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「IS01」の版間の差分

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2016年9月29日 (木) 12:17時点における版

au IS01
(SHI01)
キャリア au
製造 シャープ
発売日 2010年6月30日
概要
OS Android OS1.6
CPU Qualcomm
Snapdragon S1
QSD8650 1GHz
(アプリ用・モデム用共用)
音声通信方式 CDMA 1X WIN
CDMA2000 1xMC
(800MHz[1]/2GHz/新800MHz)
データ通信方式 CDMA 1X WIN
(Packet WIN)
CDMA2000 1xEV-DO Rev.A
無線LAN
(IEEE 802.11b/g)
形状 クラムシェル型
スマートブック
(QWERTYキー付)
サイズ 149 × 83 × 17.9 mm
質量 約227 g
連続通話時間 約310分
ハンズフリー通話時)
連続待受時間 約200時間
(移動と静止の組合せ)
充電時間 約210分(AC時)
約230分(DC時)
バッテリー 1400mAh
内部メモリ RAM・256MB
ROM・4GB
外部メモリ microSD
(最大2GB・KDDI公表)
microSDHC
(最大16GB・KDDI公表)
日本語入力 iWnn IME SH edition
FeliCa なし
赤外線通信機能 あり(IrSimple)
テザリング なし
Bluetooth あり
(Ver2.1+EDR)[2]
放送受信機能 あり
(ワンセグ)
外部接続 microUSB
平型イヤホン接続端子
備考 1. 端末デザインは深澤直人が担当
2. 音声通話はハンズフリーおよびヘッドセット使用時に限り可能
3. 端末側面にmicroUSB端子を装備
4. 無線LAN(IEEE802.11b/g)およびFMトランスミッターを搭載
5. 製造国:日本の旗 日本
メインディスプレイ
方式 タッチパネル対応
NewモバイルASV液晶
解像度 フルワイドVGA++
(480×960ドット)
サイズ 5.0インチ
表示色数 約26万色
サブディスプレイ
なし
メインカメラ
画素数・方式 約527万画素CMOS
機能 オートフォーカス
サブカメラ
画素数・方式 約43万画素CMOS
カラーバリエーション
ブラック(Black)
ライトブルー(LightBlue)
テンプレート / ノート
ウィキプロジェクト

IS01(あいえす ぜろいち)は、シャープによって日本国内向けに開発された、auブランドを展開するKDDIおよび沖縄セルラー電話携帯電話CDMA 1X WIN対応クラムシェル型スマートブックで、ISシリーズの1つである[3]。製造型番はSHI01、メーカー型番はNB30

概要

同キャリアとしては初のAndroidに対応したスマートブック。約5.0インチのフルワイドVGA++サイズ(480×960ピクセル)のタッチパネル対応ディスプレイやQWERTYキーボード、トラックボールなどを搭載する。このほか、KDDIが勧めるアプリケーションをピックアップした「au one Market」や、日本のAndroid端末としては初の「セカイカメラ」、Android版EZナビウォーク「au one ナビウォーク」を利用することができる。また、音楽コンテンツ「LISMO!」のAndroid版やEZwebEメールがアップデートにより利用可能になるなど、いわゆるガラパゴス携帯としての要素も備えている。これはISシリーズのコンセプトである「この国(日本)に住む、すべての人が楽しめるスマートフォンをつくろう」という理念からきている。なおデザインは深澤直人が手掛けている。

通常は横向きの画面で利用する。設定により縦向き画面にすることもできる。

通話は、公式にはハンズフリーで通話をするか、Bluetoothヘッドセットを使用して通話するか、従来の携帯電話でも採用されている平型端子のイヤホンマイクを使用するように案内されているが、実際には通常の携帯電話のように直接耳に近づけるスタイルも可能ではある。この場合、相手が通話に出た後IS01を完全に閉じた状態で持ち、マイクに向かって話す。[4]なお、最近のau携帯電話で使用されている、充電端子とイヤホン端子が一体化しているタイプのイヤホンマイクやヘッドホンは使用できない。[要出典]

本体の充電はauの共通充電アダプタに付属品のmicro USB-18芯変換ケーブルを接続するか、ドライバをインストールしたPCにUSB接続して行う。

ネット上では、見た目のデザインからか「メガネケース」という俗称が存在する[5]

歴史

  • 2010年(平成22年)3月30日 - KDDI、およびシャープより公式発表。
  • 2010年6月30日 - 全国にて一斉発売。dynapocket IS02(TSI01)より6日後の発売となった。
  • 2010年9月17日 - メールの送受信機能に不具合が見つかる。同月23日まで販売と修理からの返却が一時停止された。
  • 2010年11月 - 北海道・中部・関西地区にて販売終了。
  • 2010年12月 - 関東・北陸・中国・四国・九州地区にて販売終了。
  • 2011年(平成23年)1月 - 東北地区にて販売終了。
  • 2011年9月 - 沖縄地区にて販売終了。

Android OS 標準アプリケーション

Android OSの標準的なアプリケーションとしてGoogle検索・Googleマップ・Google Latitude・Gmail・アドレス帳・YouTubeGoogleカレンダーGoogle TalkAndroidマーケットなどを搭載している。

androidマーケットでは2010年4月現在、このほかに、有料、無料あわせて約48000種類のアプリをダウンロードし利用できる。

その他

主な機能・サービス

※PCサイトビューアーはないが、PC向けWebブラウザと同等のアプリケーションが標準装備されている。

主な機能・対応サービス
LISMO!
for Android
[6]
メディアプレイヤー[7]
バーコードリーダー PCサイトビューアー
※Webブラウザで対応
au Smart Sports
Run & Walk
Karada Manager
ゴルフ(web版で提供)
フイットネス・歩数計
au oneナビウォーク au one助手席ナビ PCドキュメント[8] じぶん銀行アプリ
au one ニュースEX Bluetooth 2.1 おサイフケータイ デコレーションメール
デコレーションアニメ[9] au one メール
PCメール
Gmail
EZwebドメインメール[10]
緊急地震速報 ワンセグ[11]
グローバルパスポート
(CDMA)
WIN HIGH SPEED
赤外線通信
(IrSimple)
無線LAN機能
(Wi-Fi WIN)
auフェムトセル


不具合および新機能の追加

不具合の修正や新機能追加はケータイアップデートで行う。無線LANでは行えず、3Gデータ通信をONにする必要がある。

  • 2010年7月15日に不具合の修正がケータイアップデートにより行われた[12]
    • au one-IDの設定ができない場合がある。
  • 2010年8月24日に新機能の追加がケータイアップデートにより行われた[13]
    • ezwebのドメインを使用したEメール。
    • au one Market(現・au Market)の新機能。
  • 2010年9月8日に不具合の修正がケータイアップデートにより行われた[14]
    • IS01でEメール/PCメール/Cメールの受信ができなくなる場合がある。
    • 悪意のあるアプリケーションがインストールされた場合に、本機の使用者のキーボード操作履歴が第三者により取得される可能性がある。
  • 2010年9月17日 - Cメールを含むメールを送信する際、宛先の名前に「,」(半角カンマ)が使用されていた場合、「,」で区切られた複数の宛先を選択した状態となり、正常にメールが送信できない不具合が発見されたとして販売停止、IS NETを使用したメール送受信も停止される[15]
  • 2010年9月22日 - 不具合修正が行われ、23日よりIS NETを使用した送受信再開、25日より販売を再開すると発表した[16]

OS のメジャーアップデートの断念

2010年11月16日、Twitterの公式アカウントにてAndroid OS 2.1へのメジャーアップデートを断念したことを公式表明[17]。日本で発売されているandroid搭載の携帯電話の中で初、かつ2010年11月現在唯一の「OSアップデートを行わない」事が発表された端末となった。キャリア側としては当初、この件についてユーザーへ伝達することは全く予定していなかったが、反応が大きいため別の機会にて詳報を報告することになった[18]

メーカーによるアップデートの可能性は潰えたものの、有志の間ではAndroid2.2を採用したCyanogenModでのバージョンアップや、オープンソース版Android2.3へのアップデートが模索されている。

  1. ^ 2012年(平成24年)7月23日より利用不可
  2. ^ 対応プロファイルはHSP、HFP、A2DP、AVRCP、OPP、OBEX
  3. ^ http://www.au.kddi.com/seihin/ichiran/smartphone/index.html
  4. ^ じわっと気になる!?au『IS01』のアソコをチェック!”. 2013年8月6日閲覧。
  5. ^ Android端末なう:011「IS01」 2台目端末としてオススメのスマートブック”. 2013年1月1日閲覧。
  6. ^ 再生可能なオーディオファイルはLISMO Port 4.1以降でCDからリッピングした曲で、着うた着うたフル着うたフルプラスなどの既存のau携帯電話向けのオーディオファイルは非対応。転送はLISMO Port 4.1以降に更新する必要がある。MP3や、MP4などは他のAndroid対応プレイヤーアプリで対応できる場合がある。
  7. ^ USB接続のMTPモードにすることによりWindows標準のWindows Media PlayerからWMAでの転送にも対応。ただしWMAはあらかじめインストールされているメディアプレイヤーかLISMO以外のプレイヤーアプリで対応。
  8. ^ プリインストールアプリのDocuments To Goで対応。Word、Excelの編集・閲覧とPDF閲覧に対応。
  9. ^ デコレーションアニメの送信は非対応だが、IS01で受信した場合はflashファイルで添付ファイルとして受信される。
  10. ^ EZwebのメールは無線LANでの利用は不可。
  11. ^ AQUOSブルーレイディスクレコーダー連携機能対応。ダビング10対応。
  12. ^ au携帯電話「IS01」の「ケータイアップデート」についてのお知らせ - 2010年7月15日
  13. ^ au携帯電話「IS01」の「ケータイアップデート」についてのお知らせ - 2010年8月24日
  14. ^ au携帯電話「IS01」の「ケータイアップデート」についてのお知らせ - 2010年9月8日
  15. ^ スマートブック「IS01」のメール送信不具合について
  16. ^ スマートブック「IS01」の「IS NET」Eメール送受信および販売の再開について
  17. ^ [1]
  18. ^ 〈お知らせ〉 auのAndroid (TM) 搭載スマートフォンにおけるメジャーアップデートについて | 2010年 | KDDI株式会社 - 2010年11月18日

関連項目

外部リンク