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2016年11月15日 (火) 14:53時点における版
田尻 芳樹(たじり よしき、1964年8月31日- )は、英文学者、東京大学総合文化研究科教授。
大阪出身。筑波大学附属駒場中学校・高等学校、1987年東京大学法学部卒。由良君美のゼミで文学への志を強くし、同大学院人文科学研究科英文学専攻進学、93年博士課程中退。92年ロンドン大学で博士号取得、一橋大学助教授を経て、2001年東大教養学部助教授[1]。英文科では高橋康也に師事し、サミュエル・ベケット研究に進んだ。2007年准教授、2015年教授。
著書
- Samuel Becket and the Prosthetic Body: The Organs and Senses in Modernism. Palgrave Macmillan, 2007 (博士論文)
- 『ベケットとその仲間たち』論創社、2009
編著
- 『J・M・クッツェーの世界 〈フィクション〉と〈共同体〉』英宝社 2006
翻訳
- サミュエル・ベケット『並には勝る女たちの夢』白水社 1995
- ガヤトリ・C・スピヴァク『デリダ論 『グラマトロジーについて』英訳版序文』平凡社ライブラリー 2005
- ジェイムズ・ノウルソン他『サミュエル・ベケット証言録』川島健共訳、白水社、2008
- ロバート・イーグルストン『ホロコーストとポストモダン―― 歴史・文学・哲学はどう応答したか』太田晋共訳 みすず書房、2013
論文
注
- ^ 『駒場2001』東大教養学部