コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

Wikipedia:良質な記事/良質な記事の選考/スクールカースト 20220225

これはこのページの過去の版です。逃亡者 (会話 | 投稿記録) による 2022年3月6日 (日) 23:09個人設定で未設定ならUTC)時点の版 ({{Page|スクールカースト}}: 返信、改訂の報告です)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

選考終了日時:2022年3月11日 (金) 10:18 (UTC)

気になった点をまとめます。まずは出典がついていない点や独自研究に感じられる点がいくつかありました。
  • 「インドのカーストになぞらえた和製英語であり、日本以外では通用しない。元々アメリカ合衆国で同種の現象が発生しており、アメリカでは「clique」(クリーク、派閥の意味)と呼ばれる。」は出典があればつけて欲しいです。現状では独自研究にも感じられます。
  • 「スクールカースト化は人間関係の流動性が低く閉鎖的な場(いざというときに逃げられない状況)で起こりやすい現象であるため、具体的には以下のような地域ではカースト化が進みにくいと考えられる。」「小中一貫校(9年制)や中高一貫校(6年制)のような一貫教育は、スクールカーストの条件が整いやすい。」について脚注はついていなかったのですが、どの出典を元にしているのでしょうか。和田(2010)であれば、脚注をつけてしまって良いと思います。出典がなければ独自研究と感じてしまいます。
  • 「スクールカーストに言及した論考などで参照されたことのある作品」はともかく、「スクールカーストを取り入れた・題材にした作品」はいくらでも列挙できてしまいそうですし、独自研究よりだと感じました。
そのほかに書き方について気になった点です。
  • 実質的な内容は「スクールカーストの構造」という一つの見出ししかなく、さまざまな内容が含まれてしまっているので読みづらく感じました。とりあえず「スクールカーストの構造」のなかの「見出し2」は全て「見出し1」にしてしまっても良いように感じます。
  • 「キャラ的コミュニケーション」は書かなくても誰でもわかるほど広まった言葉かは怪しいところだと思います。「キャラ的コミュニケーション」自体の説明が少し欲しいと思います。
  • 学術的な内容については十分に含まれていると思いますが、社会的にどの程度話題になっているかについて、もう少し示せるように感じます。
  • 具体的な指摘が難しいのですが個人的には読みづらさを感じる部分がありました。例えばスクールカーストが発生する要因として段階、地域、環境などがあり、スクールカースト上の位置決定の要因も複数あるわけですが、これらが一目でわかりやすくまとまっていると良いと感じました。スクールカースト上の位置決定の要因については箇条書きで書いてある部分はあるものの、「〜系」や「キャラ的コミュニケーション」については独立して話が出てきてしまっています。様々な学術的な内容が引用されて詳しく説明されているのは良いのですが、もっと見出しを活用したり、最初の段落に簡単に要約するなど工夫ができると感じます。
既に個別の内容は学術的なものを中心に良く書かれていると思うので、無出典や独自研究を丁寧に取り除いて内容が整理されると良い記事になると感じました。--Rrrwrrrrrw会話2022年2月25日 (金) 18:23 (UTC)[返信]
コメントありがとうございます。私は記事作成に関わっておらず、また関連する知識も多くないのですが、できる範囲で記事を良いものにしたいと思います。クリークについてはスクールカーストに言及した日本語論文の英語版アブストで訳語をクリークとしていることがあり、英語文献の検索でも「クリーク、ヒエラルキー、スクール」といった単語で豊富な関連文献がヒットすることから、関連はあるものと思います。直接的に関連付けた文献があれば記事に追記し、なければ関連リンクを張るにとどめようと思います。カースト化の条件についてはその出典が手元にないので、代わりの論文を探すか、なければ要出典タグなどで対応します。「スクールカーストを題材とした作品」については確かに現状、列挙したのみになっているので、何らかの基準を設けて削減を考えます。見出し、読みづらさについては、文章構成の整理と小見出しをつけることで解決を試みます。キャラ的コミュニケーションについては導入に1,2行の解説を含めようと思います。社会での話題性については、一例として大阪大学の調査では「スクールカースト」の語の学生の認知率が8割程度などの調査もあり、記事に含めようかと思います。すぐには対応はできないですが、近いうちに何らかの対応をしたく思います。--狄の用務員会話2022年2月25日 (金) 21:41 (UTC)[返信]
返信 返信をいただきありがとうございます。(言うまでもなく)推薦者が対応しないといけないわけではないので参考程度に捉えていただければと思います。私も手があけばできるだけ反映したいと思います。--Rrrwrrrrrw会話2022年2月25日 (金) 23:28 (UTC)[返信]
  • コメント 本文のほぼ全てが日本の学校を対象として言及したものでありながら、「元々アメリカ合衆国で同種の現象が発生しており~」といった北米を対象とした記述や、「スクールカーストを取り入れた・題材にした作品」の項で北米の映画などが大量にリストアップされており、そのあたりの不和が違和感の原因の一つかなと思いました。数日内に試しに切り分けてみようかと思います。--狄の用務員会話2022年2月25日 (金) 23:39 (UTC)[返信]
  • コメント 雑ながら、多少手を入れてみました。
  • 「アメリカでは~」については「日本国外におけるスクールカースト」の節を立てて、出典とともに現状を記述しました。
  • 「~以下のような地域ではカースト化が進みにくいと考えられる」については出典をあたれないため、要出典タグを付けて対応しました。
  • 「スクールカーストを取り入れた・題材にした作品」については米国関連のものが大半であったため、スクールカーストの項目とは関連が低いと考えて全てコメントアウトしました。もし今後青年期のクリーク英語版などの項目が立項されたら転載するのがいいと思います。「スクールカーストに言及した論考などで参照されたことのある作品」については、「スクールカースト」とどう関係があるのか数行の説明があると良いとは思ったのですが、全て未読のため対応ができませんでした。
その他対応した点です。
  • 記事導入部を厚くして、全体の概要がつかめるようにしました。
  • 「スクールカーストの構造」のなかの「見出し2」を「見出し1」に変更しました。
  • 「キャラ的コミュニケーション」については導入部に二行ほど説明を追記した上、seealsoでリンクを張りました。
  • 社会的にどの程度話題になっているかについて、語の認知度、序列を感じた割合をアンケートによる数字で示しました。
  • 画像を追加しました。

もうすこし加筆したかったですが、私自身にスクールカーストに関する知見が薄いので、実際にはあまりできることが無かったな…と思います。それと、記事を再度読んでみると、Wikipedia:YESPOVの「意見を事実として記さない」にあたる場所があるような気がしたのですが、出典を確認できないので、私にできるのはここまででした。狄の用務員会話2022年3月3日 (木) 15:52 (UTC)[返信]

コメント ありがとうございます、お疲れ様です。大きく改善されたと思います。
ただ個人的にはGAとしてはもう一歩かなと思っています(特に要出典があるのは問題だと思います)。もう少しまとめられると良い記事になりそうなので、誰か対応できる人が改善もしくは査読依頼に出してみても良いと思います。
  • やはり「インドの固定的・階級的な身分制度であるカーストになぞらえた和製英語」は出典が欲しいと思います。明らかと言われればそうかもしれないですが・・・
  • Google Trendsについては独自研究になってしまうので除去して良いと思います。社会的な影響については認知度なでど十分に示せているように思います。--Rrrwrrrrrw会話2022年3月3日 (木) 18:58 (UTC)[返信]
googletrendsについては削除対応いたしました。GAに推薦しておいてなんですが、私も先述のYESPOVを理由としてGAに至らないところがあるのではと考えを改めました。私自身で対応できない以上査読依頼には出せないので、こちらで加筆訂正してくださる方を待って、現れなければそこで終了したいと思います。ありがとございました。--狄の用務員会話2022年3月3日 (木) 23:45 (UTC)[返信]
  • 賛成  必要な個所は訂正できたと思いますので、改めて賛成票を投じます。狄の用務員会話2022年3月5日 (土) 02:06 (UTC)[返信]
  • 賛成 おつかれさまです。十分よく書けていると思います。--たけとう会話2022年3月5日 (土) 14:10 (UTC)[返信]
  • コメント 加筆お疲れさまです。冒頭、「スクールカーストの語は2005年頃から」の出典、脚注5これ信頼できる情報源といえるか疑問に思い、より良い資料が見つかればと思いました。--逃亡者会話2022年3月6日 (日) 08:59 (UTC)[返信]
  • 明日から平日ですので調査困難ですが、自力でも差当り、ネットの新聞・雑誌検索で可能な範囲で調べてみました。すでに脚注2で挙げられています「AERA」2007年11月19日号によれば、「2年ほど前」にある高校生がインターネット上に、学生たちが階層状にグループ分けされていることを書き、それによりスクールカーストという言葉ができた、とありました。「ほど」というのが微妙ですが、2007年より2年ほど前、即ち2005年頃ということになりますでしょうか。その他、脚注の要ページ番号が何件か残っていますので、票は見送ります。--逃亡者会話2022年3月6日 (日) 09:26 (UTC)[返信]
    • 申し訳ありません。出典に2ちゃんねるがあったとは気付いていませんでした。そこは以前大幅に加筆された方の元の表現を使って「雑誌『AERA』2007年11月19日号にはスクールカーストという言葉を<2年ほど前に>初めてインターネット上に登録したと述べている当時29歳の男性への取材記事が掲載されているため、この記事を信じるならば、<そのころ>がスクールカーストという語の初出といえる」のような表現に直してはいかがでしょうか。> 狄の用務員さん --たけとう会話2022年3月6日 (日) 09:54 (UTC)[返信]

逃亡者さん、たけとうさん、コメントありがとうございます。正直なところ2chソースが最善とも思えなかったのですが、もともとあった脚注2に立脚した記事が理解できない文章であったため書き換えてしまいました。たけとうさんのご提案が良さそうに思いますが、私がAERAの記事にあたれないため、読まずに記述するのも微妙なので私が書き換えるのは差し控えます。要ページ番号については推薦時に気づかず恐縮です。出典にあたれる環境にないので、申し訳ないですが資料をお持ちの方の追記に期待するのみです。狄の用務員会話2022年3月6日 (日) 11:44 (UTC)[返信]

他に「何年が初出」と明記した資料をあたると、日本社会福祉教育学会のNEWS LETTER NO.18 p7によれば、『学校(スクール)カースト』(光文社新書、2012年)なる書籍に、「2007年に朝日新聞社発行の雑誌『AERA』紙上に初登場した」とあるそうです。ただこの書名、光文社の検索で見当たりませんで、「教室内(スクール)カースト」(ISBN 978-4-334-03719-2)の誤りでしょうか……?
また要ページ番号の件は、全部を狄の用務員さんお1人で解決しろなどとはもちろん申しませんで、ご自身で抱え込まずとも、Wikipedia:加筆依頼で他のどなたかに加筆修正を依頼するという手もあります(実際、出典不足解消としての依頼も何件か挙がっています)。よろしくお願いいたします(自分でも調べたいですが、平日は仕事で無理、週末はよりによって金曜がワクチン3回目接種です。持病のせいか2回目の副反応が重かったので、土日も副反応で身動きがとれないのではと心配しています)。--逃亡者会話2022年3月6日 (日) 23:09 (UTC)[返信]