「ズサ」の版間の差分
ステイシア・ボーダー (会話 | 投稿記録) |
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なお、脚部にビームサーベルを格納しており、ブースターユニットを切り離すことで白兵戦にも対応できる。 |
なお、脚部にビームサーベルを格納しており、ブースターユニットを切り離すことで白兵戦にも対応できる。 |
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また、ブースターユニットは標準的なリニアシート型コクピットを備えており、単体で宇宙突撃艇としても運用が可能である。装備しているミサイルポッドの他、体当たりによる特攻運用も考慮されていた。『ZZ』本編中ではブースター単体運用はされなかったが、後年のゲーム作品でズサ・ブースターという名称で登場している。 |
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; 劇中での活躍 |
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: シャングリラにおけるマシュマーの試験結果を受け、量産が決定。各戦闘区域に投入され、強襲作戦や拠点防衛などに運用された。コロニー内でのマシュマー機は肩部ミサイルポッドのみを装着してブースターは装備していなかったが、設定画やキットでは肩部ミサイルポッドはバックパックに接続される構造であるため、どのようにして装着していたかは不明。 |
: シャングリラにおけるマシュマーの試験結果を受け、量産が決定。各戦闘区域に投入され、強襲作戦や拠点防衛などに運用された。コロニー内でのマシュマー機は肩部ミサイルポッドのみを装着してブースターは装備していなかったが、設定画やキットでは肩部ミサイルポッドはバックパックに接続される構造であるため、どのようにして装着していたかは不明。 |
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: カラーリングは通常のイエローとグレミー軍仕様のグレーの2種類が存在。『機動戦士ガンダムΖΖ』第46話では[[ネオ・ジオンの機動兵器#バウ|バウ]]用のビームライフルを装備した機体が登場する。 |
: カラーリングは通常のイエローとグレミー軍仕様のグレーの2種類が存在。『機動戦士ガンダムΖΖ』第46話では[[ネオ・ジオンの機動兵器#バウ|バウ]]用のビームライフルを装備した機体が登場する。 |
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: 『機動戦士ガンダムUC』では、テニスン艦隊でジオン風のグリーンへの再塗装・袖付きの装飾の付加が施され、稼動している。OVA版ではギラ・ドーガのビーム・マシンガン、シールドを装備。 |
: 『機動戦士ガンダムUC』では、テニスン艦隊でジオン風のグリーンへの再塗装・袖付きの装飾の付加が施され、稼動している。OVA版ではギラ・ドーガのビーム・マシンガン、シールドを装備。火力支援のみならず、MSとの直接戦闘も想定されている。また、新たに描き起こされた設定画により、肩部ミサイルポッドは前後に分割され、ズサ本体とブースター側両方と接続する構造に改められ、上述のマシュマー機の装備形態を無理なく再現できるように配慮されている。 |
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2014年4月28日 (月) 03:39時点における版
ズサ (ZSSA) は、テレビアニメ『機動戦士ガンダムΖΖ』、小説およびOVA『機動戦士ガンダムUC』に登場する架空の兵器。ネオ・ジオンの中距離支援用量産型モビルスーツ (MS) である。
本項では、バリエーション機やテレビアニメ『∀ガンダム』に登場するズサンについても併せて記述する。
ズサ
ズサ ZSSA | |
---|---|
型式番号 | AMX-102 |
所属 | ネオ・ジオン |
建造 | ネオ・ジオン |
生産形態 | 量産機 |
頭頂高 | 15.0m |
本体重量 | 23.7t |
全備重量 | 74.5t |
装甲材質 | ガンダリウム合金 |
出力 | 1,820kW |
推力 | 17,300kg×2(ブースター上側) 32,400kg×1(ブースター中央) 26,700kg×2(ブースター外側) (総出力)120,400kg |
センサー 有効半径 |
10,800m |
武装 | ビームサーベル(出力0.62MW) ビームライフル(バウと同型) ミサイル・ポッド 多連装ミサイル×6 連装ミサイル 拡散ビーム砲(出力7.64MW) 30mmバルカン×2 |
搭乗者 | マシュマー・セロ ネオ・ジオン一般兵 |
その他 | 姿勢制御バーニア×18 |
ガルスJと連携して作戦を遂行することを前提に開発され、グリプス戦役後にネオ・ジオンが本格的な地球圏侵攻作戦発動に合わせて投入し、マシュマー・セロによって実戦試験が行われた。
第一次ネオ・ジオン抗争時に投入されたMSの中では小型な機体の部類に入るが、その背面には本体よりも巨大な追加装備(後述)を装着する。近接戦闘用であるガルスJに対して本機は面制圧による中距離支援を行うことを主目的としており、全身(腕部、胸部、脚部)にミサイル、腹部に高出力の拡散ビーム砲を内蔵。さらに背面には大量のミサイルポッドを搭載した専用の大型ブースターユニットを装着し、全身火器の塊となる。中距離支援の他にもブースターユニットの大推力を活用した一撃離脱戦法による強襲攻撃や爆撃、拠点防衛など、終戦に至るまで多岐に渡り運用された。
なお、脚部にビームサーベルを格納しており、ブースターユニットを切り離すことで白兵戦にも対応できる。
また、ブースターユニットは標準的なリニアシート型コクピットを備えており、単体で宇宙突撃艇としても運用が可能である。装備しているミサイルポッドの他、体当たりによる特攻運用も考慮されていた。『ZZ』本編中ではブースター単体運用はされなかったが、後年のゲーム作品でズサ・ブースターという名称で登場している。
- 劇中での活躍
- シャングリラにおけるマシュマーの試験結果を受け、量産が決定。各戦闘区域に投入され、強襲作戦や拠点防衛などに運用された。コロニー内でのマシュマー機は肩部ミサイルポッドのみを装着してブースターは装備していなかったが、設定画やキットでは肩部ミサイルポッドはバックパックに接続される構造であるため、どのようにして装着していたかは不明。
- カラーリングは通常のイエローとグレミー軍仕様のグレーの2種類が存在。『機動戦士ガンダムΖΖ』第46話ではバウ用のビームライフルを装備した機体が登場する。
- 『機動戦士ガンダムUC』では、テニスン艦隊でジオン風のグリーンへの再塗装・袖付きの装飾の付加が施され、稼動している。OVA版ではギラ・ドーガのビーム・マシンガン、シールドを装備。火力支援のみならず、MSとの直接戦闘も想定されている。また、新たに描き起こされた設定画により、肩部ミサイルポッドは前後に分割され、ズサ本体とブースター側両方と接続する構造に改められ、上述のマシュマー機の装備形態を無理なく再現できるように配慮されている。
ズサ・カスタム
漫画『ダブルフェイク アンダー・ザ・ガンダム』に登場する、カラードの汎用MS。ズサ改(ズサかい)とも称される。
ズサ・カスタム ZSSA CUSTOM | |
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型式番号 | AMX-102C |
所属 | カラード |
建造 | ネオ・ジオン |
頭頂高 | 15.0m |
本体重量 | 22.5t |
全備重量 | 61.8t |
装甲材質 | ガンダリウム合金 |
出力 | 2,250kW |
センサー 有効半径 |
10,800m |
武装 | ビームサーベル ガン・スピア 攻撃用パックAK-90S ビームキャノン 12連装ミサイルポッド |
搭乗者 | アルヴェニシカ・キースト |
ネオ・ジオンの支援用MSであったズサを改修した機体。過激派組織NSPに分類される一組織「カラード」にて運用された。改修は格闘戦能力を強化して汎用MSに仕立て上げる目的で行われ、ベース機の特徴であった本体、腕部、脚部に装備されたミサイル群を撤去し、武装は腕部マウント式速射ビーム砲「ガン・スピア」およびビーム兵器中心のブースターとなった。これにより大幅な軽量化を実現し、汎用MSとして必要十分以上の機動力を確保した。
- 劇中での活躍
- 劇中では過激派組織カラードのパイロット、アルヴェニシカ・キースト(アニー)の乗機としてサイド6における連邦軍襲撃作戦に参加するが、連邦軍アラハス所属のDガンダムとの交戦中にカラードのリーダー、エルデスコ・バイエのザクIIIを有線爆弾から庇って大破している。
ズサ・ダイン
漫画『ダブルフェイク アンダー・ザ・ガンダム』に登場するネオ・ジオンの格闘戦用MS。
ズサ・ダイン ZSSA DAIN | |
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型式番号 | AMX-013 |
所属 | ネオ・ジオン |
武装 | ガン・スピア 腕部クロー 胸部ビーム砲×2 背部メガビーム砲 ミサイル・ポッド |
搭乗者 | アルヴェニシカ・キースト |
ズサの開発チームが格闘戦用にズサを再設計した機体。ベース機ではオプションだったミサイルポッドおよびブースターが、本機では本体へ収められた。格闘戦用とされてはいるが胸部ビーム砲やメガビーム砲を装備し、腕部にはクローを備えているため、オールレンジに対応可能であり、汎用性が高い。
- 劇中での活躍
- 捕虜から脱走して復員し、ネオ・ジオンのレウルーラに合流したアニーの乗機となる。武装としてズサ・カスタムのガン・スピアを引き続き使用している。
ズサン
テレビアニメ『∀ガンダム』に登場するギンガナム艦隊の発掘MS。
ズサン ZSSAN | |
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型式番号 | G-M2F(ギンガナム艦隊) AMX-1002 |
所属 | ギンガナム艦隊 |
装甲材質 | ガンダリウム合金 |
武装 | 7連ショルダーミサイルポッド 腕部3連ミサイル×2 大腿部6連ミサイル×2 脚部6連ミサイル×2 アームパンチ×2 他 |
搭乗者 | ギンガナム艦隊大名、カシム 他 |
ギンガナム艦隊により月面のマウンテンサイクルから発掘され、ギンガナム艦隊の月面残存部隊が使用した。無人機としての運用が可能だが、行動に規則性があるために読まれやすく、コントロールを行う有人機が撃破されるとさらに単純化するという欠点を持つ。
ギンガナム艦隊における型式番号「G-M2F」のうち、 "G" はギンガナム艦隊、 "M" はMS、 "2" は2番目に発見されたこと、 "F" はファイターを意味するらしい。本来の型式番号は、コクピットのコンソールに表示された「AMX-102」あるいは「AMX-1002」である。その姿は、宇宙世紀時代のズサ(シャングリラでマシュマーが試験運用していたタイプ)によく似ている。また、ガルスJのようなアーム・パンチ機構を装備しており、脚部ミサイルポッドは格闘用のワイヤーアンカーになるなど、近接格闘戦を重視している。
- 劇中での活躍
- 月面残存部隊で、6機(有人2、無人4)が地球への出発準備を進めるディアナ派の足止めに使用された。初見では回避するのが難しいワイヤーアンカーを効果的に使い、ディアナ親衛隊のスモー2機を撃破するが、ハリー・オードには通じず回避されたうえ、上記の欠点を見抜かれて有人機1機を撃破されると、残る隊長機もロラン・セアックのコア・ファイターからミサイルの斉射を受けて爆散し、潰滅した。地球侵攻艦隊では戦闘には参加せず、もっぱら物資の運搬に用いられていた模様。
- 備考
- ズサンは第46話の絵コンテチェックの段階で、登場メカが足りないという理由から急遽設定された[1]。「3日くらいで仕上げられるメカは何かないか?」という中、「ただビームとミサイルを撃つだけではつまらない、ズサだったら何かできるんじゃないか」ということで選択され、さらにワイヤーやアームパンチといったアイデアを付加されて完成した[1]。