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*『食前・食後』(平凡社 1997年)
*『食前・食後』(平凡社 1997年)
*『上方食談』(小学館 2000年)
*『上方食談』(小学館 2000年)
*<I>The History and Culture of Japanese Food<I> (Kegan Paul,2001年)
*''The History and Culture of Japanese Food'' (Kegan Paul,2001年)
*『サムライニッポン-文と武の東洋史』(中央公論新社 2003年)
*『サムライニッポン-文と武の東洋史』(中央公論新社 2003年)
*『食べるお仕事』([[新潮社]] 2003年)
*『食べるお仕事』([[新潮社]] 2003年)
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*『石毛直道 食の文化を語る』(ドメス出版 2009年)
*『石毛直道 食の文化を語る』(ドメス出版 2009年)
*『飲食文化論文集』(清水弘文堂書房 2009年)
*『飲食文化論文集』(清水弘文堂書房 2009年)
*<I>L'ART CULINAISE AU JAPON<I> (Lucie editions,France,2012年)
*''L'ART CULINAISE AU JAPON'' (Lucie editions,France,2012年)
*『'''石毛直道自選著作集'''』(全12巻)(ドメス出版 2013年)
*『'''石毛直道自選著作集'''』(全12巻)(ドメス出版 2013年)
*『日本の食文化史-旧石器時代から現代まで-』(岩波書店 2015年)
*『日本の食文化史-旧石器時代から現代まで-』(岩波書店 2015年)

2016年11月15日 (火) 14:49時点における版

石毛 直道(いしげ なおみち、1937年11月30日 - )は、日本の文化人類学者・民族学者。国立民族学博物館名誉教授・元館長、総合研究大学院大学名誉教授。農学博士東京農業大学、1986年)。日本コナモン協会筆頭理事。千葉県出身。

タンザニアリビアトンガ王国西イリアンハルマヘラ島、東アジア、東南アジアなどで調査・研究に従事。

専攻は民族学食文化論。

小松左京とは長年の友人でプライベートでも親交深かった[1]。自ら「胃袋の上に頭が乗っかっているような人間」と語るほどの食いしん坊であり、左京がつけた雅号が「大食軒酩酊(たいしょくけんめいてい)である[2]

略歴

  • 1963年 京都大学文学部史学科卒業
  • 1965年 京都大学大学院文学研究科考古学専攻修士課程中退
  • 1965年 京都大学人文科学研究所助手
  • 1968年 京都大学サハラ学術探検隊に参加。 リビアでのフィールドワークの後、商人のキャラバントラックに便乗しセブハからフォール・ラミー(現在のンジャメナ)までリビア砂漠縦断に成功。
  • 1971年 甲南大学文学部講師 
  • 1973年 甲南大学文学部助教授
  • 1974年 国立民族学博物館助教授
  • 1986年 国立民族学博物館教授
  • 1986年3月 東京農業大学より農学博士 学位論文は「魚介類の発酵食品に関する研究」[3]
  • 1989年 総合研究大学院大学教授併任
  • 1991年 国立民族学博物館第二研究部長
  • 1993年 国立民族学博物館第一研究部長
  • 1997年4月 国立民族学博物館館長(2003年3月まで)
  • 2003年3月 国立民族学博物館退官
  • 2003年4月 国立民族学博物館名誉教授 総合研究大学院大学名誉教授
  • 2014年 第24回南方熊楠賞受賞
  • 2016年4月 春の叙勲で瑞宝中綬章を受章。

主な著作

単著

  • 『食生活を探検する』(講談社 1969年)のち文春文庫
  • 『住居空間の人類学』(鹿島出版会 1971年)
  • 『リビア砂漠探検記』(講談社 1973年) のち講談社文庫
  • 『食卓の文化誌』(中公新書 1982年)のち岩波現代文庫
  • 『食いしん坊の民族学』(平凡社 1979年)のち中公文庫
  • 『食事の文明論』(中公新書 1982年)
  • 『ハオチー!鉄の胃袋中国漫遊』(平凡社 1984年)のち平凡社ライブラリー『鉄の胃袋中国漫遊』改題
  • 『ゴキブリ亭主の生活学』(平凡社 1986年)
  • 『はじまりはトンガ-南太平洋フィールドノート』(平凡社 1988年)
  • 『文化麺類学ことはじめ』(フーディアム・コミュニケーション 1991年)のち講談社学術文庫『麺の文化史』改題
  • 『食文化新鮮市場』(毎日新聞社 1992年)
  • 『食の文化地理 舌のフィールドワーク』(朝日選書 1995年)のち講談社学術文庫『世界の食べもの 食の文化地理』改題
  • 『食前・食後』(平凡社 1997年)
  • 『上方食談』(小学館 2000年)
  • The History and Culture of Japanese Food (Kegan Paul,2001年)
  • 『サムライニッポン-文と武の東洋史』(中央公論新社 2003年)
  • 『食べるお仕事』(新潮社 2003年)
  • 『食卓文明論-チャブ台はどこへ消えた?-』(中公叢書 2005年)
  • 『ニッポンの食卓-東飲西食-』(平凡社 2006年)
  • 『石毛直道 食の文化を語る』(ドメス出版 2009年)
  • 『飲食文化論文集』(清水弘文堂書房 2009年)
  • L'ART CULINAISE AU JAPON (Lucie editions,France,2012年)
  • 石毛直道自選著作集』(全12巻)(ドメス出版 2013年)
  • 『日本の食文化史-旧石器時代から現代まで-』(岩波書店 2015年)

共著

編著

  • 『世界の食事文化』(ドメス出版,1973年)
  • 『野外手帳(朝日小事典)』(朝日新聞社,1977年)
  • 『環境と文化―人類学的考察―』(日本放送出版協会,1978年)
  • "Senri Ethnological Studies No.7,The Galela of Halmahera-A Preliminary Survey"(National Museum of Ethnology,1980)
  • 『人間・たべもの・文化』(平凡社,1980年)
  • 『東アジアの食文化』(平凡社,1981年)
  • 『地球時代の食の文化』(平凡社,1982年)
  • 『論集 東アジアの食事文化』(平凡社,1985年)
  • 『モンゴルの白いご馳走』(チクマ秀版社,1997年)
  • 『論集 酒と飲酒の文化』(平凡社,1998年)
  • 『世界の発酵乳』(はる書房,2008年)

共編著

  • 柴田武)『食とことば』(ドメス出版,1983年)
  • 梅棹忠夫)『近代日本の文明学』(中央公論社,1984年)
  • (田村真八郎)『日本の風土と食』(ドメス出版,1984年)
  • (杉田浩一)『調理の文化』(ドメス出版,1985年)
  • (小崎道雄)『醗酵と食の文化』(ドメス出版,1986年)
  • (豊川裕之)『食とからだ』(ドメス出版,1987年)
  • 熊倉功夫)『外来の食の文化』(ドメス出版,1988年)
  • (松元文子)『2001年の調理学』(光生館,1988年)
  • (山口昌伴)『家庭の食事空間』(ドメス出版,1989年)
  • (小松左京、豊川裕幸)『食の文化シンポジウム'89昭和の食』(ドメス出版,1989年)
  • (井上忠司)『食事作法の思想』(ドメス出版,1990年)
  • (熊倉功夫)『食の美学』(ドメス出版,1991年)
  • (井上忠司)『国立民族学博物館研究報告別冊16号 現代日本における家庭と食卓』(国立民族学博物館,1991年)
  • (中山時子)『食と文学―日本・フランス・中国―』(フーディアム・コミュニケーション,1992年)
  • (熊倉功夫)『食の思想』(ドメス出版,1992年)
  • (田村真八郎)『外食の文化』(ドメス出版,1993年)
  • (田村真八郎)『国際化時代の食』(ドメス出版,1994年)
  • 高田公理)『都市化と食』(ドメス出版,1995年)
  • (鄭大声)『食文化入門』(講談社,1995年)
  • (熊倉功夫)『日本の食・100年<のむ>』(ドメス出版,1992年)
  • (杉田浩一)『日本の食・100年<つくる>』(ドメス出版,1997年
  • (田村真八郎)『日本の食・100年<たべる>』(ドメス出版,1998年)
  • 川田順造)『地域の世界史(8)生活の地域史』(山川出版社, 2000年)
  • 小山修三)『梅棹忠夫に挑む』(中央公論新社,2008年)

対談集

  • 『食文化探訪』(新人物往来社,1998年)
  • 『面談たべもの誌』(文藝春秋,1989年)

関連人物

外部リンク

脚注

  1. ^ 【小松左京さん死去】『壮大なスケールで考える人』石毛直道さんMSN産経ニュース
  2. ^ 南方熊楠賞の受賞を受けて2014年3月20日の朝日新聞天声人語』に取り上げられている。
  3. ^ 博士論文書誌データベース