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「軍隊の階級」の版間の差分

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#* 1967年から:{{lang|en-US|Airman First Class}}、{{lang|en-US|Airman}}、{{lang|en-US|Airman Basic}}
#* 1967年から:{{lang|en-US|Airman First Class}}、{{lang|en-US|Airman}}、{{lang|en-US|Airman Basic}}


== 日本軍と自衛隊の階級呼称 ==
(加筆希望)


=== 自衛隊 ===
陸上自衛隊・海上自衛隊・航空自衛隊の自衛官の階級はそれぞれ陸将・海将・空将を最高位とし、それぞれ17階級が定められている。階級呼称も陸海空それぞれが完全に対応しており、将の階級を除いて略称が同じになる(将補・一佐・二佐など)。三尉以上を幹部自衛官とし、そのうち一佐、二佐を上級幹部、三佐、一尉を中級幹部、二尉、三尉を初級幹部とし、三尉任官前に指定される曹長などが[[幹部候補生 (自衛隊)|幹部候補生]]となる。


当初は15階級であったが、[[准尉]](准陸尉、准海尉、准空尉)が[[1970年]](昭和45年)5月に、[[曹長]](陸曹長、海曹長、空曹長)が[[1980年]](昭和55年)11月にそれぞれ新設された。


また、将(陸将・海将・空将)の中でも、[[統合幕僚長]]たる将及び[[陸上幕僚長]]、[[海上幕僚長]]又は[[航空幕僚長]]たる将は、法令上は一般の将と同一であるが、事実上別個の階級に相当する扱いがされており、階級章も階級名の英訳(大将と訳される階級名が用いられている)も一般の将と異なっている。

先述したように、俸給表の区分から将補については2段階、1佐については3段階さらに細分化できると考えることもできる。非公式な俗称ではこれを「1等1佐」「3等1佐」または「1佐の一」「1佐の三」(それぞれ俸給票の一等陸海空佐(一)、一等陸海空佐(三)にあたる)などと呼ぶことがある。

なお、根拠法となる[[自衛隊法]]では階級に用いられる数字は[[漢数字]]で表記されているが、「防衛庁における文書の形式に関する訓令」(昭和38年8月14日防衛庁訓令第38号)第2条第2項及び「[[公用文作成の要領]]」(昭和27年内閣閣甲第16号)第3に基づき、防衛庁の公文書では自衛官の階級の略称に[[アラビア数字]]を用いている。

階級の英語呼称はそれぞれ異なるが、1等空曹は1等陸曹と、准海尉・准空尉は准陸尉と、3等空尉以上の航空自衛隊の階級は対応する陸上自衛隊の階級と、それぞれ同一のものを使用する。

* [[将]](この階級に限り「陸・海・空」の語を省いて略称されることがない。但し3階級を総称して将と言うことはある。)
:* [[陸将]](Lieutenant General、[[統合幕僚長]]ないし[[陸上幕僚長]]たる陸将はGeneral) 
:* [[海将]](Vice Admiral、統合幕僚長ないし[[海上幕僚長]]たる海将はAdmiral)
:* [[空将]](Lieutenant General、統合幕僚長ないし[[航空幕僚長]]たる空将はGeneral)
* [[将補]]:陸将補 (Major General)、海将補、空将補
* [[一佐]]:一等陸佐 (Colonel)、一等海佐、一等空佐
* [[二佐]]:二等陸佐 (Lieutenant Colonel)、二等海佐、二等空佐
* [[三佐]]:三等陸佐 (Major)、三等海佐、三等空佐
* [[一尉]]:一等陸尉 (Captain)、一等海尉、一等空尉
* [[二尉]]:二等陸尉 (First Lieutenant)、二等海尉、二等空尉
* [[三尉]]:三等陸尉 (Second Lieutenant)、三等海尉、三等空尉
* [[准尉]]:准陸尉 (Warrant Officer)、准海尉、准空尉
* [[曹長]]:陸曹長 (Sergeant Major)、海曹長、空曹長(Chief Master Sergeant)
* [[一曹]]:一等陸曹 (Master Sergeant)、一等海曹、一等空曹
* [[二曹]]:二等陸曹 (Sergeant First Class)、二等海曹、二等空曹(Technical Sergeant)
* [[三曹]]:三等陸曹 (Sergeant)、三等海曹、三等空曹(Staff Sergeant)
* [[士長]]:陸士長 (Leading Private)、海士長、空士長(Airman 1st Class)
* [[一士]]:一等陸士 (Private First Class)、一等海士、一等空士(Airman 2nd Class)
* [[二士]]:二等陸士 (Private)、二等海士、二等空士(Airman 3rd Class)
* [[三士]]:三等陸士 (Recruit)、三等海士、三等空士(Airman Basic)

=== 保安庁保安隊(1952年~1954年) ===
[[保安隊]]の階級呼称。

* 保安監
* 保安監補
* 一等保安正
* 二等保安正
* 三等保安正
* 一等保安士
* 二等保安士
* 三等保安士
* 一等保安士補
* 二等保安士補
* 三等保安士補
* 保査長
* 一等保査
* 二等保査

=== 保安庁警備隊(1952年~1954年) ===
[[警備隊 (保安庁)|警備隊]]の階級呼称。

* 警備監
* 警備監補
* 一等警備正
* 二等警備正
* 三等警備正
* 一等警備士
* 二等警備士
* 三等警備士
* 一等警備士補
* 二等警備士補
* 三等警備士補
* 警査長
* 一等警査
* 二等警査
* 三等警査

=== 海上警備隊(1952年) ===
[[海上警備隊]]の階級呼称。

* 海上警備監
* 海上警備監補
* 一等海上警備正
* 二等海上警備正
* 三等海上警備正
* 一等海上警備士
* 二等海上警備士
* 三等海上警備士
* 一等海上警備士補
* 二等海上警備士補
* 三等海上警備士補
* 海上警備員長
* 一等海上警備員
* 二等海上警備員
* 三等海上警備員

=== 警察予備隊(1950年~1952年) ===
[[警察予備隊]]の階級呼称。

* 警察監
* 警察監補
* 一等警察正
* 二等警察正
* 三等警察正
* 一等警察士
* 二等警察士
* 三等警察士
* 一等警察士補
* 二等警察士補
* 三等警察士補
* 警査長
* 一等警査
* 二等警査

=== 日本軍(1945年まで) ===
旧日本軍の階級呼称。

==== 陸軍 ====
=====1944年-1945年=====
[[1944年]](昭和19年)8月10日に、技術部の兵技及び航技が統合され、それ以降は陸軍廃止まで、階級制度についての改正はなかった。
{| class="wikitable"
|+陸軍軍人の階級(昭和19年8月10日-廃止)
|-
!rowspan="3"|階級
!rowspan="2" colspan="2"|兵科
!colspan="12"|各部
|-
!rowspan="2"|技術部
!colspan="2"|経理部
!colspan="4"|衛生部
!colspan="2"|獣医部
!rowspan="2"|軍楽部
!colspan="2"|法務部
|-
! ||憲兵
!主計||建技
!軍医||薬剤||歯科医||衛生
!獣医||獣医務
!法務||法事務
|-
![[陸軍大将|大将]]
|colspan="2"|陸軍大将|| || || || || || || || || || || || 
|-
![[中将]]
|colspan="2"|陸軍中将||陸軍技術中将||陸軍主計中将||陸軍建技中将||陸軍軍医中将||陸軍薬剤中将||陸軍歯科医中将|| ||陸軍獣医中将|| || ||陸軍法務中将|| 
|-
![[少将]]
|colspan="2"|陸軍少将||陸軍技術少将||陸軍主計少将||陸軍建技少将||陸軍軍医少将||陸軍薬剤少将||陸軍歯科医少将|| ||陸軍獣医少将|| || ||陸軍法務少将|| 
|-
![[大佐]]
|陸軍大佐||陸軍憲兵大佐||陸軍技術大佐||陸軍主計大佐||陸軍建技大佐||陸軍軍医大佐||陸軍薬剤大佐||陸軍歯科医大佐|| ||陸軍獣医大佐|| || ||陸軍法務大佐|| 
|-
![[中佐]]
|陸軍中佐||陸軍憲兵中佐||陸軍技術中佐||陸軍主計中佐||陸軍建技中佐||陸軍軍医中佐||陸軍薬剤中佐||陸軍歯科医中佐|| ||陸軍獣医中佐|| || ||陸軍法務中佐|| 
|-
![[少佐]]
|陸軍少佐||陸軍憲兵少佐||陸軍技術少佐||陸軍主計少佐||陸軍建技少佐||陸軍軍医少佐||陸軍薬剤少佐||陸軍歯科医少佐||陸軍衛生少佐||陸軍獣医少佐||陸軍獣医務少佐||陸軍軍楽少佐||陸軍法務少佐||陸軍法事務少佐
|-
![[大尉]]
|陸軍大尉||陸軍憲兵大尉||陸軍技術大尉||陸軍主計大尉||陸軍建技大尉||陸軍軍医大尉||陸軍薬剤大尉||陸軍歯科医大尉||陸軍衛生大尉||陸軍獣医大尉||陸軍獣医務大尉||陸軍軍楽大尉||陸軍法務大尉||陸軍法事務大尉
|-
![[中尉]]
|陸軍中尉||陸軍憲兵中尉||陸軍技術中尉||陸軍主計中尉||陸軍建技中尉||陸軍軍医中尉||陸軍薬剤中尉||陸軍歯科医中尉||陸軍衛生中尉||陸軍獣医中尉||陸軍獣医務中尉||陸軍軍楽中尉||陸軍法務中尉||陸軍法事務中尉
|-
![[少尉]]
|陸軍少尉||陸軍憲兵少尉||陸軍技術少尉||陸軍主計少尉||陸軍建技少尉||陸軍軍医少尉||陸軍薬剤少尉||陸軍歯科医少尉||陸軍衛生少尉||陸軍獣医少尉||陸軍獣医務少尉||陸軍軍楽少尉||陸軍法務少尉||陸軍法事務少尉
|-
![[准尉]]
|陸軍准尉||陸軍憲兵准尉||陸軍技術准尉||陸軍主計准尉||陸軍建技准尉|| || || ||陸軍衛生准尉|| ||陸軍獣医務准尉||陸軍軍楽准尉|| ||陸軍法事務准尉
|-
![[曹長]]
|陸軍曹長||陸軍憲兵曹長||陸軍技術曹長||陸軍主計曹長||陸軍建技曹長|| || || ||陸軍衛生曹長|| ||陸軍獣医務曹長||陸軍軍楽曹長|| ||陸軍法事務曹長
|-
![[軍曹]]
|陸軍軍曹||陸軍憲兵軍曹||陸軍技術軍曹||陸軍主計軍曹||陸軍建技軍曹|| || || ||陸軍衛生軍曹|| ||陸軍獣医務軍曹||陸軍軍楽軍曹|| ||陸軍法事務軍曹
|-
![[伍長]]
|陸軍伍長||陸軍憲兵伍長||陸軍技術伍長||陸軍主計伍長||陸軍建技伍長|| || || ||陸軍衛生伍長|| ||陸軍獣医務伍長||陸軍軍楽伍長|| ||陸軍法事務伍長
|-
![[兵長]]
|陸軍兵長||陸軍憲兵兵長||陸軍技術兵長|| || || || || ||陸軍衛生兵長|| || ||陸軍軍楽兵長|| ||陸軍法事務兵長
|-
![[上等兵]]
|陸軍上等兵||陸軍憲兵上等兵||陸軍技術上等兵|| || || || || ||陸軍衛生上等兵|| || ||陸軍軍楽上等兵|| ||陸軍法事務上等兵
|-
![[一等兵]]
|陸軍一等兵|| ||陸軍技術一等兵|| || || || || ||陸軍衛生一等兵|| || || || || 
|-
![[二等兵]]
|陸軍二等兵|| ||陸軍技術二等兵|| || || || || ||陸軍衛生二等兵|| || || || || 
|}

==== 海軍 ====
*海軍士官
**将官:
***海軍大将
***海軍中将
***海軍少将
**佐官:
***海軍大佐
***海軍中佐
***海軍少佐
**尉官:
***海軍大尉
***海軍中尉
***海軍少尉
*特務士官
**(特務士官たる)海軍大尉
**(特務士官たる)海軍中尉
**(特務士官たる)海軍少尉
*准士官:
**海軍兵曹長
*下士官:
**海軍上等兵曹
**海軍一等兵曹
**海軍二等兵曹
*兵:
**海軍水兵長
**海軍上等水兵
**海軍一等水兵
**海軍二等水兵

== 中国軍の階級呼称 ==
[[中華人民共和国]]成立後、[[中国人民解放軍]]は1955年から1965年までと、1988年以後の二度、階級制度を実施している。

=== 中国人民解放軍(1988年から) ===
現行の中国人民解放軍の階級制度は[[1988年]]から実施されている。1994年に一級上将{{lang|zh-CN|(一级上将)}}を廃止、1998年に下士官の階級呼称の全面的変更などの制度改正が行われている。

*士官{{lang|zh-CN|(軍官)}}
**将官{{lang|zh-CN|(将官)}}
***{{lang|zh-CN|上将}}
***:[[中央軍事委員会]]副主席、委員、中国人民解放軍総参謀長、総政治部主任、大軍区司令官
***{{lang|zh-CN|中将}}
***:大軍区司令官,大軍区副司令官、軍司令官
***{{lang|zh-CN|少将}}
***:大軍区副司令官、軍司令官、軍副司令官、師団長
**佐官{{lang|zh-CN|(校官)}}
***{{lang|zh-CN|大校}}
***:軍副司令官、師団長、副師団長/旅団長
***{{lang|zh-CN|上校}}
***:副師団長/旅団長、連隊長/副旅団長
***{{lang|zh-CN|中校}}
***:連隊長/副旅団長、副連隊長、大隊長
***{{lang|zh-CN|少校}}
***:副連隊長、大隊長、副大隊長
**尉官{{lang|zh-CN|(尉官)}}
***{{lang|zh-CN|上尉}}
***:副大隊長、中隊長、副中隊長
***{{lang|zh-CN|中尉}}
***:中隊長、副中隊長、小隊長
***{{lang|zh-CN|少尉}}
***:小隊長

*下士官・兵{{lang|zh-CN|(士兵)}}
**下士官{{lang|zh-CN|(士官)}}
***{{lang|zh-CN|六级士官}}(六級士官)
***{{lang|zh-CN|五级士官}}(五級士官)
***{{lang|zh-CN|四级士官}}(四級士官)
***{{lang|zh-CN|三级士官}}(三級士官)
***{{lang|zh-CN|二级士官}}(二級士官)
***{{lang|zh-CN|一级士官}}(一級士官)
**兵{{lang|zh-CN|(兵)}}
***{{lang|zh-CN|上等兵}}
***(陸軍・空軍){{lang|zh-CN|列兵}}:(海軍){{lang|zh-CN|水兵}}

==== 廃止された階級 ====
*将官{{lang|zh-CN|(将官)}}
**{{lang|zh-CN|一级上将}}(一級上将)
**:この階級は[[1994年]]に廃止された。
*下士官{{lang|zh-CN|(军士/軍士)}}
**{{lang|zh-CN|军士长}}(軍士長)
**:この階級は1994年に下記の4つの階級に分けられた。
***{{lang|zh-CN|四级军士长}}(四級軍士長)
***{{lang|zh-CN|三级军士长}}(三級軍士長)
***{{lang|zh-CN|二级军士长}}(二級軍士長)
***{{lang|zh-CN|一级军士长}}(一級軍士長)
**{{lang|zh-CN|专业军士}}(専業軍士)
**:この階級は1994年に下記の4つの階級に分けられた。
***{{lang|zh-CN|四级专业军士}}(四級専業軍士)
***{{lang|zh-CN|三级专业军士}}(三級専業軍士)
***{{lang|zh-CN|二级专业军士}}(二級専業軍士)
***{{lang|zh-CN|一级专业军士}}(一級専業軍士)

[[1998年]]に下士官の階級が全面的に変更され、現在の下士官の階級が新設された。以下の階級は廃止された。
*下士官{{lang|zh-CN|(军士/軍士)}}
**{{lang|zh-CN|四级军士长}}(四級軍士長)
**{{lang|zh-CN|四级专业军士}}(四級専業軍士)
**{{lang|zh-CN|三级军士长}}(三級軍士長)
**{{lang|zh-CN|三级专业军士}}(三級専業軍士)
**{{lang|zh-CN|二级军士长}}(二級軍士長)
**{{lang|zh-CN|二级专业军士}}(二級専業軍士)
**{{lang|zh-CN|一级军士长}}(一級軍士長)
**{{lang|zh-CN|一级专业军士}}(一級専業軍士)
**{{lang|zh-CN|上士}}
**{{lang|zh-CN|中士}}
**{{lang|zh-CN|下士}}

=== 中国人民解放軍(1955年~1965年) ===
中国人民解放軍が[[1955年]]に最初の階級制度を実施してから、[[文化大革命]]の影響で[[1965年]]に階級制度が廃止されるまでの間、以下の階級呼称が使用された。

*士官{{lang|zh-CN|(軍官)}}
**元帥{{lang|zh-CN|(元帅/元帥)}}
***(陸軍){{lang|zh-CN|中华人民共和国大元帅}}(中華人民共和国大元帥)
***:この階級に任命された人物はいない。(空位)
***(陸軍){{lang|zh-CN|中华人民共和国元帅}}([[中華人民共和国元帥]])
***:この階級に任命された人物は10人。
**将官{{lang|zh-CN|(将官)}}
***{{lang|zh-CN|大将}}
***:この階級に任命された人物は10人。
***{{lang|zh-CN|上将}}
***:この階級に任命された人物は57人。
***{{lang|zh-CN|中将}}
***:この階級に任命された人物は177人。
***{{lang|zh-CN|少将}}
**佐官{{lang|zh-CN|(校官)}}
***{{lang|zh-CN|大校}}
***{{lang|zh-CN|上校}}
***{{lang|zh-CN|中校}}
***{{lang|zh-CN|少校}}
**尉官{{lang|zh-CN|(尉官)}}
***{{lang|zh-CN|大尉}}
***{{lang|zh-CN|上尉}}
***{{lang|zh-CN|中尉}}
***{{lang|zh-CN|少尉}}
***{{lang|zh-CN|准尉}}

*下士官・兵{{lang|zh-CN|(士兵)}}
**下士官{{lang|zh-CN|(军士/軍士)}}
***{{lang|zh-CN|上士}}
***{{lang|zh-CN|中士}}
***{{lang|zh-CN|下士}}
**兵{{lang|zh-CN|(兵)}}
***{{lang|zh-CN|上等兵}}
***(陸軍・空軍){{lang|zh-CN|列兵}}:(海軍){{lang|zh-CN|水兵}}

=== 国民政府軍(1928年~1949年) ===
国民政府軍では[[南京国民政府]]が樹立された[[1928年]]から、南京国民政府を台湾へ移転した[[1949年]]まで、以下の階級呼称が使用された。

*士官{{lang|zh-TW|(軍官)}}
**将官{{lang|zh-TW|(將官)}}
***{{lang|zh-TW|特級上將}}
***:[[1935年]]3月30日、中華民国国民政府は「特級上將授任條例」を制定し、中華民国陸・海・空軍最高司令官を任命するため特級上将が規定された。肩章に5つ星があるので五星上将とも呼ばれた、1935年4月1日、国民政府主席[[林森]]は[[蒋介石]]を特級上将に任命した、中華民国国軍の将軍でこの階級に任命されたのは蒋介石ただ一人である。
***(陸軍){{lang|zh-TW|一級上將}}
***(陸軍・空軍){{lang|zh-TW|二級上將}}
***(海軍){{lang|zh-TW|上將}}
***{{lang|zh-TW|中將}}
***{{lang|zh-TW|少將}}
***(海軍){{lang|zh-TW|代將}}
**佐官{{lang|zh-TW|(校官)}}
***{{lang|zh-TW|上校}}
***{{lang|zh-TW|中校}}
***{{lang|zh-TW|少校}}
**尉官{{lang|zh-TW|(尉官)}}
***{{lang|zh-TW|上尉}}
***{{lang|zh-TW|中尉}}
***{{lang|zh-TW|少尉}}
***{{lang|zh-TW|准尉}}

*下士官{{lang|zh-TW|(士官)}}
**{{lang|zh-TW|上士}}
**{{lang|zh-TW|中士}}
**{{lang|zh-TW|下士}}

*兵{{lang|zh-TW|(士兵)}}
**(海軍){{lang|zh-TW|一等兵}}
**(陸軍・空軍){{lang|zh-TW|上等兵}}:(海軍){{lang|zh-TW|二等兵}}
**(陸軍・空軍){{lang|zh-TW|一等兵}}:(海軍){{lang|zh-TW|三等兵}}
**(陸軍・空軍){{lang|zh-TW|二等兵}}:(海軍){{lang|zh-TW|一等錬兵}}
**(海軍){{lang|zh-TW|二等錬兵}}

=== 中華民国政府軍(1912年~1928年) ===
中華民国政府軍では[[中華民国]]が建国された[[1912年]]から、南京国民政府が樹立された1928年まで、以下の階級呼称が使用された。

*士官{{lang|zh-TW|(軍官)}}
**将官{{lang|zh-TW|(將官)}}
***{{lang|zh-TW|上將}}
***{{lang|zh-TW|中將}}
***{{lang|zh-TW|少將}}
**佐官{{lang|zh-TW|(校官)}}
***{{lang|zh-TW|上校}}
***{{lang|zh-TW|中校}}
***{{lang|zh-TW|少校}}
**尉官{{lang|zh-TW|(尉官)}}
***{{lang|zh-TW|上尉}}
***{{lang|zh-TW|中尉}}
***{{lang|zh-TW|少尉}}

*准士官{{lang|zh-TW|(准尉官)}}
**{{lang|zh-TW|准尉官}}

*下士官{{lang|zh-TW|(士官)}}
**{{lang|zh-TW|上士}}
**{{lang|zh-TW|中士}}
**{{lang|zh-TW|下士}}

*兵{{lang|zh-TW|(士兵)}}
**{{lang|zh-TW|上等兵}}
**{{lang|zh-TW|一等兵}}
**{{lang|zh-TW|二等兵}}

== ドイツ軍の階級呼称 ==
{{節stub}}

=== ドイツ連邦軍 ===
ドイツ連邦軍{{lang|de-DE| (Bundeswehr) }}の階級呼称。

{| border="1" cellspacing="1" cellpadding="2" style="border-collapse:collapse;" summary="この表はドイツの軍隊における士官の階級呼称の一覧である。" title="ドイツ軍士官の階級呼称一覧"
|+ [[ドイツ連邦軍]]士官の階級呼称一覧
!scope="colgroup"|NATO階級符号
!scope="colgroup"|陸軍・空軍
!scope="colgroup"|海軍
!scope="colgroup"|軍医科<br />(陸軍・空軍)
!scope="colgroup"|軍医科<br />(海軍)
!scope="colgroup"|薬剤科<br />(陸軍・空軍)
!scope="colgroup"|薬剤科<br />(海軍)
!scope="colgroup"|獣医科
|-
!colspan="8"|士官 {{lang|de-DE|(Offiziere)}}
|-
|&nbsp;
!colspan="7"|将官 {{lang|de-DE|(Generale/Admirale)}}
|-
!scope="rowgroup"|OF-9<br />(大将)
|lang="de-DE"|General (Gen, GEN)
|lang="de-DE"|Admiral (Adm, ADM)
||-
||-
||-
||-
||-
|-
!scope="rowgroup"|OF-8<br />(中将)
|lang="de-DE"|Generalleutnant (GenLt, GL)
|lang="de-DE"|Vizeadmiral (VAdm, VADM)
|lang="de-DE"|Generaloberstabsarzt (GenOStArzt, GOSA)
|lang="de-DE"|Admiraloberstabsarzt (AdmOStArzt, ADMOSA)
||-
||-
||-
|-
!scope="rowgroup"|OF-7<br />(少将)
|lang="de-DE"|Generalmajor (GenMaj, GM)
|lang="de-DE"|Konteradmiral (KAdm, KADM)
|lang="de-DE"|Generalstabsarzt (GenStArzt, GSA)
|lang="de-DE"|Admiralstabsarzt (AdmStArzt, ADMSA)
||-
||-
||-
|-
!scope="rowgroup"|OF-6<br />(准将)
|lang="de-DE"|Brigadegeneral (BriGen, BG)
|lang="de-DE"|Flottillenadmiral (FltlAdm, FADM)
|lang="de-DE"|Generalarzt (GenArzt, GA)
|lang="de-DE"|Admiralarzt (AdmArzt, ADMA)
|lang="de-DE"|Generalapotheker (GenAp, GAP)
|lang="de-DE"|Admiralapotheker (AdmAp, ADMAP)
||-
|-
|&nbsp;
!colspan="7"|佐官 {{lang|de-DE|(Stabsoffiziere)}}
|-
!scope="rowgroup"|OF-5<br />(大佐)
|lang="de-DE"|Oberst (Oberst, O)
|lang="de-DE"|Kapitän zur See (Kpt zS, KZS)
|lang="de-DE"|Oberstarzt (OberstArzt, OTA)
|lang="de-DE"|Flottenarzt (FlArzt, FLA)
|lang="de-DE"|Oberstapotheker (OberstAp, OTAP)
|lang="de-DE"|Flottenapotheker (FlAp, FLAP)
|lang="de-DE"|Oberstveterinär (OberstVet, OTV)
|-
!scope="rowgroup"|OF-4<br />(中佐)
|lang="de-DE"|Oberstleutnant (Oberstlt, OTL)
|lang="de-DE"|Fregattenkapitän (FKpt, FK)
|lang="de-DE"|Oberfeldarzt (OFArzt, OFA)
|lang="de-DE"|Flottillenarzt (FltlArzt, FTLA)
|lang="de-DE"|Oberfeldapotheker (OFAp, OFAP)
|lang="de-DE"|Flottillenapotheker (FltlAp, FTLAP)
|lang="de-DE"|Oberfeldveterinär (OFVet, OFV)
|-
!scope="rowgroup"|OF-3<br />(少佐)
|lang="de-DE"|Major (Maj, M)
|lang="de-DE"|Korvettenkapitän (KKpt, KK)
|lang="de-DE" colspan="2"|Oberstabsarzt (OStArzt, OSA)
|lang="de-DE" colspan="2"|Oberstabsapotheker (OStAp, OSAP)
|lang="de-DE"|Oberstabsveterinär (OStVet, OSV)
|-
|&nbsp;
!colspan="7"|上級尉官 {{lang|de-DE|(Hauptleute)}}
|-
!scope="rowgroup"|OF-2<br />(上級大尉)
|lang="de-DE"|Stabshauptmann (StHptm, SH)
|lang="de-DE"|Stabskapitänleutnant (StKptLt, SKL)
|colspan="2"|-
|colspan="2"|-
||-
|-
!scope="rowgroup"|OF-2<br />(大尉)
|lang="de-DE"|Hauptmann (Hptm, H)
|lang="de-DE"|Kapitänleutnant (KptLt, KL)
|lang="de-DE" colspan="2"|Stabsarzt (StArzt, SA)
|lang="de-DE" colspan="2"|Stabsapotheker (StAp, SAP)
|lang="de-DE"|Stabsveterinär (StVet, SV)
|-
|&nbsp;
!colspan="7"|尉官 {{lang|de-DE|(Leutnante)}}
|-
!scope="rowgroup"|OF-1<br />(中尉)
|lang="de-DE"|Oberleutnant (OLt, OL)
|lang="de-DE"|Oberleutnant zur See (OLt zS, OLZS)
|colspan="2"|-
|colspan="2"|-
||-
|-
!scope="rowgroup"|OF-1<br />(少尉)
|lang="de-DE"|Leutnant (Lt, L)
|lang="de-DE"|Leutnant zur See (Lt zS, LZS)
|colspan="2"|-
|colspan="2"|-
||-
|}


{| border="1" cellspacing="1" cellpadding="2" style="border-collapse:collapse;" summary="この表はドイツの軍隊における下士官・兵の階級呼称の一覧である。" title="ドイツ連邦軍下士官及び兵の階級呼称一覧"
|+ [[ドイツ連邦軍]]下士官及び兵の階級呼称一覧
!scope="colgroup"|NATO階級符号
!scope="colgroup"|陸軍・空軍
!scope="colgroup"|海軍
!scope="colgroup"|士官候補生<br/ >(陸軍・空軍)
!scope="colgroup"|士官候補生<br/ >(海軍)
|-
!colspan="5"|下士官・兵
|-
|&nbsp;
!colspan="4"|上級下士官 {{lang|de-DE|(Unteroffiziere mit Portepee (Feldwebel))}}
|-
!scope="rowgroup"|OR-9
|{{lang|de-DE|Oberstabsfeldwebel (OStFw, OSF)}}<br />(上級准尉)
|{{lang|de-DE|Oberstabsbootsmann (OStBtsm, OSB)}}<br />(兵曹上長)
||-
||-
|-
!scope="rowgroup"|OR-8
|{{lang|de-DE|Stabsfeldwebel (StFw, SF)}}<br />(准尉)
|{{lang|de-DE|Stabsbootsmann (StBtsm, SB)}}<br />(兵曹長)
||-
||-
|-
!scope="rowgroup"|OR-7
|{{lang|de-DE|Hauptfeldwebel (HptFw, HF)}}<br />(曹長)
|{{lang|de-DE|Hauptbootsmann (HptBtsm, HB)}}<br />(上等兵曹)
|lang="de-DE"|Oberfähnrich (OFähnr, OFR)
|lang="de-DE"|Oberfähnrich zur See (OFähnr zS, OFRZS)
|-
!scope="rowgroup"|OR-6
|{{lang|de-DE|Oberfeldwebel (OFw, OF)}}<br />(一等軍曹)
|{{lang|de-DE|Oberbootsmann (OBtsm, OB)}}<br />(一等兵曹)
||-
||-
|-
!scope="rowgroup"|OR-6
|{{lang|de-DE|Feldwebel (Fw, F)}}<br />(二等軍曹)
|{{lang|de-DE|Bootsmann (Btsm, B)}}<br />(二等兵曹)
|lang="de-DE"|Fähnrich (Fähnr, FR)
|lang="de-DE"|Fähnrich zur See (Fähnr zS, FRZS)
|-
|&nbsp;
!colspan="4"|下士官 {{lang|de-DE|(Unteroffiziere ohne Portepee)}}
|-
!scope="rowgroup"|OR-5
|{{lang|de-DE|Stabsunteroffizier (StUffz, SU)}}<br />(三等軍曹)
|{{lang|de-DE|Obermaat (OMaat, OMT)}}<br />(三等兵曹)
||-
||-
|-
!scope="rowgroup"|OR-5
|{{lang|de-DE|Unteroffizier (Uffz, U)}}<br />(伍長)
|{{lang|de-DE|Maat (Maat, MT)}}<br />(四等兵曹)
|lang="de-DE"|Fahnenjunker (Fhj, FJ)
|lang="de-DE"|Seekadett (SKad, SK)
|-
|&nbsp;
!colspan="4"|兵 {{lang|de-DE|(Mannschaften)}}
|-
!scope="rowgroup"|OR-4<br />(兵長)
|lang="de-DE" colspan="2"|Oberstabsgefreiter (OStGefr, OSG)
|lang="de-DE" colspan="2"|Oberstabsgefreiter Offizieranwärter (OStGefr OA, OSG OA)
|-
!scope="rowgroup"|OR-4<br />(兵長)
|lang="de-DE" colspan="2"|Stabsgefreiter (StGefr, SG)
|lang="de-DE" colspan="2"|Stabsgefreiter Offizieranwärter (StGefr OA, SG OA)
|-
!scope="rowgroup"|OR-3<br />(上等兵)
|lang="de-DE" colspan="2"|Hauptgefreiter (HptGefr, HG)
|lang="de-DE" colspan="2"|Hauptgefreiter Offizieranwärter (HptGefr OA, HG OA)
|-
!scope="rowgroup"|OR-3<br />(上等兵)
|lang="de-DE" colspan="2"|Obergefreiter (OGefr, OG)
|lang="de-DE" colspan="2"|Obergefreiter Offizieranwärter (OGefr OA, OG OA)
|-
!scope="rowgroup"|OR-2<br />(一等兵)
|lang="de-DE" colspan="2"|Gefreiter (Gefr, G)
|lang="de-DE" colspan="2"|Gefreiter Offizieranwärter (Gefr OA, G OA)
|-
!scope="rowgroup"|OR-1<br />(二等兵)
|lang="de-DE" colspan="2"|Soldat (Sdt, S)
|lang="de-DE" colspan="2"|Sch&uuml;tze Offizieranwärter
|}
*{{lang|de-DE|Soldat (Sdt, S)}}(二等兵)
:軍種や兵科によって下記のような種類がある。
:*陸軍
:**{{lang|de-DE|Funker (Fu, S)}}(通信兵)
:**{{lang|de-DE|Grenadier (Gren, S)}}([[歩兵]])
:**{{lang|de-DE|J&auml;ger (Jg, S)}}([[猟兵]])
:**{{lang|de-DE|Kanonier (Kan, S)}}([[砲兵]])
:**{{lang|de-DE|Pionier (Pi, S)}}([[工兵]])
:**{{lang|de-DE|Panzerfunker (PzFu, S)}}(装甲通信兵)
:**{{lang|de-DE|Panzergrenadier (PzGren, S)}}(装甲歩兵)
:**{{lang|de-DE|Panzerj&auml;ger (PzJg, S)}}(装甲猟兵)
:**{{lang|de-DE|Panzerkanonier (PzKan, S)}}(装甲砲兵)
:**{{lang|de-DE|Panzerpionier (PzPi, S)}}(装甲工兵)
:**{{lang|de-DE|Panzersch&uuml;tze (PzSchtz, S)}}(装甲偵察兵)
:**{{lang|de-DE|Sanit&auml;tssoldat (SanSdt, S)}}([[衛生兵]])
:**{{lang|de-DE|Sch&uuml;tze (Schtz, S)}}([[輜重兵]]、[[憲兵]]、[[大量破壊兵器|ABC]]防護兵)
:*空軍
:**{{lang|de-DE|Flieger (Flg, S)}}
:**{{lang|de-DE|Kanonier (Kan, S)}}(高射砲)
:*海軍
:**{{lang|de-DE|Matrose (Matr, S)}}

=== ドイツ国家人民軍(東ドイツ) ===
{{節stub}}

=== ドイツ国防軍(1935年~1945年) ===
ドイツ国防軍{{lang|de-DE| (Wehrmacht) }}の階級呼称。

{{節stub}}

==== 陸軍====
ドイツ国防軍陸軍{{lang|de-DE| (Heer) }}の階級呼称。

{{節stub}}

*士官{{lang|de-DE| (Offiziere)}}
**将官{{lang|de-DE| (Generale)}}
***{{lang|de-DE|Generalfeldmarschall}}:(元帥)
***{{lang|de-DE|Generaloberst im Rang eines Generalfeldmarschalls}}:(元帥の階級を有する上級大将。授けられたものはいなかったが、呼称としては元帥)
***{{lang|de-DE|Generaloberst}}:(上級大将)
***{{lang|de-DE|General der Infanterie}}:(歩兵大将)<br/>{{lang|de-DE|General der Artillerie}}:(砲兵大将)<br/>{{lang|de-DE|General der Kavallerie}}:(騎兵大将)<br/>{{lang|de-DE|General der Pioniere}}:(工兵大将)<br/>{{lang|de-DE|General der Gebirgstruppe}}:(山岳兵大将)<br/>{{lang|de-DE|General der Panzertruppe}}:(装甲兵大将)<br/>{{lang|de-DE|General der Nachrichtentruppe}}:(通信兵大将)
***{{lang|de-DE|Generalleutnant}}:(中将)
***{{lang|de-DE|Generalmajor}}:(少将)
**佐官{{lang|de-DE| (Stabsoffiziere)}}
***{{lang|de-DE|Oberst}}
***{{lang|de-DE|Oberstleutnant}}
***{{lang|de-DE|Major}}
**上級尉官{{lang|de-DE| (Hauptleute)}}
***{{lang|de-DE|Hauptmann, Rittmeister}}
**下級尉官{{lang|de-DE| (Leutnants)}}
***{{lang|de-DE|Oberleutnant}}
***{{lang|de-DE|Leutnant}}
*下士官{{lang|de-DE| (Unteroffiziere)}}
**士官候補{{lang|de-DE| (Offizieranw&auml;rter im Unteroffizierrang)}}
***{{lang|de-DE|Oberf&auml;hnrich, Unterarzt}}
***{{lang|de-DE|Fahnenjunker-Feldwebel, F&auml;hnrich}}
***{{lang|de-DE|Fahnenjunker-Unteroffizier}}
**上級下士官{{lang|de-DE| (Unteroffiziere mit Portepee)}}
***{{lang|de-DE|Stabsfeldwebel, Stabswachtmeister}}
***{{lang|de-DE|Hauptfeldwebel, Hauptwachtmeister}}
***{{lang|de-DE|Oberfeldwebel, Oberwachtmeister}}
***{{lang|de-DE|Feldwebel, Wachtmeister.}}
**下級下士官{{lang|de-DE| (Unteroffiziere ohne Portepee)}}
***{{lang|de-DE|Unterfeldwebel}}
***{{lang|de-DE|Unteroffizier, Oberj&auml;ger}}
*兵{{lang|de-DE| (Mannschaften)}}
**{{lang|de-DE|Stabsgefreiter}}
**{{lang|de-DE|Obergefreiter}}
**{{lang|de-DE|Gefreiter}}
**{{lang|de-DE|Obersch&uuml;tze}}
**{{lang|de-DE|Sch&uuml;tze, Kanonier, Reiter, Grenadier}}

=== 武装親衛隊 ===
武装親衛隊{{lang|de-DE| (Waffen-SS) }}の階級呼称。

{{節stub}}

=== 帝政ドイツ軍 ===
{{節stub}}

== フランス軍の階級呼称 ==
フランス軍の階級が制度化されたのは、[[1834年]]5月19日陸軍士官及び海軍士官の身分に関する法律が制定されたことによる。これ以前は、士官の身分は司令官、艦長、隊長などの職で決まったため、編制替えで職を離れるとその身分も同時に失われた。階級制度で士官の身分と職が区別(任官補職)されることにより士官の身分が保障され、より柔軟な編成ができるようになった。なお、フランス軍の階級呼称は、その身分に相応しい職名に由来しているので、階級制度が始まる前から職名として使用されていた。

フランス元帥({{lang|fr-FR|Mar&eacute;chal de France }}及び{{lang|fr-FR| Amiral de France}})は、階級ではなく栄典{{lang|fr-FR| (dignit&eacute; dans l'&Eacute;tat) }}である。

公式には、フランス軍では少将が最高位の階級である。

大将や中将は士官の身分(官等)である階級{{lang|fr-FR| (grade) }}ではなく、少将に与えられる地位と称号{{lang|fr-FR| (rang et appellation) }}である。

フランス軍の准尉{{lang|fr-FR| (Major) }}は英米式の階級で少佐{{lang|en| (Major) }}と同じ綴りであるが、フランス軍の少佐は{{lang|fr-FR| "Commandant" }}である。

フランス軍の{{lang|fr-FR| "Caporal" }}は、英語の{{lang|en| "Corporal" }}にあたることから「伍長」と和訳されることがあるが、上等兵にあたる兵の階級である。とはいえ、明治初期に日本陸軍がフランス式の軍制を採用していたときは上等兵を置かずに伍長としていた。

公式には、フランス陸軍及びフランス空軍の一等兵は、階級ではなく等級{{lang|fr-FR| (distinction) }}である。

{| border="1" cellspacing="1" cellpadding="2" style="border-collapse:collapse;" summary="この表はフランスの軍隊における階級呼称の一覧である。" title="フランス軍の階級呼称一覧"
<caption>[[フランス軍]]の階級呼称一覧</caption>
!scope="colgroup"|NATO階級符号<br />{{lang|fr-FR|(Code OTAN)}}
!scope="colgroup"|[[フランス陸軍]]<br />{{lang|fr-FR|(Arm&eacute;e de Terre)}}
!scope="colgroup"|[[フランス国家憲兵隊|フランス憲兵隊]]<br />{{lang|fr-FR|(Gendarmerie nationale)}}
!scope="colgroup"|[[フランス海軍]]<br />{{lang|fr-FR|(Marine nationale)}}
!scope="colgroup"|[[フランス空軍]]<br />{{lang|fr-FR|(Arm&eacute;e de l'air)}}
|-
!colspan="5"|士官 {{lang|fr-FR|(OFFICIERS)}}
|-
|&nbsp;
!colspan="4"|将官 {{lang|fr-FR|(Officiers g&eacute;n&eacute;raux)}}
|-
!scope="rowgroup"|OF-10<br />(元帥)
|lang="fr-FR"|Mar&eacute;chal de France
||-
|lang="fr-FR"|Amiral de France
||-
|-
!scope="rowgroup"|OF-9<br />(大将)
|lang="fr-FR"|G&eacute;n&eacute;ral d'arm&eacute;e
|lang="fr-FR"|G&eacute;n&eacute;ral d'arm&eacute;e
|lang="fr-FR"|Amiral
|lang="fr-FR"|G&eacute;n&eacute;ral d'arm&eacute;e a&eacute;rienne
|-
!scope="rowgroup"|OF-8<br />(中将)
|lang="fr-FR"|G&eacute;n&eacute;ral de corps d'arm&eacute;e
|lang="fr-FR"|G&eacute;n&eacute;ral de corps d'arm&eacute;e
|lang="fr-FR"|Vice-amiral d'escadre
|lang="fr-FR"|G&eacute;n&eacute;ral de corps a&eacute;rien
|-
!scope="rowgroup"|OF-7<br />(少将)
|lang="fr-FR"|G&eacute;n&eacute;ral de division
|lang="fr-FR"|G&eacute;n&eacute;ral de division
|lang="fr-FR"|Vice-amiral
|lang="fr-FR"|G&eacute;n&eacute;ral de division a&eacute;rienne
|-
!scope="rowgroup"|OF-6<br />(准将)
|lang="fr-FR"|G&eacute;n&eacute;ral de brigade
|lang="fr-FR"|G&eacute;n&eacute;ral de brigade
|lang="fr-FR"|Contre-amiral
|lang="fr-FR"|G&eacute;n&eacute;ral de brigade a&eacute;rienne
|-
|&nbsp;
!colspan="4"|佐官 {{lang|fr-FR|(Officiers sup&eacute;rieurs)}}
|-
!scope="rowgroup"|OF-5<br />(大佐)
|lang="fr-FR"|Colonel
|lang="fr-FR"|Colonel
|lang="fr-FR"|Capitaine de vaisseau
|lang="fr-FR"|Colonel
|-
!scope="rowgroup"|OF-4<br />(中佐)
|lang="fr-FR"|Lieutenant-colonel
|lang="fr-FR"|Lieutenant-colonel
|lang="fr-FR"|Capitaine de fr&eacute;gate
|lang="fr-FR"|Lieutenant-colonel
|-
!scope="rowgroup"|OF-3<br />(少佐)
|lang="fr-FR"|Commandant
|lang="fr-FR"|Chef d'escadron
|lang="fr-FR"|Capitaine de corvette
|lang="fr-FR"|Commandant
|-
|&nbsp;
!colspan="4"|尉官 {{lang|fr-FR|(Officiers sulbalternes)}}
|-
!scope="rowgroup"|OF-2<br />(大尉)
|lang="fr-FR"|Capitaine
|lang="fr-FR"|Capitaine
|lang="fr-FR"|Lieutenant de vaisseau
|lang="fr-FR"|Capitaine
|-
!scope="rowgroup"|OF-1<br />(中尉)
|lang="fr-FR"|Lieutenant
|lang="fr-FR"|Lieutenant
|lang="fr-FR"|Enseigne de vaisseau (de 1{{sup|&eacute;re}} Classe)
|lang="fr-FR"|Lieutenant
|-
!scope="rowgroup"|OF-1<br />(少尉)
|lang="fr-FR"|Sous-lieutenant
|lang="fr-FR"|Sous-lieutenant
|lang="fr-FR"|Enseigne de vaisseau (de 2{{sup|e}} Classe)
|lang="fr-FR"|Sous-lieutenant
|-
|&nbsp;
!colspan="4"|見習士官
|-
!scope="rowgroup"|OF(D)
|lang="fr-FR"|Aspirant
|lang="fr-FR"|Aspirant
|lang="fr-FR"|Aspirant
|lang="fr-FR"|Aspirant
|-
|&nbsp;
!colspan="4"|士官候補生
|-
|&nbsp;
|lang="fr-FR"|&Eacute;l&egrave;ve-officier
|lang="fr-FR"|Aspirant
|lang="fr-FR"|&Eacute;l&egrave;ve-officier
|lang="fr-FR"|&Eacute;l&egrave;ve-officier
|-
!colspan="5"|その他の階級 {{lang|fr-FR|(AUTRES GRADES)}}
|-
|&nbsp;
!colspan="4"|准士官 {{lang|fr-FR|(Majors)}}
|-
!scope="rowgroup"|OR-9<br />(准尉)
|lang="fr-FR"|Major
|lang="fr-FR"|Major
|lang="fr-FR"|Major
|lang="fr-FR"|Major
|-
|&nbsp;
!colspan="2"|下士官 {{lang|fr-FR|(Sous-officiers autres que les majors)}}
!海軍下士官 {{lang|fr-FR|(Officiers mariniers)}}
!下士官 {{lang|fr-FR|(Sous-officiers autres que les majors)}}
|-
|&nbsp;
!colspan="2"|&nbsp;
!上級海軍下士官 {{lang|fr-FR|(Officiers mariniers sup&eacute;rieurs (OMS))}}
!&nbsp;
|-
!scope="rowgroup"|OR-9
|{{lang|fr-FR|Adjudant chef}}<br />(上級下副官)
|{{lang|fr-FR|Adjudant chef}}
|{{lang|fr-FR|Ma&icirc;tre principal}}<br />(兵曹長)
|{{lang|fr-FR|Adjudant chef}}
|-
!scope="rowgroup"|OR-8
|{{lang|fr-FR|Adjudant}}<br />(下副官)
|{{lang|fr-FR|Adjudant}}
|{{lang|fr-FR|Premier ma&icirc;tre}}<br />(上等兵曹)
|{{lang|fr-FR|Adjudant}}
|-
|&nbsp;
!colspan="2"|&nbsp;
!下級海軍下士官 {{lang|fr-FR|(Officiers-mariniers subalternes (OM))}}
!&nbsp;
|-
!scope="rowgroup"|OR-6
|{{lang|fr-FR|Sergent chef}}<br />(一等軍曹)
|{{lang|fr-FR|Mar&eacute;chal des logis chef}}
|{{lang|fr-FR|Ma&icirc;tre}}<br />(一等兵曹)
|{{lang|fr-FR|Sergent chef}}
|-
!scope="rowgroup"|OR-5
||-
|{{lang|fr-FR|Gendarme}}
||-
||-
|-
!scope="rowgroup"|OR-5
|{{lang|fr-FR|Sergent}}<br />(二等軍曹)
||-
|{{lang|fr-FR|Second ma&icirc;tre}}<br />(二等兵曹)
|{{lang|fr-FR|Sergent}}
|-
|&nbsp;
!colspan="4"|契約下士官
|-
!scope="rowgroup"|OR-5
||-
|{{lang|fr-FR|Mar&eacute;chal des logis}}
||-
||-
|-
|&nbsp;
!colspan="4"|下士官適任者
|-
!scope="rowgroup"|OR-4
||-
||-
|lang="fr-FR"|Second ma&icirc;tre qualifiable
||-
|-
|&nbsp;
!colspan="4"|下士官候補生・練習生
|-
!scope="rowgroup"|OR-4
|lang="fr-FR"|&Eacute;l&egrave;ve sous-officier
||-
|lang="fr-FR"|Second ma&icirc;tre maistrancier
||-
|-
|&nbsp;
!兵 {{lang|fr-FR|(Militaires du rang)}}
!志願兵 {{lang|fr-FR|(Volontaires)}}
!水兵 {{lang|fr-FR|(Militaires du rang (&eacute;quipage))}}
!兵 {{lang|fr-FR|(Militaires du rang)}}
|-
!scope="rowgroup"|OR-4<br />(上級兵長)
|lang="fr-FR"|Caporal-chef de 1{{sup|&egrave;re}} classe
||-
||-
||-
|-
!scope="rowgroup"|OR-4<br />(兵長)
|lang="fr-FR"|Caporal chef
|lang="fr-FR"|Brigadier-chef
|lang="fr-FR"|Quartier ma&icirc;tre (de 1{{sup|&egrave;re}} classe)
|lang="fr-FR"|Caporal chef
|-
!scope="rowgroup"|OR-3<br />(上等兵)
|lang="fr-FR"|Caporal
|lang="fr-FR"|Brigadier
|lang="fr-FR"|Quartier ma&icirc;tre (de 2{{sup|e}} classe)
|lang="fr-FR"|Caporal
|-
!scope="rowgroup"|OR-2<br />(一等兵)
|lang="fr-FR"|Soldat de 1{{sup|&egrave;re}} classe
|lang="fr-FR"|Gendarme-adjoint de 1{{sup|&egrave;re}} classe
|lang="fr-FR"|Matelot brevet&eacute;
|lang="fr-FR"|Aviateur de 1{{sup|&egrave;re}} classe
|-
!scope="rowgroup"|OR-1<br />(二等兵)
|lang="fr-FR"|Soldat de 2{{sup|e}} classe
|lang="fr-FR"|Gendarme-adjoint
|lang="fr-FR"|Matelot
|lang="fr-FR"|Aviateur de 2{{sup|e}} classe
|}

=== 廃止された階級 ===
*{{lang|fr-FR|G&eacute;n&eacute;ral commandant la place de Paris :}}
:[[20世紀]]前半にパリ司令官たる陸軍少将{{lang|fr-FR| (g&eacute;n&eacute;ral de division) }}に与えられた階級。6つ星で元帥{{lang|fr-FR| (mar&eacute;chaux) }}の直ぐ下の階級。
*{{lang|fr-FR|Amiral de la flotte :}}
:[[1939年]]6月6日にフランソワ=ダルラン提督のために作られた、英国の対等の者への敬意を踏まえ外交上の観点で下位にならない肩書き。確かに、この最後の経歴となる階級は'''海軍元帥(英語で{{lang|en-GB| admiral of the fleet}})'''…… ダルランはこの肩書きと6つ星を持った唯一の人物であった。
*{{lang|fr-FR|Sergent-major }}及び{{lang|fr-FR| Mar&eacute;chal-des-logis-major :}}
:これらの階級(曹長)は[[1972年]]の階級と等級の改正まで存在した。下副官{{lang|fr-FR| (Adjudant) }}の下、一等軍曹({{lang|fr-FR|Sergent chef }}及び{{lang|fr-FR| Mar&eacute;chal-des-logis chef}})の上の階級であった。
*{{lang|fr-FR|Sergent appel&eacute; }}、{{lang|fr-FR|Mar&eacute;chal-des-logis appel&eacute; }}及び{{lang|fr-FR| Second-ma&icirc;tre appel&eacute; :}}
:これらの階級(応召二等軍曹及び応召二等兵曹)は[[2001年]]の軍の職業化まで存在した。
*{{lang|fr-FR|Quartier-ma&icirc;tre de plus de 10 ans de service :}}
:勤続十年を超える水兵長。


== 英国軍の階級呼称 ==
== 英国軍の階級呼称 ==
3,273行目: 2,343行目:
|lang="ru-RU"|матро́с 2-й статьи́
|lang="ru-RU"|матро́с 2-й статьи́
|}
|}

== 中華民国軍(台湾)の階級呼称 ==
[[1949年]][[中華民国]]国民政府が台湾に移転後、[[中華民国軍|中華民国国軍]]は特級上将の廃止および士官長の新設を行っているが、それ以外は基本的に1949年以前の階級制度を引き継いでいる。

現在の中華民国国軍の士官及び下士官の階級(官等、官階)は[[1980年]]6月29日に公布された「陸海空軍軍官士官任官條例」で、兵の階級(等級)は[[2002年]]2月27日に修正された「常備兵補充兵服役規則」や[[2003年]]2月6日に修正された「志願士兵服役條例」で次のように定められている。

*士官{{lang|zh-TW|(軍官)}}
**将官{{lang|zh-TW|(將官)}}
***{{lang|zh-TW|一級上將}}:階級章は4つ星
***{{lang|zh-TW|二級上將}}:階級章は3つ星
***{{lang|zh-TW|中將}}:階級章は2つ星
***{{lang|zh-TW|少將}}:階級章は1つ星
**佐官{{lang|zh-TW|(校官)}}
***{{lang|zh-TW|上校}}:階級章は3つ梅花
***{{lang|zh-TW|中校}}:階級章は2つ梅花
***{{lang|zh-TW|少校}}:階級章は1つ梅花
**尉官{{lang|zh-TW|(尉官)}}
***{{lang|zh-TW|上尉}}:階級章はIII
***{{lang|zh-TW|中尉}}:階級章はII
***{{lang|zh-TW|少尉}}:階級章はI

*下士官{{lang|zh-TW|(士官)}}
**{{lang|zh-TW|一等士官長}}:階級章は<<<<<
**{{lang|zh-TW|二等士官長}}:階級章は<<<<
**{{lang|zh-TW|三等士官長}}:階級章は<<<
**{{lang|zh-TW|上士}}:階級章は<<<<
**{{lang|zh-TW|中士}}:階級章は<<<
**{{lang|zh-TW|下士}}:階級章は<<

*兵{{lang|zh-TW|(士兵)}}
**{{lang|zh-TW|上等兵}}:階級章は<<<
**{{lang|zh-TW|一等兵}}:階級章は<<
**{{lang|zh-TW|二等兵}}:階級章は<

=== 廃止された階級 ===
*{{lang|zh-TW|特級上將}}:階級章は5つ星
*:[[1935年]]3月30日、中華民国国民政府は「特級上將授任條例」を制定し、中華民国陸、海、空軍最高司令官を任命するため特級上将が規定された。肩章に5つ星があるので五星上将とも呼ばれた、1935年4月1日、国民政府主席[[林森]]は[[蒋介石]]を特級上将に任命した、中華民国国軍の将軍でこの階級に任命されたのは蒋介石ただ一人である。なお[[中国国民党]]が初めて野党となった[[2000年]]、その年の11月1日をもって「特級上將授任條例」は廃止された。
*{{lang|zh-TW|准尉}}
*:現在は除隊や叙勲に関する規定が残るのみ。{{lang|zh-TW|少尉}}の下、{{lang|zh-TW|上士}}の上の准士官の階級であった。

== アメリカ軍の階級呼称 ==
(加筆希望)

{| border="1" cellspacing="1" cellpadding="2" style="border-collapse:collapse;" summary="この表はアメリカ合衆国の軍隊における階級呼称の一覧である。" title="アメリカ軍の階級呼称一覧"
<caption>[[アメリカ軍]]の階級呼称一覧</caption>
!scope="colgroup"|NATO 階級符号<br />{{lang|en-US|(NATO Rank Code)}} /<br />給与等級<br />{{lang|en-US|(pay grade)}}
!scope="colgroup"|[[アメリカ陸軍]]<br />{{lang|en-US|(United States Army)}}
!scope="colgroup"|[[アメリカ海軍]]<br />{{lang|en-US|(United States Navy)}}<br />[[アメリカ沿岸警備隊]]<br />{{lang|en-US|(United States Coast Guard)}}
!scope="colgroup"|[[アメリカ海兵隊]]<br />{{lang|en-US|(United States Marine Corps)}}
!scope="colgroup"|[[アメリカ空軍]]<br />{{lang|en-US|(United States Air Force)}}
|-
!colspan="5"|士官 {{lang|en-US|(COMMISSIONED OFFICERS)}}
|-
|&nbsp;
!colspan="4"|将官
|-
!scope="rowgroup"|OF-10<br />(元帥)
|{{lang|en-US|General of the Army}}<br />(戦時のみに留保)
|{{lang|en-US|Fleet Admiral}}<br />(戦時のみに留保)
||-
|{{lang|en-US|General of the Air Force}}<br />(戦時のみに留保)
|-
!scope="rowgroup"|OF-9 / O-10<br />(大将)
|{{lang|en-US|General<br />GEN}}
|{{lang|en-US|Admiral<br />ADM}}
|{{lang|en-US|General<br />Gen.}}
|{{lang|en-US|General<br />Gen.}}
|-
!scope="rowgroup"|OF-8 / O-9<br />(中将)
|{{lang|en-US|Lieutenant General<br />LTG}}
|{{lang|en-US|Vice Admiral<br />VADM}}
|{{lang|en-US|Lieutenant General<br />Lt. Gen.}}
|{{lang|en-US|Lieutenant General<br />Lt. Gen.}}
|-
!scope="rowgroup"|OF-7 / O-8<br />(少将)
|{{lang|en-US|Major General<br />MG}}
|{{lang|en-US|Rear Admiral Upper Half<br />RADM (UH)}}
|{{lang|en-US|Major General<br />Maj. Gen.}}
|{{lang|en-US|Major General<br />Maj. Gen.}}
|-
!scope="rowgroup"|OF-6 / O-7<br />(准将)
|{{lang|en-US|Brigadier General<br />BG}}
|{{lang|en-US|Rear Admiral Lower Half<br />RADM (LH)}}
|{{lang|en-US|Brigadier General<br />Brig. Gen.}}
|{{lang|en-US|Brigadier General<br />Brig. Gen.}}
|-
|&nbsp;
!colspan="4"|佐官
|-
!scope="rowgroup"|OF-5 / O-6<br />(大佐)
|{{lang|en-US|Colonel<br />COL}}
|{{lang|en-US|Captain<br />CAPT}}
|{{lang|en-US|Colonel<br />Col.}}
|{{lang|en-US|Colonel<br />Col.}}
|-
!scope="rowgroup"|OF-4 / O-5<br />(中佐)
|{{lang|en-US|Lieutenant Colonel<br />LTC}}
|{{lang|en-US|Commander<br />CDR}}
|{{lang|en-US|Lieutenant Colonel<br />Lt. Col.}}
|{{lang|en-US|Lieutenant Colonel<br />Lt. Col.}}
|-
!scope="rowgroup"|OF-3 / O-4<br />(少佐)
|{{lang|en-US|Major<br />MAJ}}
|{{lang|en-US|Lieutenant Commander<br />LCDR}}
|{{lang|en-US|Major<br />Maj.}}
|{{lang|en-US|Major<br />Maj.}}
|-
|&nbsp;
!colspan="4"|尉官
|-
!scope="rowgroup"|OF-2 / O-3<br />(大尉)
|{{lang|en-US|Captain<br />CPT}}
|{{lang|en-US|Lieutenant<br />LT}}
|{{lang|en-US|Captain<br />Capt.}}
|{{lang|en-US|Captain<br />Capt.}}
|-
!scope="rowgroup"|OF-1 / O-2<br />(中尉)
|{{lang|en-US|First Lieutenant<br />1LT}}
|{{lang|en-US|Lieutenant Junior Grade<br />LTJG}}
|{{lang|en-US|First Lieutenant<br />1st Lt.}}
|{{lang|en-US|First Lieutenant<br />1st Lt.}}
|-
!scope="rowgroup"|OF-1 / O-1<br />(少尉)
|{{lang|en-US|Second Lieutenant<br />2LT}}
|{{lang|en-US|Ensign<br />ENS}}
|{{lang|en-US|Second Lieutenant<br />2nd Lt.}}
|{{lang|en-US|Second Lieutenant<br />2nd Lt.}}
|-
!colspan="5"|准士官 {{lang|en-US|(WARRANT OFFICERS)}}
|-
!scope="rowgroup"|WO-5 / W-5<br />(准尉5級)
|{{lang|en-US|Chief Warrant Officer 5<br />CW5}}
|{{lang|en-US|Chief Warrant Officer 5<br />CWO5}}<br />※沿岸警備隊は該当しない
|{{lang|en-US|Chief Warrant Officer 5<br />CWO5}}
||-
|-
!scope="rowgroup"|WO-4 / W-4<br />(准尉4級)
|{{lang|en-US|Chief Warrant Officer 4<br />CW4}}
|{{lang|en-US|Chief Warrant Officer 4<br />CWO4}}
|{{lang|en-US|Chief Warrant Officer 4<br />CWO4}}
||-
|-
!scope="rowgroup"|WO-3 / W-3<br />(准尉3級)
|{{lang|en-US|Chief Warrant Officer 3<br />CW3}}
|{{lang|en-US|Chief Warrant Officer 3<br />CWO3}}
|{{lang|en-US|Chief Warrant Officer 3<br />CWO3}}
||-
|-
!scope="rowgroup"|WO-2 / W-2<br />(准尉2級)
|{{lang|en-US|Chief Warrant Officer 2<br />CW2}}
|{{lang|en-US|Chief Warrant Officer 2<br />CWO2}}
|{{lang|en-US|Chief Warrant Officer 2<br />CWO2}}
||-
|-
!scope="rowgroup"|WO-1 / W-1<br />(准尉1級)
|{{lang|en-US|Warrant Officer 1<br />WO1}}
|{{lang|en-US|Warrant Officer 1<br />WO1}}<br />※沿岸警備隊は該当しない
|{{lang|en-US|Warrant Officer 1<br />WO1}}
||-
|-
!colspan="5"|下士官兵{{lang|en-US| (ENLISTED PERSONNEL)}}
|-
|&nbsp;
!colspan="4"|下士官{{lang|en-US| (Non-Commissioned Officers)}}
|-
!scope="rowgroup"|OR-9 / E-9
|{{lang|en-US|Sergeant Major of the Army (SMA)}}<br />(陸軍最先任上級曹長)
|{{lang|en-US|Master Chief Petty Officer of the Navy (MCPON)}}<br />(海軍先任伍長)<br />{{lang|en-US|Master Chief Petty Officer of the Coast Guard (MCPOCG)}}<br />(沿岸警備隊先任伍長)
|{{lang|en-US|Sergeant Major of the Marine Corps (SgtMajMC)}}<br />(海兵隊最先任上級曹長)
|{{lang|en-US|Chief Master Sergeant of the Air Force (CMSAF)}}<br />(空軍最先任上級曹長)
|-
!scope="rowgroup"|OR-9 / E-9
|{{lang|en-US|Command Sergeant Major (CSM)}}<br />(部隊等最先任上級曹長)<br />{{lang|en-US|Sergeant Major (SGM)}}<br />(上級曹長)
|{{lang|en-US|Fleet/Force Master Chief Petty Officer (FLTCM)(FORCM)}}<br />(艦隊等先任伍長)<br />{{lang|en-US|Command Master Chief Petty Officer (CMDCM)}}<br />(部隊等先任伍長)<br />{{lang|en-US|Master Chief Petty Officer (MCPO)}}<br />(最上級曹長)
|{{lang|en-US|Sergeant Major (SgtMaj)}}<br />(上級曹長:管理職)<br />{{lang|en-US|Master Gunnery Sergeant (MGySgt)}}<br />(上級曹長:専門職)
|{{lang|en-US|Command Chief Master Sergeant (CCM)}}<br />(上級部隊等第一曹長)<br />{{lang|en-US|First Sergeant}}<br />(第一曹長)<br />{{lang|en-US|Chief Master Sergeant (CMSgt)}}<br />(最上級曹長)
|-
!scope="rowgroup"|OR-8 / E-8
|{{lang|en-US|First Sergeant (1SG)}}<br />(第一曹長)<br />{{lang|en-US|Master Sergeant (MSG)}}<br />(曹長)
|{{lang|en-US|Senior Chief Petty Officer (SCPO)}}<br />(上級曹長)
|{{lang|en-US|First Sergeant (1st Sgt)}}<br />(曹長:管理職)<br />{{lang|en-US|Master Sergeant (MSgt)}}<br />(曹長:専門職)
|{{lang|en-US|First Sergeant}}<br />(第一曹長)<br />{{lang|en-US|Senior Master Sergeant (SMSgt)}}<br />(上級曹長)
|-
!scope="rowgroup"|OR-7 / E-7
|{{lang|en-US|Sergeant First Class (SFC)}}<br />(一等軍曹)
|{{lang|en-US|Chief Petty Officer (CPO)}}<br />(曹長)
|{{lang|en-US|Gunnery Sergeant (GySgt)}}
|{{lang|en-US|First Sergeant}}<br />(第一曹長)<br />{{lang|en-US|Master Sergeant (MSgt)}}<br />(曹長)
|-
!scope="rowgroup"|OR-6 / E-6
|{{lang|en-US|Staff Sergeant (SSG)}}<br />(二等軍曹)
|{{lang|en-US|Petty Officer First Class (PO1)}}<br />(一等兵曹)
|{{lang|en-US|Staff Sergeant (SSgt)}}
|{{lang|en-US|Technical Sergeant (TSgt)}}
|-
!scope="rowgroup"|OR-5 / E-5
|{{lang|en-US|Sergeant (SGT)}}<br />(三等軍曹)
|{{lang|en-US|Petty Officer Second Class (PO2)}}<br />(二等兵曹)
|{{lang|en-US|Sergeant (Sgt)}}
|{{lang|en-US|Staff Sergeant (SSgt)}}
|-
!scope="rowgroup"|OR-4 / E-4
|{{lang|en-US|Corporal (CPL)}}<br />(伍長)
|{{lang|en-US|Petty Officer Third Class (PO3)}}<br />(三等兵曹)
|{{lang|en-US|Corporal (Cpl)}}
||-
|-
|&nbsp;
!colspan="4"|兵
|-
!scope="rowgroup"|OR-4 / E-4
|{{lang|en-US|Specialist (SPC)}}<br />(技術兵)
||-
||-
|{{lang|en-US|Senior Airman (SrA)}}<br />(兵長)
|-
!scope="rowgroup"|OR-3 / E-3
|{{lang|en-US|Private First Class (PFC)}}<br />(上等兵)
|{{lang|en-US|Seaman (SN)}}
|{{lang|en-US|Lance Corporal (LCpl)}}
|{{lang|en-US|Airman First Class (A1C)}}
|-
!scope="rowgroup"|OR-2 / E-2
|{{lang|en-US|Private E-2 (PV2)}}<br />(一等兵)
|{{lang|en-US|Seaman Apprentice (SA) }}
|{{lang|en-US|Private First Class (PFC)}}
|{{lang|en-US|Airman (Amn)}}
|-
!scope="rowgroup"|OR-1 / E-1
|{{lang|en-US|Private (PV1)}}<br />(二等兵)
|{{lang|en-US|Seaman Recruit (SR)}}
|{{lang|en-US|Private (Pvt)}}
|{{lang|en-US|Airman Basic (AB)}}
|}


下士官兵には多くの職種があるので、階級呼称も軍種、兵科、職種毎に多くの種類があった。

陸軍では[[1920年]]に下士官兵の給与を6等級に分けるまでは、職名毎に給与を指定していた。その後、[[1948年]]に新兵{{lang|en-US| (Recruit) }}の等級を追加して7等級になった。
海軍では[[1885年]]に下士官兵の職務を6階級に分類した。[[1893年]]には曹長{{lang|en-US| (Chief Petty Officer) }}を追加して7階級になった。ただし、職種が複雑な海軍での俸給の標準化が行われたのは陸軍と同様に1920年で、降順で1,1-A~7までの8段階の給与等級が確立したのは[[1922年]]のことである。

続いて海兵隊でも1922年から[[1923年]]までに給与等級を確立した。

空軍は[[1947年]]に陸軍から独立したので、兵{{lang|en-US| (Airman) }}の階級呼称が変更された[[1952年]]までは陸軍とほぼ同じ階級を使用していた。なお、陸軍で[[1955年]]に軍曹{{lang|en-US| (Sergeant) }}が E-5 へ、1958年に曹長{{lang|en-US| (Master Sergeant) }}が E-8 へ格上げされたため、下士官の階級呼称も陸軍と空軍で一致しなくなった。

[[1949年]]の俸給法{{lang|en-US| (the Career Compensation Act of 1949) }}で給与等級が E-7 ~ E-1(降順)の7等級に統一された。

[[1958年]]の軍人の給与に関する法律{{lang|en-US| (The Military Pay Act of 1958) }}で各軍種で E-9, E-8 の2階級が追加され、9階級になった。

[[1957年]]に海兵隊で導入された最先任[[上級曹長]]制度と同様の制度は、海軍でも1958年に[[先任伍長]]制度{{lang|en-US| (Command Master Chief Program) }}を導入したのに続き、[[1967年]]には海軍先任伍長が新設された。さらに、陸軍でも[[1966年]]に最先任上級曹長が導入され、空軍では[[准曹士先任|下士官兵先任]]制度{{lang|en-US| (First Sergeant Program) }}を拡張して、1967年に空軍下士官兵先任が新設された。現在ではすべての軍種で導入されている。

空軍では他の軍種と異なり最下級の下士官は E-5 に分類されている。1952年に E-4 の軍曹{{lang|en-US| (Sergeant) }}が廃止された後、1967年に他の軍種と揃えるために E-4 の軍曹が再導入されたものの、[[1991年]]には下士官の人数が多すぎることを理由に再び廃止された。

{| border="1" cellspacing="1" cellpadding="2" style="border-collapse:collapse;" summary="この表はアメリカ陸軍下士官兵の階級呼称の年代別一覧(1920年~1958年)である。" title="アメリカ陸軍下士官兵の階級呼称の変遷 その1"
<caption>アメリカ陸軍下士官兵の階級呼称の変遷 その1</caption>
!scope="colgroup"|給与等級<br />{{lang|en-US|(pay grade)}}
!scope="colgroup"|1920年~1942年
!scope="colgroup"|1942年~1948年
!scope="colgroup"|給与等級<br />{{lang|en-US|(pay grade)}}
!scope="colgroup"|1948年~1955年
!scope="colgroup"|給与等級<br />{{lang|en-US|(pay grade)}}
!scope="colgroup"|1955年~1958年
|-
!scope="rowgroup"|{{lang|en-US|First Grade}}
|{{lang|en-US|Master Sergeant}}
|{{lang|en-US|First Sergeant}}<br />{{lang|en-US|Master Sergeant}}
!scope="rowgroup"|{{lang|en-US|First Grade}}
|{{lang|en-US|First Sergeant}}<br />{{lang|en-US|Master Sergeant}}
!scope="rowgroup"|E-7
|{{lang|en-US|Master Sergeant}}<br />(曹長)<br />(先任曹長{{lang|en-US| (First Sergeant) }}は職名)<br />{{lang|en-US|Master Specialist}}<br />(技術兵長)
|-
!scope="rowgroup"|{{lang|en-US|Second Grade}}
|{{lang|en-US|First Sergeant}}<br />(先任軍曹)<br />{{lang|en-US|Technical Sergeant}}
|{{lang|en-US|Technical Sergeant}}
!scope="rowgroup"|{{lang|en-US|Second Grade}}
|{{lang|en-US|Technical Sergeant}}
!scope="rowgroup"|E-6
|{{lang|en-US|Sergeant 1st Class}}<br />(一等軍曹)<br />{{lang|en-US|Specialist 1st Class}}<br />(一等技術兵)
|-
!scope="rowgroup"|{{lang|en-US|Third Grade}}
|{{lang|en-US|Staff Sergeant}}
|{{lang|en-US|Staff Sergeant}}<br />{{lang|en-US|Technician 3d Class}}
!scope="rowgroup"|{{lang|en-US|Third Grade}}
|{{lang|en-US|Staff Sergeant}}
!scope="rowgroup"|E-5
|{{lang|en-US|Sergeant}}<br />(二等軍曹)<br />{{lang|en-US|Specialist 2d Class}}<br />(二等技術兵)
|-
!scope="rowgroup"|{{lang|en-US|Fourth Grade}}
|{{lang|en-US|Sergeant}}
|{{lang|en-US|Sergeant}}<br />(三等軍曹)<br />{{lang|en-US|Technician 4th Class}}
!scope="rowgroup"|{{lang|en-US|Fourth Grade}}
||-
!scope="rowgroup"|E-4
|{{lang|en-US|Corporal}}<br />(伍長)<br />{{lang|en-US|Specialist 3d Class}}<br />(三等技術兵)
|-
!scope="rowgroup"|{{lang|en-US|Fifth Grade}}
|{{lang|en-US|Corporal}}
|{{lang|en-US|Corporal}}<br />{{lang|en-US|Technician 5th Class}}
!scope="rowgroup"|{{lang|en-US|Fifth Grade}}
|{{lang|en-US|Corporal}}<br />(伍長)
!scope="rowgroup"|E-3
|{{lang|en-US|Private First Class}}<br />(上等兵)
|-
!scope="rowgroup"|{{lang|en-US|Sixth Grade}}
|{{lang|en-US|Private First Class}}
|{{lang|en-US|Private First Class}}
!scope="rowgroup"|{{lang|en-US|Sixth Grade}}
|{{lang|en-US|Private First Class}}
!scope="rowgroup"|E-2
|{{lang|en-US|Private E2}}<br />(一等兵)
|-
||-
|{{lang|en-US|Recruit}}
|{{lang|en-US|Recruit}}
!scope="rowgroup"|{{lang|en-US|Seventh Grade}}
|{{lang|en-US|Recruit}}
!scope="rowgroup"|E-1
|{{lang|en-US|Private E1}}<br />(二等兵)
|}
*{{lang|en-US|Technicians }}及び{{lang|en-US| Specialists }}は、専門技術職の階級で俸給が同じでも下士官の権限を持たない兵の階級であった。


{| border="1" cellspacing="1" cellpadding="2" style="border-collapse:collapse;" summary="この表はアメリカ陸軍下士官兵の階級呼称の年代別一覧(1958年~)である。" title="アメリカ陸軍下士官兵の階級呼称の変遷 その2"
<caption>アメリカ陸軍下士官兵の階級呼称の変遷 その2</caption>
!scope="colgroup"|給与等級<br />{{lang|en-US|(pay grade)}}
!scope="colgroup"|1958年~1965年
!scope="colgroup"|1965年~1966年
!scope="colgroup"|1966年~1978年
!scope="colgroup"|1978年~1985年
!scope="colgroup"|1985年~
|-
!scope="rowgroup"|E-9
|{{lang|en-US|Sergeant Major}}<br />{{lang|en-US|Specialist Nine}}
|{{lang|en-US|Sergeant Major}}
|{{lang|en-US|Sergeant Major of the Army}}<br />{{lang|en-US|Command Sergeant Major}}<br />{{lang|en-US|Sergeant Major}}
|{{lang|en-US|Sergeant Major of the Army}}<br />{{lang|en-US|Command Sergeant Major}}<br />{{lang|en-US|Sergeant Major}}
|{{lang|en-US|Sergeant Major of the Army}}<br />(陸軍最先任上級曹長)<br />{{lang|en-US|Command Sergeant Major}}<br />(部隊等最先任上級曹長)<br />{{lang|en-US|Sergeant Major}}<br />(上級曹長)
|-
!scope="rowgroup"|E-8
|{{lang|en-US|First Sergeant}}<br />{{lang|en-US|Master Sergeant}}<br />{{lang|en-US|Specialist Eight}}
|{{lang|en-US|First Sergeant}}<br />{{lang|en-US|Master Sergeant}}
|{{lang|en-US|First Sergeant}}<br />{{lang|en-US|Master Sergeant}}
|{{lang|en-US|First Sergeant}}<br />{{lang|en-US|Master Sergeant}}
|{{lang|en-US|First Sergeant}}<br />(先任曹長)<br />{{lang|en-US|Master Sergeant}}<br />(曹長)
|-
!scope="rowgroup"|E-7
|{{lang|en-US|Platoon Sgt}}<br />{{lang|en-US|Sergeant First Class}}<br />{{lang|en-US|Specialist Seven}}
|{{lang|en-US|Platoon Sgt}}<br />{{lang|en-US|Sergeant First Class}}<br />{{lang|en-US|Specialist Seven}}
|{{lang|en-US|Sergeant First Class}}<br />{{lang|en-US|Specialist Seven}}
|{{lang|en-US|Sergeant First Class}}
|{{lang|en-US|Sergeant First Class}}<br />(一等軍曹)
|-
!scope="rowgroup"|E-6
|{{lang|en-US|Staff Sergeant}}<br />{{lang|en-US|Specialist Six}}
|{{lang|en-US|Staff Sergeant}}<br />{{lang|en-US|Specialist Six}}
|{{lang|en-US|Staff Sergeant}}<br />{{lang|en-US|Specialist Six}}
|{{lang|en-US|Staff Sergeant}}<br />{{lang|en-US|Specialist Six}}
|{{lang|en-US|Staff Sergeant}}<br />(二等軍曹)
|-
!scope="rowgroup"|E-5
|{{lang|en-US|Sergeant}}<br />{{lang|en-US|Specialist Five}}
|{{lang|en-US|Sergeant}}<br />{{lang|en-US|Specialist Five}}
|{{lang|en-US|Sergeant}}<br />{{lang|en-US|Specialist Five}}
|{{lang|en-US|Sergeant}}<br />{{lang|en-US|Specialist Five}}
|{{lang|en-US|Sergeant}}<br />(三等軍曹)
|-
!scope="rowgroup"|E-4
|{{lang|en-US|Corporal}}<br />{{lang|en-US|Specialist Four}}
|{{lang|en-US|Corporal}}<br />{{lang|en-US|Specialist Four}}
|{{lang|en-US|Corporal}}<br />{{lang|en-US|Specialist Four}}
|{{lang|en-US|Corporal}}<br />{{lang|en-US|Specialist Four}}
|{{lang|en-US|Corporal}}<br />(伍長)<br />{{lang|en-US|Specialist}}<br />(技術兵)
|-
!scope="rowgroup"|E-3
|{{lang|en-US|Private First Class}}
|{{lang|en-US|Private First Class}}
|{{lang|en-US|Private First Class}}
|{{lang|en-US|Private First Class}}
|{{lang|en-US|Private First Class}}<br />(上等兵)
|-
!scope="rowgroup"|E-2
|{{lang|en-US|Private E2}}
|{{lang|en-US|Private E2}}
|{{lang|en-US|Private E2}}
|{{lang|en-US|Private E2}}
|{{lang|en-US|Private E2}}<br />(一等兵)
|-
!scope="rowgroup"|E-1
|{{lang|en-US|Private E1}}
|{{lang|en-US|Private E1}}
|{{lang|en-US|Private E1}}
|{{lang|en-US|Private E1}}
|{{lang|en-US|Private E1}}<br />(二等兵)
|}
*{{lang|en-US|Specialists }}は、専門技術職の階級で俸給が同じでも下士官の権限を持たない兵の階級であった。


{| border="1" cellspacing="1" cellpadding="2" style="border-collapse:collapse;" summary="この表はアメリカ海軍下士官兵の階級呼称の年代別一覧である。" title="アメリカ海軍下士官兵の階級呼称の変遷"
<caption>アメリカ海軍下士官兵の階級呼称の変遷</caption>
!scope="colgroup"|給与等級<br />{{lang|en-US|(pay grade)}}
!scope="colgroup"|1922年~1949年
!scope="colgroup"|給与等級<br />{{lang|en-US|(pay grade)}}
!scope="colgroup"|1949年~1958年
!scope="colgroup"|給与等級<br />{{lang|en-US|(pay grade)}}
!scope="colgroup"|1958年~1967年
!scope="colgroup"|1967年~
|-
||-
||-
||-
||-
!scope="rowgroup"|E-9
|{{lang|en-US|Command Master Chief Petty Officer}}<br />{{lang|en-US|Master Chief Petty Officer}}
|{{lang|en-US|Master Chief Petty Officer of the Navy}}<br />(海軍先任伍長)<br />{{lang|en-US|Fleet/Force Master Chief Petty Officer}}<br />(艦隊等先任伍長)<br />{{lang|en-US|Command Master Chief Petty Officer}}<br />(部隊等先任伍長)<br />{{lang|en-US|Master Chief Petty Officer}}<br />(最上級曹長)
|-
||-
||-
||-
||-
!scope="rowgroup"|E-8
|{{lang|en-US|Senior Chief Petty Officer}}
|{{lang|en-US|Senior Chief Petty Officer}}<br />(上級曹長)
|-
!scope="rowgroup"|1 / 1-A
|{{lang|en-US|Chief Petty Officer}}
!scope="rowgroup"|E-7
|{{lang|en-US|Chief Petty Officer}}
!scope="rowgroup"|E-7
|{{lang|en-US|Chief Petty Officer}}
|{{lang|en-US|Chief Petty Officer}}<br />(曹長)
|-
!scope="rowgroup"|2
|{{lang|en-US|Petty Officer First Class}}
!scope="rowgroup"|E-6
|{{lang|en-US|Petty Officer First Class}}
!scope="rowgroup"|E-6
|{{lang|en-US|Petty Officer First Class}}
|{{lang|en-US|Petty Officer First Class}}<br />(一等兵曹)
|-
!scope="rowgroup"|3
|{{lang|en-US|Petty Officer Second Class}}
!scope="rowgroup"|E-5
|{{lang|en-US|Petty Officer Second Class}}
!scope="rowgroup"|E-5
|{{lang|en-US|Petty Officer Second Class}}
|{{lang|en-US|Petty Officer Second Class}}<br />(二等兵曹)
|-
!scope="rowgroup"|4
|{{lang|en-US|Petty Officer Third Class}}
!scope="rowgroup"|E-4
|{{lang|en-US|Petty Officer Third Class}}
!scope="rowgroup"|E-4
|{{lang|en-US|Petty Officer Third Class}}
|{{lang|en-US|Petty Officer Third Class}}<br />(三等兵曹)
|-
!scope="rowgroup"|5
|{{lang|en-US|Seaman First Class}}
!scope="rowgroup"|E-3
|{{lang|en-US|Seaman First Class}}
!scope="rowgroup"|E-3
|{{lang|en-US|Seaman}}
|{{lang|en-US|Seaman}}<br />(上等水兵)
|-
!scope="rowgroup"|6
|{{lang|en-US|Seaman Second Class}}
!scope="rowgroup"|E-2
|{{lang|en-US|Seaman Second Class}}
!scope="rowgroup"|E-2
|{{lang|en-US|Seaman Apprentice}}
|{{lang|en-US|Seaman Apprentice}}<br />(一等水兵)
|-
!scope="rowgroup"|7
|{{lang|en-US|Seaman Third Class}}
!scope="rowgroup"|E-1
|{{lang|en-US|Seaman Third Class}}
!scope="rowgroup"|E-1
|{{lang|en-US|Seaman Recruit}}
|{{lang|en-US|Seaman Recruit}}<br />(二等水兵)
|}


{| border="1" cellspacing="1" cellpadding="2" style="border-collapse:collapse;" summary="この表はアメリカ海兵隊下士官兵の階級呼称の年代別一覧(1922年~1957年)である。" title="アメリカ海兵隊下士官兵の階級呼称の変遷 その1"
<caption>アメリカ海兵隊下士官兵の階級呼称の変遷 その1</caption>
!scope="colgroup"|給与等級<br />{{lang|en-US|(pay grade)}}
!scope="colgroup"|1922年~1943年
!scope="colgroup"|1943年~1949年
!scope="colgroup"|給与等級<br />{{lang|en-US|(pay grade)}}
!scope="colgroup"|1949年~1954年
!scope="colgroup"|1954年~1957年
|-
!scope="rowgroup"|{{lang|en-US|First Grade}}
|{{lang|en-US|Sergeant Major}}<br />{{lang|en-US|Quartermaster Sergeant}}
|{{lang|en-US|Sergeant Major}}<br />{{lang|en-US|Master Sergeant}}
!scope="rowgroup"|E-7
|{{lang|en-US|Sergeant Major}}<br />{{lang|en-US|Master Sergeant}}
|{{lang|en-US|Sergeant Major}}<br />(上級曹長)<br />{{lang|en-US|First Sergeant}}<br />(第一曹長)<br />{{lang|en-US|Master Sergeant}}<br />(曹長)
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<caption>アメリカ海兵隊下士官兵の階級呼称の変遷 その2</caption>
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{| border="1" cellspacing="1" cellpadding="2" style="border-collapse:collapse;" summary="この表はアメリカ空軍下士官兵の階級呼称の年代別一覧(1947年~1975年)である。" title="アメリカ空軍下士官兵の階級呼称の変遷 その1"
<caption>アメリカ空軍下士官兵の階級呼称の変遷 その1</caption>
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|{{lang|en-US|Airman Third Class}}
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|{{lang|en-US|Basic Airman}}
|{{lang|en-US|Airman Basic}}
|{{lang|en-US|Airman Basic}}<br />(二等兵)
|}
*{{lang|en-US|Technicians }}は、専門技術職の階級で俸給が同じでも下士官の権限を持たない兵の階級であった。


{| border="1" cellspacing="1" cellpadding="2" style="border-collapse:collapse;" summary="この表はアメリカ空軍下士官兵の階級呼称の年代別一覧(1975年~)である。" title="アメリカ空軍下士官兵の階級呼称の変遷 その2"
<caption>アメリカ空軍下士官兵の階級呼称の変遷 その2</caption>
!scope="colgroup"|給与等級<br />{{lang|en-US|(pay grade)}}
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|-
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|{{lang|en-US|Chief Master Sergeant of the Air Force}}<br />{{lang|en-US|First Sergeant}}<br />{{lang|en-US|Chief Master Sergeant}}
|{{lang|en-US|Chief Master Sergeant of the Air Force}}<br />{{lang|en-US|First Sergeant}}<br />{{lang|en-US|Chief Master Sergeant}}
|{{lang|en-US|Chief Master Sergeant of the Air Force}}(空軍最先任曹長)<br />{{lang|en-US|Command Chief Master Sergeant}}(上級部隊等最先任曹長)<br />{{lang|en-US|First Sergeant}}(第一曹長)<br />{{lang|en-US|Chief Master Sergeant}}(最上級曹長)
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|{{lang|en-US|Staff Sergeant}}(二等軍曹)
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|{{lang|en-US|Senior Airmen}}(兵長)
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|{{lang|en-US|Airman Basic}}
|{{lang|en-US|Airman Basic}}(二等兵)
|}



== 関連項目 ==
== 関連項目 ==
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*[[高官の階級章]]
*[[高官の階級章]]
*[[イギリス陸軍の階級]]
*[[イギリス陸軍の階級]]
*[[日本軍と自衛隊の階級]]<ref>旧軍と自衛隊を分けた方がいいかもしれませんが、とりあえずまとめて。</ref>
*[[中国軍の階級]]
*[[ドイツ軍の階級]]
*[[フランス軍の階級]]
*[[イギリス軍の階級]]<ref>[[イギリス陸軍の階級]]という項目があるので、改名して、そこに統合することを同時に提案します。</ref>
*[[朝鮮人民軍の階級]]
*[[韓国軍の階級]]
*[[ロシア軍の階級]]
*[[中華民国国軍の階級]]
*[[アメリカ軍の階級]]


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[[category:軍隊の階級|*]]

2008年10月13日 (月) 11:34時点における版

軍隊における階級呼称一覧

軍隊階級(かいきゅう)とは、軍事組織における上下関係と指揮系統の格付け制度である。

軍事組織において、階級の使用は全世界で行われている。中国人民解放軍(1965年1988年)、アルバニア軍(1970年1991年)、及びソビエト赤軍(1918年1935年)は階級を廃止したまれな例である。但し、いずれの場合も「階級無くして軍隊は成立し得ず」という法則から逃れる事はできず、階級制度を復活させている。

軍隊における階級は、その軍隊の歴史と密接な関係がある。ヨーロッパ諸国の陸海軍において階級は職名と同一であった事から、海軍とその他の軍での階級名は大きく異なる場合が多い。

旧日本軍の階級呼称は1870年(明治3年)の太政官布達第604号で律令制下の四等官に倣って兵部省に設けられた陸海軍大将から陸海軍權曹長までの11等級を起源とする。これらは1873年(明治6年)の太政官布達第154号による官等表改正で軍人の階級呼称として引き続き用いられ、西欧近代軍の階級呼称を和訳する際にも当てはめられた。なお、旧日本陸軍の階級は当初フランス式の軍制を採用していたが、1886年(明治19年)頃からドイツ式の軍制に転換した。一方、旧日本海軍は当初から英国式の軍制を導入していた。

現代の階級

ほとんどの現代の軍隊では階級を大きく三種類に区別している。それらはジュネーヴ諸条約 (1949年)で、いくぶん曖昧な区分「士官」、「下士官」及び「兵」として区別されている。

以下に個別の詳細を示す。

士官

士官は、職権の保持によって、他の軍人から区別される。士官は指導者や指揮権保持者として訓練される。

士官はさらに「将官」、「佐官」、「尉官」の三段階に分けられる。

将官

長期間にわたり単独で作戦を実施することが期待される典型的な部隊や編制旅団以上の部隊や艦隊戦隊等)を指揮する士官が将官である。

将官の階級は、典型的には大将、中将、少将及び准将が含まれる。

いくつかの軍では、元帥のように、別の肩書きを付与された上記の例より上位の階級が一つ以上ある場合がある。

それらの階級はしばしば、ドイツカナダのように廃止されたり、あるいは英国米国のように戦時や名誉昇任に制限されたりすることがある。

いくつかの肩書きは純粋には階級ではなく、将軍の職務や、名誉的な肩書きである。 実例をあげると、フランス陸軍では、陸軍中将(軍団の将軍:Général de corps d'armée)は陸軍少将(師団の将軍:Général de division)の職務である、またフランス元帥 (Maréchal de France) は最高司令部の官職に由来するが、フランス元帥に授与された実務上の指揮権はしばしば去勢された。

佐官

佐官は、単独で短期間の作戦を実施できることが期待される典型的な部隊(大隊及び連隊、大型軍艦、飛行戦隊)を指揮する上級士官である。佐官は一般的には参謀の職務もつとめる。

典型的な佐官の階級には大佐、中佐、少佐が含まれる。多くの英連邦の国では、最上級の佐官(Brigadier) が旅団長 をつとめる。准将 (Brigadier General) がその職務をつとめる国もある。

いくつかの国の海軍では、代将 (Commodore) の階級も使用される。

日本の律令官制では、「佐(サ/スケ)」は、「大将」の下位、「中将・少将」と同等の武官であったため(詳細は近衛府を参照)、平均すると「将」の下位という事でこの字が充てられたのであろうと思われるが、文字通り「補佐」の意味であり、参謀ならともかく、部隊指揮官の階級としては違和感がある。そのため中国などでは、「佐」ではなくて「校」の字が充てられている。

尉官

尉官の階級は3つか4つの最下級士官の階級である。配下の部隊は、単独で長時間の作戦を実施することを一般的には期待されていない。いくつかの部隊では尉官も参謀の役割をつとめる。

典型的な尉官の階級には大尉、中尉、少尉が含まれる。

准士官

准士官はそれぞれの国や軍種で扱われ方が少し異なる混合した階級である。准士官は、精鋭の上級下士官であったり、士官と下士官の間の完全に分離された格付けであったりする、通常は専門職の階級である。

下士官・兵

下士官・兵は士官や准士官の下の階級であり、軍人の大多数を構成する。

下士官

下士官は、士官の指揮の下で、他の軍の構成員を監督する代理権限を許可され重要な監督責任を負う。

ほとんどの上級下士官は尉官よりも軍歴の長いものが多く、上級下士官が公式にもつ責任と非公式に受ける敬意は尉官に勝るとも劣らない場合が多い。

いくつかの国では、准士官の階級は専門職に対する階級とし最も功績ある下士官に対する階級を下士官に留めおく場合もある(最先任最上級曹長など)。

下士官の階級は典型的にはかなり多くの格付けの曹長、軍曹と伍長(陸軍、海兵隊と空軍)、兵曹(海軍と沿岸警備隊)である。

米軍に顕著に見られるように、先進国、特に徴兵制を廃止した国では曹の人員が増える傾向にある。

  • 兵卒はいわば「捨て駒」であり、先進国の国民たる者には(たとえ軍人であっても)そのような任務を与えづらいため、ほぼ新兵しか兵卒となりえない
  • 戦争の近代化に伴い、兵器の操作も高度化し、(ある程度専門化した技術を持っている)下士官の果たす役割が大きい
  • 同じく兵器の高度化にともない省力化がなされ、兵卒の必要性が小さくなり、相対的に下士官が増加した(余談だが、極度に省力化を推進した旧ソ連の原子力潜水艦の場合、下士官すら必要なくなり、乗員は士官のみになるくらいであった)。

といった理由によるものと思われる。

指揮権限がないは通常は○○兵のような肩書きをもつ。いくつかの国や軍種では、異なる兵科では肩書きも異なる。兵の階級には様々な格付けがあるかもしれないが、しかしそれらは通常は権限が増えるのではなく給与の変化を反映しているに過ぎない。これらが技術的に階級であるかどうかは、国や軍種による。

階級符号

NATO 階級符号

北米と西欧の多国間軍事同盟である北大西洋条約機構 (NATO) では、標準化合意書で「NATO 軍人階級符号」(the NATO codes for grades of military personnel) を制定している。標準化合意書の別表では加盟各国の軍隊の階級と NATO 階級符号との対応が定められている。

  • 士官:OF-1 から OF-10(昇順)。英語の Officers に由来する。
  • 見習士官:OF (D)。英語の Officers Designate に由来する。
  • 准士官:WO-1 から WO-5(昇順)。英語の Warrant Officers に由来する。
  • その他の階級:OR-1 から OR-9(昇順)。英語の Other Ranks に由来する。

NATO では OR-5 から OR-9 に含まれる階級は下士官とみなされるが、加盟各国の軍隊の下士官の範囲とは必ずしも一致しない。なお、一般的な制度における准士官は上級の下士官として「その他の階級」に含まれるが、ギリシャ軍、イタリア軍、ポーランド軍、ルーマニア軍及びアメリカ軍の准士官は、少尉と下士官の間の「士官」にも「その他の階級」にも含まれない別の階級であるため、階級符号も別に設けられている。

アメリカ軍給与等級

アメリカ軍では軍人の基本給と階級の対応付けに使用する連邦政府規準として給与等級 (pay grade) を定めている。この給与等級はアメリカ合衆国連邦政府における職階制給与制度に含まれる。

  • 士官:O-1 から O-11(昇順)。英語の Officers に由来する。O-1 と O-2 は NATO 階級符号の OF-1 に、O-3 以上はそれぞれ NATO 階級符号 OF-2 以上に相当する。
  • 准士官:W-1 から W-5(昇順)。英語の Warrant Officers に由来する。W-1 から W-5 はそれぞれ NATO 階級符号の WO-1 から WO-5 に相当する。
  • 下士官兵:E-1 から E-9(昇順)。英語の Enlisted personnel に由来する。E-1 から E-9 はそれぞれ NATO 階級符号の OR-1 から OR-9 に相当する。

アメリカ軍の下士官は E-4 以上に分類される。ただし、兵であっても E-4 以上に分類されることがある。

国際比較

元帥

軍全体の総司令官など。あるいは名誉階級。

元帥に相当する階級呼称の一覧
  元帥
NATO 階級符号 OF-10
旧日本軍 元帥大将1
韓国軍 원수2(元帥)
朝鮮人民軍 陸軍 조선민주주의인민공화국대원수3
(朝鮮民主主義人民共和国大元帥)
조선민주주의인민공화국원수3
(朝鮮民主主義人民共和国元帥)
조선인민군원수
(朝鮮人民軍元帥)
조선인민군차수
(朝鮮人民軍次帥)
海軍  
空軍
中華民国国軍 特級上將4(特級上将)
中国人民解放軍 中华人民共和国元帅5
中華人民共和国元帥
一级上将5(一級上将)
ロシア軍 Маршал Российской Федерацииロシア連邦元帥
オーストリア=
ハンガリー帝国
陸軍 Feldmarschall (Ta'bornagy)(陸軍元帥)
海軍 Großadmiral (Veze'rtengernagy)(海軍元帥)
帝政ドイツ軍 陸軍 Generalfeldmarschall6陸軍元帥
海軍 Großadmiral6海軍元帥。直訳では「大提督」。)
ドイツ国防軍 陸軍 Reichsfeldmarschall6国家元帥 Generalfeldmarschall陸軍元帥空軍元帥
空軍
海軍 Großadmiral海軍元帥
ナチス親衛隊 Reichsführer-SS親衛隊全国指導者。階級名でなく、役職名。)
フランス軍 陸軍 Maréchal de France7(フランス元帥)
海軍 Amiral de France7(フランス元帥 or フランス提督)
イギリス軍 海軍 Admiral of the Fleet8海軍元帥
陸軍 Field Marshal8陸軍元帥
空軍 Marshal of the Royal Air Force8空軍元帥
アメリカ軍 陸軍 General of the Armies of the United States9 General of the Army9(陸軍元帥)
海軍 Admiral of the Navy9 Fleet Admiral9(海軍元帥)
空軍   General of the Air Force9(空軍元帥)

上に記した表の注釈

  1. 日本軍の「元帥」は、階級ではなく、陸海軍大将のうち特に功績のあった者で、元帥府に列せられた大将に親授された称号。
  2. 韓国軍の원수(元帥)は、名誉昇任の階級。
  3. 朝鮮人民軍の조선민주주의인민공화국대원수(朝鮮民主主義人民共和国大元帥)は金日成のみが、조선민주주의인민공화국원수(朝鮮民主主義人民共和国元帥)は金正日のみが保持。
  4. 中華民国軍の特級上將は2000年に廃止された。
  5. 中国人民解放軍の一级上将(一級上将)は1994年に廃止された。また、かつて中华人民共和国大元帅(中華人民共和国大元帥)と中华人民共和国元帅(中華人民共和国元帥)があったが、文化大革命にともない1965年に廃止。
  6. 帝政ドイツ軍には平時の名誉階級として元帥位を帯びた上級大将 (Generaloberst mit dem Rang eines Generalfeldmarschalls / Generaloberst mit dem Rang als Generalfeldmarschall) があった。また、ヒトラーは1940年にゲーリングに元帥位 (General-feld-marschall) より上位の国家元帥位 (Reichs-feld-marschall) を与えた。
  7. フランス軍の Maréchal de France 及び Amiral de France は、階級ではなく称号。
  8. イギリス軍の Admiral of the FleetField Marshal 及び Marshal of the Royal Air Force は、戦時または名誉昇任の階級。
  9. アメリカ軍の General of the ArmyFleet Admiral 及び General of the Air Force は、戦時のみの階級。海兵隊には元帥位は存在しない。また General of the Armies of the United States 及び Admiral of the Navy は名誉階級。

将官

陸軍では旅団(または師団軍団)以上の部隊、海軍では艦隊の司令官など。陸軍大将以下少将、海軍大将以下少将までの階級が将官に属す。米国など准将の階級も置かれている国もあり、その国の階級制度によって代将 (Commodore) と呼ばれる場合もある。

将官の階級呼称の一覧
  大将 中将 少将 准将
NATO 階級符号 OF-9 OF-8 OF-7 OF-6
日本軍 大将 中将 少将  
陸上自衛隊 統合幕僚長1及び陸上幕僚長たる陸将 (General2) 陸将 (Lieutenant General2) 陸将補3 (Major General2)  
海上自衛隊 統合幕僚長1及び海上幕僚長たる海将 (Admiral2) 海将 (Vice Admiral2) 海将補3 (Rear Admiral2)
航空自衛隊 統合幕僚長1及び航空幕僚長たる空将 (General2) 空将 (Lieutenant General2) 空将補3 (Major General2)
中国人民解放軍 上将4 中将 少将 大校5
帝政ドイツ陸軍 Generaloberst(上級大将) General6(大将) Generalleutnant(中将) Generalmajor(少将)
帝政ドイツ海軍 Admiral Vizeadmiral Konteradmiral  
ドイツ国防軍陸軍 Generaloberst(上級大将) General6(大将) Generalleutnant(中将) Generalmajor(少将)
ドイツ国防軍空軍 General der Flieger(空軍大将)
ドイツ国防軍海軍 Generaladmiral Admiral Vizeadmiral Konteradmiral
ナチス親衛隊
(ナチス党の党内組織)
SS-Oberstgruppenführer
(高級集団指揮官/親衛隊上級大将)
SS-Obergruppenführer
(上級集団指揮官/親衛隊大将)
SS-Gruppenführer
(集団指揮官/親衛隊中将)
SS-Brigadeführer
(旅団指揮官/親衛隊少将)
ドイツ連邦軍陸軍 General7 Generalleutnant Generalmajor Brigadegeneral
ドイツ連邦軍空軍
ドイツ連邦軍海軍 Admiral7 Vizeadmiral Konteradmiral Flottillenadmiral8
オーストリア・ハンガリー帝国陸軍 Generaloberst (Vezérezredes9) General Feldmarschalleutnant (Altábornagy) Generalmajor (Vezérőrnagy)
オーストリア・ハンガリー帝国海軍 Admiral (Tengernagy) Vizeadmiral (Altengernagy) Konteradmiral (Ellentengernagy)  
オーストリア連邦陸軍 General10 Generalleutnant10 Generalmajor10 Brigadier
フランス陸軍 Général d'armée Général de corps Général de division Général de brigade
フランス海軍 Amiral Vice-amiral d'escadre11 Vice-amiral11 Contre-amiral11
フランス空軍 Général d'armée aérienne Général de corps aérien Général de division aérienne Général de brigade aérienne
イギリス海軍 Admiral Vice Admiral Rear Admiral Commodore12
イギリス海兵隊 General Lieutenant General Major General Brigadier12
イギリス陸軍
イギリス空軍 Air Chief Marshal Air Marshal Air Vice Marshal Air Commodore12
朝鮮人民軍 대장(大将) 상장(上将) 중장(中将) 소장(少将)
韓国軍 대장(大将) 중장(中将) 소장(少将) 준장(准将)
ロシア陸軍 Генерал армии (General armii13) Генерал-полковник (General-polkovnik13) Генерал-лейтенант (General-lejtenant13) Генерал-майор (General-major13)
ロシア海軍 Адмирал флoта (Admiral flota13) Адмирал (Admiral13) Вице-адмирал (Vice-admiral13) Контр-адмирал (Kontr-admiral13)
中華民国陸軍 一級上將 二級上將 中將 少將  
中華民国空軍
中華民国海軍
中華民国海軍陸戦隊
アメリカ陸軍 General Lieutenant General Major General Brigadier General
アメリカ空軍
アメリカ海兵隊
アメリカ海軍 Admiral Vice Admiral Rear Admiral Upper Half Rear Admiral Lower Half
上に記した表の注釈
  1. 統合幕僚長は、その出身自衛隊の幕僚長と同一の階級呼称を使用する。
  2. 自衛官の階級の英語表記は、日本政府が対外的に紹介する際に便宜的に用いているものの一例。
  3. 実際の運用としては、自衛官の俸給表は一般的には階級別になっているが、将補の場合は政令で指定された官職(いわゆる指定職)を占める者と、指定職以外の官職を占める者で適用される俸給表の区分が異なることから、将補の中でも2段階あるとみなすこともできる。なお、陸将、海将及び空将であっても指定職以外の官職を占める者は俸給表の将補(二)欄が適用される。(参考:防衛庁の職員の給与等に関する法律別表第2、防衛人事審議会議事録(平成16年1月22日)
  4. 中国人民解放軍にはかつて大将の階級が上将の上にあったが、文化大革命にともない1965年に廃止。
  5. 中国人民解放軍の大校は、将官ではなく佐官(中国語では校官)。
  6. 帝政ドイツ陸軍 (Kaiserliche Heer, 1871年 - 1919年)、ワイマール共和国国防軍 (Reichswehr, 1919年 - 1935年) の陸軍 (Reichsheer)、ナチスドイツ国防軍 (Wehrmacht, 1935年 - 1945年) の陸軍 (Heer) の各兵科名称をつける。
    • 歩兵科:General der Infanterie
    • 砲兵科:General der Artillerie
    • 騎兵科:General der Kavallerie
    • 工兵科:General der Pioniere
    • 通信兵科:General der Fernmeldetruppen
    • 輜重兵科:General des Nachschub
    • 山岳兵科:General der Gebirgstruppe
    • 装甲兵科:General der Panzertruppe
  7. ドイツ連邦軍 (Bundeswehr) の陸軍と空軍の General 及び海軍の Admiral は、1962年導入。
  8. ドイツ連邦海軍の Flottillenadmiral の英語表記は Rear Admiral (Lower half)
  9. オーストリア・ハンガリー帝国陸軍の Generaloberst (Veze'rezredes) は、1915年導入。
  10. オーストリア連邦陸軍の GeneralKorpskommandant、及び Divisionär は、1965年導入。2002年 KorpskommandantGeneralleutnant に、DivisionärGeneralmajor に改称。
  11. 1975年6月30日のNATO標準化合意書では、フランス海軍は以下のような階級構成を採っていたが1992年に改定。
    • OF-8:Vice-amiral d'escadre、及び Vice-amiral
    • OF-7:Contre-amiral
    • OF-6:Capitaine de vaisseau chef de division(代将たる大佐)
  12. イギリス海軍の Commodore、イギリス海兵隊とイギリス陸軍の Brigadier、およびイギリス空軍の Air Commodore は、将官ではなく佐官。
  13. キリル文字のラテン翻字には多数の方式、表記があり、ここにあげたものは一例である。

佐官

陸軍では連隊から大隊程度の部隊の指揮官、海軍では艦長、副長、船務長その他の科長など、空軍では航空団、作戦群、飛行大隊程度の部隊の指揮官。

佐官の階級呼称の一覧
  大佐 中佐 少佐
NATO 階級符号 OF-5 OF-4 OF-3
日本軍 大佐1 中佐 少佐
陸上自衛隊 1等陸佐2 (Colonel3) 2等陸佐 (Lieutenant Colonel3) 3等陸佐 (Major3)
海上自衛隊 1等海佐2 (Captain3) 2等海佐 (Commander3) 3等海佐 (Lieutenant Commander3)
航空自衛隊 1等空佐2 (Colonel3) 2等空佐 (Lieutenant Colonel3) 3等空佐 (Major3)
中国人民解放軍 上校4 中校 少校
帝政ドイツ陸軍 Oberst Oberstleutnant Major
帝政ドイツ海軍 Kapitän zur See Fregattenkapitän Korvettenkapitän
ドイツ国防軍陸軍 Oberst Oberstleutnant Major
ドイツ国防軍空軍
ドイツ国防軍海軍 Kommodore Kapitän zur See Fregattenkapitän Korvettenkapitän
ナチス親衛隊
(ナチス党の党内組織)
SS-Oberführer
(上級指揮官/親衛隊上級大佐)
SS-Standartenführer
(連隊指揮官/親衛隊大佐)
SS-Obersturmbannführer
(上級大隊指揮官/親衛隊中佐)
SS-Sturmbannführer
(大隊指揮官/親衛隊少佐)
ドイツ連邦陸軍 Oberst Oberstleutnant Major
ドイツ連邦空軍
ドイツ連邦海軍 Kapitän zur See Fregattenkapitän Korvettenkapitän5
オーストリア・ハンガリー帝国陸軍 Oberst (Ezredes) Oberstleutnant (Alezredes) Major (Őrnagy)
オーストリア・ハンガリー帝国海軍 Linienschiffskapitän (Sorhajókapitány) Fregattenkapitän (Fregattkapitány) Korvettenkapitän (Korvettkapitány)
オーストリア連邦陸軍 Oberst Oberstleutnant Major
フランス陸軍 Colonel Lieutenant-colonel Commandant6
フランス空軍
フランス海軍 Capitaine de vaisseau Capitaine de frégate Capitaine de corvette
イギリス海軍 Captain Commander Lieutenant Commander
イギリス海兵隊 Colonel Lieutenant Colonel Major
イギリス陸軍
イギリス空軍 Group Captain Wing Commander Squadron Leader
朝鮮人民軍 대좌(大佐) 상좌(上佐) 중좌(中佐) 소좌(少佐)
韓国軍 대령(大領) 중령(中領) 소령(少領)
ロシア陸軍 Полковник (Polkovnik7) Подполковник (Podpolkovnik7) Майор (Major7)
ロシア海軍 Капитан первого ранга (Kapitan pervogo ranga7) Капитан второго ранга (Kapitan vtorogo ranga7) Капитан третьего ранга (Kapitan tretyego ranga7)
中華民国軍 上校 中校 少校
アメリカ陸軍 Colonel Lieutenant Colonel Major
アメリカ空軍
アメリカ海兵隊
アメリカ海軍 Captain Commander Lieutenant Commander
上に記した表の注釈
  1. 大佐は陸軍では「タイサ」とよみ、海軍では「ダイサ」とよむ。
  2. 自衛官の階級の英語表記は、日本政府が対外的に紹介する際に便宜的に用いているものの一例。
  3. 実際の運用としては、自衛官の俸給表は一般的には階級別になっているが、1佐の場合は官職及び一般職に属する国家公務員との均衡を考慮して、適用される俸給表が1佐の(一)(二)(三)と区分されることから、1佐の中でも3段階あるとみなすこともできる。(参考:防衛庁の職員の給与等に関する法律別表第2、防衛人事審議会議事録(平成16年1月22日)
  4. 中国人民解放軍には大校の階級が、上校の上にある。
  5. ドイツ連邦軍海軍の Korvettenkapitän の英語表記は Commander (Junior grade)
  6. フランス陸軍の Commandant は、正式には下記の通り。とはいえ、この階級の士官に呼びかけるときは陸軍の全兵科で Mon Commandant である。
    • 歩兵科、工兵科、信号科:Chef de bataillon
    • 機甲科、騎兵科:Chef d'escadrons
    • 憲兵科、砲兵科、輜重科:Chef d'escadron
  7. キリル文字のラテン翻字には多数の方式、表記があり、ここにあげたものは一例である。

尉官

陸軍では中隊以下の部隊の指揮官など、海軍では船務士等、分隊長、分隊士など、空軍では飛行中隊以下の部隊の指揮官など。

尉官の階級呼称の一覧
  大尉 中尉 少尉 少尉心得
NATO 階級符号 OF-2 OF-1 OF(D)
日本軍 大尉1 中尉 少尉  
陸上自衛隊 1等陸尉 (Captain2) 2等陸尉 (First Lieutenant2) 3等陸尉 (Second Lieutenant2)  
海上自衛隊 1等海尉 (Lieutenant2) 2等海尉 (Lieutenant Junior Grade2) 3等海尉 (Ensign2)
航空自衛隊 1等空尉 (Captain2) 2等空尉 (First Lieutenant2) 3等空尉 (Second Lieutenant2)
中国人民解放軍 上尉3 中尉 少尉  
帝政ドイツ陸軍 Hauptmann / Rittmeister4 Oberleutnant Leutnant Feldwebelleutnant
帝政ドイツ海軍 Kapitänleutnant Oberleutnant zur See Leutnant zur See  
ドイツ国防軍陸軍 Hauptmann / Rittmeister4 Oberleutnant Leutnant  
ドイツ国防軍空軍 Hauptmann
ドイツ国防軍海軍 Kapitänleutnant Oberleutnant zur See Leutnant zur See  
ナチス親衛隊
(ナチス党の党内組織)
SS-Hauptsturmführer
(高級中隊指揮官/親衛隊大尉)
SS-Obersturmführer
(上級中隊指揮官/親衛隊中尉)
SS-Untersturmführer
(中隊指揮官/親衛隊少尉)
 
ドイツ連邦陸軍 Stabshauptmann5 Hauptmann Oberleutnant Leutnant  
ドイツ連邦空軍
ドイツ連邦海軍 Stabskapitänleutnant5 Kapitänleutnant Oberleutnant zur See Leutnant zur See
オーストリア・ハンガリー帝国陸軍 Hauptmann4 (Százados) Oberleutnant (Főhadnagy) Leutnant (Hadnagy)  
オーストリア・ハンガリー帝国海軍 Linienschiffsleutnant (Sorhajóhadnagy) Fregattenleutnant (Fregatthadnagy) Korvettenleutnant (Korvetthadnagy)
オーストリア連邦陸軍 Hauptmann Oberleutnant Leutnant
フランス陸軍 Capitaine Lieutenant Sous-lieutenant Aspirant
フランス空軍
フランス海軍 Lieutenant de vaisseau Enseigne de vaisseau de première classe Enseigne de vaisseau de deuxième classe
イギリス海軍 Lieutenant Sub-Lieutenant Midshipman
イギリス海兵隊 Captain Lieutenant Second Lieutenant  
イギリス陸軍 Officer Designate
イギリス空軍 Flight Lieutenant Flying Officer Pilot Officer
朝鮮人民軍 대위(大尉) 상위(上尉) 중위(中尉) 소위(少尉)
韓国軍 대위(大尉) 중위(中尉) 소위(少尉)  
ロシア陸軍 Капитан (Kapitan6) Старший лейтенант (Starshij lejtenant6) Лейтенант (Lejtenant6) Младший лейтенант (Mladshij lejtenant6)
ロシア海軍 Капитан-лейтенант (Kapitan-lejtenant6)
中華民国軍 上尉 中尉 少尉  
アメリカ陸軍 Captain First Lieutenant Second Lieutenant  
アメリカ空軍
アメリカ海兵隊
アメリカ海軍 Lieutenant Lieutenant Junior Grade Ensign
上に記した表の注釈
  1. 大尉は陸軍では「タイイ」とよみ、海軍では「ダイイ」とよむ。
  2. 自衛官の階級の英語表記は、日本政府が対外的に紹介する際に便宜的に用いているものの一例。
  3. 中国人民解放軍にはかつて大尉の階級が上尉の上にあったが、1965年に廃止。
  4. 帝政ドイツ陸軍、ドイツ国防軍陸軍及びオーストリア・ハンガリー帝国陸軍の Hauptmann は騎兵では Rittmeister
  5. ドイツ連邦軍の Stabshauptmann、及び Stabskapitänleutnant は1993年に新設された技術部の階級で、兵科将校の階級ではない。
  6. キリル文字のラテン翻字には多数の方式、表記があり、ここにあげたものは一例である。

士官候補生

士官候補生は士官となるための教育を受けている者。便宜上下士官などの階級を与えられる場合と、独立した階級を与えられる場合がある。

士官候補生の階級呼称の一覧
日本海軍 少尉候補生1
自衛隊 幹部候補生たる曹長2
ドイツ陸軍 Oberfähnrich / Fähnrich / Fahnenjunker / Oberstabsgefreiter Offizieranwärter / Stabsgefreiter Offizieranwärter / Hauptgefreiter Offizieranwärter / Obergefreiter Offizieranwärter / Gefreiter Offizieranwärter / Schütze Offizieranwärter
ドイツ空軍
ドイツ海軍 Oberfähnrich zur See / Fähnrich zur See / Seekadett / Oberstabsgefreiter Offizieranwärter / Stabsgefreiter Offizieranwärter / Hauptgefreiter Offizieranwärter / Obergefreiter Offizieranwärter / Gefreiter Offizieranwärter / Schütze Offizieranwärter
ナチス親衛隊
(ナチス政党の党内組織)
Junker(幹部候補生)
オーストリア・ハンガリー帝国陸軍 Fähnrich (Zászlós)
オーストリア・ハンガリー帝国海軍 Seefähnrich
オーストリア連邦陸軍 Fähnrich
フランス軍 Élève-officier
イギリス軍 Officer Cadet
アメリカ陸軍 Cadet
アメリカ海兵隊
アメリカ海軍 Midshipman
アメリカ空軍 Aviation Cadet
上に記した表の注釈
  1. 日本海軍の少尉候補生は兵曹長の下、上等兵曹の上、すなわち准士官と下士官の間の階級とされた。
  2. 自衛隊の幹部候補生学校の幹部候補生の階級は曹長(下士官)である。陸上自衛隊幹部候補生学校の幹部候補生は陸曹長、海上自衛隊幹部候補生学校の幹部候補生は海曹長、航空自衛隊幹部候補生学校の場合は空曹長である。ただし、幹部勤務を命ぜられた者については幹部(士官)相当、そうでない者についてはその階級相当(つまり下士官相当)とするものと定められている。(陸上自衛隊服務細則第10条、他)
  3. ドイツ連邦陸軍とドイツ連邦空軍の士官候補生の階級は、右に記した下士官兵の階級とそれぞれ同等の階級である。
    • OberfähnrichHauptfeldwebel
    • FähnrichFeldwebel
    • FahnenjunkerUnteroffizier
    • Oberstabsgefreiter OffizieranwärterOberstabsgefreiter
    • Stabsgefreiter OffizieranwärterStabsgefreiter
    • Hauptgefreiter OffizieranwärterHauptgefreiter
    • Obergefreiter OffizieranwärterObergefreiter
    • Gefreiter OffizieranwärterGefreiter
    • Schütze OffizieranwärterSoldat
  4. ドイツ連邦海軍の士官候補生の階級は、右に記した下士官兵の階級とそれぞれ同等の階級である。
    • Oberfähnrich zur SeeHauptbootsmann
    • Fähnrich zur SeeBootsmann
    • SeekadettMaat
    • Oberstabsgefreiter OffizieranwärterOberstabsgefreiter
    • Stabsgefreiter OffizieranwärterStabsgefreiter
    • Hauptgefreiter OffizieranwärterHauptgefreiter
    • Obergefreiter OffizieranwärterObergefreiter
    • Gefreiter OffizieranwärterGefreiter
    • Schütze OffizieranwärterSoldat

特務士官・准士官(士官相当官)

日本海軍の特務士官は士官相当の階級の准士官であった。特務士官と准士官を合わせて特准と称した。特務士官になるものは兵からのたたき上げで、兵、下士官、准士官を経て特務士官に昇任した。士官相当の階級とはいえ制服や階級章は将校とは別であり作戦指揮権はなかった。例は少ないが特務士官から士官へ転官して士官の海軍少佐に昇任することができた。

日本海軍の特務士官は次のように変遷。

  • 1897年9月16日、准士官に兵曹長を設置し高等官(奏任官:少尉相当官)とする。
  • 1915年12月2日、兵曹長の官階を准士官から新設した特務士官に変更。
  • 1920年4月1日、特務士官で最も上の階級を大尉相当官に改め特務大尉と特務中尉を新設、兵曹長を特務少尉に改称。
  • 1942年11月1日、特務士官の階級呼称を改め、特務大尉を大尉、特務中尉を中尉、特務少尉を少尉とする。
日本海軍の特務士官及び准士官の階級呼称の変遷
官階 1897年~1915年 1915年~1920年 1920年~1942年 1942年~1945年
特務士官(奏任官四等)     特務大尉 大尉
特務士官(奏任官五等)     特務中尉 中尉
特務士官(奏任官六等)   兵曹長 特務少尉 少尉
准士官(奏任官六等) 兵曹長      
准士官(判任官一等) 上等兵曹 上等兵曹 兵曹長 兵曹長


英国海軍においても1950年代までの兵曹長 (Warrant Officer) は、日本海軍の特務士官やアメリカ軍の准士官 (Warrant Officer) と同様の階級であった。なお、1970年代以降の英国海軍の兵曹長 (Warrant Officer) は英国陸軍のような上級の下士官である。

アメリカ軍の准士官 (Warrant Officer) は、士官よりも下、下士官よりも上で、そのどちらにも属さない別個の階級であり、独立したキャリア制度である。本来、厳密には高度な技術を備えた専門職のための階級である。特殊な例としては、軍の内部で発生した犯罪の捜査を行うCID(犯罪捜査部)の捜査官は、将校でも下士官でもないその特性が捜査に都合がよい事もあり准士官が充てられている。アメリカ空軍の准士官は1986年に廃止された。 アメリカ海軍には Warrant Officer の階級はないが Chief Warrant Officer の階級はある。

Chief Warrant Officer には給与等級 E-7、E-8 または E-9 に該当する階級から昇任できる。アメリカ陸軍やアメリカ海兵隊では Warrant Officer には給与等級 E-7 未満に該当する階級からも昇任できる。

このように、アメリカ軍の昇任経路からみると下士官 (E-7, E-8, E-9) と准士官 (WO1, CW2, CW3) の階級が同等の階級として並立している。一方、待遇からみると、アメリカ軍の Chief Warrant Officer の給与と特権は階級によるが士官と同じである。准士官には将校の給与等級と同程度の給与が支払われる。しかしそれは准士官は軍での経歴が長いことが普通だからであり、時としてもっと高いこともある。WO の給与は O-1(少尉)よりも若干高い、CW2 の給与は O-3/O-4(大尉/少佐)とおおまかに同じ、CW3 の給与は O-4/O-5(少佐/中佐)とおおよそ同じである。

韓国軍の준위(准尉)は、各種専門技術行政担当の職に補される。専門技術職に携わる将校(士官)と副士官の間に位する准士官の階級であり、各部隊及び機甲部隊で兵器、弾薬、輸送、陸軍航空などの専門職を任務とする。韓国軍の階級を3段階で分類する時は通常は将校に含まれる。

准士官(士官相当官)の階級呼称の一覧
NATO 階級符号 WO-5 WO-4 WO-3 WO-2 WO-1
韓国軍     준위(准尉)    
アメリカ陸軍 Chief Warrant Officer 5 (CW5) Chief Warrant Officer 4 (CW4) Chief Warrant Officer 3 (CW3) Chief Warrant Officer 2 (CW2) Warrant Officer 1 (WO1)
アメリカ海兵隊
アメリカ海軍  

准士官・上級下士官

准士官は士官以外の階級では最上位であり、辞令をうけて士官に準ずる特権と待遇を与えられる。一般に先任の下士官が准士官へと昇任し、下士官から士官へ昇任する制度がない場合は、下士官兵からの経歴における最も上の階級である。なお、アメリカ軍の准士官は、ここで説明する准士官とは別の階級制度である。

アメリカ軍の最上級下士官に特有の職名に軍最先任上級曹長等がある。これらの職はアメリカ陸海空軍・海兵隊・沿岸警備隊の各軍種で最先任の下士官を代表し、各軍種においてそれぞれ一人だけが任命される。

准士官・上級下士官の階級呼称の一覧
  准尉・兵曹長
NATO 階級符号 OR-9 OR-8
日本陸軍 准尉1  
日本海軍 兵曹長2  
陸上自衛隊 准陸尉3(Warrant Officer4) 陸曹長5(Sergeant Major4)
海上自衛隊 准海尉3(Warrant Officer4) 海曹長5(Chief Petty Officer4)
航空自衛隊 准空尉3(Warrant Officer4) 空曹長5(Senior Master Sergeant4)
中国人民解放軍 六级士官6(六級士官) 五级士官6(五級士官)
帝政ドイツ陸軍 Offiziersstellvertreter Etatmäßiger Feldwebel
ドイツ国防軍陸軍 Stabsfeldwebel Hauptfeldwebel
ドイツ国防軍空軍
ドイツ国防軍海軍 Stabsoberfeldwebel zur See Stabsfeldwebel zur See
ナチス親衛隊
(ナチス党の党内組織)
Sturmscharführer(中隊付小隊指揮官) Hauptscharführer(高級小隊指揮官)
ドイツ連邦軍陸軍 Oberstabsfeldwebel Stabsfeldwebel Hauptfeldwebel
ドイツ連邦軍空軍
ドイツ連邦軍海軍 Oberstabsbootsmann Stabsbootsmann Hauptbootsmann
フランス陸軍 Major Adjudant-chef Adjudant
フランス空軍
フランス海軍 Maître principal Premier maître
英国海軍 Warrant Officer Class 17 (WO1) Warrant Officer Class 27 (WO2)
英国海兵隊 Warrant Officer Class 1 (WO1) (Regimental Sergeant Major (RSM)) Warrant Officer Class 1 (WO1)(その他の職) Warrant Officer Class 2 (WO2) (Company Sergeant Major (CSM)) Warrant Officer Class 2 (WO2)(その他の職)
英国陸軍 Warrant Officer Class 1 (WO1)(最上級の職8 Warrant Officer Class 1 (WO1)(Regimental Sergeant Major (RSM)など9 Warrant Officer Class 1 (WO1)(その他の職) Warrant Officer Class 2 (WO2)(Company Sergeant Major (CSM)など10 Warrant Officer Class 2 (WO2)(その他の職)
英国空軍 Warrant Officer11 (WO)  
朝鮮人民軍 특무상사(特務上士) 상사(上士)
韓国軍 원사(元士)12 상사(上士)12
ロシア陸軍 Старший прапорщик13 (Starshij praporshchik14) Прапорщик (Praporshchik14)
ロシア海軍 Старший мичман13 (Starshij michman14) Мичман (Michman14)
中華民国軍 一等士官長15 二等士官長15
アメリカ陸軍 Sergeant Major of the Army16 (SMA) Command Sergeant Major17 (CSM) Sergeant Major18 (SGM) First Sergeant (1SG) Master Sergeant (MSG)
アメリカ海兵隊 Sergeant Major of the Marine Corps19 (SgtMajMC) Sergeant Major (SgtMaj) Master Gunnery Sergeant20 (MGySgt) First Sergeant (1st Sgt) Master Sergeant (MSgt)
アメリカ海軍 Master Chief Petty Officer of the Navy21 (MCPON) Force Master Chief Petty Officer (FORCM)
Fleet Master Chief Petty Officer (FLTCM)
Command Master Chief Petty Officer (CMDCM) Master Chief Petty Officer (MCPO) Senior Chief Petty Officer (SCPO)
アメリカ空軍 Chief Master Sergeant of the Air Force22 (CMSAF) Command Chief Master Sergeant23 (CCM) Chief Master Sergeant24 (CMSgt) Senior Master Sergeant24 (SMSgt)
上に記した表の注釈
  1. 日本陸軍の准尉は、1932年に特務曹長から改称。
  2. 日本海軍の兵曹長は次のように変遷。
    • 1886年7月12日、兵曹上長及び兵曹長の呼称を上等兵曹に改定。
    • 1897年9月16日、准士官に兵曹長を設置し高等官(少尉相当官)とする。
    • 1915年12月2日、兵曹長の官階を准士官から新設した特務士官に変更。
    • 1920年4月1日、特務士官で最も上の階級を大尉相当官に改め特務大尉と特務中尉を新設、兵曹長を特務少尉に改称し、同時に准士官の上等兵曹を兵曹長に改称。
  3. 自衛隊の准尉、すなわち准陸尉、准海尉および准空尉は、1970年5月に新設。
  4. 自衛官の階級の英語表記は、日本政府が対外的に紹介する際に便宜的に用いているものの一例。
  5. 自衛隊の曹長、すなわち陸曹長、海曹長および空曹長は、1980年11月に新設。なお、これらは下士官(曹)の階級である。(参考:防衛白書平成16年度版(自衛隊の階級)
  6. 中国人民解放軍では1998年に階級呼称を大きく変更している。以下、元の階級名は右側に表記。
    • 六级士官(六級士官):四级军士长(四級軍士長)、四级专业军士(四級専業軍士)、三级军士长(三級軍士長)及び三级专业军士(三級専業軍士)
    • 五级士官(五級士官):二级军士长(二級軍士長)及び二级专业军士(二級専業軍士)であった。
  7. 英国海軍では2004年4月1日に Warrant Officer (WO) を Warrant Officer Class 1 (WO1) に改称し、Warrant Officer Class 2 (WO2) を導入。
    かつては、通常は OR-7 であるが、他の Chief Petty Officer (CPO) よりも上の、Charge Chief Petty Officer (CCPO) の階級があり、Charge Chief Artificer(高度な資格がある技術職の CCPO)に NATO OR-8 の地位が与えられることもあったが、それでもなお英国陸軍や英国海兵隊の WO2 よりも下のままであった。
    WO2 導入時に、CCPO は全員 WO2 に昇任。
  8. 英国陸軍の Warrant Officer Class 1 (WO1) で最上級の職は、上から順に、
    • 輜重科の Conductor (Cdr)
    • Academy Sergeant Major (AcSM)
    • ロンドン軍区の Garrison Sergeant Major (GSM)
  9. 英国陸軍の Warrant Officer Class 1 (WO1) のうち下記の職を含む。これらの職はこの表で同等のアメリカ軍の階級と職務が似ているが、他の WO1 と同じ階級である。
    • Regimental Sergeant Major (RSM)
    • Garrison Sergeant Major (GSM)
    • 近衛騎兵隊の Regimental Corporal Major (RCM)
  10. 英国陸軍の Warrant Officer Class 2 (WO2) のうち下記の職を含む。これらの職はこの表で同等のアメリカ軍の階級と職務が似ているが、他の WO2 と同じ階級である。
    • Company Sergeant Major (CSM)
    • Squadron Sergeant Major (SSM)
    • 英国砲兵隊の Battery Sergeant Major (BSM)
    • 近衛騎兵隊の Squadron Corporal Major (SCM)
    • Band Sergeant Major
  11. 英国空軍では1939年に Warrant Officer Class IWarrant Officer (WO) に改称。また、Warrant Officer Class II 廃止。
    1930年代までの別名 Sergeant Major 1st Class 及び Sergeant Major 2nd Class
  12. 韓国軍は1962年に呼称変更。旧名は右側に表記。
    • 원사(元士):특무상사(特務上士)
    • 상사(上士):일등상사(一等上士)
  13. ロシア軍の Старший прапорщик 及び Старший мичман は、ソビエト連邦時代の1981年に新設。
  14. キリル文字のラテン文字転写には多数の方式、表記があり、ここにあげたものは一例である。
  15. 中華民国軍の一等士官長二等士官長及び三等士官長は、台湾へ移転後に新設。
  16. アメリカ陸軍の Sergeant Major of the Army は、1966年に新設。陸軍最先任上級曹長。
  17. アメリカ陸軍の Command Sergeant Major は、1966年に新設。
  18. アメリカ陸軍の Sergeant Major は、1958年新設。
  19. アメリカ海兵隊の Sergeant Major of the Marine Corps は、1957年新設。海兵隊最先任上級曹長。
  20. アメリカ海兵隊の Master Gunnery Sergeant は、1958年新設。
  21. アメリカ海軍の Master Chief Petty Officer of the Navy は、1967年に新設。海軍先任伍長。
  22. アメリカ空軍の Chief Master Sergeant of the Air Force は、1967年に新設。空軍下士官兵先任。
  23. アメリカ空軍の Command Chief Master Sergeant は、1998年に新設。
  24. アメリカ空軍の Chief Master Sergeant 及び Senior Master Sergeant は、1958年に新設。

下士官

下士官の階級呼称の一覧
  曹長・上等兵曹 軍曹・一等兵曹 伍長・二等兵曹
NATO 階級符号 OR-7 OR-6 OR-5
日本陸軍 曹長 軍曹1 伍長2
日本海軍 上等兵曹3 一等兵曹3 二等兵曹3
陸上自衛隊 1等陸曹 (Master Sergeant4) 2等陸曹 (Sergeant 1st Class4) 3等陸曹 (Sergeant4)
海上自衛隊 1等海曹 (Petty Officer 1st Class4) 2等海曹 (Petty Officer 2nd Class4) 3等海曹 (Petty Officer 3rd Class4)
航空自衛隊 1等空曹 (Master Sergeant4) 2等空曹 (Technical Sergeant4) 3等空曹 (Staff Sergeant4)
中国人民解放軍 四级士官5(四級士官) 三级士官5(三級士官) 二级士官5(二級士官)
帝政ドイツ陸軍 Etatmäßiger Feldwebel Vizefeldwebel Sergeant Unteroffizier
ドイツ国防軍陸軍 Hauptfeldwebel Oberfeldwebel Feldwebel Unterfeldwebel Unteroffizier
ドイツ国防軍空軍
ドイツ国防軍海軍 Stabsfeldwebel zur See Oberfeldwebel zur See Feldwebel zur See Obermaat Maat
ナチス親衛隊
(政党の下部組織)
Hauptscharführer(高級小隊指揮官) Oberscharführer(上級小隊指揮官) Sharführer(小隊指揮官) Unterscharführer(下級小隊指揮官)
ドイツ連邦軍陸軍 Hauptfeldwebel Oberfeldwebel Feldwebel Stabsunteroffizier Unteroffizier
ドイツ連邦軍空軍
ドイツ連邦軍海軍 Hauptbootsmann Oberbootsmann Bootsmann Obermaat Maat
フランス陸軍 Sergent-chef /
Maréchal-des-logis-chef6
Sergent /
Maréchal-des-logis6
フランス海軍 Maître Second-maître
フランス空軍 Sergent-chef Sergent
英国海軍 Chief Petty Officer (CPO)7 Petty Officer (PO)  
英国海兵隊 Colour Sergeant (CSgt) Sergeant (Sgt)
英国陸軍 Staff Sergeant8 (SSgt) /
Staff Corporal9 (SCpl)
Sergeant (Sgt) /
Corporal of Horse9 (CoH)
英国空軍 Flight Sergeant (FS) Chief Technician10 (CT) Sergeant (Sgt)
朝鮮人民軍 중사(中士)11 하사(下士)11 상급병사(上級兵士)11
韓国軍 중사(中士)12 하사(下士)12 병장(兵長)12
ロシア陸軍 Старшина13 (Starshina14) Старший сержант (Starshij serzhant14) Сержант (Serzhant14)
ロシア海軍 Главный корабельный старшина13 (Glavnyj korabelnyj starshina14) Главный старшина (Glavnyj starshina14) Старшина первой статьи (Starshina pervoj stati14)
中華民国軍 三等士官長15 上士 中士
アメリカ陸軍 Sergeant First Class (SFC) /
Platoon Sergeant
Staff Sergeant16 (SSG) Sergeant (SGT)
アメリカ海兵隊 Gunnery Sergeant (GySgt) Staff Sergeant (SSgt) Sergeant (Sgt)
アメリカ海軍 Chief Petty Officer (CPO) Petty Officer First Class (PO1) Petty Officer Second Class (PO2)
アメリカ空軍 Master Sergeant (MSgt) Technical Sergeant (TSgt) Staff Sergeant (SSgt)
上に記した表の注釈
  1. 日本陸軍の軍曹は、1886年から1905年まで一等軍曹。
  2. 日本陸軍の伍長は、1886年から1905年まで二等軍曹。また、1886年以前のフランス式軍制ではこの階級も軍曹で、伍長はさらに下の階級。
  3. 日本海軍では、1942年11月1日に階級呼称を変更。旧呼称は右側に表記。
    • 上等兵曹:一等兵曹
    • 一等兵曹:二等兵曹
    • 二等兵曹:三等兵曹
  4. 自衛官の階級の英語表記は、日本政府が対外的に紹介する際に便宜的に用いているものの一例。
  5. 中国人民解放軍では1998年に階級呼称を大きく変更している。旧呼称は右側に表記。
    • 四级士官(四級士官):一级军士长(一級軍士長)及び一级专业军士(一級専業軍士)
    • 三级士官(三級士官):上士
    • 二级士官(二級士官):中士
  6. フランス陸軍の憲兵科、機甲科、騎兵科、砲兵科および輜重科では、他の兵科とは階級呼称が異なる。その呼称を右側に表記。
    • Sergent-chefMaréchal-des-logis-chef
    • SergentMaréchal-des-logis
  7. 英国海軍では、かつては、通常は OR-7 であるが、他の Chief Petty Officer (CPO) よりも上の、Charge Chief Petty Officer (CCPO) の階級があり、Charge Chief Artificer(高度な資格がある技術職の CCPO)に NATO OR-8 の地位が与えられることもあったが、それでもなお英国陸軍や英国海兵隊の Warrant Officer Class 2 (WO2) よりも下のままであった。
    2004年4月1日に WO2 を導入した時に、CCPO は全員 WO2 に昇任。
  8. 英国陸軍の Staff Sergeants は、Company Quartermaster Sergeant のような他の職名も持つことができる。なお、歩兵連隊においては、職名ではないが Colour Sergeant (CSgt) の肩書きが使用される。
  9. 英国陸軍の Staff Corporal、及び Corporal of Horse は近衛騎兵。
  10. 英国空軍の Chief Technician は、技術的な兵科と軍楽隊のみ。
  11. 朝鮮人民軍では1998年に階級呼称を変更している。旧呼称は右側に表記。
    • 중사(中士):新設
    • 하사(下士):상사(上士)
    • 상급병사(上級兵士):중사(中士)
  12. 韓国軍では1962年に階級呼称を変更している。旧呼称は右側に表記。
    • 중사(中士):이등상사(二等上士)
    • 하사(下士):일등중사(一等中士)
    • 병장(兵長):이등중사(二等中士)
    하사(下士)は下士官(韓国では副士官)で最も下の階級で、병장(兵長)は兵の階級である。兵分隊長制度導入によって병장(兵長)は하사(下士)が補職されていた分隊長、日直下士(当直下士)などの職責も遂行する。
    韓国軍陸軍基準では상등병(上等兵)服務9ヶ月で병장(兵長)に昇任し、通常戦闘能力は하사(下士)と同等と見なされる。
  13. ロシア軍の Старшина 及び Главный корабельный старшина は、ソビエト連邦時代の1972年に新設。
  14. キリル文字のラテン文字転写には多数の方式、表記があり、ここにあげたものは一例である。
  15. 中華民国軍の一等士官長二等士官長及び三等士官長は、台湾へ移転後に新設。
  16. アメリカ陸軍の Staff Sergeant は、1958年に再導入。

兵卒

兵長・上等兵・一等兵・二等兵

兵卒の階級呼称の一覧
  兵長 上等兵 一等兵 二等兵
NATO 階級符号 OR-4 OR-3 OR-2 OR-1
日本陸軍 兵長1 上等兵2 一等兵3 二等兵3
日本海軍 水兵長4 上等水兵4 一等水兵4 二等水兵4
陸上自衛隊 陸士長 (Leading Private5) 1等陸士 (Private 1st Class5) 2等陸士 (Private5) 2等陸士(新隊員教育課程) 3等陸士6 (Recruit5)
海上自衛隊 海士長 (Leading Seaman5) 1等海士 (Seaman5) 2等海士 (Seaman Apprentice5) 2等海士(練習員課程) 3等海士6 (Seaman Recruit5)
航空自衛隊 空士長 (Airman 1st Class5) 1等空士 (Airman 2nd Class5) 2等空士 (Airman 3rd Class5) 2等空士(新隊員教育課程) 3等空士6 (Airman Basic5)
中国人民解放軍陸軍 一级士官7(一級士官) 上等兵 列兵  
中国人民解放軍空軍
中国人民解放軍海軍 水兵
帝政ドイツ陸軍   Obergefreiter Gefreiter Oberschütze8 Schütze8
帝政ドイツ海軍 Obermatrose Matrose
ドイツ国防軍陸軍 Stabsgefreiter9 Obergefreiter10 Obergefreiter11 Gefreiter Oberschütze8 Schütze8
ドイツ国防軍海軍 Oberstabsgefreiter Stabsgefreiter Hauptgefreiter Obergefreiter Gefreiter Matrose
ドイツ国防軍空軍 Stabsgefreiter12 Flieger
ナチス親衛隊
(政党の下部組織)
  Rottenführer(分隊指揮官) Sturmmann(突撃兵) Oberschütze(上級狙撃兵) Schütze(兵)
ドイツ連邦軍陸軍 Oberstabsgefreiter13 Stabsgefreiter13 Hauptgefreiter Obergefreiter Gefreiter Soldat14
ドイツ連邦軍海軍
ドイツ連邦軍空軍
フランス陸軍 Caporal-chef de première classe15 Caporal-chef /
Brigadier-chef16
Caporal /
Brigadier16
Soldat de première classe17 Soldat de deuxième classe17
フランス海軍 Quartier-maître de première classe Quartier-maître de deuxième classe Matelot breveté Matelot
フランス空軍 Caporal-chef Caporal Aviateur de première classe Aviateur
英国海軍 Leading Rate19   Able Rating20  
英国海兵隊18 Corporal (Cpl) Marine21 (Mne) /
Musician (Mus) /
Bugler
英国陸軍18 Corporal (Cpl) /
Bombardier22 (Bdr) /
Lance-Sergeant23 (LSgt) /
Lance Corporal of Horse24 (LCoH)
Lance Corporal (LCpl) /
Lance Bombardier22 (LBdr)
Private (Pte) (Class 1からClass 3)など25 Private (Pte) (Class 4)など25 /
Junior26}}
英国空軍18 Corporal (Cpl)   Junior Technician27 (JT) Leading Aircraftman (LAC) Senior Aircraftman (SAC) Aircraftman (AC)
朝鮮人民軍 중급병사(中級兵士)28 하급병사(下級兵士)28 전사(戦士)  
韓国軍 상등병(上等兵)29 일등병(一等兵)29 이등병(二等兵)29 무등병(無等兵)
ロシア陸軍 Младший сержант30 (Mladshij serzhant31) Ефрейтор (Yefrejtor31) Рядовой (Ryadovoj31)  
ロシア海軍 Старшина второй статьи30 (Starshina vtoroj stati31) Старший матрос (Starshij matros31) Матрос (Matros31)
中華民国軍 下士32 上等兵 一等兵 二等兵
アメリカ陸軍 Corporal33 (CPL) Specialist34 (SPC) Private First Class (PFC) Private35 (PV2) Private (PV1)
アメリカ海兵隊 Corporal33 (Cpl) Lance Corporal36 (LCpl) Private First Class (PFC) Private (Pvt)
アメリカ海軍 Petty Officer Third Class33 (PO3) Seaman (SN) Seaman Apprentice (SA) Seaman Recruit (SR)
アメリカ空軍 Senior Airman37 (SrA) Airman First Class38 (A1C) Airman38 (Amn) Airman Basic38 (AB)
上に記した表の注釈
  1. 日本陸軍の兵長は、1940年9月13日新設。なお、この階級の新設に伴い伍長勤務上等兵制度は廃止された。もっとも、両者は別物である。
  2. 日本陸軍の上等兵は、フランス式軍制を採用していた1886年までは伍長。
  3. 日本陸軍では1932年に階級呼称の変更があり、一等卒を一等兵に、二等卒を二等兵に改称。
  4. 日本海軍の兵は科毎の呼称があり、兵科は水兵、他の科(1945年5月15日の時点で航空科、整備科、機関科、工作科、軍楽科、衛生科、主計科、技術科、法務科があった)は「○○科の兵→○○兵」のように呼ばれていた。なお、1942年11月1日に階級呼称が変更された。旧呼称を右側に表記。
    • 水兵長:一等水兵
    • 上等水兵:二等水兵
    • 一等水兵:三等水兵
    • 二等水兵:四等水兵
    五等水兵などは1920年4月1日に廃止。
  5. 自衛官の階級の英語表記は、日本政府が対外的に紹介する際に便宜的に用いているものの一例。
  6. 自衛隊の3士、すなわち3等陸士、3等海士及び3等空士は、それぞれ陸曹候補者、海曹候補者又は空曹候補者たる自衛官のうち専ら教育訓練のみを受けるもの(すなわち、15歳以上17歳未満の男子で中学校などの卒業者を対象に募集している自衛隊生徒)の採用時の階級。3等陸士の場合、採用後1年6ヶ月の教育訓練で2等陸士に昇任する。
  7. 中国人民解放軍では1998年に階級呼称を大きく変更している。下士官の階級である一级士官(一級士官)は、下士であった。
  8. 帝政ドイツ陸軍及びドイツ国防軍陸軍の Schütze (Oberschütze を含む) は、兵科によって呼称が異なることもある。
    • 砲兵:Kanonier
    • 騎兵:Reiter
    • 歩兵(擲弾兵):Grenadier
  9. ドイツ国防軍陸軍の Stabsgefreiter は1942年廃止。
  10. ドイツ国防軍陸軍の Obergefreiter のうち勤続6年以上は、1936年導入。
  11. ドイツ国防軍陸軍の Obergefreiter のうち勤続6年未満。
  12. ドイツ国防軍空軍の Stabsgefreiter は1944年廃止。
  13. ドイツ連邦軍の Oberstabsgefreiter 及び Stabsgefreiter は、1962年導入。
  14. ドイツ連邦軍の Soldat は、兵科によって次のような呼称がある。
    • 飛行兵:Flieger (Flg, S)
    • 通信兵:Funker (Fu, S)
    • 歩兵(擲弾兵):Grenadier (Gren, S)
    • 猟兵、山岳兵(山岳猟兵)、空挺兵(降下猟兵)、憲兵:Jäger (Jg, S)
    • 砲兵:Kanonier (Kan, S)
    • 水兵:Matrose (Matr, S)
    • 工兵:Pionier (Pi, S)
    • 機甲通信兵:Panzerfunker (PzFu, S)
    • 機甲歩兵(装甲擲弾兵):Panzergrenadier (PzGren, S)
    • 機甲猟兵:Panzerjäger (PzJg, S)
    • 機甲砲兵:Panzerkanonier (PzKan, S)
    • 機甲工兵:Panzerpionier (PzPi, S)
    • 機甲偵察兵:Panzerschütze (PzSchtz, S)
    • 衛生兵:Sanitätssoldat (SanSdt, S)
    • 憲兵、ABC防護兵:Schütze (Schtz, S)
  15. フランス陸軍の Caporal-chef de première classe は、1999年新設。
  16. フランス陸軍の機甲科、騎兵科、砲兵科、輜重科では、他の兵科とは一部階級呼称が異なる。その呼称を右側に表記。
    • Caporal-chefBrigadier-chef
    • CaporalBrigadier
  17. フランス陸軍の Soldat は、兵科によって次のような呼称がある。
    • 歩兵:fantassin
    • 砲兵:artilleur
    • 工兵:sapeur
      パリの消防士 (sapeur-pompiers de Paris) を含む
    • 歩兵隊猟兵、山岳兵、騎兵隊猟兵:chasseur
    • 竜騎兵:dragon
    • 機甲兵:cuirassier
    • 騎兵:hussard
    • 輜重兵:conducteur
  18. 英国海兵隊、英国陸軍及び英国空軍の OR-4 及び OR-3 は、下級下士官の階級。
  19. かつては英国海軍の Leading Rate は、英国海兵隊、英国陸軍及び英国空軍の Corporal よりも下だった。
  20. 英国海軍では、1999年4月1日 Able RatingOrdinary Seaman を併合、Junior Rating 廃止。
  21. 英国海兵隊では、1999年4月1日 Marine 1st classMarine 2nd class を併合、Junior Marine 廃止。
  22. 英国陸軍の Corporal 及び Lance Corporal は、英国砲兵隊では Bombardier 及び Lance Bombardier
  23. 英国陸軍の Corporal は、近衛歩兵旅団では Lance-Sergeant
  24. 英国陸軍の Corporal は、近衛騎兵隊では Lance Corporal of Horse
  25. 英国陸軍の Private (Pte) は、兵科及び所属部隊によって呼称が異なる。
    • 近衛騎兵隊、機甲科及び特殊空挺部隊(SAS):Trooper (Tpr)
    • 砲兵科:Gunner (Gnr)
    • 工兵科:Sapper (Spr)
    • 信号科:Signaller (Sig)
    • 陸軍航空科:Air Trooper (ATpr)
    • 近衛歩兵連隊:Guardsman (Gdm)
    • フュージリア連隊:Fusilier (Fus)
    • 国王連隊:Kingsman
    • 英国グリーン・ジャケッツ及び英国グルカ・ライフル隊:Rifleman (Rfm)
    • ハイランダーズ:Highlander
    • 電気機械科:Craftsman (Cfn)
    • 陸軍軍楽科:Musician (Mus)、あるいは Drummer (Dmr), Trumpeter (Tptr), Bugler、または Piper (Ppr)
  26. 英国陸軍の Junior は、16歳からの年少新兵。
  27. 英国空軍の Junior Technician は、技術的な兵科と軍楽隊のみ。
  28. 朝鮮人民軍では1998年ごろに階級呼称を変更している。旧呼称は右側に表記。
    • 중급병사(中級兵士):하사(下士)
    • 하급병사(下級兵士):상등병(上等兵)
  29. 韓国軍の상등병(上等兵)は1962年に하사(下士)に代わって新設された。また、一般的には以下のように略称される。
    • 상등병(上等兵):상병(上兵)
    • 일등병(一等兵):일병(一兵)
    • 이등병(二等兵):이병(二兵)
    韓国軍陸軍基準では兵で入隊した場合、訓練所での新兵教育課程を正常修了後に이등병(二等兵)になり、正常服務の時は入隊から7ヶ月で일등병(一等兵)に昇任、服務7ヶ月で상등병(上等兵)に昇任する。
  30. ロシア陸軍の Младший сержант 及びロシア海軍の Старшина второй статьи は、下士官の階級。
  31. キリル文字のラテン文字転写には多数の方式、表記があり、ここにあげたものは一例である。
  32. 中華民国軍の下士は、下士官の階級。
  33. アメリカ陸軍とアメリカ海兵隊の Corporal、及びアメリカ海軍の Petty Officer Third Class は、下士官の階級。
  34. アメリカ陸軍の Specialist は、1985年 Specialist Four から改称。
  35. アメリカ陸軍の Private (PV2) は、1955年まで Private 1st Class
  36. アメリカ海兵隊の Lance Corporal は、1958年導入。
  37. アメリカ空軍では、下士官の階級である Sergeant は1967年再導入、1991年廃止。Senior Airman は、1975年に新設。1952年から1967年まで Airman 1st Class
  38. アメリカ空軍の階級呼称は以下のように変遷。
    • 1952年まで:CorporalPrivate 1st ClassPrivate
    • 1952年から1967年まで:Airman 2nd ClassAirman 3rd ClassAirman Basic
    • 1967年から:Airman First ClassAirmanAirman Basic



英国軍の階級呼称

英国海軍は2004年4月1日に二等准尉 (Warrant Officer Class 2) を導入した。この変更の結果、上級上等兵曹 (Charge Chief Petty Officers) は OR-7 から OR-8 に分類し直された。

英国海兵隊士官の階級は1999年7月1日に陸軍の階級に揃えられた(以前は英国海兵隊の大佐 (Colonel) から下の士官は陸軍の階級より1つ上であった)。

1999年4月1日に統合された海軍上等兵 (Able Rating) と海軍一等水兵 Ordinary Seamen) の階級は、海兵隊上等兵 (Marine 1st Class) と海兵隊一等兵 (Marine 2nd Class) に相当した。海軍二等兵 (Junior Rating) と海兵隊二等兵 (Junior Marine) の階級も廃止された。

英国軍では准将や代将に相当する OF-6 の階級は将官ではなく佐官である。

英国軍には OR-5 に該当する階級はない。

英国海兵隊・英国陸軍・英国空軍の下級下士官 (Junior NCOs) は上級下士官 (Senior NCOs) と異なり、兵と同じ兵舎や食堂を使用する。

英国軍の階級呼称一覧
NATO階級符号
(NATO Rank Code)
英国海軍
(Royal Navy)
英国海兵隊
(Royal Marines)
英国陸軍
(British Army)
英国空軍
(Royal Air Force)
士官 (OFFICERS)
  将官
OF-10
(元帥)
Admiral of the Fleet - Field Marshal Marshal of the Royal Air Force
OF-9
(大将)
Admiral General General Air Chief Marshal
OF-8
(中将)
Vice Admiral Lieutenant General Lieutenant General Air Marshal
OF-7
(少将)
Rear Admiral Major General Major General Air Vice Marshal
  佐官
OF-6 Commodore Brigadier Brigadier Air Commodore
OF-5
(大佐)
Captain Colonel Colonel Group Captain
OF-4
(中佐)
Commander Lieutenant Colonel Lieutenant Colonel Wing Commander
OF-3
(少佐)
Lieutenant Commander Major Major Squadron Leader
  尉官
OF-2
(大尉)
Lieutenant Captain Captain Flight Lieutenant
OF-1
(中尉)
Sub-Lieutenant Lieutenant Lieutenant Flying Officer
OF-1
(少尉)
2nd Lieutenant 2nd Lieutenant Pilot Officer
  見習士官
OF(D) Midshipman - Officer Designate Officer Designate
その他の階級 (OTHER RANKS)
  准士官 (Warrant Officers)
OR-9 Warrant Officer Class 1
(一等准尉)
Warrant Officer Class 1 Warrant Officer Class 1 Warrant Officer
(准尉)
OR-8 Warrant Officer Class 2
(二等准尉)
Warrant Officer Class 2 Warrant Officer Class 2 -
  海軍下士官 (Senior Ratings) 上級下士官 (Senior Non-Commissioned Officers)
OR-7 Chief Petty Officer
(上等兵曹)
Colour Sergeant
(曹長)
Staff Sergeant Flight Sergeant / Chief Technician
OR-6 Petty Officer
(兵曹)
Sergeant
(軍曹)
Sergeant Sergeant
  海軍兵 (Junior Ratings) 下級下士官 (Junior Non-Commissioned Officers)
OR-4 Leading Rate
(水兵長)
Corporal
(伍長)
Corporal Corporal
OR-3 - - Lance Corporal -
    (Unranked Personnel)
OR-2 Able Rate
(一等水兵)
Marine Private (Classes 1から3) Junior Technician /
Leading Aircraftman /
Senior Aircraftman
OR-1 - - Private (Class 4) / Junior Aircraftman
 
 
  英国海軍と英国海兵隊で海軍が構成される。  


英国国防省の官等一覧
NATO階級符号
(NATO Rank Code)
英国国防省で同等の官等
(Ministry of Defence civilian grade equivalent)
OF-10及びOF-9 Permanent Under Secretary(事務次官)/
2nd Permanent Under Secretary(第二事務次官)
OF-8 Senior Civil Service 3-star(三つ星高級官僚:旧二等官 (Grade 2)、次官代理 (Deputy Under Secretary):外局長官級・総局長官級)
OF-7 Senior Civil Service 2-star(二つ星高級官僚:旧三等官 (Grade 3)、次官補 (Assistant Under Secretary):局長級)
OF-6 Senior Civil Service 1-star(一つ星高級官僚:旧四等官・五等官 (Grades 4 and 5)、理事 (Executive Director) 及び次官補代理 (Assistant Secretary):部長級・局次長級)
- Band B1(旧六等官 (Grade 6)、上級首席行政官 (Senior Principal Officer) 及び同等の官等)
OF-5 Band B2(旧七等官 (Grade 7)、首席行政官 (Principal Officer) 及び同等の官等)
OF-4 Band C1(旧上級上席行政官 (Senior Executive Officer) 及び同等の官等)
OF-3 Band C2(旧上席行政官 (Higher Executive Officer) 及び同等の官等)
OF-2 Band D(旧行政官 (Executive Officer) 及び同等の官等)

朝鮮人民軍の階級呼称

朝鮮人民軍の階級(同国では職業上の階級は存在しないとの建前から「軍事称号」呼ばれる)は、1998年ごろに下士官兵の階級構成が変更された。

  • 元帥
    • 조선민주주의인민공화국원수(朝鮮民主主義人民共和國元帥)
    金正日の称号の一つ。
    • 조선인민군원수(朝鮮人民軍元帥)
    • 조선인민군차수(朝鮮人民軍次帥)
  • 将官
    • 대장(大將)
    • 상장(上將)
    • 중장(中將)
    • 소장(少將)
  • 佐官
    • 대좌(大佐)
    • 상좌(上佐)
    • 중좌(中佐)
    • 소좌(少佐)
  • 尉官
    • 대위(大尉)
    • 상위(上尉)
    • 중위(中尉)
    • 소위(少尉)
  • 下士官
    • 특무상사(特務上士)
    階級章は1998年以前の특무상사(特務上士)とほぼ同じ。
    • 상사(上士)
    階級章は1998年頃からの新規。
    • 중사(中士)
    階級章は1998年頃からの新規。
    • 하사(下士)
    階級章は1998年以前の상사(上士)とほぼ同じ。
    • 상급병사(上級兵士)
    略称:상급(上級)
    階級章は1998年以前の중사(中士)とほぼ同じ。
    • 중급병사(中級兵士)
    略称:중급(中級)
    階級章は1998年以前の하사(下士)とほぼ同じ。
    • 하급병사(下級兵士)
    略称:하급(下級)
    階級章は1998年以前の상등병(上等兵)とほぼ同じ。
    • 전사(戰士)

過去の階級

  • 조선민주주의인민공화국대원수(朝鮮民主主義人民共和國大元帥)
金日成の称号として留保されている。
  • 상등병(上等兵)
階級章は1998年以後の하급병사(下級兵士)とほぼ同じ。

韓国軍の階級呼称

韓国軍では1962年に兵分隊長制度を導入し、下士官(韓国語では부사관(副士官))が勤めていた分隊長、日直下士(当直下士)などの職責を兵卒が担うようになった。それに合わせて下士官の階級構成を簡素化し、兵卒の階級が増やされている。

※参考に同盟軍であるアメリカ陸軍の同等の階級を併記する。

  • 元帥
    • 원수(元帥)(General of the Army)
  • 将官(韓国語では、将官クラスの軍人を장성將星と呼ぶ。)
    • 대장(大將)(General)
    • 중장(中將)(Lieutenant General)
    • 소장(少將)(Major General)
    • 준장(准將)(Brigadier General)
  • 佐官(韓国語では領官
    • 대령(大領)(Colonel)
    • 중령(中領)(Lieutenant Colonel)
    • 소령(少領)(Major)
  • 尉官
    • 대위(大尉)(Captain)
    • 중위(中尉)(First Lieutenant)
    • 소위(少尉)(Second Lieutenant)
  • 准士官
    • 준위(准尉)(Chief Warrant Officer)
  • 下士官(韓国語では副士官
    • 원사(元士)(Sergeant Major)
    • 상사(上士)(Master Sergeant)
    • 중사(中士)(Sergeant First Class)
    • 하사(下士)(Staff Sergeant)
    • 병장(兵長)(Sergeant)
    • 상등병(上等兵)(Corporal)
      略称:상병(上兵)
    • 일등병(一等兵)(Private First Class)
      略称:일병(一兵)
    • 이등병(二等兵)(Private)
      略称:이병(二兵)
    • 훈련병(訓練兵)(Private (Basic))
      略称:훈병(訓兵)
      訓練所での新兵教育課程にある兵の階級

兵分隊長制度実施前の下士官兵の階級

※参考に同盟軍であるアメリカ陸軍の1962年当時の同等の階級を併記する。

  • 下士官
    • 특무상사(特務上士)(Sergeant Major)
    • 일등상사(一等上士)(First Sergeant)
    • 이등상사(二等上士)(Master Sergeant)
    • 일등중사(一等中士)(Sergeant First Class)
    • 이등중사(二等中士)(Sergeant)
    • 하사(下士)(Corporal)
    • 일등병(一等兵)(Private First Class)
    • 이등병(二等兵)(Private)
    • 무등병(無等兵)(Private (Basic))

ロシア軍の階級呼称

現代のロシア軍の階級ピョートル大帝が創設した官等表にその起源を辿ることができる。ほとんどの階級呼称は1600年代末にロシア正規軍の組織でドイツプロイセンフランス英国オランダポーランドに存在する階級が採用された。

※キリル文字のラテン文字転写には多数の方式、表記があり、ここにあげたものは一例である。

ロシア連邦軍(1992年から)

ロシアソビエト連邦の階級を継承した。階級章や制服も少し手直して継承した。以下はロシア連邦軍の階級である。

ロシアの軍隊には、全軍種階級(陸軍式階級)と艦上階級(海軍式階級)の2つの階級形式がある。

全軍種階級が使用されるのは:

艦上(海軍)階級が使用されるのは:

  • 海軍(海軍歩兵、沿岸防衛部隊その他の地上支援部隊を除く)
  • 連邦保安庁国境軍の海上部隊(沿岸警備隊

ロシア陸軍

ロシア陸軍の階級 (войсковы́е зва́ния) 〔 〕の別称式もある。

  • 士官:Офице́рский соста́в (Oficerskij sostav)
    • 元帥・将官〔高級将校〕:Ма́ршалы и генера́лы (Marshaly i generaly)
      • Ма́ршал Росси́йской Федера́ции (Marshal Rossijskoj Federacii) :(ロシア連邦元帥)※ この階級名は陸軍・海軍の区別を越えて用いられ、陸軍に限定するのは誤り。ロシア連邦「軍務法」Федеральный закон РФ "О воинской обязанности и военной службе" 46条を参照
      • Генера́л а́рмии (General armii) :(上級大将)
      • Генера́л-полко́вник (General-polkovnik) :(大将)
      • Генера́л-лейтена́нт (General-lejtenant) :(中将)
      • Генера́л-майо́р (General-major) :(少将)
    • 佐官〔上級将校〕:Ста́ршие офице́ры (Starshie oficery)
      • Полко́вник (Polkovnik) :(大佐)
      • Подполко́вник (Podpolkovnik) :(中佐)
      • Майо́р (Major) :(少佐)
    • 尉官〔初級将校〕:Мла́дшие офице́ры (Mladshie oficery)
      • Капита́н (Kapitan) :(大尉)
      • Ста́рший лейтена́нт (Starshij lejtenant) :(上級中尉〔中尉〕)
      • Лейтена́нт (Lejtenant) :(中尉〔少尉〕)
      • Мла́дший лейтена́нт (Mladshij lejtenant) :(少尉〔少尉補〕)
  • 准士官:Пра́порщики (Praporsshiki)
    • Ста́рший пра́порщик (Starshij praporshchik) :(上級准尉)
    • Пра́порщик (Praporshchik) :(准尉)
  • 下士官:Старши́ны и сержа́нты (Starshiny i serzhanty)
    • Старшина́ (Starshina) :(曹長)
    • Ста́рший сержа́нт (Starshij serzhant) :(上級軍曹)
    • Сержа́нт (Serzhant) :(軍曹)
    • Мла́дший сержа́нт (Mladshij serzhant) :(伍長)
  • 兵:Рядово́й соста́в (Rjadovoj sostav)
    • Ефрейто́р (Yefreitor) :(上等兵〔兵長〕)
    • Рядово́й (Rjadovoj) :(兵)

ロシア海軍

ロシア海軍の階級 (кора́бельные зва́ния)〔 〕の別称式もある。

  • 士官:Офице́рский соста́в (Oficerskij sostav)
    • 将官〔高級将校〕:Адмира́лы (Admiraly)
      • Ма́ршал Росси́йской Федера́ции (Marshal Rossijskoj Federacii) :(ロシア連邦元帥)※ この階級名は陸軍・海軍の区別を越えて用いられ、陸軍に限定するのは誤り。ロシア連邦「軍務法」Федеральный закон РФ "О воинской обязанности и военной службе" 46条を参照
      • Адмира́л фло́та (Admiral flota) :(上級大将)
      • Адмира́л (Admiral) :(大将)
      • Ви́це-адмира́л (Vice-admiral) :(中将)
      • Ко́нтр-адмира́л (Kontr-admiral) :(少将)
    • 佐官〔上級将校〕:Ста́ршие офице́ры (Starshie oficery)
      • Капита́н пе́рвого ра́нга (Kapitan pervogo ranga) :(大佐)
      • Капита́н второ́го ра́нга (Kapitan vtorogo ranga) :(中佐)
      • Капита́н тре́тьего ра́нга (Kapitan tretyego ranga) :(少佐)
    • 尉官〔初級将校〕:Мла́дшие офице́ры (Mladshie oficery)
      • Капита́н-лейтена́нт (Kapitan-lejtenant) :(大尉)
      • Ста́рший лейтена́нт (Starshij lejtenant) :(上級中尉〔中尉〕)
      • Лейтена́нт (Lejtenant) :(中尉〔少尉〕)
      • Мла́дший лейтена́нт (Mladshij lejtenant) :(少尉〔少尉補〕)
  • 准士官:Ми́чманы (Michmany)
    • Ста́рший ми́чман (Starshij michman) :(兵曹上長〔上級准尉〕)
    • Ми́чман (Michman) :(兵曹長〔(海軍)准尉〕)
  • 下士官:Старши́ны (Starshiny)
    • Гла́вный кора́бельный старшина́ (Glavnyj korabelnyi starshina) :(上等兵曹〔上級艦艇兵曹〕)
    • Гла́вный старшина́ (Glavnyj starshina) :(一等兵曹〔上級兵曹〕)
    • Старшина́ 1 статьи́ (Starshina 1 stati) :(二等兵曹〔一等兵曹〕)
    • Старшина́ 2 статьи́ (Starshina 2 stati) :(三等兵曹〔二等兵曹〕)
  • 兵:Рядово́й соста́в (Rjadovoj sostav)
    • Ста́рший матро́с (Starshij matros) :(上等水兵)
    • Матро́с (Matros) :(水兵)

ソビエト連邦軍(1935年~1991年)

1917年十月革命はロシア貴族の特権を剥奪。官等表と同様に階級も廃止された。陸軍と海軍は職名の略称による職位制度に戻った。この略称は非公式な職名として現在まで存続している。

ソビエト連邦軍では階級は1935年まで再導入されず、将軍の階級は1940年5月に復活した。この階級はロシア帝国軍の階級をもとにいくつかの修正がされていた。ロシア帝国の階級章を修正した階級章が1943年に再導入された。

1970年代に、志願による下士官で曹長 (Старшина : Starshina) の階級にあるものが、新設した准尉 (Прапорщик : Praporshchik)(同じ呼称のロシア帝国の士官とは別の階級)に任命された。Старшина は徴兵された者のために保留された。

ソビエト連邦軍の将官・佐官の階級呼称一覧
ソ連陸軍 ソ連空軍および他の軍種・兵科
(宇宙軍、砲兵科、戦車兵科、工兵科、通信兵科、衛生兵科、憲兵科、その他の特殊・技術兵科)
ソ連海軍
元帥

又は

将官

Генералиссимус Советского Союза
ソ連邦大元帥1
Маршал Советского Союза
ソ連邦元帥

-

-

Главный Маршал Авиации
(航空総元帥)
Главный Маршал рода войск
兵科総元帥3

Адмирал Флота Советского Союза
ソ連邦海軍元帥2

-

Генерал армии
上級大将
Маршал авиации
(航空元帥)
Маршал рода войск
(兵科元帥) 4
Генерал рода войск
(兵科上級大将)
адмирал флота
海軍元帥
генерал-полковник
(大将)
генерал-полковник авиации
(航空大将)
генерал-полковник рода войск
(兵科大将)
адмирал
(海軍大将)
генерал-лейтенант
(中将)
генерал-лейтенант авиации
(航空中将)
генерал-лейтенант рода войск
(兵科中将)
вице-адмирал
(海軍中将)
генерал-майор
(少将)
генерал-майор авиации
(航空少将)
генерал-майор рода войск
(兵科少将)
контр-адмирал
(海軍少将)
上級士官

又は

佐官
полковник
(大佐)
полковник авиации
полковник рода войск
капитан 1-го ранга
подполковник
(中佐)
подполковник авиации
подполковник рода войск
капитан 2-го ранга
майор
(少佐)
майор авиации
майор рода войск
капитан 3-го ранга


  1. ソ連邦大元帥を叙任されたのはヨシフ・スターリンただ一人。
  2. ソ連邦海軍元帥は、1955年3月3日に導入された。
  3. 兵科総元帥の "рода войск" の部分は以下のように兵科の呼称に置き換わる。
    • Главный маршал артиллерии (Gravnyj marshal artillerii)(砲兵総元帥)
    • Главный маршал бронетанковых войск (Gravnyj marshal bronetankovyh vojsk)(戦車兵総元帥)
    • Главный маршал инженерных войск (Gravnyj marshal inzhenernyh vojsk)(工兵総元帥)
    • Главный маршал войск связи (Gravnyj marshal vojsk svjazi)(通信兵総元帥)
  4. 兵科元帥の "рода войск" の部分は以下のように兵科の呼称に置き換わる。また、兵科元帥は上級大将 (Генерал армии) と同等の階級とされた。
    • Маршал артиллерии (Marshal artillerii)(砲兵元帥)
    • Маршал бронетанковых войск (Marshal bronetankovyh vojsk)(戦車兵元帥)
    • Маршал инженерных войск (Marshal inzhenernyh vojsk)(工兵元帥)
    • Маршал войск связи (Marshal vojsk svjazi)(通信兵元帥)

ロシア帝国軍(1700年代~1917年)

1700年代のはじめ、陸軍の再編と強力な海軍の創設に努力している間、軍隊の階級はツァーリによって頻繁に変更された。それら多くの変更は、1722年に最初の官等表として最終的にまとめられるまで、1716年から陸軍の交戦規則に繰り返し記録された。モスクワ大公国ストレレツ (стрелец : strelec) と比較して、いくつか下士官が追加された、兵の階級は多くの兵種別の階級に置き換えられ、いくつか将軍の階級が追加された。海軍の階級は一から作られた。

士官は官等表で定義された階級に従った。

1731年には、兵及び士官/下士官の階級は両方とも多少は安定した。それらの階級はロシア革命まで小規模の修正だけで存続した。

副大尉 (капита́н-пору́чик : kapitan-poruchik) の階級は英語で Lieutenant Captain と比較される。注:ポルーチク (пору́чик : poruchik) はツァーリが独自に命名した階級呼称。

砲兵科と工兵科の士官は一階級上の待遇、近衛隊は二階級上の待遇であった。

1798年から1884年にかけて、将軍の階級が揃えられ、階級としての旅団 (бригади́р : brigadir) が廃止された。副大尉 (капита́н-пору́чик : kapitan-poruchik) がこの時は大尉参謀 (штабс-капита́н : shtabs-kapitan) として再び置かれた。珍しい一等少佐 (премье́р-майо́р : premyer-major) と二等少佐 (секу́нд-майо́р : sekund-major) が統合された。1826年、ロシア陸軍は肩章を導入しコサック騎兵の階級と区別した。

1884年、少佐 (майо́р : major) と副大尉 (капита́н-пору́чик : kapitan-poruchik) が再び廃止され、下の階級が数階級上に上がった。その後1909年まで再導入されなかった。

ロシア帝国陸軍の階級呼称一覧
官等 官階 陸軍、歩兵科 騎兵科(1731年から) 砲兵科、工兵科
I 将官 генерал-фельдмаршал - -
II генера́л-анше́ф генера́л от кавале́рии генера́л-фельдцейхме́йстер
III генера́л-пору́чик генера́л-пору́чик генера́л-пору́чик
IV генера́л-майо́р генера́л-майо́р генера́л-майо́р
V 佐官 бригади́р(1798年まで) бригади́р(1798年まで) полко́вник
VI полко́вник полко́вник подполко́вник
VII подполко́вник подполко́вник майо́р
VIII премье́р-майо́р
секу́нд-майо́р
премье́р-майо́р
секу́нд-майо́р
-
尉官 - - капита́н
IX капита́н ро́тмистр капита́н-пору́чик(1731年までと1765年から)
X капита́н-пору́чик(1731年まで) капита́н-пору́чик(1731年まで) пору́чик
XI пору́чик(1765年から) пору́чик(1765年から) подпору́чик(1765年から)
XII пору́чик; подпору́чик(1765年から) пору́чик; подпору́чик(1765年から) подпору́чик(1765年まで)
XIII подпору́чик(1765年まで) подпору́чик(1765年まで) штык-ю́нкер; пра́порщик(1765年から)
XIV пра́порщик/фе́нрих (фендрик) корне́т -
下士官 ста́рший сержа́нт; фельдфе́бель(1765年~1826年); подпра́порщик(1826年~1884年); зауряд-пра́порщик(1884年から) вáхмистр(1884まで); なし(1884年から) фельдфе́бель(1765年~1826年); подпра́порщик(1826年~1884年); зауряд-пра́порщик(1884年)
мл́адший сержа́нт; сержа́нт(1765年~1798年); пра́порщик(1798年~1826年); фельдфе́бель(1826年~1884年); подпра́порщик(1884年) эстандáрт-ю́нкер(1798年~1826年); фельдфе́бель(1826年~1884年); вáхмистр(1884年から) портупéй-ю́нкер(1798年~1826年); фельдфе́бель(1826年~1884年); подпра́порщик(1884年から)
подпра́порщик(1826年まで); сержа́нт(1826年~1884年); фельдфе́бель(1884年~1917年) гефре́йт-капра́л(1731年~1765年); подпра́порщик(1765年~1826年); фельдфе́бель(1884年~1917年) подпра́порщик(1826年まで); фельдфе́бель(1884年~1917年)
каптена́рмус каптена́рмус каптена́рмус
фурье́р фурье́р фурье́р
капра́л капра́л капра́л
гефре́йтор гефре́йтор гефре́йтор
мушкетё́р, фузилё́р, гренадё́р, пикинё́р и т.д. драгу́н, гуса́р, кираси́р, улáн, ланцéр, каза́к и т.д. канони́р, гандлаге́р, сапё́р, пионе́р, минё́р, понтонё́р и т.д.


ロシア帝国海軍の階級呼称一覧
官等 官階 海軍
I 将官 генера́л-адмира́л
II адмира́л
III ви́це-адмира́л
IV шаутбейна́хт; ко́нтр-адмира́л(since 1724年から)
V 佐官 капита́н-командо́р(1826年まで); капита́н брагади́рского ра́нга(1764年~1798年)
VI капита́н 1-го ра́нга
VII капита́н 2-го ра́нга
VIII капита́н-поручи́к(1784年まで);Капитан-лейтенант(1784年から)
IX 尉官 лейтена́нт または пору́чик(1884年から)
X ýндер лейтена́нт(1724年まで); пору́чик(1884年まで); ми́чман(1884年から)
XI корабе́льный секрета́рь(1834まで); подпору́чик(1884年まで)}}
XII ми́чман(1864年~1884年)
XIII ми́чман(1758年~1864年)
XIV -
下士官 шту́рман
шки́пер
ми́чман(1758年まで)
бо́цман; шхи́ман
подшхи́ман; подшту́рман; боцманма́т; шхимана́т
квартирмéйстер
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関連項目

  1. ^ 旧軍と自衛隊を分けた方がいいかもしれませんが、とりあえずまとめて。
  2. ^ イギリス陸軍の階級という項目があるので、改名して、そこに統合することを同時に提案します。