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2016年11月11日 (金) 01:10時点における版
伊藤 多賀之(いとう たかゆき、1976年8月31日 - )は日本のシンガーソングライター。静岡県伊東市出身。
細根誠とブリーフ&トランクスを結成し、1998年にメジャーデビュー。2000年12月31日に解散。その後インディーズでソロ活動を始めるが、2011年一日限定でブリトラ復活、2012年に再結成。「半径5メートル以内の日常生活」をテーマに楽曲製作する。身長・180cm、体重・65kg[1] 愛称は「たーくん」、「いとくん」
人物
一人称は「俺」だがライブやブログなどでは「僕」を使う。因みにクレームをつける時は「私」。視力は0.8[2]で普段は眼鏡を掛けているがライブや写真撮影時は眼鏡は外している。また、解散後、爽やかなイメージから大人な雰囲気にしたい。という理由で髪の毛をカラーリングするようになった[3]が、最近は「天然パーマです。」と言っている。2000年末、内臓の病気になり、入院と共にブリーフ&トランクスを解散した。2011年末にも、再入院。
結婚はしておらず、今後結婚の予定もないため子供はいないが、姪と甥を可愛がっている。好きな食べ物はレバ刺、ハンバーグ、ホルモン。水も大好き。嫌いな食べ物は玉ねぎ。また、スガシカオ、松田優作に似ていると言われる。嫌いなものは「犬の糞」「蚊」「猫の糞」「赤信号を平気で横断する若者」「窒息死」。曲は「メロディから先に作る派」。笑顔が多く、ノリがいい小さい人がタイプ。
ギターは、サイモン&ガーファンクルのポールサイモンのギターをリスペクトしたものを特注しており、80万円を67万円に値切って購入した。そのギターについているストラップは1998年ごろ、下北沢の雑貨屋で購入し、手縫いでくっつけたもの。ストラップが宇宙人の理由は、本人曰く、中学生の頃宇宙人にさらわれて、ヒザの裏に何か埋め込まれて宇宙人にハマったからである。
来歴
生誕から小学校卒業まで
1976年8月31日、予定よりも3週間早く静岡県伊東市にて生まれる[4]。その後、3歳(1979年)の夏に波に襲われる。母に救出され九死に一生を得るが、その時母親はなぜか笑っていた。それが人生初の記憶である[5]。妹の夏子もその年に誕生。1980年、野間自由幼稚園に入園する[6]。極度の人見知りで、人前に出ると泣いてしまうほどだった。
1983年、伊東市立旭小学校に入学し、人生モテモテの時期に突入。マイケル・ジャクソンの、「ビリー・ジーン」内の「ムーンウォーク」をマスターし、人気を集める。その姿はビデオ、「○ブ(○の中に「ブ」)」にて披露されている。さらに、クラスでは一番足が速く、スカートめくりに利用する。その犠牲になったのがアルバム、「ボクらのエキス」収録「隣の柳橋」の柳橋である(伊藤は彼女に小学校卒業まで片思いをしていた)。因みに、「ゴリラから逃げてる時でも聞きたくなるCD」収録の「デレデン」の主人公も同じ学校にいた[7]。中学入学前辺りに遊びで剃りこみをもみあげに入れたら、母親に「いつから不良になったんだ!?」と言われ、Gジャンを包丁にて八つ裂きにされた[8]。
中学入学から卒業まで
中学に上がり、校則の為、坊主にする。負けず嫌いな性格であり、「敦盛の最期」を全部暗記した。音楽はクラシックしか聴かなくなる。CDに向かって真剣に指揮棒をふるという行為すらしてしまうという多少危ない人間であった。学級委員になってからは人前に出ることに抵抗が無くなり、合唱コンクールで指揮者に抜擢された。統計委員長だという立場にも関わらず全校生徒集会でギャグ発言をしまくり怒られる。
14歳の頃、東京にてクラシックコンサートをやるという情報を聞き、部活をズル休みし、貯金通帳を無断で引き落としてまで東京へ足を運んだ。帰宅後、以外にも母は怒っていなく、笑顔で「よかったね。」と告げられた[9]。その後、その親不孝な行動を挽回する為、猛烈に勉強するようになる。先生に「お前には絶対無理だ」と言われた志望校へ合格する為、「質より量」作戦を図り、沢山の問題を解き、鉢巻に「志望校合格」と、書いてその先生の前へ会いにいくなど、プレッシャーをかけて勉強をしていたらしい。その甲斐あってか無事、高校へ合格できた。卒業式練習時、自分の前の女の子の声が3オクターブほど裏返り、こらえきれず、笑ってしまった。まともに卒業証書(のサンプル)も受け取れず、席に着いても笑いっ放しだった為、担任の先生に一発ゲンコツをくらった。伊藤曰く、「あの裏声さえ聞かなければ、優秀な生徒として卒業できたのに。」とのこと。
高校入学、ブリーフ&トランクス結成
入学後間もなくなので、友達は取りあえずいなく。キザっぽく「サウンド・オブ・サイレンス」をなんとなく鼻歌で歌っていたら突然友達でもない同級生が「ちょっとそれ、俺にもハモらせてくれよ。」と、声を掛けられる。その人こそ、後の相方。細根誠である。
意気投合した伊藤と細根はブリーフ&トランクスを1993年4月に結成し、何を血迷ったかパンツを被って真剣にS&Gをハモる。同時にオリジナルソングを作り始め、人前で歌い出す。同年の文化祭ので15分間の初ライブを行う(このとき細根は女装)。今は「伊藤がギターとメイン。細根がハモリ。」であるが、そのライブでは「伊藤がメイン。細根がギターとハモリ。」であった。
家から高校に通うのが面倒になり、高1の秋から下宿を借りるようになる。下宿先では遊びまくり、授業中は寝ていた。細根が伊藤にギターを教えているうちに、ギターにはまり、なんと高校を休んでまでギターの練習をしていた。そのせいで成績はガタ落ち。慶応大学を目指すも、先生には「卒業すら怪しい」とさえ言われていた。伊藤は「意地で受かって見返してやるぜ」と、猛勉強。わずか一か月で偏差値30から65という驚異的に偏差値を上げる。しかし、あっさり不合格に。
デビューから解散まで
ディスコグラフィー
以下はソロ作品の記述。ブリーフ&トランクスとしての作品はブリーフ&トランクス#ディスコグラフィーを参照。
2006年に結成したナップサック(NapsaQ)としての作品はNapsaQを参照。
オリジナルアルバム
- ハト以上ヤマバト未満(2001年/現在廃盤/2005年再発)
- ぼくのパラサイト(2002年/現在廃盤)
- ゴリラから逃げてる時でも聴きたくなるCD(2004年)
- オスシリンダー(2008年1月10日発売)
- 「ゴリラから逃げてる時でも聴きたくなるCD」収録曲の「まんげつ」について、伊藤は『真剣に美しいメロディーと歌詞を書いているつもり』と述べている。しかし結婚式の余興で披露すると新婦側の家族にドン引きされるらしく、実際に『アウト×デラックス』で披露した際には3フレーズ目で矢部浩之に「もうええよ!」と止められてしまった。
ベストアルバム
ライブアルバム
- 一人七役ライブ2003(2003年)
- こってり祭り2006(2006年11月1日)
マニアアルバム
映像
廃盤した「ぼくのパラサイト」を含むMOMINEKOが発売元のタイトルは2011年から少しずつ品切れとなり、2013年春ごろにはライブアルバムを除いてすべて品切れになってしまった。しかし、2012年7月11日に全作品ダウンロード販売が開始された。
キャラクター
伊藤多賀之はライブ等でさまざまなキャラクターを演じている。
- コインロッカー(ハードロッカー)
- 柴門たか(プロデューサー)
- ポール(背後霊)
- アーティー(背後霊)
- ティッシュ(背後霊)
- ジョニー(背後霊)
- サイモンガー&ファンクル(外国人)
- オダギリジョージ(ラジオDJ)
- ヨハン・アマデウス・チンスコウ(館長)
- クーニャンクーニャン(ペロリスト)
他のバンドメンバー等が、キャラクターを演じることもある。
- 肝井さん(酒井麿)
マスコットキャラ
- ホルモン君(キャラクター)
「ホルモンを飲む瞬間」の曲から生まれたキャラで二頭身。 身長は56cm。体重は270キロ(頭部のみ261キロ)。
出演
(ソロ時代のみ)
ラジオ
- ヒルサイド・アヴェニュー-(2001年1月19日)
- Radio the Boom-(2005年2月3日)
- Suono Dolce-(2008年7月22日、2010年9月20日)
- 暁の自由時間-(2008年8月15日)
- DI:GA 茂木放送協会-(2010年10月16日)
テレビ
テレビCM
- 静岡ラーメンCM
インターネットテレビ
雑誌
出典
- ^ 2度目の手術(2012年1月。)以前は痩せ型であり59kg程度であった。2009年1月15日にいったん60kgに達したが、俳便後、元に戻った。
- ^ 2013年5月29日放送、「ブリトラのニコ生入門」より
- ^ ヒルサイド・アヴェニュー2001年11月19日放送
- ^ http://www.itotakayuki.com/profile/index.html
- ^ http://www.itotakayuki.com/profile/index.html
- ^ http://www.itotakayuki.com/profile/index.html
- ^ 「イリトロウルベレスルトロ」歌詞カードより
- ^ 「ボクらのエキス」収録「隣の柳橋」より
- ^ http://110t.cocolog-nifty.com/blog/2012/05/post-b95f.html
関連項目
外部リンク
- TAKAYUKI ITO OFFICIAL WEB
- MySpace.com - 伊藤多賀之-takayuki ito- 伊藤多賀之の楽曲『生活の知恵』『ホルモンを飲む瞬間』などを聴くことができる。
- 伊藤多賀之(@itotakayuki)