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2016年11月12日 (土) 03:14時点における版
パトリース・ラッシェン | |
---|---|
2010年 | |
基本情報 | |
出生名 | パトリース・ルイズ・ラッシェン |
生誕 | 1954年9月30日(70歳) |
出身地 | アメリカ合衆国 カリフォルニア州 ロサンジェルス |
ジャンル | フュージョン, ジャズ, R&B, ポップ, ソウル, ポスト・ディスコ |
職業 | ピアニスト, 歌手, ソングライター, コンポーザー, 音楽プロデューサー, 音楽ディレクター |
活動期間 | 1972 - 現在 |
レーベル | プレスティッジ, エレクトラ, アリスタ, GRP, Aix Entertainment, ディスカバリー |
公式サイト | www.patricerushen.com |
パトリース・ルイズ・ラッシェン(Patrice Rushen, 1954年9月30日 - )はアフリカ系アメリカ人のソウル/R&Bの歌手でピアニスト。セッション・ミュージシャンとしても知られている。 2005年には、米国バークリー音楽大学(Berklee College of Music)から名誉音楽博士号(Honorary Doctorate of Music degree)を受賞した[1]。
彼女の往年のヒット曲には"Forget Me Nots"(1982年、ハート泥棒収録)があり、この曲はウィル・スミス主演の映画『メン・イン・ブラック』(1997年)のテーマ曲としてサンプリングされ、リヴァイバルヒットとなる。
バイオグラフィ
カリフォルニア州ロサンジェルスに生まれ育つ。幼い頃より南カリフォルニア大学にて英才教育を受け、6歳でピアノを弾き始め、神童と騒がれる程になる。高校時代にいくつものコンテストで優勝する。1974年にアルバムPrelusionにてデビュー。
ジャン=リュック・ポンティやスタンリー・タレンタインのバックメンバーに参加し、後にリー・リトナーとデイヴ・グルーシン等のロサンゼルス勢のメンバーと関わりを持ち、フュージョン早創期の中心メンバーの一人となる。1978年にエレクトラ・レコードからPatrice Rushen(邦題:妖精のささやき)をリリース。以降、Pizzazz(陽気なレイディ, 1979年)、Posh(おしゃれ専科, 1980年)、Straight From The Heart(ハート泥棒, 1982年)等といったヒット作をリリース。
1980年代末からはテレビ映画やプロデュース業にも進出し、1990年代はジャネット・ジャクソンのツアーの音楽監督を務めている。映画では『メン・イン・ブラック』を担当している。スクリーン・ミュージックにもその名を刻んできた。オリジナル・アルバムの最新作は1997年のSignatureであるが、セッション・ミュージシャンとしては、頻繁に活動。リー・リトナーのリユニオンアルバムOvertime(2005年)やSmoke 'n' Mirrors(2006年)に参加。後者のアルバムには往年のヒット曲"Forget Me Nots"を収録しており、彼女自身も参加、アフロ・リズムにアレンジされている。また2005年や2007年にもリトナーのバックメンバーとして来日している。 2014年3月のリー・リトナーとの来日公演で、共演した神保彰は、のちに、そのときのエピソードを以下のように語っている。
~とても面白い方で、僕が”GROOVE BOOSTER”をつけてプレイしてたら、彼女が「これは何?あなたはなんでそんなことをしてるの?」って聞いてきて、「これは僕がドラマー用にプロデュースして、発売しているんですよ」って答えたんですね。そうしたら彼女が「あなたはこれからグルーヴというものをキーワードに、いろいろなマーケティングをしていけばいいんじゃない?」って(笑)。「あなたのこれからの人生のキーワードは”グルーヴ”ね。”Groove Of Life”ね!」と冗談混じりに言ってくれたんです。そのとき”Groove Of Lifeって自分にピッタリな言葉だな”と思って、次のアルバムに使って良いか了解を取って、タイトルにしたんです。(ドラムマガジン2015 2月号より抜粋)
ディスコグラフィー
アルバム
Year | Album | Billboard 200 | Top R&B/Hip-Hop Albums | Top Jazz Albums | Top Contemp. Jazz |
---|---|---|---|---|---|
1974 | Prelusion | ||||
1975 | Before the Dawn | 48 | 14 | ||
1976 | Shout It Out | 164 | 16 | ||
1976 | Let There Be Funk: The Best Of Patrice Rushen | 42 | |||
1978 | Patrice 妖精のささやき | 98 | 27 | 5 | |
1979 | Pizzazz 陽気なレイディ | 39 | 11 | 2 | |
1980 | Posh おしゃれ専科 | 71 | 23 | ||
1982 | Straight from the Heart ハート泥棒 | 14 | 4 | ||
1984 | Now 夏微風(サマー・ウインド) | 40 | 7 | 7 | |
1985 | Anthology of Patrice Rushen | ||||
1986 | Watch Out ウォッチ・アウト! | 77 | 19 | 17 | |
1990 | The Meeting | 17 | |||
1994 | Anything But Ordinary | ||||
1996 | Haven't You Heard - The Best of Patrice Rushen | ||||
1997 | Signature | 9 | |||
2002 | The Essentials: Patrice Rushen | ||||
2008 | Untitled Patrice Rushen Album |
シングル
Year | Title | Chart Positions | |||
---|---|---|---|---|---|
US Hot 100 |
US R&B/Hip-Hop |
US Dance |
UK | ||
1979 | "Hang It Up" | – | 16 | – | - |
1979 | "When I Found You" | – | 87 | – | - |
1980 | "Givin' It Up Is Givin' Up" | – | 47 | – | - |
1980 | "Haven't You Heard" | 42 | 7 | 5 | 62 |
1980 | "Let The Music Take Me" | 50 | |||
1980 | "Look Up" | - | 13 | – | - |
1981 | "Never Gonna Give You Up" | – | – | 2 | 66 |
1982 | "Forget Me Nots" | 23 | 2 | 2 | 8 |
1982 | "Breakout!" | 46 | |||
1982 | "I Was Tired Of Being Alone" | – | 79 | – | 39 |
1984 | "Get Off (You Fascinate Me)" | – | 26 | 40 | – |
1984 | "Feels So Real (Won't Let Go)" | 78 | – | 10 | 51 |
1987 | "ウォッチ・アウト!" | – | 9 | 22 | 78 |
1987 | "Anything Can Happen" | – | 51 | – | – |
1988 | "Come Back To Me" | – | 65 | 37 | – |
1988 | "ウォッチ・アウト!" | – | 9 | – |