「ノート:ジェンダー」の版間の差分
→「雌雄判別」の英語: 署名 |
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== 文化相対主義的偏りを是正 == |
== 文化相対主義的偏りを是正 == |
2009年9月27日 (日) 03:52時点における版
2003年8月の修正
8/18の修正を前の版へ戻された方へ.このまま再度戻すと編集合戦になってしまうと思うので,意見を書きます.適切に判断していただけると助かります.
「最初の部分は用語の主要な要素に絞って書くべき」という趣旨は理解できます.ただし,そうするなら,次の項目で「言葉の現在における詳細な意味や説明」がくる必要があると思います.前回,私は1つめの項目については「言葉の由来と意味」という形に編集しました.上のような趣旨なら,後ろの項目に移動していただくのが良いかと思っていました.しかし,私が最初の部分に追加した情報は「主要な要素に絞るべき」として削除され,かつ,次の項目のタイトルも「…と意味」の部分が削除されて「言葉の由来」というタイトルに戻され,内容も前に近いものに戻されました.その結果,今のこのページは「ジェンダーに関する現在の使われ方や主要な意味やその詳細,関連する事柄などの情報」が「過去の言葉の由来と論争」の話と比べて圧倒的に少なくなっていると思います.
前回,私は,こういう状況を改善するために,英語版Wikipediaからの翻訳を追加したり,現在の一般的な使われ方を説明してから個々の論の説明をするという話の流れを作ったり,現在の性科学や医療分野で使われているGender Identity等のGenderと深く関わる情報を追加したりしたのですが,それが全て元に戻されてしまったのは非常に残念です.
例えば,性自認,性的指向は英語では,Gender identity, Gender orientation, と呼ばれていて,Genderと深く関わる概念であると同時に,変更可能なGender roleとは区別されるものとして扱われています.人間の性にまつわる行動を「Sex」「Gender」の2つに分けるのではなく「Sex」「Gender identity」「Gender orientation」「Gender role」の4つに分ける考え方です.これは,両極端以外の性の扱われ方の例としてあげたものですが,もし,これが適切ではないというのであれば,他の具体的な例をあげていただければと思います.
その他,8/18の時点までの私の変更の意図については下を参照ください.
133.7.7.20 8/22 ーー
社会的文化的性の意味を明確にするためにも、社会や文化によって具体的内容が変わるという内容は追加した方が良いと思います。例としてあげているのは英語版Wikipediaからの翻訳です。 私が調べた範囲でも、19世紀初等のアメリカの事例で、色と性の関係は弱かったものの、男の子にはピンク、女の子には青を着せることが多かったとの事例もあるようです。ただ、前回のは西欧と書いていたので、若干文章を変えました。 英語版Wikipediaにもある内容ですから、この話題を載せることについては問題ないと思いますが、もし、不都合であれば、削除するのではなく、別の社会や文化によって性の意味づけが変わる適切な例に差し替えてください。
説明の順番ですが、「ジェンダーの一般的な使われ方としての意味」を「ラディカルフェミニズムが定義するジェンダー」の説明の前にもってきました。包含関係からいったら、一般的な意味をまず明確にしてから部分の説明をする方が、ジェンダーの解説として適切だと思います。
ジェンダーの意味づけとして、中間的な解釈の例(性役割と性自認を分ける考え方)を追加しました。社会や文化によって性に異なる役割が割り当てられているケースなどは、明らかにジェンダーであるとの定義が可能なので、「定義ができない」ということの意味の説明がわかるように書き換えました。
セクシャルマイノリティの多くが主張しているという点については、同性愛者やインターセックスの当事者、あるいはトランスジェンダーのうち、中間的な性のあり方で生きていくことを受け入れている人達の「比較的多数」が、ジェンダーの無条件な肯定に反対しています。同性愛者やインターセックスの当事者等のサイトをみても多数派なのはわかると思います。なので「一部」ととられかねない表現は修正しました。
133.7.7.20 8/17
ーー
電気関係(に限らず)、プラグ/ジャックの関係をオス/メスと言いますが、一般的に、性的(SEX)な事は表だって口にしないのがつつしみとされながら、これに関してはモロにそれ以外あり得ない例えを、日常平気で行っています。
そういう話しはさておき、あるコネクタを都合でオスメス変換したい(ケーブルがオスだが、接続するところもオスだという)時につかうアダプタ(この場合は両方にメスのジャック構造になっている)を、英語では「ジェンダーチェンジャー」と言います。(日本語では「メス-メス中間コネクタ」とか、そのまんまな名前ですが)
あ、これ↑書いたの私でしたAdacom 00:51 2003年8月12日 (UTC)
- ここまでの部分、冒頭の目次の外だったが、最終コメント後6年以上たっているので、セクション標題を与えて、可読性を良くしました。--Sibazyun 2009年9月27日 (日) 03:52 (UTC)
文化相対主義的偏りを是正
少し文化相対主義的な偏りがあると認められたので、 フェミニズムと文化相対主義との釣り合いが取れる文章に変えました。
それとジェンダーフリー運動に関しては、フェミニズム内ではジェンダーフリーは性差否定運動ではない、との意見が大勢であり、また実際の運動内容も、性差否定運動とはいえないことから、記述をなおしました。
この文章について
『日本では「ジェンダー」という言葉は中立的な用語であるという間違った理解が主として行政を中心に広まっているが、もともとはフェミニズム運動の主張にもとづいて意味が与えられた(または与えられる)、きわめて政治的な概念である。』
非常に偏った問題の多い表現のように思います。 消しても必ずこの表現を復帰させる人がいますが、その人はぜひ以下の質問に答えてください
なぜ中立的な用語といえないのか? 中立的な用語だという理解が行政を中心に広まっているということについての根拠は? フェミニズムとジェンダーは独立して語ることは可能だと思いますが、どうして「もともとはフェミニズム運動の主張にもとづいて意味が与えられた(または与えられる)」と、関連性を強く主張するのか? きわめて政治的な概念という言葉の意味について 文章から「きわめて政治的」であることを否定的に書いているように思いますが、どうして「政治的」であることがどうして問題になるのか?
(回答)
まず、上記の該当部分は、「フェミニストが、ジェンダー概念はフェミニズム運動と不可分のものであり、かつ、きわめて政治的なものである、と主張している」ことを説明するために書かれているものと思われます。「フェミニストはジェンダー概念が政治的ではないと言っているが、それは嘘である」という批判の文脈ではないでしょう(というより、事実を知っていれば、そんな読み方をすることはありえないはずです)。
また、該当部分について、削除せずにそれに替えて「政治的であってどこが問題なのか」「(上記部分は)意味を持たない批判である」「(上記部分は)主観的な意見にすぎない」という感じのコメントがつけ加えられていたこともあったようですが、このような意味不明のコメントをつけるのは、「ジェンダー」概念の経緯と、誰がどういう主張をしているかを知らないため、事実と逆の認識をしてしまっているからです。
事実としては、フェミニストが「ジェンダー概念はフェミニズムと不可分のものであり、かつ、きわめて政治的なものである」ことを、強く主張しております。
まず第一に、「文化的性」の概念は初期からのフェミニズム運動によって喧伝され、運動の主張の根幹となったことは周知のとおりです。第二に、近年のフェミニズムでは、男女の二分法を否定しようとする、いわゆるポストモダン的な理論が持ち出されていますが、それは、「文化的性」の概念であっても男女の二分法であるかぎり、それが性差を示す客観的・中立的な概念として用いられてしまうので、それを否定するため、「男女の二分法も権力で作られたものだ」とし、かつ、その「権力」なるものへの対抗を意味する概念として用いられているはずです。よって、フェミニズム運動の実践においてでないと機能しない概念となります。
このあたりのことは、多くのフェミニズムの本などに書いてあると思います。
- 「ジェンダーという概念が拡がった時、フェミニズムというとイズムだから、イズムは避けてジェンダーにすると価値中立的に聞こえてこっちのほうが流通しやすいという妙な誤解がありました。(…中略…)ジェンダーは決してニュートラルでもなければイノセントな用語でもありません。権力関係を指し示し、それを告発する用語です。
- (『上野千鶴子対談集 ラディカルに語れば…』 p.167)
したがいまして、該当部分は「ジェンダー」概念が誰によって定義されてきたか・されているかについての根幹の部分ですので、削除しますと重要な情報が欠落することになります。「もともとはフェミニズム運動の主張にもとづいて意味が与えられた、きわめて政治的な概念」であることは疑いの余地のない事実であり、これが「非常に偏った問題の多い表現」には当たらないように思われます。一方、該当部分に「政治的であってどこが問題なのか」「(上記部分は)意味を持たない批判である」「(上記部分は)主観的な意見にすぎない」などのコメントがついた場合は、事実とまったく噛み合わない意味不明のものとなりますので、消去せざるをえません。
返答
もともと、上記の部分は論争の最下部にありました。文脈からあなたのいっているように読める、というのはおかしな解釈です。
それから、「ジェンダー」概念が誰によって定義されているのか・されてきたのか、というのは決定することは難しいと思います。ジェンダーを主張する人にも、その人ごとに異なった考え、定義があるわけです。 つまり、上野千鶴子にしろ、そういっている人がいるというだけで、ジェンダーの概念を主張する人間全てがジェンダーは「政治的」な概念であると主張していることにはなりません。
(返答)
「ジェンダー」概念がフェミニズム運動のなかで展開されてきたということは、フェミニストでなくとも疑う余地のない事実です。また、「ジェンダー」概念はフェミニズムの政治的実践において意味をなすものだという考え方は、上野千鶴子特有のものではありません。ただし、「間違った理解が広まっている」という言及があるということは、もともとの概念を意識せず使っている人も実際に存在しているともいえるので、「~と主張する人がいる」という趣旨の部分についてのみ変更し、「もともとは~であるという指摘をするフェミニストもいる」という趣旨の記述にさせていただきました。
文化相対主義的記述に偏りすぎではないか
ここはジェンダーについての記述なので文化相対主義からの批判を載せるのは構わないと思いますが、 文化相対主義の陥穽である伝統固守の教条化、あるいは言論の自由のない社会での被差別者の差別解決拒否という問題に対して無自覚なままの記述、ジェンダー論のそもそもの発端である差別問題の解決という論理と完全にすれ違っているので、バランスを取った記述に変えました。--60.62.81.234 2006年1月3日 (火) 12:59 (UTC)
演説はWikipedia以外で
本項目にて、ジェンダーが何であるかという中立的な記述ではなく、何々といったジェンダーは差別であるとか、差別問題を解決すべきである 等 の演説を書かれる方が以前より見受けられますが、そのような宣伝、演説等の記述はご遠慮ください。
↑の方に対する回答。 まず、上記の「文化相対主義的記述に偏りすぎではないか」というノートの項目に回答することなく、ノートの項をいたずらに増やすことは止めてください。またノートの記載は日時を載せておいた方がよいでしょう。 他人の記載を演説と非難する前に、自分の記載が教条化した思想の演説になっていないかどうか、胸に手を当ててよく考えてください。そしてこの項目にとってもっともバランスが取れた記述とはかくあるべきなのかよく考えてください。 以前の版に固執している人は、差別構造も伝統や文化の中に解消されるとする、かなりラディカルな文化相対主義者でしょうか? 残念ながらこの項目はその人自身がおっしゃるように特定思想の宣伝のためにあるわけではない。そもそもジェンダーとはなにか? ジェンダー論はなぜ生まれたのか、なぜそれに対する文化相対主義が有効な批判に成り得るのか、そして文化相対主義の限界(あるいはジェンダー論の限界)とはなんなのか、といったものの基本的な知識も考察もないままに、やみくもにジェンダー論批判の道具として文化相対主義を使ったジェンダー批判を展開しているように見受けられます。 過去の記載に固執するのではなく、発展的に記述を変えてください。ウィキペディアの項はあなた個人の占有物ではありません。 --60.62.81.234 2006年1月3日 (火) 14:23 (UTC)
↑の方に対する回答。
差別構造がどうである等の記述をしている時点で、ご自分が演説を目的にしているということに気づいてください。
Wikipediaは、各地域の風習が誤っているとか、それを修正すべきであると演説する場所ではありませんし、また、そのような議論をする場所でもありません。以前より、そのような、Wikipediaの方針に反する記述があって問題であるため、各国の文化は各国において議論すべきであることを強調する記述が入っているものと思われます。
今回についても、Wikipediaの方針に反する演説となっておりましたので、版をRevertしました。 1/3
↑のへの再回答不幸にも編集保護という事態を招いてしまったことに無自覚なまま、ご自身の思想を正当化することだけは止めてください。私は別にジェンダー論やフェミニズム寄りではなく、それどころかジェンダーの項にもジェンダーフリーの項にもフェミニズムを批判する記載を何度も載せてきました。 本文の、 〔「時代や地理を越えた人類に普遍的な制度=文明、の希求と確立」と「時代や地理によって様々に生まれては変わっていく特殊な制度=文化、の創造と保護」の間の調和という古くて新しい問題への対処が、まさにこの問題にも当てはまるのである。〕 という記述は、人権思想(ジェンダー論)と文化相対主義(伝統重視・原理主義)のどちらかが正しいと言っているわけではありません。これは特定思想で結論を出さないように工夫した記述をしたのであって、これをフェミニズムの宣伝などと受け取られるのははなはだ心外です。 また、ジェンダーという項目は差別問題との関連で常に語られるものです。この項目に関して、差別構造という言葉を使わずにジェンダーという概念を説明するのは不可能です。あなたが文化相対主義の立場から、差別構造という言葉を使いたがらないのは理解できますが、客観的・中立的立場を考えましょう。 また例として出されていた一部のイスラム社会で行われている女性器切除も、それがどのような理由で行われているかをも記載しておかないと、読者には伝統保護の観念だけで表面上対処するべきかどうか判断できないでしょう。当事者が伝統の保護を主張する時も、それが果たして自主的な文化選択が可能な状況下での発言なのかどうか必要という世界的に一般の通念も、この項目には載せる必要があります。でなければあまりにも一方的な文化相対主義的な記述になってしまうでしょう。ちなみに何か誤解されているのかもしれませんが、例として出された記載を各国の文化論と混同するのは見当違いでしょう。 さてあなたは、論理ではなく「人々の感覚にゆだねよ」と高らかに演説しました。しかし、人権思想という理論の枠組みではなく、当事者の感覚に任せてしまうと様々な差別構造が形成される可能性が高いというのが現代での文化論の常識です。差別というものは人々の自然な感覚から発生するものというのがこの問題を語る時の前提です。(簡単にいえば強い者は弱い者を抑圧したがるのが自然な傾向だと言えるでしょうか。自然な感覚にまかせてうまく行くならこの世に思想というものは必要ないでしょう) あなたのように人間の自然な感覚や伝統的な文化を尊重したい気持ちは本当によくわかりますし、個人的な自然主義も嫌いではないのですが、差別という問題に対しては自然主義や相対主義は解決への方法論を生み出しにくいとされています。(あなたが差別という問題は存在せず、あるのは文化だけだ、と主張されるのなら平行線ですが)もちろん私は一部のフェミニストの文化破壊に対しても批判します。ですからその点の記載にはほとんど手を加えていません。しかしだからといって、言論や表現の自由なき社会、当事者が自主的な文化選択が不可能な社会にやみくもに相対主義原理を持ち込むような視点からの記載ばかりになっているこの項目も放っておいてよいとは思いませんでした。繰り返しますが、私の記載はまったくフェミニズムとは違う立場からなるべく様々な視点が俯瞰できるように、そして結論は出さず曖昧にしました。 ウィキペディアに求められているものをあなたがよく理解しているのなら、あなたのように「ジェンダー論は地域文化を無視した絶対主義である=文化相対主義的記載」、「ジェンダー論は非感覚的な、したがって非人間的な思想である=自然主義的記載」と断定し、読者を特定思想へと誘導するような記載はしなかったはずです。なぜなら、あなた自身は自分の思想を当たり前のものだと前提にしていますが、あなたの記載は相対主義や自然主義という特定思想のみです。絶対主義と相対主義、自然主義と理性主義、その他もろもろの思想のどれかに陥ることなく、中立的な記述を心がけるべきではないでしょうか? 2006年1月3日 (火) 15:26 60.62.81.234
追加 ただ、私も自分の記述に少々固執しすぎた点は反省しております。 私の記述でもまだ中立ではない、とおっしゃるのなら差別問題以外の文化論的視点(要するに伝統保護の立場)を「が、これには根本的な問題がある……」の段落で補強してバランスを取るか、最後の部分に再度導入する手もあります。これでは助長すぎる嫌いがあるなら、最終段落は全部削除し、代わりに「現在において確実に言えることは、このジェンダーという概念、あるいはそれを元にしたジェンダー論やフェミニズムには世界的規模で賛否さまざまな意見や主張がなされているということだけである」としておくのが後々の憂いのためにもよいかもしれません。 あまり深入りすると、我々のように文化論や差別問題の根本的な思想対立が必然的に噴出しますから(笑)。私としては保守的思想である自然主義や相対主義と革新的思想であるフェミニズムや人権思想とのバランスが取れていればそれでよいです。 --60.62.81.234 2006年1月3日 (火) 16:21 (UTC)
回答 最終段落調整の方向の提案に賛成致します。とりあえず、いったんお任せします。
210.253.100.234 2006年1月3日 (火) 17:27 (UTC)
Tietew氏へ。一応、結論回避の記述の線で落ち着きましたので、最終段落を「このように、この問題に関してはさまざまな対立する思想が存在し、日本に限らず世界中のあらゆる地域で合意を形成するに至っていない。よってここでなんらかの結論やまとめを記述することは適当でないと考える。現在において確実に言えることは、このジェンダーという概念、あるいはそれを元にしたジェンダー論やフェミニズムに対しては世界的規模で賛否さまざまな意見や主張がなされているということだけである」と差し替えて下さい。保護の続行いかんに関しては判断をお願いします。
Wikipedia:ノートのページでは投稿に署名をするを参考の上「署名」を行ってください>お二方。Tietew 2006年1月3日 (火) 15:39 (UTC)
失礼しました。--60.62.81.234 2006年1月3日 (火) 16:05 (UTC) 保護を解除しました。今後もノートでの議論をお願いします。KMT 2006年1月9日 (月) 00:49 (UTC) ラディカルフェミニズムの項の重複を削除し、またジェンダーフリーの記述はその項を参照するよう改めました。その他つながりを考えてあちこち手直ししました。個人的には、別にフェミニズム的・保守的な記述でもないのに「~とフェミニズム側は主張している」「~と保守・右翼側は主張している」と断らなければならないのが、百科事典の記述としては非常に鬱陶しくて読みづらいのですが、それは仕方がないんでしょうね。ただすべての記述を左右どちらかの主張に還元してしまうと読者は本当に読みづらくなるので、そこらへん工夫が必要でしょうね--61.23.86.19 2006年1月10日 (火) 05:37 (UTC)
どうも、220.158.129.22氏の記述だと保守思想と人権思想がどのように主張しあっているのかわかりにくかったので、氏の記述も取り入れて再度調製しました。またスコットランドのキルトや日本のお歯黒など、わかりやすい具体例を追加しました。--61.23.86.19 2006年1月11日 (水) 00:50 (UTC)
論争について
ジェンダーフリーに移動することを提案します。公平クン 2006年6月15日 (木) 16:50 (UTC)
ジェンダーの項目にジェンダーフリー批判を長々と書くのもあれですが、それ以前に間違った情報ばかり載っていますね。恐らく性差について過剰な保守派団体の人が書いたのでしょう。 例えば 女性は生まれながらにして家事に向いた性質を持っていると考えられることが多かった。→専業主婦という概念は産業革命後に誕生した。 言葉の由来→ジェンダーは性の英訳でフェミニズムとは直接的には関係ない。
単なるフェミニズム批判になっているには大問題と思われるので、まずそうな部分は削除します。--Funbolt 2006年6月20日 (火) 16:41 (UTC)
語源と用法について
日本語では「gender」は社会的な性を、「sex」は生物学的な性を表す、ということになっていますが、英語ではそれほどハッキリ区別されません。例えば、「Gender differences in treatment of heart failure and acute myocardial infarction」(急性心筋梗塞における治療の性差)、「Gender and susceptibility to sepsis following trauma.」(性別と外傷後の敗血症罹患率)などの題名の医学論文では、genderは単に生物学的な性のことしか意味していません。
よって、語源と用法の項目に、英語でのgenderの意味について加筆いたしました。 --Mexicanhat 2006年6月27日 (火) 04:27 (UTC)
- 英語版の「en:Gender」の最初の言葉の定義や用例の部分を読んでみてください。
- In social sciences, the word "gender" is sometimes used in contrast to biological sex, to emphasise a social, cultural or psychological dimension.
- However, in many instances, the term gender acts as a euphemism for sex, and the distinction between sex and gender is only fitfully observed.
- 社会的・文化的な性だけでなく、また心理学的な性のことも意味しますが、後の文章では、「多くの例では、ジェンダーは、セックスの婉曲語法として使用され、両者のあいだの区別は気まぐれに行われている」と述べられています。つまり、sex というと露骨に響くので、gender と言っているということで、社会科学では、生物学的な性・sex と区別するための term として使われると述べられています。「婉曲語法」とはっきり書いていますから、上に挙げられている例も婉曲語法であり、gender は、sex とあまり意味が変わらないという訳ではないと思います。--Maris stella 2006年7月12日 (水) 08:18 (UTC)
kinやkindは、言語学上、語源とまでは言えないので訂正(語源ではなく内包する意味としては可)。
どなたかが太字を多用されたようですが、多すぎて「奇異」です。多すぎる太字はかえって強調になりません。 反論がないようでしたら、元に戻します。
やたらと多かった太字を元に戻しました。
上記の点とは別件ですが似たような内容です。 間違いではないかと思われる箇所があるので、指摘させてもらいます。
現在は、欧米では心理学・社会科学においてはgenderは言語学的な意味として認知されてはいるが、解剖学的な性別との区別が曖昧であったために激しい混乱を招いた。genderは生物学的性別が基本的な意味であり、最も信頼されているWebster'sの辞書においても、基本語義として「胎児の性別」をgenderで表現しており、心理・社会的な意味で使われるのは主に社会科学の分野においてである。
ここで「最も信頼されているWebster'sの辞書」とありますが、Webster'sの辞書は亜流のものが数多くあります。一番有名で信頼されているWebster'sの辞書は[Merriam-Webster's]の辞書を指しますが、ここに書いてある説明文は、そのMeriamのものでなく、下記サイトにある別のWebstersの辞書の引用によるものでしょう。
http://www.websters-online-dictionary.org/definition/gender
1. A grammatical category in inflected languages governing the agreement between nouns and pronouns and adjectives; in some languages it is quite arbitrary but in Indo-European languages it is usually based on sex or animateness.
2. The properties that distinguish organisms on the basis of their reproductive roles; "she didn't want to know the sex of the foetus". Source: WordNet 1.7.1 Copyright © 2001 by Princeton University. All rights reserved.
しかも、この辞書は、他の辞書 WordNet からコピーの為、「最も信頼されているWebster'sの辞書」とは言い難いものがあります。
更に、Merriam-Webster's11版では、genderの意味は以下のような説明となっています。
1 a : a subclass within a grammatical class (as noun, pronoun, adjective, or verb) of a language that is partly arbitrary but also partly based on distinguishable characteristics (as shape, social rank, manner of existence, or sex) and that determines agreement with and selection of other words or grammatical forms b : membership of a word or a grammatical form in such a subclass c : an inflectional form showing membership in such a subclass
2 a : SEX *the feminine gender* b : the behavioral, cultural, or psychological traits typically associated with one sex
これらの文章を読むに、どうやっても生物的性別が基本とはいえず、むしろ文化的心理的性別を指す概念の説明文章です。Merriam-Websterの辞書名と併記してこの文章をこのまま放置するのは妥当とは思えません。
とはいえ、率直な感想、それ程に生物的および社会的という意味が強かったか?と疑問に思うところがあるので、文化的心理的といった側面を重視するのにも疑念があります。自分が考える範囲では、一般用語としてのgenderの意味は性別全般と思っています。個人的には下記のような文章に変えるのが妥当と思いますが、如何でしょうか?
現在の欧米では、心理学・社会科学においてはgenderは言語学的な意味として認知されてはいるが、一般人の間では、特に解剖学・生物学、社会科学・心理学といった側面にこだわらず、genderは「性別」全般を捉える言葉として使われている。
もしもMerriam-Websterの意味を重視するのであれば、あれらの文章を適宜修正する必要があると思います。 --Moli 2006年10月16日 (月) 16:34 (UTC)
- ジーニアス英和辞典では、第一義の「性」に続いて、第二義として「《略式・古》(生物学的)性(sex)」と出ています。古くから生物学的性として使われ、だからこそ言語学的性にも使われた、といったところでしょう。個人的には「言語学的性です」という言葉は、イコール「生物学的性です」と聞こえるのですが。「古くは言語学的性だから生物学的性ではないんです」という方がいたら、むしろそちらの方がおかしいと考えます。言葉のロジックとして破綻しています。生物学的性あっての言語学的性です。あたりまえのことですが。--Album 2006年10月17日 (火) 00:20 (UTC)
- 意味がさっぱり解りません。人の文章を読んでから書いていますか?
- ・権威あるMerriam-Websterの引用といいながら別の辞書の引用で説明している
- ・権威あるMerriam-Websterを利用して説明するならば文意が変わる
- これら根拠をあげて、当該箇所は修正すべき、という主張を私はしています。
- あなたが出してきた辞典は日本で売られている英和辞典で、それが英語圏のジェンダーの意味を把握するのに、英語圏で定評のある英英辞典よりも勝るとでも謂いたいのですか?それとも、あなたが、あの文章を書いたので、このようなレスをしているのでしょうか?
- いずれにせよ、何の反論にもなっていません。反論するなら反論する根拠を示してください。
- 尚、言語学的性という言葉を性別的性と思い込むのはあなたの頭の範囲内においては個人の勝手です。しかし、議論をしているつもりがあるのならば、ソシュールやパースを読めとまでは言いませんが、最低でもWikipediaの言語学の項目を読んだ上で書いていますか?言語学とは、言語は他者から習得するという当然の観点から、言語の成り立ちや言語の構造を考える学問です。言語学のどこがどう生物的なのでしょうか?是非ご説明願います。自分の感覚などを論拠とせずに、きちんとした資料や論理を出して書いてください。
- Albumさんを含め、具体的反論なければ、この箇所の文章は修正すべき、という案に肯定していると見なして良いですね?--Moli 2006年10月17日 (火) 22:58 (UTC)
- 非常にシンプルな話です。オスとメスという生物学的な性別無くして、どうして言語学上の性の概念が発生するでしょうか?言語学的性は、生物学的性があることを当然の前提としています。人間がもし、単一性であり、自己増殖する生き物であれば、当然、言語学的性もありえないでしょう。
- それから、英語圏の辞書と日本の辞書が勝るかどうか。これについては上智大学の渡部昇一先生がドイツ留学をした際の経験として、ドイツの言語学の辞書や論文もいい加減な記述も多い、と言っているように、「ネイティブだから正しい」ということにはならないでしょう。日本か米国か、そのどちらが正しいかは、個々の項目の研究にかかってくるものではないでしょうか。少なくとも、ジーニアス英和辞典には「《略式・古》(生物学的)性(sex)」と出ている、ということは事実です。そして、ここは、日本のウィキペディアです。日本人が検証しにくいWebsterを根拠にするのではなく、日本人のだれもが検証しやすいジーニアス英和辞典を根拠に、書き改めることを提案します。--Album 2006年10月18日 (水) 00:22 (UTC)
- 追記
- Websterにおいても、意味の「記載の順番」は、1.言語学的性、2、生物学的性(sex)3.Sex(生物学的性)から想起される特徴(ざっくりとした訳ですが・・・)となっており、生物学的性が2番目に来ていますね。また、もっと一般的な辞書、たとえばロングマン等も調べたのですが、いわゆる社会学的意味である「社会的文化的につくられた性別」という意味合いではgenderは出てきません。"gender role"などは熟語として出てきますが、この熟語上でのgenderも生物学的性(sex)ですね。「生まれつきの性に、性役割が課されている」ことが問題なのですから。ですから、一般的に「社会的性」のような比較的分野が限られたものを言語学的性や生物学的性と並列で書いてしまうのは、疑問です。もちろん「社会科学の分野において」という注釈付きならば「社会的文化的性」の記載も、アリではないでしょうか。ちなみに初めてこの語が使われたのは1500年代のようですね。--Album 2006年10月18日 (水) 03:42 (UTC)
- 二度目です。指摘している文章の文意と私が最初に書いた最初の指摘文章を、きちんと読んだ上で返答を書いてきていますか?
- ここは感想文を書くところでも、ジェンダー論を論争をする場所でもありません。言葉の説明文を吟味するところです。
- あなたも辞書を調べたのであれば、その説明文を載せた上で書かれては如何ですか?
- 私の手元にあるLongman英英辞典とジーニアスの英和辞典第3版では以下の説明です。
- ジーニアス英和辞典第3版
- 1.[文法]
- a (名詞・代名詞などの)性<の区分>
- b 性分類の語形変化
- 2. <<略式・古>>(生物学的)性<sex>
- 3.(社会的・文化的役割としての)性
- Longman
- 1
- [C,U] <<FORMAL>> the fact of being male or female
- 2
- a) [U] <<TECHNICAL>> the system in some languages of marking words such as nouns, adjectives, and PRONOUNs as being MASCULINE, FEMININE, or NEWUTER
- b) [C] <<TECHNICAL>> a group such as FEMININE, into which words are divided in this system
- 確かにジーニアス英和辞典には《略式・古》(生物学的)性(sex)と出ていますが、 次の3.(社会的・文化的役割としての)性 という記述は何でしょうか?
- それは意図的に書かなかったのでしょうか?それとも版によって欠落しているからでしょうか?書かない理由をここできちんと明言してください。
- たとえばロングマン等も調べたのですが、いわゆる社会学的意味である「社会的文化的につくられた性別」という意味合いではgenderは出てきません。"gender role"などは熟語として出てきますが、この熟語上でのgenderも生物学的性(sex)ですね。
- 2 a の文法上のgenderという説明文は除外するとして、
- 1 [C,U] <<FORMAL>> the fact of being male or female
- 2 b) [C] <<TECHNICAL>> a group such as FEMININE, into which words are divided in this system
- 1は性別全般的なものを指しているとして、2番の説明に出てくる「FEMININE」という言葉の意味を知っていますか?それとも、あなたのロングマンは別の意味を書いているのですか?ロングマンの辞書は大して改編していないようですが?
- 少なくとも、ジーニアス英和辞典には「《略式・古》(生物学的)性(sex)」と出ている、ということは事実です。そして、ここは、日本のウィキペディアです。日本人が検証しにくいWebsterを根拠にするのではなく、日本人のだれもが検証しやすいジーニアス英和辞典を根拠に、書き改めることを提案します。
- 私は日本の本屋でMerriam-Webster'sの辞書を購入しました。また、この辞書はオンラインでも見られます。
- http://www.merriam-webster.com/dictionary/gender
- 日本のウィキペディアだろうが英語のウィキペディアだろうが、英語が読めない・入手できないなど資料として除外する理由になりません。
- 私が指摘した説明文のもともの文意は「権威ある辞書によると解剖学的性別で説明があるので、欧米ではこのような意味は社会科学分野のみ」という意味ですよね?ここに「権威ある辞書」と「解剖学的性別の説明」が事実に反しているのだから、この文章は説明として好ましくない、修正すべき、と私は指摘しているのです。
- 説明記述に対する間違いを指摘した、それの何処に反論しているのですか?'''意味の問題'''ではありません。'''説明の仕方'''を問題にしています。辞書で事実に反する事を載せておくべきではありません。そこをきちんと理解した上で回答してください。
- あなたが推薦するジーニアスですが、第3版の説明にgender-freeの説明がありますよ?そのような辞書を推薦するとは、どういう文意でgenderを説明するつもりなでしょうか? 是非ジーニアスをもとに、あなたの修正案を出してください。
- 説明の語順だとか、14世紀のgenderの意味だとか英文の意味を誤読しているとか、他にも突っ込むところがありますが、本論から離れますのでこれくらいにさせてもらいます。--Moli 2006年10月19日 (木) 15:42 (UTC)
- 熱心なご回答ありがとうございます。私にも閲覧者にとっても有益な記載だと思います。ちなみに、私は貴方とメールのやりとりをしているわけではなく、第三者に向けて書いているつもりです。もし貴方にメールを出すならば違った書き方になるでしょう。私は、貴方と私がそれぞれ主張をボードに書いて、第三者の参加を募っているイメージで書いています。私たちだけで結論を出すわけではありませんから。貴方に向けて書いているように見えても、私は閲覧者全体に向けて書いています。私信を終わります。
- 「語源と用法」のところで欠かせない、記載として必要なものは
- 1.「古くから"gender"が生物学的性として使われていた」ということ(出典:ジーニアス)。
- 2.現在の用法として、重要度の順から1.文法的性 2.生物学的性 3.社会的・文化的性 だということ(出典:ジーニアス)。
- 3.そして3番目の「社会的・文化的性」とは、「生物学的性(SEX)から想起される行動etc.の特徴のこと」(出典:Webster)。
- 4.利用者の便益を考えれば、百科辞典の解説として「全般」という言葉は使わない(使いたくない。もう少し深掘りして、かみくだいた説明が必要。)。
- 以上、これらを考慮した記載が必要だと私は考えます。私の案は、この土日に考えて、23日中に提示します。他の方も何か案があれば提示願いたいと思います。英語版ウィキペディアの"gender"の項もお読みになると、ネイティブの語感がわかって興味深いです。--Album 2006年10月20日 (金) 00:54 (UTC)
- 少し思い直しまして、「?」の形で質問されていることにお答えいたします。
- 「意図的に書かなかったのでしょうか?それとも版によって欠落しているからでしょうか」⇒版によって欠落しております。初版には「1.文法的性 2.性(sex)」だけです。第二版か第三版の段階で「3.社会的性」が後ろに追記されたようですね。社会科学から来たトレンドでしょうか。文法的性とは別に、最後に追記されたわけです。
- 「2番の説明に出てくる「FEMININE」という言葉の意味を知っていますか」⇒知っております。第一に「女性の」という意味です。ジーニアスを見ていただければ分かるとおり[文法]の範疇では単に「女性の」、ということです。文法の上での"feminine gender"は単に「女性」と訳します。ロングマンの2-bにin this system とありますが、このthisはその前の2-aのthe systemのことです。このthe systemは、お読みになってお分かりのとおり、文法の話です。そしてジーニアスにおいては文法の話の外側に、社会的性があります(追記)。ですからロングマンには「載っていません」と書きました。ちなみにロングマンの1は、全般ではなく「sex(生物学的性)」をかみくだいた表現です。ネイティブにお聞きになって下さい。今回いろいろと、他の英英辞典をご覧になったと思いますが、意外にも「社会的文化的性別」という説明はなかなか見つからなかったでしょう?向こうではその意味では一般的じゃないんです。社会科学の分野は別にして。今回はここまで。--Album 2006年10月20日 (金) 05:53 (UTC)
- 提案遅くなりまして、申し訳ありません。
- 現代において、欧米では"gender"は第一に文法上「言語学的性」を指す語として認識され、かつ、古くから使われてきた「生物学的性別(sex)」の意味で使われる(出典:ジーニアス英和辞典)。最も信頼されているWebster'sの辞書においてもこの順で記載されている。また、社会科学の分野において、時々、生物学的性と対比させて「社会的・文化的役割としての性」という意味で使われる(出典:英語版ウィキペディアen:gender)。「言語学的性」とは、例えば男性を代名詞でHe、女性をSheと分けて標記するようなことである。「生物学的性(sex)」とは、ロングマン英英辞典によれば、"the fact of being male or female(男性または女性であることの事実)"と説明され、male(男性)は「子供を産まない性」、female(女性)は「子供を産む性」と定義される。「社会的文化的役割としての性」とは、その性(sex)から想起される「男らしさ」「女らしさ」といった様々な特徴のことである。
- いかがでしょうか?--Album 2006年10月24日 (火) 01:00 (UTC)
- 少し思い直しまして、「?」の形で質問されていることにお答えいたします。
- 「文法上の性(gender)」について分かりやすいHPがありましたので、ご参考まで(名詞の「性」)--Album 2006年10月26日 (木) 06:30 (UTC)
- 提案後、3日経過しましたので、差替えさせていただきました。--Album 2006年10月27日 (金) 03:58 (UTC)
- 大筋同意です。体調が悪いので要点だけで失礼します。
- あえて言わせていただくと、14世紀の英語にはgenderとsexの両方の言葉が存在していたこと。英語Wikipediaに書かれている内容を調査してみる価値はありそうです。
- それから、↑にある「名詞の性」の説明は英語ですよね?それより、フランス語やドイツ語に見られる名詞の有性化を例に挙げるほうが良いと思います。読み書きレベルまでやればわかりますが、仏独語では名前が付けられている全てのあらゆる事物に性別があります(→この文法法則名が本来のGENDER)。これが人の意識に働きかける要素は非常に大きいです。日本語で言えば、年齢や階級を軸とした社会意識が丁寧語などの言い回しによって日本人に色濃く見受けられるように、名詞の有性化が欧州文化におよぼした影響は多大にあると思われます。欧州語は全ての事物にこの特質がある為、日本語の丁寧語以上の影響があると思われます。
- この作用をもってGenderという言葉を用い始めたのだと推察します。まったく違う言語を母言語とした私が仏独語をやって非常に違和感を感じたのがこの名詞の有性化という特質でした。なので、ジェンダーフリーという思想は日本で実現できたとしても欧州ではとても実現不可能な考え方として捉えられるでしょう。ジェンダーフリーを彼ら欧州人に受け入れろ、というのは彼らのものの捉え方や言語そのものを変えろという話しになってしまいます。英語圏の学術系書籍メディアでジェンダーの説明を見ると、ジェンダーは文化的産物として捉えられ、特にジェンダーを否定するような発言を見るほうが珍しく、社会科学的意味でのジェンダーを指摘するに留まっている状況です。J.Martinや?女史が言っていたジェンダーセンシティブの立場は、まさにそこにあると思います。余談ですが。
- また、現在の英語圏で一般的な意味でGenderというならば「性別」を指します。公的書類や証明書類に性別の項目があるとしたら、おおよそGENDERと書かれています。SEXと書かれた書類も見た記憶がありますが、GENDERと書かれた書類の方が公的書類には特に多かった気がします。それとは別に、英語のWikipediaで書かれている内容はTechnicalな意味でのGenderの説明です。また、きちんと読めていないので勘違いしている部分もあるかもしれませんが、確か英語のWikipediaでは、20世紀に入ってから性別全般をGENDERとして用いるようになった、といった記述があったように記憶しています。アカデミックなところでは、専門用語と一般用語と別々の意味が分け与えられている事が多分にあります。この点は抑えておかなければならない点でしょう。
- なので、20世紀に入ってからの一般的な英語のGENDERの意味は「性別」、アカデミックな意味のGENDERは上記にあげていた意味、という点を追加していただきたいです。更に調査すべき内容もあり続けたいところですが、とりあえず本日はここまで。また復活したら追加事項などを提案します。--Moli 2006年10月27日 (金) 11:50 (UTC)
インデントを戻します。(有益な情報、感謝いたします。)アカデミックについて一点。アカデミックと言いましても様々な分野があるわけでして、例えば社会科学では文句無く「社会的性」の意味が色濃いでしょうし(文学にもその切り口が見られます)、言語学ではご指摘のとおりその国々の状況があるかと思います(私はチョムスキーの生成文法をやりました)。そして、医学や薬学・・・この分野もアカデミックと表現して差し支えないかと思いますが、たとえばグーグルで"Gender differences in treatment"で検索していただければご理解いただけるかと思いますが、単に投薬する上での、あるいは治療上での「性による違い」の記事が沢山みられると思います。言うまでも無く、ここでは"gender"は単に「生物学的性」を示しています。医学や薬学といった、相当に専門的な分野でも性をgenderで表現していることが実感されると思います。(sex(性交)との混同を避ける為に積極的に使われているのでしょうが、その点は国連などでの用法でも同じ理由だと個人的に考えます。)これほど議論ある項目ですので、できるだけ「全般」とくくって曖昧にしたくありませんし、また「一般では○○⇔アカデミックでは□□」と言い切れない側面があるように思います。記述者のバイアスを一切かけないように気をつけるとすると、「語源と用法」の項目では、単に辞書の引用を羅列し「○の辞書ではこう、△の辞書ではこう」と表現するしかないのかもしれません。--Album 2006年10月30日 (月) 04:16 (UTC)
- 今頃気が付いたのですが、「1950年代より、社会学者によってgenderをsexの婉曲的な表現として、人の性別について用いられるようになった。この表現は徐々に広まり、現在では、genderは生物学的な性も社会的な性も指す単語として用いられることが多い。」という表現があります。これは英語版ウィキペディアと内容が違いますし、上記の議論とも矛盾します。古くからgenderは生物学的性の意味で用いられており(ジーニアス英和辞典)、「1950年代より~生物学的性の意味で」、という記述は間違っています。一度、コメントアウトいたします。--60.32.71.82 2006年11月7日 (火) 06:50 (UTC)
- 英語版ウィキペディアにはこうあります。"In some parts of the social sciences, following a usage shift that began in the 1950s and was well established by the 1980s, gender has been used increasingly to refer to social rather than biological categories, for which the word sex is used"つまり、社会科学のある一部の分野において、生物学的性より社会学的性の意味で言及するようになった、それは1950年から1980年にかけてだ、と。コメントアウトされた部分の記述と正反対といっても良い記述です。「生物学的性⇒社会的性」という時系列になります。これならジーニアス英和辞典や他の英々辞典とも矛盾しない。「A rather than B(BよりもむしろA)」。グーグル翻訳は現在ベータ版でバグっいるらしく、逆の訳で出ますが、確立したヤフー翻訳では正しく出ます。比較すると正反対の翻訳となり、なかなか興味深いです。--Album 2006年11月7日 (火) 07:21 (UTC)
- 言語学上のジェンダーについて:本日のところ、「「言語学的性」とは、例えば男性を代名詞でhe、女性をsheと分けて表記するようなことである。」という説明がされており、これは本ノートの「--Album 2006年10月24日 (火) 01:00 (UTC) 」によっていると思われます。しかし、ここは単に性 (文法)に送る方が百科事典的な記述としては適当と思います。そちらにあるように、ふつう「性(gender)」は「月」が男性名詞か、女性名詞か、中性名詞か、ということを論じています。(英語にはありませんが)。そして、heとかsheとかを分けるというようなものは確かにありますが、文法的な性の内の一部です。これを代表的な例とすると言語学的な理解が不十分になると思います。--Sibazyun 2009年6月15日 (月) 16:06 (UTC)
- 英語版ウィキペディアにはこうあります。"In some parts of the social sciences, following a usage shift that began in the 1950s and was well established by the 1980s, gender has been used increasingly to refer to social rather than biological categories, for which the word sex is used"つまり、社会科学のある一部の分野において、生物学的性より社会学的性の意味で言及するようになった、それは1950年から1980年にかけてだ、と。コメントアウトされた部分の記述と正反対といっても良い記述です。「生物学的性⇒社会的性」という時系列になります。これならジーニアス英和辞典や他の英々辞典とも矛盾しない。「A rather than B(BよりもむしろA)」。グーグル翻訳は現在ベータ版でバグっいるらしく、逆の訳で出ますが、確立したヤフー翻訳では正しく出ます。比較すると正反対の翻訳となり、なかなか興味深いです。--Album 2006年11月7日 (火) 07:21 (UTC)
「ジェンダー」の誤訳について
以前からお世話になっていた英文学科の教授から指摘されておりましたが、今回『バックラッシュ!』の山口智美氏の記述を見て意を強くしました。米国のどの英英辞典を見てもgenderに「性差」の記述は無い一方、日本の書籍の多くが「性差」という訳語を誤用しており、また政府は「性差」という誤訳を避けて「性別」と記述しています。女性学で留学経験ある識者による、さらなる精緻な記述を期待します。--ディズニースピリット 2006年8月18日 (金) 12:28 (UTC)
関連文献として、以下を追記いたしました。
- 上野千鶴子・宮台真司・斉藤環・小谷真理他共著 『バックラッシュ! なぜジェンダーフリーは叩かれたのか?』 双風舎 (2006/06/26) ISBN:4902465094--ディズニースピリット 2006年8月18日 (金) 12:51 (UTC)
- ここは「誤訳」に関する項目であることにご留意下さい。ジェンダー概念に関して「現時点では」といった記載がなされましたが、「誤訳」に関して「現時点」も何もなく、「単なる間違い」ですので曖昧な記述は削除させていただきました。再掲載を試みる方には、ウィキペディアの方針に従って、「信頼のおける情報源」によるソースの開示を求めます。--Album 2006年9月2日 (土) 16:19 (UTC)
生物学的性の意味について
ジェンダーに生物学的性の意味があることはフェミニストの加藤秀一教授が「ジェンダー入門~知らないと恥ずかしい」で詳述しています。ご確認下さい。彼は「知らないと恥ずかしい」とも副題に付けています。「関連文献」に出典明記しています。--Album 2007年2月1日 (木) 13:08 (UTC)
「雌雄判別」の英語
先ほど、「雌雄判別(gender selection)」の英語部分に「要出典」のタグを貼りました。普通に英語の感覚からいって、「判別」ならdistinctionか何か、またselectionなら「選択」と思います。なお、参考文献の論文「家蚕の雌雄判別による優良交配品種の育成」ですが、この標題の「判別」がselectionと訳されているわけではありません。論文標題の英訳はついていません。論文の英語キーワードの中に gender selection はあります。しかし、これは論文の日本語梗概にある「その両親の選定を効率よく進めるため、あるいは飼育においても、より効率の良い性を選抜するためには」の「選定」あるいは「選抜」にあたるものでしょう。これ以外に新たな「判別=selection」の根拠が見つからないようでしたら、この節の編集を考えます。 (署名忘れ) --Sibazyun 2009年9月27日 (日) 03:45 (UTC)
「ジェンダー」と"gender"の差
「ジェンダー」と"gender"の差が判然としません。どなたか明確に(例えば例を挙げて)記述してくださいませんか。--218.41.30.219 2008年1月14日 (月) 03:26 (UTC)
YODAFON の編集のrevert
利用者:YODAFON(会話 / 投稿記録)氏の編集をリヴァートしました。これ以外の記事においても、YODAFON氏は、様々な「独自な意見」を記事に書いており、迷惑この上ありません。Wikipedia の記事に求められるのは、「百科事典的な正確さ」と「バランス」のある記述です。検証可能性や出典は、この「百科事典的な正確さ」を担保するためにあるわけで、出典と云っても、色々なものがあり、非常に偏ったものもある訳で、更に、出典を提示しながらも、出典にはそのような主張のないことを記すことは、何ら出典に基づく編集ではありません。
また、出典があるからと、様々な記事に、極端に偏った内容を記述して回ることは迷惑行為そのものに他ならないと云えます。YODAFON氏のなされていることは、自分の個人的意見を演説したいという動機が中心で、その演説に権威を与えるために、出典(らしきもの)を単に提示しているだけに過ぎないとも極論できます。このリヴァートにおいては、そもそも「ジェンダー」とは、日本語としてかなり曖昧な概念ではあっても、生物学的性とは別の文化的・社会的な「性のパターン・様式」だということはおおよそ共有されているものです。社会的な「性の様式」の基盤に生物的な「性の区分・パターン」があるというのは実は自明なことです。しかし、だからといって「ジェンダーには生物学的に規定されている面がある」と断言すると、これはジェンダーの概念と矛盾します。「生物学的な性別」が生物学的に規定されており、この「生物学的性別」が「ジェンダー・パターン」に明らかに影響しているというのが正確な表現でしょう。
YODAFON氏の編集は、いずれの場合でも極端であり、何故こういう極端な飛躍した編集になるのかという理由を考えると、「百科事典的正確さ」を求めて編集しているのではなく、自己の頑迷な信念などを発表し演説する目的で編集を行っていると考えれば諒解できるとも思えます。わたしがリヴァートした記述において、YODAFON氏は、ドナルド・E. ブラウン『ヒューマン・ユニヴァーサルズ―文化相対主義から普遍性の認識へ』という書籍を出典とされているのですが(この書籍を出典に、他の記事にも多数、勝手な独自意見を書き込んでいますが)、この書籍は、著者自身の独自な見解の表明で、忠実にこの記事の記載を利用したとしても「中立性」が確保されませんし、何よりも、著者は、そもそも「ジェンダー」などを扱う学問の専門家でも研究者でもありません。「出典」は、何が適切な出典なのか、実はこの問題もあるのです。YODAFON氏には「バランス感覚」が欠如しているとしか思えません。--Stella maris 2009年4月25日 (土) 20:19 (UTC)