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サクラ大戦シリーズの登場人物 2008年2月23日 (土) 09:30 (UTC) から分割 |
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2008年3月1日 (土) 10:09時点における版
紐育華撃団(にゅーよーくかげきだん)は、セガのコンピュータゲーム『サクラ大戦シリーズ』と、それに関連するメディアミックス作品に登場する機関である。
帝都・巴里に次いで、魔の力に対抗するため創設された都市防衛組織。
本部は、アメリカ合衆国・ニューヨーク州のマンハッタンに位置する「リトルリップ・シアター」。
- 大河新次郎(たいが しんじろう、声優:菅沼久義)
- 『サクラ大戦V ~さらば愛しき人よ~』の主人公。
- 大神一郎の甥。紐育華撃団星組隊長・海軍少尉。
- 大神譲りの二刀流(但し、新次郎の場合は右手に一本の太刀、左手に一本の小太刀を逆手に持つという独特のスタイル)の使い手で柔道有段者。海軍士官学校を飛び級した上に首席で卒業し、紐育華撃団星組に配属。当初は「隊長見習い」として戦闘の最前線を指揮していたが、後に隊長に任命される。
- 戦闘中の負傷がきっかけで6人目の「五輪の戦士」であることが発覚、五輪のアザは胸にある。
- ラチェット等自分より背が高いキャラクターが多数登場する為か、背が低い事を気にしていると思われる素振りを見せる事がある。キャラクターとしては、やや固めの青年男性といった感じの大神に対し、ナイーブな少年と青年の間の男の子という感じに描かれており、年上の女性をパートナーに出来るという点も見逃せない点ではある。
- プチミントというステージネームで女装をして舞台に立つ事もある。滅多に姿を見せない事や、その愛らしい姿から一部のファンやシアター関係者から高い人気があり、「幻のスター」とも呼ばれている。月組隊長、加山雄一も熱狂的なファンの一人である(正体が大河新次郎だという事は一部のシアター関係者しか知らない)。主な出演作は『ビバ!ハーレム』『クレオパトラ(主演)』。
- 叔父の大神同様、「身体が勝手に動く」という性質を備えている(紐育の自由な一日では身体が勝手に女装してしまうので、大神より重症だと言える)。
- 驚いたときの口癖は「わひゃあ!」
- 名前はトラ(タイガー)と野球選手の新庄剛志(シンジョー)から。
- 1908年8月20日生まれ(初登場時(Ⅴ)19歳)。身長165cm、体重59kg。A型。栃木県 宇都宮市出身。
- マイケル・サニーサイド(Michael Sunnyside、声優:内田直哉)
- リトルリップ・シアターのオーナーであり紐育華撃団総司令。
- 「人生はエンターテイメント」をモットーとするセントラルパークに大邸宅を構える実業家。普段は飄々としているが、紐育への思い入れや愛着心は人一倍強い。
- 日本贔屓の一面があるが、かなり間違った日本観を持っている。
- 彼の影響力は多大で、紐育市長はおろか合衆国大統領にも直言出来る程。ちなみに、大統領とは友人らしく、作中でも電話で直接交渉する場面が描かれている。彼に戦術を教えたのも大統領である。
- 尚、司令の中で唯一隊員に殴られた人物である。
- 1893年10月18日生まれ(初登場時(Ⅴ)34歳)。身長185cm、体重74kg。B型。ニューヨーク州出身。
- ラチェット・アルタイル(Ratchet Altair、声優:久野綾希子)
- 紐育華撃団副司令、元元欧州星組隊長、元帝国華撃団花組隊員、元紐育華撃団星組隊長。また、リトルリップ・シアターが完成する以前からのブロードウェイの人気スターであった。
- 幼少時より人並み外れた霊力と運動能力を持ち、さらには若干十歳で大学修士課程を卒業した天才。12歳の時に星組計画に参加し、計画凍結後はニューヨークに戻り女優活動を行った。
- 「活動写真」においては帝国華撃団に研修として来日したが、ダグラス・スチュワート社副社長ブレント・ファーロングとの密約により拙い指揮をとって花組を失墜、崩壊させ、最後は陸軍に出向してヤフキエル部隊の隊長に就任する腹づもりだったが、本性を現したブレントより用済みと言わんばかりの攻撃を受け、再起不能となった。その後、自らが裏切り行為を舞台「海神別荘」劇中内で述べて、共演した花組のメンバーに許しを受ける(小説版では大神に真実を話し、大神の許しを受けて慟哭するシーンがある)が、事実上、サクラ大戦シリーズ初の裏切り者として描かれた。
- 米国帰国後は紐育華撃団隊長に就任したが、霊力の低下により力を失い、隊長のポジションを新次郎に譲って以降は副司令に就任、又リトルリップ・シアターの支配人として隊員たちを見守る立場になった。
- 危険を冒してまで自分を救ってくれた新次郎に対して他人には無い「サムシングエルス」を見出す。
- 生まれた時から、「家族」との縁が希薄だった為、家事等があまり得意ではない。それ故、主な武器はナイフだが、余り上手くリンゴを剥けないという可愛らしい一面もある。
- サクラ大戦Vではある条件を満たすと終盤で他の紐育華撃団星組メンバー同様新次郎のパートナーに選択出来る事もある。
- 歴とした妙齢の女性であるが、彼女の命令に対する星組メンバーの応答は何故か「イェッサー!」である(Sirは男性に対する尊称)。
- 1906年6月23日生まれ(初登場時(活動写真)20歳→(Ⅴ)21歳)。身長162cm→168cm、体重48㎏→49kg。A型。ワシントンD.C.出身。名前はアルタイル(鷲座のα星・彦星)より。
- テーマソング「Try」
- 王行智(おう ぎょうち、声優:後藤哲夫)
- 参謀・整備班長。霊子甲冑「スター」や武装飛行船「エイハブ」の開発に携わっている。また東洋医学にも非常に詳しく、ベイエリアのチャイナタウン内に鍼灸や漢方を扱う治療院を開業している。
- 1868年2月11日生まれ。身長157cm、体重52kg。O型。中国出身。
星組
平時はリトルリップ・シアター所属のミュージカル俳優として活躍する。隊員はラチェット以外は「五輪の戦士」で構成されており、全員身体のどこかに「五輪のアザ」がある。 なお、各隊員の名前は基本的に星座に関係したものである。
- ジェミニ・サンライズ(Gemini Sunrise、声優:小林沙苗)
- 「五輪の戦士」の一人。五輪のアザはお尻にある。
- カウガールにしてミフネ流剣法の使い手。リトルシップ・シアターの掃除係だったが、五輪の戦士である事が発覚し、星組に入隊する。
- サムライや日本文化をこよなく愛し、加山雄一の経営する「ROMANDO」の常連客である。
- 双子として生まれる筈だったが、実際にはジェミニしか生まれなかった。しかし、ジェミニの中に「ジェミニン」という名前の姉の人格が存在していた。その為かジェミニには二つの心臓がある(しかし二つ目の心臓は小さすぎて機能していない)。
- ミフネの遺言でジェミニが紐育に来た時にジェミニンが覚醒してジェミニの体を乗っ取ろうとしたが、新次郎が説得してその後ジェミニンは眠りにつき、以後は覚醒しなくなった。
- かなりの妄想癖があり自分で何役もの役回りを演じ、他人を巻き込みながら自分が満足するまで演じきる。主に時代劇や、ラブコメの主人公になりきってしまう(その際、「なんちて、なんちてー」という決まり文句で妄想は終了する)。
- 料理の腕前はかなり高く、自分の焼くステーキはテキサス一だと豪語するほど。また、ぬか漬けや日本茶が家にあり、梅干や高野豆腐を知っている等日本料理にも高い知識がある。
- かなりのダジャレ好き
- 相棒に馬のラリーがいる。
- 1911年6月21日生まれ(初登場時(Ⅴ)16歳)。身長155cm、体重48kg。O型。テキサス州出身。名前はジェミニ(双子座)より。
- テーマソング「ボクノユメ」
- サジータ・ワインバーグ(Sagiitta Weinberg、声優:皆川純子)
- 「五輪の戦士」の一人。五輪のアザは腹にある。
- アフリカ系アメリカ人。元はハーレムの暴走族「ケンタウロス」のリーダーで姉御肌。
- 無実の罪を着せられた仲間を救えなかった無念さから弁護士になる。一時期、「法」に縛られ本来の目的を見失いかけていたが、新次郎の説得によりそれを取り戻した。
- リトルリップ・シアター完成時から舞台に立っている。
- 家事全般が苦手で、片付けようとすると余計に散らかってしまう。
- 弁護士らしい理論的な話し方もするが、すぐ感情を爆発させる(本人曰く「堪忍袋の緒は切れるためにある。」)。
- 大の猫好きであるが、猫からは嫌われてしまう。そして、大の犬嫌いであるが犬からは好かれている。
- 1906年12月6日生まれ(初登場時(Ⅴ)21歳)。身長180cm、体重68kg。B型。ニューヨーク州ニューヨーク市出身。名前はサジタリアス(射手座)より。
- テーマソング「ダウンタウン・ハート」
- リカリッタ・アリエス(Rikaritta Aries、声優:齋藤彩夏)
- 「五輪の戦士」の一人。五輪のアザは腕にある。
- 星組最年少であるが銃の腕は超一流。名うてのバウンティ・ハンター(賞金稼ぎ)として活躍。その為かマフィアからは「お嬢」と呼ばれ、一目置かれる存在でもある。
- 元々は父親と曲撃ちの旅芸人として旅をしていたが、ある事から父親が行方不明となり、それ以降一人で旅をしていた。
- 最初は字もろくに読めなかったが学習能力は高く、紐育華撃団に来てから勉強するようになり、サジータの作ったテストでいつも百点満点を獲ったり、クロスワードパズルで遊ぶ等その成長は目を見張るものがある。
- 相棒で「もしものごはん(非常食)」のフェレットのノコがいつも一緒にいる。
- 1917年4月2日生まれ(初登場時(Ⅴ)11歳)。身長120cm、体重21kg。O型。メキシコ出身。名前はアリエス(牡羊座)より。
- テーマソング「バウンティハンター・リカ」
- ダイアナ・カプリス(Diana Caprice、声優:松谷彼哉)
- 「五輪の戦士」の一人。五輪のアザは太ももにある。
- 病人だが研修医でもある。星組唯一の菜食主義者。
- 鳥や花などの自然を愛する女性。
- 余りにも強い霊力に精神力が耐えられず、余命1年を宣告されている。自力で歩く事も出来ない、ただ死を待つ生活をしていたが、新次郎の働きによって生きる事に希望を見出し、歩けるようにもなる。更にヒロインとしてエンディングを迎えると、手術に成功して寿命が延び、人としての日常を取り戻す描写がある。
- サニーサイドのことを「おじさま」と呼び慕っている。
- 気持ちが昂揚すると何故か土佐弁が出てしまう事がある。
- シェイクスピアの詩や戯曲が好きで自分でも詩を書いている。
- 男性同士の同性愛に関心があるなどの同人少女的(腐女子)な一面がある。
- 女装っ娘(主にプチミント)、メガネ萌え。
- シー・カプリスとは遠いイトコという設定があったがVでは入りきらなかったらしい(あかほり氏談)。
- 1909年1月12日生まれ(初登場時(Ⅴ)19歳)。身長162cm、体重42kg。AB型。マサチューセッツ州ボストン出身。名前はカプリコーン(山羊座)より。
- テーマソング「ある日青空を見上げて」
- 九条昴(くじょう すばる、声優:園崎未恵)
- 「五輪の戦士」の一人。五輪のアザは背中にある。
- 日本の華族出身、元欧州星組隊員である事以外は年齢や性別等全てが謎に包まれており、サニーサイドやラチェットでさえ全てを把握出来ていない。
- 能や日本舞踊に通じているらしく、オープニングでは着物姿で踊っているのを見る事が出来る。
- 「昴は思った~」、「昴はこう考える~」といった具合に、自分自身が第三者であるかの様に、英文を日本語訳した様な喋り方をする。
- 性格は言わば究極の個人主義者であり、型にはめられて自分を見られる事を快く思っていない。
- 昴にとっては自身の性別すらも自分を縛る「型」であり、自分は「男」でも「女」でもなく、あくまで「昴」という固有の存在として見て貰うことを望んでいる様である。
- 「自分らしさ」に拘る余り、新次郎との触れ合いで変わっていく自分を受け入れる事が出来ず、星組のメンバーと衝突する事もあったが、最終的には変わっていく自分を受け入れる。
- 十年前の欧州星組の時代から外見がほとんど変わっていない。
- 5月9日生まれ。身長142cm、体重34kg。AB型。京都府出身。名前は昴=プレアデス星団(牡牛座の散開星団)より。
- テーマソング「輝く星座」
虹組
- プラム・スパニエル(Plum Spaniel、声優:麻生かほ里)
- リトルリップ・シアターのドリンクバーのウェイトレス。数学のスペシャリストという一面も兼ね備える才媛。自身の手製であるフルーツジュースは、客達から屈指の人気を誇る。
- 新次郎の事を、苗字にちなんで『タイガー』と呼ぶ。
- 1906年11月24日生まれ。身長178cm、体重68kg。B型。カリフォルニア州サンフランシスコ出身。
- 吉野杏里(よしの あんり、声優:本名陽子)
- 日系三世。リトルリップ・シアターでは売店担当。又、舞台衣装の制作を担当している。
- 新次郎に対しては、初対面よりやたらに冷たい態度しかとらず、素直に気持ちを現さないツンデレだが、彼が女の子と仲良くしているのを見るとヤキモチを焼く一面も。
- 実家は寿司屋。ガリ(生姜)が好物。サクラ大戦Vでは唯一新次郎が「君」付けで呼ぶ女の子。
- 1911年4月27日生まれ。身長145cm、体重36kg。B型。ワシントン州シアトル出身。