Singing Bird
『Singing Bird』 | ||||
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稲葉浩志 の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 2010年8月 - 2014年 | |||
ジャンル |
J-POP ハード・ロック ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | VERMILLION RECORDS | |||
プロデュース | 稲葉浩志 | |||
チャート最高順位 | ||||
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ゴールドディスク | ||||
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稲葉浩志 アルバム 年表 | ||||
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EANコード | ||||
EAN 4582283797922 (初回限定盤) EAN 4582283797939 (通常盤) | ||||
『Singing Bird』収録のシングル | ||||
ミュージックビデオ | ||||
「oh my love」 - YouTube |
『Singing Bird』(シンギング・バード)は、日本の音楽ユニット・B'zのボーカリスト・稲葉浩志がソロ活動としてリリースした、5作目のオリジナルアルバム。
内容
前作『Hadou』から約3年9か月ぶりとなるオリジナルアルバム[4][5]。本作には、稲葉のソロ活動始動時から先行配信されていた「念書」「泣きながら」「Stay Free」の他、テレビCMとして全国放送されていた「oh my love」など12曲を収録。初回限定盤には、「oh my love」「念書」「泣きながら」「Stay Free」の4曲のミュージックビデオを収録したDVDが付属されている[4][5]。
タイトルである『Singing Bird』について稲葉は、「音楽の作業をしている時間が最近は午前中が多くなって、鳥の鳴き声がBGMだったことが多くなったと感じた。」「鳥の鳴き声って求愛だったり警告だったりそれぞれ意味がある。自分の歌も誰かにとって何か意味のあるものになればと、鳥にあやかって命名した。」と語っている。また、アルバム・ジャケットは、バイクのハーレーが走り抜けるイラストが用いられている。ジャケットデザインに関して稲葉は、デザイナーと打ち合わせた時に「鳥の写真やイラストは使用しないでほしい」とリクエストしたという。しかしながら、完成形のイラストを上下逆にすると「鳥がバイクをついばんでいる絵」にも見え、稲葉もそれを認識している。
本作に収録されている楽曲のほとんどは、音楽用語でいうところの詞先(歌詞が先にあり、それにメロディを付ける楽曲制作法)で制作されており、今までとは作風を変えている。楽曲制作について稲葉は、「思い付いたフレーズをすぐにメモしたり携帯に保存したりして、そのメモがいっぱいになったらメロディを付けていくという作業を延々とやっていた」と語っている。
編曲は前作『Hadou』に引き続き稲葉と寺地秀行が中心になっているが、本作では前々作『Peace of Mind』以来、徳永暁人(doa)が編曲およびベースで参加している。
記録
オリコン調べでは、2014年6月2日付週間アルバムランキング首位に初登場した。ソロでのアルバムの首位は、1作目『マグマ』(1997年1月発売)から5作連続。男性ソロアーティストによる1stから5作連続アルバム首位は、1993年1月18日付で氷室京介が記録して以来21年4ヶ月ぶり。
収録曲
- CD
- ジミーの朝(3:24)
- oh my love(4:33)
- Cross Creek(3:19)
- 最初はギターの音はラファエルの演奏のみだったが、稲葉が「ギターが上手すぎて、キレイになりすぎて自分のイメージとは違う」と感じたため、稲葉がデモの段階で演奏していたギター(稲葉曰く「上手くはないし荒っぽいけど、人間味があるテイク」)を後から重ねた。
- Golden Road(4:12)
- 泣きながら(4:28)
- 2作目の配信限定シングル。
- Stay Free(4:09)
- 3作目の配信限定シングル。
- Bicycle Girl(3:43)
- 時折すれ違う〈自転車に乗った女の子〉のことを歌った、題材的にはロマンティックとも言えるナンバー。
- 孤独のススメ(4:02)
- 「ニュースを見ていて、どれが正しいのかわからなくなる時があり、じっくり考えたほうがいいと思う時がある」という考えから作詞された。
- 友よ(4:59)
- 大切な友人への素直な気持ちが歌われたスロウ・ナンバー。
- photograph(5:14)
- 稲葉によると東日本大震災後の記事を読み、「大切な人を失った、そんな悲しいニュースを耳にした時、残された人たちの気持ちはどうなんだろう」と思ったことから作詞されたという。
- 『Koshi Inaba LIVE 2014 〜en-ball〜』では、Singing Birdの中で、唯一この曲だけが演奏されなかったが、『Koshi Inaba LIVE 2016 〜enIII〜』で初演奏となった。
- ルート53(4:58)
- 念書(3:15)
- 1作目の配信限定シングル。
- DVD (初回限定盤のみ)
以下の楽曲のミュージックビデオを収録。
- oh my love
- 泣きながら
- Stay Free
- 念書
参加ミュージシャン
- 稲葉浩志:ボーカル、全曲作詞・作曲・編曲、ギター(#1.3)、アコースティックギター(#9)、エレキシタール・ジャンベ(#1)、ブルースハープ(#11.12)
- 寺地秀行:編曲(#1-5.7.9-12)
- 徳永暁人:編曲(#6.8)、ベース(#3.4.6.8.10.12)
- 大賀好修:ギター(#2.4.6.10.12)
- ラファエル・モレイラ:ギター(#3.7.8)
- ヨギ・ロニッチ:エレキギター(#9)、アコースティックギター(#9)、ギター(#11)
- 種子田健:ベース(#2.11)
- コーレイ・マコーミック:ベース(#7)
- 納浩一:ベース(#9)
- SATOKO:ドラム(#2)
- シェーン・ガラース:ドラム(#3.4.6-8.10.12)
- 山木秀夫:ドラム(#9.11)
- 小野塚晃:ピアノ・オルガン(#2.11)、ピアノ(#5.12)、オルガン(#6)
- 山本拓夫:フルート(#1.4.5)
- 諸岡由美子:チェロ(#1)
- 石川寛子 with Lime Ladies Orchestra:ストリングス(#5.9.11)
脚注
- ^ Singing Bird (ORICON STYLE) 2015年2月5日閲覧。
- ^ a b オリコンランキング情報サービス you大樹
- ^ “ゴールド等認定作品一覧 2014年5月”. RIAJ. 2014年6月10日閲覧。
- ^ a b 「稲葉浩志、ソロ4年ぶりアルバム 全12曲タイトル発表」オリコン、2014年4月11日
- ^ a b 「B'z稲葉浩志 5/21ソロAL発売決定 深遠なるメッセージ」Billboard JAPAN、2014年4月11日
- ^ 「ACミラン本田圭佑×B'z稲葉浩志 CMで豪華タッグ実現」Billboard JAPAN、2014年3月15日