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2016年11月6日 (日) 07:52時点における版
佐藤 竹善 | |
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別名 | Chikuzen |
生誕 | 1963年5月5日(61歳) |
出身地 | 日本 青森県 |
学歴 | 神奈川大学中退[1] |
ジャンル | J-POP・ロック・AOR・R&B・ソウル・フォーク・ソフトロック・ファンク・フュージョン |
職業 | シンガーソングライター |
活動期間 | 1986年 - |
レーベル | ファンハウス、ユニバーサル |
事務所 | Universal Music EMI Artist |
共同作業者 | Sing Like Talking、SALT&SUGAR |
佐藤 竹善(さとう ちくぜん[2]、1963年5月5日 - )は、日本のシンガーソングライター、キーボーディスト、音楽プロデューサー。青森県青森市出身。ロックバンドSing Like Talkingのフロントマンで、ボーカル・ギター・キーボード担当しており、小田和正との共同ユニットPLUS ONEと塩谷哲とのユニットSALT&SUGARのボーカルでもある。血液型O型。
経歴
父・祖父・曾祖父に共通して「善」の文字が冠されていた事と「竹の様にすくすくと育って欲しい」という願いから「竹善」の名が付いた[3]。幼少時は演歌一筋だったが、中学1年の時にタンカーの乗組員をしていた親戚の影響でビートルズの赤盤に出会い、それ以降洋楽に傾倒。まもなくベースを購入し、近所の友達とバンドを組み、市内で音楽活動を始める。青森県立青森高等学校進学後、軽音楽部に所属。同部で藤田千章と知り合う。その他、邦楽では主にオフコースを好んで聴いていた。
高校3年の時には保育園からの幼馴染西村智彦らとバンド「リファイナー」で活動。同年、母親からクリスマスプレゼントとして買ってもらったビリージョエルのライブアルバムに刺激を受け、ミュージシャンを志す。1982年、神奈川大学法学部に新聞奨学生として進学と同時に上京。この時、千葉大学への進学を考えていた藤田に「東京に出てプロになろう」と誘い(藤田は明治学院大学法学部に進学)、共に音楽活動を続ける。洋楽では、クイーンやクリストファー・クロス、カーペンターズの影響も受けており、黒人音楽の影響は薄かった。
1983年春、武蔵野音楽学院を中退して独自に音楽活動を続けていた西村智彦と再会。西村の(元リファイナー組を含む)音楽仲間らと「514バンド」を結成するが、翌1984年初夏に解散。1984年正月に西村が周囲に何も言わずに帰郷した際には、新川博のローディーを代理で務めた。ピアノやキーボードを始めたのは22歳頃になってからで、シンセサイザーも新調していた。横浜市内のタワーレコードの店舗に通い詰め、AORの存在も知った。
1985年に514バンドを前身として新バンドを結成。翌1986年、「ヤングジャンプ・サウンド・コンテスト '86」に出場する際にバンド名をSing Like Talking(以下本項では「SLT」)とする。同年12月に「TRY AND TRY AGAIN」でグランプリを取り、ファンハウスのプロデューサー(当時)武藤敏史の元で修行[4]したのち、1988年9月30日にシングル「Dancin' With Your Lies」でデビュー。デビューライブではジェフ・ポーカロ(TOTO)(Dr)、ネイザン・イースト(B)と共演。1993年リリースの6thアルバム「ENCOUNTER」、1994年リリースの7thアルバム「togetherness」でオリコンチャート1位を記録している。その間、1990年に小田和正、1991年に山下達郎のツアーサポートでバックコーラスも担当していた。彼らにトップクラスのボーカル力と言わしめる。
デビュー前後(1987年-1989年)にコカ・コーラのCMソング「I feel coke」の「さわやかテイスティ I feel coke」のキャッチフレーズで一世を風靡し、SLTが参加したイベントライブで客の反応が芳しくない時にテコ入れとして演奏していた。
1994年からSLTの活動の合間に断続的にソロ活動を行う。1996年には塩谷哲とのユニットSALT&SUGAR、小田和正とのユニットPLUS ONEを結成、同年、武道館ライブに進出。1997年からは誕生日近辺にイベントライブ「CROSS YOUR FINGER」を主催。歌手・バンド活動の傍ら若手ミュージシャン[5]の発掘・指導も行う。その他、渡辺貞夫、日野皓正、小曽根真、前田憲男、服部克久等のコンサートライブにも共演している。本人に影響されたアーティストとして、ゴスペラーズの黒沢、コブクロの黒田、SEAMO等が有名。
1998年、SLTデビュー10周年の年に、本人の出身地である青森市の市制100周年を記念してSLTからシングル曲「HOME TOWN」を発表。
2004年から2011年までの間は本人および他のバンドメンバーがソロ活動等に専念するためSLTとしての活動は途絶えていたが、2011年3月に8年ぶりにSLTからシングル「Dearest」[6]およびアルバム「Empowerment」をリリースした。 2004年9月29日にはコブクロとの共演で「木蓮の涙」(オリジナル:スターダストレビュー)をカバー。オリコン9位。その翌月に発売されたアルバム「CORNERSTONES 3」はアルバムチャート5位。
2010年からは青森市観光大使も務める[7]。
2013年自身初のクリスマスアルバム Your Christmas Day 、2014年には第二段をリリース。全編英詞による、オリジナルとカバーの混合。 「雪の星 ~Another Christmas Time~」のMVでは松重豊が演じている。
2015年7月29日、初のソロオールタイムセレクションアルバム「3 STEPS & MORE ~THE SELECTION OF SOLO ORIGINAL & COLLABORATION」をリリース。 新曲「Cry (For Africa)」の他、竹善作詞作曲アレンジ演奏による、クリスハートとのデュエット「HARMONIC」収録。
2015年12月 Your Christmas Day Ⅲをリリース。エス小山シェフとのコラボで11分に及ぶオーケストラルロック組曲 The Lost Treasure ~The Adventures of Jaime~収録。
2016年3月 Billboard Classics コンサートにて東京フィルハーモニー交響楽団(指揮:柳澤 寿男)、大阪フィルハーモニー交響楽団(指揮:大友 直人)と共演。
人物
ディスコグラフィ
シングル
- SOMETHING SAD(1994年12月14日)ティモシー・B・シュミットのカバー
- 十三夜の月/Back in love(1999年7月28日, MVCH-9022)前作がカバーだったため、今作には"ORIGINAL FIRST SOLO SINGLE"との記載がある。M#3の「Back in love [Back to funk mix]」は初回盤のみ収録。
- WIND OF CHANGE(1999年11月3日)ドラマ「ヤマダ一家の辛抱」主題歌
- amanogawa(2002年8月21日)Skoop On Somebodyのカバー
- 生まれ来る子供たちのために(2002年11月20日)オフコースのカバー
- BOKU-SING (2003年7月23日) そーぐちの今すぐ聴きたい!の企画で生まれた、匿名名義「若っ貴」としての発売。
- 木蘭の涙 with コブクロ / トーキョー・シティ・セレナーデ(2004年9月29日)STARDUST REVUE / クリストファー・クロスのカバー
- 風光る(2005年3月30日)ジャケットおよびPVに片桐仁出演
- GOOD MORNIN',GOOD ROLLIN(2005年8月17日)「佐藤竹善 & SOFFet with “No Name Horses” Directed by Makoto Ozone」名義
- 今日も君に恋をした(2005年10月5日)
- FOUR WORLDS(2007年3月28日)PLUS ONEの「カオ上げて」も収録されている
- HEY!! / 届いたらいいな〜Gratitude〜(2007年6月6日)
- サヨナラ(2007年10月17日)GAOのカバー
- Coloveration~the spirit of love~(2008年11月26日)読売テレビ「情報ライブ ミヤネ屋」エンディングテーマ(2008年9月29日 - 12月26日)
- 明日へ(2012年4月4日)
アルバム
オリジナルアルバム
- FACT OF LIFE(1999年12月1日)オリコンチャート3位
- Okra(2005年11月2日)
- INDIGO(2007年6月20日) 雑誌「ADLIB」で、評論家選定ADLIB AWARD2007にて、国内、総合でどちらも最優秀作品賞に輝いている。
ベストアルバム
- 3 STEPS & MORE ~THE SELECTION OF SOLO ORIGINAL & COLLABORATION ~(2015年7月29日)
- The Best of Cornerstones 1 to 5 ~The 20th Anniversary~(2016年11月23日)
バラードベストアルバム
- 静夜~オムニバス・ラブソングス~(2008年12月17日)
カバーアルバム
- CORNERSTONES(1995年1月14日)
- CORNERSTONES 2(2002年12月18日)
- THE HITS~CORNERSTONES 3~(2004年10月27日)
- THE SELECTION OF CORNERSTONES 1995-2004(2005年3月30日)
- CORNERSTONES+EXTRA TRACKS(2005年3月30日)
- ウタヂカラ~CORNERSTONES 4~(2007年11月14日)
- CORNERSTONES DOMESTIC MIX at the lounge(2008年3月26日)
- CORNERSTONES INTERNATIONAL MIX on the floor(2008年3月26日)
- Free as a Bird - CORNERSTONES 5 -(2012年11月7日) HMV / LAWSON 限定発売
- Your Christmas Day(2013年12月11日) キャリア初のクリスマスアルバム
- Your Christmas Day Ⅱ(2014年12月3日)
- Your Christmas Day Ⅲ(2015年12月2日)
- My Symphonic Visions ~CORNERSTONES 6~ feat. 新日本フィルハーモニー交響楽団(2016年11月23日)
ライブアルバム
- Alive and Kickin'(2000年11月1日)
- introducing CROSS YOUR FINGERS(2003年8月13日)
- Big Time~Okra Tour 2005-2006~(2006年5月31日)
- introducing CROSS YOUR FINGERS Vol.2(2007年1月17日)
- LIVE WITH the CORNERSTONES'07 (2008年3月28日)
その他
- Magic Snow(1988年)ヴィクトリア'89CMソング集 ※Chocolate Kids Jr.名義
- Walking in the Sun(1989年)ドラマ「ゴリラ・警視庁捜査第8班」OST収録 ※Chocolate Kids Jr.名義
DVD
- TWO BIT STORY(2000年6月16日)
- FIVE BIT STORY(2002年12月18日)
- CHIKUZEN SATO TANDOKU TOUR '04 “Welcome to my room”(2005年1月26日)
- FIVE BIT STORY II(2005年11月30日)
- FIVE BIT STORY III(2007年6月20日)
- LIVE WITH the CORNERSTONES '07 中野サンプラザ(2008年6月25日)
楽曲提供
- 井上昌己 「アドレスのないOne Room」(作詞:松井五郎)
- V6 「IN THE WIND」(作詞:小幡英之)
- 鈴木雅之 「キミの街にゆくよ」
- 松本ともこ (Mappie)「CHEER FOR YOU ~君を信じてる~」
- 吉田拓郎「Hawaiian Sunrise Sunset」(アルバム『Hawaiian Rhapsody』収録)
他多数
参加作品
- 小田和正の多くの作品にコーラスとして参加
- コカ・コーラCMソング集 Super More
- シンクロナイズド・ロッカーズ(the pillowsのトリビュート・アルバム、2004年9月16日)
- 6.カーニバル
- 東京ワンダーホテル&ツアーズ オリジナル・サウンドトラック
- 廣瀬裕子のしあわせになるDVD「サヨナラ、」音楽担当
- イエスタデイ・ワンス・モア〜TRIBUTE TO THE CARPENTERS〜(カーペンターズのトリビュート・アルバム、2009年3月25日)
- Nycca Presents Cookie
担当番組
- SOUND DISCOVERY(CROSS FM・毎週水曜日15:00 - 16:00、かつてはノースウェーブとNACK5でも放送していた)
- M:FII -MIDNIGHT FINGERS-(FM802・毎週日曜日24:00 - 25:00)
- 旭化成CATCH THE POP(FM東京・毎週日曜日18:00 - 18:55(東京ローカル、1989年4月~1990年3月)→毎週日曜日15:00 - 15:55(JFN各局ネット、1990年4月~?))
- NISSAN HIT POP JAPAN-(JFN・1994年4月~1999年3月、毎週日曜日10:00 -10:55)
- Friday Musical Voice(湘南ビーチFM・毎週金曜日23:00 - 24:00 2011年10月7日~現在)
- Pars Orpheus(INTER FM・毎週水曜日22:00 - 23:00 2012年10月~現在)
関連項目
脚注
- ^ なお、一部プロフィールでは同大学を卒業したとの記述があるが、誤りである。
- ^ 本名は同じ字でたけよしと読む。
- ^ それ故、幼少時代から本人の名前が「ちくぜん」と誤読される事も多く、本人も開き直ったためかこの芸名にしている。
- ^ 他ミュージシャンへの楽曲提供・コーラス参加、Chocolate Kids Jr.としての活動等
- ^ クリスタル・ケイ、CHARA、夏川りみ等の楽曲提供やプロデュース等。
- ^ なお、同タイトルの楽曲を浜崎あゆみがリリースしているが、その楽曲とは一切無関係である。
- ^ [1]
- ^ 楽天ブログの「第2回ねこ動画コンテスト」にて一般人の作品も入り混じっている中、佐藤本人の作品が3位に入賞した事もある。
外部リンク
- Sing Like Talking公式サイト
- レコード会社公式サイト
- 竹善のブログ「おくらの軍艦巻き」
- 佐藤竹善 (chikuzen.sato) - Facebook