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2016年11月12日 (土) 01:56時点における版
ジミー・ヴォーン | |
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ジミー・ヴォーン(2010年) | |
基本情報 | |
出生名 | ジェイムス・ローレンス・ヴォーン |
生誕 | 1951年3月20日(73歳) |
出身地 | アメリカ合衆国 テキサス州ダラス |
ジャンル | ブルース |
職業 | ギタリスト、歌手 |
担当楽器 | ギター、ボーカル |
レーベル |
エピック・レコード Shout! Factory |
共同作業者 |
ファビュラス・サンダーバーズ スティーヴィー・レイ・ヴォーン オマー・ケント・ダイクス |
公式サイト | www.jimmievaughan.com |
著名使用楽器 | |
フェンダー・ストラトキャスター・シグネイチャー・モデル グレッチG400JVシグネイチャー・モデル |
ジミー・ヴォーン(James Lawrence "Jimmie" Vaughan、1951年3月20日[1] - )は、アメリカ合衆国の白人ブルース・ギタリスト、歌手。1974年にファビュラス・サンダーバーズを結成して、1994年よりソロ活動を始める。弟は、やはりブルース・ギタリスト/歌手として活動したスティーヴィー・レイ・ヴォーン。
来歴
テキサス州ダラス出身。地元ダラスでギタリストとして活動した後、19歳の時にオースティンに移る[1]。
1974年、オースティンでボーカリストのキム・ウィルソンと出会い、ウィルソンらと共にファビュラス・サンダーバーズを結成。同バンドはクリサリス・レコードとの契約を得て、1979年にデビュー・アルバムを発表した。エピック・レコード移籍第1弾のアルバム『Tuff Enuff』(1986年)は、全米13位に達するほどの成功を収め[2]、同作からのシングル「Tuff Enuff」は全米10位に達した[2]。また、ファビュラス・サンダーバーズでの活動と並行して、ジミーは実弟スティーヴィー・レイ・ヴォーンをはじめ、カルロス・サンタナやニック・ロウの作品にも参加した。1989年には、ジム・マクブライドの監督によるジェリー・リー・ルイスの伝記映画『グレート・ボールズ・オブ・ファイヤー』に、俳優として出演した[3]。
1990年、ジミーはファビュラス・サンダーバーズを脱退して、スティーヴィーとの共演アルバムを制作。しかし、スティーヴィーはアルバム発表前の1990年8月27日に、乗っていたヘリコプターが墜落したため死去してしまう。スティーヴィーの没後、ヴォーン・ブラザーズ名義でリリースされたアルバム『ファミリー・スタイル』は全米7位に達し[4]、グラミー賞ではアルバムが最優秀コンテンポラリー・ブルース・アルバム部門を、収録曲「D/FW」が最優秀ロック・インストゥルメンタル・パフォーマンス部門を受賞した[4]。
スティーヴィーの死後、ジミーはスティーヴィーの未発表音源をまとめたアルバム『ザ・スカイ・イズ・クライング』(1991年)を監修・発表。そして、1994年にソロ・デビューを果たす。1995年5月11日には、ジミーはオースティンでスティーヴィーの追悼コンサートを開催しており、B.B.キング、エリック・クラプトン、バディ・ガイ、ドクター・ジョン、ボニー・レイット等がゲスト参加した[5]。
1998年、ジミーが架空のバンド「ルイジアナ・ゲーター・ボーイズ」の一員として出演した映画『ブルース・ブラザース2000』が公開された。
2001年、3作目のソロ・アルバム『ドゥ・ユー・ゲット・ザ・ブルーズ?』発表。同アルバムはグラミー賞の再優秀トラディショナル・ブルース部門を受賞し、個人名義では初のグラミー受賞を果たした[6]。
ディスコグラフィ
ファビュラス・サンダーバーズ
- The Fabulous Thunderbirds(1979年)
- What's the Word(1980年)
- Butt Rockin'(1981年)
- T-Bird Rhythm(1982年)
- Tuff Enuff(1986年)
- Hot Number(1987年)
- Powerful Stuff(1989年)
ヴォーン・ブラザーズ
- ファミリー・スタイル - Family Style(1990年)
ソロ・アルバム
- ストレンジ・プレジャー - Strange Pleasure(1994年)
- アウト・ゼア - Out There(1998年)
- ドゥ・ユー・ゲット・ザ・ブルーズ? - Do You Get the Blues?(2001年)
- On the Jimmy Reed Highway(2007年) - オマー・ケント・ダイクスとの連名
- Plays Blues, Ballads & Favorites(2010年)
その他参加作品
- カルロス・サンタナ
- Havana Moon(1983年)
- スティーヴィー・レイ・ヴォーン
- Couldn't Stand the Weather(1984年)
- Live Alive(1986年)
- ニック・ロウ
- Pinker and Prouder Than Previous(1988年)
- ボブ・ディラン
- Under the Red Sky(1990年)
- ジェイムズ・コットン
- Mighty Long Time(1991年)
- エリック・クラプトン
- 24 Nights(1991年)
- エリック・ジョンソン
- Venus Isle(1996年)
- Up Close(2010年)
- ドン・ヘンリー
- Inside Job(2000年)
- エリック・クラプトン&B.B.キング
- Riding with the King(2000年)
- オマー・ケント・ダイクス
- Big Town Playboy(2009年)
脚注
- ^ a b Jimmie Vaughan : AllMusic - Biography by Stephen Thomas Erlewine
- ^ a b The Fabulous Thunderbirds - Awards : AllMusic
- ^ Great Balls of Fire! (1989) - IMDb
- ^ a b Family Style - Vaughan Brothers : Awards : AllMusic
- ^ 『ドゥ・ユー・ゲット・ザ・ブルーズ?』日本盤CD(EICP 47)ライナーノーツ(蒔田亜土、2001年11月21日)
- ^ Jimmie Vaughan - Awards : AllMusic