「メグメル 〜cuckool mix 2007〜/だんご大家族」の版間の差分
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「メグメル 〜cuckool mix 2007〜」について、CDジャーナルは菊地創による編曲を「ストリングスを活かしたハウス・アレンジ&ミックスが見事」と評し、「ドラマティックなダンス・ポップ」になっているとした<ref name="cd_journal">{{Cite web|url=http://artist.cdjournal.com/d/-/4107110267|archiveurl=http://web.archive.org/web/20150413160106/http://artist.cdjournal.com/d/-/4107110267|archivedate=2015-04-13|title=「クラナド」オープニング&エンディングテーマ〜メグメル / だんご大家族|work=CDジャーナル|accessdate=2015-04-14}}</ref>。ライターの坂本寛は、eufoniusの代表曲ともいえるゲーム版のオープニングテーマの質を向上させた作品と位置づけ、具体的には菊地創のアレンジを「転調を駆使した独特のコード感を生かし」、「さらに的確なものになっている」と肯定的な言及をしている<ref name="sakamoto"/>。テレビアニメのオープニングアニメーションと重ねると、静かなイントロのあとストリングスの音色が加わり、菜の花畑を疾走する「 |
「メグメル 〜cuckool mix 2007〜」について、CDジャーナルは菊地創による編曲を「ストリングスを活かしたハウス・アレンジ&ミックスが見事」と評し、「ドラマティックなダンス・ポップ」になっているとした<ref name="cd_journal">{{Cite web|url=http://artist.cdjournal.com/d/-/4107110267|archiveurl=http://web.archive.org/web/20150413160106/http://artist.cdjournal.com/d/-/4107110267|archivedate=2015-04-13|title=「クラナド」オープニング&エンディングテーマ〜メグメル / だんご大家族|work=CDジャーナル|accessdate=2015-04-14}}</ref>。ライターの坂本寛は、eufoniusの代表曲ともいえるゲーム版のオープニングテーマの質を向上させた作品と位置づけ、具体的には菊地創のアレンジを「転調を駆使した独特のコード感を生かし」、「さらに的確なものになっている」と肯定的な言及をしている<ref name="sakamoto"/>。テレビアニメのオープニングアニメーションと重ねると、静かなイントロのあとストリングスの音色が加わり、菜の花畑を疾走する「岡崎汐」のカットへの流れについて、「『印象派』的なシーケンスは完璧」だとも言及した<ref name="sakamoto"/><ref group="注">『アニソンマガジン』Vol.3 71頁には「菜の花畑を疾走する渚」との記述があるが、人物が誤っているため修正した。</ref>。 |
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「だんご大家族」について、CDジャーナルは「ほのぼのとした」イメージを持つ楽曲とし<ref name="cd_journal"/>、ライターの坂本も「NHKの『[[みんなのうた]]』で流れていてもまったく違和感がなさそう」などと同様の言及をしている<ref name="sakamoto"/>。さらに坂本は「シンプルな中に原作の要素をこっそりまぶし」ている詞、「童謡のようにノスタルジックなメロディ」、「民族音楽的なアプローチ」の編曲といった構成要素に触れ、総じて「完成度は極めて高い」とした<ref name="sakamoto"/>。 |
「だんご大家族」について、CDジャーナルは「ほのぼのとした」イメージを持つ楽曲とし<ref name="cd_journal"/>、ライターの坂本も「NHKの『[[みんなのうた]]』で流れていてもまったく違和感がなさそう」などと同様の言及をしている<ref name="sakamoto"/>。さらに坂本は「シンプルな中に原作の要素をこっそりまぶし」ている詞、「童謡のようにノスタルジックなメロディ」、「民族音楽的なアプローチ」の編曲といった構成要素に触れ、総じて「完成度は極めて高い」とした<ref name="sakamoto"/>。 |
2016年9月28日 (水) 10:45時点における版
「メグメル 〜cuckool mix 2007〜/だんご大家族」 | |
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eufonius、茶太 の シングル | |
リリース | |
規格 | マキシシングル |
ジャンル | J-POP(アニメソング) |
時間 | |
レーベル | Key Sounds Label[1] |
作詞・作曲 |
riya(作詞 #1[1]) eufonius(作曲 #1[1]) 麻枝准(#2[1]) |
チャート最高順位 | |
「メグメル 〜cuckool mix 2007〜/だんご大家族」(メグメル カックール ミックス にせんなな/だんごだいかぞく)は、eufonius・茶太のスプリットシングル。2007年10月26日にKey Sounds Labelから発売された[1]。
音楽性
eufoniusによる「メグメル 〜cuckool mix 2007〜」はテレビアニメ『CLANNAD』オープニングテーマである[1]。原曲の「メグメル」はパソコンゲーム『CLANNAD』のオープニング主題歌であるが[1]、本作は全体を通して打ち込みになっており、ストリングスの生の音色が追加された[3]。曲名は、「喜びの楽園」を意味するゲール語に由来する(マグ・メルの項を参照)。「cuckool」は編曲者の菊地自身のサイト名である。「メグメル」にはゲーム版のサウンドトラックに収録されている「cockool mix」や劇場版で用いられた「frequency⇒e Ver.」(「frequency⇒e」はeufoniusのサイト名)も存在する。
茶太による「だんご大家族」は『CLANNAD』のエンディングテーマであり、作中の世界で昔に流行ったアニメのタイトルでもある[4]。原曲は、『CLANNAD』のメインヒロインである「古河渚」のテーマ曲「渚」[4]。2008年12月31日から2009年1月1日にかけてNHK-FMで放送された『今日は一日"アニソン"三昧 ファイナル』で締めの曲となった[注 1][要出典]。
riyaによる「少女の幻想 ZTS Remix」は、原作のBGM「幻想」を編曲した「少女の幻想」[注 2]のリミックス版である。時間は11分弱におよび、CD全体の3分の1を占める。
チャート成績
2007年11月5日付のオリコン週間シングルチャートで18位を獲得[2]。初動売上は0.8万枚を記録した[要出典]。デイリーチャートでは2007年10月26日付のチャートで10位を獲得[要出典]。
『アニソンマガジン』(洋泉社発行)に掲載されたパセラにおけるアニソン・カラオケランキングでは2007年11月から2008年1月の集計において「メグメル 〜cuckool mix 2007〜」は82位、「だんご大家族」は55位にランクインし[4]、続く2008年2月から4月までの集計では「メグメル 〜cuckool mix 2007〜」は78位、「だんご大家族」は83位に位置している[5]。
批評
映像外部リンク | |
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ゲーム『CLANNAD』オープニングデモムービー(YouTube・ビジュアルアーツ公式チャンネルによる投稿) |
「メグメル 〜cuckool mix 2007〜」について、CDジャーナルは菊地創による編曲を「ストリングスを活かしたハウス・アレンジ&ミックスが見事」と評し、「ドラマティックなダンス・ポップ」になっているとした[6]。ライターの坂本寛は、eufoniusの代表曲ともいえるゲーム版のオープニングテーマの質を向上させた作品と位置づけ、具体的には菊地創のアレンジを「転調を駆使した独特のコード感を生かし」、「さらに的確なものになっている」と肯定的な言及をしている[1]。テレビアニメのオープニングアニメーションと重ねると、静かなイントロのあとストリングスの音色が加わり、菜の花畑を疾走する「岡崎汐」のカットへの流れについて、「『印象派』的なシーケンスは完璧」だとも言及した[1][注 3]。
「だんご大家族」について、CDジャーナルは「ほのぼのとした」イメージを持つ楽曲とし[6]、ライターの坂本も「NHKの『みんなのうた』で流れていてもまったく違和感がなさそう」などと同様の言及をしている[1]。さらに坂本は「シンプルな中に原作の要素をこっそりまぶし」ている詞、「童謡のようにノスタルジックなメロディ」、「民族音楽的なアプローチ」の編曲といった構成要素に触れ、総じて「完成度は極めて高い」とした[1]。
収録曲
- メグメル 〜cuckool mix 2007〜 [4:47]
- だんご大家族 [4:32]
- テレビアニメ『CLANNAD』エンディングテーマ[1]
- メグメル 〜cuckool mix 2007〜(TV animation ver.)
- だんご大家族(TV animation ver.)
- メグメル 〜cuckool mix 2007〜(off vocal ver.)
- だんご大家族(off vocal ver.)
- 少女の幻想 ZTS Remix
脚注
注釈
出典
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 坂本寛「2007秋クール放映アニメ 新OP&ED主題歌パーフェクトレビュー」『アニソンマガジン』Vol.3、洋泉社、2008年、71頁。
- ^ a b c “メグメル/だんご大家族 | eufonius,茶太 | ORICON STYLE”. oricon ME. 2015年4月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年4月14日閲覧。
- ^ 坂本寛「究極の"ゲームソング"50 後篇」『アニソンマガジン』Vol.5、洋泉社、2008年、87頁。
- ^ a b c 不明「RANKING EXPRESS アニソン・カラオケランキングTOP100@パセラ」『アニソンマガジン』Vol.4、洋泉社、2008年、92頁。
- ^ 不明「RANKING EXPRESS アニソン・カラオケランキングTOP100@パセラ」『アニソンマガジン』Vol.5、洋泉社、2008年、92頁。
- ^ a b “「クラナド」オープニング&エンディングテーマ〜メグメル / だんご大家族”. CDジャーナル. 2015年4月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年4月14日閲覧。