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2016年11月13日 (日) 03:20時点における版
松山維新の会 Matsuyama Restoration Party | |
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会長 | 池本俊英 |
成立年月日 | 2010年5月 |
本部所在地 |
〒791-8017 愛媛県松山市西長戸町961-1 松本ビル101号 |
松山市議会 |
13 / 45 (29%) |
政治的思想・立場 | 地域主義、維新八策 |
政党交付金 |
0 円 |
公式サイト | 松山維新の会公式サイト |
日本維新の会の傘下の政治団体 |
松山維新の会(まつやまいしんのかい)は、日本の地域政党[1]・政治団体である。
愛媛県松山市を基盤に活動し、松山市議会に13名の議員を擁している[2]。
概要
松山市議会の議員13名によって結成され、13名のうち9名は松山市議会の自民党議員団所属の議員である。政治団体に移行した時点でも9名は党籍を持ったままであるため、自民党県連では処分を検討している[3]。中村時広愛媛県知事、野志克仁松山市長を支持している。
7月12日に松山市役所でおこなった会見で、池本俊英会長は「地域第一、政策中心」といった会の理念を改めて説明、政治団体化を契機に会の活動をさらに活発化させたいと述べた。大阪維新の会や減税日本のような首長新党とは一線を画すという認識を表明している。一方で田坂信一市議会議員は「会の理念に賛同する各団体との連携を深めたい」とコメントし、他地域の地域政党との連携の可能性に言及した[4]。
なお、大阪府の大阪維新の会とは、政治団体化する以前から密接な交流を持つ。8月8日に松山市内のホテルで開催された会の初の政治資金パーティーでは、大阪維新の会代表の橋下徹大阪府知事をはじめ、多くの大阪維新の会のメンバーが出席している[5][6]。
2012年2月、同じ愛媛県で活動する地域政党の愛媛維新の会(愛媛県議会に3議席)と西予維新の会(西予市議会に7議席)と地方分権・行財政改革などの政策に関して基本政策協定を締結した[7]。
次期衆議院選挙に、独自候補の擁立を検討していると報じられている。大阪維新の会と歩調を合わせて準備を行うという[8]。
2012年9月に大阪維新の会を母体とし結成された日本維新の会(代表:橋下徹大阪市長)に愛媛維新の会と共に傘下入りする。今後は日本維新が臨む、国政選挙に協力することや日本維新の会の綱領「維新八策」を受け入れて活動する方針である[9]。 2013年5月、日本維新の会愛媛県総支部へ不参加を表明。愛媛維新、西予維新も同調。
2013年11月23日、松山維新の会所属の市議今村邦男が恐喝未遂容疑で逮捕される。2007年、松山市職員がパチンコ店で他人の財布から現金を抜き取ったとして窃盗容疑で書類送検(後に不起訴処分)されたことにつき、今村はこの事実を知って「公表されたくなかったら、200万円を振り込め」という旨の文書を同職員およびその父親に郵送し脅したという。2013年11月25日、松山維新の会は今村の会派離脱届を市議会議長に提出した。なお、今村は元愛媛県警警察官で、1995年10月に拳銃を不法所持していたとして銃刀法違反容疑で逮捕され、懲戒免職。同罪で懲役2年、執行猶予3年の有罪判決を受けている[10][11]。2002年に初当選。2013年現在で3期目。
沿革
- 2010年5月 - 松山市議会の議員13名が新会派「松山維新の会」を設立。松山市議会で最大会派となる。
- 2010年11月28日 - 松山市長選挙において推薦した野志克仁が当選。愛媛県知事選挙において推薦した[12]元松山市長の中村時広(自民・公明推薦、民主支持)が当選する。
- 2011年7月12日 - 政治団体設立を愛媛県選挙管理委員会に届出し、受理される[3]。
- 2012年2月、地域政党の愛媛維新の会と西予維新の会と政策協定を結ぶ。
- 2012年9月、日本維新の会の傘下に入る。
- 2013年5月、日本維新の会愛媛県総支部へ不参加を表明。日本維新の会の傘下から離脱。
政策
など。
会に所属する議員
- 池本俊英(会長)
- 若江進
- 菅泰晴
- 今村邦男
- 寺井克之
- 宇野浩
- 中西智
- 渡部克彦
- 山本昭宏
- 大亀泰彦
- 栗原久子
- 森岡功
- 田坂信一
なお、松山市議会(定数45名)の中では最大会派を占めているため市議会議長(寺井克之)を輩出している。
関連項目
注釈・脚注
- ^ 公職選挙法や政党助成法における政党要件(1.国会議員5名以上、2.直近の国政選挙で有効得票の2%以上を得た。この2点のいずれかを満たす必要あり)を満たしていないため、法制度上の政党には該当せず政治団体の扱いとなっている。
- ^ 松山市議会公式サイト 会派別名簿 (PDF)(2011年7月1日)2011年7月16日 閲覧
- ^ a b 松山維新の会、政治団体に自民県連は処分検討へ - 愛媛新聞、2011年7月13日(2011年7月13日閲覧)
- ^ 「松山維新の会」が政治団体に 大阪・名古屋の動きとは一線画す 2011.7.13 産経ニュース 2011年7月16日閲覧
- ^ 松山維新の会:大阪府知事ら招き、資金パーティー /愛媛毎日新聞 地方版(愛媛)2011年8月9日 2011年8月10日閲覧。
- ^ 松山維新の会 知事「地方に責任感必要」読売新聞 2011年8月9日 地域(愛媛版)2011年8月10日閲覧。
- ^ 愛媛3維新が政策協定…「西予」が政治団体届け出 - MSN産経ニュース、2012年2月15日(2012年2月28日閲覧)
- ^ 松山維新の会、衆院選に候補 橋下旋風、他県に波及 2012.1.29 産経ニュース 2012年7月閲覧
- ^ “7議員、維新合流へ=公開討論で「理念共有」”. 日本経済新聞. (2012年9月12日) 2012年9月13日閲覧。
- ^ “松山市議恐喝未遂:市議逮捕 「事実なら…」驚き広がる 松山維新代表「会派離脱、辞職ない」 /愛媛”. 毎日新聞. (2013年11月24日) 2013年11月27日閲覧。
- ^ “松山市議恐喝未遂:被害者は市職員と父親 松山維新の会が離脱届 /愛媛”. 毎日新聞. (2013年11月26日) 2013年11月27日閲覧。
- ^ 松山維新の会中村氏を推薦 - asahi.com、朝日新聞、2010年10月14日(2011年7月13日閲覧)