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== 概要 ==
== 概要 ==
毎週1つのテーマ・人物にスポットを当てて、司会とゲストコメンテーターがそれらについて語り合っていた番組である。司会は、[[三宅裕司]]と[[麻木久仁子]](初期は[[黒木瞳]]などが短期間で交替)が担当。主なゲストとして出演していたのは、漫画家の[[黒鉄ヒロシ]]やジャーナリストの[[鳥越俊太郎]]や放送作家の[[高田文夫]]などだった。取り上げるテーマにはスキャンダラスなものも多く、番組開始当初は[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]の『[[知ってるつもり?!]]』と比較されて俗物的な扱いを受けていたが、回を進めるごとにテーマと内容に幅広さと深さを見せ、視聴者からの支持を集めた。
毎週1つのテーマ・人物にスポットを当てて、司会とゲストコメンテーターがそれらについて語り合っていた番組である。司会は、[[三宅裕司]]と[[麻木久仁子]](初期は[[黒木瞳]]などが短期間で交替)が担当。主なゲストとして出演していたのは、漫画家の[[黒鉄ヒロシ]]やジャーナリストの[[鳥越俊太郎]]や放送作家の[[高田文夫]]などだった。

『[[知ってるつもり?!]]』などの教養番組に見られた堅苦しさを廃し、娯楽性を高めた番組作りが特色。扱ったテーマには三面記事的な部分もあったが、掘り下げられたテーマと緻密な構成でいずれも見ごたえのあるドキュメンタリーとなっていた。特に本編を構成したリサーチの緻密さと再現映像の質の高さは語り草となっている。テーマごとに演出をがらりと変えるなど独創性も特色の一つ。[[帝銀事件]]や[[連合赤軍]]といった戦後の暗黒史とも言える事件を積極的に取り上げていた。


テーマ曲には、[[ジェリー・ゴールドスミス]]作曲のアメリカ映画『[[スーパーガール]]』のメインテーマを使用していた。
テーマ曲には、[[ジェリー・ゴールドスミス]]作曲のアメリカ映画『[[スーパーガール]]』のメインテーマを使用していた。

2012年8月19日 (日) 04:45時点における版

驚きももの木20世紀
ジャンル ドキュメンタリー番組
演出 丹治哲雄
緒方明
堀川勝
ほか
出演者 三宅裕司
黒木瞳
大桃美代子
麻木久仁子
勝恵子
黒鉄ヒロシ
ほか
製作
プロデューサー 岡野均
岡田充
市川寿憲
ほか
制作 朝日放送
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1993年4月16日 - 1999年10月1日
放送時間金曜 21:00 - 21:54
放送分54分
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驚きももの木20世紀』(おどろきもものきにじっせいき)は、1993年4月16日から1999年10月1日までテレビ朝日系列で毎週金曜 21:00 - 21:54 (JST) に放送された朝日放送ABCテレビ)制作のドキュメンタリー番組

概要

毎週1つのテーマ・人物にスポットを当てて、司会とゲストコメンテーターがそれらについて語り合っていた番組である。司会は、三宅裕司麻木久仁子(初期は黒木瞳などが短期間で交替)が担当。主なゲストとして出演していたのは、漫画家の黒鉄ヒロシやジャーナリストの鳥越俊太郎や放送作家の高田文夫などだった。

テーマ曲には、ジェリー・ゴールドスミス作曲のアメリカ映画『スーパーガール』のメインテーマを使用していた。

出演者

司会

その他の出演者(ゲスト)

ナレーター

スタッフ

※一部の回では「監修」や「リサーチ」といったクレジットがあった。

エンディングテーマ

放送リスト

番組の終焉

  • タイトルどおり2000年まで続ける予定だったが、番組を立ち上げたプロデューサーの岡野均が若くして亡くなったことと、さらに登場する人物のネタ切れと新番組の立ち上げのため、1999年10月を最後に終了した。またこの他の理由として、2年前の山一證券倒産を発端とする不況の影響で、それまで同番組が他の番組制作会社との共同での制作でなかったことから、番組制作予算の捻出が難しくなったためという理由もあげられる。

参考書籍

関連項目

テレビ朝日 金曜21時台(朝日放送制作枠)
前番組 番組名 次番組
驚きももの木20世紀