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「暁 (NARUTO)」の版間の差分

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* 声優 - [[堀内賢雄]]
* 声優 - [[堀内賢雄]]
* 指輪:零 右手の第一指(親指)
* 指輪:零 右手の第一指(親指)

* 年齢:不詳
* 身長:176.5cm
* 体重:57.2kg
暁のリーダー格の忍。実力は未知数。雨隠れの里所属(額当てに傷を入れているものの抜け忍とはされていない)で、現時点では同里の支配者的な存在である。公には姿を現さないためか、一部の忍には神のように崇められている(何らかの発表は全て代役によって行われている)。顔中、或いは体中の至る所に<!--高周波チャクラを受ける復調装置、すなわちチャクラを受信できる-->ピアスを刺している。
暁のリーダー格の忍。実力は未知数。雨隠れの里所属(額当てに傷を入れているものの抜け忍とはされていない)で、現時点では同里の支配者的な存在である。公には姿を現さないためか、一部の忍には神のように崇められている(何らかの発表は全て代役によって行われている)。顔中、或いは体中の至る所に<!--高周波チャクラを受ける復調装置、すなわちチャクラを受信できる-->ピアスを刺している。


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* 声優 - 不明
* 声優 - 不明
* 指輪:白 右手の第三指(中指)
* 指輪:白 右手の第三指(中指)
* 年齢:不詳
* 誕生日:[[2月20日]]
* 身長:169.4cm
* 体重:45.3kg


ペインと行動を共にする、暁の紅一点。抑揚のない喋り方をしており、青紫の髪で花のコサージュをつけている。戦争孤児だった幼少期には自来也に師事し、忍の才能と同時に優しき心も持ち合わせていた。
ペインと行動を共にする、暁の紅一点。抑揚のない喋り方をしており、青紫の髪で花のコサージュをつけている。戦争孤児だった幼少期には自来也に師事し、忍の才能と同時に優しき心も持ち合わせていた。
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* 声優 - [[石川英郎]]
* 声優 - [[石川英郎]]
* 指輪:朱 右手の第四指(薬指)
* 指輪:朱 右手の第四指(薬指)
* 年齢:17歳(第一部)、21歳(第二部)
* 誕生日:[[6月9日]]
* 身長:178.0 cm
* 体重:58.0 kg


木ノ葉隠れの抜け忍でサスケの実兄。黒髪に黒い眼の風貌(写輪眼を常時使用しているためいつもは赤く見える)。うちは一族の[[血継限界]]「写輪眼」の究極形で、過去に数人しか開眼させた者がいないという「万華鏡写輪眼」を持つ。
木ノ葉隠れの抜け忍でサスケの実兄。黒髪に黒い眼の風貌(写輪眼を常時使用しているためいつもは赤く見える)。うちは一族の[[血継限界]]「写輪眼」の究極形で、過去に数人しか開眼させた者がいないという「万華鏡写輪眼」を持つ。
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* 声優 - [[檀臣幸]]
* 声優 - [[檀臣幸]]
* 指輪:南 左手の第四指(薬指)
* 指輪:南 左手の第四指(薬指)
* 年齢:28歳(第一部)、32歳(第二部)
* 誕生日:[[3月18日]]
* 身長:195 cm
* 体重:83.1 kg


霧隠れの抜け忍。自身の里のある水の国の[[大名]]殺し、国家破壊工作などの重罪を犯した危険な男。口調は丁寧だが、性格は冷酷極まりない。元「霧の忍刀七人衆」の一人で、「霧隠れの怪人」と呼ばれている。同じく「霧の忍刀七人衆」だった「霧隠れの鬼人」こと桃地再不斬を「小僧」と子供扱いしている事から実力はかなり高い模様。名前の通り[[サメ]]のような外見(アニメのオマケによると、本人は外見の事を気にしているようである)。肌の色は青黒く、髪は藍色。愛刀はチャクラを食う大刀「鮫肌」。
霧隠れの抜け忍。自身の里のある水の国の[[大名]]殺し、国家破壊工作などの重罪を犯した危険な男。口調は丁寧だが、性格は冷酷極まりない。元「霧の忍刀七人衆」の一人で、「霧隠れの怪人」と呼ばれている。同じく「霧の忍刀七人衆」だった「霧隠れの鬼人」こと桃地再不斬を「小僧」と子供扱いしている事から実力はかなり高い模様。名前の通り[[サメ]]のような外見(アニメのオマケによると、本人は外見の事を気にしているようである)。肌の色は青黒く、髪は藍色。愛刀はチャクラを食う大刀「鮫肌」。
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* 声優 - [[川本克彦]]
* 声優 - [[川本克彦]]
* 指輪:青 右手の第二指(人差指)
* 指輪:青 右手の第二指(人差指)

* 年齢:19歳
* 誕生日:[[5月5日]]
* 身長:166cm
* 体重:50.8kg
岩隠れの抜け忍。青い眼に長い金髪の風貌で、左眼は髪でかくれているがスコープがついている。一人称は「オイラ」。(稀ではあるが、時々”俺”になる事もある。)語尾に「…うん」を付ける。両手の平にある口で喰った粘土と自身のチャクラを混ぜて作った「起爆粘土」を用いる。これにより様々な造形品を作り、粘土に混ぜるチャクラはC1からC4まで上げることができる。爆発の威力は混ぜたチャクラの種類や量で調整可能となっており、花火程度の爆発力から最大級で小さな集落も吹き飛ばさせるほどの破壊力を持たせられる。現在までに巨大鳥形粘土、蜘蛛型粘土、雀型粘土、百足型粘土、燕型粘土、魚型粘土、蛇型粘土、C1入り団子虫型粘土、C2入り竜型粘土、C3入り十八番(オハコ)粘土が登場。他にも自分の口で起爆粘土を喰うC4カルラ、心臓付近の口に直接粘土を喰わせ、自爆するためのCOがある。
岩隠れの抜け忍。青い眼に長い金髪の風貌で、左眼は髪でかくれているがスコープがついている。一人称は「オイラ」。(稀ではあるが、時々”俺”になる事もある。)語尾に「…うん」を付ける。両手の平にある口で喰った粘土と自身のチャクラを混ぜて作った「起爆粘土」を用いる。これにより様々な造形品を作り、粘土に混ぜるチャクラはC1からC4まで上げることができる。爆発の威力は混ぜたチャクラの種類や量で調整可能となっており、花火程度の爆発力から最大級で小さな集落も吹き飛ばさせるほどの破壊力を持たせられる。現在までに巨大鳥形粘土、蜘蛛型粘土、雀型粘土、百足型粘土、燕型粘土、魚型粘土、蛇型粘土、C1入り団子虫型粘土、C2入り竜型粘土、C3入り十八番(オハコ)粘土が登場。他にも自分の口で起爆粘土を喰うC4カルラ、心臓付近の口に直接粘土を喰わせ、自爆するためのCOがある。


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* 声優 - [[櫻井孝宏]]/[[青山穣]](ヒルコ)/[[矢島晶子]](少年時代)
* 声優 - [[櫻井孝宏]]/[[青山穣]](ヒルコ)/[[矢島晶子]](少年時代)
* 指輪:玉 左手の第一指(親指)
* 指輪:玉 左手の第一指(親指)
* 年齢:35歳
* 誕生日:[[11月8日]]
* 身長:164.1cm
* 体重:47.3kg


砂隠れの抜け忍。砂隠れ所属当時は傀儡(くぐつ)部隊の天才造形師と謳われ、赤砂のサソリと呼ばれていた。毒物にも造詣が深く、デイダラに「俺より強い」と言わしめるほどの実力者(コミック収録では少々修正され「…多分な」が付け加えられている)。普段は傀儡ヒルコの中に潜み行動、戦闘を行う。百体以上の傀儡を同時に操ることが可能で、これで国を一つ落としたことがある。[[カンクロウ]]の所有している3つの傀儡人形『烏(からす)』『山椒魚(さんしょううお)』『黒蟻(くろあり)』を作ったのは彼である。自身の作った作品には「赤砂のサソリ」を思わせるサソリのラベルが付けられている。人間を傀儡に作り変えた人傀儡を作れる唯一の人間で、殺してきた人間を人傀儡に作り変えてコレクションしており、その中には歴代風影最強を誇る三代目風影までもが含まれる(人数は、チヨとサクラを殺せばちょうど300人になるほどだった)。また、自身の体も人傀儡へと作り変えているため、容姿は砂隠れの里を抜けた当時のままであり、赤みの強い茶髪と茶色の瞳の風貌である。永遠に歳をとることはない。
砂隠れの抜け忍。砂隠れ所属当時は傀儡(くぐつ)部隊の天才造形師と謳われ、赤砂のサソリと呼ばれていた。毒物にも造詣が深く、デイダラに「俺より強い」と言わしめるほどの実力者(コミック収録では少々修正され「…多分な」が付け加えられている)。普段は傀儡ヒルコの中に潜み行動、戦闘を行う。百体以上の傀儡を同時に操ることが可能で、これで国を一つ落としたことがある。[[カンクロウ]]の所有している3つの傀儡人形『烏(からす)』『山椒魚(さんしょううお)』『黒蟻(くろあり)』を作ったのは彼である。自身の作った作品には「赤砂のサソリ」を思わせるサソリのラベルが付けられている。人間を傀儡に作り変えた人傀儡を作れる唯一の人間で、殺してきた人間を人傀儡に作り変えてコレクションしており、その中には歴代風影最強を誇る三代目風影までもが含まれる(人数は、チヨとサクラを殺せばちょうど300人になるほどだった)。また、実年齢は35歳だが、自身の体も人傀儡へと作り変えているため、容姿は砂隠れの里を抜けた当時の10代半ばのままであり、赤みの強い茶髪と茶色の瞳の風貌である。永遠に歳をとることはない。


彼にとっての芸術は「永く後々まで残ってゆく永久の美」。
彼にとっての芸術は「永く後々まで残ってゆく永久の美」。
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* 声優 - [[飛田展男]]
* 声優 - [[飛田展男]]
* 指輪:玄 右手の第五指(小指)
* 指輪:玄 右手の第五指(小指)

* 年齢:不明(外見程度は20歳)
* 身長:177cm
* 体重:不明
何処の抜け忍か不明。黄色い眼と緑の髪の風貌で体を巨大なハエトリソウの様なもので包まれており([[うずまきナルト|ナルト]]いわく「トゲトゲアロエヤロー」)、人間離れした外見をしている。左半身と右半身とでは肌や髪の色が異なっており、互いに異なる人格を持っている。左半身(白いほう)は優しげでやや子供っぽくまともな喋り方をするが、右半身(黒いほう)は厳格でカタコトを喋る。左右半身はそれぞれ片半身と会話をすることが出来るが、性格が異なるため、意見の食い違いがよくある。また、カタコトの右半身は多弁だが、左半身は口数が少なく、ほとんど右半身としか会話をしない。
何処の抜け忍か不明。黄色い眼と緑の髪の風貌で体を巨大なハエトリソウの様なもので包まれており([[うずまきナルト|ナルト]]いわく「トゲトゲアロエヤロー」)、人間離れした外見をしている。左半身と右半身とでは肌や髪の色が異なっており、互いに異なる人格を持っている。左半身(白いほう)は優しげでやや子供っぽくまともな喋り方をするが、右半身(黒いほう)は厳格でカタコトを喋る。左右半身はそれぞれ片半身と会話をすることが出来るが、性格が異なるため、意見の食い違いがよくある。また、カタコトの右半身は多弁だが、左半身は口数が少なく、ほとんど右半身としか会話をしない。


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* 声優 - [[てらそままさき]]
* 声優 - [[てらそままさき]]
* 指輪:三 左手の第二指(人差指)
* 指輪:三 左手の第二指(人差指)

* 年齢:22歳
* 誕生日:[[4月2日]]
* 身長:177.1cm
* 体重:56.8kg
湯隠れの抜け忍。赤紫(ピンク)の眼に髪は銀髪でオールバック。言葉の節々に伸ばし言葉を使うのが特徴。本人曰く、攻撃スピードは暁で最も遅いらしいが、[[猿飛アスマ]]やはたけカカシと対等以上の接近戦を行うほどの実力を持つ(実際、純粋な接近戦ではシカマルの不意打ち以外では傷一つ負わなかった)。
湯隠れの抜け忍。赤紫(ピンク)の眼に髪は銀髪でオールバック。言葉の節々に伸ばし言葉を使うのが特徴。本人曰く、攻撃スピードは暁で最も遅いらしいが、[[猿飛アスマ]]やはたけカカシと対等以上の接近戦を行うほどの実力を持つ(実際、純粋な接近戦ではシカマルの不意打ち以外では傷一つ負わなかった)。


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* 声優 - [[土師孝也]]
* 声優 - [[土師孝也]]
* 指輪:北 左手の第三指(中指)
* 指輪:北 左手の第三指(中指)

* 年齢:91歳
* 誕生日:[[8月15日]]
* 身長:185.0cm
* 体重:63.2kg
滝隠れの抜け忍。白目の部分は赤く、瞳の色は黄緑。普段は頭巾を被り口元はマスクで覆っているのが特徴。普段は冷静沈着だが、トラブルが起こると殺意が湧き仲間であっても容赦なく殺害するキレ癖があるなど荒っぽい一面も持ち合わせている。そのため過去にコンビを組んだ者はいずれも死亡しており、またナルトたちと交戦した際には、人柱力のナルトは生け捕りにしなくてはならないのにも関らず心臓を奪おうとした。
滝隠れの抜け忍。白目の部分は赤く、瞳の色は黄緑。普段は頭巾を被り口元はマスクで覆っているのが特徴。普段は冷静沈着だが、トラブルが起こると殺意が湧き仲間であっても容赦なく殺害するキレ癖があるなど荒っぽい一面も持ち合わせている。そのため過去にコンビを組んだ者はいずれも死亡しており、またナルトたちと交戦した際には、人柱力のナルトは生け捕りにしなくてはならないのにも関らず心臓を奪おうとした。


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* 声優 - [[高木渉]]
* 声優 - [[高木渉]]
* 指輪:玉 左手の第一指(親指)
* 指輪:玉 左手の第一指(親指)
* 年齢:不明
* 身長:175.0cm
* 体重:55.9kg


死亡したサソリの代わりに補充されたメンバー。頭髪は黒髪で右目付近の穴を中心に捻れ模様の施された仮面を被っている。ツーマンセルのパートナーであるデイダラを『先輩』と呼んではいるものの、余り敬意は込めておらず、デイダラのやられっぷりを冗談交じりに皮肉ったり調子のいいことを言ってはデイダラの癪に触れたりと、腰は低いようでいてふてぶてしく飛段とは違う意味で序列に囚われない性格。三尾との戦闘ではデイダラに助けを求めていたが、最終的に自分の術で撃破して圧倒的な大勝利に導いた。またナルト達と交戦した際には、四代目以上の時空間忍術を使用し、ナルトの攻撃を次々とかわし、戦闘力はかなり優れていると思われる。
死亡したサソリの代わりに補充されたメンバー。頭髪は黒髪で右目付近の穴を中心に捻れ模様の施された仮面を被っている。ツーマンセルのパートナーであるデイダラを『先輩』と呼んではいるものの、余り敬意は込めておらず、デイダラのやられっぷりを冗談交じりに皮肉ったり調子のいいことを言ってはデイダラの癪に触れたりと、腰は低いようでいてふてぶてしく飛段とは違う意味で序列に囚われない性格。三尾との戦闘ではデイダラに助けを求めていたが、最終的に自分の術で撃破して圧倒的な大勝利に導いた。またナルト達と交戦した際には、四代目以上の時空間忍術を使用し、ナルトの攻撃を次々とかわし、戦闘力はかなり優れていると思われる。

2008年11月18日 (火) 07:38時点における版

Template:継続中の作品 (あかつき)は、漫画作品『NARUTO -ナルト-』およびテレビアニメの『NARUTO -ナルト-』に登場する架空の組織。

概要

10名の忍で構成されている謎の小組織。かつて大蛇丸が入っていたが今は抜け、さらにはサソリが死んだ為8人になった。その後トビが入り9人になったが、飛段がシカマルによって生き埋めに、カカシ班とアスマ班によって角都が殺され、デイダラはサスケとの戦いで自爆死し、イタチがサスケに殺され5人になった。各国の抜け忍たちで構成され、構成員のほとんどがS級犯罪者である。これらの他に、幹部に命令を下す黒幕が存在する。イタチの死後、木の葉隠れの里を潰すためにうちはサスケと手を組んだ。

現在の組織の重要任務は全ての尾獣を我が物とし金を集める事。それにより、各忍里に代わる忍世界初の戦争請負組織の設立、最終的には世界征服が目的とされる。

メンバー1人に対し尾獣1体の捕獲のノルマが課せられている。尾獣9体のうちすでに7体を捕獲し、封印した。

黒地に赤雲の模様が描かれた外套のようなものと笠を装束としている。額当てはそれぞれ出身国のマークに反逆を意味する傷をつけたものを着用している。また全員が漢字一文字刻まれた指輪をはめている。

二人一組(ツーマンセル)での行動が基本らしく、構成員時の大蛇丸もサソリと組んで行動していた。「裏切り者は容赦無く葬る」というルールがあるらしく、大蛇丸の暗殺も企んでいた。

指輪

各個に「零・青・白・朱・玄・空・南・北・三・玉」が一字ずつ刻まれている10個の指輪。トビの話からすると指輪をはめると暁の正式メンバーの証とされている模様。

なお、空の指輪は大蛇丸の暁脱退時にイタチに落とされた腕の指にはめられた状態で大蛇丸が所有。角都の指輪は遺体を木の葉の里に運ばれたので、現在は木の葉の里に、飛段の指輪も本体と共に深い穴の底、デイダラの指輪は自身の自爆により、消失したと思われる。イタチの指輪は、遺体と共に何処にあるかは不明。

「幻龍九封尽」の発動に使用され、各々担当する指があり、その担当位置とリンクした指に指輪をはめている。

メンバー

ペイン

  • 声優 - 堀内賢雄
  • 指輪:零 右手の第一指(親指)

暁のリーダー格の忍。実力は未知数。雨隠れの里所属(額当てに傷を入れているものの抜け忍とはされていない)で、現時点では同里の支配者的な存在である。公には姿を現さないためか、一部の忍には神のように崇められている(何らかの発表は全て代役によって行われている)。顔中、或いは体中の至る所にピアスを刺している。

尾獣を集める目的をメンバーには前述の世界征服だと語っているが、自来也と戦った時には、集めた尾獣を使い、何億もの人々が一瞬で死に絶えるような禁術兵器を作り、それを戦争をしている国々に分け与え、使わせることで人々が戦争によって痛みを感じ、戦争への恐怖心によって戦争が起きないようにすることが目的だと語っている。

ペインとは、基本的に輪廻眼を持った6人を指し、それらを「ペイン六道」と総称する。6体とも使用できる能力が異なり、一固体一系統の能力を持ち、視野を共有しあっている。何故6人であり何れも輪廻眼を持っているのか、死んだはずの個体が何故蘇生できたのか、その理由は不明。ただ、自来也によると、何れも過去に自分が会ったことがある忍で構成されている。一方、ペインは「もしこのような秘密が無ければ自来也を倒せなかった」としている。その中で、6人のうち自来也に倒された風魔一族の忍の個体は、フカサクにより木の葉に運ばれた。その時のペインは5体であったが、マダラの前では小南に似た個体が輪廻眼を持って登場し、欠員が埋められた(自来也はその前に3人を倒したが、何故3人とも復活したかは謎である)。

真の実力は未だに謎。だが、忍の世界で知らない者がいない山椒魚の半蔵、その両親や妻子、離れた親類、友、赤子を全て殺害し、雨隠れに侵入した自来也さえも殺害していることから、高い実力が窺える。

マダラとの話で木ノ葉隠れの里への侵攻を語っていたペインは、小南と共に詰所にいる木ノ葉の忍を殺害し、木の葉隠れの里へ侵入した。

使用術一覧
  • 輪廻眼(6体が保有)
  • 水遁
    • 泡沫乱波(畜生道、口寄せした動物が使用)
  • 口寄せの術(畜生道)
    • 増幅口寄せの術(畜生道)
  • 分身系
    • 鏡面襲者の術(天道)
  • 結界忍術
    • 五封結界(天道)
  • 封印術
    • 幻龍九封尽(天道)
    • 封術吸印(餓鬼道)
  • その他
    • 雨虎自在の術(天道)
    • 怪腕ノ火矢(修羅道)
    • 幻灯身の術(天道)
    • 象転の術(天道)
    • 神羅天征(天道)

小南

(こなん)

  • 声優 - 不明
  • 指輪:白 右手の第三指(中指)

ペインと行動を共にする、暁の紅一点。抑揚のない喋り方をしており、青紫の髪で花のコサージュをつけている。戦争孤児だった幼少期には自来也に師事し、忍の才能と同時に優しき心も持ち合わせていた。

ペインのことを「神」と呼び、里の人々は彼女を崇敬の念を込め「天使」と呼ぶ。

戦闘では紙を用いた術を使う。自らの体を無数の紙に分解することで、偵察、敵の拘束(無数の紙を敵にまとわせ身動きを取れなくする)、武器の生成、殺害が可能。

使用術一覧
  • 紙手裏剣
  • 式紙の舞

うちは イタチ

  • 声優 - 石川英郎
  • 指輪:朱 右手の第四指(薬指)

木ノ葉隠れの抜け忍でサスケの実兄。黒髪に黒い眼の風貌(写輪眼を常時使用しているためいつもは赤く見える)。うちは一族の血継限界「写輪眼」の究極形で、過去に数人しか開眼させた者がいないという「万華鏡写輪眼」を持つ。

木ノ葉隠れ時代は7歳でアカデミーを首席で卒業、8歳で写輪眼を開眼させ10歳で中忍となり、その後まもなく暗部入りを果たす。13歳の時には暗部の部隊長を務めていた。うちは一族の結束を「己の器を制約する物」と忌み嫌っていた。ある日、うちはシスイの殺害容疑をかけられ、そしてその数日後、父母は勿論、一族(そして住んでいた町の住民)全員を殺害した。その後ちょうどアカデミーから帰宅したサスケに自分を憎ませるような振る舞いをした後、「お前が万華鏡写輪眼を開眼すれば操る者は3人になる」と意味深な言葉を言い残し立ち去る。

しかしそれは木の葉の里が「里に対してクーデターを企てようとしているうちは一族全員を抹殺せよ」と、当時里の上層部の命令でうちは一族に対しスパイ活動を行っていたイタチに下した任務であり、イタチ自身も本心では自分の故郷である木の葉の里と弟であるサスケを心から愛しており、一族虐殺の際にもサスケだけは殺せなかった(実際にはクーデターを企てようとしていた首謀者であるイタチとサスケの父フガクも、イタチを木の葉の情報をうちはに流す為のスパイとして使っていたが、イタチは里側にうちはの情報を流していた)。そして立ち去る際に、父母と一族を殺されたことから激情に走ったサスケ(このとき既にサスケは一時的だが写輪眼を開眼)に追撃を受け、クナイで額当てを落とされたときには、額当てを拾いサスケの方を振り返り涙を流していた。その夜の後、イタチは三代目火影にサスケを里の上層部から守ってくれるように嘆願し、もしサスケに手を出せば里の情報すべてを非同盟国に漏洩するとダンゾウを脅して里を抜けた。その後、木の葉に手を出さないようマダラの監視も兼ねて暁に入った。

その後、暁に加入し、木ノ葉崩し直後の木ノ葉の里を鬼鮫と共にナルトを狙い再び訪れる。しかし実際にはナルトを狙っていたのではなく、木の葉崩しの際にサスケを里の上層部から守ってくれると約束した三代目火影が亡くなってしまったので、イタチは自分の存在を示し、ダンゾウを含む里の上層部に忠告する為に訪れたのであった。上忍の夕日紅はたけカカシらと交戦となるが、カカシを圧倒し、防御不能の幻術「月読」でカカシを戦闘不能に追い込んだ。自来也と交戦した際には、万華鏡写輪眼の瞳術「天照」を使用して脱出した。忍術、体術、幻術全てにおいて秀でており、大蛇丸が「私よりも強い」とカブトに密談したり、第二部では象転の術で身代わりとなった男(サソリのスパイの由良)にチャクラを与えて操り、3割程度の力ながらカカシ、ナルト、サクラ、チヨバア達と互角に戦った。

木の葉隠れが本格的に暁討伐を始める中、ついにうちはのアジトにてサスケと激突。サスケに万華鏡写輪眼の真実を話し、永遠の万華鏡写輪眼を得るためサスケの眼を奪うという偽りの意志でサスケに挑みかかる。戦いは熾烈を極め、イタチはついに「月読」「天照」などの大技を使用するが、ともにサスケに回避される。すでに病に冒され薬で延命していたイタチの体は限界に達し、「天照」の使用後戦闘中に何度も吐血。そしてサスケの切り札の術である「麒麟」を受けるが、イタチの方も切り札である「須佐能乎」を使用し「麒麟」を退ける。その後サスケのチャクラ切れに付け込んでサスケの中から飛び出して「八岐の術」を使った大蛇丸を「十挙剣」で容易く葬った。そしてサスケを追い詰めるが、眼を奪うということはせず、サスケの眼に天照を仕込んだ後、力尽きる。

実は、この戦いはすべてサスケの為で、サスケの「万華鏡写輪眼」の開眼、「呪印」からの開放、そしてサスケに殺されることでサスケをうちは一族の英雄に仕立て上げる為にイタチが仕組んだものであり、イタチは本気を出していなかった(「月読」や「天照」も、サスケが回避できると思った範囲で術を使用した可能性がある)。イタチはサスケに真実を知られることを恐れ、サスケに嘘をつき、マダラを口封じするためサスケに天照を仕込むなど手打ちをするが、サスケは真実を知ることになる。

また、純粋なサスケが、自分の死後に誤った道を踏み込んでしまう事も予期していたようであり、サスケとの決戦前に単独でナルトに接触。自らの術を使った「何か」を彼に託したようである。

性格は常に冷静沈着。普段は礼節をわきまえた振る舞いをしており、鬼鮫が四尾の人柱力である老人(老紫)をぞんざいに扱っている時は窘めていた。

写輪眼以外の術のレベルも高く、幻術を得意とする。指一本で幻術を発動したり、そのまま効果を返したりする。うちは一族の血を引いているので、火遁系の忍術も得意の模様。

使用術一覧
  • 火遁
    • 豪火球の術
    • 鳳仙火の術(アニメで使用)
  • 水遁
    • 水牙弾
  • 幻術
    • 魔幻・枷杭の術
    • 魔幻・鏡天地転
  • 写輪眼
    • 万華鏡写輪眼
      • 月読(※)
      • 天照(※)
      • 須佐能乎 <十拳剣、八咫鏡を有している> (※)
  • 分身系
    • 影分身の術
    • 烏分身の術
    • 分身大爆破
  • 封印術
    • 転写封印・天照(※)                                           

(※は万華鏡写輪眼の開眼時のみ使用)

干柿 鬼鮫

(ほしがき きさめ)

  • 声優 - 檀臣幸
  • 指輪:南 左手の第四指(薬指)

霧隠れの抜け忍。自身の里のある水の国の大名殺し、国家破壊工作などの重罪を犯した危険な男。口調は丁寧だが、性格は冷酷極まりない。元「霧の忍刀七人衆」の一人で、「霧隠れの怪人」と呼ばれている。同じく「霧の忍刀七人衆」だった「霧隠れの鬼人」こと桃地再不斬を「小僧」と子供扱いしている事から実力はかなり高い模様。名前の通りサメのような外見(アニメのオマケによると、本人は外見の事を気にしているようである)。肌の色は青黒く、髪は藍色。愛刀はチャクラを食う大刀「鮫肌」。

イタチと共にナルトの臍に封印された九尾を狙って木の葉へ進入を試みた。この時にガイに強烈な蹴り技「木ノ葉剛力旋風」を見舞われ、ガイに対して因縁ができる。第二部ではチャクラを与えた生贄を使い、ガイ、リーテンテンそしてネジと交戦。ガイ以外の3人を追い詰めるが、本気を出したガイによる必殺技・禁術「朝孔雀」によって、倒された。イタチの命令でサスケを一人でアジトに向かわせ、残った水月らと対峙するが、ゼツに止められたため決着はついていない。 暁の中でも莫大なチャクラを持ち、元の三割のチャクラでもその量はネジにナルト並と言わせる程。全く水のない場所を水遁で湖のような状態に出来るほど卓越した水遁忍術の使い手でもあり、サメに因んだ術を使うことがある。アスマやガイに「なんて力だ」と思わせる程の怪力でもある。身長は195cmと、原作では三番目に背が高い(一番目は重吾で202.1cm、二番目は雨隠れの里の下忍・シグレで195.6cm。)

使用術一覧
  • 水遁
    • 五食鮫
    • 水鮫弾の術
    • 水牢の術
    • 爆水衝波
    • 水分身の術
  • 土遁
    • 土中潜航 

デイダラ

  • 声優 - 川本克彦
  • 指輪:青 右手の第二指(人差指)

岩隠れの抜け忍。青い眼に長い金髪の風貌で、左眼は髪でかくれているがスコープがついている。一人称は「オイラ」。(稀ではあるが、時々”俺”になる事もある。)語尾に「…うん」を付ける。両手の平にある口で喰った粘土と自身のチャクラを混ぜて作った「起爆粘土」を用いる。これにより様々な造形品を作り、粘土に混ぜるチャクラはC1からC4まで上げることができる。爆発の威力は混ぜたチャクラの種類や量で調整可能となっており、花火程度の爆発力から最大級で小さな集落も吹き飛ばさせるほどの破壊力を持たせられる。現在までに巨大鳥形粘土、蜘蛛型粘土、雀型粘土、百足型粘土、燕型粘土、魚型粘土、蛇型粘土、C1入り団子虫型粘土、C2入り竜型粘土、C3入り十八番(オハコ)粘土が登場。他にも自分の口で起爆粘土を喰うC4カルラ、心臓付近の口に直接粘土を喰わせ、自爆するためのCOがある。

彼曰く「芸術は爆発だ」「クール=アート」。彼にとっての芸術は「儚く散ってゆく一瞬の美」。

風影の我愛羅を連れ帰る際、戦闘で左腕を潰されるも、砂に混ぜた爆弾を爆破させて倒し、我愛羅に勝利。カカシ・ナルトとの戦闘では鳥型粘土に乗って上空から様子を伺っていたが、カカシの万華鏡写輪眼によって右腕を失う。さらにナルトの攻撃で地面へと落とされた。その直後にトラップで足止めを食っていたガイ班も到着したため、完全に追い詰められたと悟り逃走する。

かつてコンビを組んでいたサソリとは双方の芸術についての見解の相違などで言い争う事もあった。サソリの死後は新入りのトビと行動を共にするが、トビの行動と言動が癪に触るらしくよく虐めている。他に、トビの言動にキレて「堪忍袋が爆発するぜ」と言ったりするが、逆に「爆発袋」と言われたりしている。ただしサソリに対しては同じ物造りとして尊敬しており、そのため「サソリの旦那」と呼ぶ。「弱点丸出しのあの造形は自信過剰」と言う発言から伺える様に、サソリ自身が人傀儡という事を知る人物でもある。

大蛇丸の暗殺も企んでいたが(理由は不明)、サスケに殺されたことを知って失望し、怒りを露にした。

その後、蛇を率いてイタチを捜していたサスケに遭遇、戦闘になるが、術をことごとく破られた挙句自身の芸術を一蹴されて逆上し、身体に自爆粘土を取り込み自爆、自らが「究極の芸術」となった。

ちなみに右腕と左腕は角都に治されている(但し、左腕は我愛羅に潰されたにも関わらず完全に修復している理由は不明)。

かつて暁にスカウトされた際、イタチに幻術を掛けられ、その時のイタチの姿に芸術を感じているが、本人はそれを認めたくないため写輪眼を持つイタチら兄弟に敵対心を抱いていた。以降、不自由を強いられるにも関わらず、絶えず左目を写輪眼対策のためにスコープで覆うようになった。サスケ戦ではこの試みが成功し幻術を破ることができたものの、C4を無効化され勝負に敗れ、自爆した。

また、作中に登場する写輪眼の使い手と最も多く交戦し、その度に敗北に追い込まれている。ある意味、最も写輪眼に翻弄されたキャラクターの一人と言える。

使用術一覧
  • 忍具
    • 起爆粘土
      • 巨大鳥型(鳥型は今まで多種類登場)、蜘蛛型、雀型、百足型、燕型、魚型、蛇型、蝶型(アニメ)
      • C1入り団子虫型(ポップアート、スーパーフラット)
      • C2入り竜型
      • C3入り十八番(オハコ)
      • C4(カルラ)
      • CO
  • 土遁
    • 土竜隠れの術
  • 分身系
    • 自爆分身
    • 粘土分身

サソリ

砂隠れの抜け忍。砂隠れ所属当時は傀儡(くぐつ)部隊の天才造形師と謳われ、赤砂のサソリと呼ばれていた。毒物にも造詣が深く、デイダラに「俺より強い」と言わしめるほどの実力者(コミック収録では少々修正され「…多分な」が付け加えられている)。普段は傀儡ヒルコの中に潜み行動、戦闘を行う。百体以上の傀儡を同時に操ることが可能で、これで国を一つ落としたことがある。カンクロウの所有している3つの傀儡人形『烏(からす)』『山椒魚(さんしょううお)』『黒蟻(くろあり)』を作ったのは彼である。自身の作った作品には「赤砂のサソリ」を思わせるサソリのラベルが付けられている。人間を傀儡に作り変えた人傀儡を作れる唯一の人間で、殺してきた人間を人傀儡に作り変えてコレクションしており、その中には歴代風影最強を誇る三代目風影までもが含まれる(人数は、チヨとサクラを殺せばちょうど300人になるほどだった)。また、実年齢は35歳だが、自身の体も人傀儡へと作り変えているため、容姿は砂隠れの里を抜けた当時の10代半ばのままであり、赤みの強い茶髪と茶色の瞳の風貌である。永遠に歳をとることはない。

彼にとっての芸術は「永く後々まで残ってゆく永久の美」。

天才と呼ばれた彼がなぜ里を抜け、暁に所属することになったかは定かではないが、幼少期の描写からして両親を失くした孤独(はたけカカシの父であるサクモに殺害されたとされる)や砂隠れの悪しき風習が彼の人格形成に影響を与えたのではないかと推測される。

過去には大蛇丸とコンビを組んでいたとされる。過去の両者の関係は明らかではないが、サソリは脱退した大蛇丸のことを不快に思っていたようで常々自らの手で始末したいと企んでいたようである。大蛇丸のもとにスパイとして薬師カブトを放っていた。また、大蛇丸の後にコンビを組んでいたデイダラとは双方の芸術についての見解の相違などで言い争うこともあったが、これは角都と飛段や、現在のデイダラとトビとのやり取りに通じるものである。

チヨバア・サクラと壮絶な傀儡合戦を繰り広げたが、チヨバアに対する肉親の感情が一瞬攻撃の手を鈍らせた事により、最後は自分の両親の傀儡に唯一生身のパーツを攻撃され死亡した。紛れも無い実力者ではあったが、サクラが事前に彼の毒に対する解毒剤を調合できていた事や傀儡の戦闘スタイルをチヨが知っていた事が敗因となった。チヨバアの最後の攻撃は見えていたが、少しの隙で攻撃された。性格は時間にうるさく、人を待つのも待たせるのも嫌い。砂隠れや音隠れにスパイを放っており、時期がくればスパイ達に自分の部下としての記憶を呼び覚ませる術を使う。

使用術一覧
  • 忍具
    • 傀儡の術
      • 千手操武
      • 赤秘技・百機の操演
  • その他
    • 砂鉄時雨(三代目風影の傀儡人形使用時、または風影本人も使用)
    • 砂鉄界法(三代目風影の傀儡人形使用時、または風影本人も使用)
    • 砂鉄結襲(三代目風影の傀儡人形使用時、または風影本人も使用)
    • 潜脳操砂の術

ゼツ

  • 声優 - 飛田展男
  • 指輪:玄 右手の第五指(小指)

何処の抜け忍か不明。黄色い眼と緑の髪の風貌で体を巨大なハエトリソウの様なもので包まれており(ナルトいわく「トゲトゲアロエヤロー」)、人間離れした外見をしている。左半身と右半身とでは肌や髪の色が異なっており、互いに異なる人格を持っている。左半身(白いほう)は優しげでやや子供っぽくまともな喋り方をするが、右半身(黒いほう)は厳格でカタコトを喋る。左右半身はそれぞれ片半身と会話をすることが出来るが、性格が異なるため、意見の食い違いがよくある。また、カタコトの右半身は多弁だが、左半身は口数が少なく、ほとんど右半身としか会話をしない。

捕食好みで、象転の術で鬼鮫の身代わりとなった男の死体を食べて処理するという場面が見られた。能力は人を食べ力を吸収していくというもの。地面や木などに身を潜めることができ、敵の監視役や仲間が捕らえた人柱力の回収等に回っている。ゼツのみ単独で行動している理由として、監視役であり、メンバーで一人だけ余っているからだと思われる。その他の詳細は不明。

九字からして、指輪の文字は「玄武」のなのだろうが、コミックスやアニメではなぜか(作者のミスか、またアニメ製作側もミスをそのまま使ったかが使われている。

第一部では終末の谷でのナルトとサスケの戦いを密かに見ていた(アニメ版第134話のみにカメオ出演、当時エンディングクレジットに不明、第二部で飛田が担当、第10話か正式初登場)。第二部ではサスケとイタチの戦いを見ており、その時に登場した大蛇丸を「口からゲロゲロとキモイやつ」と表現した。

使用術一覧

  • 蜉蝣

飛段

(ひだん)

湯隠れの抜け忍。赤紫(ピンク)の眼に髪は銀髪でオールバック。言葉の節々に伸ばし言葉を使うのが特徴。本人曰く、攻撃スピードは暁で最も遅いらしいが、猿飛アスマやはたけカカシと対等以上の接近戦を行うほどの実力を持つ(実際、純粋な接近戦ではシカマルの不意打ち以外では傷一つ負わなかった)。

殺戮がモットーのジャシン教という宗教を信仰しており、その教義に沿って戦闘前や戦闘が決着した後も“儀式”の為に時間を割く程の熱狂的な信奉者である。同じく暁メンバーの角都とツーマンセルを組みながら尾獣“二尾”を宿す実力者・二位ユギトや、元”守護忍十二士”の忍僧である地陸、木の葉隠れの上忍・猿飛アスマを殺害した。

彼の使う呪術・死司憑血はある条件下で自らが受けた傷を特定の相手にも与えるという能力を持つ。シカマルの分析によれば、

  1. 陣図(円形の中に三角形)を自分の血で足元に描き、その中に留まること
  2. 対象者の血液を摂取すること

によって能力が発動する。条件を満たすと同時に、身体に骸骨の様な奇妙な紋様が浮き出た状態になる。この条件を満たし、自分または第三者の攻撃を受けると、受けた影響を対象者にももたらす。この効果が発動した状態で己の急所を攻撃すれば相手の急所も破壊されたことになり、確実に相手を殺すことが出来る。ただし陣図から出てしまうとリンクしなくなり自身にしかダメージを受けないが、陣図の中に戻れば効果は再び発動される。本人はこの能力を呪いと称しているが、忍術かどうかは不明。

また、もう一つの能力として不死身の肉体を持つ。この能力はジャシン教の儀式、すなわち人体実験を繰り返した為、得たものである(ちなみに飛段は初の成功体)。

どんなに出血しても、心臓を刺さされても、首を落とされても、バラバラにされても存命できるため、決して死ぬことはない。猿飛アスマらとの戦闘中に首を落とされたが、角都に縫い合わせてもらった。

刃が三枚もある大きなを武器として扱う。この武器は前述された能力の発動条件を満たすことを念頭に置き、相手に当てる事で大なり小なりの外傷を与えるための形状となっている。能力が発動した状態で自分自身を傷つける際はこの武器ではなく、鋭い槍状に伸びる黒色の凶器(持ち歩くときは縮んでおり、二本所持している)を体を貫通させる勢いで自身の体に突き刺す。

トビが入る以前は、暁の中で一番新入りだった。リーダーを「クソリーダー」や、先輩であるデイダラのことを「デイダラちゃん」や「弱輩者」と呼ぶなど、集団の序列から少し外れている印象を受ける。自分の目的達成のために暁に所属しており、完全に忠誠を誓っているわけではない様子である。角都からはバカ扱いされ、言い争いが絶えないが戦闘においては暁のツーマンセルでは珍しくコンビネーション技を用いたり、攻撃を受けた角都を心配したりと関係はそこそこ良好な様子。鬼鮫は後に二人のことを「ゾンビコンビ」と呼んでいる。

再編成されたアスマ(カカシ)班に見つかり交戦するが、角都とのコンビネーションを封じる目的で奈良シカマルに角都から引き離され、何重にも張り巡らした策により胴体を爆破される。仕込んだ穴の底ではバラバラ死体と同じ状態になりながらも生存し、生命力の強さを誇示していた。シカマルに対し最後まで敵意を剥き出しにしていたが、その後生き埋めにされた。

その特異な能力と術により、多くの交戦相手がなぜ自分が傷つくのかも気づかぬままに殺害されていったと思われるが、シカマルにちょっとした言動からその能力の仕組みを推測され、ペインの命令により一度撤退したことで対応手段を執る時間を与えてしまった事が敗因となった。さらに忍でありながら他に何の術も行使しないため(単純に使わなかったのか、元から他の忍術を持っていなかったのかは不明)、上記の能力が発動出来ない場合、直接攻撃以外に戦闘手段がない事も欠点と言える。

使用術一覧

  • 呪術・死司憑血

角都

(かくず)

  • 声優 - 土師孝也
  • 指輪:北 左手の第三指(中指)

滝隠れの抜け忍。白目の部分は赤く、瞳の色は黄緑。普段は頭巾を被り口元はマスクで覆っているのが特徴。普段は冷静沈着だが、トラブルが起こると殺意が湧き仲間であっても容赦なく殺害するキレ癖があるなど荒っぽい一面も持ち合わせている。そのため過去にコンビを組んだ者はいずれも死亡しており、またナルトたちと交戦した際には、人柱力のナルトは生け捕りにしなくてはならないのにも関らず心臓を奪おうとした。

パートナーの飛段と同様、相当の実力者である。戦闘時には、飛段に油断しないよう常に忠告している。金銭に対する執着心が極めて強く、性分なのか暁の財布役を担当している(質屋を経営している帳簿係の部下がいる模様)。尚、ペインに対しては極めて従順である。飛段とは価値観の相違はあるもののコンビを組んで行動している理由として、不死身である飛段は殺せないと理由付けている。戦闘における飛段とのコンビネーション技はお互いの類まれな不死身の能力を生かし、ほぼ死角がなく相性がよい(事実、戦闘において追い詰められ窮地に陥っても決して敗れることはなかった)。また、角都と飛段のコンビもデイダラとトビのコンビ同様、冗談交じりの会話を楽しんでいる。

滝隠れの禁術「地怨虞」の能力により、体の一部を切り離し黒い繊維状のもので操ることができ、逆に切り離された体を繋げることもできる。この能力で飛段の切断された首とデイダラのちぎれた右腕を縫い合わせた。他にその繊維で敵を縛り上げたり、心臓を奪ったりすることも可能。より強い忍の心臓を生きたまま抜き取って経絡系やチャクラの性質ごとに移植し、それらを背中に宿している仮面の化け物4体として分身のように操り、5種類の性質変化全てを操ることができるほか、己のを含め5つの心臓を補充することができる(1つでも残っていれば補充が効く)為、寿命は無いに等しい。肉弾戦も得意で、防御の際には自身の土遁の術で体を硬化させる。これにより敵の物理攻撃を全く受け付けない。木の葉の初代火影と対戦した事もあるらしく、年齢は91歳。ちなみに現在年齢が確認されている忍の中では最も高齢である。

再編成されたアスマ(カカシ)班に見つかり、写輪眼で土遁と見切られ雷切を喰らうも、化け物(水遁)が身代りになり、この直後に化け物を出現させて反撃に転じ、アスマ(カカシ)班を満身創痍まで追い詰める。アスマ(カカシ)班を救援すべく五代目火影により派遣されたヤマト班の増援部隊に配属されていたうずまきナルトと対峙、ナルトの習得した風遁・螺旋手裏剣に動揺しながらも、術の不完全さを見抜き長年の経験値の高さを明らかにした。ナルトとの接近戦を避け、遠距離攻撃タイプに変化させ臨んだものの、ナルトの奇策に欺かれ風遁・螺旋手裏剣を受け致命傷を負う。それでも虫の息となって生きており、なお桁外れの高い生命力を見せつけるものの、最後は確認に現れたはたけカカシの雷切で止めを刺され、遺体は木の葉に運ばれた。綱手によれば、ナルトの風遁・螺旋手裏剣を受けたため全身の細胞の経絡系が全て損傷していた模様。

初代火影と対戦した理由は、滝隠れの精鋭として火影を暗殺する任務を請け負っていたため。しかし、初代火影に敗れ任務に失敗、里からは汚名と重罰を受ける。これに憎悪を抱き、里に伝わる禁術「地怨虞」と上役の心臓を奪った。

使用術一覧
  • 土遁
    • 土矛
  • 風遁
    • 圧害
  • 雷遁
    • 偽暗
  • 火遁
    • 頭刻苦
  • その他
    • 地怨虞

術の名前の由来はすべてガンダムに登場するモビルスーツの名前(ドム、アッガイ、ギャン、ズゴック、ジオング)。

トビ(うちは マダラ)

  • 声優 - 高木渉
  • 指輪:玉 左手の第一指(親指)

死亡したサソリの代わりに補充されたメンバー。頭髪は黒髪で右目付近の穴を中心に捻れ模様の施された仮面を被っている。ツーマンセルのパートナーであるデイダラを『先輩』と呼んではいるものの、余り敬意は込めておらず、デイダラのやられっぷりを冗談交じりに皮肉ったり調子のいいことを言ってはデイダラの癪に触れたりと、腰は低いようでいてふてぶてしく飛段とは違う意味で序列に囚われない性格。三尾との戦闘ではデイダラに助けを求めていたが、最終的に自分の術で撃破して圧倒的な大勝利に導いた。またナルト達と交戦した際には、四代目以上の時空間忍術を使用し、ナルトの攻撃を次々とかわし、戦闘力はかなり優れていると思われる。

その正体は、うちは一族の創始者・うちはマダラであり、暁の真のリーダーでもある。イタチとの戦いに勝利し満身創痍になっていたサスケを介抱し、イタチの起こしたうちは一族の虐殺の真相をサスケに語った。ちなみに九尾を口寄せしたのは彼の仕業だという説がある(終末の谷での初代火影との戦いにおいては九尾を使役したカットがある)。15年前の九尾襲来は自来也が彼の仕業ではなかったかと推測してるが、本人曰く、あれは自身が口寄せした訳ではなく、本来の出現パターンの自然災害だといっているが、真偽のほどは定かではない(サスケを引き込むために嘘をついた可能性もあるため)。また、その素顔を見た鬼鮫は、マダラを霧隠れの里の長である「水影」の名で呼んでいる(コミック版では「元水影」と呼んでいる)。木の葉の初代火影である千手柱間とは共に木の葉隠れの里を設立した「仲間」であり、木の葉の方針をめぐり戦った「」でもある。マダラは、万華鏡写輪眼の使いすぎで失明し、弟から奪った写輪眼を移植して永遠の万華鏡写輪眼を手に入れた。上で述べた通り、マダラは暁の真のリーダーであり、影からペインに命令を出している。

使用術

  • 写輪眼(マダラ)

脱退メンバー

大蛇丸

(おろちまる)

  • 指輪:空 左手の第五指(小指)

暁の元メンバーで、暁を抜けた後に音隠れの里を創設する。サソリの放ったスパイ薬師カブトを部下に抱える。カブトについてはサソリを既に裏切り、大蛇丸と共謀し彼を殺すつもりだった。うちはイタチに敗北しているが、33歳も大蛇丸が年上だからか、イタチからは「大蛇丸さん」と呼ばれていた。暁とは対立関係にあった。

後に自分の新しい器にしようとしていたイタチの弟、うちはサスケによって殺される。その後、部下のカブトが大蛇丸の遺体の一部を自身に移植し取り込んだ。

サスケVSイタチの最中、チャクラ切れで弱まったサスケから強制的に逃れようとし、八岐の術によりサスケから脱出するが、その直後にイタチの須佐能乎による十拳剣により、あっけなく葬られる。