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「下総三山の七年祭り」の版間の差分

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'''下総三山の七年祭り'''(しもうさみやまのしちねんまつり)は、日本の[[千葉県]][[船橋市]][[三山 (船橋市)|三山]]にある[[二宮神社 (船橋市)|二宮神社]]で、[[丑]]年と[[未]]年にあたる年に開催される大祭である。
'''下総三山の七年祭り'''(しもうさみやまのしちねんまつり)は、日本の[[千葉県]][[船橋市]][[三山 (船橋市)|三山]]にある[[二宮神社 (船橋市)|二宮神社]]で、[[丑]]年と[[未]]年にあたる年に開催される大祭である。次回は[[2009年]][[11月2日]]~[[11月5日|5日]]に行われる。


== 祭りの概要 ==
== 祭りの概要 ==
[[船橋市]]・[[千葉市]]・[[八千代市]]・[[習志野市]]の9神社の神輿が二宮神社境内に参拝に訪れる。なお、二宮神社の御輿は船橋市田喜野井地区と習志野市藤崎地区でかつぐことになっており、禊祭の時には習志野市鷺沼地区に置かれることになっている。6年おきになるが、7年目ごとに開催されるため'''「七年祭り」'''という名がつけられている。正式には'''「二宮神社式年祭」'''という。550年以上の歴史があり、[[千葉県指定文化財一覧#無形民俗文化財|千葉県の無形民俗文化財]]にも指定されている。
[[船橋市]]・[[千葉市]]・[[八千代市]]・[[習志野市]]の9神社の神輿が二宮神社境内に参拝に訪れる。なお、二宮神社の御輿は船橋市田喜野井地区と習志野市[[藤崎]]地区でかつぐことになっており、禊祭の時には習志野市鷺沼地区に置かれることになっている。6年おきになるが、7年目ごとに開催されるため'''「七年祭り」'''という名がつけられている。正式には'''「二宮神社式年祭」'''という。[[550年]]以上の歴史があり、[[千葉県指定文化財一覧#無形民俗文化財|千葉県の無形民俗文化財]]にも指定されている。


== 祭りの由来 ==
== 祭りの由来 ==
祭事の起源は2つあり、一つは[[平安時代]]の頃に[[菅原道真]]のたたりを恐れた[[藤原時平]]の子孫が[[久々田]]([[習志野市]][[菊田神社]]付近)の[[入江]]に上陸、[[三山|深山]]([[船橋市]]三山)や[[高津]]([[八千代]])等に居住した際に[[二宮神社]]の神主となり、地域を束ねるため始められたのが起源だとされるもので、祭事に参加する九社に役割があるのはこの為だという。もう一つは、[[室町時代]]に[[馬加城]]主の[[千葉康胤]]が嫡子出産に際し、二宮神社、子安神社、子守神社、三代王神社の各神主に[[馬加村]]の浜辺で[[安産]][[祈願]]をさせたことに起源を持つというものである。



== 参加地域・神社 ==
== 参加地域・神社 ==
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最寄り駅
最寄り駅
*[[総武本線|JR総武線]][[津田沼駅]]下車 バスで二宮神社停留所行き(20分)
*[[総武本線|JR総武線]][[津田沼駅]]下車 バスで二宮神社停留所行き(20分)
*[[京成本線]][[京成大久保駅]]下車 日大生産工学部停留所まで徒歩7分。バスで二宮神社停留所下車(5分)なお復路は大久保十字路停留所下車となる。
*[[京成本線]][[京成大久保駅]]下車 日大生産工学部停留所まで徒歩7分。バスで二宮神社停留所下車(5分)なお復路は大久保十字路停留所下車となる。
*[[新京成電鉄新京成線|新京成線]][[薬園台駅]]下車 国道296号線まで徒歩(3分)⇒薬園台駅入口停留所よりバスで二宮神社停留所下車(10分)
*[[新京成電鉄新京成線|新京成線]][[薬園台駅]]下車 国道296号線まで徒歩(3分)⇒薬園台駅入口停留所よりバスで二宮神社停留所下車(10分)


== 参考文献 ==
== 参考文献 ==
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== 関連リンク ==
== 関連リンク ==
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*[[豊富村 (千葉県)]]
*[[豊富村 (千葉県)]]
*[[大和田町 (千葉県)]]
*[[大和田町 (千葉県)]]
*[[日本の祭り一覧]]


==外部リンク==
==外部リンク==

2008年6月30日 (月) 14:38時点における版

下総三山の七年祭り(しもうさみやまのしちねんまつり)は、日本の千葉県船橋市三山にある二宮神社で、年と年にあたる年に開催される大祭である。次回は2009年11月2日5日に行われる。

祭りの概要

船橋市千葉市八千代市習志野市の9神社の神輿が二宮神社境内に参拝に訪れる。なお、二宮神社の御輿は船橋市田喜野井地区と習志野市藤崎地区でかつぐことになっており、禊祭の時には習志野市鷺沼地区に置かれることになっている。6年おきになるが、7年目ごとに開催されるため「七年祭り」という名がつけられている。正式には「二宮神社式年祭」という。550年以上の歴史があり、千葉県の無形民俗文化財にも指定されている。

祭りの由来

祭事の起源は2つあり、一つは平安時代の頃に菅原道真のたたりを恐れた藤原時平の子孫が久々田(習志野市菊田神社付近)の入江に上陸、深山(船橋市三山)や高津(八千代)等に居住した際に二宮神社の神主となり、地域を束ねるため始められたのが起源だとされるもので、祭事に参加する九社に役割があるのはこの為だという。もう一つは、室町時代馬加城主の千葉康胤が嫡子出産に際し、二宮神社、子安神社、子守神社、三代王神社の各神主に馬加村の浜辺で安産祈願をさせたことに起源を持つというものである。

参加地域・神社

参加する神社と役割(4市9神社)

  • 二宮神社(にのみやじんじゃ)船橋市三山 父(ちち)
  • 子安神社(こやすじんじゃ)千葉市花見川区畑町 母(はは)
  • 子守神社(こまもりじんじゃ)千葉市花見川区幕張町 子守(こもり)
  • 三代王神社(さんだいおうじんじゃ)千葉市花見川区武石町 産婆(さんば)
  • 菊田神社(きくたじんじゃ)習志野市津田沼 叔父(おじ)
  • 大原大宮神社(おおはらおおみやじんじゃ)習志野市実籾 叔母(おば)
  • 時平神社(ときひらじんじゃ)八千代市萱田町・大和田 長男(ちょうなん)
  • 高津比咩神社(たかつひめじんじゃ)八千代市高津 娘(むすめ)
  • 八王子神社(はちおうじじんじゃ)船橋市古和釜町 末息子(すえむすこ)

なお、江戸時代の文化14年(1817年)には「柱連下」(しめした)として以下の21ヶ村が参加している。

交通

最寄り駅

  • JR総武線津田沼駅下車 バスで二宮神社停留所行き(20分)
  • 京成本線京成大久保駅下車 日大生産工学部停留所まで徒歩7分。バスで二宮神社停留所下車(5分)なお復路は大久保十字路停留所下車となる。
  • 新京成線薬園台駅下車 国道296号線まで徒歩(3分)⇒薬園台駅入口停留所よりバスで二宮神社停留所下車(10分)

参考文献


関連リンク

外部リンク