「スティーヴン・タイラー」の版間の差分
74行目: | 74行目: | ||
{{DEFAULTSORT:たいらあ すていいうん}} |
{{DEFAULTSORT:たいらあ すていいうん}} |
||
[[Category:エアロスミスのメンバー]] |
[[Category:エアロスミスのメンバー]] |
||
[[Category:アメリカ合衆国のシンガーソングライター]] |
[[Category:アメリカ合衆国の男性シンガーソングライター]] |
||
[[Category:アメリカ合衆国のロック歌手]] |
[[Category:アメリカ合衆国の男性ロック歌手]] |
||
[[Category:ヨンカーズ出身の人物]] |
[[Category:ヨンカーズ出身の人物]] |
||
[[Category:チェロキー族]] |
[[Category:チェロキー族]] |
2016年11月12日 (土) 01:07時点における版
Steven Tyler | |
---|---|
基本情報 | |
出生名 | Steven Victor Tallarico |
生誕 | 1948年3月26日(76歳) |
出身地 | アメリカ合衆国ニューヨーク州ヨンカーズ |
ジャンル |
ロック ブルース ブルース・ロック ハード・ロック ヘヴィメタル |
職業 |
シンガーソングライター ミュージシャン 俳優 マルチプレイヤー タレント |
担当楽器 |
ボーカル ハーモニカ キーボード ピアノ バイオリン ギター ドラムス サックス パーカッション メロトロン トランペット ダルシマー フルート マンドリン マラカス ベース アコーディオン |
活動期間 | 1961年 - 現在 |
レーベル |
コロムビア・レコード ゲフィン・レコード |
共同作業者 | エアロスミス |
スティーヴン・タイラー(Steven Tyler、本名: スティーヴン・ヴィクター・タラリーコ Steven Victor Tallarico、1948年3月26日 - )は、ロックバンド「エアロスミス」のボーカリスト。アメリカ・ニューヨーク出身。イタリア系アメリカ人である。イタリアとウクライナ系・ポーランド系ユダヤ人(当時はロシア)、ドイツ人とインディアンのチェロキー族の血筋[1]。大きな口が特徴。ジョー・ペリーと共にソングライティングを手掛けており、バンドのフロントマンである。身長177cm。
「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第99位[2]。
経歴
1989年、アリス・クーパーのアルバム『トラッシュ』の収録曲「オンリー・マイ・ハート・トーキン」にゲスト参加。
リンゴ・スターのアルバム『ヴァーティカル・マン〜リンゴズ・リターン』(1998年)の「Drift Away」は、リンゴとトム・ペティとアラニス・モリセットがボーカルを取り、スティーヴン・タイラーはドラムスを担当しているが、スティーヴンがボーカルを担当している貴重音源のプロモーション・テイクが存在する。また、同作ではビートルズのセルフ・カヴァー「ラヴ・ミー・ドゥ」で、ハーモニカを演奏した。
2005年、サンタナのアルバム『オール・ザット・アイ・アム』、ジャズ・トランペット奏者クリス・ボッティのアルバム『To Love Again』にゲスト参加している。
2011年、全米視聴者数No.1の人気オーディション番組『アメリカン・アイドル』において、シーズン10より審査員となる。
2011年5月25日に、シングル「フィール・ソー・グッド」をリリース。
パフォーマンス
アメリカ人であるためか、元々のイギリスのハード・ロックにはないブルースやR&Bに対する独特の解釈があり、1stの『野獣生誕』(Aerosmith)では喉に力を込めた黒っぽさを感じさせる歌い方のせいか、同じくブラックミュージックから強い影響を受けたとされる、ローリング・ストーンズのミック・ジャガーと容姿ともに比較されることが多かった。しかし、以降の『飛べ!エアロスミス』(Get Your Wings)、『闇夜のヘヴィ・ロック』(Toys in the Attic)、『ロックス』(Rocks)と続くに連れて、ロバート・プラントから影響を受けたとされる高音の鋭いシャウトや、独特なスキャットなどを用いるようになり、徐々に独自のスタイルを確立していった。
高音に達するとのどを嗄らすかのように振るわせ、叫び声のような歌い方も特徴である。若い頃よりも声の出が良くなっており、特に「Back in the Saddle」などでのシャウトは40~50代になってからの方が迫力がある。母国のアメリカでは、セックスシンボルおよび、ロックアイコンとして今なお多くのボーカリストから尊敬を集めており、モトリー・クルーのヴィンス・ニール、ガンズ・アンド・ローゼズのアクセル・ローズ、日本でもB'zの稲葉浩志など、後のロック・シンガーにも強く影響を与えた。しゃがれた声でシャウトするようなイメージが強い反面、「Angel」などのバラードでは綺麗なハスキーボイスで歌いこなす。その独特の歌唱法から「悪魔の雄叫び」(The Demon of Screamin)と称される時も。
派手派手しいステージ衣装とマイクに巻きつけたスカーフがトレードマーク。初期にはジャックダニエルの酒瓶を持って登場していた。
その他
ボストン・レッドソックスのファン。頻繁に観戦に訪れ、2010年の開幕戦では7回表終了後に登場し、「God Bless America」を独唱した[3]。レッドソックスのTシャツを着て歌うこともあり、カート・シリングなど選手との親交もある。またNFLのニューイングランド・ペイトリオッツも応援しており、2012年ペイトリオッツの本拠地ジレット・スタジアムで行われたAFCチャンピオンシップゲームでアメリカ国歌斉唱を行っている[4]。
ジョー・ペリーとのコンビは'ザ・トキシック・ツインズ'(The Toxic Twins)と呼ばれる。
少年時代は、ドラムスを演奏していて、ドラマーを志望していた。主に、ザ・ベンチャーズなどを演奏していたようで、現在も、ベンチャーズからの影響を公言しているほどの熱烈なファンである。ベンチャーズのメンバーを東京ドームでのライブに招待したり、楽屋への表敬訪問を度々行っている。
映画『アルマゲドン』で有名なハリウッド女優、リヴ・タイラーの実父である。リヴ本人は、物心付く前に両親が別れていたために、スティーヴンの顔を覚えておらず、成長してエアロスミスのファンとなった頃に、スティーヴンが自分の実父であることを知り、非常に驚いたという。
日本との関わり
日本通で知られ、たい焼きとポンジュースを愛好する。また、「貧乏暇無し」と言うことわざを気に入っており、来日の際には「我々がこの年齢まで活動する理由さ。その通りだろう?」とジョークを飛ばす事がある。 また2013年のジャパンツアーファイナルのため、来阪した際には、大阪十三のドンキホーテへの来店や路上ライブを行っていたイーゼル芸術工房へ飛び入りセッションを行い、翌日の公演にバンドメンバーを招待し、楽屋に招き入れ、話題となった[5]。
2010年公開の映画『SPACE BATTLESHIP ヤマト』の主題歌「LOVE LIVES」にて初のソロデビューを果たした。
出典
- ^ Liv Tyler liv tyler, hot, american, actress, armageddon, grace ...
- ^ Rolling Stone. “100 Greatest Singers: Steven Tyler”. 2013年5月26日閲覧。
- ^ エアロスミスのS・タイラー、MLB開幕戦で熱唱 -ロイター芸能ニュース- 映画・音楽・芸能(asahi.com 2010年4月5日閲覧)
- ^ “エアロスミスのタイラー氏、国歌斉唱の騒動に理解できず”. NFL JAPAN (2012年2月4日). 2012年2月6日閲覧。
- ^ “エアロスミス、タイラーが梅田の街に突如降臨―夢を追いかける若者に素敵なプレゼント”. otakuma.net (2013年8月19日). 2015年1月19日閲覧。