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「一親鸞学徒に過ぎない」として自らについて多くを語らず、自伝なども出していないため、来歴(特に幼少期)や思想形成の経緯には不明な点がある<ref name="mori1998"/>。 |
「一親鸞学徒に過ぎない」として自らについて多くを語らず、自伝なども出していないため、来歴(特に幼少期)や思想形成の経緯には不明な点がある<ref name="mori1998"/>。 |
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[[1929年]]([[昭和]]4年)2月6日、富山県氷見市に誕生<ref name="1mannen">{{Cite web|url=https://www.10000nen.com/books/authors/takamori-kentetsu/|title=高森顕徹のプロフィール |publisher =株式会社1万年堂出版 |accessdate=2024-09-03}}</ref>。 |
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[[1929年]]([[昭和]]4年)2月6日、富山県氷見市の[[浄土真宗本願寺派]][[末寺]]遠景寺に次男として誕生<ref name="mori1998"/>。[[太平洋戦争]]末期には[[特別攻撃隊|海軍特攻隊]]に志願したが、出撃寸前に終戦を迎える<ref name="mori1998"/>。親鸞会の[[軍隊]]的な組織構造などには、高森の戦争体験の影響が見受けられる<ref name="mori1998"/>。 |
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敗戦後まもない混乱期より、龍谷大学在学中から、日本各地で情熱的な布教を展開<ref name="koushiki1">{{Cite web|url=https://www.shinrankai.or.jp/s/qa/qa07.htm|title=高森顕徹先生の紹介|publisher =浄土真宗親鸞会 |accessdate=2024-09-03}}</ref>。 |
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復員後、高岡仏教学院に半年通ったのち、龍谷大学専門部に進学<ref name="mori1998"/>。在学中から活発に布教活動を行い、[[伊藤康善]]一派の信仰活動に参加していたという<ref name="mori1998"/>。在学中の[[1947年]](昭和22年)に「信心決定」を体験したが、その具体的内容は公に語られていない<ref name="mori1998"/>。同年本願寺派寺院で[[得度]]し僧侶となったが、「[[親鸞]]聖人の本当の教えを伝えていない」として本願寺教団に反発し、[[1952年]](昭和27年)に「徹信会」結成と同時に本願寺教団から事実上離脱、[[1958年]](昭和33年)に「徹信会」を「浄土真宗親鸞会」に改め、[[1970年]](昭和45年)に正式に帰俗した<ref name="mori1998"/>。[[浄土真宗親鸞会|親鸞会]]の歩みについては当該記事を参照のこと。 |
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[[1952年]](昭和27年)に親鸞会の前身である「徹信会」を結成<ref name="koushiki1"/>。 |
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[[1958年]](昭和33年)に「徹信会」を「[[浄土真宗親鸞会]]」に改める<ref name="koushiki1"/>。 |
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浄土真宗の宗祖・[[親鸞]]聖人(1173-1263)の教えを、70年にわたり伝え続けている<ref name="1mannen"/>。 |
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日本各地だけではなく、海外でも講演を開催<ref name="1mannen"/>。 |
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著書も多数。監修の『なぜ生きる』は、平成28年にシリーズ100万部を突破し代表的な著書となっている。映画化もされ、「なぜ生きる~蓮如上人と吉崎炎上」は全国ロードショーとなった<ref name="1mannen"/>。 |
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現在は、日本海の見える富山県の小さな町に、愛妻と愛犬と共に暮らしている<ref name="1mannen"/>。 |
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[[浄土真宗親鸞会|親鸞会]]の歩みについては当該記事を参照のこと。 |
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== 浄土真宗親鸞会結成の目的 == |
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「親鸞聖人の教えを、正確に、速やかに、一人でも多くの人にお伝えする、これ以外に親鸞会の目的はありません。今後もそれは変わりません。どうすれば本当の親鸞聖人の教えが明らかにできるか、親鸞会の目的は、ただこのこと一つであって他には何もありません」(平成10年10月:浄土真宗親鸞会結成40周年記念講演より)<ref name="takamori01">{{Cite web|url=http://www.takamori.info/index.html|title=高森顕徹公式サイト|publisher =高森顕徹 |accessdate=2024-09-03}}</ref>。 |
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著書は一部を除き、株式会社1万年堂出版から出版され、東本願寺系列の法蔵館書店でも購入可能<ref name="hozokan">{{Cite web|url=https://pub.hozokan.co.jp/smp/author/a224441.html |
著書は一部を除き、株式会社1万年堂出版から出版され、東本願寺系列の法蔵館書店でも購入可能<ref name="hozokan">{{Cite web|url=https://pub.hozokan.co.jp/smp/author/a224441.html |
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|title=高森 顕徹 - 法藏館 おすすめ仏教書専門出版と書店(東本願寺前)-仏教の風410年 |author= |publisher =法蔵館|accessdate=2024-08-25}}</ref> である。 |
|title=高森 顕徹 - 法藏館 おすすめ仏教書専門出版と書店(東本願寺前)-仏教の風410年 |author= |publisher =法蔵館|accessdate=2024-08-25}}</ref> である。 |
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* 『会報』 |
* 『会報』 |
2024年9月3日 (火) 09:51時点における版
高森 顕徹(たかもり けんてつ、1929年2月6日[1] - )は、富山県氷見市生まれの宗教家。浄土真宗親鸞会(以下親鸞会)の創設者・会長[1]。龍谷大学専門部卒業。
人物
「一親鸞学徒に過ぎない」として自らについて多くを語らず、自伝なども出していないため、来歴(特に幼少期)や思想形成の経緯には不明な点がある[1]。
敗戦後まもない混乱期より、龍谷大学在学中から、日本各地で情熱的な布教を展開[3]。
1952年(昭和27年)に親鸞会の前身である「徹信会」を結成[3]。
1958年(昭和33年)に「徹信会」を「浄土真宗親鸞会」に改める[3]。
浄土真宗の宗祖・親鸞聖人(1173-1263)の教えを、70年にわたり伝え続けている[2]。
日本各地だけではなく、海外でも講演を開催[2]。
著書も多数。監修の『なぜ生きる』は、平成28年にシリーズ100万部を突破し代表的な著書となっている。映画化もされ、「なぜ生きる~蓮如上人と吉崎炎上」は全国ロードショーとなった[2]。
現在は、日本海の見える富山県の小さな町に、愛妻と愛犬と共に暮らしている[2]。
親鸞会の歩みについては当該記事を参照のこと。
浄土真宗親鸞会結成の目的
「親鸞聖人の教えを、正確に、速やかに、一人でも多くの人にお伝えする、これ以外に親鸞会の目的はありません。今後もそれは変わりません。どうすれば本当の親鸞聖人の教えが明らかにできるか、親鸞会の目的は、ただこのこと一つであって他には何もありません」(平成10年10月:浄土真宗親鸞会結成40周年記念講演より)[4]。
著書
著書は一部を除き、株式会社1万年堂出版から出版され、東本願寺系列の法蔵館書店でも購入可能[5] である。
- 『会報』
- 『白道燃ゆ』
- 『本願寺なぜ答えぬ』
- 『こんなことが知りたい』
- 『なぜ生きる』(監修) ISBN 4925253018
- 『歎異抄をひらく』 ISBN 4925253301
- 『歎異抄ってなんだろう』
- 『光に向かって』シリーズ - 2016年時点でシリーズ累計100万部を発行[6]。
- 『光に向かって100の花束』 ISBN 492525300X
- 『光に向かって100の花束 ベストセレクション20』ISBN 4925253026
- 『光に向かって123のこころのタネ』 ISBN 4925253026
- 『光に向かって心地よい果実』 ISBN 4925253107
- 『光に向かって花いっぱいの散歩道』 ISBN 4925253204
脚注
- ^ a b c 森葉月「<研究ノート> 浄土真宗親鸞会 ―「ファンダメンタリズム」論の再検討に向けて―」『国際基督教大学学報Ⅲ-A,アジア文化研究』第24号、国際基督教大学アジア文化研究所、1998年、173-188頁、doi:10.34577/00002676。
- ^ a b c d e “高森顕徹のプロフィール”. 株式会社1万年堂出版. 2024年9月3日閲覧。
- ^ a b c “高森顕徹先生の紹介”. 浄土真宗親鸞会. 2024年9月3日閲覧。
- ^ “高森顕徹公式サイト”. 高森顕徹. 2024年9月3日閲覧。
- ^ . “高森 顕徹 - 法藏館 おすすめ仏教書専門出版と書店(東本願寺前)-仏教の風410年”. 法蔵館. 2024年8月25日閲覧。
- ^ 1万年堂出版公式サイト