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「Wikipedia:論争の解決」の版間の差分

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射丸蔵 (会話 | 投稿記録)
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:運営に関わる事項など、記事内容以外が論点になる議論においては、ウィキペディアの「百科事典を編纂する」という本来の目的を見失わず、解決を図ることを目指してください。
:運営に関わる事項など、記事内容以外が論点になる議論においては、ウィキペディアの「百科事典を編纂する」という本来の目的を見失わず、解決を図ることを目指してください。


{| class="wikitable" style="background-color: #fff;"
;レベル別の反論の仕方
|+ 反論は上位3つの方法で。(参考 [http://www.paulgraham.com/disagree.html How to Disagree]{{en icon}}
*'''レベル0 罵倒'''
| style="background-color: #eff;" | '''推奨'''
*:「あいつは馬鹿だから」といったような悪口を言う。
|
*'''レベル1 個人攻撃'''
* '''レベル6 集中'''
*: 直接議題に関係することではなく特徴、編集実績など発言者自身を根拠に否定する。
: 議題の根幹を成す主要点に絞って、明瞭に反論する。
*'''レベル2 口調批判'''
* '''レベル5点明瞭'''
*: 直接議題に関係することではなく口調や態度など、発言の仕方を根拠に否定する。
: どこに対して反論するのかを引用で明示するなど、論点を明確にし反論する。
*'''レベル3 反対意見'''
* '''レベル4 反論'''
*: ほとんど証拠を示さず反対意見を述べる。
: 論拠となる理由と証拠を示しながら、反対意見を述べる。
*'''レベル4 論'''
|-
*: 論拠となる理由と証拠を示しながら、反対意見を述べる。
| style="background-color: #fee;" | '''非推奨'''
*'''レベル5 明瞭'''
|
*: どこに対して反論するのかを引用で明示するなど、論点を明確にし反論する。
*'''レベル6 要点集中'''
* '''レベル3 反対意見'''
: ほとんど証拠を示さず反対意見を述べる。
*: 議題の根幹を成す主要点に絞って、明瞭に反論する。
* '''レベル2 口調批判'''
反論は上位3つの方法で。''(参考 [http://www.paulgraham.com/disagree.html How to Disagree])''
: 直接議題に関係することではなく口調や態度など、発言の仕方を根拠に否定する。
* '''レベル1 個人攻撃'''
: 直接議題に関係することではなく特徴、編集実績など発言者自身を根拠に否定する。
* '''レベル0 罵倒'''
: 「あいつは馬鹿だから」といったような悪口を言う。
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*うまくいかない場合は、ステップ3へ進んでください。
*うまくいかない場合は、ステップ3へ進んでください。

2016年1月26日 (火) 17:52時点における版

論争を解決するためにはどうしたらいいか。ここではその方法を5段階に分けて説明していきます。

まず、記事を編集しているときに、他者と論争が起きたときは、編集合戦にならないように注意してください。もしそうなった場合は保護の方針により、多くは保護の対象となり、その記事の編集自体が不可能になります。

編集合戦は決して解決には至りません。それどころか解決を阻害します。編集合戦が起きた場合は、すぐに中断してください。 編集合戦を見かけた場合、当事者にそれ以上の編集をやめるよう呼びかけ、ノートで議論するようにさせてください。

それでも中断されなければ、ページの保護を依頼してください。そうすることによって、単なる荒らしの場合を除けば、冷静になる時間ができます。保護された後、適当な期間の経過後ノートで合意に達した場合、保護解除の依頼を出してください。

以下では、そうなる前に論争が起きた場合の解決法を具体的に見て行きます。

ステップ1: 回避

論争を解決するための最も良い方法は、まずはそれを回避することです。あなたの編集に反対する編集が行われた場合、それをすぐ元に戻さず、最初はまず1日以上待ってみて下さい。冷静な判断には冷却期間が必要です。あなたが間違ってる、あるいは偏ってると考える編集でも、編集した人にはそれなりの理由があるものです。

1日経過してもなお、偏っている、あるいは不正確だと思えても、その編集を単純に取り消したり差し戻したりするのではなく、代わりにその編集をできるだけ発展的に改善してみて下さい。そうすれば元に戻す(revert)より内容をより豊かにでき、相手に理解されるかもしれません。

この際、要約欄で変更内容を丁寧に説明して下さい。それに対する野次や悪態に対しては報復しないで無視してください。 この時注意すべきなのは荒らしと真摯な主張を区別することです。真摯な主張には丁寧に対応しましょう。

  • うまくいかない場合はステップ2へ進んでください。

ステップ2: 論争の相手と話し合う

  1. ノートの活用
    多くの編集合戦ではノートでの議論は行われない傾向にあります。まずは論争相手とその記事のノートページを使って問題について議論して下さい。記事の先頭などに、{{notice}}などを使うと、ノートに議論場所がある事が分かりやすくなり、当事者以外の目にも触れ、議論に参加してもらうことができるかもしれません。それでも相手が気付かない場合は、ユーザーの会話ページでその記事のノートへの誘導を促すとよいでしょう。ただし、以上の試みを図っても、相手がいつまでもノートでの議論に参加しない、にも関わらず問題となる編集を繰り返す、など荒らしといわざるを得ない場合は、Wikipedia:投稿ブロックなどの方法も検討する必要があるでしょう。
  2. 議論の仕方
    議論の際には、礼儀を忘れず冷静に個人攻撃はしないようにしてください。相手の人格や背景を疑った意見、相手を馬鹿にした意見は、互いを感情的にし、混乱を呼ぶだけだから避けて下さい。議論の対象は、議論相手ではなく議題そのものに集中して下さい。その上で、意見の根拠となる理由、証拠を示し、論点を明瞭にし、言い間違いなど本題に影響ない些末なことは無視し、要点に集中して意見すると、自身の考えを相手に深く理解してもらいやすくなります(下記「レベル別の反論の仕方」参照)。ただし、ウィキペディアは議論を目的にする場ではありません。反論する場合も、相手を論破することを目指すのではなく、互いに意見を理解し合うことを目的とすると、その後に建設的な展開を図りやすくなります。以上の試みを図っても、相手が礼儀をわきまえず罵倒、個人攻撃を繰り返す、議論が空転し時間ばかり費やすなど、荒らしといわざるを得ない場合はWikipedia:投稿ブロックなどの方法も検討する必要があるでしょう。
  3. 合意形成を目指す
    そして、互いの意見の理解を積み重ね、和解に努め、ウィキペディアの三つの大事な方針である、中立的な観点で書く検証可能性を守る独自研究は載せないに従った編集ができるように合意することを目指してください。このとき、ノートでの議論は記事になんと書くかといった、より具体的な議題に集中にしてください。幅広い一般的な話題は、議論が拡散しその後の合意が得られにくくなります。また、ウィキペディアは多数決主義ではないため、片方の主張が少数であることを理由に議論を終わらすべきではありません。あくまで合意を目指してください。
運営に関わる事項など、記事内容以外が論点になる議論においては、ウィキペディアの「百科事典を編纂する」という本来の目的を見失わず、解決を図ることを目指してください。
反論は上位3つの方法で。(参考 How to Disagree(英語)
推奨
  • レベル6 要点集中
議題の根幹を成す主要点に絞って、明瞭に反論する。
  • レベル5 論点明瞭
どこに対して反論するのかを引用で明示するなど、論点を明確にし反論する。
  • レベル4 反論
論拠となる理由と証拠を示しながら、反対意見を述べる。
非推奨
  • レベル3 反対意見
ほとんど証拠を示さず反対意見を述べる。
  • レベル2 口調批判
直接議題に関係することではなく口調や態度など、発言の仕方を根拠に否定する。
  • レベル1 個人攻撃
直接議題に関係することではなく特徴、編集実績など発言者自身を根拠に否定する。
  • レベル0 罵倒
「あいつは馬鹿だから」といったような悪口を言う。
  • うまくいかない場合は、ステップ3へ進んでください。

ステップ3: 第三者を交えて議論する

論争相手との合意がうまくいかない場合は、他の人々に問題を広く公表することで、合意を目指す方法があります。ステップ2が失敗した論争についてはコメント依頼にお知らせ下さい(参考: 中立的な観点正確性に疑問がある記事)。このときも、エチケットと中立的な観点に従うことを忘れないで下さい。

  • うまくいかない場合は、ステップ4へ進んでください。

ステップ4: 投票

ウィキペディアは多数決主義ではありませんが、マナーを守り議論を尽くしても合意に至るのが難しい場合、調査投票の方法の原則に従って投票を準備し「現在行われている投票」に掲載して下さい。もちろんこのときも、エチケットと中立的な観点に従うのを忘れないで下さい。

  • このステップまで進んでもうまくいかない場合はほとんどありませんが、もし適切でないと思われる場合は……

ステップ5: 仲裁

残念ながらウィキペディア日本語版には、2013年現在、以上のプロセスが決裂した場合に論争を調停・仲裁する専門組織はありません(英語版には、Arbitration Committee裁定委員会)と、2004年1月に発足したMediation Committee調停委員会)等があります)。このステップに辿り着いてしまった論争については、それが解決されるまでページの保護を続ける、という手段で対応しています。時が解決するのを、ひたすら待つのも良いでしょう。

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