「火山噴火の歴史」の版間の差分
表示
削除された内容 追加された内容
噴火 oldid=58392834より分割 / ノート:噴火参照 |
(相違点なし)
|
2016年1月28日 (木) 16:17時点における版
火山噴火の歴史(かざんふんかのれきし)は、火山噴火記録を列挙している。なお、あらかじめ直接的な噴火によらない火山性ガス・土石流などの被災事例および、特筆すべき点のない噴気活動などは省いた。
紀元前
約210,000 - 120,000年前 | ||
北海道 | 阿寒カルデラ | VEI6以上[1]。 |
約120,000 - 110,000年前 | ||
北海道 | 洞爺カルデラ | VEI6以上[1]。 |
約110,000 - 105,000年前 | ||
鹿児島県 | 阿多カルデラ | 阿多火砕流を噴出したカルデラ火山[2]。VEI6以上[1]。 |
約90,000 - 85,000年前 | ||
熊本県 | 阿蘇カルデラ | VEI6以上[1]。 |
約65,000 - 60,000年前 | ||
神奈川県 | 箱根カルデラ | VEI6以上[1]。 |
約74,000年前 | ||
スマトラ島 | トバ湖 | カルデラを形成。数百万いた人口を1万人程度まで激減させ、ヒトの進化のボトルネックになっている可能性がある[3]。 →詳細は「トバ・カタストロフ理論」を参照
|
約45,000 - 40,000年前 | ||
北海道 | 支笏カルデラ | VEI6以上[1]。 |
北海道 | 倶多楽カルデラ | VEI6以上[1]。 |
北海道 | アトサヌプリ | VEI6以上[1]。 |
約37,000年前 | ||
カンパニア州 | フレグレイ平野 | ネアンデルタール人の絶滅に関係している可能性がある[3]。 |
約29,000年前 | ||
鹿児島県 | 姶良カルデラ | VEI6以上[1]。 |
約15,000年前 | ||
青森県/秋田県 | 十和田カルデラ | 八戸火砕流により直径約11kmの十和田カルデラ(十和田湖)が形成された[4]。VEI6以上[1]。 |
7,600年前 | ||
カムチャツカ地方 | クリル湖 | 完新世最大と言われる噴火により約7kmのカルデラ湖を形成[5][信頼性要検証]。 |
6,850年前[6] | ||
オレゴン州 | クレーターレイク国立公園 | 近在のマザマ火山にて山腹が大陥没を起こす大噴火が発生、直径8kmのカルデラが形成された[6]。火山灰は最深で20m以上堆積、偏西風に乗り1,200km以上離れた地点まで飛散した[6]。 |
紀元前1628年 | ||
南エーゲ地方 | サントリーニ島 | 島の半分が吹き飛ぶ爆発噴火を起こし、南にあったクレタ島で栄えていたミノア文明が打撃を受け衰退の原因となった、という仮説がある。 またこの島の滅亡はアトランティス伝説のモデルではないかとして有名になった[7][8]。 |
約8500 - 8000年前[9] | ||
北方領土 | 萌消カルデラ | 成層火山による火砕流台地[9]。 |
紀元前5550±75年頃 | ||
北方領土 | 温禰古丹島 | 黒石山(幽仙湖)。噴出量30 - 36km3。[要出典] |
約7,600年前 | ||
北海道 | 摩周カルデラ | 成層火山形成後にカルデラ形成[10]。VEI6以上[1]。 |
約5,300年前 | ||
鹿児島県 | 鬼界カルデラ | 噴出量170km3(過去1万年間に地球上で発生した噴火としては最大規模)、広域テフラ鬼界アカホヤ火山灰を放出[3][11]。噴火規模は1991年6月3日雲仙普賢岳の約1,000倍、同時期のピナトゥボ山の10 - 15倍と言われており[11]、完新世における地球上最大の噴火[12]。VEI6以上[1]。 |
紀元前693年 | ||
シチリア島 | エトナ火山 | 記録に残る世界最古の噴火[13]。 |
1 - 999年まで
50±100年(垂仁天皇79年) | ||
ニューヘブリディーズ諸島 | アンブリム島 | VEI6[14]。 |
79年(景行天皇9年) | ||
カンパーニア州 | ヴェスヴィオ | 8月24日の大噴火に伴う翌25日朝の火砕流と土石流によりローマ帝国時代のポンペイが全滅、約2,000人死亡[15][16]。 |
181年(成務天皇51年)?(230±16年(神功皇后摂政30年)?) | ||
ニュージーランド北島 | タウポ湖 | 噴出量120km3、「ハテペ噴火」。[要出典] |
3世紀頃 | ||
大分県 | 黒岳 | 噴出量1.6km3。黒岳が形成される。[要出典] |
450±30年(允恭天皇39年) | ||
サン・サルバドル県 | イロパンゴ湖 | 噴出量71km3。[要出典] |
6世紀前半頃 | ||
群馬県 | 二ツ岳 | 約30年おきに起こった2回の噴火(二ツ岳渋川噴火、二ツ岳伊香保噴火)で二ツ岳の集落を壊滅させる被害[17][18]。 |
535年(安閑天皇4年)?(416年?(允恭天皇5年)) | ||
スンダ海峡 | クラカタウ | 噴出量不明、世界各地に異常気象による混乱発生。「535年の大噴火」。ジャワ島の歴史書では噴火を416年としている。ジャワ島西部のカラタン文明の崩壊、およびメキシコのテオティワカン文明の衰退をもらたしたと考えられている[3]。 |
764年(天平宝字8年) | ||
鹿児島県 | 桜島 | 旧暦12月に島の東岸で噴火。スコリア丘の鍋山を形成し、長崎鼻溶岩流を噴出。『続日本紀』によれば、民家56戸が埋没し、80余人が死亡したという[19][20]。 |
838年(承和5年) | ||
東京都 | 天上山 | 噴出量1.04km3。[要出典] |
864年(貞観6年)から866年(貞観8年)にかけて | ||
静岡県/山梨県 | 富士山 | 貞観大噴火。噴出量0.7km3以上、青木ヶ原溶岩を流出させる。現在の精進湖 、西湖、 青木ヶ原樹海を形成。[要出典] |
874年(貞観16年) | ||
鹿児島県 | 開聞岳 | 3月25日(旧暦3月4日)に噴火。山頂火口に溶岩ドームを形成。『日本三代実録』によれば、降灰で作物が枯れ川は濁り、病死者多数[21]。 |
886年(仁和2年) | ||
東京都 | 向山 | 噴出量1.23km3、房総半島にも被害。[要出典] |
888年(仁和4年) | ||
長野県 | 八ヶ岳 | 6月20日(旧暦5月8日)に発生した八ヶ岳山体崩壊による千曲川洪水で多数の死者発生。これが八ヶ岳の水蒸気爆発によるものとする仮説がある[22]。 |
915年(延喜15年) | ||
青森県/秋田県 | 十和田湖 | 噴出量6.5km3。火砕流が周囲20kmを焼き払い、火山灰が東北地方一帯に積もる。湖中より噴火。『扶桑略記』によれば延喜15年(旧暦7月5日)に天が暗くなり、数日後に出羽国より降灰の連絡が届いたという。米代川流域には、胡桃館遺跡などこの噴火によるラハールで埋没した平安時代前期の遺跡が残る。噴火とラハールが民衆に伝承されたものが『三湖伝説』であるという[23][4]。 →詳細は「三湖伝説」を参照
|
946年(天慶9年)?(969±20年?) | ||
中国/北朝鮮国境 | 白頭山 | 日本の北海道から東北地方にかけて多量の降灰の分布が確認されている[24]。 |
1000年 - 1799年まで
1108年(嘉承3年/天仁元年) | ||
長野県 | 浅間山 | 噴出量1.41km3。上野国に大きな被害が出る。[要出典] |
1235年(文暦2年/嘉禎元年) | ||
宮崎県/鹿児島県 | 御鉢 | 噴出量0.1km3。霧島山で記録に残る最大の噴火。寺社焼失、数十cmの降灰。[要出典] |
1257年(康元2年/正嘉元年) | ||
西ヌサ・トゥンガラ州 | サマラス山 | 噴出物は体積で40km3、火山灰や硫酸塩が南極やグリーンランドにも降下した[25]。氷床コアの分析、異常気象の記録などから巨大噴火の存在が推定されていたが、長きにわたり噴出源や噴出量は諸説あり不明とされていた[25]。 2013年10月、パリ第1大学の地理学者フランク・ラビーニュと研究チームにより噴出源である火山が特定された[25]。 |
1361年(南朝:正平16年、北朝:康安元年) | ||
新潟県 | 新潟焼山 | 噴出量0.36km3。山頂部溶岩ドームを形成。[要出典] |
1410年(応永17年) | ||
栃木県 | 那須岳 | 旧暦1月21日、詳細不明ながら死者180名[26][27]。 |
1452年(宝徳4年/享徳元年) - 1453年(享徳2年) | ||
エピ島 | クワエ海底火山 | 海底火山。噴出量36 - 96km3、巨大な海底噴火によって世界各地で異常気象と飢饉が発生。[要出典] |
1471年 (文明3年)- 1476年(文明8年) | ||
鹿児島県 | 桜島 | 文明大噴火。9月12日および1476年9月12日の2回にわたって大噴火を起こし、溶岩流出、死者多数[28][29]。 |
1580±20年 | ||
ブーゲンビル島 | ビリーミチェル火山 | 噴出量14km3。[要出典] |
1586年(天正14年) | ||
東ジャワ州 | ケルート山 | ラハールにより死者約10,000人[26]。 |
1596年(文禄5年/慶長元年) | ||
長野県 | 浅間山 | 慶長元年5月5日、噴石により死者多数[30]。 |
1600年(慶長5年) | ||
アンデス山脈 | ワイナプチナ | 火山灰噴出量30km3、翌1601年以降のロシアの異常寒波の原因となり1603年までの餓死者200万人[3]。 |
1631年(寛永8年) | ||
カンパーニア州 | ヴェスヴィオ | 熱雲により死者4,000名[26]。 |
1638年(寛永15年) | ||
東ジャワ州 | ラウン | 噴出量0.05 - 1.05km3、死者1,000人。[要出典] |
1640年(寛永17年) | ||
北海道 | 北海道駒ヶ岳 | 7月30日(旧暦6月13日)、山体崩壊に伴う岩屑なだれが内浦湾に流入し、大津波が発生。溺死者700名以上、船舶100余隻に被害[26][31]。VEIは5[32]。 |
1660±20年 | ||
ニューギニア島北方 | ロング島 | {噴出量30km3。[要出典] |
1662年(寛文2年) | ||
大分県 | 中岳 | 2月26日、噴気の突出または爆発[33]。 |
1663年(寛文3年) | ||
北海道 | 有珠山 | 8月16日、噴煙柱が津軽藩領内からも観察され、爆発に伴う空振が庄内平野でも感じられる。死者5名[31][34]。 |
1664年(寛文4年) | ||
沖縄県 | 硫黄鳥島 | 日時不明、噴火により地震、死者あり[31]。 |
1667年(寛文7年) | ||
北海道 | 樽前山 | 噴出量4.0km3。火山灰が現在の苫小牧市で1 - 2m、十勝地方で数cm降り積もる。[要出典] |
1669年(寛文9年) | ||
シチリア島 | エトナ火山 | 溶岩流を主原因とする被害で死者約10,000人[13]。 |
1672年(寛文13年/延宝元年) | ||
ジャワ島 | ムラピ山 | 熱雲により死者3,000名[26][35]。 |
1684年(天和4年/貞享元年) - 1690年(元禄3年) | ||
東京都 | 三原山 | 噴出量0.18km3。貞享大噴火。多量の溶岩流出。[要出典] |
1694年(元禄7年) | ||
北海道 | 北海道駒ヶ岳 | VEIが4に達する大噴火[32]。 |
1701年(元禄14年) | ||
北スラウェシ州 | アウ山 | 火砕流により死者3,000名[36]。 |
1707年(宝永4年) | ||
静岡県/山梨県 | 富士山 | 11月の噴出量7億km3[37]}}。宝永地震の49日後に噴火、宝永山を形成。江戸にも数cmの降灰。 17億立方メートルに及ぶ火山噴出物により山麓で家屋・耕地被害が発生、餓死者多数[11]。記録上最後の噴火[38]。 玄武岩質噴火でプリニー式噴火という富士火山の火山史において非常に特異的な噴火であり、同様の事例は1886年ニュージーランドのタラウェラ山噴火などしか例がない[39]。 →詳細は「宝永大噴火」を参照
|
1711年(宝永8年/正徳元年) | ||
北スラウェシ州 | アウ山 | 噴出量不明(火山爆発指数3)、火砕流により死者3,000人。[要出典] |
1716年(正徳6年/享保元年) | ||
宮崎県/鹿児島県 | 新燃岳 | 火砕流により死者5名、負傷者31名、焼失家屋600余棟、山林・田畑・牛馬に被害[31]。 |
1721年(享保6年) | ||
ミールダルスヨークトル氷河 | カトラ火山 | 噴出量1.2km3。[要出典] |
長野県 | 浅間山 | 6月22日、噴石により登山者15名死亡、重傷者1名[31]。 |
1739年(元文4年) | ||
北海道 | 樽前山 | 7月、火山カルデラを形成する大噴火で、約30km離れた千歳市で1m近い降灰が確認されている[37]。 |
1741年(元文6年/寛保元年) | ||
北海道 | 渡島大島 | 8月29日、山体崩壊に伴う岩屑なだれが大津波を生じさせ、北海道と津軽地方で死者1,467名、家屋791棟流出・破壊。船舶被害1,521隻[37][26][36]。 |
1755年(宝暦5年) | ||
ミールダルスヨークトル氷河 | カトラ火山 | 噴出量1.5km3。[要出典] |
1760年(宝暦10年) | ||
モルッカ諸島 | マキヤン | 土石流・洪水により死者2,000名[36]。 |
1764年(宝暦14年/明和元年) | ||
北海道 | 恵山 | 7月、噴気により犠牲者多数[31]。 |
1769年(明和6年) | ||
北海道 | 有珠山 | 噴出量0.11km3。火砕流で山麓の民家焼失。[要出典] |
1772年(明和9年/安永元年) | ||
西ジャワ州 | パパンダヤン山 | 土石流・洪水により死者2,000名[36]。 |
1775年(安永4年) | ||
北マルク州 | ガマラマ山 | 火砕流により死者1,300名[36]。 |
1777年(安永6年) | ||
東京都 | 三原山 | 噴出量0.3km3。多量の溶岩を流出、民家、耕地に大きな被害。[要出典] |
1779年(安永8年) | ||
鹿児島県 | 桜島 | 10月1日、安永大噴火。多量の溶岩を流出し、翌年には海底噴火も発生。長崎や江戸でも降灰があり、死者153名[28][29][31][26][37]。 |
1781年(安永10年/天明元年) | ||
鹿児島県 | 桜島 | 安永10年3月18日、海中噴火による津波で死者・行方不明者15名[29][31][28]。 |
1783年(天明3年) | ||
スカフタフェットル国立公園 | ラキ火山 | 1,200億トンの硫黄酸化物を噴出[3]、ヨーロッパの極端な冷夏および飢饉の原因になったとされ、アイスランド全人口の24%、家畜の75%が死亡[40]、アイスランド農作物を全滅、家畜激減により餓死者9,300人[26]。 |
東京都 | 青ヶ島 | 4月10日、家屋61戸焼失、死者7名[31]。 |
長野県 | 浅間山 | 天明大噴火。8月4日夕刻に火山弾の直撃により1名が即死、これによりパニックが発生し住民が南方面へ避難を開始。 翌5日、火砕流や鬼押出し溶岩の流出に加え、大規模な山体崩壊も発生。火砕流などにより死者1,443名、流家数957戸。降灰と火山噴出物は噴火以前から発生していた飢饉を更に悪化させる要因となった。 また、噴火は3ヶ月以上にも及び、2億トンにも及ぶ多量の火山灰は大凶作の一因となり、餓死者約100万人となった[41][42][43][44][31][37][26]。 →詳細は「天明の大飢饉」を参照
|
1785年(天明5年) | ||
東京都 | 青ヶ島 | 4月10日、家屋61戸焼失、死者7名[31]。続く4月18日、噴火により島民327名のうち死者130 - 140名、残りは八丈島に避難[31][37][26]。 →詳細は「還住」を参照
|
1790年(寛政2年) | ||
北方領土 | 阿頼度山 | VEI4に達する大噴火を観測[32]。 |
1791年(寛政3年) | ||
長崎県 | 雲仙岳 | 12月、山体崩壊により小浜で死者2名[31]。 |
1792年(寛政4年) | ||
長崎県 | 普賢岳 | 地獄跡火口から噴火後、北東山腹から噴出量約2,000万m3に達する溶岩を流出[45]。噴火停止後1ヶ月を経過した地震により眉山が山体崩壊[45]、総量0.34km3に及ぶ[45]岩屑なだれが有明海に流入し、大津波が発生。死者約15,000人[46][31][37]で日本最大の被害者数[45]。 →詳細は「島原大変肥後迷惑」を参照
|
1800年 - 1899年まで
1801年(寛政12年/享和元年) | ||
山形県/秋田県 | 鳥海山 | 8月、噴石により登山者8名死亡[31]。 |
1813年(文化10年) | ||
鹿児島県 | 諏訪之瀬島 | 文化噴火[47]。 |
1814年(文化11年) | ||
ルソン島 | マヨン山 | 溶岩がカグサワを埋め尽くし死者1,200名以上[48]。 |
1815年(文化12年) | ||
スンバワ島 | タンボラ山 | 噴出物1,700億トン、直径6キロメートルのカルデラを形成。火砕流、津波、疫病、飢饉などにより犠牲者数117,000人[3][26]。 →詳細は「夏のない年」を参照
|
1816年(文化13年) | ||
熊本県 | 阿蘇山 | 7月、噴石により死者1名[31]。 |
1822年(文政5年) | ||
北海道 | 有珠山 | 3月23日、火砕流で山麓の集落が全滅。死者103名、馬1,473頭被害、負傷者多数、集落移転[34][31][37][49]。 |
1841年(天保12年) | ||
鹿児島県 | 口永良部島 | 5月23日、噴火により村落焼亡、犠牲者多数[31]。 |
ジャワ島 | ガルングン山 | 火砕流および土石流により死者4,000名以上[36][26]。 |
1845年(弘化2年) | ||
アンデス山脈 | ネバドデルルイス火山 | 土石流・洪水により死者1,000名[36]。 |
1846年(弘化3年) | ||
北海道 | 恵山 | 11月18日、噴火で発生した泥流により北東側集落で死傷者多数[31]。 |
1854年(嘉永7年/安政元年) | ||
熊本県 | 阿蘇山 | 2月26日、噴火により参拝者3名死亡[31]。 |
1856年(安政3年) | ||
北海道 | 北海道駒ヶ岳 | 9月25日、大噴火により火砕流発生[32]。噴石により死者2名、火砕流により19ないし27人の犠牲者[31]。VEIは4[32]。 |
北スラウェシ州 | アウ山 | 火砕流により死者2,806名[36]。 |
1871年(明治4年) | ||
ジャワ島 | ムラピ山 | 噴火により死者1,400名[35]。 |
1872年(明治5年) | ||
熊本県 | 阿蘇山 | 12月30日、噴火により硫黄採集者が数名死亡[31]。 |
1874年(明治7年) | ||
東京都 | 三宅島 | 7月3日、流出溶岩により家屋45軒が埋没、死者1名[31]。 |
1883年(明治16年) | ||
スンダ海峡 | クラカタウ | 8月27日、島が吹き飛ぶ[50]大噴火により噴出した火山灰・岩石・噴煙が上空20,000メートル以上にまで到達、噴火によって発生した津波も含め犠牲者数36,000人以上[51][26]。噴火の爆発音は4,600km離れたインド洋上の島にまで達した[50]。 |
1886年(明治19年) | ||
ニュージーランド北島 | タラウェラ山 | 6月10日零時頃、突然爆発的噴火が発生、午前2時30分までには3つの山頂すべてが噴火を開始し、午前3時20分にはロトマハナ湖の湖底が爆発[52]。 湖底の沈殿物で生成されていた観光名所であったピンクテラス、ホワイトテラスは双方とも壊滅し、近隣の村は火砕流に飲み込まれ、100名以上の犠牲者を生んだ[52]。 火山灰噴出量は15億km3を超え、15,000km2以上の範囲に渡って降り注いだ[52]。1707年富士山の宝永大噴火と同じく、玄武岩質噴火でプリニー式噴火という非常に特異的な噴火[39]。 |
1888年(明治21年) | ||
福島県 | 磐梯山 | 明治21年7月15日、山体崩壊を伴う噴火により土石流が発生、山麓5村11部落が埋没し死者477名、負傷者28名。噴火に際して移動した大量の土砂が融雪期の洪水被害の原因となった[41][53][54][37][26][11][49]。VEIは4[32][31]。 |
ヴィート諸島 | リットー山 | 火山性津波により死者3,000名[36]。 |
1892年(明治25年) | ||
北スラウェシ州 | アウ山 | 火砕流などにより死者1,532名[36]。 |
1893年(明治26年) | ||
山形県/福島県 | 吾妻山 | 6月、噴火により火口付近調査中の2名死亡[31]。 |
1895年(明治28年) | ||
鹿児島県/宮崎県 | 御鉢 | 10月16日、噴石により家屋22軒出火、噴火および噴石により4名死亡[31]。 |
1896年(明治29年) | ||
鹿児島県/宮崎県 | 御鉢 | 3月15日、噴火により登山者1名死亡、負傷者1名[31]。 |
1897年(明治30年) | ||
群馬県 | 草津白根山 | 8月3日、爆発により負傷者1名[31]。 |
1900年 - 1950年まで
1900年(明治33年) | ||
鹿児島県/宮崎県 | 御鉢 | 2月16日、爆発により死者2名、重傷者3名[31]。 |
福島県 | 安達太良山 | 7月17日、火砕流が火口の硫黄採掘所を直撃[37]、硫黄採掘所全壊により死者72名、負傷者10名、山林耕地被害[31][37]。 |
1902年(明治35年) | ||
西インド諸島 | プレー山 | 5月2日、火砕流により麓のサン・ピエール市が全滅、住民約28,000人が死亡[55][26]。 |
東京都 | 伊豆鳥島 | 8月7日から9日にかけて、全島民125名死亡[37][31][26]。 |
ケツァルテナンゴ県 | サンタマリア火山 | 火砕流・火山性ガス・飢饉により死者4,500名[36]。 |
ウィンドワード諸島 | スフリエール山 | 火砕流により死者1,680名[36]。 |
1904年(明治37年) | ||
ジャワ島 | ムラピ山 | 1月、噴火により死者16名[35]。 |
1910年(明治43年) | ||
北海道 | 四十三山 | 明治43年7月25日、降灰により家屋・山林・耕地に被害、翌26日に泥流で死者1名[31][34]。 |
1911年(明治44年) | ||
長野県 | 浅間山 | 5月8日、噴石により死者1名、負傷者2名。同年8月15日にも噴石があり、死者2名・重軽傷者数十名[31]。 |
ルソン島 | タール山 | 火砕流および津波により死者1,335名[36]。 |
1912年(明治45年/大正元年) | ||
東京都 | 三原山 | 噴出量0.033km3。1912年より1914年にかけて溶岩流出。[要出典] |
長野県 | 浅間山 | 5月29日、噴石により登山者1名死亡、負傷者1名[31]。 |
1914年(大正3年) | ||
鹿児島県 | 桜島 | 1月12日、大正大噴火[31]。噴出量20億km3[37]。溶岩流は海まで達し、地震・噴火被害は死者58名、負傷者112名、全焼家屋約2,140戸、全半壊315棟。 噴出した火山灰・軽石・溶岩の総量は2立方キロメートルと見積もられており、雲仙普賢岳噴火(1991年)の約10倍、富士山の貞観噴火(864年)と宝永噴火(1707年)を合わせた量に匹敵 。噴火の音響と火山灰は四国の愛媛県長浜町(現大洲市)まで到達した[56]。VEIは4[32]。 鹿児島測候所(現鹿児島地方気象台)の誤った噴火予測を信じた知識階級が逃げ遅れたことが科学不信の碑の碑文に記されている[31][29][28][49]。 →詳細は「桜島爆発記念碑」を参照
|
1915年(大正4年) | ||
長野県 | 焼岳 | 6月6日、7月6、16日に水蒸気爆発[57]。VEI2[57]。大正池が生成される[57]。 |
1919年(大正8年) | ||
東ジャワ州 | ケルート山 | 土石流・洪水により死者5,110名[36][26]。『ラハール(インドネシア語)』の語源となった事例[58]。 |
1920年(大正9年) | ||
ジャワ島 | ムラピ山 | 10月、噴火により死者35名[35]。 |
1923年(大正12年) | ||
鹿児島県/宮崎県 | 御鉢 | 7月11日、噴火により死者1名[31]。 |
1925年(大正14年) | ||
沖縄県 | 西表島北北東海底火山[要出典] | 8月頃から翌1926年(大正15年)にかけて、 東北地方沿岸より北海道沿岸にかけて大小多量の軽石が漂着[59]。 |
1926年(大正15年/昭和元年) | ||
北海道 | 十勝岳 | 5月24日、2回目の大爆発による噴石が火口より2.4kmの硫黄鉱山に1分未満で到達、操業中の作業員25名が死亡、高温の岩屑なだれが融雪型火山泥流(ラハール)となり火口より25kmの富良野原野まで25分で到達し死者119名、負傷者12名。 山林・耕地・道路・橋梁・鉄道などに甚大な被害[60][61][37]。VEIは3[32]。 |
1928年(昭和3年) | ||
長野県 | 浅間山 | 2月23日、噴石により児童負傷[31]。 |
1929年(昭和4年) | ||
北海道 | 北海道駒ヶ岳 | 6月17日、降下火砕物により家屋全半壊1,915棟、死者2名、負傷者4名、家畜被害136頭、家屋損壊1,915棟[31][11]。噴出量5億km3で20世紀以降では桜島に次ぐ[37]。VEIは4[32]。 |
1930年(昭和5年) | ||
長野県 | 浅間山 | 8月20日、火口付近で死者6名[31]。 |
ジャワ島 | ムラピ山 | 大規模噴火により1,369名、家屋損壊1,109戸、牛2,140頭の被害[35]。 |
1931年(昭和6年) | ||
長野県 | 浅間山 | 8月20日、噴火により登山者が重症1名、負傷2名[31]。 |
鹿児島県 | 口永良部島 | 4月2日、爆発により土砂崩壊、負傷者2名。山林田畑に被害[31]。 |
1932年(昭和7年) | ||
熊本県 | 阿蘇山 | 12月18日、噴石により負傷者13名[62]。 |
群馬県 | 草津白根山 | 10月1日に発生した噴火(M1.8)で発生した火山泥流により硫黄鉱山の工夫2名が飲み込まれ死亡、負傷者7名、山上施設破損甚大[63][31]。 |
1933年(昭和8年) | ||
鹿児島県 | 口永良部島 | 12月24日より翌1934年1月11日にかけて、噴火により七釜集落全焼、死者8名・負傷者26名・家屋全焼15棟・牛馬、山林耕地に大被害[31]。 |
北方領土 | 春牟古丹岳 | 噴出量1.0km3。死者2名。[要出典] |
1934年(昭和9年) | ||
鹿児島県 | 昭和硫黄島 | 9月より翌1935年3月にかけて昭和硫黄島にて火山活動[64]。9月20日に島東方2kmの海底で噴火、これにより12月に硫黄島新島(昭和硫黄島)が生成される[64]。マグマ噴出量は0.276 DREkm 3、VEI4[64]。 |
1936年(昭和11年) | ||
鹿児島県 | 硫黄岳 | 10月26日に始まった硫黄岳の火山活動により島が30cm沈下[64]。 |
長野県 | 浅間山 | 7月29日、噴火により登山者1名死亡、同年10月17日にも噴石により登山者1名死亡[31]。 |
1937年(昭和12年) | ||
ニューブリテン島 | タブルブル山 | 噴火により死者500名以上[65]。 |
1938年(昭和13年) | ||
長野県 | 浅間山 | 7月16日、噴石・降灰により登山者若干名死亡、農作物被害[31]。 |
1939年(昭和14年) | ||
東京都 | 伊豆鳥島 | 噴出量0.1km3。噴石丘の生成と溶岩の流出。[要出典] |
1940年(昭和15年) | ||
東京都 | 三宅島 | 7月12日、火山弾・溶岩流などにより死者11名、負傷者20名、その他被害大[31]。 |
熊本県 | 阿蘇山 | 4月、噴石により負傷者1名[62]。 |
1941年(昭和16年) | ||
長野県 | 浅間山 | 7月13日、噴石により死者1名、負傷者2名[31]。 |
1942年(昭和17年) | ||
北海道 | 北海道駒ヶ岳 | VEIが3に達する噴火、火山サージを観測[32]。 |
1944年(昭和19年) | ||
北海道 | 昭和新山 | 7月11日、火災サージにより負傷者1名、家屋損壊。8月26日にも降灰による窒息で死者1名、家屋焼失[31]。 |
ジャワ島 | ムラピ山 | 火砕流により60余名死亡、6,000人以上が避難[66]。 |
1946年(昭和21年) | ||
鹿児島県 | 桜島 | 昭和大噴火。1月30日以降、5月末まで活動継続。多量の溶岩を流出し山林焼失、死者1名[29][67]。 |
1947年(昭和22年) | ||
長野県 | 浅間山 | 8月14日、噴石により山火事発生、登山者9名死亡[31]。 |
1949年(昭和24年) | ||
長野県 | 浅間山 | 8月15日、噴火時に登山者が転倒し4名負傷[31]。 |
1950年(昭和25年) | ||
長野県 | 浅間山 | 9月23日、噴石により登山者1名死亡、負傷者6名。空振で山麓建造物のガラスに被害[31]。 |
東京都 | 三原山 | 噴出量0.027km3。溶岩流出。[要出典] |
1951年 - 1999年まで
1951年(昭和26年) | ||
オロ州 | ラミントン山 | 火砕流により死者2,942名[36][26]。 |
1952年(昭和27年) | ||
東京都 | ベヨネース列岩 | 9月24日、明神礁の海底噴火により海上保安庁観測船第5海洋丸が遭難、乗員31名全員殉職[37][31]。 |
1954年(昭和29年) | ||
ジャワ島 | ムラピ山 | 1月、死者64名、家屋損壊144戸、牛59頭の被害[35]。 |
1955年(昭和30年) | ||
鹿児島県 | 桜島 | 昭和30年10月13日から17日までに8回の爆発・噴火、死者1名・負傷者7名または9名の人的被害および農作物被害。これ以降2001年現在に至るまで断続的に爆発が続く[68][29][28]。 |
1957年(昭和32年) | ||
東京都 | 三原山 | 10月13日、噴火により火口付近で観光客1名死亡、重軽傷53名[31]。 |
1958年(昭和33年) | ||
熊本県 | 中岳 | 6月24日、噴石により死者12名、負傷者28名、建造物に被害[62][67][31]。 |
北海道 | 大雪山 | 7月26日、御鉢平有毒温泉付近で火山性ガスにより登山者2名死亡[31]。 |
1959年(昭和34年) | ||
宮崎県/鹿児島県 | 新燃岳 | 山林、耕地に大きな被害。[要出典] |
1961年(昭和36年) | ||
ジャワ島 | ムラピ山 | 5月、死者6名、家屋損壊104戸、牛19頭の被害[35]。 |
北海道 | 大雪山 | 6月18日、御鉢平火口底で火山性ガスにより登山者2名死亡[31]。 |
長野県 | 浅間山 | 8月18日、噴石により行方不明者1名、耕地に被害[31]。 |
1962年(昭和37年) | ||
北海道 | 十勝岳 | 6月29日、噴火噴煙12,000メートル上昇、降灰は知床半島、千島列島に達する。大正火口付近にあった硫黄採掘現場宿舎の作業員5名が死亡、負傷者11名。大正火口の採掘がその後中止される[69]。VEIは3[32]。 |
長野県 | 焼岳 | 6月17日、水蒸気爆発による噴石により火口付近の山小屋で負傷者2名[31][57][70]。 |
東京都 | 三宅島 | 噴出量0.009km3。溶岩流出、民家焼失。[要出典] |
バリ島 | アグン山 | 火砕流などにより死者1,148名[36]。 |
1964年(昭和39年) | ||
鹿児島県 | 桜島 | 2月3日、爆発。噴石により下山途中の高校生が被災し重軽傷7名[68]。 |
1965年(昭和40年) | ||
バタンガス州 | タール山 | ベースサージにより死者150名[71]。 |
1966年(昭和41年) | ||
鹿児島県 | 口永良部島 | 11月22日、爆発。噴石により負傷者3名、牛被害1頭[31]。 |
1969年(昭和44年) | ||
ジャワ島 | ムラピ山 | 1月、噴火・土石流により死者6名、家屋損壊322戸、農地245haの被害[35]。 |
1973年(昭和48年) | ||
鹿児島県 | 桜島 | 昭和48年6月1日、爆発。最大でこぶし大の噴石により車100台に被害、負傷者1名[68]。 |
北方領土 | 爺爺岳 | 7月14日から28日にかけてマグマ水蒸気噴火(ストロンボリ式噴火、サブプリニー式)[72]。VEIは4[32]。根室市でも降灰を観測[32]。 |
東京都 | 西之島新島 | 噴出量0.017km3。近海の海底噴火から始まって新島を形成し、やがて本島と結合。[要出典] |
1974年(昭和49年) | ||
鹿児島県 | 桜島 | 6月17日と8月9日の合計で死者8名[28]。 |
新潟県 | 新潟焼山 | 7月28日、噴石により山頂付近で登山者3名死亡[31]。 |
1975年(昭和50年) | ||
カムチャツカ地方 | ムトノフスキー火山 | トルバチクの大噴火が1年以上継続、植物は400km2に渡って全滅、噴出物は2kmに飛散、火山性ガスの流速は音速を超え、火山灰の堆積深は7mに達している[73]。この噴火により、山頂に存在した溶岩湖が消失した[74]。 |
1977年(昭和52年) | ||
北海道 | 有珠山 | 8月7日午前9時12分より山頂カルデラ、小有珠斜面からのプリニー式の軽石噴火で始まり[75]、降下火砕物により住宅被害196棟、死者2名[11]。 |
1978年(昭和53年) | ||
鹿児島県 | 桜島 | 7月29日から8月1日にかけて爆発、火山礫による負傷者3名、自動車・家屋窓ガラス破損、鹿児島県鹿児島市吉野町で停電家屋2,500戸の被害が発生[29][68]。 |
北海道 | 有珠山 | 10月24日、前日から続く降雨により山周辺ほぼ全域で発生した土石流により死者2名、行方不明者1名、軽傷2名、家屋被害196棟[49][31][34]。 |
1979年(昭和54年) | ||
熊本県 | 阿蘇山 | 6月13日15時10分に噴煙高度1,500 - 2,000mの噴火[76]。同年9月6日にも爆発的噴火を起こし、噴石により死者3名、重軽傷11名、火口東駅舎被害[62][76][31][67]。12月中旬まで活発な活動が続いた[76]。 |
1980年(昭和55年) | ||
ワシントン州 | セントヘレズ山 | 5月18日8時32分 (PDT)[77] の山体崩壊により岩屑雪崩と爆風が発生、岩屑雪崩の末端は山頂から28キロメートル地点まで達し[78]、噴煙は上空18,000メートルに達した[79]。火砕流などにより死者57人[67][80]。 山の標高は1日で300メートル以上低くなり、広島型原爆2万7000個分に相当するエネルギーが放出された[81]。 爆風の速度は時速480km、約840km2の範囲に広がり、発生した火砕流は土砂量12億m3、時速80 - 130km、摂氏700度以上と見積もられている[77]。 |
1981年(昭和56年) | ||
北方領土 | 阿頼度山 | VEI4に達する大噴火を観測[32][82]。 |
1982年(昭和57年) | ||
チアパス州 | エルチチョン山 | 火砕流などにより死者1,879名[36]。 |
1983年(昭和58年) | ||
東京都 | 三宅島 | 10月3日14時頃からの群発地震に続き、15時15分から二男山付近で割れ目噴火が開始[83]。 17時過ぎには約3kmに及ぶ溶岩噴泉を経て20時以降に少数の火口からストロンボリ式噴火[83]。最終的に割れ目は総延長4.5km、火口数は90カ所以上に達し、火山灰が住宅・農地・山林に降り積もり被害を与えた[83]。 |
ハワイ州 | マウナ・ロア山 | 1月から始まった[84]噴火による玄武岩質マグマが時速16kmもの速さで斜面を流下した[50]。このような流れやすいマグマは稀で、火口における溶岩温度は摂氏1,100度と見積もられている[50]。 |
1985年(昭和60年) | ||
鹿児島県 | 桜島 | 昭和60年7月21日、降灰による踏切遮断機誤作動により普通列車と乗用車が衝突事故、負傷者1名[68]。 |
アンデス山脈 | ネバドデルルイス火山 | 11月13日の中規模軽石噴火による高温噴出物が山体斜面の万年雪を融解、土石流となって東麓を50キロメートル流下、麓のアルメロ町および近隣町に直撃し死者23,000名以上[85]、負傷者5,485名、崩壊家屋5,680戸、被害者総数17万人[86]。 |
1986年(昭和61年) | ||
東京都 | 三原山 | 7月より始まった火山性微動観測が前兆現象と考えられている[87]。 11月15日17時25分頃、中央縦穴火口南壁から噴火開始、噴煙高度は3,000mに達した[87]。 11月15日から19日までの噴出物量は約2,930万トン、11月21日の噴出物量は2,900万トン[88]。 この想定外の大噴火により、噴火活動開始直後は観光客増加を見込み大歓迎していた島民らは混乱し、全島民約11,000人の島外避難が行われることになった[89]。 |
鹿児島県 | 桜島 | 昭和61年11月23日、直径2m、約5tの噴石がホテルを直撃、重軽傷6名。付近の飼料乾燥室全焼[68][31]。 |
北方領土 | 幌筵島 | 千倉岳で噴出量0.12km3。[要出典] |
1989年(昭和64年/平成元年) | ||
静岡県 | 手石海丘 | 7月13日、静岡県伊東市沖の手石海丘で海底噴火、海底に直径約200mの火口を有する高さ約10mの海底火山が形成[90]。マグマ噴出量は 0.00004 DREkm3、VEIは1[91]。 |
1990年(平成2年) | ||
長崎県 | 雲仙岳 | 溶岩ドームの生成・崩壊による火砕流が繰り返し発生し、最盛期には火砕流下約6,000回を数え、1995年2月に噴火収束[45]。1990年(平成3年)5月26日の火砕流で負傷者1名。 |
ハワイ州 | キラウエア火山 | この年と翌1991年の噴火による溶岩流で近在のカラパナ村が壊滅、建造物被害100戸[84]。 |
東ジャワ州 | ケルート山 | 30名以上死亡、負傷者数百名[92]。 |
1991年(平成3年) | ||
長崎県 | 雲仙岳 | 6月3日、火砕流などにより報道関係者を中心に遭難、死者43名・行方不明者3名・負傷者9名[93]、建造物被害179棟[93]。 6月8日には3日を上回る大火砕流が発生し水無川沿いに約5.5km流下、9月15日の火砕流では南島原市立大野木場小学校が焼失[94]。 平成新山形成[31][67][41]。 2014年の御嶽山噴火が発生するまでは戦後最大の人的被害[95]。 |
ルソン島 | ピナトゥボ山 | 6月12日に火山噴出物の堆積による建造物倒壊で死者約800人[51]。噴火の影響によりアメリカ軍クラーク空軍基地が使用不能となり撤退[96]。 6月15日13時42分に発生した最大噴火は21世紀最大級とされており、噴煙柱最大高度は成層圏である40kmに達し、火砕流は18km流下、火砕流堆積物総量は48ないし71億m3と推定、噴火直後の温度は摂氏700度、堆積深100mを超えたため山腹の樹木・生物を全滅させた[97]。 |
1993年(平成5年) | ||
長崎県 | 雲仙岳 | 6月23日より翌24日にかけて火砕流により死者1名[94]、多数家屋焼失[49][31][41]。 |
1994年(平成6年) | ||
ジャワ島 | ムラピ山 | 60人以上死亡、森林焼失700ha[35]、約6,000人が避難[51]。 |
ニューブリテン島 | タブルブル山 | 同時噴火によりラバウル市が壊滅的被害[98]。直前噴火予測により全住民避難、死者5名[99]。 |
ブルカン火山 | ||
1995年(平成7年) | ||
長野県 | 焼岳 | 2月11日、南東山麓の工事現場で熱水性の水蒸気爆発発生、作業員4名死亡[31][57]。 |
ミンダナオ島 | パーカー山 | 噴火口崩壊により少なくとも死者70名、行方不明者30名[51]。 |
1997年(平成9年) | ||
小アンティル諸島 | モントセラト島 | 降灰により臨時首都ブレイズが壊滅状態となり、火砕流により20名が死亡または行方不明[51]。 |
1998年(平成10年) | ||
鹿児島県 | 硫黄岳 | 水蒸気爆発と思われる火山性地震を観測したほか、現地調査にて火山灰の放出と東中腹での降灰を確認[64]。 |
シチリア島 | エトナ火山 | 4カ所の火口から同時噴火、溶岩噴泉と噴煙が続いた[13]。 |
2000年以降
2000年(平成12年) | ||
北海道 | 有珠山 | マグマ水蒸気爆発による噴煙は上空3,500mに達し、噴出量は2.2×108kg[100]。噴火を事前に予知し、住民約10,000人を避難させることに成功[37]。VEIは2[32]。 |
東京都 | 三宅島 | 8月18日14時に最大のマグマ水蒸気爆発が発生、噴煙は上空15,000mまで達し、中腹の村営牧場地区で火山岩塊・火山弾により牛15頭の被害[101]、 岩脈貫入、海底噴火、カルデラ、火山灰や低温火砕流、火山ガスの放出が同時発生した、有史では前例のない種類の活動[83]。2000年6月から9月にかけての3回の噴火により群発地震およびM6.4の地震が発生、1名死亡[102]。 VEIは3[32]、9月12日に計測された噴火口からの二酸化硫黄排出量平均は42万トン/日となっており、世界でも類を見ない[103]。 |
2002年(平成14年) | ||
ヴィルンガ山地 | ニーラゴンゴ山 | 噴火によりゴマ市中心部ほか数カ所が破壊[51]、死者約150名、被災者約60万人[104]。 |
2006年(平成18年) | ||
アンデス山脈 | トゥングラウア火山 | 2006年7月18日現在で死者1名・避難者約12,000名にのぼる人的被害、火山所在地近辺の農地・家畜に大きな被害[105]。 |
ビコル地方 | マヨン山 | 8月の噴火により直接被害はなかったものの、その後の台風により中腹の火山泥が流出し死者1,000名以上[48]。 |
2007年(平成19年) | ||
ナトロン湖 | オルドイニョ・レンガイ[要出典] | 詳細不明。 |
2008年(平成20年) | ||
カムチャツカ地方 | シベルチ山 | 9月の噴火により頂上の一部が吹き飛ばされた[106]。 |
2009年(平成21年) | ||
北方領土 | 芙蓉山 | 松輪島。噴出量0.4km3。付近の航空路が閉鎖される。[要出典] |
2010年(平成22年) | ||
エイヤフィヤトラヨークトル | エイヤフィヤトラヨークトル | 3月20日から噴火開始、4月14日に噴火[107]。3日間継続した噴煙柱はヨーロッパの大部分に到達し[107]、火山灰による影響を強く受けるジェットエンジンを使用した旅客機を中心に被害が拡大[108]。 |
北スマトラ州 | シナブン山 | 8月30日。[要出典] |
ジャワ島 | ムラピ山 | 10月26日、死者386人、40万人が避難[51][67]。 |
カムチャツカ地方 | クリュチェフスカヤ山 | カムチャッカ半島にて10月28日、同時噴火。[要出典] |
シベルチ山 | ||
エスクィントラ県 | パカヤ火山 | 噴火と熱帯暴風雨により死者・行方不明者165名、被災家屋3万戸、総被災者数10万人[109]。 |
2011年(平成23年) | ||
宮崎県/鹿児島県 | 新燃岳 | 2月1日、4回目の爆発的噴火[110]により宮崎県日南市、都城市[110]付近まで降灰し、交通・空路[110]に影響が出た。爆発による空振により軽傷者1名、噴石などによりガラス・太陽光パネル破損945件[31]、噴出量は2,400万トンに及ぶと推定されている[111]。 溶岩ドームを生成、火砕流が観測されたほか、気象庁による噴火警戒レベルは「3」に引き上げられ、入山規制が発生した[112][110]。2016年現在も活動が続いている[113]。 →詳細は「新燃岳 § 平成時代の火山活動」を参照
|
2012年(平成24年) | ||
カムチャツカ地方 | シベルチ山 | 高度7.8kmに達する噴煙が確認[114]。 |
2013年(平成25年) | ||
鹿児島県 | 桜島 | 8月の噴火で噴煙が上空5,000mに達した[115]。 |
カムチャツカ地方 | クリュチェフスカヤ山 | 10月9日、10日に噴火を観測、10日の噴煙は海抜6,000mに達した[116]。 |
2014年(平成26年) | ||
北スマトラ州 | シナブン山 | 2月1日、火砕流などで少なくとも14名死亡、3名負傷[51][58][117]。 |
東ジャワ州 | ケルート山 | 2月14日、建造物倒壊などにより2名死亡[92]。 |
長野県/岐阜県 | 御嶽山 | 9月27日に水蒸気爆発による噴火。山頂付近の登山者が被災し死者・行方不明者63人で日本の戦後最悪の火山災害[118][119][37]。 →詳細は「2014年の御嶽山噴火」を参照
|
カムチャツカ地方 | ジュパノフスキー山 | 8月12日に高度3,500m、翌13日には高度4,500mに達する噴煙を確認、火山警戒レベルの航空カラーコードが5段階のうち4にあたるオレンジが発令された[120]。 |
2015年(平成27年) | ||
鹿児島県 | 口永良部島 | 5月に発生した噴火により、全島民が避難[115]。 |
鹿児島県 | 桜島 | 8月に噴火警戒レベルが「4」(避難準備)に引き上げられた[115]。 |
カムチャツカ地方 | クリュチェフスカヤ山 | 火山性微動および溶岩流出を観測、噴煙は海抜6,000mに達した[121]。 |
脚注
- ^ a b c d e f g h i j k l カルデラ火山一覧(気象庁).
- ^ “阿多カルデラ ATA Caldera”. 産業技術総合研究所. 2016年1月23日閲覧。
- ^ a b c d e f g 吉田茂生 (2015年3月3日). “有名な噴火のリスト”. 九州大学. 2015年5月1日閲覧。
- ^ a b “とわだ Towada(青森県・秋田県)”. 気象庁. 2016年1月23日閲覧。
- ^ “クリル湖—ヒグマの楽園—”. 北海道大学 (2015年4月4日). 2016年1月26日閲覧。
- ^ a b c 鎌田桂子. “巨大噴火で何が起こるか?”. 日本火山学会. 2016年1月26日閲覧。
- ^ “1.世界遺産にみる地中海域の古代・中世社会”. 小澤克彦. 2015年5月1日閲覧。
- ^ “サントリーニ火山ミノア噴火-約3,500年前(ギリシア)”. 消防防災博物館. 2015年5月1日閲覧。
- ^ a b “萌消カルデラ MOIKESHI Caldera”. 産業技術総合研究所. 2016年1月23日閲覧。
- ^ “摩周カルデラ MASHU Caldera”. 産業技術総合研究所. 2016年1月23日閲覧。
- ^ a b c d e f 内閣府 & 2012-8-3.
- ^ 前野深 (2014年). “カルデラとは何か:鬼界大噴火を例に” (PDF). 東京大学地震研究所. 2015年5月4日閲覧。pp.58.
- ^ a b c “エトナ火山 えとなかざん Etna Volcano”. コトバンク. 2016年1月26日閲覧。
- ^ “Ambrym” ( ). オレゴン州立大学. 2016年1月23日閲覧。
- ^ 小山真人. “西暦79年にイタリアのヴェスヴィオ火山で起きたプリニー式噴火”. 静岡大学防災総合センター. 2015年4月30日閲覧。
- ^ “ベスビオ火山 79年噴火 (イタリア)”. 財団法人消防科学総合センター・消防防災博物館. 2015年5月1日閲覧。
- ^ 早川由紀夫. “榛名火山の災害実績”. 群馬大学. 2015年5月2日閲覧。
- ^ “榛名山(群馬県)”. 気象庁. 2015年5月2日閲覧。
- ^ 薩摩
- ^ 小林哲夫. “桜島火山の噴火史”. 鹿児島大学. 2015年5月5日閲覧。
- ^ 縄文の風 かごしま考古ガイダンス第45回 橋牟礼川遺跡
- ^ 早川由紀夫. “平安時代に起こった八ヶ岳崩壊と千曲川洪水” (PDF). 群馬大学. 2015年5月2日閲覧。pp.20, pp.22.
- ^ 十和田湖の成り立ちと平安時代に起こった大噴火
- ^ 土木学会 2011, p. 44.
- ^ a b c Brian Handwerk (2013年10月1日). “13世紀の超巨大噴火、火山を特定”. ナショナルジオグラフィック ニュース. ナショナルジオグラフィック日本版. 2015年5月30日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r 早川由紀夫(群馬大学).
- ^ “破壊の軌跡:火山の華やかな地質図”. WIRED (2011年12月3日). 2015年5月2日閲覧。pp.9.
- ^ a b c d e f 桜島 有史以降の火山活動(気象庁).
- ^ a b c d e f g “火山防災エキスパート派遣に係る参考資料” (PDF). 内閣府 (2001年8月24日). 2015年4月30日閲覧。pp.5.
- ^ “浅間火山の噴火記録”. 東京大学地震研究所. 2015年5月1日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at au av aw ax ay az ba bb bc bd be bf bg bh bi bj bk bl bm bn bo bp 主な火山災害年表(気象庁).
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 北海道大学 & 2006-3.
- ^ “九重山 有史以降の火山活動”. 気象庁. 2016年1月23日閲覧。
- ^ a b c d 内閣府 1977.
- ^ a b c d e f g h i 土木学会 2011, p. 45.
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q ネバド・デル・ルイス火山(消防防災博物館).
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r 噴火の歴史を生かす(日本経済新聞).
- ^ 防災科学技術研究所 & 2009-7.
- ^ a b 宮地直道 & 小山真人 2007.
- ^ 早川由紀夫. “6章 過去の火山噴火を調べる”. 群馬大学. 2015年5月3日閲覧。
- ^ a b c d 内閣府 & 2011-3.
- ^ “天明3年(1783年)浅間山噴火”. 国土交通省・利根川水系砂防事務所. 2015年5月1日閲覧。
- ^ “破壊の軌跡:火山の華やかな地質図”. WIRED (2011年12月3日). 2015年5月2日閲覧。pp.5.
- ^ “22. ユーラシア大陸東岸の島国日本は冷夏による災害を地球上で最もうけやすい-1993年平成大凶作,1980年冷害,1783~88年天明大飢饉など”. 防災科学技術研究所. 2015年5月3日閲覧。
- ^ a b c d e 土木学会 2011, p. 23.
- ^ “図14.3 雲仙岳・眉山の崩壊と津波”. 文部科学省・防災科学技術研究所. 2015年4月30日閲覧。
- ^ “97.諏訪之瀬島 Suwanosejima” (PDF). 気象庁. 2016年1月23日閲覧。
- ^ a b AFP & 2013-5-7.
- ^ a b c d e 国土交通省 & 2001-3.
- ^ a b c d 大藤茂. “第6話 火山活動と火山噴出物” (PDF). 富山大学. 2016年1月22日閲覧。
- ^ a b c d e f g h AFP & 2014-9-29.
- ^ a b c “ロトルア ニュージーランド” (PDF). 国土交通省. 2016年1月22日閲覧。
- ^ “過去の災害に学ぶ(第5回)1888年磐梯山噴火災害” (PDF). 内閣府 (2005年11月). 2015年4月30日閲覧。
- ^ “1888 磐梯山噴火”. 内閣府 (2005年3月). 2015年5月3日閲覧。
- ^ “モン・プレー火山 1902年 (西インド諸島)”. 財団法人消防科学総合センター・消防防災博物館. 2015年5月1日閲覧。
- ^ “大正3年の桜島噴火”. 四国災害アーカイブス (1914年1月13日). 2016年1月27日閲覧。
- ^ a b c d e “焼岳 有史以降の火山活動”. 気象庁. 2016年1月23日閲覧。
- ^ a b “20万人が避難した「インドネシアの噴火」”. WIRED (2014年2月17日). 2015年5月2日閲覧。
- ^ “雑報” (PDF). 気象庁 (1926年1月15日). 2016年1月23日閲覧。
- ^ “十勝岳爆発災害”. 上富良野町図書館 (1998年4月1日). 2015年5月1日閲覧。
- ^ “1926 十勝岳噴火”. 内閣府 (2007年3月). 2015年5月3日閲覧。
- ^ a b c d 阿蘇山火山防災連絡事務所. “阿蘇山について”. 気象庁. 2015年4月1日閲覧。
- ^ 早川由紀夫. “草津白根火山の災害実績”. 群馬大学. 2015年5月2日閲覧。
- ^ a b c d e “薩摩硫黄島 有史以降の火山活動”. 気象庁. 2016年1月23日閲覧。
- ^ “ドラマチックな「噴火」画像8選(2):世界遺産の火山群など”. WIRED (2009年3月24日). 2015年5月2日閲覧。
- ^ “メラピ火山(インドネシア)”. 財団法人消防科学総合センター・消防防災博物館. 2015年5月1日閲覧。
- ^ a b c d e f 東京新聞 & 2014-10-27.
- ^ a b c d e f 桜島100年の主なできごと(南日本新聞社).
- ^ 丸谷知己 (2010年3月). “防災教育教材集(火山防災編)” (PDF). 北海道大学. 2015年5月2日閲覧。
- ^ “焼岳の噴火警戒レベル”. 気象庁. 2015年5月2日閲覧。
- ^ “3 火山噴出物による直接的災害”. 財団法人消防科学総合センター・消防防災博物館. 2015年5月4日閲覧。
- ^ “108.爺爺岳 Chachadake(国後島)”. 気象庁. 2016年1月23日閲覧。
- ^ ロシアNOW (2013年11月13日). “噴火で森が滅んだ”. ロシア新聞. 2016年1月23日閲覧。
- ^ ロシアの声 (2012年11月28日). “カムチャッカ プロスキイ・トルバチク火山が噴火”. ロシア新聞. 2016年1月23日閲覧。
- ^ 土木学会 2011, p. 27.
- ^ a b c “1979年の火山活動”. 阿蘇山火山防災連絡事務所. 2016年1月27日閲覧。
- ^ a b 土木学会 2011, p. 39.
- ^ 宇井忠英 (2013年11月21日). “火山体の崩壊が引き起こした生態系の破壊と回復” (PDF). 環境防災総合政策研究機構. 2015年4月30日閲覧。
- ^ “火山の噴火が航空輸送に及ぼすリスク” (PDF). 東京海上日動リスクコンサルティング (2011年). 2015年4月30日閲覧。pp.11.
- ^ “セントヘレンズ火山 1980年噴火(アメリカ)”. 財団法人消防科学総合センター・消防防災博物館. 2015年5月1日閲覧。
- ^ “ドラマチックな「噴火」画像8選”. WIRED (2009年3月24日). 2015年5月2日閲覧。pp.1.
- ^ “クリル列島のアライド火山 噴煙噴き上げる”. ロシア新聞 (2012年10月25日). 2016年1月23日閲覧。
- ^ a b c d 土木学会 2011, p. 29.
- ^ a b “Kīlauea's East Rift Zone (Puʻu ʻŌʻō) Eruption 1983 to present” ( ). en:Hawaiian Volcano Observatory. 2016年1月23日閲覧。
- ^ “ネバド・デル・ルイス火山1985年噴火(コロンビア)”. 財団法人消防科学総合センター・消防防災博物館. 2015年5月1日閲覧。
- ^ “第4章 1962年、1988-89年の噴火”. 内閣府. p. 94 (2007年3月). 2015年5月3日閲覧。
- ^ a b 土木学会 2011, p. 35.
- ^ 土木学会 2011, p. 36.
- ^ 土木学会 2011, p. 37,89,90.
- ^ 海上保安庁 (1989年8月20日). “伊東沖海底火山(手石海丘)の噴火(1989.7.13)前後の海底地形変化” (PDF). 気象庁. 2016年1月23日閲覧。
- ^ “57.伊豆東部火山群” (PDF). 気象庁. 2016年1月23日閲覧。pp.888.
- ^ a b “ジャワ島で火山噴火 死者も インドネシア”. CNN (2014年2月14日). 2015年5月1日閲覧。
- ^ a b 土木学会 2011, p. 76.
- ^ a b 土木学会 2011, p. 24.
- ^ “御嶽山噴火、47人の死亡確認 戦後最悪の火山災害に”. 日本経済新聞 (2014年10月1日). 2015年4月30日閲覧。
- ^ “ピナツボ火山 1991年噴火 (フィリピン)”. 財団法人消防科学総合センター・消防防災博物館. 2015年5月1日閲覧。
- ^ 土木学会 2011, p. 48.
- ^ “パプアニューギニアで火山が噴火”. CNN (2014年8月30日). 2015年4月30日閲覧。
- ^ “ラバウル火山 1994年噴火 (パプアニューギニア)”. 財団法人消防科学総合センター・消防防災博物館. 2015年5月1日閲覧。
- ^ 土木学会 2011, p. 28.
- ^ 土木学会 2011, p. 30.
- ^ “破壊の軌跡:火山の華やかな地質図”. WIRED (2011年12月3日). 2015年5月2日閲覧。pp.1.
- ^ 土木学会 2011, p. 33.
- ^ “[1災害援助等協力事業(国際緊急援助)]”. 国際緊急援助隊. 2015年5月2日閲覧。
- ^ “エクアドルにおけるトゥングラウア火山噴火による災害に対する緊急援助について”. 外務省 (2006年7月20日). 2015年5月2日閲覧。
- ^ “噴火活動が活発化するカムチャッカ半島”. ロシア新聞 (2011年2月8日). 2016年1月23日閲覧。
- ^ a b 土木学会 2011, p. 42.
- ^ “2010年4月 エイヤフィヤトラヨークトル火山の噴火(アイスランド)”. 東京大学地震研究所 (2010年4月19日). 2016年1月22日閲覧。
- ^ “ODAメールマガジン第189号”. 外務省国際協力局 (2010年). 2015年5月2日閲覧。中段「自然災害と観光資源の宝庫・グアテマラ」。
- ^ a b c d “霧島山系新燃岳噴火 注目記事アーカイブ 見出し一覧”. 京都大学防災研究所. 2016年1月22日閲覧。
- ^ 土木学会 2011, p. 4.
- ^ “災害調査報告#2011年1月26日 霧島山(新燃岳)の噴火 (噴火警戒レベル3に引き上げ)”. 京都大学防災研究所. 2016年1月22日閲覧。
- ^ “霧島山(新燃岳)の噴火警戒レベル” (PDF). 気象庁. 2016年1月22日閲覧。
- ^ “カムチャッカのシヴェルチ山噴火、火山灰の噴出高度8kmを記録”. ロシア新聞 (2012年9月18日). 2016年1月23日閲覧。
- ^ a b c “火いづる国に生きる 〜火山観測の現場と噴火への備え〜”. 日本経済新聞. 2016年1月22日閲覧。
- ^ “カムチャッカの火山 クリュチェフスキー 海抜6キロまで火山灰噴き上げ”. ロシア新聞 (2013年10月10日). 2016年1月23日閲覧。
- ^ “インドネシアの火山で噴火、死者14人”. CNN (2014年2月2日). 2015年5月1日閲覧。
- ^ “2014年9月27日御嶽山の噴火”. 東京大学地震研究所 (2014年11月17日). 2015年4月30日閲覧。
- ^ “御嶽山「噴火の証言」”. NHKアーカイブス. 2015年4月30日閲覧。
- ^ “カムチャツカでジュパノフスキー火山が高さ4500メートルの噴煙を上げる”. ロシア新聞 (2014年8月13日). 2016年1月23日閲覧。
- ^ “クリュチェフスカヤ山で溶岩流出”. ロシア新聞 (2015年1月5日). 2016年1月23日閲覧。
参考文献
- “突発的な火山噴火に対する降灰や土石流が社会資本に与える影響と対策に関する調査研究” (PDF). 土木学会 (2011年). 2016年1月22日閲覧。
- “災害史に学ぶ” (PDF). 内閣府 (2011年3月). 2015年5月3日閲覧。
- “北海道・千島列島での火山観測におけるInSAR活用の可能性” (PDF). 北海道大学 (2006年3月). 2016年1月23日閲覧。
- “御嶽山噴火 その時”. 東京新聞 (2014年10月27日). 2015年4月30日閲覧。 および2014年10月27日 朝刊18-19面。
- “「広域的な火山防災対策に係る検討会」(第1回)【大規模火山災害とは】” (PDF). 内閣府 (2012年8月3日). 2015年5月2日閲覧。
- “過去20年に大きな被害を出した火山噴火一覧”. AFP (2014年9月29日). 2015年5月1日閲覧。
- “普賢さんとわたしたち【教師用資料】” (PDF). 国土交通省 (2001年3月). 2015年5月1日閲覧。
- “197701:1977年(昭和52年) 有珠山噴火”. 内閣府 (1977年). 2015年4月30日閲覧。
- “火山って何?-噴火と火山災害への取り組み-” (PDF). 防災科学技術研究所. p. 2 (2009年7月). 2016年1月22日閲覧。
- 宮地直道; 小山真人 (2007) (PDF). 富士火山1707年噴火(宝永噴火)についての最近の研究成果. 富士山科学研究所 2016年1月22日閲覧。
- “フィリピンのマヨン山が噴火、登山客ら5人死亡か”. AFP (2013年5月7日). 2015年5月1日閲覧。
- “主な火山災害年表” (PDF). 気象庁. 2015年5月2日閲覧。
- 早川由紀夫. “噴火に備える(長期予知)Long-term prediction” (PDF). 群馬大学. 2015年5月2日閲覧。
- “カルデラ火山一覧” (PDF). 気象庁. 2016年1月23日閲覧。
- “ネバド・デル・ルイス火山1985年噴火(コロンビア)”. 消防防災博物館. 2015年5月1日閲覧。
- “エピローグ 御嶽山の教訓 噴火の歴史を生かす”. 日本経済新聞. 2016年1月22日閲覧。
- “桜島100年の主なできごと”. 南日本新聞社. 2015年4月30日閲覧。
- “桜島 有史以降の火山活動”. 気象庁. 2015年5月1日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 火山 - 気象庁
- 火山と噴火 (PDF) - 岐阜地方気象台
- 防災基礎講座 災害予測編 -12. 火山噴火- 防災科学技術研究所