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ヨハネス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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ヨハネスJohannesドイツ語発音: [joˈhanəs, joˈhanɛs][1]オランダ語発音: [joˈhɑnəs][1])は、男性名。発音は第二音節にアクセントがある。ドイツオランダチェコスロバキアポーランドなどに見られる。ヨハンハンスと同源である。

元は ヘブライ語: יוחנןヨハナン であり、旧約聖書に人名として見られる。新約聖書では洗礼者ヨハネ使徒ヨハネがギリシア語で Ιωάννηςイオーアンネース[2])という形で現れる。それがラテン語にはいって Ioannes およびその異形・別綴りである Iohannes になったものである。日本では同じくヨハネスの他、ヨアンネスヨハンネスヨハネといった表記も用いられる。

他言語での発音・読み方は、スウェーデン語発音: [juˈhanəs][1](ユハネス)、デンマーク語発音: [jʊ'hænəs][1](ユハネス)がある。本稿#相当する各国語・各種表記も参照。

ラテン語の人名

ローマ教皇の名前

その他

中世から近世にかけてはラテン語を母語としないがラテン語名で呼ばれる人物が多い。

ギリシャ語の人名

ギリシャ語のつづりでは “Ιωάννης”。古典ギリシャ語では「ヨーアンネース(または、イオーアンネース、ヨアンネス、イオアンネスなど)」、中世以降のギリシャ語では「イオアンニス」「イオアニス」「ヨアニス」。ただし日本では慣用として「ヨハネス」の読み方・表記が使われることが多い。

東ローマ帝国の皇帝

その他

ドイツ語の人名

愛称形の「ヨハン」「ハンス」が使われることも多い。

北欧

オランダ

架空の人物

相当する各国語・各種表記

一覧

脚注

  1. ^ a b c d Duden, Das Aussprachewörterbuch (Der Duden in zwölf Bänden; Bd. 6), Auflage. 6, Dudenverlag, 2005, p. 443. ISBN 978-3-411-04066-7
  2. ^ 音韻変化を経た現代ギリシア語ではイオアンニス