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「日産・フィガロ」の版間の差分

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==参考文献==
==参考文献==
* エンスーCARガイド「日産パオ&フィガロ&Be-1」 三樹書房 2008年9月初版 ISBN978-4-89522-517-5 C0075  
* エンスーCARガイド「日産パオ&フィガロ&Be-1」 三樹書房 2008年9月初版 ISBN 978-4-89522-517-5 C0075  
*「パオのキセキ ~2回目の奇跡の軌跡~」[[古場田良郎]] 著 スピードウェル出版 2014年12月初版 ISBN978-4-9908134-6 C0075 
*「パオのキセキ ~2回目の奇跡の軌跡~」[[古場田良郎]] 著 スピードウェル出版 2014年12月初版 ISBN978-4-9908134-6 C0075 



2016年11月15日 (火) 18:31時点における版

日産・フィガロ
フロント
リア
概要
販売期間 1991年 - 1992年
デザイン 古場田良郎
ボディ
乗車定員 4人
ボディタイプ 2ドア コンバーチブルクーペ
駆動方式 FF
パワートレイン
エンジン MA10ET型987cc直4 SOHCターボ
最高出力 76PS(56kW)/6,000rpm
最大トルク 10.8kgf·m(105.9N·m)/4,400rpm
変速機 3速AT
前: ストラット式
後: 4リンク+スタビライザー
前: ストラット式
後: 4リンク+スタビライザー
車両寸法
ホイールベース 2,300mm
全長 3,740mm
全幅 1,630mm
全高 1,365mm
車両重量 810kg
その他
ブレーキ 前: ベンチレーテッドディスク
後: リーディングトレーリング
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フィガロ (Figaro) は、日産自動車が1991年と1992年に販売していた乗用車である。

Be-1(1987年)、パオ(1989年)に続き、初代マーチ(K10型)をベースとした同社のパイクカー・シリーズの第3弾であった。

概要

レトロ調にデザインされた小型オープンカーであり、手動で開閉するトップや、本革シート[1]を備えていた。型式はFK10型で、乗車定員は4名、初代マーチ(K10型)をベースとしたパイクカーシリーズのなかでは唯一、ターボエンジン[2]を搭載していた。コンセプトは、「日常の中の非日常」であった。

1991年2月14日、限定2万台で発売され、同年8月末までに3回に分けて抽選するという販売方式がとられた。

新車販売は日本国内でのみ行われたが、諸外国[3]、特にイギリスでは広い人気を得、セレブリティ[4]のオーナーも現れた[5]。日本と同じ右ハンドルということもあり多くの中古車が輸入され、かつてのロンドンにはフィガロ専門の中古車店もあったという。

年表

車名の由来

モーツァルトの歌劇「フィガロの結婚」に登場する、機知に富んだ主人公の男性の名前にちなむ。

参考文献

  • エンスーCARガイド「日産パオ&フィガロ&Be-1」 三樹書房 2008年9月初版 ISBN 978-4-89522-517-5 C0075  
  • 「パオのキセキ ~2回目の奇跡の軌跡~」古場田良郎 著 スピードウェル出版 2014年12月初版 ISBN978-4-9908134-6 C0075 

脚注

  1. ^ フロントシートのヘッドレスト下部、リアシート両サイドエッジ部分には、革同士の摩擦音防止のため、合成皮革が使用されている
  2. ^ マーチターボ2型(後期型)と同じSOHCターボエンジンである
  3. ^ 中央日報、2008年4月1日
  4. ^ エリック・クラプトンや、オアシスのノエル・ギャラガーなどが知られる(PDの思想委員会編 『プロダクトデザインの思想 <Vol.3>』 ラトルズ、2005年)
  5. ^ 坂井直樹のパイクカーの話
  6. ^ 高田工業(会社沿革)
  7. ^ 日産ミュージアム -時代の先端を象徴したマーチのパイクカー

関連項目

外部リンク