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「エイダン・マクギーディ」の版間の差分

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{{サッカー選手
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|画像の説明=2013年、[[サッカーアイルランド共和国代表|アイルランド代表]]でのマクギーディ
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|本名=Aiden John McGeady<ref>[http://www.premierleague.com/content/dam/premierleague/site-content/News/publications/squad-lists/Premier-League-Squad-Lists-January-2014.pdf "Premier League Clubs submit Squad Lists"] premierleague.com</ref>
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[[File:McGeady Dinamo Moscow Celts.jpg|thumb|[[FCディナモ・モスクワ]]戦における[[セルティックFC]]時代のマクギーディ]]
'''エイデン・マクギーディ'''('''Aiden McGeady''', [[1986年]][[4月4日]] - )は、[[スコットランド]]・[[グラスゴー]]出身の[[サッカー|サッカー選手]]。[[サッカーアイルランド共和国代表|アイルランド代表]]。[[プレミアリーグ]]の[[エヴァートンFC]]所属。 ポジションは[[ミッドフィールダー|MF]](OH、SH)、[[フォワード (サッカー)|FW]](CF)。姓は日本では「マッギーディ」と表記・発音されることもある。父のジョンも[[シェフィールド・ユナイテッドFC]]などでプレーしたサッカー選手であった。
'''エイデン・ジョン・マクギーディ'''('''Aiden John McGeady''' {{IPA-en|ˈeɪdən məˈgiːdi|}}, [[1986年]][[4月4日]] - )は、[[スコットランド]]・[[グラスゴー]]出身の[[サッカー|サッカー選手]]、[[サッカーアイルランド共和国代表|アイルランド代表]]。[[プレミアリーグ]]の[[エヴァートンFC]]所属。ポジションは[[ミッドフィールダー|攻撃的ミッドフィルダー及びサイドハーフ]]、[[フォワード (サッカー)|ウイング]]。姓は日本では'''マッギーディ'''と表記・発音されることもある。


[[スコティッシュ・プレミアリーグ]]の[[セルティックFC]]でキャリアを開始し、4度のリーグ戦、2度の[[スコティッシュカップ]]と2度の[[スコティッシュリーグカップ]]のタイトルを獲得した後、2010年に[[ロシアサッカー・プレミアリーグ]]の[[FCスパルタク・モスクワ]]に移籍する。スパルタク・モスクワでは準優勝だった。2014年1月には[[プレミアリーグ]]の[[エヴァートンFC]]と契約した。代表としてはスコットランド生まれであるが、祖父母の出身であるアイルランド代表を選択し、[[UEFA EURO 2012]]に参加した<ref name="euro2012">[http://www.rte.ie/sport/soccer/euro-2012/2012/0603/323472-trapattoni-happy-with-team-selection-policy/ "Republic of Ireland manager GiovanniTrapattoni happy with selection policy"]</ref>。
マクギーディはスコットランド生まれであるが、アイルランド代表を選択した。これは祖父母がアイルランド系移民であるためである。エイデンは[[イギリス]]とアイルランドの[[二重国籍]]であり、アイルランドの[[パスポート]]を有している<ref>{{cite news
| author =St Anthony
| title =Well Done Aiden McGeady
| quote =Aiden with dual Scots-Irish nationality and had we became professional footballers we would have had a similarly difficult decision to make.
| newspaper =celticunderground
| date =12 November 2011
| pages =
| url =http://celticunderground.net/index.php?option=com_content&view=article&id=800:well-done-aiden-mcgeady&catid=47:season-2011-2012&Itemid=83
| accessdate =3 june 2012
}}</ref><ref>{{cite news
| author =Hal LaRoux
| title =McGeady To Juventus?
| quote =Aiden has obtained an Irish passport because of his grandfather in the military
| newspaper =balls
| date =10 March 2011
| pages =
| url =http://www.balls.ie/2011/03/10/mcgeady-to-juventus/
| accessdate =3 june 2012
}}</ref>。


父の[[:en:John McGeady|ジョン]]も[[シェフィールド・ユナイテッドFC]]などでプレーしたサッカー選手であった<ref>[http://www.independent.ie/sport/soccer/mac-for-the-future-26226412.html "'Mac' for the future"] independent.ie</ref><ref>[http://www.eveningtimes.co.uk/news/hooray-for-holyrood.16655288 "Hooray for Holyrood!"]</ref>。
== 来歴 ==
[[セルティックFC]]の下部組織出身。18歳の時に公式戦デビューを果たす。2006-2007シーズン、同ポジションの[[ショーン・マロニー]]が[[アストン・ヴィラFC]]に移籍したため、定位置を確保することに成功。チームの連覇に大きく貢献した。2007-2008シーズンは[[スコットランドPFA年間最優秀選手賞]]を受賞するなど、その活躍は高く評価された。2010年8月13日、長年所属していたセルティックを離れ、[[ロシア・プレミアリーグ]]の[[FCスパルタク・モスクワ]]へ移籍金1200万ユーロ(約13億円)で移籍した。契約期間は4年半。


== 経歴 ==
2014年1月11日、[[エヴァートンFC]]に移籍した<ref>[http://www.goal.com/jp/news/74/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89/2014/01/12/4537499/%E3%82%A8%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%82%AF%E3%82%AE%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%92%E7%8D%B2%E5%BE%97?ICID=OP エヴァートン、マクギーディを獲得]</ref>。
=== クラブ ===
==== セルティック ====
[[スコティッシュ・プレミアリーグ]]の[[セルティックFC]]の下部組織とリザーブチームで育成され、2004年4月24日の18歳の時に[[タインカッスル・スタジアム]]での[[ハート・オブ・ミドロシアンFC]]戦において公式戦及びリーグ戦初出場を飾ると、試合開始から17分に初得点を挙げた<ref>[http://news.bbc.co.uk/sport2/hi/football/scot_prem/3651357.stm "Hearts 1-1 Celtic"] [[BBCスポーツ|BBC Sport]]</ref>。同2003-04シーズンは、チームがリーグ優勝を決める中で4試合に出場した。翌シーズンは、[[UEFAチャンピオンズリーグ 2004-05]]において、2004年12月に[[セリエA (サッカー)|セリエA]]の[[ACミラン]]戦(0-0)で[[パオロ・マルディーニ]]、[[アレッサンドロ・ネスタ]]、[[アレッサンドロ・コスタクルタ]]といったトップクラスの守備陣と相対した際に18歳ながらも堂々としたプレーを見せ<ref>[http://www.theguardian.com/football/2007/feb/18/championsleague.celtic "McGeady ready to give Milan the runaround again"]</ref>、リーグ戦の方では27試合と出場数を大幅に増加させ、[[マーティン・オニール]]監督体制最後のシーズンを優勝で締めくくることに一役買った。2005-06シーズンは定期的な膝の負傷に悩まされ<ref>[http://news.bbc.co.uk/sport1/hi/football/teams/c/celtic/4662316.stm "McGeady injury worry for Celtic"]</ref>、両翼の[[ショーン・マロニー]]と[[中村俊輔]]の存在から定位置を奪えずに苦労していたが、それでも19試合と一定の出場機会を得てリーグ優勝を獲得。2006-07シーズンは、2007年1月にマロニーが[[アストン・ヴィラFC]]に移籍したことに伴い定位置を確保することに成功し、チームのリーグ連覇に加え、[[UEFAチャンピオンズリーグ 2006-07]]において、最終的に優勝するミランにベスト16で延長戦の末に破れこそしたが、[[マンチェスター・ユナイテッドFC]]、[[SLベンフィカ]]、[[FCコペンハーゲン]]をそれぞれ破り、チーム史上初([[UEFAチャンピオンズリーグ]]に移行後)のグループステージ突破に大きく貢献した。


2007-08シーズンは、メディアやファン、同僚から称賛される素晴らしい年だった<ref>[http://news.bbc.co.uk/sport2/hi/scotland/7239472.stm "Chick Young's view"] BBC Sport</ref>。特に2008年2月10日の[[アバディーンFC]]戦では、チームの2得点目を挙げると、更にペナルティーエリアにおいてターンで相手を躱し、そこからクロスで[[スコット・マクドナルド]]の得点をアシストする活躍を見せており<ref>[http://www.theguardian.com/football/2008/feb/11/match.newsstory2 "McGeady seizes starring role to dismantle Dons"]</ref>、[[グラスゴー・レンジャーズFC]]との[[オールドファーム]]においてもマクドナルドの同点をアシストする<ref>[http://www.theguardian.com/football/2008/apr/27/scottishpremierleague.celtic "Celtic 3-2 Rangers - as it happened"] [[ガーディアン|The Guardian]]</ref>等で公式戦8得点24アシストを記録する素晴らしい活躍を評価され、4月20日にリーグ史上2人目となる[[スコットランドPFA年間最優秀選手賞]]と{{仮リンク|スコットランドPFA年間最優秀若手選手賞|en|PFA Scotland Young Player of the Year}}を同時受賞した選手となった(1人目はマロニー)<ref>[http://www1.skysports.com/football/news/11062/3452301/mcgeady-claims-pfa-double "McGeady claims PFA double"]</ref>。それから1週間後、最終節の[[ダンディー・ユナイテッドFC]]を下して3連覇の偉業を達成すると共に2季連続のチャンピオンズリーグ本大会出場権を獲得した。しかし、2008-09シーズンは一転、特に後半戦はチームの不調と連動して精彩を欠き、ハート・オブ・ミドロシアン戦後に起用法を巡って[[ゴードン・ストラカン]]監督と衝突し、クラブから規律違反として給与2週間分の罰金に加え、2試合の出場停止が言い渡された<ref>[http://news.bbc.co.uk/sport2/hi/football/teams/c/celtic/7783858.stm "Banned McGeady wants Celtic stay"]</ref>。その後、ストラカン監督は否定したものの、終盤戦のレンジャーズとの重要な1戦でマロニーに取って代わられる等から構想外と報じられた<ref>[http://www.theguardian.com/football/2009/may/11/celtic-gordon-strachan-aiden-mcgeady-rangers "Gordon Strachan denies playing personality games with Celtic team selection"]</ref>ように状況は好転せず、最終的にチームはライバルのレンジャーズの後塵を拝して2位でシーズンを終了し、ストラカン監督は程なく辞任となった。
== 代表歴 ==
グラスゴーに生まれ、[[サッカースコットランド代表|スコットランド代表]]を選択すると思われたが、 [[サッカーアイルランド共和国代表|アイルランド代表]]を選択。2004年7月の[[サッカージャマイカ代表|ジャマイカ]]戦で代表デビューを飾ると、代表に定着。2011年3月26日の[[UEFA欧州選手権2012予選]][[サッカーマケドニア共和国代表|マケドニア]]戦で代表初得点を挙げた。


[[トニー・モウブレイ]]([[:en:Tony Mowbray|en]])監督を新たに迎えた2009-10シーズンは、開幕戦のアバディーン戦において2得点を挙げる好調なスタート切っており、成績不振によりモウブレイ監督が3月に解任される事態にありながらも、負傷もなく34試合7得点16アシストと気を吐いていた。モウブレイ監督の後任として元同僚の[[ニール・レノン]]監督が暫定的に就任することになったが、リーグ戦は昨季と同様に2位で終わり、カップ戦においては[[ロス・カウンティFC]]に破れ、2002-03シーズン以来の無冠となった。
== 所属クラブ ==

* {{flagicon|SCO}} [[セルティックFC]] 2003-2010
* {{flagicon|RUS}} [[FCスパルタク・モスクワ]] 2010-2014
==== スパルタク・モスクワ ====
[[File:Aiden McGeady.jpg|thumb|left|[[FCスパルタク・モスクワ]]でのマクギーディ|150px]]
* {{flagicon|ENG}} [[エヴァートンFC]] 2014-
2010年8月13日、長年所属していたセルティックを離れ、スコットランドのサッカー界史上最高となる移籍金950万[[スターリング・ポンド|ポンド]]で[[ロシアサッカー・プレミアリーグ]]の[[FCスパルタク・モスクワ]]と4年半契約で合意した<ref>[http://news.bbc.co.uk/sport2/hi/football/teams/c/celtic/8896037.stm "Aiden McGeady completes record move to Spartak Moscow"]</ref>。9月の[[サトゥルン・ラメンスコーエ]]戦(2-1)で初出場<ref>[http://www.scotsman.com/sport/mcgeady-delighted-after-setting-up-winner-on-debut-for-spartak-1-810122 "McGeady delighted after setting up winner on debut for Spartak"]</ref>、同月下旬の[[FCアムカル・ペルミ]]戦(2-2)で初得点を挙げ<ref>[http://www.scotsman.com/sport/aiden-mcgeady-shows-stomach-for-first-spartak-goal-1-811968 "Aiden McGeady shows stomach for first Spartak goal"]</ref>、最終節の[[:en:Spartak Moscow–Dynamo Moscow rivalry|ライバル関係]]にある[[FCディナモ・モスクワ]]戦では、後半に[[マルチン・コヴァルチク]]([[:en:Marcin Kowalczyk|en]])へのファールによって[[レッドカード]]の退場処分となった<ref>[http://sport.stv.tv/football/clubs/celtic/212709-video-red-mist-descends-on-aiden-mcgeady-in-moscow-derby/ "Video: Red mist descends on Aiden McGeady in Moscow derby"]</ref>。加入1季目は途中加入ということもあり、11試合のみの出場にとどまっていたが、12月10日に[[ロシアサッカー連合]]から発表されたリーグのトップ33人の選手に名前を連ね、右ウイングの位置で2位に選出された<ref>[http://football.sport.ua/news/111691 "33 лучших игрока России 2010 года: Дикань - третий"]</ref>ように異国の地でも活躍を見せた。[[UEFAヨーロッパリーグ 2010-11]]の[[FCバーゼル]]戦において、試合終了間際に得点を挙げてベスト16進出に導く<ref>[http://www.uefa.com/news/newsid=1593225.html "Spartak shake off Basel revival"]</ref>好調な滑り出しとなった2011-12シーズンは、中心選手として31試合3得点を記録して2位に貢献したが、[[プレミアリーグ]]でのプレー願望から契約終了後は留まることはないと突如発言した<ref>[http://www.rte.ie/sport/soccer/2012/0522/322023-mcgeady-happy-to-see-out-spartak-contract/ "Irish winger in no hurry to leave Russian side"]</ref>。

2012-13シーズンは、[[FCヴォルガ・ニジニ・ノヴゴロド]]戦でシーズン初得点を記録。2012年8月11日の[[FCゼニト・サンクトペテルブルク]]戦(0-5)でレッドカードによる退場処分<ref>[http://en.ria.ru/sports/20120811/175145408.html "Zenit Thrash Spartak 5-0 to Go Clear at Top"]</ref>。[[UEFAチャンピオンズリーグ 2012-13]]においては古巣のセルティックと対戦となった<ref>[http://www.bbc.com/sport/0/football/20597828 "Aiden McGeady impressed by former club Celtic"]</ref>。2013年5月の[[FCモルドヴィア・サランスク]]戦において先制点を挙げるも、[[ヴラディミール・ボジョヴィッチ]]([[:en:Vladimir Božović|en]])に対するファールでシーズン2度目の退場処分となる<ref>[http://www.independent.ie/incoming/mcgeady-scores-and-gets-sentoff-as-spartaks-european-hopes-fade-29241189.html "McGeady scores and gets sent-off as Spartak's European hopes fade"]</ref>と、レッドカードの判定に苛立ったマクギーディは、[[:en:Yubileyniy Stadium|ユビレイニ・スタジアム]]の控室のドアを破壊した<ref>[http://sport.stv.tv/football/clubs/celtic/224315-aiden-mcgeady-accused-of-vandalism-following-red-card/ "Aiden McGeady accused of trashing dressing room following red card"]</ref>行為と合わせて6試合の出場停止となり<ref>[http://www.bbc.com/sport/0/football/22448599 "Ireland's Aiden McGeady given six-game Spartak Moscow ban"]</ref>、最終的に2試合の出場停止となった<ref>[http://www.gazeta.ru/sport/2013/05/24/a_5335529.shtml "У «Спартака» вопросов не осталось"]</ref>。出場停止明け後は、最終節の[[FCアラニア・ウラジカフカス]]戦(2-0)において復帰し、同シーズンの出場を17試合5得点とした。

2013年7月21日の[[FCウラル・スヴェルドロフスク・オブラスト]]戦(2-0)において、2013-14シーズン初出場及び初得点・初アシストを記録<ref>[http://en.rsport.ru/football/20130721/675161668.html "RPL: McGeady Steers Spartak to 2-0 Win Over Ural"]</ref>し、9月の[[FCクラスノダール]]戦(3-0)ではアシストによる[[ハットトリック]]を達成する等、得点のみならずアシストでも攻撃に貢献していたが、その後、チームの指示を無視する規律違反によって下部組織での練習を命じられた<ref>[http://www1.skysports.com/football/news/11671/9053675/spartak-moscow-discipline-aiden-mcgeady-for-disobeying-team-orders "Spartak Moscow discipline Aiden McGeady for disobeying team orders"]</ref>。この決定を下したにもかかわらず、[[ヴァレリー・カルピン]]監督にいつかはトップチームの練習に復帰するだろうと言葉を掛けられた<ref>[http://www.bbc.com/sport/0/football/25185113 "Aiden McGeady could play for Spartak Moscow again"]</ref>が、罰則を受けた同11月から退団するまで出場することはなかった<ref>[http://www.bbc.com/sport/0/football/25696809 "Transfer window: Everton sign winger Aiden McGeady"]</ref>。

==== エヴァートン ====
2014年1月11日、プレミアリーグの[[エヴァートンFC]]と4年半契約で合意する<ref>[http://www.goal.com/jp/news/74/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89/2014/01/12/4537499/%E3%82%A8%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%82%AF%E3%82%AE%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%92%E7%8D%B2%E5%BE%97 "エヴァートン、マクギーディを獲得"]</ref>。1月20日の敵地での[[ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンFC]]戦において初出場を飾った<ref>[http://www.bbc.com/sport/0/football/25708307 "West Bromwich Albion 1-1 Everton"] BBC Sport</ref>[[プレミアリーグ2013-2014|加入1季目]]は、プレミアリーグに移行してから最高となる勝ち点72を獲得し、5位でシーズンを終了する好調なクラブにあって、豊富な中盤のために途中出場が主体となり、先発出場は僅か3試合だった<ref>[http://www.sportsmole.co.uk/football/everton/team-news/team-news-mcgeady-starts-for-everton_154573.html "Team News: Aiden McGeady starts for Everton"] sportsmole.co.uk</ref>。

8月16日、[[プレミアリーグ2014-2015|2014-15シーズン]]開幕戦での[[レスター・シティFC]]戦において、先発して移籍後初得点を挙げた<ref>[http://www.independent.ie/sport/soccer/premier-league/aiden-mcgeady-with-majestic-strike-but-chris-wood-earns-a-point-for-leicester-30513198.html "Aiden McGeady with majestic strike but Chris Wood earns a point for Leicester"]</ref>。

=== 代表 ===
[[File:AidenMcGeady.png|thumbnail|2013年11月、[[サッカーポーランド代表|ポーランド]]戦における[[サッカーアイルランド共和国代表|アイルランド代表]]でのマクギーディ]]
スコットランド生まれであるが、祖父母が[[アイルランド共和国]][[ドニゴール州]][[:en:Gweedore|グウィドー]]からの移民であり、[[イギリス]]とアイルランドの[[二重国籍]]でアイルランドの[[パスポート]]を有しているため、[[サッカーアイルランド共和国代表|アイルランド代表]]を選択する<ref>{{cite news| title =Well Done Aiden McGeady | newspaper =celticunderground| date =12 November 2011| pages =| url =http://celticunderground.net/well-done-aiden-mcgeady/| accessdate =3 june 2012}}</ref><ref>{{cite news| title =McGeady To Juventus?| newspaper =balls| date =10 March 2011| pages =| url =http://www.balls.ie/2011/03/10/mcgeady-to-juventus/| accessdate =3 june 2012}}</ref>。[[パット・ボナー]]監督率いるU-15チームから年代別代表でプレー<ref>[http://sport.stv.tv/football/clubs/celtic/163726-mcgeady-is-not-ready-to-leave-celtic-says-bonner/ "McGeady is not ready to leave Celtic, says Bonner"]</ref>し、その後、[[サッカースコットランド代表|スコットランド代表]]を率いる[[ベルティ・フォクツ]]監督から勧誘される<ref>[http://www.thefreelibrary.com/Football%3A+Berti+wants+to+put+his+faith+in+young+players+...+but+this...-a091560027 "Football: Berti wants to put his faith in young players ... but this is one Bhoy who has no faith in him"] thefreelibrary.com</ref><ref>[http://news.bbc.co.uk/sport2/hi/football/internationals/scotland/3662853.stm "No U-turn for McGeady"]</ref>も、最終的に合計3度もの招集を固辞した<ref>[http://www.herald.ie/sport/soccer/sfa-defend-missing-mcgeady-27995847.html "SFA defend missing McGeady"]</ref>ため、クラブでのプレーの際に敵地では裏切り者として度々非難された<ref>[http://metro.co.uk/2007/08/25/mcgeady-made-to-feel-like-traitor-68058/ "McGeady made to feel like traitor"]</ref>。

2004年6月3日の[[サッカージャマイカ代表|ジャマイカ]]戦でアイルランドA代表として初出場を飾り<ref>[http://www.independent.co.uk/sport/football/international/barrett-shores-up-makeshift-ireland-6168499.html "Barrett shores up makeshift Ireland"]</ref>、以来、監督が数人交代となっても定期的に招集され、特に[[ジョバンニ・トラパットーニ]]監督体制下で顕著だったものの、[[2010 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選]]において先発の定位置を失った<ref>[http://www.independent.ie/sport/soccer/mcgeady-furthers-his-footballing-education-26674048.html "McGeady furthers his footballing education"]</ref>。2011年3月26日の[[UEFA EURO 2012予選]]の[[サッカーマケドニア共和国代表|マケドニア]]戦(2-1)で代表初得点<ref>[http://news.bbc.co.uk/sport2/hi/football/9432937.stm "Rep of Ireland 2-1 Macedonia"] BBC Sport</ref>、10月7日の同予選における[[サッカーアンドラ代表|アンドラ]]戦で2得点目<ref>[http://www1.skysports.com/football/live/match/211988/report "Republic on course for Euro 2012"]</ref>、[[サッカーエストニア代表|エストニア]]とのプレーオフ第1戦(4-0)では、クロスによって[[キース・アンドリュース]]([[:en:Keith Andrews|en]])の得点をアシストした<ref>[http://www.theguardian.com/football/2011/nov/11/estonia-republic-ireland-euro-2012-play-off "Republic of Ireland on verge of Euro 2012 as Keane helps thrash Estonia"]</ref>。その後、トラパットーニ監督によって[[UEFA EURO 2012]]の参加メンバーに選出される<ref name="euro2012" />と、[[サッカークロアチア代表|クロアチア]]戦で同大会におけるアイルランド代表の唯一となる[[ショーン・セントレジャー]]の得点を[[フリーキック (サッカー)|フリーキック]]によってアシストした<ref>[http://www.bbc.com/sport/0/football/18180105 "Euro 2012: Republic of Ireland 1-3 Croatia"] BBC Sport</ref>。

2014年9月7日、敵地で行われた[[UEFA EURO 2016予選]]初戦の[[サッカーグルジア代表|グルジア]]戦(2-1)において2得点を挙げた<ref>[http://www.dailymail.co.uk/sport/football/article-2746984/Georgia-1-2-Republic-Ireland-Aiden-McGeady-scores-twice-Martin-O-Neill-s-men-secure-late-win.html "Georgia 1-2 Republic of Ireland: Aiden McGeady scores twice as Martin O'Neill's men secure late win in first Euro 2016 qualifier"]</ref>。


== 個人成績 ==
== 個人成績 ==
[[File:McGeady Dinamo Moscow Celts.jpg|thumb|セルティック時代のマクギーディ]]
=== クラブでの成績 ===
=== クラブでの成績 ===
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== タイトル ==
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;クラブ
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* [[スコティッシュ・プレミアリーグ]] (3): 2005–06, 2006–07, 2007–08
*[[スコティッシュ・プレミアリーグ]] (4): 2003-04, 2005-06, 2006-07, 2007-08
* [[スコティッシュリーグカップ]] (2): 2005–06, 2008–09
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* [[スコティッシュカップ]] (2): 2004–05, 2006–07
*[[スコティッシュカップ]] (2): 2004-05, 2006-07
*[[:en:Scottish Youth Cup|スコティッシュ・ユースカップ]] : 2002-03
*[[:en:Scottish Premier Reserve League|スコティッシュ・プレミア・リザーブリーグ]] (3): 2001-02, 2002-03, 2003-04
*[[:en:SPFL Development League|U-19スコティッシュ・プレミアリーグ]] (2): 2002-03, 2003-04

;個人
;個人
* [[スコットランドPFA年間最優秀選手賞]] 2007-2008
*[[スコットランドPFA年間最優秀選手賞]] : 2007-2008
* [[スコットランドPFA年間最優秀若手選手賞]] 2007-2008
*{{仮リンク|スコットランドPFA年間最優秀若手選手賞|en|PFA Scotland Young Player of the Year}} : 2007-2008
*{{仮リンク|スコットランドPFA年間ベストイレブン|en|PFA Scotland Team of the Year}} (2): 2007-08, 2008-09
*[[:en:List of Scottish Premier League monthly award winners|スコティッシュ・プレミアリーグ月間最優秀選手賞]] (3): 2004年12月度, 2007年11月度, 2008年2月度
*[[:en:List of Scottish Premier League monthly award winners|スコティッシュ・プレミアリーグ月間最優秀若手選手賞]] (4): 2005年3月度, 2005年11月度, 2006年8月度, 2006年9月度
*{{仮リンク|FAIインターナショナル・フットボール・アワーズ|en|FAI International Football Awards}}年間最優秀若手選手部門 : 2008


== 脚注 ==
== 脚注 ==
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== 外部リンク ==
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*{{soccerbase|38265}}
* [http://www.aidenmcgeadyofficialwebsite.com/ Aiden McGeady's Official Website] at officialplayerwebsites.com
*{{soccerway|p|aiden-mcgeady/808}}
*[http://www.national-football-teams.com/player/7492/Aiden_Mcgeady.html national-football-teams]
*[http://www.transfermarkt.co.uk/aiden-mcgeady/profil/spieler/21333 transfermarkt]
*[http://www.footballzz.com/jogador.php?id=6369 footballzz]


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2014年12月7日 (日) 07:54時点における版

エイデン・マクギーディ
2013年、アイルランド代表でのマクギーディ
名前
本名 Aiden John McGeady[1]
愛称 エイデニーニョ
カタカナ エイデン・ジョン・マクギーディ
ラテン文字 Aidan McGEADY
基本情報
国籍 アイルランドの旗 アイルランド
イギリスの旗 イギリス
生年月日 (1986-04-04) 1986年4月4日(38歳)
出身地 スコットランドの旗 グラスゴー
身長 178cm
体重 71kg
選手情報
在籍チーム イングランドの旗 エヴァートンFC
ポジション OH, SH / WG
背番号 7
利き足 右足
ユース
2000-2001 スコットランドの旗 クイーンズ・パーク
2001-2004 スコットランドの旗 セルティック
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2004-2010 スコットランドの旗 セルティック 185 (31)
2010-2014 ロシアの旗 スパルタク・モスクワ 72 (11)
2014- イングランドの旗 エヴァートン 22 (1)
代表歴2
2004- アイルランドの旗 アイルランド 70 (5)
1. 国内リーグ戦に限る。2014年9月27日現在。
2. 2014年9月7日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj
FCディナモ・モスクワ戦におけるセルティックFC時代のマクギーディ

エイデン・ジョン・マクギーディAiden John McGeady [ˈeɪdən məˈgiːdi], 1986年4月4日 - )は、スコットランドグラスゴー出身のサッカー選手アイルランド代表プレミアリーグエヴァートンFC所属。ポジションは攻撃的ミッドフィルダー及びサイドハーフウイング。姓は日本ではマッギーディと表記・発音されることもある。

スコティッシュ・プレミアリーグセルティックFCでキャリアを開始し、4度のリーグ戦、2度のスコティッシュカップと2度のスコティッシュリーグカップのタイトルを獲得した後、2010年にロシアサッカー・プレミアリーグFCスパルタク・モスクワに移籍する。スパルタク・モスクワでは準優勝だった。2014年1月にはプレミアリーグエヴァートンFCと契約した。代表としてはスコットランド生まれであるが、祖父母の出身であるアイルランド代表を選択し、UEFA EURO 2012に参加した[2]

父のジョンシェフィールド・ユナイテッドFCなどでプレーしたサッカー選手であった[3][4]

経歴

クラブ

セルティック

スコティッシュ・プレミアリーグセルティックFCの下部組織とリザーブチームで育成され、2004年4月24日の18歳の時にタインカッスル・スタジアムでのハート・オブ・ミドロシアンFC戦において公式戦及びリーグ戦初出場を飾ると、試合開始から17分に初得点を挙げた[5]。同2003-04シーズンは、チームがリーグ優勝を決める中で4試合に出場した。翌シーズンは、UEFAチャンピオンズリーグ 2004-05において、2004年12月にセリエAACミラン戦(0-0)でパオロ・マルディーニアレッサンドロ・ネスタアレッサンドロ・コスタクルタといったトップクラスの守備陣と相対した際に18歳ながらも堂々としたプレーを見せ[6]、リーグ戦の方では27試合と出場数を大幅に増加させ、マーティン・オニール監督体制最後のシーズンを優勝で締めくくることに一役買った。2005-06シーズンは定期的な膝の負傷に悩まされ[7]、両翼のショーン・マロニー中村俊輔の存在から定位置を奪えずに苦労していたが、それでも19試合と一定の出場機会を得てリーグ優勝を獲得。2006-07シーズンは、2007年1月にマロニーがアストン・ヴィラFCに移籍したことに伴い定位置を確保することに成功し、チームのリーグ連覇に加え、UEFAチャンピオンズリーグ 2006-07において、最終的に優勝するミランにベスト16で延長戦の末に破れこそしたが、マンチェスター・ユナイテッドFCSLベンフィカFCコペンハーゲンをそれぞれ破り、チーム史上初(UEFAチャンピオンズリーグに移行後)のグループステージ突破に大きく貢献した。

2007-08シーズンは、メディアやファン、同僚から称賛される素晴らしい年だった[8]。特に2008年2月10日のアバディーンFC戦では、チームの2得点目を挙げると、更にペナルティーエリアにおいてターンで相手を躱し、そこからクロスでスコット・マクドナルドの得点をアシストする活躍を見せており[9]グラスゴー・レンジャーズFCとのオールドファームにおいてもマクドナルドの同点をアシストする[10]等で公式戦8得点24アシストを記録する素晴らしい活躍を評価され、4月20日にリーグ史上2人目となるスコットランドPFA年間最優秀選手賞スコットランドPFA年間最優秀若手選手賞英語版を同時受賞した選手となった(1人目はマロニー)[11]。それから1週間後、最終節のダンディー・ユナイテッドFCを下して3連覇の偉業を達成すると共に2季連続のチャンピオンズリーグ本大会出場権を獲得した。しかし、2008-09シーズンは一転、特に後半戦はチームの不調と連動して精彩を欠き、ハート・オブ・ミドロシアン戦後に起用法を巡ってゴードン・ストラカン監督と衝突し、クラブから規律違反として給与2週間分の罰金に加え、2試合の出場停止が言い渡された[12]。その後、ストラカン監督は否定したものの、終盤戦のレンジャーズとの重要な1戦でマロニーに取って代わられる等から構想外と報じられた[13]ように状況は好転せず、最終的にチームはライバルのレンジャーズの後塵を拝して2位でシーズンを終了し、ストラカン監督は程なく辞任となった。

トニー・モウブレイen)監督を新たに迎えた2009-10シーズンは、開幕戦のアバディーン戦において2得点を挙げる好調なスタート切っており、成績不振によりモウブレイ監督が3月に解任される事態にありながらも、負傷もなく34試合7得点16アシストと気を吐いていた。モウブレイ監督の後任として元同僚のニール・レノン監督が暫定的に就任することになったが、リーグ戦は昨季と同様に2位で終わり、カップ戦においてはロス・カウンティFCに破れ、2002-03シーズン以来の無冠となった。

スパルタク・モスクワ

FCスパルタク・モスクワでのマクギーディ

2010年8月13日、長年所属していたセルティックを離れ、スコットランドのサッカー界史上最高となる移籍金950万ポンドロシアサッカー・プレミアリーグFCスパルタク・モスクワと4年半契約で合意した[14]。9月のサトゥルン・ラメンスコーエ戦(2-1)で初出場[15]、同月下旬のFCアムカル・ペルミ戦(2-2)で初得点を挙げ[16]、最終節のライバル関係にあるFCディナモ・モスクワ戦では、後半にマルチン・コヴァルチクen)へのファールによってレッドカードの退場処分となった[17]。加入1季目は途中加入ということもあり、11試合のみの出場にとどまっていたが、12月10日にロシアサッカー連合から発表されたリーグのトップ33人の選手に名前を連ね、右ウイングの位置で2位に選出された[18]ように異国の地でも活躍を見せた。UEFAヨーロッパリーグ 2010-11FCバーゼル戦において、試合終了間際に得点を挙げてベスト16進出に導く[19]好調な滑り出しとなった2011-12シーズンは、中心選手として31試合3得点を記録して2位に貢献したが、プレミアリーグでのプレー願望から契約終了後は留まることはないと突如発言した[20]

2012-13シーズンは、FCヴォルガ・ニジニ・ノヴゴロド戦でシーズン初得点を記録。2012年8月11日のFCゼニト・サンクトペテルブルク戦(0-5)でレッドカードによる退場処分[21]UEFAチャンピオンズリーグ 2012-13においては古巣のセルティックと対戦となった[22]。2013年5月のFCモルドヴィア・サランスク戦において先制点を挙げるも、ヴラディミール・ボジョヴィッチen)に対するファールでシーズン2度目の退場処分となる[23]と、レッドカードの判定に苛立ったマクギーディは、ユビレイニ・スタジアムの控室のドアを破壊した[24]行為と合わせて6試合の出場停止となり[25]、最終的に2試合の出場停止となった[26]。出場停止明け後は、最終節のFCアラニア・ウラジカフカス戦(2-0)において復帰し、同シーズンの出場を17試合5得点とした。

2013年7月21日のFCウラル・スヴェルドロフスク・オブラスト戦(2-0)において、2013-14シーズン初出場及び初得点・初アシストを記録[27]し、9月のFCクラスノダール戦(3-0)ではアシストによるハットトリックを達成する等、得点のみならずアシストでも攻撃に貢献していたが、その後、チームの指示を無視する規律違反によって下部組織での練習を命じられた[28]。この決定を下したにもかかわらず、ヴァレリー・カルピン監督にいつかはトップチームの練習に復帰するだろうと言葉を掛けられた[29]が、罰則を受けた同11月から退団するまで出場することはなかった[30]

エヴァートン

2014年1月11日、プレミアリーグのエヴァートンFCと4年半契約で合意する[31]。1月20日の敵地でのウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンFC戦において初出場を飾った[32]加入1季目は、プレミアリーグに移行してから最高となる勝ち点72を獲得し、5位でシーズンを終了する好調なクラブにあって、豊富な中盤のために途中出場が主体となり、先発出場は僅か3試合だった[33]

8月16日、2014-15シーズン開幕戦でのレスター・シティFC戦において、先発して移籍後初得点を挙げた[34]

代表

2013年11月、ポーランド戦におけるアイルランド代表でのマクギーディ

スコットランド生まれであるが、祖父母がアイルランド共和国ドニゴール州グウィドーからの移民であり、イギリスとアイルランドの二重国籍でアイルランドのパスポートを有しているため、アイルランド代表を選択する[35][36]パット・ボナー監督率いるU-15チームから年代別代表でプレー[37]し、その後、スコットランド代表を率いるベルティ・フォクツ監督から勧誘される[38][39]も、最終的に合計3度もの招集を固辞した[40]ため、クラブでのプレーの際に敵地では裏切り者として度々非難された[41]

2004年6月3日のジャマイカ戦でアイルランドA代表として初出場を飾り[42]、以来、監督が数人交代となっても定期的に招集され、特にジョバンニ・トラパットーニ監督体制下で顕著だったものの、2010 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選において先発の定位置を失った[43]。2011年3月26日のUEFA EURO 2012予選マケドニア戦(2-1)で代表初得点[44]、10月7日の同予選におけるアンドラ戦で2得点目[45]エストニアとのプレーオフ第1戦(4-0)では、クロスによってキース・アンドリュースen)の得点をアシストした[46]。その後、トラパットーニ監督によってUEFA EURO 2012の参加メンバーに選出される[2]と、クロアチア戦で同大会におけるアイルランド代表の唯一となるショーン・セントレジャーの得点をフリーキックによってアシストした[47]

2014年9月7日、敵地で行われたUEFA EURO 2016予選初戦のグルジア戦(2-1)において2得点を挙げた[48]

個人成績

クラブでの成績

クラブ シーズン リーグ カップ リーグ杯 ヨーロッパ 通算
出場 得点 アシスト 出場 得点 アシスト 出場 得点 アシスト 出場 得点 アシスト 出場 得点 アシスト
セルティックFC 2003–04 4 1 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 4 1 2
2004–05 27 4 7 5 0 1 2 1 3 3 0 0 37 5 11
2005–06 20 4 6 1 0 1 2 0 0 1 0 0 24 4 7
2006–07 34 5 8 4 0 3 2 0 2 6 0 0 46 5 13
2007–08 36 7 16 4 0 4 1 0 0 10 1 4 51 8 24
2008–09 29 3 6 3 1 2 4 2 2 4 1 0 40 7 10
2009–10 35 7 15 4 0 1 2 0 0 9 0 1 49 7 16
通算 185 31 60 21 1 11 13 3 7 33 2 5 252 37 83
FCスパルタク・モスクワ 2010 10 2 6 0 0 0 7 0 3 17 2 9
2011–12 32 3 10 3 1 2 6 1 0 41 5 12
2012–13 17 5 4 1 0 0 5 0 3 23 5 7
2013–14 13 1 7 0 0 0 0 0 0 13 1 7
通算 72 11 24 4 1 2 17 1 3 93 13 29
エヴァートンFC 2013–14 17 0 1 2 0 1 19 0 2
2014–15 5 1 1 0 0 0 1 0 0 1 0 0 7 1 1
総通算 279 43 85 27 2 13 13 3 7 51 3 8 367 52 115

タイトル

クラブ

スコットランドの旗 セルティックFC

個人

脚注

  1. ^ "Premier League Clubs submit Squad Lists" premierleague.com
  2. ^ a b "Republic of Ireland manager GiovanniTrapattoni happy with selection policy"
  3. ^ "'Mac' for the future" independent.ie
  4. ^ "Hooray for Holyrood!"
  5. ^ "Hearts 1-1 Celtic" BBC Sport
  6. ^ "McGeady ready to give Milan the runaround again"
  7. ^ "McGeady injury worry for Celtic"
  8. ^ "Chick Young's view" BBC Sport
  9. ^ "McGeady seizes starring role to dismantle Dons"
  10. ^ "Celtic 3-2 Rangers - as it happened" The Guardian
  11. ^ "McGeady claims PFA double"
  12. ^ "Banned McGeady wants Celtic stay"
  13. ^ "Gordon Strachan denies playing personality games with Celtic team selection"
  14. ^ "Aiden McGeady completes record move to Spartak Moscow"
  15. ^ "McGeady delighted after setting up winner on debut for Spartak"
  16. ^ "Aiden McGeady shows stomach for first Spartak goal"
  17. ^ "Video: Red mist descends on Aiden McGeady in Moscow derby"
  18. ^ "33 лучших игрока России 2010 года: Дикань - третий"
  19. ^ "Spartak shake off Basel revival"
  20. ^ "Irish winger in no hurry to leave Russian side"
  21. ^ "Zenit Thrash Spartak 5-0 to Go Clear at Top"
  22. ^ "Aiden McGeady impressed by former club Celtic"
  23. ^ "McGeady scores and gets sent-off as Spartak's European hopes fade"
  24. ^ "Aiden McGeady accused of trashing dressing room following red card"
  25. ^ "Ireland's Aiden McGeady given six-game Spartak Moscow ban"
  26. ^ "У «Спартака» вопросов не осталось"
  27. ^ "RPL: McGeady Steers Spartak to 2-0 Win Over Ural"
  28. ^ "Spartak Moscow discipline Aiden McGeady for disobeying team orders"
  29. ^ "Aiden McGeady could play for Spartak Moscow again"
  30. ^ "Transfer window: Everton sign winger Aiden McGeady"
  31. ^ "エヴァートン、マクギーディを獲得"
  32. ^ "West Bromwich Albion 1-1 Everton" BBC Sport
  33. ^ "Team News: Aiden McGeady starts for Everton" sportsmole.co.uk
  34. ^ "Aiden McGeady with majestic strike but Chris Wood earns a point for Leicester"
  35. ^ “Well Done Aiden McGeady”. celticunderground. (12 November 2011). http://celticunderground.net/well-done-aiden-mcgeady/ 3 june 2012閲覧。 
  36. ^ “McGeady To Juventus?”. balls. (10 March 2011). http://www.balls.ie/2011/03/10/mcgeady-to-juventus/ 3 june 2012閲覧。 
  37. ^ "McGeady is not ready to leave Celtic, says Bonner"
  38. ^ "Football: Berti wants to put his faith in young players ... but this is one Bhoy who has no faith in him" thefreelibrary.com
  39. ^ "No U-turn for McGeady"
  40. ^ "SFA defend missing McGeady"
  41. ^ "McGeady made to feel like traitor"
  42. ^ "Barrett shores up makeshift Ireland"
  43. ^ "McGeady furthers his footballing education"
  44. ^ "Rep of Ireland 2-1 Macedonia" BBC Sport
  45. ^ "Republic on course for Euro 2012"
  46. ^ "Republic of Ireland on verge of Euro 2012 as Keane helps thrash Estonia"
  47. ^ "Euro 2012: Republic of Ireland 1-3 Croatia" BBC Sport
  48. ^ "Georgia 1-2 Republic of Ireland: Aiden McGeady scores twice as Martin O'Neill's men secure late win in first Euro 2016 qualifier"

外部リンク