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2016年6月8日 (水) 00:09時点における版
おんだ せいじろう 恩田 清二郎 | |
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別名義 | 恩田 清次郎 |
生年月日 | 1907年 |
没年月日 | 1974年 |
出生地 | 日本・東京府東京市浅草区(現在の東京都台東区浅草) |
職業 | 俳優、声優、活動弁士 |
ジャンル | 新劇、劇映画(現代劇・時代劇、サイレント映画・トーキー) |
活動期間 | 1925年 - 1966年 |
配偶者 | あり |
主な作品 | |
テレビドラマ 『下町と云うところ』『ほら吹き男爵冒険物語』『こども太閤記 白吉丸の巻』 |
恩田 清二郎(おんだ せいじろう、1907年 - 1974年)は、日本の俳優、男性声優、活動弁士[1]。東京府東京市浅草区(現在の東京都台東区)別名は恩田 清次郎(読み同じ)。
来歴・人物
1907年、東京府東京市浅草区に生まれる。父は埼玉県の地主だった。
1925年、18歳で東亜キネマの名優である近藤伊与吉の門に入る。長い映画の弁士生活を続けた後、1935年頃に新築地劇団に入り新劇俳優としての第一歩を踏み出した。終戦前に東京劇団に入り、戦争で妻を失い、劇団の一員として山形県に疎開して移動演劇に従事した。後に上山に常駐していた日本移動演劇連盟準専属の舞台座を助けて山形県を中心に東北地方を巡演し、新劇に接したことのない大衆に娯楽と文化を提供すると共に県下のアマチュア演劇の指導を行った。この間、秋田県に疎開していた共同座に助演し、後に帰京した。
戦後は東宝の作品を中心に多くの作品に出演。テレビドラマにも出演するほか、声優としても知られる。
1974年、死去した(月日、死因は不明)。東宝の専属俳優であった加藤茂雄によると、酒に目がない質であったという[2]。趣味は俳句。
出演作品
映画
- 黒田誠忠録(松竹下加茂、1938年) - 青木勘吉
- 鶯(東京発声製作・東宝配給、1938年) - 警官
- 銃後の戦士(加治商会、1939年)
- 闘魚(東宝映画東京、1941年) - 健康相談所の医者
- 緑の大地(東宝映画東京、1942年) - 副校長
- 成吉思汗(大映第二、1943年) - ボゴルチ
- マライの虎(大映東京、1943年) - 張
- 悲劇の将軍 山下泰文(東映東京、1953年) - 冨永中佐
【以下、一部除き全て東宝作品】
- 吹けよ春風(1953年) - 同僚の運転手
- プーサン(1953年)
- 安五郎出世(1953年) - 般若の相棒弁慶
- 都会の横顔 TOKYO PROFILE(1953年) - コンロ屋の店員
- 天晴れ一番手柄 青春銭形平次(1953年) - 丁字屋番頭
- 太平洋の鷲(1953年) - 機動部隊参謀長
- お祭り半次郎(1953年) - 町役人
- 赤線基地(1953年) - 孫作
- さらばラバウル(1954年) - 飛行長
- 伊津子とその母(1954年) - 佐々木勝造
- 御ひいき六花撰 素ッ飛び男(1954年)
- 君死に給うことなかれ(1954年) - 医師A
- 宮本武蔵(1954年) - 役人頭
- ゴジラ (1954年) - 大山代議士
- 密輸船(1954年) - 警備救難課長
- 透明人間(1954年) - 警視総監
- 恋化粧(1955年) - 山口刑事
- 浮雲(1955年) - 丸高モートル支配人
- 続 天下泰平(1955年) - 黒沢
- 泉へのみち(1955年) - 飯田編集長
- 大番頭小番頭(1955年) - 教授
- ゴジラの逆襲(1955年) - 寺沢隊長
- 男ありて(1955年) - 殴られるアンパイア
- 旅路(1955年) - 久保井の儀助
- 姿なき目撃者(1955年) - 田島
- 驟雨(1956年) - 部長
- 暗黒街(1956年) - 銀行支店長
- 愛情の決算(1956年) - カストリ屋の主人
- 女房族は訴える(1956年) - 弥太郎の旧部下 後藤又吉
- あの娘が泣いてる波止場(1956年) - 木塚刑事
- 現代の欲望(1956年) - 清水
- 哀愁の街に霧が降る(1956年) - 探偵松島
- 天上大風(1956年) - 文造
- 眠狂四郎無頼控(1956年)
- 蜘蛛巣城(1957年) - 三木の郎党
- あらくれ(1957年)
- 続 大番・風雲篇(1957年) - 株屋丸藤
- 東北の神武たち(1957年) - 勝ぞうズンム
- 殺人魔の接物(日米映画製作・新東宝配給、1959年)
- けんかえれじい(日活、1966年)