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2016年11月12日 (土) 02:58時点における版
ロバータ・フラック | |
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1992年 | |
基本情報 | |
生誕 | 1937年2月10日(87歳) |
出身地 | アメリカ合衆国 ノースカロライナ州ブラックマウンテン |
ジャンル | ジャズ、ソウル、フォーク、リズム・アンド・ブルース |
職業 | シンガーソングライター |
公式サイト | Roberta Flack and Real Artist Symposium |
ロバータ・フラック(Roberta Flack、1937年2月10日 - )はアメリカ合衆国ノース・カロライナ州出身のシンガーソングライターである。「やさしく歌って」、「愛は面影の中に」などのヒットで知られる。
略歴
血液型 は B型。ノースカロライナ州ブラックマウンテン生まれ。父はピアニスト、母はオルガニストという音楽一家に育った。15歳のときに黒人学生のピアノコンクールで優秀な成績を収めてハワード大学に進学、クラシック、声楽を学ぶ。大学を出た後は音楽教師やナイトクラブでのピアノ演奏をしながらキャリアを積み、1969年にアトランティック・レコードからデビューした。
1972年に映画「恐怖のメロディ」に使われた「The First Time Ever I Saw Your Face(愛は面影の中に)」が全米1位の大ヒットを記録し、グラミー賞の最優秀レコード賞を受賞(この曲は元々1969年のデビューアルバムに収められていた)。続く1973年には「Killing Me Softly with His Song(やさしく歌って)」も全米1位の大ヒットを記録。これにより、グラミー賞の最優秀レコード賞、最優秀楽曲、最優秀女性ボーカルの三部門で受賞した。Record Of The Year(最優秀レコード賞)を2年連続で受賞したのは、彼女のほかにはU2のみである。1974年、「Feel Like Makin' Love(愛のためいき)」も全米1位を記録。
ダニー・ハサウェイと親交が深く、1972年と1980年にデュエット・アルバムを発表したのに加えて、「恋人は何処に」(1972年)、「The Closer I Get To You(私の気持ち)」(1978年)などハサウェイとの共演ナンバーがアメリカでヒットしている。1982年には「メイキン・ラブ」が小ヒットした。1983年にはピーボ・ブライソンとのデュエット曲「Tonight, I Celebrate My Love(愛のセレブレイション)」がヒットした。また、1991年にはマキシ・プリーストとのデュエット曲「Set the Night to Music(ナイト・トゥ・ミュージック)」がヒットしている。
1999年、高橋真梨子の曲を英語詞でカヴァーしたアルバム『フレンズ〜ロバータ・フラック・シングス・マリコ・タカハシ』を発表[1]。2014年には平井堅のアルバム『Ken's Bar III』に収録された「やさしく歌って」のカヴァーに本人参加した[2]。
ディスコグラフィ
- ファースト・テイク - First Take(1969年)
- 第2章 - Chapter Two(1970年)
- クヮイエット・ファイア - Quiet Fire(1971年)
- ロバータ・フラック&ダニー・ハサウェイ - Roberta Flack & Donny Hathaway(1972年) - ダニー・ハサウェイとの連名
- やさしく歌って - Killing Me Softly(1973年)
- 愛のためいき - Feel Like Makin' Love(1975年)
- 愛の世界 - Blue Lights in the Basement(1977年)
- 愛の絆 - Roberta Flack(1978年)
- ダニーに捧ぐ - Roberta Flack Featuring Donny Hathaway(1980年)
- ライヴ&モア - Live & More(1980年) - ピーボ・ブライソンとの連名
- アイム・ザ・ワン - I'm the One(1982年)
- 愛に生きて - Born to Love(1983年) - ピーボ・ブライソンとの連名
- オアシス - Oasis(1988年)
- ナイト・トゥ・ミュージック - Set the Night to Music(1991年)
- Stop The World〜時間よ止まれ - Stop the World(1992年)
- ロバータ - Roberta(1994年)
- The Christmas Album(1997年)
- フレンズ〜ロバータ・フラック・シングス・マリコ・タカハシ - Friends: Roberta Flack Sings Mariko Takahashi(1999年)
- Holiday(2003年)
- At Her Best – Live(2008年)
- レット・イット・ビー・ロバータ - Let It Be Roberta: Roberta Flack Sings the Beatles(2012年)
日本公演
- 1975年
- 3月26日、27日大阪フェスティバルホール、28日名古屋市公会堂、29日横浜県民ホール、31日静岡・駿府会館、4月1日日本武道館、2日神戸国際会館、3日大阪厚生年金会館、5日札幌厚生年金会館、6日横浜県民ホール
- 1984年 with 渡辺貞夫
- 6月28日 日本武道館
- 1990年
- 12月14日 横浜プリンスホテル
- 1992年
- 1993年
- 9月13日、14日 中野サンプラザ、20日大阪フェスティバルホール
- 1996年 with ピーボ・ブライソン、ジェイムス・イングラム
- 11月11日 日本武道館
- 1998年
- 12月1日 - 6日 六本木SWEET BASIL 139
- 2000年
- 4月10日 - 15日 ブルーノート東京
- 2005年
- 6月22日 - 25日 大阪ブルーノート
- 6月27日 - 29日 ブルーノート東京
- 7月1日 - 3日 名古屋ブルーノート
- 2007年
- 4月16日 - 18日、20日 - 22日 ブルーノート東京
- 2010年 with 平井堅、ラウル・ミドン
- 10月26日、27日 日本武道館
関連項目
脚注
- ^ “ロバータ・フラック/フレンズ〜ロバータ・フラック・シングス・マリコタカハシ (廃盤)”. CDJournal.com. 音楽出版社. 2015年8月9日閲覧。
- ^ 鳴田麻未. “平井堅「Ken's Bar III」インタビュー (1/6)”. ナタリー. 2015年8月9日閲覧。