「キャプテン・アメリカ」の版間の差分
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スティーブはこれまでに幾つかの盾(シールド)を使用しており、最も知られたものは、大戦中に[[フランクリン・ルーズベルト|ルーズベルト大統領]]より贈られた地球の希少金属「'''ヴィブラニウム'''」と鉄の合金で製作された円形の[[盾|シールド]]である<ref>''Captain America'' #303-304 (March-April 1985)</ref>。このシールドに用いられているヴィブラニウムの合金は偶然の産物で、複製は不可能である。またウルヴァリンの骨格に用いられている「'''アダマンチウム'''」は、このヴィブラニウムの合金のリバース・エンジニアリングの過程で作り出された物とされている。 |
スティーブはこれまでに幾つかの盾(シールド)を使用しており、最も知られたものは、大戦中に[[フランクリン・ルーズベルト|ルーズベルト大統領]]より贈られた地球の希少金属「'''ヴィブラニウム'''」と鉄の合金で製作された円形の[[盾|シールド]]である<ref>''Captain America'' #303-304 (March-April 1985)</ref>。このシールドに用いられているヴィブラニウムの合金は偶然の産物で、複製は不可能である。またウルヴァリンの骨格に用いられている「'''アダマンチウム'''」は、このヴィブラニウムの合金のリバース・エンジニアリングの過程で作り出された物とされている。 |
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ムジョルニアやアダマンチウムでも破壊できないほどの地球上最高位の硬度を活かして、シールドを手に持つか腕に装着した状態で、シールドの縁部分や表面部分で敵を打ち据える武器として用いたり、形状を活かし[[円盤投|円盤投げ]]や[[フリスビー]]の要領で投擲武器としても使用される。またスティーブは、精密な狙いを定めつつ渾身の力を籠めてシールドを投擲できるだけに留まらず、周囲の物や敵にぶつけた際の跳弾を利用して、複数の標的を一度に連続して攻撃したり、その上で自身の手元に戻って来させることができるシールドの投擲跳弾技術を持つ。この様子はスタン・リーが初めてコミックの原作を担当した『Captain America Comics』第3号(May 1941)の2ページのテキストストーリー「Captain America Foils the Traitor's Revenge」から既に見ることができる<ref>Thomas, Roy, ''Stan Lee's Amazing Marvel Universe'' (Sterling Publishing, New York, 2006), p. 11. ISBN |
ムジョルニアやアダマンチウムでも破壊できないほどの地球上最高位の硬度を活かして、シールドを手に持つか腕に装着した状態で、シールドの縁部分や表面部分で敵を打ち据える武器として用いたり、形状を活かし[[円盤投|円盤投げ]]や[[フリスビー]]の要領で投擲武器としても使用される。またスティーブは、精密な狙いを定めつつ渾身の力を籠めてシールドを投擲できるだけに留まらず、周囲の物や敵にぶつけた際の跳弾を利用して、複数の標的を一度に連続して攻撃したり、その上で自身の手元に戻って来させることができるシールドの投擲跳弾技術を持つ。この様子はスタン・リーが初めてコミックの原作を担当した『Captain America Comics』第3号(May 1941)の2ページのテキストストーリー「Captain America Foils the Traitor's Revenge」から既に見ることができる<ref>Thomas, Roy, ''Stan Lee's Amazing Marvel Universe'' (Sterling Publishing, New York, 2006), p. 11. ISBN 1-4027-4225-8; ISBN 978-1-4027-4225-5.<!--以下引用省略--></ref>。 |
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一時期以降からは、シールド裏面とスーツ両腕の手甲部分と肘側面部に、トニー・スターク([[アイアンマン]])が開発した磁力を応用した装置を搭載したことで、自身の手元にシールドを戻って来させられなかった場合でも、自分の意思で容易に自身の下へと戻せるようになった。 |
一時期以降からは、シールド裏面とスーツ両腕の手甲部分と肘側面部に、トニー・スターク([[アイアンマン]])が開発した磁力を応用した装置を搭載したことで、自身の手元にシールドを戻って来させられなかった場合でも、自分の意思で容易に自身の下へと戻せるようになった。 |
2016年11月15日 (火) 15:35時点における版
キャプテン・アメリカ | |
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出版の情報 | |
出版者 | マーベル・コミック |
初登場 | Captain America Comics #1(1941年3月) |
クリエイター | ジョー・サイモン ジャック・カービー |
作中の情報 | |
本名 | Steven "Steve" Rogers |
種族 | 人間 |
所属チーム | シークレット・アベンジャーズ アベンジャーズ インベーダーズ オール・ウィナーズ・スカッド シークレット・デフェンダーズ S.H.I.E.L.D. Project: Rebirth アメリカ軍 Redeemers |
著名な別名 | "Cap", "Winghead", Nomad, The Captain, Brett Hendrick, Roger Stevens, Steven Grant Rogers, Yeoman America |
能力 | 人間の潜在能力の限界以上の身体能力 格闘技および白兵戦闘の達人 全地形アクロバット 熟練の戦術家・野戦司令官 ヴィブラニウムと鉄の合金製シールド |
『キャプテン・アメリカ』(Captain America)は、アメリカ合衆国のマーベル・コミック刊行の複数のアメコミに登場するヒーロー。
彼の登場するコミック作品、アニメ、テレビドラマ、映画作品、及びそのシリーズ名にも使われている。
概要
キャプテン・アメリカはヒーローとしての名前で、本名はスティーブ・ロジャース (Steven Rogers)。通称では「キャプテン・ロジャース (Captain Rogers)」や、略称で「キャップ (Cap)」とも呼称される。他に通り名としては「自由の番人 (The Sentinel of Liberty)」、「星条旗のアベンジャー (Star-Spangled Avenger)」、「第二次世界大戦の生ける伝説 (The Living Legend of World War II)」、マスク側頭部の装飾から「ウイングヘッド (Winghead)」など。
1918年7月4日生まれのかに座、出生地はニューヨーク市マンハッタン区ローワー・イースト・サイド。ジョセフと母・サラはアイルランドからの移民である。
軍の徴兵基準を満たせない程貧弱な体だったが、ナチズムへの義憤と愛国心に駆られ1941年に軍の「超人兵士計画」に志願。人間を超人兵士に生まれ変わらせる特殊な血清を創ったアースキン博士がナチスの工作員に暗殺され、血清の正確な精製方法はアースキン博士の頭の中にしかなく、スティーブのみが当時のアメリカの超人兵士「キャプテン・アメリカ」となった。戦後この血清の副作用でスティーブは死亡しかけた事もある。
そのネーミングとコスチュームの外観から単純な「愛国者」と誤解されがちだが、彼が忠誠を誓うのはあくまでアメリカの「自由・平等・博愛」の三原則とそこに生きる人々にであり、アメリカ政府がその道に反すれば幾度となく対立してきた。また戦時下に敵対したドイツ軍や日本軍に対しても敵と割り切っていた訳ではなく、敵軍にも尊敬できる人々は沢山いたと、そうなってしまった状況自体を悲観していた。作者・読者個々の政治感によってキャラクター感が変化・投影されやすいキャラクターである。
キャラクター経歴
出版史上では、キャプテン・アメリカは1941年から1949年まで継続的に発行され、戦中は枢軸国と、戦後はアメリカ国内の犯罪者や未来人らと戦った。1953年から1954年に短期間復活した際は、赤狩りの風潮に合わせ、アメリカに潜む共産主義者らと戦った。当時のキャプテン・アメリカは、戦中から戦後まで一貫して同一人物であり、特に死亡したり世代交代したりといった設定はなく、赤狩りをしたキャプテン・アメリカも行方不明になることなく復員したスティーブ本人であった。
1964年の『AVENGERS』誌上での復活に併せての設定変更で、キャプテン・アメリカは1945年以来行方不明であったということになった。戦後の活躍や赤狩りを行った過去は一度抹消されていたものの、1972年の『Captain America』で赤狩り時代のキャプテン・アメリカが別人として再登場し、「赤狩りを行ったキャプテン・アメリカは暴力的な人種差別主義者で、初代のロジャースとは別人」と再設定された。さらに1977年から発行開始された『WHAT IF』で、初代が行方不明になってから1950年代に別人のキャプテン・アメリカが登場するまでが設定しなおされ、同年の『The Invaders』に短期間登場したヒーローの「スピリット・オブ・'76」(ウイリアム・ナスランド)が2代目キャプテン・アメリカとなり、その死亡後は1941年発行の『The Human Torch』に初登場したヒーローの「パトリオット」(ジェフリー・メイス、初代パトリオット)が3代目キャプテン・アメリカとなっていたと再設定された。
- 1941年 ナチスの脅威に対抗するために米国で秘密裏に遂行された超人兵士製造計画「スーパーソルジャー計画」により誕生(『CAPTAIN AMERICA COMICS』#1)[1]。以後、ネイモア・ザ・サブマリナー、初代ヒューマン・トーチらとともに、枢軸国と戦う。
- 1945年 終戦を前に、北大西洋上で爆発する飛行機から投げ出され、氷漬けの状態で漂流を続ける。士気の低下を懸念した政府の依頼で、同志のヒーロースピリット・オブ・76(ウイリアム・ナスランド)が密かに名跡を引き継ぎ終戦を迎える。
- 1946年 この二代目も戦死し、同じく仲間のパトリオット(ジェフ・メイス)が三代目となり1950年まで活躍する(『WHAT IF』#4)。
- 1954年 初代を崇拝する反共主義者の青年ウィリアム・バーンサイドが偶然に超人兵士血清のデータを入手し、独自に服用して四代目となるが不完全な処方の副作用で凶暴化。無実の市民にすら過剰な暴力に及んだ為政府に拘束され、冷凍睡眠処置が取られる。
- 1964年 初代が約20年ぶりにアベンジャーズにより発見され、復活を遂げる(『AVENGERS』#4)。アベンジャーズのリーダーとなる。
- 1972年 四代目が冷凍睡眠から復活し、黒人運動など社会情勢の変化を全て共産主義の陰謀と決め付けて黒人社会への暴力事件を繰り返し、また中道・リベラル志向である初代を偽者と思い込んで戦いを挑むが返り討ちに遭い再び拘束・冷凍される。
- 1985年(?) アメリカ政府より忠誠を強要される。ユニフォームと名称を返上し、ザ・キャプテンと名乗る。この結果、スーパーパトリオットを名乗っていたジョン・ウォーカーが政府公認のキャプテン・アメリカとされた。上記の件が、陰謀によるものと判明。ザ・キャプテンはアメリカ政府と和解、コスチュームと名称を元に戻す。ザ・キャプテンのコスチュームはウォーカーが引き継ぎ、U.S.エージェントと名乗る。
- 1996年 オンスロートを倒すために戦死(『ONSLAUGHT:MARVEL UNIVERSE』)。同年、『CAPTAIN AMERICA』#1、『THE AVENGERS』#1により、パラレルワールドであるカウンターアースでの生存が確認される。
2000年代
スティーブは世間に正体を明かし、ブルックリン区のレッドフック近隣に住居を構えた[2]。
「Avengers Disassembled」のイベントの後、ロジャースは再びS.H.I.E.L.D.に雇われ、バッキーが生存しており「ウィンター・ソルジャー」の名の下でソ連のスパイとして利用されていることを知った。また、かつての恋人シャロン・カーターと縁りを戻した[3]。
2006年から2007年にかけてのクロスオーバーイベント『シビル・ウォー』ではスーパーヒューマン登録法の反対の立場をとり、反対派グループのリーダーとして活動した。アイアンマンを含む賛成派ヒーローから逃げ回る身となり、政府から発見を避けるため、「ブレット・ヘンドリック」という偽名でショッピングモールの警備員を装った[4]。シビル・ウォーが長引くとスティーブはパニッシャーやキングピンのような平常時は手を組まないような者からの支援も受けた[5]。二派の争いは市民にも大きな被害を出し、それを恥じたキャプテン・アメリカはマスクを脱ぎ、単なるスティーブ・ロジャースとして投降して逮捕された(脱ぎ捨てたマスクはパニッシャーが拾った[6]。)
2007年、「デス・オブ・キャプテン・アメリカ」のイベントで、逮捕されたスティーブは複数の犯罪容疑で起訴されて連邦裁判所に搬送される途中、至近距離から数発の銃撃を腹部に受ける。その後、病院へ搬送されるが、死亡が確認された[7]。暗殺を指示したのはレッドスカルであり、スナイパーの クロスボーンズ[要リンク修正]とドクター・ファウスタスに洗脳されたシャロン・カーターによって実行された[7]。
スーパーヒーローのコミュニティは暗殺事件に動揺を隠せなかった。パニッシャーは一時的にキャプテン・アメリカと同様のコスチュームを身に着けウィンターソルジャーとウルヴァリンは仇打ちを誓った。ウィンター・ソルジャーはキャプテン・アメリカの盾を盗み出し、さらにパニッシャーはマスクを彼に提供した[8]。キャプテン・アメリカの亡骸はアーリントン国立墓地の記念碑の下に安置されたかに思われたが、それは偽物であり、本物はトニー・スターク、ハンク・ピム、ジャネット・ヴァン・ダインがかつてロジャースが発見された北極へと返した。ネイモアもこの小さな葬儀に参加し、彼の安眠を誰にも邪魔させないと誓った[9]。
スタークはスティーブの遺した手紙を受け取り、キャプテン・アメリカの名を絶やさないでほしいという彼の望みを知り、バッキーを新たなキャプテン・アメリカとすることに決めた[10]。バッキーは自らの自主性を保証することを条件に、スタークの要求を呑んだ[11]。バッキーは円形シールドを受け継ぎ、新しいコスチュームを着て、ナイフとピストルで武装した[11]。ロジャースの1周忌の際、北欧神話のスーパーヒーローであるソーは、仲間たちが静寂できるように、彼の能力でアメリカ中の通信を60秒間停止させた[12]。
『Captain America: Reborn』で、キャプテン・アメリカは死亡しておらず、暗殺の際にレッドスカルがシャロン・カーターに使わせた銃は特殊なものであったことが判明した。スティーブは過去を彷徨った末、肉体を失ったレッドスカルが精神を移し変える為蘇生させた。その後ロジャースは身体からレッドスカルを追い出して取り戻し、バーンズらアベンジャーズとともにスカルを倒した.[13]。
『Reborn』の後日談『Captain America: Who Will Wield the Shield?』で、スティーブはバッキーに正式にシールドを託し、キャプテン・アメリカを続けるように頼んだ。アメリカ合衆国大統領は『シビル・ウォー』中の行動に対し、ロジャースに全面的な恩赦を与えた[14]。
2010年代
「Dark Reign」および「Siege」に続く大型イベント「Heroic Age」でスティーブ・ロジャースは中心人物となった[15]。合衆国大統領はノーマン・オズボーンを解任し、スティーブを新たな国家の安全保障の責任者に任命した。スーパーヒューマン登録法は廃止となり、スティーブはアベンジャーズを再編成し、自分はシークレットアベンジャーズに参加した。
能力
スティーブは超人兵士血清の効果で高い知能と強靭な肉体を持ち、氷漬けになったまま何十年も仮死状態で生き続け、ベンチプレスで補助なしで1100ポンド(500kg)を記録し、1マイル(1.6km)を一分以下で走ったことがある[16][17]。超人兵士血清は彼の全ての代謝機能を強化し、筋肉中の疲労毒の増加を妨げ、アルコールで酩酊することができず多くの病気に対して免疫を持っている。「Streets of Poison」という話では彼の肉体が規則的に超人兵士血清を生成していると確証している[18]。
スティーブの戦闘経験とトレーニングは彼を熟練の戦術家、および優れた現場指揮官にしており、チームメイト達は戦闘中しばしば彼の命令に従っている。反射神経や感覚器官もずば抜けて鋭い。彼は自身の専用武装である円形の大型シールドを用いた格闘術を得意とする他、複数のマーシャルアーツ(ボクシング、柔術、合気道、柔道)を習得しており、彼自身の体術と組み合わせたバトルスタイルを作り出している。時には強さや大きさ、他の能力で彼をかなり上回る敵に立ち向かい、打ち負かしている。コミックスでは彼は他の熟練した戦士達からマーベルユニバースで最も優れた近接戦闘の達人の一人と見なされている[19][20]。
ソーの選ばれた者にしか持ち上げられないハンマー「ムジョルニア」を幾度か持ち上げたことがあり、精神の高潔さの証左となっている。
スティーブは膨大な米軍の知識を持っており、しばしば進行中の高度に秘匿されている国防省の作戦に詳しい様子を見せている。世界で最も有名で認められているスーパーヒーローの一人としての側面を持つ一方で、ステイーブはスパイ活動コミュニティへ広い関わりを持っており、殆どは現在も続くS.H.I.E.L.D.との関係に繋がっている。彼は時に、広告アート、コミックブックアート、教育(高校の歴史)、法執行機関などの日常的な分野の仕事に手を出している。
装備
スティーブはこれまでに幾つかの盾(シールド)を使用しており、最も知られたものは、大戦中にルーズベルト大統領より贈られた地球の希少金属「ヴィブラニウム」と鉄の合金で製作された円形のシールドである[21]。このシールドに用いられているヴィブラニウムの合金は偶然の産物で、複製は不可能である。またウルヴァリンの骨格に用いられている「アダマンチウム」は、このヴィブラニウムの合金のリバース・エンジニアリングの過程で作り出された物とされている。
ムジョルニアやアダマンチウムでも破壊できないほどの地球上最高位の硬度を活かして、シールドを手に持つか腕に装着した状態で、シールドの縁部分や表面部分で敵を打ち据える武器として用いたり、形状を活かし円盤投げやフリスビーの要領で投擲武器としても使用される。またスティーブは、精密な狙いを定めつつ渾身の力を籠めてシールドを投擲できるだけに留まらず、周囲の物や敵にぶつけた際の跳弾を利用して、複数の標的を一度に連続して攻撃したり、その上で自身の手元に戻って来させることができるシールドの投擲跳弾技術を持つ。この様子はスタン・リーが初めてコミックの原作を担当した『Captain America Comics』第3号(May 1941)の2ページのテキストストーリー「Captain America Foils the Traitor's Revenge」から既に見ることができる[22]。
一時期以降からは、シールド裏面とスーツ両腕の手甲部分と肘側面部に、トニー・スターク(アイアンマン)が開発した磁力を応用した装置を搭載したことで、自身の手元にシールドを戻って来させられなかった場合でも、自分の意思で容易に自身の下へと戻せるようになった。
X-メンのひとり、ケーブル(未来からのタイムトラベラー)は起こりうる未来のひとつにおいてこの盾は未来でも存在していると明かしている。ケーブルはそれを戦闘におけるシンボルとして振りかざした[23]。
キャプテン・アメリカのスーツおよびマスクは、星条旗をモチーフとしている[1]。スーツは難燃素材でできており、防御力を増す為軽量のジュラルミン製スケイルメイルを下に着込んでいる[24]。マスクはコスチュームから分離していたが、初期の戦闘で脱げかけて正体が露見しかかることがあった。そういった状況の再発を防ぐ為に、スティーブはマスクをユニフォームと繋がったものに変えた。それまで剥き出しだった首を守れるという利点も生まれた。頭部のマークは「A」だが、カウンターアースにおいては当初鷲のマークを使用していた。
アベンジャーズの一員としてスティーブはアヴェンジャースのプライオリティカードを持っており、コミュニケーションデバイスとしての役割を果たしている。
関連キャラクター
- バッキー
- サイドキック(相棒)として活躍した少年。本来は初代であるバーンズ個人のミドルネームを短縮した愛称だったが、「キャプテン・アメリカのサイドキックはバッキー」という認識が定着したため、彼以外のサイドキックもバッキーと呼ばれる例があった。
- ジェームズ・ブキャナン・“バッキー”・バーンズ(James Buchanan "Bucky" Barnes)
- 初代バッキー。スティーブが着替えている最中に偶然テントに入り、その正体を知る。キャプテン・アメリカ自身に訓練を受け、サイドキックとしての活動を開始する。1945年キャプテン・アメリカと同じく北大西洋上で行方不明になるが、冷戦時代のロシア潜水艦により発見された。記憶を失っていた彼は、西側を憎むように教化され、暗殺者ウィンター・ソルジャーとして暗躍した。後に、現実改変能力をもつアイテム、コズミック・キューブによって記憶を回復した。2008年『CAPTAIN AMERICA#34』において、キャプテン・アメリカとして活動を開始した。
- リチャード・“リック”・ジョーンズ(Richard Jones)
- ハルクの初期エピソードに登場し、ハルクが唯一心を開いた少年。キャプテン・アメリカがハルクと対峙した時、ハルクを静めるため割って入るが、危ういところをキャプテン・アメリカに救われる。これをきっかけにバッキーとして活動を開始する。しかし、レッド・スカルが化けた偽キャプテン・アメリカの所業を本物の行動と誤解し、自分は彼に必要とされていないとしてキャプテン・アメリカの下を去った。
- フレッド・デイビス(Fred Davis)
- スピリット・オブ'76、およびパトリオットがキャプテン・アメリカだった時期のバッキー。元はニューヨーク・ヤンキースのバットボーイであった。
- ジャック・モンロー(Jack Monroe)
- 1950年代のキャプテン・アメリカとともに行動したバッキー。後にヒーロー、ノーマッド(Nomad)として独立。
- ファルコン
- 本名サミュエル・ウィルソン(Samuel Wilson)。レッドスカルによって圧制が敷かれたアフリカの小国でキャプテン・アメリカによって見出され、マンツーマンで訓練を受けた。飛行能力を持つ特殊スーツを着用した黒人ヒーロー。
- シャロン・カーター
- 現代のキャプテン・アメリカの恋人。「エージェント13」のコードネームでS.H.I.E.L.D.に所属する。シビル・ウォーの際にキャプテン・アメリカの宿敵レッド・スカルによって洗脳され、キャプテン・アメリカを背後から銃撃し、殺害した。
- アベンジャーズ
- 雷神ソーが義弟ロキの手から世界を守る為に招集したのをきっかけとして結成されたヒーローチーム。マーベルユニバースの殆どのヒーローが一度は参加している。仮死状態で北氷洋を漂流するキャプテン・アメリカを発見したのがまさにアベンジャーズであり、キャップがリーダーやサブリーダーとしてアベンジャーズの指揮を執る事も多い。
- ヒューマン・トーチ (Human Torch)
- 本名:ジム・ハモンド(Jim Hammond)
- フィニアス・T・ホートン教授が作った空気に触れると発火する能力を持つ人造人間。第二次世界大戦中、キャプテン・アメリカ、ネイモア・ザ・サブマリナーと共に「インベーダーズ」を結成、枢軸国と戦った。ファンタスティック・フォーのヒューマン・トーチであるジョニー・ストームとは別人。
- ネイモア・ザ・サブマリナー(Namor the Sub-Mariner)
- 本名:ネイモア・マッケンジー(Namor McKenzie)
- 人間の父親とアトランティス人の母親の間に生まれた海底王国アトランティスの王。最初は地上人に対して敵意を抱いていたが、第二次世界大戦中はキャプテン・アメリカ、初代ヒューマン・トーチと共に「インベーダーズ」を結成、枢軸国と戦った。なお、キャップが北氷洋を漂流していたのは、彼がイヌイットに氷漬けのキャップが崇められていたのを気に食わないとして海に投げ込んだのが原因。
- ファンタスティック・フォー
- マーベルユニバースで最も信頼されているヒーローチーム。
- ウルヴァリン
- Xメン所属のミュータント。カナダの超人兵士で不老能力を持つため、かなり古い知り合い。キャップが求めた共闘は固辞しているが、互いに実力を認め合う仲。
その他、マーベルユニバースのヒーロー・ヒロインのほとんどは、彼と親交があり、その高潔さから尊敬と信頼を得ている。
ヴィラン
- レッドスカル(Red Skull)
- 初代:本名ヨハン・シュミット(Johann Schmidt)
- 貧困と孤独の少年時代に培われた人間への憎悪をアドルフ・ヒトラーに見出され、ナチズムの体現者たるべく英才教育と赤い髑髏の仮面を授かる。浴びた者をその仮面のごとく赤くミイラ化させるガスを武器に数々の諜報・破壊工作に従事、大戦中に死亡したと思われていたが、免疫のおかげで生き残る。キャップの復活に合わせたかのように彼も復活し、様々な作戦で第三帝国の復活をもくろむ。生来の肉体が衰弱すると、再び死を偽装しあらかじめ用意しておいたスティーブ・ロジャースのクローン体に脳を移植し、同等の身体・戦闘能力を得て再生する。1985年の名称返上事件の黒幕でもあったが、真相を知ったザ・キャプテンとの戦闘で誤って自らの毒ガスを浴び、一命は取り留めたものの素顔が赤い髑髏状に変質してしまう。
- 二代目:ジョージ・ジョン・マクソン(George John Maxon)
- 第二次大戦中のアメリカの航空機メーカーの社長にしてナチスへの内通者。シュミットのレッドスカルの影武者としてアメリカで破壊活動と暗殺を繰り返したが、キャプテン・アメリカとバッキーに正体を暴かれ自決する。
- (出版史上では初めて登場したレッドスカルであり、一話限りの予定であったがレギュラー化が決定した為上記の設定に変更された)
- 三代目:アルベルト・マリク(Albert Malik)
- 初代が死亡したと思われていた1950年代に、ソ連のエージェントとして復活した初代と見せかけて活動していたアルジェリア出身のスパイ。1950年代のキャプテン・アメリカとお互い代理とは知らないまま戦った。また、S.H.I.E.L.Dのエージェントであったリチャードとメアリーのパーカー夫妻(スパイダーマンの両親)の殺害にも関与したとされる。
- バロン・ジーモ(Baron Zemo)
- 初代:本名ハインリッヒ・ジーモ(Heinrich Zemo)。
- 第二次世界大戦中、ナチス党員としてキャプテン・アメリカと戦い、キャプテン・アメリカが20年の凍眠に陥る原因を作った人物。強力な接着剤・アドヒーシヴXを顔面に浴びたため、覆面が取れなくなった。キャプテン・アメリカの生存と帰還を知り、ヴィラン集団マスターズ・オブ・イーヴィル(Masters of Evil)を結成、戦いを挑む。
- 二代目:本名ヘルムート・ジーモ(Baron Helmut Zemo)。初代の息子。
- 第4期マスターズ・オブ・イーヴィルのリーダー。「オンスロート」事件でアベンジャーズたちが消滅した隙にデビューしたヒーローチーム・サンダーボルツのリーダー、シチズンV (Citizen V) に成りすましていた。
- バロン・フォン・ストラッカー(Baron von Strucker)
- 本名:ヴォルフガング・フォン・ストラッカー(Wolfgang Von Strucker)
- ナチス・ドイツの有能な戦略家。第二次世界大戦後レッド・スカルと手を切り、日本の忍者集団ハンドの手を借りて秘密結社ヒドラ(HYDRA)を結成する。万能義手サタンクロウ(Satan Claw)を装備し、触れる物を即死させるデス・スポアー・ウイルスの宿主でもある。宿敵ニック・フューリーと同じく、部下に作らせた特殊な血清によって老化を抑えている。
- アーニム・ゾラ(Arnim Zola)
- 遺伝子生物学の天才。レッド・スカルの部下として生物兵器などを開発し、レッド・スカルをキャプテン・アメリカのクローン体に移植した張本人。自らも胸に画面があり、そこに顔が映っているというサイボーグに改造している。
- ヴァイパー(Viper)/マダム・ヒドラ(Madame Hydra)
- 本名:オフィーリア・シャルキシアン(Ophelia Sarkissian)
- 東欧の出身で革命に巻き込まれて両親を失う。冷戦時一流スパイ、ダニエル・ワイトホールに育てられ裏社会で名を挙げ、秘密結社ヒドラに入りそこでも名を挙げる。
- クロスボーンズ(Crossbones)
- 本名:ブロック・ラムロー(Brock Rumlow)
- タスクマスターの訓練所出身の傭兵であり、レッドスカルの右腕。銃器の扱いに優れる。シビル・ウォーに置けるキャプテン・アメリカ暗殺の実行犯。
- 征服者カーン(Kang the Conqueror)
- 本名:ナサニエル・リチャーズ(Nathaniel Richards)
- Mr.ファンタスティックの父、ナサニエル・リチャーズがタイムマシンを使って復興した三十世紀の未来から、現代に侵略してきた未来人。
- 世界を復興した英雄ナサニエルから取って同じ名前を与えられた少年。しかし、虐めを受け喉を切り付けられて傷を負い、長い入院生活を強いられた。そんな中、荒廃後の急速な平和化により、活気が奪われた世界に対して倦怠と嫌悪を覚えていったナサニエルは、先祖(Dr.ドゥームかリチャーズ家のどちらかと示唆されている)が残したタイムマシン技術を発見する。その技術を用いて、スフィンクス型タイムマシンを建造した。
- 手始めに古代エジプトに飛び、放射能を発する薬草で失明していた眼を治したナサニエルは、「ラマ・タト」と名乗り未来の技術を用いて古代エジプトを征服してしまう。その際、自らの後継者として目を付けた奴隷の子供がミュータント能力を覚醒させ、後のアポカリプスを生み出してしまった。そんな折、ファンタスティック・フォーがナサニエルの目を治した薬草について書かれた石盤を発見し、それを使ってザ・シングの恋人で盲目の彫刻家であるアリシアの目を治す為に、古代エジプトに降り立つ。催眠光線を使ってスーザンを后にし、それ以外のFFメンバーも奴隷にしたが、Dr.ストレンジの協力で眼を覚ましたFFとそれに協力したアベンジャーズらの活躍によって敗北を喫し、ナサニエルは本来の時代へと退却することになる。その途上で同じくファンタスティック・フォーに敗れ宇宙を彷徨っていたDr.ドゥームを発見し救出。その時にDr.ドゥームから影響を受け、仮面と脳波に連動して動く多くの武器を搭載した鎧を身に纏い、征服者カーンを名乗るようになった。
- その後、荒廃した四十世紀を征服したカーンは、活気に満ちた二十世紀の支配を画策し、度々現代への侵略を図っている。
- カーンは基本的には一人であるが、枝分かれした違う時間軸のカーンが多数存在しており、互いを他者として認識している。あまりにも多くの時代のカーンが存在するため、現代のカーンが他の全てのカーンの抹殺を図ったこともある。
- イモータス(Immortus)
- 時間を超越した世界リンボの支配者。老境に達した未来のカーンで、現代のカーンは彼を嫌悪しており対立関係にある。
- 現在は、カーンがアベンジャーズの協力を得て、イモータスとのつながりを断ち切る事に成功している。
- アイアンラッド(Iron Lad)
- 若かりし頃のカーンになる前の存在。不良に喉を切りつけられそうになった所を、過去を変える為に表れたカーンによって救われる。その際、カーンから不良を殺すように言われるがこれを拒否し、未来の自分を恐れた。そして、アイアンマンによく似たハイテクスーツを作りアイアンラッドとなった。21世紀の現代に飛んだアイアンラッドは、カーンになる自らの運命を変える為にパトリオット・ハルクリング・アスガーディアンらと共に「ヤングアベンジャーズ」(デイリー・ビューグル社のJJJが、人助けをする彼らを見て勝手に命名)を結成し、カーンに挑んだ。カーンを倒すことに成功したが、その過去を変えようとした自分の存在が、アベンジャーズのメンバーを死なせてしまう運命を作り出してしまうと知り、カーンになる為に自ら未来へ帰っていった。
- ラマ・タト(Rama Tut)
- 古代エジプトに現れた、カーンの最初の姿。ファンタスティックフォーの介入により未来へ敗走後、カーンとなる。
- スカーレットセンチュリオン(Scarlet Centurion)
- ラマ・タトが未来へ戻る際に、時間の歪みで存在が二重化した片割れ。カーンではなく、スカーレットセンチュリオンと名乗り侵略行為を行った。
- モードック(M.O.D.O.K.)
- 本名:ジョージ・タールトン(George Tarleton)
- アベンジャーズと敵対する組織「A.I.M.」の首領。下っ端だったが、組織の演算装置に改造され超能力と肥大化した天才的な頭脳を得た。自分より能力が劣ると判断した首領を殺害しA.I.M.の新たな首領となってから“M.O.D.O.K.(殺人の為の精神有機体)”と名乗るようになった。“至高の科学者”を自称し、超人的な知性と精神的な力をエネルギーとするサイオニックパワーを駆使して戦う。
他のメディア
映画
- キャプテン・アメリカ(連続活劇)
- キャプテン・アメリカ 卍帝国の野望
- →詳細は「キャプテン・アメリカ 卍帝国の野望」を参照
- キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー
- →詳細は「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」を参照
- キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー
- →詳細は「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」を参照
- シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
- →詳細は「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」を参照
テレビアニメ
- 『The Marvel Superheroes(1966年)』 - ウイークデーの日替わりでそれぞれマーベルヒーローの活躍を描いた番組。キャップの放映は月曜日で、以下火曜日-ハルク、水曜日-アイアンマン、木曜日-マイティ・ソー、金曜日-サブマリナーと続く。
- 『Spider-Man(1981年) 』 - 下記の『アメイジング〜』の前身。ゲスト出演。
- 『スパイダーマン&アメイジング・フレンズ(1981-83年)』 - 「7人のスーパーヒーロー」「キングピンとファウスタス」にゲスト出演。
- 『スパイダーマン(1994-98年)』 - シーズン4、シーズン5にゲスト出演。声はシーズン4ではデヴィッド・ルーカスが、シーズン5ではデヴィッド・ヘイターが担当。日本語版は大川透
- 『X-メン(1992-97年)』 - 第73話にゲスト出演。ローガン(ウルヴァリン)とともに活躍する(第二次世界大戦中のエピソード)。
- 『X-メン:エボリューション(2000-2003年)』 - ゲスト出演。
- 『The Avengers: United They Stand(1999-2000年)』 - あえてビッグ3(キャップ、アイアンマン、ソー)をレギュラーから外して制作された番組。第6話にゲスト出演。
- 『ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ(2014年)』 - ロキと戦う5人の子供達の一人、クリス・テイラー(声:桑畑裕輔)のパートナーとして登場。日本語版は中谷一博。
- なお、『X-メン』『スパイダーマン』はじめマーベル・コミックのアニメ化が相次いだ1990年代にはフォックス放送(Fox Kids)にてサバン・エンターテイメント製作の第二次大戦を舞台とした単独TVシリーズ化も検討されたが、アニメにおけるリアリズムが若干強化されつつあった当時、ナチスの悪行の描写も避けては通れずTVコードとの兼ね合いもあってか実現には至らなかった。
ゲーム
カプコンの対戦格闘ゲーム。詳細はリンク先を参照。
- マーヴル・スーパーヒーローズ
- マーヴル・スーパーヒーローズ VS. ストリートファイター
- MARVEL VS. CAPCOM CLASH OF SUPER HEROES
- 上記2作にはU.S.エージェントも登場している。
- MARVEL VS. CAPCOM 2 NEW AGE OF HEROES
- MARVEL VS. CAPCOM 3 Fate of Two Worlds
データイースト社製のゲーム。
- キャプテン・アメリカ&ジ・アベンジャーズ
- アベンジャーズ イン ギャラクティックストーム
・『Captain America: Super Soldier』-PlayStation 3、Xbox 360版では1944年のバイエルン州が舞台の3Dアクション。
漫画作品
原書
タイトル | 収録内容 | ISBN |
---|---|---|
Marvel Masterworks Golden Age Captain America Comics, Vol. 1 | Captain America Comics #1-4 | 0-7851-1619-2 |
Marvel Masterworks Golden Age Captain America Comics, Vol. 2 | Captain America Comics #5-8 | 0-7851-2229-X |
Marvel Masterworks Golden Age Captain America Comics, Vol. 3 | Captain America Comics #9-12 | 0-7851-2878-6 |
Marvel Masterworks Atlas Era Heroes, Vol. 1 | Includes Captain America stories from Astonishing #3-6, Young Men #24-28 | 0-7851-2408-X |
Marvel Masterworks Atlas Era Heroes, Vol. 2 | Includes Captain America stories from Men's Adventures #27-28, Captain America Comics #76-78 | 0-7851-2460-3{{ISBN2}}のパラメータエラー: 無効なISBNです。 |
Essential Captain America, Vol. 1 | Tales of Suspense #59-99; Captain America #100-102 | 0-7851-3006-3 |
Essential Captain America, Vol. 2 | Captain America #103-126 | 0-7851-0827-0 |
Essential Captain America, Vol. 3 | Captain America #127-156 | 0-7851-2166-8 |
Essential Captain America, Vol. 4 | Captain America #157-186 | 0-7851-2770-4 |
Essential Captain America, Vol. 5 | Captain America #187-205, Annual #3, Marvel Treasury Special: Captain America's Bicentennial Battles | 0-7851-4535-4 |
Essential Captain America, Vol. 6 | Captain America #206-230, Annual #4; Incredible Hulk #232 | 0-7851-5091-6{{ISBN2}}のパラメータエラー: 無効なISBNです。 |
Captain America and the Falcon: Secret Empire | Captain America #169-176 | 0-7851-1836-5 |
Captain America and the Falcon: Nomad | Captain America #177-186 | 0-7851-2197-8 |
Captain America and the Falcon: Madbomb | Captain America #193-200 | 0-7851-1557-9 |
Captain America: Bicentennial Battles | Captain America #201-205; Bicentennial Battles #1 | 0-7851-1726-1 |
Captain America and the Falcon: The Swine | Captain America #206-214, Annual #3-4 | 0-7851-2078-5 |
Captain America: War and Remembrance | Captain America #247-255 | 0-7851-2693-7 |
Captain America: Deathlok Lives | Captain America #286-288 | 0-7851-0019-9 |
Captain America: Scourge of the Underworld | Captain America #318-320, back-up stories from #358-362; USAgent #1-4; | 0-7851-4962-0{{ISBN2}}のパラメータエラー: 無効なISBNです。 |
Captain America: The Captain | Captain America #332-350; Iron Man #228 | 0-7851-4965-5{{ISBN2}}のパラメータエラー: 無効なISBNです。 |
Captain America: The Bloodstone Hunt | Captain America #357-364 | 0-87135-972-3 |
Captain America: Streets of Poison | Captain America #372-378 | 0-7851-0057-1 |
Avengers: Galactic Storm, Book 1 | Captain America #398-399, Avengers West Coast #80-81, Quasar #32-33, Wonder Man #7-8, Avengers #345-346, Iron Man #278 and Thor #445 | |
Avengers: Galactic Storm, Book 2 | Iron Man #279, Thor #446, Captain America #400-401, Avengers West Coast #82, Quasar #34-35, Wonder Man #9, Avengers #347, What If? #55-56 | |
Captain America: Man and Wolf | Captain America #402-408 | 0-7851-4961-3{{ISBN2}}のパラメータエラー: 無効なISBNです。 |
Captain America: Fighting Chance: Denial | Captain America #425-430 | 0-7851-3738-6 |
Captain America: Fighting Chance: Acceptance | Captain America #431-437 | 0-7851-3739-4 |
Captain America: Operation Rebirth | Captain America #444-448 | 0-7851-3126-4 |
Captain America: Man Without a Country | Captain America #450-453 | 0-7851-0594-8 |
Heroes Reborn: Captain America | Captain America vol. 2, #1-12 | 0-7851-2339-3 |
Captain America: To Serve and Protect | Captain America vol. 3, #1-7 | 0-7851-0838-6 |
Captain America: American Nightmare | Captain America vol. 3, #8-13, Annual 1998 | 0-7851-5085-5{{ISBN2}}のパラメータエラー: 無効なISBNです。 |
Captain America: Red Glare | Captain America vol. 3, #14-19, Captain America Spotlight | |
Captain America: Sentinel of Liberty | Captain America: Sentinel of Liberty #1-12 | 0-7851-4963-7{{ISBN2}}のパラメータエラー: 無効なISBNです。 |
Captain America: The New Deal | Captain America vol. 4, #1-6 | 0-7851-1101-8 |
Captain America: The Extremists | Captain America vol. 4, #7-11 | 0-7851-1102-6 |
Captain America: Ice | Captain America vol. 4, #12-16 | 0-7851-1103-4 |
Captain America: Cap Lives | Captain America vol. 4, #17-20; Tales of Suspense #66 | 0-7851-1318-5 |
Captain America: Homeland | Captain America vol. 4, #21-28 | 0-7851-1396-7 |
Captain America and the Falcon: Two Americas | Captain America and the Falcon #1-4 | 0-7851-1424-6 |
Avengers Disassembled: Captain America | Captain America vol. 4, #29-32; Captain America and the Falcon #5-7 | 0-7851-1648-6 |
Captain America and the Falcon: Brothers and Keepers | Captain America and the Falcon #8-14 | 0-7851-1568-4 |
Captain America: Winter Soldier, Book One | Captain America vol. 5, #1-7 | 0-7851-1920-5 |
Captain America: Winter Soldier, Book Two | Captain America vol. 5, #8-9, #11-14 | 0-7851-1921-3 |
Captain America: Red Menace, Book One | Captain America vol. 5, #15-17; Captain America 65th Anniversary Special | 0-7851-2321-0 |
Captain America: Red Menace, Book Two | Captain America vol. 5, #18-21 | 0-7851-2225-7 |
Captain America: Civil War | Captain America vol. 5, #22-24; Winter Soldier: Winter Kills | 0-7851-2798-4 |
The Death of Captain America, Vol. 1: The Death of the Dream | Captain America vol. 5, #25-30 | 0-7851-2423-3 |
The Death of Captain America, Vol. 2: The Burden of Dreams | Captain America vol. 5, #31-36 | 0-7851-2424-1 |
The Death of Captain America, Vol. 3: The Man Who Bought America | Captain America vol. 5, #37-42 | 0-7851-2971-5 |
Captain America: The Man with No Face | Captain America vol. 5, #43-48 | 0-7851-3163-9 |
Captain America: Road to Reborn (HC) | Captain America #600-601; vol. 5, #49-50 | 0-7851-4174-X |
Captain America: Reborn (HC) | Captain America: Reborn #1-6 | 0-7851-3998-2 |
Captain America: Two Americas | Captain America #602-605; Who Will Wield the Shield? | 0-7851-4510-9 |
Captain America: No Escape | Captain America #606-610 | 0-7851-4512-5 |
Steve Rogers: Super Soldier | Steve Rogers: Super-Soldier #1-4 | 0-7851-4878-7 |
Captain America: The Trial of Captain America | Captain America #611-615 and #615.1, and material from CAPTAIN AMERICA 70TH ANNIVERSARY MAGAZINE | 0-7851-5119-2 |
Captain America: Prisoner of War | Captain America #616-619 | 0-7851-5121-0{{ISBN2}}のパラメータエラー: 無効なISBNです。 |
収録内容 | ||
Captain America: The Legacy of Captain America | Captain America Comics (1941) #1; What If? (1977) #4; Captain America #155, #333; Captain America vol. 5, #34; material from Captain America (1968) #178-183 | SC: 0-7851-5092-7 |
Captain America Vs. The Red Skull | Captain America Comics (1941) #1; Tales Of Suspense #79-81; and Captain America #143, #226-227, #261-263 and #370; and material from Captain America Annual #13 and Captain America: Red, White & Blue #1 | SC: 0-7851-5096-1{{ISBN2}}のパラメータエラー: 無効なISBNです。 |
日本語版
- ヴィレッジブックス
タイトル | 収録内容 | 訳者 | 発行日 | ISBN |
---|---|---|---|---|
キャプテン・アメリカ:ニューディール | 石川裕人 | 2011年9月28日 | 978-4863323445 | |
デス・オブ・キャプテン・アメリカ:デス・オブ・ドリーム | 秋友克也 | 2011年10月29日 | 978-4863323483 | |
デス・オブ・キャプテン・アメリカ:バーデン・オブ・ドリーム | 石川裕人、近藤恭佳 | 2011年11月30日 | 978-4863323513 |
- 小学館プロダクション
タイトル | 収録内容 | 訳者 | 発行日 | ISBN |
---|---|---|---|---|
キャプテン・アメリカ:ウィンターソルジャー | 堺三保 | 2011年9月29日 | 978-4796871006 |
- 『マーヴルクロス』第3巻
- 『CAPTAIN AMERICA COMICS』#255(1981年3月)を収録。
- 同年は、キャプテン・アメリカのデビュー40周年に当たる。それを記念して、第1話のリメイク版が掲載された。
- 『マーヴルクロス』第1巻〜第6巻
- クロスオーバー作品『インフィニティ・ガントレット』を収録。
- 『オンスロート』全4巻
- X-MEN発のクロスオーバー。ファンタスティック・フォー、アベンジャーズなどのチームが壊滅する。
- 『ヒーローズリボーン』全8巻
- 「HEROES Reborn」シリーズより、『FANTASTIC FOUR』『IRON MAN』『THE AVENGERS』『CAPTAIN AMERICA』の#1より#7までと、#12(最終号)が収録されている。
- ただし、ボーナストラックとして、#13が存在する。これは、同シリーズを担当したジム・リーのオリジナルキャラクター(イメージ・コミックの)とのクロスオーバーが描かれている。
- 光文社
- 『キャプテン・アメリカ』全4巻
- 小野耕世の監修による初の邦訳版。ヴィレッジブックス及び小学館プロダクション版は、アメコミ本来のB5サイズで発売されたが、本シリーズでは、一般的な日本の漫画と同じ単行本サイズで発行され、各巻最初の10ページ程度はカラー、残りは白黒で印刷されていた。
備考
- デビュー作『CAPTAIN AMERICA COMICS』#1の表紙ではヒトラーを殴っているが、当時はまだ、アメリカは宣戦布告をしていない。
- 『アマルガム・コミックス』では、DCコミックのスーパーマンと融合し、スーパーソルジャーとなった。
- 2007年の『CAPTAIN AMERICA』#25での死亡は、CNN[25]やニューヨーク・タイムズ[26]などのメディアでも報道された。
- 因みに、洗脳されキャプテン・アメリカ射殺の実行犯に仕立てられたシャロン・カーターは、スティーブ・ロジャース(=キャプテン・アメリカ)の恋人だった事もあり、この事件の卑劣さを際立たせている。
- 「X-メン」には冷戦の時代、ソヴィエトがキャプテン・アメリカに対抗して開発した超人兵士「オメガレッド」が登場する。キャプテン・アメリカと直接対決した事は無いが、彼と共に活躍したウルヴァリンの宿敵のひとりとなっている。
- レッドスカルの赤色ミイラ化毒ガスの成分はジョーカーの笑気毒ガスと極めて似通っており、互いに免疫を持っている為浴びせ合ってもせいぜい微弱な催涙効果しか生じない[27]。
脚注
- ^ a b 渡辺史敏 (2011年7月22日). “カウボーイズとスーパーヒーローのコラボ商品登場”. NFL JAPAN. 2011年9月27日閲覧。
- ^ Captain America vol. 2, #1-7 (2002年6月 - 2003年2月)
- ^ Brubaker, Ed (w). Captain America, vol. 5, no. 1 (2004年11月). Marvel Comics
- ^ Millar, Mark (w). Civil War, no. 1-7 (2006年7月 - 2007年1月). Marvel Comics
- ^ Tieri, Frank (w). Civil War: War Crimes, no. 1 (2007年2月). Marvel Comics
- ^ Millar, Mark (w). Civil War, no. 7 (2007年1月). Marvel Comics
- ^ a b Brubaker, Ed (w). Captain America, vol. 5, no. 25 (2007年3月). Marvel Comics
- ^ Punisher War Journal vol. 2, #11 (Nov. 2007)
- ^ Fallen Son: The Death of Captain America #1-5 (2007年6月 - 8月)
- ^ Captain America vol. 5, #30 (2007年9月)
- ^ a b Captain America vol. 5, #34 (2008年1月)
- ^ Thor vol. 3, #11 (2008年10月)
- ^ Brubaker, Ed (w). Captain America: Reborn, no. 4 (2009年11月). Marvel Comics
- ^ Brubaker, Ed (w). Captain America: Who Will Wield the Shield?, no. 1 (2009年12月). Marvel Comics
- ^ Richards, Dave (2010年5月18日). “Storming Heaven: 'Siege' #4”. Comic Book Resources. 2010年9月26日閲覧。
- ^ Captain America Vol. 1 #402 , July 1992
- ^ Captain America 65th Anniversary Special, May 2006
- ^ Captain America #372-#378 May-Nov. 1990)
- ^ Captain America #302, Feb 1985
- ^ Captain America #375, August 1990
- ^ Captain America #303-304 (March-April 1985)
- ^ Thomas, Roy, Stan Lee's Amazing Marvel Universe (Sterling Publishing, New York, 2006), p. 11. ISBN 1-4027-4225-8; ISBN 978-1-4027-4225-5.
- ^ Cable and Deadpool #25
- ^ Captain America #255 (March 1981)
- ^ “Shocking event for Captain America”. CNN. 2007年3月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年5月14日閲覧。
- ^ “Captain America Is Dead; National Hero Since 1941”. ニューヨークタイムズ. 2007年5月14日閲覧。
- ^ Batman & Captain America #1 (January 1997)
関連項目
- パニッシャー - 対照的な人格(見解の相違)により、しばしば比較される。