パラグライダー
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パラグライダー (Paraglider)(パラグライディングともいう)はスカイスポーツの一種で、ナイロンなどの丈夫な翼、キャノピーと座席状のハーネスと呼ばれる装具をサスペンションラインでつなげ、風をうけて上昇したり滑空を楽しむ。1978年、フランスのスカイダイバーが山の斜面からパラシュートで下りたのがパラグライダーの始まりと言われる。航空機と認められないため飛行にあたっては国家免許は必要としないが、フライトエリアで飛ぶためには社団法人日本パラ・ハングライディング連盟(JHF)の認定する技能証の携帯が必要となる。2003年現在、北海道から沖縄まで約100ヶ所のフライトエリアと2万5千人の愛好家がいる。
厳密な定義では、このスポーツの総称をパラグライディング、飛行するための機体一式をパラグライダーと区分することもある。
なお、パラグライダーの装備に加え背中に動力エンジンを着けて飛行するパワードパラグライダー(モーターパラグライダーともいう)、海上でモーターボートに牽引されて飛行するパラセーリングなどのスポーツや、パイプに丈夫な生地を張った構造の機体に吊り下がって飛行するハンググライダー(ハンググライディングともいう)などのスカイスポーツもある。