖を巻きつけ、機械のような声で話す女怪人。「憤怒」などいらないと主張し、皆が一つになって喜びを分かち合えるような世界を主張する。ペテルギウスの妻を名乗っており、家名ロマネコンティは自称。ただし実際はシリウスが一方的に慕っているだけであり、ペテルギウスとろくに口を利いたことさえなかった模様。スバルの中にある怠惰の魔女因子を察知し、スバルにペテルギウスが乗り移っていると信じ込む。
- 憤怒の権能により、効果範囲内にいる人間の感情・外傷を強制的に共有させることができる。応用として、二人以上の人間の感情を同時に共有させてこれを増幅させる(本編では恐怖の増幅によりスバルを狂死させた)ことができるほか、シリウス自身の感情を共有させることで擬似的な洗脳技としても機能する。また、シリウスが受けたダメージはそのまま周囲の人間に拡散されてしまうため、多くの観衆がいる状況では絶大なアドバンテージを生む。戦闘においては両手の鎖を得物として自在に操るほか、そこから炎を発して攻撃することもでき、単純な戦闘力もそれなりにある。
- 『色欲』 カペラ・エメラダ・ルグニカ
- 他の人間をクズ肉呼ばわりして見下し、下品な言葉でこき下ろす悪辣な性格の少女。かつてのルグニカ王女の名を名乗っているが、その正体は未だ不明。
- 色欲の権能の効果は変異と変貌。様々な人間を擬するのははもちろん、不定形のスライムや巨大な黒竜にまで自由自在に化けることができ、また他人を同じく変貌させることもできる。怪我を負っても即座に修復することができ、戦闘力も高い。人間の愛は所詮見目の美しさによるものだと嘯き、姿形の変わる自分は全人類に愛されることができる存在であるとする。それに同意しなかったプリステラ都市庁舎の人間を蠅に変貌させた。血に「龍の血」が混じっていると話し、その血をかけられたクルシュは侵食を受け醜く変貌し、スバルの右足は傷口が塞がれ治癒した。
大罪の魔女
- 『嫉妬の魔女』 サテラ
- 声 - 高橋李依
- 他の六人の魔女を滅ぼし、自らの糧として世界の半分を飲み込んだと言われる、伝説的存在。エミリアと瓜二つの銀髪のハーフエルフ。賢者シャウラと神龍ボルカニカ、そして初代『剣聖』レイドの力を持ってしても存在を滅しきれなかった。絵本にも描かれるほどその存在はルグニカ中に知れ渡っている。400年間大瀑布の近くにある封魔石の祠に封じられている。大瀑布の傍ではマナの働きが著しく低下する上、祠にいる魔女の瘴気に耐えることのできる存在はまずいない。また、物理的に賢者の監視網を抜けることもできないために、祠に近づくのはほとんど不可能である。 『嫉妬の魔女』とサテラは別人格。魔女因子を取り込んだことにより、二つの人格が生まれる。世界の半分を滅ぼしたのはサテラである。彼女らはどちらもスバルを愛しているようであるが、『嫉妬の魔女』の方はスバルが他の女性といるだけで激しい嫉妬心を持つ模様。全盛期には二千の影の手を伸ばすことができたという。
- 『強欲の魔女』 エキドナ
- 尽きることのない知識欲を持つ『魔女』。喪服のような黒装束に真っ白な長髪の持ち主。19歳のときに死亡するも、生前の魂が神龍ボルカニカの力で『墓所』へ封印されている。
- 知識欲や好奇心を行動原理としている一方で、無知であることは、物事を新たに知れる、ということであるため好ましく思うなど独特の価値観を持つ。この世のすべての情報が記録される『叡智の書』の完全版を持っているが、この書は「知っている」という状態にするものであり知る喜びを味わえないため使用を好ましく思っていない。「死に戻り」によって無数のパラレルワールドを見ることができるスバルに興味を抱いており、彼と契約を交わして彼に助言者として情報を与える代わりにその人生を観測しようとする。この知識欲を彼女は「愛」だと考えている。
- 自らのことを「ボク」と呼び、スバルに女性として惹かれているような言動を取っていたが、実際には感情を理解できず、表している感情も全てコミュニケーションのために他者をなぞっているだけの代物である。自分の生み出した「娘」であるベアトリスに存在しない人を待ち続けるよう指示し、それでベアトリスが苦しんでいることをスバルに指摘された際も、どのような選択をするかを自分が知ることができるし、ベアトリスがどのような選択をするにしてもそれは素晴らしいことだと考えていると話すなど、知識のためならあらゆるものをためらわず犠牲にする常軌を逸した精神性を持つ。実際には一人称は「ワタシ」である。
- したがって、知識を得るためならば詭弁も欺瞞も一切躊躇わず、スバルと契約を試みた際も、いくつもの重要な事実を隠していた。スバルが契約した未来を描いたIFストーリーにおいても、スバルに助言を与えて彼を助ける一方で、スバルを思うままに操るために必要ならば嘘を白々しく吐いている。
- 精神体となってなお世界の膨大な知識を身の中に収め、彼女の友人であった『傲慢』『怠惰』『憤怒』『暴食』『色欲』の5人の大罪魔女の魂と生前の軌跡を余すところなく「蒐集」しており、彼女らは墓所内のエキドナの精神空間の中ではエキドナの意思で自在に顕現させることが出来る。対して自らを含む6人の魔女たちの仇である『嫉妬』の魔女には隠し立てのない敵意と嫌悪を抱く。またエミリアにも同じく嫌悪をあらわにする。
- 『憤怒の魔女』 ミネルヴァ
- 争いに満ちた世界に怒り続ける『魔女』。圧倒的武力による争いの鎮圧を目指したものの失敗したことから、あらゆる傷に怒り、それを癒そうとするようになった。彼女の振るう暴力はすべて権能によって治療行為に変換される。しかし、その因果を歪ませるためのマナを世界から直接吸収するため、必要なところにマナが行かなくなり、別の場所で天変地異が起こるなど弊害も大きかったため、様々な国家から狙われることとなる。最期は罠にかけられ狂死した。
- 疲労感など、精神的な目に見えない傷にはあまり興味がない。
- サテラとは特に仲が良く、サテラの思い人であるスバルのことは彼女なりに気にかけている。
- 『怠惰の魔女』 セクメト
- 赤紫の髪を尋常でなく伸ばした気だるげな雰囲気の『魔女』。呼吸することすら億劫そうな憂鬱さに包まれている。セリフにいちいち「はぁ」「ふぅ」など嘆息が入る。いかなる能力かは不明だが、猛烈な速度で拳打を繰り出すことができ、嫉妬の魔女にすら対抗できる戦闘力を持つ。大兎すらも数秒かからず倒し切れるほど。安らぎのために龍を大瀑布の向こうへ追いやった。最期は龍を屠って自らも大瀑布へ落ちた。
- 『暴食の魔女』 ダフネ
- 満たされることのない食欲を持つ『魔女』。斜めに立った「百足棺」の中で、拘束具に自らを縛って、目隠しをした姿である。誰かに強制されているわけではなく、余計なカロリーを消費しないためとのこと。動くときも棺から生える足で移動する。両目は魔眼であり、左目は見たものに自らの指を食べても気づかないほどの強烈な飢餓を与える。右目にはもっと恐ろしい能力がある模様。目は使えないが、強力な嗅覚で周りの状況は察知する。
- 白鯨、大兎、黒蛇を始めとする魔獣の創造主。満腹になることだけを行動原理としているが、未だに満腹感を感じたことは無いようだ。食べるときは皮膚全体から食物を吸収することができる。魔獣は人々を飢餓から救うために生み出したものであると語り、逆に人々が魔獣に食われていると指摘されても、ただの弱肉強食だと語るなど、一般的な人間とは価値観がまったく違う。最期は砂の海で枯れ死んだ。
- 『傲慢の魔女』 テュフォン
- 見た目も中身も非常に幼く見える緑のショートヘアの『魔女』。出会う人に人に「アクニン」かどうかを尋ね、咎人であるなら裁く。何事か唱えて体の一部を痛みもなく切り離したり、ガラス細工のように砕いたりできる。最期は大水の中に沈められた。
- 処刑人の父を持ち、幼い頃から罪人の処刑を目の当たりにしてきたために「善悪や罪に相応しい罰の基準」に思い悩んでいた。やがて「絶対的な善悪の基準は存在しないが、罪人の心には必ず罰を受けるに相応しい罪の意識がある」という結論に達し、自らのやり方で人々を裁くようになった。
- 『色欲の魔女』 カーミラ
- 『色欲』の名に似合わず、胸は小さく、手足も細い平凡な顔立ちの『魔女』。自信がなくオドオドしたような態度を取るが、自分の主張ははっきりと通す、自己愛や自己保身の強い性格。
- 『色欲』の権能を持つ。カーミラの前に立つものは彼女の虜となるか、彼女に怒るかなどして彼女以外を意識することができなくなる。たとえ横から剣で串刺しにされようとも、業火で焼かれようとも、究極的には瞬きや呼吸、心臓を動かすことすら「忘れて」しまう。さらに「無貌の女神」の権能も持ち、相手が求めるような姿や言葉へと化けられる。
- 最期は大火の中で焼き尽くされた。
- 世界を愛で満たそうと、人あらざるものたちに感情を与えた。
- 『虚飾の魔女』 パンドラ
- 美しい金髪に白い布をまとった凄まじい美貌の「魔女」。ヘクトールと同じく歴史にその名の残らぬ魔女である。話した言葉の通りに世界を書き換える能力を持っている。レグルスの攻撃を受け、体がバラバラに吹き飛んでも素知らぬ顔で「何かの見間違え」でないかと言いのけ、平然と佇んでいた。また、権能によって黒蛇を目的地へ誘導することはできるようだ。ペテルギウスを狂人に変えた張本人。
- 『憂鬱の魔人』 ヘクトール
- 黒に近い茶褐色の髪に、顔立ちは女性と見紛うほど整っている「魔人」。『虚飾』の魔女と同じく歴史に名の残らぬ魔人。『強欲』の魔女エキドナの命を狙い、聖域の結界はヘクトールを撃退するためのものであった。魔導の最高位にいた初代ロズワールを「圧力」のような力で一方的にいたぶった。
三英傑
- (初代)『剣聖』 レイド・アストレア
- 魔女サテラを封印したとされた三英傑の一人にして、初代の剣聖。シャウラ曰く「悪ガキがそのまま大人になった」ような意地悪な人とのこと。しかしその強さは計り知れないものであり、シャウラでも十回の戦闘中、二回くらい両手を使わせるのが精々らしい。
- 『神龍』 ボルカニカ
- 魔女サテラを封印したとされた三英傑の一人。シャウラ曰く「皮肉屋」とのこと。
- 『大賢人』 フリューゲル
- 三英傑の一人であるシャウラの師。シャウラ曰く「目立つのが嫌い」とのことで、実際残した伝承も少ないが、自分の植えた樹に自分のサインを付けたり、本人の言動と伝承に矛盾が見られる。
- 「プレイアデスの大図書館」の階やシャウラの命名などをこの世界の人には知りえないギリシャ神話から取っており、スバルからは自分の元の世界との関連性を疑われる。
- シャウラ
- 魔女サテラを封印したとされた三英傑の一人。伝承では美丈夫だが、本人は露出度が高く、長身でポニーテールな美少女の外見をしている。性格は至って能天気だが、師であるフリューゲルの命令を絶対視している。まだフリューゲルからは「プレアデス監視塔を誰にでも近づくな」という命令を受けており、監視塔を誰にも近づかせることなく守ってきたが、それ以上のことは教わっていないようで、塔のことについては知っていることがあまり多くない。
- 「臭いが同じ」とのことで、スバルのことをフリューゲルと同一視しており、懐いている。
- 戦闘では正確かつ強力な「ヘルズ・スナイプ」で、プレアデス監視塔に近づくものを片っ端から滅ぼし、本人もかなりの重さがあるはずの龍車を監視塔から楽々と運んだり、力強くかつ強い再生力を持つ魔獣を苦労もせずに完全消滅させたりするなど、その強さは本物である。
暗殺組織
- 『腸狩り(はらわたがり)』 エルザ・グランヒルテ
- 声 - 能登麻美子
- 4月29日生まれ。フェルトと取引を行う予定だった妖艶な女性。正体は雇われた暗殺者で、標的の腹を切り裂くことを喜びとする「腸狩り」の異名を持つ。武器はククリ似の短剣で、露出度の高い衣装の中に複数隠し持っている。また投げナイフもたくさん持っている。
- パックやラインハルトの攻撃をかわしきる超人的な戦闘能力を有し、また半ヴァンパイアのような性質となる加護を持ち身体中を貫かれて心臓が停止しようとも首を絶たれない限りは何度か復活が可能。最後にはスバルが禁書庫に逃げ込んだ扉を開けた際に起きたバックドラフトで焼死する。
- 『魔獣使い』メィリィ
- 声 - 鈴木絵理
- アーラム村で子犬を抱いていたお下げの少女。アーラム村の魔獣騒動の際は、他の子供と共に魔獣にさらわれ、一人だけ森の奥に引きずり込まれていた。
- 正体は魔獣を操る暗殺者であり、魔獣騒動を引き起こした張本人。スバル達が『聖域』に引き止められている間に、エルザと共にロズワール邸へと襲撃をかけるが、最終的には捕らえられた。
- 「ママ」と呼ぶ存在にけしかけられていたようだが、エミリア陣営に移った。角を折らずとも魔獣と会話のできるその能力を用いて、花魁熊の生息地を抜けるのに貢献する。
ミューズ商会
- 『歌姫』リリアナ・マスカレード
- 吟遊詩人の歌姫。
- キリタカ・ミューズ
- ミューズ商会の党首。
その他
ルグニカ王国
- カドモン・リッシュ
- 声 - 三宅健太
- 街で果物屋を営む商人。妻・ラクシャ(声 - 山村響)と娘・プラム(声 - 田中あいみ)がいる。見た目は厳ついが、心根は優しい。
- マイクロトフ・マクマホン
- 声 - 清川元夢
- 賢人会の代表を務める、長い白髭を生やした老人。聡明で落ち着きのある人物。
- マーコス・ギルダーク
- 声 - 稲田徹
- ルグニカ王国近衛騎士団の団長。厳つい顔と体格の男性で団長として申し分ない強さを持ち、さらにフェリスが差別されないよう配慮するなどの心配りもできる人物。彼の団長就任以降、騎士団の規律は大幅に改善された。
- ボルドー・ツェルゲフ
- 声 - 斉藤次郎
- 賢人会の一人、禿頭の老人。かつては武名を馳せた歴戦の雄であり、ヴィルヘルムとは亜人戦争時代からの付き合い。亜人排斥派。
- リッケルト
- 声 - 青山穣
- ルグニカ王国の文官。目の隈と顎鬚が特徴。
- ラッセル・フェロー
- 声 - 大川透
- 王都商人組合代表者、貧民街裏路地の顔役。
- ケティ・ムッタート
- 声 - 家中宏
- 長身で痩せぎすの男。スバルにオットーを紹介した商人であるが、その正体は魔女教徒であり、ペテルギウスの指先の一人。魔女教の内通者の一人として捕虜となった。
- コンウッド・メラハウ
- 声 - 梅津秀行
- (先代)『剣聖』 テレシア・ヴァン・アストレア
- 声 - 高橋未奈美
- 先代の剣聖。ラインハルトの祖母、ヴィルヘルムの妻にあたる。長くて赤い髪であり、ラインハルトを彷彿とさせる。
- 類稀なる剣才を持つが、本人は他者を傷つけることを恐れ、争いを好まない心優しい性格。望まず「剣聖の加護」を授かってしまったために、苦悩しながらも、剣聖としての役割を果たし続けてきた。他者に治ることのない傷を負わせる「死神の加護」を生まれながらに持つ。
- ヴィルヘルムと出会い恋に落ちたことで、大切な人を守るために剣を取ることを決意するが、逆にヴィルヘルムなりの贖罪と愛情によって剣聖である理由を奪われ、その呪縛から解放される。その後、ヴィルヘルムと結ばれ、家庭を設けるが、十五年前に息子のハインケルの代わりとして白鯨の討伐に赴き、更に戦闘の只中で「剣聖の加護」がラインハルトに移ってしまったことが原因のひとつとなって死亡する。この一件がアストレア家の不和に繋がることとなった。
- ハインケル・アストレア
- 近衛騎士団副団長。ヴィルヘルム、テレシアの息子で、ラインハルトの父。だが、あくまで名目上でのものであり、実際に仕事をしているところを見たものはいない。その性格は下衆の極みであり、自らに無礼な態度をとったスバルを副団長の立場を用いて斬らせようとしたり、自分の身の安全のためにラインハルトを人質を用いて引き止めるなどする。
- 昔は実直で真摯な剣士であったが、過去の事件で歪んでしまったと回想されている。
ヴォラキア帝国
- 八つ腕のクルガン
- 八つの腕を持つ多腕族の大男。ヴォラキアの英雄と呼ばれている。十数年前に、ヴォラキア帝国の都市防衛の戦いの中で戦死したと言われている。
カララギ都市国家群
- 「荒地のホーシン」
- かつてカララギに現れた天才商人。政治・法律から、文化に至るまであらゆることに改革をもたらした。その中に「ワフー建築」や「ダイスキヤキ」が含まれていることから、異世界人であることをスバルから確実視されている。
家族
- 菜月 賢一(なつき けんいち)
- スバルの父。社交的かつ豪放磊落な人物で、周囲の人々から広く慕われている。スバルの他者への馴れ馴れしい態度はこの父を真似たものだったが、それが意図せずスバルの孤立する原因となってしまった。生粋のマヨラー。
- 菜月 菜穂子(なつき なおこ)
- スバルの母。とてつもなくマイペースで、自覚なく話題がコロコロと変わるが、本人としては一つの話をしているので、最後にはちゃんと話が着地する。賢一と同じくマヨラーで、スバルを深く愛している。スバルの目つきの悪さは彼女譲り。
- フォルトナ
- エミリアの養母。エミリアの父の妹であり、血縁上はエミリアの叔母に当たる。
- パンドラとは兄夫婦(エミリアの両親)の死を巡って因縁があるが、魔女教全体を敵視しているわけではなく、穏健派のジュースには深い信頼と好意を寄せていた。
- エルフの森がパンドラとレグルスの襲撃を受けた際、パンドラの権能によってフォルトナをパンドラだと誤認させられたジュースによって殺害された。
- クオーク
- 声 - 千葉進歩
- ラムとレムの父親。
- テマエ
- 声 - 木村亜希子
- ラムとレムの母親。
- アーチ
- エルフの森がレグルスとパンドラに襲撃された際、フォルトナにエミリアを逃がすよう託されたが、途中で黒蛇によって死亡した。
- リアラ・トンプソン(リーシア・ティンゼル)
- フレデリカとガーフィールの母親。記憶を失っていたが、ガーフィールとの接触後に取り戻した様子。ガーフィールにはその事実を伝えてない。
- ギャレク・トンプソン
- 現在のリアラの夫。現在は色欲の権能で黒竜の姿になっている。エミリアによりコールドスリープ中。記憶を失ったリーシアの名付け親。
- フレド・トンプソン
- ガーフィール達の弟にあたる。本人は知らない。ガーフィールになついている。フレデリカと名前の響きが似ている。
- ラフィール・トンプソン
- フレドの姉。ガーフィールを敵視している。ガーフィールに名前の響きが似ている。
- リゲル
- EXにおけるスバルとレムの息子。両親に振り回されている。角は一本で両親の過去については知らない。青い髪の三白眼。シスコン。
- スピカ
- EXにおけるスバルとレムの娘。まだ幼く、恐らく一歳前後。黒髪。
用語
- 死に戻り
- 召喚された際にスバルが唯一得た、運命に抗う特殊能力。自分の死亡と共に時間を巻き戻すが、任意では発動できないうえ、死亡する際にはそれ相応の苦痛を伴う。セーブポイントというべき死に戻りの基準点があり、死んだ際はそこで復活する。スバルが死の運命を超えた際にセーブポイントが更新される。スバルの死を起点として時間を巻き戻す、あるいは死亡時にスバルの精神が並行世界へ移されるなど、その原理は諸説あるが、明らかにされてはいない。
- ルグニカ王国
- スバルの召喚先で、物語の舞台となる大陸の東端に位置する国家。典型的な中世ファンタジー世界における王国であり、城下町には人間だけでなく獣人や亜人も普通に歩いている。数百年前に当時の国王と盟約を交わした神竜ボルカニカに守られて国が繁栄してきたと伝えられており、「親竜王国」とも呼ばれている。
- 魔獣
- 魔女が生み出したと言われる、人に仇なす邪悪な獣。その角を折ることができれば、魔獣を従えることができる。メィリィは角を折らずに魔獣と意思を疎通でき、言うことを聞かせることもできる特殊な能力を持っている。
- 白鯨
- 三大魔獣の一。空を泳ぐ全長50メートルに及ぶ白い鯨。霧とともに平原などに出現し、通り道にあるものを喰らう。見つかれば基本的に逃げられないため、商人たちは白鯨を見ると死を覚悟し、白鯨の情報も損得勘定なしに彼らの間で共有されている。危険を感じると身体中に生じる口から「消滅の霧」を放ち、触れたものの存在を世界から消し去る。消し去られたものは記憶にも、記録にも残らない。回復する時間を稼ぐために、3体に分裂して(うち一体のみが本物で、残り2体はマナでできた軽い偽物ではあるが)、分身の2体を戦わせることもできる。
- 大兎
- 三大魔獣の一。1匹1匹は手のひらに乗りそうなほどの白くて可愛らしい兎が、数万の群れをなして行動するもの。多兎、転じて大兎。見た目に反して強靭な口と胃袋を持ち、動物ならなんでも残さず食べる。それ全体で1つの生き物とされ、群れの中にリーダーは存在しないが、その尽きない食欲が彼らを統率する。食物があるなら一定の数となるまで分裂して増殖し、食物がない時は共食いによって腹を満たし、殺された仲間も食べて糧にするなど、生物として歪さを感じさる生態をもつ。知能は低いが、それゆえに死を恐れずに敵にかじりつくことができ、一度噛み付いたら死ぬまで離さない。一体一体はそこまでの脅威ではないが、いかんせん数が多く、また一体でも生き残れば素早く増殖するため倒しきることは困難。マナにおびき寄せられる性質がある。
- 黒蛇
- 三大魔獣の一。地面の下を這う何者か。通る地面には黒い筋が生まれ、生物の生きられない土地と化す。また、自らの下を通られたものは体が黒変し、遠からず死亡する。制御の一切効かない、純粋な天災とされる魔獣。
- 魔女教
- 400年前に封印された『嫉妬』の魔女サテラを信奉する団体。とはいうものの、その組織体系、人員数、行動目的、何もかもが不明。しかしいくらかわかっていることもあり、「大罪司教」と呼ばれる幹部と、無表情で行動する部下たちがいる。大罪司教は「魔女因子」と呼ばれるものを持っており、それによって「権能」と呼ばれる魔法とも呪術とも違う能力を使うことができる。部下たちの戦闘力も低くはなく、集団でかかればレムを相手取ることができる。魔女教に入る素質がある者には「福音書」と呼ばれる本が送られ、それを開いてしまうと魔女教に加入することになるという話もある。「福音書」には、それに魅入られた者の行動するべき内容が書かれている。嫉妬の魔女を復活させようとしているとも言われる。
- グステコ聖王国
- 北方にある国家。呪術の発祥の地。ルグニカより寒く、エルザの出身地でもある。
- カララギ
- 西方にある国家。伝説的な大商人・ホーシンが建国した。関西弁に似た訛りが話されている。
- ヴォラキア帝国
- 南方にある国家。ルグニカとたびたび小競り合いを起こしている。
- マナ
- 大気中に満ちている魔力のこと。ゲートを通して生物の体内に取り込まれ、魔法を使用する際に消費される。また、精霊のエネルギー源でもある。体内のマナが枯渇すると衰弱し、死に至る。
- オド
- 全ての生命が生まれつき持っている魔力の核であり源。体内に取り込まれたマナを蓄える器でもある。オド自体をマナと同じ用途に用いることも出来るが消耗したオドは二度と回復せず、使い続けた場合最終的には廃人となってしまう。
- ゲート
- すべての生命に備わっている、マナを吸収もしくは放出するための門。これの数や質には個人差があり、魔法使いとしての適性にも大きく影響している。
- 魔法
- 魔法は自分の体内に存在するマナを、ゲートを通して放出することで使用する。火・水・風・土の基本4属性に陰・陽の2属性を加えた6属性に分類される。火属性は熱量に関する魔法で、冷気もこれに含まれる。水属性の魔法は治癒魔法が代表的。陰属性は相手の視界を遮る闇を作ったり、重力を無効化したり、時間の流れを変えたりと時空に干渉する魔法が多い。ちなみに氷を使う魔法は火属性と水属性の両方に存在している。
- 基本4属性のうちのいずれか1つに適性を持つ者が多く、陰属性や陽属性に適性を持つ者は少ない。
- 精霊
- マナをエネルギー源として活動する超自然的な存在。精霊のうち十分な格を得る前のものは準精霊、さらに未熟なものは微精霊と呼ばれる。精霊は人間と契約を交わして力を貸すことがあるが、強力な精霊ほど契約内容は厳しく、契約できる人間は限られる。精霊と契約した者は精霊使いと呼ばれ、魔法に似た精霊術を使用できる。
- 精霊術は魔法と異なり、大気中のマナを使用するうえ、使える術の強さは契約精霊次第である。
- ミーティア
- 一般人でも魔法のような現象を起こすことができる道具の総称。
- 地竜
- 声 - 木島隆一
- 乗用、運搬用などに広く利用されている竜の一種。大きなトカゲのような見た目で、さまざまな種が存在する。すべての地竜は「風除け」の加護を得ており、地竜や乗り手、地竜が引く車は風の影響を受けずに走ることができる。
- 亜人
- エルフ、巨人、鬼、獣人など、人間と似て非なる種族の総称。嫉妬の魔女と同じハーフエルフへの差別が次第に亜人全体への差別に発展し、約50年前にはルグニカにおいて人間と亜人連合の間で「亜人戦争」と呼ばれる大規模な内戦が勃発した。亜人戦争は10年ほど続いた末に和平が結ばれて終戦し、現在では王都でも亜人が生活している。しかし差別・偏見は完全には無くなっておらず、特にハーフエルフに対するそれは今も根深く残っている。
- 加護
- 個人や種族が持つ特別な能力。「世界からもたらされる福音」とも表現される。風の影響を受けずに走ることができる「風除け」の加護など、色々な加護がある。基本的には生まれつき有するものであり、後天的に得ることはほとんど無い。
- 王選
- ルグニカの新たな王の選出。スバルが異世界に召喚される半年ほど前に国王をはじめ王族全員が流行り病で亡くなったため、竜歴石の啓示に従い新たな王を竜と意思を通わせることができる竜の巫女の素質を持つ5人の中から選ぶこととなった。エミリアがフェルトに奪われた徽章は王候補の証である。
- 竜歴石
- ルグニカに存亡の危機が迫った時に啓示が記される石版。
- 賢人会
- 名家の人間によって構成される、王の補佐をする集団。先王の存命中から実質的に政治を取り仕切ってきた。
既刊一覧
長月達平(著)/大塚真一郎(イラスト)、KADOKAWA メディアファクトリー〈MF文庫J〉、既刊14巻(本編10巻、短編集2巻、外伝2巻)
本編はweb版を加筆修正したものを収録。短編集は『月刊コミックアライブ』に掲載された短編と書き下ろし短編を収録。外伝であるExは大部分が書き下ろしとなっている。
巻数 | タイトル | 初版発行日 | 発売日 | ISBN | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
1 | Re:ゼロから始める異世界生活1 | 2014年1月31日 | 2014年1月24日 | ISBN 978-4-04-066208-4 | 第1章 |
2 | Re:ゼロから始める異世界生活2 | 2014年2月28日 | 2014年2月25日 | ISBN 978-4-04-066309-8 | 第2章 |
3 | Re:ゼロから始める異世界生活3 | 2014年3月31日 | 2014年3月25日 | ISBN 978-4-04-066334-0 | |
4 | Re:ゼロから始める異世界生活4 | 2014年6月30日 | 2014年6月25日 | ISBN 978-4-04-066780-5 | 第3章 |
5 | Re:ゼロから始める異世界生活5 | 2014年10月31日 | 2014年10月24日 | ISBN 978-4-04-067468-1 | |
6 | Re:ゼロから始める異世界生活6 | 2015年3月31日 | 2015年3月25日 | ISBN 978-4-04-067468-1 | |
Re:ゼロから始める異世界生活6 ラバーストラップ付き特装版 |
ISBN 978-4-04-067191-8 | ||||
7 | Re:ゼロから始める異世界生活7 | 2015年9月30日 | 2015年9月25日 | ISBN 978-4-04-067780-4 | |
8 | Re:ゼロから始める異世界生活8 | 2016年3月31日 | 2016年3月25日 | ISBN 978-4-04-068177-1 | |
9 | Re:ゼロから始める異世界生活9 | 2016年9月30日 | 2016年9月23日 | ISBN 978-4-04-068627-1 | |
10 | Re:ゼロから始める異世界生活10 | 2016年10月31日 | 2016年10月25日 | ISBN 978-4-04-068676-9 | 第4章 |
巻数 | タイトル | 初版発行日 (発売日) |
ISBN | 収録話 |
---|---|---|---|---|
1 | Re:ゼロから始める異世界生活 短編集1 | 2014年12月31日 (2014年12月25日) |
ISBN 978-4-04-067197-0 |
|
2 | Re:ゼロから始める異世界生活 短編集2 | 2016年6月30日 (2016年6月24日) |
ISBN 978-4-04-068414-7 |
|
巻数 | タイトル | 初版発行日 | 発売日 | ISBN | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
1 | Re:ゼロから始める異世界生活Ex 獅子王の見た夢 | 2015年6月30日 | 2015年6月25日 | ISBN 978-4-04-067685-2 | [注 2] |
2 | Re:ゼロから始める異世界生活Ex2 剣鬼恋歌 | 2015年12月31日 | 2015年12月25日 | ISBN 978-4-04-068009-5 |
タイトル | 初版発行日 | 発売日 | ISBN | 備考 |
---|---|---|---|---|
Re:ゼロから始める異世界生活 Re:zeropedia | 2016年10月31日 | 2016年10月25日 | ISBN 978-4-04-068741-4 |
漫画
- Re:ゼロから始める異世界生活 第一章 王都の一日編
- 『月刊コミックアライブ』(KADOKAWA メディアファクトリー)2014年8月号から2015年4月号まで連載。作画はマツセダイチ。
- 2014年10月23日発売、ISBN 978-4-04-066875-8
- 2015年3月23日発売、ISBN 978-4-04-067280-9
- ラバーストラップ付き特装版、2015年3月23日発売、ISBN 978-4-04-067235-9
- Re:ゼロから始める異世界生活 第二章 屋敷の一週間編
- 『月刊ビッグガンガン』(スクウェア・エニックス)2014年12月号から連載。作画は楓月誠。
- 2015年3月23日発売、ISBN 978-4-7575-4591-5
- 2015年12月22日発売、ISBN 978-4-7575-4747-6
- 2016年6月22日発売、ISBN 978-4-7575-5025-4
- Re:ゼロから始める異世界生活 第三章 Truth of Zero
- 『月刊コミックアライブ』(KADOKAWA メディアファクトリー)2015年7月号から連載。作画はマツセダイチ。
- 2015年12月22日発売、ISBN 978-4-04-067828-3
- 2016年3月23日発売、ISBN 978-4-04-068220-4
- 2016年7月23日発売、ISBN 978-4-04-068279-2
- Re:ゼロから始める異世界生活 公式アンソロジーコミック
-
- 2016年6月23日発売、ISBN 978-4-04-068506-9
テレビアニメ
原作・シナリオ監修 | 長月達平 |
---|---|
キャラクター原案 | 大塚真一郎 |
監督 | 渡邊政治 |
シリーズ構成 | 横谷昌宏 |
キャラクターデザイン 総作画監督 |
坂井久太 |
モンスターデザイン | 小柳達也[注 3] |
プロップデザイン | 鈴木典孝、岩畑剛一 |
美術設定 | 金城沙綾 |
美術監督 | 高峯義人 |
色彩設計 | 坂本いづみ |
撮影監督 | 峰岸健太郎 |
3Dディレクター | 軽部優 |
編集 | 須藤瞳 |
音響監督 | 明田川仁 |
音楽 | 末廣健一郎 |
音楽制作 | KADOKAWA |
音楽プロデューサー | 若林豪 |
プロデューサー | 田中翔、池本昌仁、紅谷佳和 飯塚彩、大貫一雄、青木絵理子 |
吉川綱樹(アニメーション) | |
アニメーション制作 | WHITE FOX |
製作 | Re:ゼロから始める異世界生活 製作委員会 |
2016年4月より9月までテレビ東京・テレビ大阪・テレビ愛知・AT-Xにて放送された。第1話は1時間枠で放送された。
テレビ東京では、放送開始前の2016年4月3日の日曜2時10分 - 2時35分(土曜深夜)に特番『Re:ゼロから始める異世界体験』(リ・ゼロからはじめるいせかいたいけん)が放送された[2]。出演は小林裕介(ナツキ・スバル 役)、内山夕実(パック 役)、水瀬いのり(レム 役)、村川梨衣(ラム 役)。
戦闘や「死に戻り」の際などに避けて通れないスプラッタ描写については、テレビ放送の時点でほぼ隠さず、血液も赤く描かれている。
次回予告はテレビでの放送はされず、YouTubeを介して公式サイトでの配信のみとなっている。(なお、予告中の会話は基本的に本編と関係無い内容となっている。) 第13話と第24話の次回予告のナレーションテキストはみかみてれんが、第16話は藍藤遊が、第21話は鹿角フェフが、第23話は理不尽な孫の手が、第18話と第25話は暁なつめが、第19話と第20話と第22話は原作者である長月達平が担当した。
製作
KADOKAWA(旧メディアファクトリー)プロデューサーの田中翔は、おたぽるのインタビューに以下のように答えている[3]。
メディアファクトリーに所属していた当時、MF文庫Jからアニメ化したい作品を探していたところ、本作がアンテナに引っかかったという。「小説家になろう」で原作を読み、「このセリフを聞いたユーザーは、きっとこのお話を視聴してくれる」と確信した田中は、書籍の担当編集とは一緒に仕事をした経験があるので密に連絡を取っていたが、本作は「小説家になろう」の人気作品のひとつではあったがトップクラスには劣る作品であり、発掘型の作品という考えだった[4]。明確な区切りがないネット小説自体を「それほどアニメ化に向いた作品ではない」とも思っていたが、「ラノベという方程式にあてはまらないものをTVアニメにしたらどうか」との立案から始まり、「どう料理したら面白いTVアニメにしたらどうなるのかな」と始動に至った[5]。
脚本に際しては毎話ごとに次週に向けての引きを作ることに注意したが、第1話の1時間枠は物語の構成上、どうしてもあそこまで見せないと魅力を伝えられないので頑張り、第3話までは苦労した[5]。原作で人気のあるレムより、アニメではスバルの行動理念からもエミリアの方をヒロインとして推していきたいという[6]。
アニメファンの反応については、スバルに対して「死に戻り」がもたらす厳しい展開より、むしろアニメーション制作を担当しているWHITE FOXの『STEINS;GATE』や、前クールに放送されていたA-1 Picturesの『僕だけがいない街』が知られていることから、「またタイムリープものか!」と言われることを心配していた。スバルの痛々しい言動についても、あまりウザくなりすぎないよう、使う言葉や演出、間を意識しているという。ロズワールの屋敷内だけで物語が進行する第4話は、何も考えていないと全部同じシーンに見える危険性があるため、退屈させないように構成や演出を工夫した[6]。それに先んじ、第2話は平坦な内容だったことから「ここで飽きられてしまうのでは」と不安もあったが、そこも謎解きの一環として楽しんでもらえたことは嬉しい驚きだったという[7]。
オープニングアニメーションの逆再生については、監督の渡邊政治が本作のテーマとして最初と最後がつながるような絵コンテを切ってくれたため、「見応えのある良いオープニングになってくれた」と手応えを感じた。ただ、オープニングテーマ「Redo」も逆再生で音楽としてちゃんと聴けることについては、まったく考えていなかったという[7]。
監督の渡邊政治を抜擢した理由として、田中翔は、ドラマもアクションもしっかり描ける人と見込んで依頼した。また、キャラクターデザインの坂井久太は可愛い女の子が描ける人として、さらに、シリーズ構成の横谷昌宏は、コメディとシリアスの両立、タイムリープものの構成、1話ごとの盛り上がり、中二病的要素をすべて満たす人としてそれぞれ依頼したという。[7]。
プロモーション
2015年7月19日に『MF文庫J 夏の学園祭2015』のステージにてテレビアニメ化が発表された[8]。
2015年12月19日には放送開始時期が2016年4月であることが決定し、キービジュアルやメインスタッフ・キャストも発表された[9]。
2016年3月20日にはTOHOシネマズ新宿で先行上映イベントが開催され、主要声優陣が登壇したほか、鈴木このみがオープニングテーマ「Redo」を初披露した[10]。
2016年3月27日にはAnimeJapan 2016のBLUEステージにてトークイベントが開催され、主要声優陣が登壇したほか、PVがスクリーン上映された[11]。
評価
キャラペディアが実施した「もっとも期待している2016年春アニメ作品 TOP20!」では、男女総合で第10位[12]、男性で第5位[13]、「次週以降も観続けたい2016年春アニメ作品 TOP20!」では、男女総合で第2位[14]、男性で第1位[15]、女性で第8位[16]をそれぞれ記録している。
アニメイトTVが実施した「みんなが観たい!2016春TVアニメランキング」では、男女総合で第17位、男性で第4位をそれぞれ記録している[17]。
主題歌
本作品は主題歌が度々省略されている。
- オープニングテーマ
-
- 「Redo」(第2話、第4話、第6話、第8話、第10話)
- 作詞 - ミズノゲンキ / 作曲・編曲 - 宮崎誠 / 歌 - 鈴木このみ
- 第11話では挿入歌として使用。
- 「Paradisus-Paradoxum」(第14話、第17話、第19話、第20話、第23話)
- 作詞・作曲・編曲・歌 - MYTH & ROID
- エンディングテーマ
-
- 「STYX HELIX」(第1話 - 第5話、第8話 - 第11話、第25話)
- 作詞・作曲・編曲・歌 - MYTH & ROID
- 「Stay Alive」(第13話、第16話、第17話、第20話 - 第23話)
- 作詞・作曲・編曲 - Heart's Cry / 歌 - エミリア(高橋李依)
- 第25話では挿入歌として使用。
- 挿入歌
- ☆印は実質ED曲。
このほか、ノークレジットだが第19話ではスバルが所有するガラケー(ミーティア)の着メロとして、既存曲「よあけのみち」(作詞 - 岸田衿子 / 作曲 - 渡辺岳夫)が使われている。
各話リスト
話数 | サブタイトル[18] | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 原作巻 |
---|---|---|---|---|---|---|
第1話 | 始まりの終わりと終わりの始まり | 横谷昌宏 | 渡邊政治 | 坂井久太、小柳達也 | 第1巻 | |
第2話 | 再会の魔女 | 川村賢一 | 篠原正寛 | 山田まり子、今田茜 | ||
第3話 | ゼロから始まる異世界生活 | 渡邊政治 | 古賀一臣 | 世良コータ、森川侑紀 | ||
第4話 | ロズワール邸の団欒 | 迫井政行 | 徳本善信 | 野田康行 | 第2巻 | |
第5話 | 約束した朝は遠く | 岡本学 | 高島大輔 | 北原大地、明珍宇作 | ||
第6話 | 鎖の音 | 中村能子 | 中重俊祐 | 山本秀世 | 野田康行 | |
第7話 | ナツキ・スバルのリスタート | 渡邊政治 許平康 | 美甘義人 | 楡木哲郎、山岡峻、豆塚あす香 | ||
第8話 | 泣いて泣き喚いて泣き止んだから | 横谷昌宏 | 岡本学 | 田中一真、世良コータ | 第3巻 | |
第9話 | 勇気の意味 | 中村能子 | 上坪亮樹 | 土屋浩幸 | 森川侑紀、阿部島瑠珠 水竹修治、渡邉八惠子 |
|
第10話 | 鬼がかったやり方 | 横谷昌宏 | 細田直人 | 徳本善信 | 野田康行、中西和也 | |
第11話 | レム | 山岸大悟 | 池上太郎、小柳達也 | |||
第12話 | 再来の王都 | おざわかずひろ | 高島大輔 | 野田康行 | 第4巻 | |
第13話 | 自称騎士ナツキ・スバル | 長山延好 | 古賀一臣 | 中田正彦、渡邉八惠子 浅利歩惟、池上太郎 |
||
第14話 | 絶望という病 | 梅原英司 | 守泰佑 | 世良コータ、永吉隆志 梶浦紳一郎、阿部島瑠珠 | 第5巻 | |
第15話 | 狂気の外側 | 細田直人 | 土屋浩幸 | 中村和久、木宮亮介 又賀大介、岩田景子 |
||
第16話 | 豚の欲望 | 中村能子 | 中重俊祐 | 徳本善信 | 明珍宇作、齋藤佳子 | 第6巻 |
第17話 | 醜態の果てに | 尾崎隆晴 | 美甘義人 | 池上太郎、永吉隆志、池田有 世良コータ、阿部島瑠珠 |
||
第18話 | ゼロから | 長山延好 | 古賀一臣 | 渡邉八惠子、豆塚あす香、浅利歩惟 | ||
第19話 | 白鯨攻略戦 | 梅原英司 | 中重俊祐 | 高島大輔 | 北原大地、野田康行 | 第7巻 |
第20話 | ヴィルヘルム・ヴァン・アストレア | 渡邉政治 | 土屋浩幸 | 中村和久、又賀大介 岩田景子、山岡峻 |
||
第21話 | 絶望に抗う賭け | 渡邉政治 高橋謙二 相澤伽月 | 徳本善信 | 明珍宇作、中西和也、齊藤佳子 北原大地、野田康行 |
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第22話 | 怠惰一閃 | 橫谷昌宏 | 長山延好 | 高橋謙仁 守泰祐 | 池上太郎、永吉隆志、中村和久 岩田景子、坂井久太 | 第8巻 |
第23話 | 悪辣なる怠惰 | おざわかずひろ | 徳本善信 | 野田康行、明珍宇作 北原大地、齊藤佳子 |
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第24話 | 自称騎士と最優の騎士 | 中村能子 | 宮尾佳和 | 美甘義人 | 池上太郎、豆塚あす香 渡邉八惠子、永吉隆志 | 第9巻 |
第25話 | ただそれだけの物語 | 橫谷昌宏 | 渡邉政治 | 坂井久太、世良コータ、田中一真 小柳達也、中村和久、岩田景子 池上太郎、山岡峻、豆塚あす香 |
放送局
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 [20] | 備考 |
---|---|---|---|---|
2016年4月4日 - 9月19日 | 月曜 1:05 - 1:35(日曜深夜) | テレビ東京 | 関東広域圏 | 製作委員会参加 |
2016年4月6日 - 9月21日 | 水曜 1:35 - 2:05(火曜深夜) | テレビ大阪 | 大阪府 | |
2016年4月8日 - 9月23日 | 金曜 2:05 - 2:35(木曜深夜) | テレビ愛知 | 愛知県 | |
金曜 22:00 - 22:30 | AT-X | 日本全域 | CS放送 / 製作委員会参加 / リピート放送あり |
放送期間 | 放送時間 | 配信元 | 備考 |
---|---|---|---|
2016年4月9日 - 9月24日 | 土曜 22:30 - 23:00 | ニコニコ生放送 | |
土曜 23:00 更新 | ニコニコチャンネル | 第1話は常設無料 / 最新話1週間無料 |
BD / DVD
巻 | 発売日 | 収録話 | 規格品番 | |
---|---|---|---|---|
BD | DVD | |||
1 | 2016年6月24日 | 第1話 - 第2話 | ZMXZ-10651 | ZMBZ-10661 |
2 | 2016年7月27日 | 第3話 - 第5話 | ZMXZ-10652 | ZMBZ-10662 |
3 | 2016年8月24日 | 第6話 - 第8話 | ZMXZ-10653 | ZMBZ-10663 |
4 | 2016年9月28日 | 第9話 - 第11話 | ZMXZ-10654 | ZMBZ-10664 |
5 | 2016年10月26日 | 第12話 - 第14話 | ZMXZ-10655 | ZMBZ-10665 |
6 | 2016年11月25日 | 第15話 - 第17話 | ZMXZ-10656 | ZMBZ-10666 |
7 | 2016年12月21日予定 | 第18話 - 第20話 | ZMXZ-10657 | ZMBZ-10667 |
8 | 2017年1月25日予定 | 第21話 - 第23話 | ZMXZ-10658 | ZMBZ-10668 |
9 | 2017年2月24日予定 | 第24話 - 第25話 | ZMXZ-10659 | ZMBZ-10669 |
短編アニメ
『Re:ゼロから始める休憩時間』(リ・ゼロからはじめるブレイクタイム)および『Re:ぷち Re:プチから始める異世界生活』(りぷち)は、AT-Xで本編終了後に放送された短編アニメ。
『Re:ゼロから始める休憩時間』は本編で尺や展開の都合から触れることのできなかった事柄や設定を補足する内容が多い[22]。『Re:ぷち』は本編とは関係がないスピンオフアニメとなる。
スタッフ(短編アニメ)
- 原作・監修 - 長月達平(MF文庫J「Re:ゼロから始める異世界生活」/KADOKAWA刊)
- キャラクター原案 - 大塚真一郎
- 監督・脚本・演出 - 芦名みのる
- ぷちキャラクターデザイン・作画 - たけはらみのる
- タイトルロゴデザイン・作画 - みやひこ
- 作画 - きもとすみ、戸塚ちさと、渡辺あき(Re:ぷち)
- 音楽 - 末廣健一郎
- 音響監督 - 明田川仁
- アニメーション制作 - スタジオぷYUKAI
- 製作 - Re:ゼロから始める異世界生活製作委員会
各話リスト(短編アニメ)
話数 | サブタイトル | 出演キャラ | 本編放送話 |
---|---|---|---|
Re:ゼロから始める休憩時間 | |||
1 | WORLD 1-1 | スバル、エミリア、パック | 第1話 |
2 | WORLD 1-4 SIDE A | スバル、フェルト | 第2話 |
3 | WORLD 1-4 EPILOGUE | エミリア、パック | 第3話 |
4 | WORLD 2-1 | スバル、ラム、レム | 第4話 |
5 | WORLD 2-2 | スバル、ロズワール | 第5話 |
6 | WORLD 2-3 | スバル、エミリア、パック | 第6話 |
7 | WORLD 2-4 | スバル、ベアトリス | 第7話 |
8 | WORLD 2-5 SIDE A | スバル、エミリア、ラム、レム | 第8話 |
9 | WORLD 2-5 SIDE B | スバル、ラム、レム | 第9話 |
10 | WORLD 2-5-3 SIDE C | スバル、ラム | 第10話 |
11 | WORLD 2-5 EPILOGUE | スバル、エミリア | 第11話 |
Re:プチから始める異世界生活 | |||
ぷち1 | 再来の学校 | スバル、エミリア | 第12話 |
ぷち2 | 自称先生、ベアトリス | スバル、ベアトリス、フェルト | 第13話 |
ぷち3 | ご主人様と、そのメイドたち | スバル、ラム、レム | 第14話 |
ぷち4 | そのメニューは―― | スバル、パック、ベアトリス、アナスタシア | 第15話 |
ぷち5 | 天然 | スバル、エミリア、フェルト | 第16話 |
ぷち6 | 豚でない欲望 | スバル、フェルト、プリシラ | 第17話 |
ぷち7 | ゼロから | スバル、ラム、レム、エミリア、パック | 第18話 |
ぷち8 | 決戦当日 | スバル、クルシュ、プリシラ | 第19話 |
ぷち9 | スイカ攻略戦 | スバル、レム、クルシュ、アナスタシア | 第20話 |
ぷち10 | 煩悩に抗うだけ | スバル、エミリア、ラム | 第21話 |
ぷち11 | アレとアレと(以下略)の精算 | スバル、アナスタシア、プリシラ | 第22話 |
ぷち12 | ――買え | スバル、エミリア、パック | 第23話 |
ぷち13 | 獅子王のみた本 | スバル、ベアトリス、クルシュ | 第24話 |
ぷち14 | ただそれだけの宣伝 | スバル、エミリア、パック、ラム、レム、ベアトリス | 第25話 |
WEBラジオ
『Re:ゼロから始める異世界ラジオ生活』のタイトルで、2016年3月28日開始。第1回から第27回までは毎週月曜21時30分から、第28回以降は隔週月曜21時30分からニコニコ生放送にて放送中[23]。タイムシフト視聴に対応しており、プレミアム会員は事前予約をしなくても最新回を1週間限定で視聴できる。また、音泉でも同年3月31日より、毎週木曜日にニコニコ生放送の放送分と『Re:ゼロから始める異世界ラジオ裏生活』と題した音泉のみのおまけ放送分がアーカイブ配信されている。パーソナリティは高橋李依(エミリア 役)。第21回と第23回と第25回は生放送ではなく録音放送だった。
- ゲストパーソナリティ
-
- 第1回、第8回、第11回、第16回、第20回、第26回、第29回:小林裕介(ナツキ・スバル 役)
- 第2回、第4回、第22回、第32回:内山夕実(パック役)
- 第3回、第15回、第30回:赤﨑千夏(フェルト役)
- 第5回、第9回、第13回、第24回:村川梨衣(ラム役)
- 第6回、第10回、第12回、第17回、第19回、第28回:水瀬いのり(レム役)
- 第7回:新井里美(ベアトリス役)
- 第14回:植田佳奈(アナスタシア・ホーシン役)
- 第18回、第31回:松岡禎丞(ペテルギウス・ロマネコンティ役)
- 第21回:堀江由衣(フェリックス・アーガイル役)
- 第23回:井口裕香(クルシュ・カルステン役)
- 第25回:江口拓也(ユリウス・ユークリウス役)
- 第27回:高橋李依(エミリア役)
- 公開録音
-
- MF文庫J 夏の学園祭2016「Re:ゼロから始める異世界ラジオ生活」公開録音スペシャルステージ
-
- 開催日:2016年7月17日
- 会場:EBiS303
- 出演:高橋李依、水瀬いのり、村川梨衣
受賞歴
ゲーム
リアルイベント
『Re:ゼロから始める異世界生活 謎解きゲーム エミリアの徽章を取り戻せ!』のタイトルでナゾメイトにより企画された。2016年6月24日から同年7月3日まで行われ、エミリアの徽章が奪わてしまい次に見つけた時には質屋に売られており買い取るために質屋の主人が課す試練に挑むというシチュエーションの元、各コラボ店を回り問題を解くとクリア景品としてイベント特製クリアカードが入手できた[24]。
コンピューターゲーム
『Re:ゼロから始める異世界生活 -DEATH OR KISS-』のタイトルで5pb.によりゲーム化されることが発表された[25]。2017年3月23日発売予定で機種はPlayStation VitaとPlayStation 4、ジャンルはアドベンチャーとなっている。
- 主題歌
- オープニングテーマ「yell!〜くちびるからはじまる魔法〜」
- 作詞 - 橋本みゆき / 作曲 - milktub / 編曲 - 宮崎京一 / 歌 - 鈴木このみ
- エンディングテーマ「ダイ・ダイ・ダイスキ」
- 作詞 - ミズノゲンキ / 作曲・編曲 - 川島弘光 / 歌 - レム(水瀬いのり)・ラム(村川梨衣)
コラボレーション
飲食店とのコラボレーション
- ゴーゴーカレー
- 2016年6月24日から同年7月3日まで、秋葉原の各店舗限定でクリアファイルが贈呈されるほか、秋葉原中央通店では看板が本作仕様に変更される[26]。2016年7月15日から同年7月31日まで、コラボ第2弾としてコラボカレーを注文すると、書き下ろしクリアファイルが贈呈された。また、第1弾期間中に配布されていた特製チラシを持って注文すると、先着でオリジナルスプーンが贈呈された[27]。
- パセラ
- 2016年6月24日から同年7月24日まで、本作とのコラボメニューが提供されるほか、コラボメニューを1品注文するごとにコースターが贈呈される[26]。2016年7月25日から同年8月14日まで、コラボ第2弾として、コラボメニューを一品注文するごとに缶バッチが贈呈された[28]
- キュアメイドカフェ
- 2016年6月24日から同年7月3日まで、本作とのコラボメニューが提供されるほか、コラボメニューを1品注文するごとにポストカードが贈呈される。また、2回目・3回目の来客者は「死に戻り」にちなんで「食べ戻り」と称した進化メニューを注文できる[26]。
- melcafe
- 2016年10月15日から10月30日まで、本作とのコラボメニューが提供されるほか、クリアファイルとポストカードといったノベルティ付き(絵柄はランダム)メニューが販売されたり、来場者全員にコースターが贈呈された[29]。
- スイーツパラダイス
- 2016年11月1日から同年11月13日まで、本作とのコラボメニューが提供されるほか、コラボメニューを注文するごとに、ペーパーランチョンやコースターが贈呈された[30][31]。
ゲームとのコラボレーション
- 幻想神域 -Cross to Fate-
- 2016年6月22日から同年7月20日まで、本作のエミリアとのコラボアバターが[32]、2016年7月6日から同年8月3日まで、本作のレム&ラムとのコラボアバターが[33]販売された。
- 乖離性ミリオンアーサー
- 2016年8月15日から同年8月31日まで、本作とのコラボイベントが開催され、キャラクターが騎士カードとなってコラボガチャなどで入手できた[34]。
- SEVENTH DARK
- 2016年8月25日から、本作とのコラボが行われ、期間中にログインするとエミリアのアバター体験版が2016年9月1日より配布された[35]
- ディバインゲート
- 2016年9月16日から同年10月7日まで、本作とのコラボイベントが開催され、キャラクターがコラボスクラッチなどで入手できた[36]。
- メイプルストーリー
- 2016年10月26日から同年11月24日まで、本作とのコラボイベントが開催され、キャラクターのアバターなどが入手できた[37]。
- テイルズウィーバー
- 2016年11月24日から、本作とのコラボが開催され、ディザーサイトの条件をクリアすることで、本作のキャラクターの変身マントを全員にプレゼント[38]
脚注
注釈
出典
- ^ “TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』オフィシャルサイト”. 2016年2月11日閲覧。
- ^ “NEWS”. TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』オフィシャルサイト. 2016年3月30日閲覧。
- ^ “「すべては計算どおり」!? 春アニメ屈指の好スタートを切った『リゼロ』、注目はやっぱりヒロイン・エミリア!”. おたぽる. 2016年5月5日閲覧。
- ^ “「すべては計算どおり」!? 春アニメ屈指の好スタートを切った『リゼロ』、注目はやっぱりヒロイン・エミリア! 2”. おたぽる. 2016年5月5日閲覧。
- ^ a b “「すべては計算どおり」!? 春アニメ屈指の好スタートを切った『リゼロ』、注目はやっぱりヒロイン・エミリア! 3”. おたぽる. 2016年5月5日閲覧。
- ^ a b “「すべては計算どおり」!? 春アニメ屈指の好スタートを切った『リゼロ』、注目はやっぱりヒロイン・エミリア! 4”. おたぽる. 2016年5月5日閲覧。
- ^ a b c “「すべては計算どおり」!? 春アニメ屈指の好スタートを切った『リゼロ』、注目はやっぱりヒロイン・エミリア! 5”. おたぽる. 2016年5月5日閲覧。
- ^ “ラノベ『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ化”. ORICON STYLE (2015年7月19日). 2015年12月20日閲覧。
- ^ “「Re:ゼロから始める異世界生活」2016年4月放送開始 主演は小林裕介”. アニメ!アニメ! (2015年12月19日). 2016年4月8日閲覧。
- ^ “鈴木このみ、「Re:ゼロから始める異世界生活」先行上映イベントで新曲「Redo」を初披露”. アニメハック (2016年3月24日). 2016年4月8日閲覧。
- ^ “小林裕介、人生初コスプレはジャージ姿!「Re:ゼロから始める異世界生活」ステージ【AnimeJapan 2016】”. WebNewtype (2016年3月27日). 2016年4月8日閲覧。
- ^ “アニメランキング:アニメファン10000人に聞いた、もっとも期待している2016年春アニメ作品(総合)”. キャラペディア (2016年3月17日). 2016年4月8日閲覧。
- ^ “アニメランキング:アニメファン10000人に聞いた、もっとも期待している2016年春アニメ作品(男性)”. キャラペディア (2016年3月17日). 2016年4月8日閲覧。
- ^ “アニメランキング:アニメファン10000人に聞いた、次週以降も観続けたい2016年春アニメ作品(総合)”. キャラペディア (2016年5月5日). 2016年5月5日閲覧。
- ^ “アニメランキング:アニメファン10000人に聞いた、次週以降も観続けたい2016年春アニメ作品(男性)”. キャラペディア (2016年5月5日). 2016年5月5日閲覧。
- ^ “アニメランキング:アニメファン10000人に聞いた、次週以降も観続けたい2016年春アニメ作品(女性)”. キャラペディア (2016年5月5日). 2016年5月5日閲覧。
- ^ “みんなが観たい!2016春TVアニメランキング”. アニメイトTV (2016年4月2日). 2016年5月5日閲覧。
- ^ “各話あらすじ”. TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』オフィシャルサイト. 2016年4月2日閲覧。
- ^ “ON AIR”. TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』オフィシャルサイト. 2016年3月31日閲覧。
- ^ テレビ放送対象地域の出典:
- 政府規制等と競争政策に関する研究会 (2009年10月9日). “放送分野の動向及び規制・制度(資料2)” (PDF). 通信・放送の融合の進展下における放送分野の競争政策の在り方. 公正取引委員会. p. 2. 2018年10月24日閲覧。
- “基幹放送普及計画”. 郵政省告示第六百六十号. 総務省 (1988年10月1日). 2022年5月11日閲覧。
- “地デジ放送局情報”. 一般社団法人デジタル放送推進協会. 2022年8月5日閲覧。
- ^ “ON AIR”. TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』オフィシャルサイト. 2016年3月31日閲覧。
- ^ “「Re:ゼロから始める休憩時間」ぷちキャラ登場のミニアニメ AT-Xで本編終了後放送”. アニメ!アニメ! (2016年4月13日). 2016年4月13日閲覧。
- ^ “Re:ゼロから始める異世界ラジオ生活”. インターネットラジオステーション<音泉>. タブリエ・コミュニケーションズ. 2016年3月31日閲覧。
- ^ “Re:ゼロから始める異世界生活 謎解きゲーム エミリアの徽章を取り戻せ!”. TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』オフィシャルサイト. 2016年8月26日閲覧。
- ^ “『Re:ゼロから始める異世界生活』ゲーム化決定、ティザーサイト公開!”. ファミ通.com (2016年8月25日). 2016年8月25日閲覧。
- ^ a b c “『リゼロ』×ゴーゴーカレーのコラボでクリアファイルをプレゼント”. アニメイトタイムズ (2016年6月14日). 2016年6月15日閲覧。
- ^ “『リゼロ』×ゴーゴーカレーのコラボ第2弾が早くも決定! 小林裕介さん・高橋李依さんらキャスト大集合のSPイベント情報も到着”. アニメイトタイムズ (2016年6月24日). 2016年6月24日閲覧。
- ^ “「Re:ゼロから始める異世界生活」コラボメニュー 大人気につき、急遽延長決定!!”. パセラ×エンターテイメントのコラボレーションサイ パセラボ_TV (2016年7月25日). 2016年7月25日閲覧。
- ^ “大阪日本橋のメイドカフェ「melcafe」がアニメ「Re:ゼロから始める異世界生活」とのコラボカフェを開催”. Gpara.com (2016年10月14日). 2016年10月20日閲覧。
- ^ “『Re:ゼロから始める異世界生活』×コラボレーションカフェの開催大決定!!”. スイーツパラダイス (2016年10月17日). 2016年10月17日閲覧。
- ^ “11/1(火)~『Re:ゼロから始める異世界生活』×コラボレーションカフェの詳細が決定いたしました!”. スイーツパラダイス (2016年10月26日). 2016年10月26日閲覧。
- ^ “「幻想神域 -Cross to Fate-」アニメ「Re:ゼロからはじめる異世界生活」とのコラボが開催! 「エミリア」のアバターが販売開始”. Online Gamer (2016年6月23日). 2016年8月26日閲覧。
- ^ “「幻想神域 -Cross to Fate-」×「Re:ゼロからはじめる異世界生活」コラボ第2弾ではレムとラムのアバターが登場!”. Online Gamer (2016年7月7日). 2016年8月26日閲覧。
- ^ “Re:ゼロから始める異世界生活コラボガチャが登場!”. 乖離性ミリオンアーサー 運営サイト (2016年8月15日). 2016年8月15日閲覧。
- ^ “【Re:ゼロ】コラボ記念キャンペーン開催! 2016-08-25”. SEVENTH DARK 公式サイト (2016年8月23日). 2016年8月26日閲覧。
- ^ “Re:ゼロから始める異世界生活×DivineGate”. ディバゲ運営サイト (2016年9月14日). 2016年9月14日閲覧。
- ^ “Re:ゼロから始める異世界生活タイアップ”. 無料オンラインゲーム メイプルストーリー公式サイト (2016年10月26日). 2016年10月26日閲覧。
- ^ “Re:ゼロから始める異世界生活×テイルズウィーバー”. 無料オンラインゲーム テイルズウィーバー公式サイト (2016年11月9日). 2016年11月9日閲覧。
外部リンク
- 小説家になろうによる掲載ページ
- Re:ゼロから始める異世界生活 公式サイト
- TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』オフィシャルサイト
- テレビ東京・あにてれ Re:ゼロから始める異世界生活
- 『Re:ゼロから始める異世界生活』公式 (@Rezero_official) - X(旧Twitter)
- PS4/PS Vita「Re:ゼロから始める異世界生活 -DEATH OR KISS-」公式サイト
テレビ東京 月曜 1:05(日曜深夜)枠 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
Re:ゼロから始める異世界生活
【本作までアニメ枠】 |
博多華丸のもらい酒みなと旅2
【本作から紀行番組】 |