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'''オレオレ詐欺'''(-さぎ)は、[[電話]]を用いた[[詐欺]]の手口の一つ。 |
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当初は「俺だよ、俺」などと家族や親戚のフリをして金銭をだまし取るケースが多かったため、オレオレ詐欺と命名されたが、後に家族や親戚のフリをする人物のほか、警察官や弁護士を名乗る複数の人物が登場するなど、犯行の手口や手段が巧妙化するケースがみられ、'''演出詐欺'''(えんしゅつさぎ)や'''劇団詐欺'''(げきだんさぎ)とも呼ばれるようになった。 |
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この結果、「オレオレ詐欺」の名称が実情に合わなくなったため、オレオレ詐欺や演出詐欺、さらに[[架空請求詐欺]]など、金銭を[[預金]]口座に振り込ませる詐欺行為の総称として、2004年12月9日、[[警察庁]]は'''[[振り込め詐欺]](恐喝)'''とすることを決めた。 |
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==詐欺の手口== |
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*[[高齢者]]などを狙い、「俺だよ、オレオレ」「わたし、わたし」「お母さん…」などと孫や子、兄弟、親などの縁者を装った[[電話]]をかけ、「[[交通事故]]を起こして示談金が要る」、「[[中絶]]費用が必要になった」等、虚偽の急用を訴えて口座に送金させ、金銭をだまし取る。 |
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*交通事故を装うケースでは、事故を起こしたとされる人物の勤務先に電話を掛け、だまされる人物が確認のために本人に電話を掛けても話中になるように仕組まれていたケースがあった。例えばだまされる人物の長男が事故にあったとする場合は、長男の携帯電話に悪戯電話を繰り返して電源を切らせるなどの方法がとられた。また、電話から録音された[[緊急車両]]のサイレンを流しているケースもあった。 |
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*電話を受けた際に相手に名前を名乗らせるようにすることで、ある程度被害を回避することができる。しかし、家族の名前が事前に調べられていたり、相手が[[警察官]]や[[弁護士]]を名乗るといったオレオレ詐欺の派生型もあり(犯行グループで何人もの役が演じられるため「劇場型」と呼ばれる)、その手口は巧妙化している。 |
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*泣き詫びる子供を装う『ごめんなさい詐欺』も派生した。 (EX)ボクボク詐欺 |
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*詐欺の手口が有名になると、[[金融機関]]の窓口担当者が高齢者の口座解約や多額の引き出しについて理由を尋ねて詐欺だと発覚するなど、未遂で終わる場合がでてきた。これに対抗し、金融機関に口止めする事件も発生している。 |
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*警察官を装い、被害者の身内が事故に遭ったとして、事故の示談金名目で金を騙し取るケースが増えてきた。全体の4分の1を占め、増加傾向にある。 |
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*[[新潟県中越地震]]では、[[自衛隊]]や消防を名乗り、「親族ががけ崩れに巻き込まれたので民間ヘリコプターのチャーター代を振り込め」「被災者をとりまとめて振り込みの依頼をしている」と電話で連絡する手口が登場した。 |
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*親族に[[医師]]や[[薬剤師]]といった医療従事者がいる家庭に対し、親族の医師や薬剤師を装って「医療(投薬)ミスにより患者を死亡させた」と連絡し、遺族に対する示談金が必要と振り込ませる手口も登場した。 |
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==被害者== |
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*被害者は女性が約7割、60歳以上が全体の約8割。被害世帯の半数以上は、家族構成が65歳以上だけの『高齢者世帯』。 |
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*高齢者から主婦へと年齢が下がる傾向にある。 |
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==被害額など== |
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*以前より存在したが[[2003年]]になって急増し、社会問題化した。[[警察庁]]によると、2003年1月から10月の間に全国で3807件発生し、被害総額は22億6000万円。 |
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*警察庁のまとめでは、2003年の被害総額は約43億1800万円。2003年末に被害額が急増。 |
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*警察が認知した件数は6504件で、うち既遂は4319件。摘発件数は179件。58人を逮捕。 |
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*[[警視庁]]捜査二課によると、都内で[[2004年]]1月から8月までに発生したオレオレ詐偽は未遂のものも含め808件、被害総額は約15億4300万円で、昨年一年間の約15億円を上回っている。 |
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==対策== |
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*オレオレ詐欺には、さまざまな方法で取得された[[架空口座|架空名義の口座]]や第三者の実名口座が用いられることが多い。このような事態に対し、[[金融庁]]は[[銀行]]に対し管理の強化を指導し、疑わしい口座の強制解約や利用停止を進めている。 |
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*また、オレオレ詐欺に使われる口座の大半が[[インターネット]]などで購入されたものであることから、口座の売買自体を禁じることの必要性が訴えられた。これを受けて、2004年12月3日、本人確認法(金融機関等による顧客等の本人確認等に関する法律)の改正案が参院で可決成立し、罰則が設けられた。また、法律名も「金融機関等による顧客等の本人確認等に関する法律」から「金融機関等による顧客等の本人確認等及び預金口座等の不正な利用の防止に関する法律」に改称された。(2004年12月30日 施行) |
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*2004年9月16日、警視庁は「オレオレ詐偽等集中取締本部」(本部長・横山利雄刑事部参事官)を設置した。50人体制で取締に当たる。 |
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==なりすまし詐欺== |
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広島県警が2004年9月に、「オレオレ詐欺」の名称では現状との相違が大きくなったために、県警独自で付けた名称である。警察庁が2004年11月に「オレオレ詐欺」の新名称を公募した時に「広島県警では'''なりすまし詐欺'''(-さぎ)と呼ばれている」と、名称変更案として検討されている様な事が公表されたが、実際には「振り込め詐欺」になった。そのことで、広島県警では、既にある程度、県内に定着した「なりすまし詐欺」の名称を、使い続けるかどうか議論されているが、2004年12月12日現在、結論は出ていない。 |
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==関連項目== |
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*[[ソーシャルエンジニアリング]] |
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*[[架空請求詐欺]] |
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*[[やるやる詐欺]] |
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*[[オレオレ認証局]] |
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== 外部リンク == |
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* [http://junsui.txt-nifty.com/filtration/2004/08/post_22.html 実体験!オレオレ詐欺の手口] |
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[[Category:犯罪|おれおれさぎ]] |
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[[Category:セキュリティ技術|おれおれさぎ]] |
2005年4月2日 (土) 05:02時点における版
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振り込め詐欺(ふりこめさぎ)は、電話やはがきなどの文書などで相手をだまし、金銭の振り込みを要求する詐欺事件の総称として警察庁が使用を決めた名称。
従来、「オレオレ詐欺」や「架空請求詐欺」、「融資保証金詐欺」などと呼ばれていたが、手口の多様化で名称と実態が合わなくなったため、2004年12月9日に、警察庁によって統一名称として「振り込め詐欺」と呼ぶことが決定された。
詐欺の手口
- 高齢者などを狙い、「俺だよ、オレオレ」「わたし、わたし」「お母さん…」などと孫や子、兄弟、親などの縁者を装った電話をかけ、「交通事故を起こして示談金が要る」、「中絶費用が必要になった」等、虚偽の急用を訴えて口座に送金させ、金銭をだまし取る。
- 電話が掛かってくる時間帯で多いのは、11時~14時が多く、15時までの振込み時間の締め切りに「今すぐ振り込まないと間に合わない」と慌てさせて冷静に考えさせないように仕向ける。
- 交通事故を装うケースでは、事故を起こしたとされる人物の勤務先に電話を掛け、だまされる人物が確認のために本人に電話を掛けても話中になるように仕組まれていたケースがあった。例えばだまされる人物の長男が事故にあったとする場合は、長男の携帯電話に悪戯電話を繰り返して電源を切らせるなどの方法がとられた。また、電話から録音された緊急車両のサイレンを流しているケースもあった。
- ぶつかった車の相手の女性が「妊娠しており、事故で破水したので緊急に手術が必要だと言って治療費を至急振り込んでください」といかにも緊急事態であるという事を言う。
- 電話を受けた際に相手に名前を名乗らせるようにすることで、ある程度被害を回避することができる。しかし、家族の名前が事前に調べられていたり、相手が警察官や弁護士を名乗るといったオレオレ詐欺の派生型もあり(犯行グループで何人もの役が演じられるため「劇場型」と呼ばれる)、その手口は巧妙化している。
- 泣き詫びる子供を装う『ごめんなさい詐欺』も派生した。 (EX)ボクボク詐欺
- 詐欺の手口が有名になると、金融機関の窓口担当者が高齢者の口座解約や多額の引き出しについて理由を尋ねて詐欺だと発覚するなど、未遂で終わる場合がでてきた。これに対抗し、金融機関に口止めする事件も発生している。
- 警察官を装い、被害者の身内が事故に遭ったとして、事故の示談金名目で金を騙し取るケースが増えてきた。全体の4分の1を占め、増加傾向にある。
- 携帯の発信電話番号を実在する警察署や家族の電話番号に偽装するという巧妙な手口も発生してきた。携帯電話会社では偽装は不可能というコメントを発表しているが、一部の雑誌がこの方法を紹介している。
- 新潟県中越地震では、自衛隊や消防を名乗り、一部の雑誌がこの方法を紹介している。「親族ががけ崩れに巻き込まれたので民間ヘリコプターのチャーター代を振り込め」「被災者をとりまとめて振り込みの依頼をしている」と電話で連絡する手口が登場した。
- 誘拐を装った詐欺事件も最近増えてきてる。
- 高校野球大会に出場することになった高校の卒業生に対して、電話で同窓会関係者を名乗って寄付をして欲しいという。
被害者
- 被害者は2003年は女性が約7割、60歳以上が全体の約8割。被害世帯の半数以上は、家族構成が65歳以上だけの『高齢者世帯』。
- 今年になると主婦の被害が急激に増えている。
被害額など
- 以前より存在したが2003年になって急増し、社会問題化した。警察庁によると、2003年1月から10月の間に全国で3807件発生し、被害総額は22億6000万円。
- 警察庁のまとめでは、2003年の被害総額は約43億1800万円。2003年末に被害額が急増。
- 警察が認知した件数は6504件で、うち既遂は4319件。摘発件数は179件。58人を逮捕。
- 警視庁捜査二課によると、都内で2004年1月から8月までに発生したオレオレ詐偽は未遂のものも含め808件、被害総額は約15億4300万円で、昨年一年間の約15億円を上回っている。
- 12月13日発表の被害額は1-10月で約222億円
関連項目
外部リンク
- 実体験!オレオレ詐欺の手口
- auからのお知らせ(2005/01/21)(KDDI)
- 発信者電話番号が偽装されて着信する通話について(NTTドコモ)
- 新手の「振り込め詐欺」にご注意を!(長野県警察)
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当初は「俺だよ、俺」などと家族や親戚のフリをして金銭をだまし取るケースが多かったため、オレオレ詐欺と命名されたが、後に家族や親戚のフリをする人物のほか、警察官や弁護士を名乗る複数の人物が登場するなど、犯行の手口や手段が巧妙化するケースがみられ、演出詐欺(えんしゅつさぎ)や劇団詐欺(げきだんさぎ)とも呼ばれるようになった。
この結果、「オレオレ詐欺」の名称が実情に合わなくなったため、オレオレ詐欺や演出詐欺、さらに架空請求詐欺など、金銭を預金口座に振り込ませる詐欺行為の総称として、2004年12月9日、警察庁は振り込め詐欺(恐喝)とすることを決めた。
詐欺の手口
- 高齢者などを狙い、「俺だよ、オレオレ」「わたし、わたし」「お母さん…」などと孫や子、兄弟、親などの縁者を装った電話をかけ、「交通事故を起こして示談金が要る」、「中絶費用が必要になった」等、虚偽の急用を訴えて口座に送金させ、金銭をだまし取る。
- 交通事故を装うケースでは、事故を起こしたとされる人物の勤務先に電話を掛け、だまされる人物が確認のために本人に電話を掛けても話中になるように仕組まれていたケースがあった。例えばだまされる人物の長男が事故にあったとする場合は、長男の携帯電話に悪戯電話を繰り返して電源を切らせるなどの方法がとられた。また、電話から録音された緊急車両のサイレンを流しているケースもあった。
- 電話を受けた際に相手に名前を名乗らせるようにすることで、ある程度被害を回避することができる。しかし、家族の名前が事前に調べられていたり、相手が警察官や弁護士を名乗るといったオレオレ詐欺の派生型もあり(犯行グループで何人もの役が演じられるため「劇場型」と呼ばれる)、その手口は巧妙化している。
- 泣き詫びる子供を装う『ごめんなさい詐欺』も派生した。 (EX)ボクボク詐欺
- 詐欺の手口が有名になると、金融機関の窓口担当者が高齢者の口座解約や多額の引き出しについて理由を尋ねて詐欺だと発覚するなど、未遂で終わる場合がでてきた。これに対抗し、金融機関に口止めする事件も発生している。
- 警察官を装い、被害者の身内が事故に遭ったとして、事故の示談金名目で金を騙し取るケースが増えてきた。全体の4分の1を占め、増加傾向にある。
- 新潟県中越地震では、自衛隊や消防を名乗り、「親族ががけ崩れに巻き込まれたので民間ヘリコプターのチャーター代を振り込め」「被災者をとりまとめて振り込みの依頼をしている」と電話で連絡する手口が登場した。
- 親族に医師や薬剤師といった医療従事者がいる家庭に対し、親族の医師や薬剤師を装って「医療(投薬)ミスにより患者を死亡させた」と連絡し、遺族に対する示談金が必要と振り込ませる手口も登場した。
被害者
- 被害者は女性が約7割、60歳以上が全体の約8割。被害世帯の半数以上は、家族構成が65歳以上だけの『高齢者世帯』。
- 高齢者から主婦へと年齢が下がる傾向にある。
被害額など
- 以前より存在したが2003年になって急増し、社会問題化した。警察庁によると、2003年1月から10月の間に全国で3807件発生し、被害総額は22億6000万円。
- 警察庁のまとめでは、2003年の被害総額は約43億1800万円。2003年末に被害額が急増。
- 警察が認知した件数は6504件で、うち既遂は4319件。摘発件数は179件。58人を逮捕。
- 警視庁捜査二課によると、都内で2004年1月から8月までに発生したオレオレ詐偽は未遂のものも含め808件、被害総額は約15億4300万円で、昨年一年間の約15億円を上回っている。
対策
- オレオレ詐欺には、さまざまな方法で取得された架空名義の口座や第三者の実名口座が用いられることが多い。このような事態に対し、金融庁は銀行に対し管理の強化を指導し、疑わしい口座の強制解約や利用停止を進めている。
- また、オレオレ詐欺に使われる口座の大半がインターネットなどで購入されたものであることから、口座の売買自体を禁じることの必要性が訴えられた。これを受けて、2004年12月3日、本人確認法(金融機関等による顧客等の本人確認等に関する法律)の改正案が参院で可決成立し、罰則が設けられた。また、法律名も「金融機関等による顧客等の本人確認等に関する法律」から「金融機関等による顧客等の本人確認等及び預金口座等の不正な利用の防止に関する法律」に改称された。(2004年12月30日 施行)
- 2004年9月16日、警視庁は「オレオレ詐偽等集中取締本部」(本部長・横山利雄刑事部参事官)を設置した。50人体制で取締に当たる。
なりすまし詐欺
広島県警が2004年9月に、「オレオレ詐欺」の名称では現状との相違が大きくなったために、県警独自で付けた名称である。警察庁が2004年11月に「オレオレ詐欺」の新名称を公募した時に「広島県警ではなりすまし詐欺(-さぎ)と呼ばれている」と、名称変更案として検討されている様な事が公表されたが、実際には「振り込め詐欺」になった。そのことで、広島県警では、既にある程度、県内に定着した「なりすまし詐欺」の名称を、使い続けるかどうか議論されているが、2004年12月12日現在、結論は出ていない。