Help:新規ページの巡回
ウィキペディア日本語版のヘルプページです。
「新規ページのパトロール」機能を使用すると、新しく作成されたページが適切かどうかマークし、その情報を利用者間で共有することが出来ます。
機能の概要
新しくページが作られると、自動生成されている特別:新しいページの一覧に掲載されますが、この時、管理者およびBot以外が作成したページは黄色くハイライトされます。これは、新しく作成されたページが適切かどうかまだパトロールされていないということを示しています。
まだパトロールされていないページを閲覧すると、ページの右下の隅に以下のようなリンクが表れます。
この「このページを巡回済みにする」のリンクは、誰かがクリックすると消えます。また、特別:新しいページのリストでのハイライトも消えます。 特別:新しいページのリストには「巡回された編集を非表示」オプションがあり、まだパトロールされていないページだけを表示させることが出来ます。
パトロールのログは特別:ログ/patrolに記録されます。パトロール記録には記事名、版の番号、パトロールをした利用者の利用者名が記録され、利用者名あるいは記事名で検索することができます。
パトロールの手順
アカウント作成後4日が経過および10編集した自動承認された利用者は新規ページのパトロールができます。ただし自分が作成したページはパトロールできません。
「パトロール済み」としてマークするには、ページ右下隅の「[このページを巡回済みにする]」のリンクをクリックするだけです。
新しいページをチェックし、(ア)適切なページであると判断した場合、または(イ)削除依頼のタグを貼った場合には、「パトロール済み」としてマークしてください。判断に迷う場合には、「パトロール済み」にしないでください。他の編集者があとでチェックします。
パトロール済みにするもの
- 即時削除のタグを貼ったもの。パトロール済みにすることで、他の利用者が再度チェックする手間を省くことが出来ます。
- ウィキペディアにふさわしいページ。
- 即時削除の対象ではないものの、修正すべき問題があるページは、問題点を修正するか、適切なテンプレートを貼付した上で「パトロール済み」にしてください。
パトロール済みにしないもの
- 判断がつかず、他の利用者の判断を聞きたいページ。
CSSクラス
新規ページのパトロールに関連したCSSクラスがあります。
- 特別:新しいページでの未パトロールページは
.not-patrolled
にクラス付けされています。ハイライトのスタイルを変更したい利用者は、利用者のCSSファイルに、例えば.not-patrolled { border: 2px solid black }
などを追加してください。 - ページ右下の「 [このページを巡回済みにする]」のリンクは
.patrollink
にクラス付けされています。利用者のCSSファイルで.patrollink { font: bold small sans-serif}
などのように設定することが出来ます。
機能の歴史
MediaWikiにはバージョン1.4 以降、全ての編集の当否を他の利用者がパトロールできる「パトロール編集」(Patrolled edit)機能が備わっていますが、システムへの負荷などの面からウィキペディア日本語版では停止されています。新規ページのパトロール機能はバージョン1.12(2007年11月リリース)より追加されました。ウィキペディア日本語版では当初、管理者権限を持つ利用者だけがパトロール済みのマークができましたが、2009年3月4日より、管理者だけでなく自動承認された利用者にもパトロールが可能となりました。