「ジェームズ・マレー (辞典編纂者)」の版間の差分
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*K・M・エリザベス・マレー「ことばへの情熱―ジェイムズ・マレーとオクスフォード英語大辞典」下 [[1984年]] 三省堂選書 ISBN 4385431051 |
*K・M・エリザベス・マレー「ことばへの情熱―ジェイムズ・マレーとオクスフォード英語大辞典」下 [[1984年]] 三省堂選書 ISBN 4385431051 |
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*長嶋大典「OEDを読む―『オックスフォード英語大辞典』案内」[[1983年]] [[大修館書店]] ISBN 4-469-24077-X |
*長嶋大典「OEDを読む―『オックスフォード英語大辞典』案内」[[1983年]] [[大修館書店]] ISBN 4-469-24077-X |
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*田澤耕『<辞書屋>列伝』 [[2014年]] [[中公新書]] |
*田澤耕『<辞書屋>列伝』 [[2014年]] [[中公新書]] ISBN 978-4-12-102251-6 |
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2016年11月15日 (火) 15:36時点における版
ジェームズ・マレー(James Augustus Henry Murray, 1837年2月7日 - 1915年7月26日)は、文献学者で、辞典編纂者。
初版刊行まで70年を費やし、英語分野において最も信頼されている辞書、オックスフォード英語辞典(OED)の編集主幹。
略歴
- 1837年 - スコットランド生まれ。生家は仕立屋を営む。
- 1851年 - 14歳で学校を卒業する。経済的理由で進学は許されなかったが、その後、ラテン語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、ギリシャ語の知識を身に付けた。
(1857年 - リチャード・トレンチが「わが国の英語辞典の欠陥について」と題してロンドン図書館で講演、今後、編纂されるべき大辞典についての意見を述べる。これはOEDの編纂に大きな影響を与える。)
(1858年 - 文献学会が「歴史的原理にもとづく新英語辞典」の編纂を計画する。ハーバード・コールリッジが最初の編集主幹となるが、2年後に死去する。)
- 1867年 - 大英博物館に就職を希望する手紙を書くが、採用されなかった。
- 1869年 - 文献学会の評議委員となる。
- 1873年 - 「スコットランド南部諸州の方言」を出版する。
- 1877年 - 文献学会から辞典編纂の打診を受け、見本を数ページ作成する。見本は出版元として有力だったオックスフォード大学出版局に送られる。
- 1878年 - オックスフォード大学に招かれ、同大学出版局の理事と面談する。
- 1879年 - 文献学会とオックスフォード大学出版局が正式に契約を交わし、マレーが編集主幹となる。
参考文献
- サイモン・ウィンチェスター「博士と狂人」1999年 早川書房 ISBN 9784152082206
- K・M・エリザベス・マレー「ことばへの情熱―ジェイムズ・マレーとオクスフォード英語大辞典」上 1984年 三省堂選書 ISBN 4385431043
- K・M・エリザベス・マレー「ことばへの情熱―ジェイムズ・マレーとオクスフォード英語大辞典」下 1984年 三省堂選書 ISBN 4385431051
- 長嶋大典「OEDを読む―『オックスフォード英語大辞典』案内」1983年 大修館書店 ISBN 4-469-24077-X
- 田澤耕『<辞書屋>列伝』 2014年 中公新書 ISBN 978-4-12-102251-6