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* [http://ukcatalogue.oup.com/product/academic/maths/applied/9780198701811.do 50 Visions of Mathematics], [[Oxford University Press]], May 2014, |
* [http://ukcatalogue.oup.com/product/academic/maths/applied/9780198701811.do 50 Visions of Mathematics], [[Oxford University Press]], May 2014, ISBN 978-0-19-870181-1 |
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* The Mysterious Number 6174: One of 30 Mathematical Topics in Daily Life, Gendai Sugakusha, July 2013, ISBN 978-4-7687-6174-8 |
* The Mysterious Number 6174: One of 30 Mathematical Topics in Daily Life, Gendai Sugakusha, July 2013, ISBN 978-4-7687-6174-8 |
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*『数学を楽しむ』、[[現代数学社]]、2007年、ISBN 978-4-7687-0381-6 |
*『数学を楽しむ』、[[現代数学社]]、2007年、ISBN 978-4-7687-0381-6 |
2016年11月15日 (火) 19:38時点における版
西山 豊(にしやま ゆたか、1948年 - )は、日本の数学者。滋賀県出身。大阪経済大学教授。ブーメランの研究と普及をライフワークのひとつにしている。
来歴
- 1971年: 京都大学理学部数学科卒
- 1971年 - 1985年: 日本アイ・ビー・エム にてシステムエンジニアとして勤務
- 1985年: 大阪経済大学経営学部講師
- 1995年: 大阪経済大学経営情報学部教授
- 2005年 - 2006年: ケンブリッジ大学客員教授、ミレニアム数学プロジェクトに参加する。
- 2012年: 大阪経済大学情報社会学部教授、現在に至る。
人物
- 「生活の中の数理」が研究テーマで、卵はなぜ卵形をしているのか、扇風機はなぜ逆に回って見えるのか、階段のスイッチはどうして1階でも2階でも点滅できるのか等、身の回りの不思議を探求した記事を『数学セミナー』(日本評論社)等に発表している。
- 予測式電子体温計(1987年当時)は欠陥商品であることを指摘し[1]、計量法改正(1992年)で意見を述べている[2]。
- ヒトデの腕はなぜ5本か、花びらはなぜ5枚が多いのか、ヒトの指はなぜ5本かを探求した、自然界にひそむ「5」に関する研究がある[3]。
- 数学では、不動点の作図に関する「西山の定理」がある[4]。
- ヘキサフレクサゴン(折り紙六角形)に関する研究があり[5]、19面折りの型紙と折り方を考案している[6]。
- ブーメランの研究は、ライフワークのひとつであり、紙製ブーメランの解説書を世界70言語に翻訳して普及活動に勤めている[7]。ロシア語の子供向け科学雑誌 Kvantik の2014年12月号に、紙ブーメランの記事が掲載される[8]。
- 公開特許として「戻ってくる紙製ブーメラン」がある[9]。
- 2005年、ケンブリッジに留学中、オンライン雑誌プラス[10]に「不思議な数6174」を英訳して投稿したところ、それが掲載され[11]、世界中の読者が、その英語記事を母国語に翻訳して読んでいる。また、留学中にイギリスでSudoku(数独)がブームになっていることを知り、帰国後その様子を伝える[12]。
- 二千円紙幣が普及しない理由は、東西における奇数の文化と偶数の文化の違いにあるのではと考えている[13]。
- 面白い確率の話題(ペニーのゲーム)[14]や、単位分数の和を用いた興味あるパズル[15]をケンブリッジのPlus Magazineに紹介している。
- 『数学セミナー』の「エレガントな解答をもとむ」欄に出題している[16]。最近の出題に三角形三色問題がある。
- 日本科学者会議のeマガジンに「ブーメランで世界平和を」[17]がある(2012年8月)。
- 『理系への数学』に数学コラムを執筆している[18]。
- 『数学を楽しむ』(現代数学社)ISBN 476870381X の30の記事を英訳し、"The Mysterious Number 6174: One of 30 Mathematical Topics in Daily Life" ISBN 4768761747 というタイトルで出版した(2013年7月25日)。この本は世界大学ランキングトップ200のうち、オックスフォードなど124の大学図書館で蔵書登録されている(2014年10月15日現在)[19]。
- 組体操・人間ピラミッドの巨大化にともなう重大事故に警鐘をならすため、数学の立場からコメントしている[20](2015年9月)。また、組体操の事故件数を都道府県別に分析すると、地域によって極端な差があることを示している[21]。以上をまとめた論説「組体操・人間ピラミッドの巨大化を考える」がある(2016年3月)[22]。
- 笹子トンネル天井板落下事故の原因は、トンネル天頂部に取り付けられたアンカーボルトの「点検ミス」に焦点があてられているが、これでは345枚の天井板が140mにわたって落下した説明がつかないとして、天井板の連結構造が大惨事をまねいたという「設計ミス」を指摘した[23](2016年9月)。
著書
- 50 Visions of Mathematics, Oxford University Press, May 2014, ISBN 978-0-19-870181-1
- The Mysterious Number 6174: One of 30 Mathematical Topics in Daily Life, Gendai Sugakusha, July 2013, ISBN 978-4-7687-6174-8
- 『数学を楽しむ』、現代数学社、2007年、ISBN 978-4-7687-0381-6
- 『自然界にひそむ「5」の謎』、筑摩書房、1999年、ISBN 4-480-04234-2
- 『ブーメランはなぜ戻ってくるのか』、ネスコ(文藝春秋)、1994年
- 『人とヒトデとサッカーボール―生活の中の数理を解く』、三省堂、1993年
- 『電子体温計の研究―微熱や低体温で悩むあなたに』、法律文化社、1993年
- 『サイエンスの香り―生活の中の数理』、日本評論社、1991年
- 『くらしのアルゴリズム―情報処理の周辺』、ナカニシヤ出版、1989年
- 『卵はなぜ卵形か―生活の中に数理を見る』、日本評論社、1986年
所属学会
- 日本数学協会(幹事)
- 形の文化会
その他
参考文献
- ^ 「電子体温計の落し穴」『大阪経大論集』 1987年9月, No.179, 75-84. 『くらしのアルゴリズム 』に所収
- ^ 西山豊『電子体温計の研究―微熱や低体温で悩むあなたに』法律文化社、1993年 ISBN 4-589-01716-4
- ^ 「5弁の謎」『大阪経大論集』 1998年5月, Vol.49, No.1, 41-99. 『自然界にひそむ「5」の謎』に所収
- ^ 不動点のエレガントな作図法 (PDF)
- ^ 「ヘキサフレクサゴン (hexaflexagon) の一般解」『大阪経大論集』2003年11月, Vol. 54, No. 4, 153-173
- ^ ヘキサフレクサゴンの19面折り(展開図と推移図)
- ^ ブーメラン・国際化プロジェクト2007
- ^ Kvantik, Dec 2014, pp.23-24
- ^ 「戻ってくる紙製ブーメラン」(特開平8-112382)
- ^ Plus Magazine
- ^ Mysterious Number 6174, Mar 2006
- ^ 西山豊「Sudokuがイギリスで大ブレイク」『数学セミナー』(日本評論社), Vol.45, No.5, 40-44, 2006年5月
- ^ 西山豊「二千円札が流通しない理由」『数学セミナー』2008年5月号, Vol.47, No.5, 35-39
- ^ Winning odds, July 2010
- ^ Having fun with unit fractions, Feb 2012
- ^ 「エレガントな解答をもとむ」『数学セミナー』(日本評論社)(西山出題分)
- ^ JSA e マガジンNo.4
- ^ 「数学コラム」『理系への数学』(現代数学社)
- ^ World University Rankings Top 200 registered "Mysterious Number 6174."
- ^ 人間ピラミッドの負荷計算
- ^ 都道府県別 組体操の事故分析 2015年12月
- ^ 『数学文化』第25号、2016年3月、12-35ページ
- ^ 天井板の連結構造が大惨事をまねいた―笹子トンネル事故再考―(2016年9月18日)