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「アルタイ諸語」の版間の差分

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'''アルタイ諸語'''(あるたいしょご)は、[[言語]]の[[言語学]]の分類単位の一種で、主に[[アジア半島]][[中央アジア|中央]][[北アジア]]の[[民族]]によって話される諸言語のことである。
'''アルタイ諸語'''(あるたいしょご)は、[[言語]]の[[言語学]]の分類単位の一種で、主に[[西アジア]][[中央アジア]]から[[北アジア]]([[中央ユーラシア]])[[民族]]によって話される諸言語のことである。


アルタイ諸語とされる言語グループには以下の3つがある。
アルタイ諸語とされる言語グループには以下の3つがある。
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*[[膠着語]]であること。
*[[膠着語]]であること。
*原則としてSOV([[主語]] - [[目的語]] - [[述語]])の語順をとること。
*原則としてSOV([[主語]] - [[目的語]] - [[述語]])の語順をとること。
*語頭に[[R]]が立つことを嫌い、固有語に語頭Rの[[単語]]をほとんど持たないこと(例;ロシア人:Rus>Orosのように、外来語にも語頭にRが立つことを認めず、Oを付加するちなみに、[[江戸時代]]の[[日本]]でもロシアのことを「おろしあ」と表記していた。)
*語頭に[[R]]が立つことを嫌い、固有語に語頭Rの[[単語]]をほとんど持たないこと。
などの共通の特徴をもつ。
などの共通の特徴をもつ。



2006年5月27日 (土) 20:06時点における版

アルタイ諸語(あるたいしょご)は、言語言語学の分類単位の一種で、主に西アジア中央アジアから北アジア中央ユーラシア)の諸民族によって話される諸言語のことである。

アルタイ諸語とされる言語グループには以下の3つがある。

これら3つの言語グループは

などの共通の特徴をもつ。

アルタイ諸語を共通の祖語をもつアルタイ語族であるとする説は古くからあるが、3グループは数詞などの基礎語彙が全く違うため、少なくとも伝統的な比較言語学の手法によってアルタイ祖語を復元し、アルタイ語族の存在を証明することは困難であり、そもそもアルタイ語族というものは存在しないと考える言語学者も多い。

母音調和以外の特徴を共通にする日本語(但し記紀万葉集の時代には8種の母音を以って母音調和を行っていたと言われている)および朝鮮語をアルタイ語族(アルタイ諸語)に加える見解もあるが、近縁関係は証明されていない。

ウラル語族ハンガリー語フィンランド語など)とあわせてウラル・アルタイ語族を構成するという説もあった。