あまちゃんの登場人物
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あまちゃんの登場人物では、NHKの連続テレビ小説『あまちゃん』に登場する人物について解説する。
原則として役名は、ドラマ内でのスタッフロールの表記に基づく。
主人公
- 天野アキ[注 1](あまの アキ)
- 演 - 能年玲奈 ※東京編(第73話 - 第132話冒頭まで)の語りも兼任。
- 経歴
- 東京都世田谷区で生まれ育つ[要出典]。高校2年生の2008年夏[注 2]、母・春子に連れられ、初めて春子の実家がある北三陸の袖が浜を訪れる。祖母・夏から海に潜ることを勧められ、それまでの自分に決別すべく海女になることを決意する[1]。
- 春子とともに夏と同居することとなり、同年9月に北三陸高校普通科へ転校した後、一目ぼれした先輩・種市が在籍していて南部もぐりの実習がある同校の潜水土木科へ8年ぶりの女子生徒として編入(35話)。高校生活と海女活動を両立する日々を送るなか、観光協会のホームページ[† 1]に「なまりすぎる海女」として掲載された北三陸を紹介する動画が全国的に注目を浴び、親友のユイとともに2人と北三陸鉄道目的でやって来る人々に向け観光PR活動も始め、町おこしの中心人物となる[1]。
- 2009年3月、北三陸鉄道の起死回生の切り札として企画・運行されるお座敷列車において、ユイとのユニットを「潮騒のメモリーズ」と名付け歌を披露[1]。イベント終了後は学業専念のためアイドル活動(PR活動)を休止する。自らが発案した「海女カフェ」が海開きの日(7月1日)にオープンし[2]、学業の合間に従業員として勤める(10週 - 11週)。
- 2009年夏、本格的にアイドル活動を始めるため、父親の急病のため来られないユイより先に単独で上京する。朝日奈学園芸能コースに通いながら「GMT47(後にGMT6に改名)」の岩手代表メンバーとして活動する一方、事務所の勧めで女優業の勉強のために鈴鹿の付き人も兼業する。国民投票は最下位の42位で解雇対象となるが、2名の脱退者がでたことで順位は繰り上がり解雇を免れる[† 2]。
- 芸能生活に挫折して正月に北三陸に帰郷し、変わり果てたユイの八つ当たりと[3]自分が出演したドラマのシーンがほとんどカットされていたことでさらに自信を失くすが[4]、GMTで必要とされていることを知るとともに、ユイと和解し自分のために頑張ろうと再上京する[5]。春子の存在を恐れる荒巻に圧力をかけられて解雇されるが(第101回)、女優引退をかけた鈴鹿の荒巻に対する説得により解雇は撤回[6]。しかしGMTのプロデュース内容を巡る春子と荒巻の争いに巻き込まれ、春子を信じて事務所を退所しGMTを脱退[7](GMTとしては「中退」扱いとなる)[要出典]。世田谷の実家マンションにて家族で立ち上げた芸能事務所「スリーJプロダクション」に移籍する[8]。
- 子供番組『見つけてこわそう』の出演を機に人気が出始め、予備校「神技ゼミナール」の広告出演も決まる[† 2]。。2010年の秋に[9]『潮騒のメモリー〜母娘の島〜』のオーディションに合格し、ヒロイン・鈴鹿あき役として鈴鹿ひろ美とのダブル主演が決まる[† 2]。
- 人物
- 元来の性格は、暗く、地味で協調性も向上心もなく、引きこもりがちで目立つことが苦手で(第1週)、それが災いし北三陸に来る以前に東京での良い思い出はひとつもない。興奮したりショックを受けたりすると感情任せに後先を考えない行動に出たり[注 3]、年上の人物に対して失礼な言動をとったり[要出典][注 4]、未だにサンタクロースの存在を本気で信じるなど、幼い一面がある[10]。また、「ブス」という言葉に過敏で、他人から言われると動揺したり激高したりする。その上、当初は集団行動を苦手としている節があり、他人の忠告やチームワークを無視してスタンドプレーに走る事も少なくなかった。順応が早く、日常会話はほぼ袖が浜の方言であり、東京に再度戻った後も変わらない。相手の言動を心から尊敬する時、「かっけー」というのが口癖である[注 5]。[要出典]また、心が優しく家族、友人思いでありGMTを辞める時水口に「この通りだ、GMTデビューさせてやってケロ」と土下座をして仲間を応援したり[11]、オーデションの競い相手の小野寺に「でも、どっちが呼ばれても、ちょっと嬉しくねえ?」などライバルに対しても友好的である[12]。ユイから「アキちゃんと出会えてよかった」と言われたり村人からも「アキちゃんは人を笑顔にする才能がある」と評価されたり春子と鈴鹿が和解した後鈴鹿は春子に「いい娘さんね」と評価したり[13]など周囲からの評判は良い。また潮騒のメモリー撮影後今まで馬鹿にしてきた荒巻に対しても感謝したり相手に感謝する性格である。[要出典]
アキの家族
- 天野夏(あまの なつ)
- 演 - 宮本信子(若き日の夏:徳永えり) ※故郷編(第1話 - 第72話)の語りも兼任。
- アキの祖母で、通称「夏ばっぱ[注 6]」。「海女クラブ」の会長も務める最年長の現役海女で、初登場時64歳(第2話)。本業以外にも「軽食&喫茶リアス」、「スナック梨明日(りあす)」を営み[注 7]、「リアスのウニ丼」の製造[1]および販売もこなす(第3話)。
- 故郷の北三陸をこよなく愛しており、生まれてから2010年の夏まで一度も外へ出たことがない[1]。同じく北三陸を愛するアキから尊敬され、彼女が海女になるきっかけともなるが(第123話)、娘の春子に対しては素直になれず|date=2013年9月}}互いに憎まれ口をたたき合っている(第1週など)[1]。アイドルを志願する若き日の春子を応援していたものの、春子に海女になってもらうことを地元民に切願されて悩んだ末、無言で春子を東京へ送り出した(第39話)。このことが原因で、 春子から大きく失望されていたが、後に勉から事情を聞かされることとなる(第72話)。
- 夫の忠兵衛とは、新婚夫婦のように仲睦まじいが、19歳だった1964年にリサイタルのステージでデュエットした歌手・橋幸夫にも長年憧れ続けている。またこのステージに立ったのがきっかけで、若き日には北三陸のアイドル的存在だった(第20週)。口癖は「来る者は拒まず、去る者は追わず」(第1週など)。同じく癖として、人が話をしている最中によく寝てしまう。[要出典]たぬき寝入りの時は閉じているが、本当に寝入っている時はまぶたを開けて寝ている(第20週)。
- アイドルになりたがるアキの本心を聞き、他の海女クラブの会員たちとともに応援する。その件で戸惑う春子から相談された際、25年前に春子の気持ちを優先せずに海女の依頼を断らなかったことを謝罪し、和解する(第12週)。アキが旅立つ際、春子の時と同じように浜辺で大漁旗を振り見送る。「東京編」に入って、かつ枝からもらった猫の「かつえ」を自宅で飼っている。2010年のお盆休みに66歳にして初めて東京旅行を楽しみ、橋幸夫と再会することが叶い、その後アキがオーディション一次審査に臨む当日、病に倒れるが(第20週)、手術の結果、意識を取り戻す(第21週)。退院後、看病してくれていた春子に対し、初めて「ありがとう」と言う[14]。
- 天野春子(あまの はるこ)
- 演 - 小泉今日子(若き日の春子:有村架純/少女期:田附未衣愛/幼少期:豊嶋花)※第132話後半以降の語りも兼任[15]。
- アキの母親[1]。昭和41年4月12日生まれ、結婚時の姓は「黒川」[注 8]。父・忠兵衛は職業柄不在がちで、事実上の母子家庭の状況下、海女になることを半ば覚悟しながら育つ[16]。高校時代はツッパリかつマドンナ的な存在であり、[要出典]髪形を聖子ちゃんカットにするなど流行に敏感だった[1]。数々ののど自慢大会に出場して優勝したり[17]、歌のレッスンを受けたりオーディションに応募するなど、アイドルになることを目指す[18]。レッスンの費用は観光海女をして自分で稼いでいた[19]。18歳だった[1]1984年の夏[注 9]、町興しのためにと海女就業を半ば強要する地元民とその依頼を断らない母を含めて[20]田舎に嫌気がさし[1]、北三陸鉄道リアス線開通と勝ち抜きオーディション番組『君でもスターだよ!』への出場権を得たことを機に、高校卒業を待たずに[21]家出同然で憧れの東京へ上京[1]。最初の挑戦に勝って新チャンピオンとなるが、その回で番組が打ち切りになり芸能界入りのチャンスが断たれてしまう[22]。
- その後は、原宿にある純喫茶「アイドル」でアルバイトしながらオーディションを受け続けるが、アイドルは「素人らしさ」が時流になり、プロになるべく勉強済みの春子は落ち続けることとなる[23]。1985年に、当時新人スカウトマンの荒巻に頼まれ鈴鹿ひろ美の名義で「潮騒のメモリー」のレコーディングを行う[24]。以後も春子をデビューさせるという荒巻を信じて鈴鹿の歌唱面の影武者を続けるが、1989年デビューの見込みが無いと察して影武者を辞め荒巻と喧嘩別れする[25]。直後に乗ったタクシーで、鈴鹿の影武者の事情を知っていた運転手である正宗と偶然再会し[26]、後に結婚する[1]。
- 上京から24年後の[1]2008年夏に、幼なじみの大吉の画策によりアキを連れて帰省する[27]。海女になりたがるアキに最初は反対し夏休みの間だけという条件で承諾、後に応援することとなるが、アキがアイドル的存在として周囲から扱われたり注目を浴びる活動をすることには猛反対する。実家で夏と同居を始めてから「軽食&喫茶リアス」および「スナック梨明日」で雇われママとして働き始める[† 5]。夏とは昔から反発しあっているが[† 5]、忠兵衛とは仲が良い[28]。また、娘の友達であるユイをかつての自分と重ね、気にかけている[29]。
- 感情任せな言動が目立ち、理不尽な事でイライラしたりキレる事が多く、激高すると容赦のない暴言を吐いたり、時には暴力を振るうこともある[注 10]。アイドルになりたがるアキに激怒するが、アキの志願のきっかけの一つに自分が関わっていることを知り戸惑い、夏に相談する。その際、夏に25年前のいざこざを謝罪され、溜飲が下がるとともにアキを応援することに決め、快く見送る。
- 2008年の年末に正宗との離婚が成立し[† 2]、2009年のクリスマスに大吉にプロポーズされる[30]。
- 解雇され北三陸に帰りたがるアキの電話を受け、アキの後押しと自分がやり残したことを果たすために2010年上京[31]。アキが戻ったGMTのプロデュースに立ち会うが[32]、作品の出来と商法を巡って荒巻と対立し、アキを脱退させる[33]。その後個人事務所「スリーJプロダクション」を設立し、社長に就任するとともにアキをそこに所属させる[34]。過去に自分が鈴鹿ひろ美の影武者をしていたことを知る芸能関係者と接触し、仕事を取ってくる[注 11][35]。
- アキが『潮騒のメモリー〜母娘の島〜』のオーディション一次審査に臨む当日の朝、夏が病に倒れたことを大吉からのメールと電話から連絡を受け、一人で北三陸に戻り夏の看病を行う[36]。夏の体調が「リアスのウニ丼」を作れるまで復調し、夏から「おかえり」、「すまなかった」、「ありがとう」の3つの言葉を聞けたことをきっかけに[37]、『潮騒のメモリー〜母娘の島〜』の最終の撮影の日、東京に戻る[38]。
- アキの「潮騒のメモリー」のレコーディングの日、荒巻が鈴鹿に「潮騒のメモリー」の歌を差し替えた事実を打ち明け、過去に春子が表舞台に出られなかったことに関して鈴鹿から謝罪される。これをきっかけに鈴鹿とのわだかまりも解ける[39]。
- 震災後、アキが北三陸に戻りたいと言い出した時、最初は一緒に戻るつもりでいたが、アキが春子自身の気持ちや正宗、鈴鹿を気遣い、東京に居続けてほしいと言われ、アキを一人で北三陸に送り出すことにする[40]。
- 黒川正宗(くろかわ まさむね)
- 演 - 尾美としのり(若き日の正宗:森岡龍)
- アキの父親。春子より1歳年上[41]。東京で個人タクシーの運転手をしている。物静かで暗く基本的には「良い人」だが、その言動は何故か周囲をいらだたせる[1]。空手の黒帯持ち[42]。趣味は料理[43]。
- 1985年、タクシー会社「大江戸交通」に勤務していた[1]とき、客として乗せた春子と初めて出会うとともに、同乗した荒巻と彼女の会話で「潮騒のメモリー」に関する秘密を知ることとなる[44][注 12]。その後、1989年に実家に帰ろうとしていた春子を偶然客としてタクシーに乗せ再会し、交際を経て[45]結婚しアキが生まれる[1]。仕事よりも家族のことを優先してきたが、それがかえって家族にマイナスの影響をもたらす[46]。
- 帰省した春子から離婚を切り出されるが受け入れられず、アキの17歳の誕生日をきっかけに天野家に住み込んで北三陸のタクシー会社に就職する。その後、春子と協議し、離婚に応じ東京へ戻る[47]。
- アキを溺愛しており、中学生まで一緒のベッドで寝ていた[48]。その一方で教育に関しては厳しく、学校や塾をサボって海女活動を始めたアキを叱責するが[49]、海女仲間の一員として明るく働くアキを見て考えを改める[50]。
- 東京編で、アキが実家へ帰った際、離婚後に同窓会で再会した同じくバツイチの女性と交際していることがアキにばれるが、程なく関係は終局(第13週など)。アキがアイドルを目指しGMT47に加入したことについて、アキの適性に合わないことと荒巻が関わっていることから反対するが、GMT脱退後は応援にまわり「スリーJプロダクション」立ち上げの資金を提供し、運転手を引き受ける[51]。
- 天野忠兵衛(あまの ちゅうべえ)
- 演 - 蟹江敬三
- アキの祖父。昭和36年からマグロの延縄漁などを行う遠洋漁業の漁師[1]。北三陸高校潜水土木科の第一期卒業生[52]。
- 仕事上在宅は年10日程であり、漁に出ている間は夏により「死んだものと思って」仏壇に写真が飾られているが[1]、その事情を知らない帰省当初のアキと春子からは本当に死んだと思われる[53]。
- 帰宅後の健康診断で心臓の衰弱を診断され、長期の漁は命取りであると知り、漁師引退を宣言した上でスーパーマーケットの鮮魚売り場に再就職するが、漁業への思いが断ち切れず再び漁に戻る[54]。約1年間の沖漁から北三陸に帰還後、臨時の漁船の助っ人を依頼され断ったが後悔する[55]。しばらくして、再び南半球に漁に出る(第98回)。
スリーJプロダクション
- 水口琢磨(みずぐち たくま)
- 演 - 松田龍平
- 芸能事務所「オフィス・ハートフル」のスカウトマンおよび「GMT47」マネージャーで、のちにアキの個人事務所「スリーJプロダクション」チーフマネージャーとなる。第54回(2009年春)の時点で32歳で、番組内の小道具[注 13]では「1976年9月23日生まれ」との表現がある。
- 北三陸での通称は「ミズタク」で、大学で考古学を専攻していたと偽り琥珀職人の勉に弟子入りし(第43回)、アキとユイについて偵察して荒巻の関係者に内密に報告。ユイに正体が発覚してからは、デビューのために東京へ誘う(第58回など)。
- 無愛想だが熱い内面を持ち、仕事に関しては冷徹に振る舞うが[† 6]、アキが映画ヒロイン合格を射止めて以降は涙もろい面を見せる(第126回以降、第131回・第135回など)。初めて任されたプロジェクトである「GMT47」への思い入れは強い[注 14]。スカウト当初はブレイクするのはユイだと判断しセンターに推していたが、アキがGMTに加入してから次第に彼女の存在が自分の中で大きくなっていることとGMTにとっての存在感の大きさに気づいていく[† 7]。。
- 昔はバンド「バースデイ・オブ・エレファント」のベーシスト。荒巻と知り合ったことで、当初はバカにしていたアイドルのマネージャーになり、GMTのチーフマネージャーに抜擢されたことに恩義を感じているが、「国民投票」の頃から荒巻のやり方に疑問を抱くようになり、アキの脱退を機についに反抗し彼の怒りを買うが、結果として荒巻をアキのいないGMTの売り出しに本気で向かわせることになる(第108回)。その後、プロジェクトから除外されたのをきっかけにハートフルを退職して「スリーJプロダクション」マネージャーとなる(第109回)[† 8]。
- GMTの合宿所時代はメンバーたちと一緒に暮らして、生活指導などもしており、眠れなくなるたび夜中に部屋を訪れるアキの相談にも応じる(第96回など)。アキの事務所解雇の危機を機に「潮騒のメモリー」の秘密を知る1人になるとともに、絶対音感の持ち主ゆえに鈴鹿の歌の録音テープを聴き苦悶する(第101回)。
- 北三陸滞在中は琥珀に全く興味が無かったが、アイドル育成を琥珀磨きに例えた勉の言葉はのちに水口のマネジメントへの姿勢に影響を与え、改めて勉を師匠として慕うようになる[† 9]。
- アキが契約を破って種市と交際していることを彼女の表情の変化から見抜き、嫉妬心を抱いて種市を厳しく叱責する[† 10][† 7]。その態度やハートフルから独立したことについて、アキに対する恋愛感情があるのではないかとGMTのメンバーたちに指摘される(第122回)。演じる松田は、その時点の台本には恋愛感情があるかどうかは書かれていないが、第93回の留守番電話のエピソードなどには、水口がアキを異性として見ているのではないかという解釈をしている[† 10]。
- 水口のキャラクターはTwitter上での女性視聴者からの人気が高く、無防備さやクールさと熱さのギャップ、アキとの関係などに「萌え」を見出す層を生みだしている(あまちゃん#ネット上での反応参照。)[† 11][† 12]。
北三陸の人々
足立家の人々
- 足立ユイ[注 15](あだち ユイ)
- 演 - 橋本愛
- アキと同学年で、地元でも名の知られた美少女[56]。2008年一学期の終業式の日、北三陸鉄道の列車内でアキと出会い、やがて親友となる。[要出典]
- 将来の夢はアイドルになることで[56]、憧れを抱く東京の事情にはアキよりも通じている。町おこしのイベントである『ミス北鉄☆コンテスト』[注 16]に優勝し、観光協会のホームページに掲載された彼女の動画が注目を浴び、全国から多くのファンが北三陸市を訪れるようになる。程なくアキも全国的に人気が高まり、二人のユニットを「潮騒のメモリーズ」と命名し、今後の方針について熱く語るなど、アイドルになるためのキャリアの一環として積極的に観光PR活動に取り組む。アキの活動休止後も一人でミス北鉄での活動を継続し、テレビ番組『5時だべ わんこチャンネル』にレギュラー出演するなど活躍の場を広げる。[要出典]
- アキの片思い相手である種市から交際を申し込まれ戸惑いを見せるものの、種市が卒業後に転居する内定先の社員寮の所在地がお台場だと知り、上京後に遠距離恋愛という形で交際することを約束する[注 17]。[要出典]
- 2009年春、水口の素性を知って芸能界入りを本格的に考えるようになる。そのために家出をしようとして地元民に阻止された後、ようやく円満に上京しようとする前夜に父・功が倒れ、さらに1か月後に母・よしえが失踪する。[要出典]立て続けに足止めされた一連の出来事と家族に襲いかかった不幸、芸能活動に励むアキとの差が広がることに深く傷心し、ついには不良少女に変わり果て、高校も辞めて荒れた生活を送るようになるが、ユイを心配する春子に叱咤されるとともに周囲の地元民たちの温かさに触れ次第に心を開き[57]、春子の勧めで「軽食&喫茶リアス」およびスナック「梨明日」でアルバイトを始める[58]。2010年の正月に帰省したアキに対して素直になれず辛くあたるが、挫折し落ち込むアキの気持ちを察して謝罪し和解。アキ自身のためにアイドル活動を頑張ってもらいたいことと、アキを応援することを誓う。アキの事務所移籍の頃には海女を目指し訓練を始め次第に更生。ミス北鉄の活動と共に海女として海に潜ることになる。[要出典]
- 普段の性格はクールだが、感情が高ぶると一転して喜びを爆発させたり激高したりする。80年代のサブカルチャーに異常に詳しく[注 18]、春子がかつて暮らした部屋に入った際はアキを差し置いて大興奮していた(第31回)。また、天然な一面がある[注 19]。[要出典]
- 足立ヒロシ[注 20](あだち ヒロシ)
- 演 - 小池徹平
- ユイの兄。地元民たちに「足立家の息子」と認識されているが、名前を覚えてもらえない[注 21]。リアスの常連たちやGMTのメンバーからもイケメンと評されるルックスの持ち主だが、話すと「残念」と言われてしまう。[要出典]
- 物語開始当初は、自分の居場所を見つけられない若者で、盛岡の大学を卒業後は[要出典]東京のホテルに就職したが、2か月で退職し北三陸に帰ってきていた。漁船監視のアルバイトを始めるがすぐに辞め、アイデアの豊富さとパソコンが得意なことを大吉に見込まれて観光協会のウェブ担当として再就職[56]。自作の観光協会ホームページにアキが北三陸市を紹介する動画とウニを捕って喜ぶ動画もアップし、アキが注目を浴びる発端を作る[59]。アキとユイが取材を受けたりテレビ出演などをする際にはマネージャー役を務める(第35回)。
- いつも入り浸るパチンコ店で知り合って以来、春子には本音をこぼすようになる。一方、父の功とは折り合いが悪く、自宅の薪ストーブの前でいつも居座っていることから「ストーブ」と呼ばれ[60]、やがて周囲でもこの呼び名が定着する。アキに恋をするが、中々距離を縮めることができなかったあげく[注 22]、アキが種市に恋していることを春子から知らされて失恋[61]。その後はアキに未練を残しつつ職場の同僚の栗原と交際するが、性格の不一致と栗原の心変わりにより終局。以後もアキを思い続けている。[要出典]
- 父が倒れてからは母とともに介護も続け、母の失踪後も自らが介護を引き受けてどうにかユイを東京で待つアキの元へ送り出そうとする。[要出典]
- 宮藤によれば、「ストーブさん」には実際にモデルになった人物がいるという[62]。
- 足立功(あだち いさお)
- 演 - 平泉成
- ユイとヒロシの父。岩手県議会議員を務める地元の名士[56]。
- 北三陸高校の元教師で春子や大吉の担任をしたこともあり[56]、その頃は春子のようなツッパリ生徒にもおおらかに接していたが、ヒロシには厳しくあたってしまう。[要出典]一方、ユイがアイドルになりたいという夢を応援しており[56]、彼女のタレント活動にも反対していない。北鉄廃線の議題が県議会でのぼったことを受け、起死回生を図ろうと「お座敷列車」のアイデアを提案する。
- ユイがデビューを目指し上京しようとする前夜病に倒れ、意識は戻るものの後遺症により介護の必要な状態となるが、家族を思い必死にリハビリテーションとして歩行トレーニングを開始。翌年の元旦には、ヒロシの付き添いで梨明日に来店できるまでに回復する。[要出典]
- ユイやヒロシとは対照的に、一度は家族を捨てたよしえを許し迎え入れた。[要出典]
- 足立よしえ(あだち よしえ)
- 演 - 八木亜希子
- ユイとヒロシの母。仙台の出身で、短期大学を卒業後に岩手県のテレビ局にアナウンサーとして就職[注 23][56]。功に見初められ、アナウンサー2年目の1984年に結婚し翌年ヒロシを出産する。現在は専業主婦。[要出典]夏らも認める「才色兼備」にして「良妻賢母」だが[注 24]、病に倒れた功がリハビリを始めた頃、病院の面会帰りに「梨明日」に立ち寄ったのを最後に失踪[注 25]、同年11月、[要出典]東京上野で元上司の[要出典]男性と楽しげに歩く姿をアキに目撃される[注 26]。2010年の初秋、春子とアキに再会。将来の不安から家出し司会業やナレーターのアルバイトをするうちに、自立した生活の楽しさを覚え帰れなくなったことを語り、針の筵の境遇を覚悟で北三陸の家族の元へ帰る。[要出典]
- 「梨明日」で、足立家一同や北三陸の人々に涙ながらに謝罪。ユイとヒロシから罵倒された。その後は、家族の信頼を取り戻すために奮闘中。[要出典]
海女・漁協関係者とその家族
- 今野弥生(こんの やよい)
- 演 - 渡辺えり
- 大吉同様、海女の後継者問題に頭を悩ませている。[要出典]個性的なファッションを好む。カタカナ語が苦手で、頑張って使おうとするがうまく言えない[63]。
- 「北三陸の越路吹雪」と呼ばれる程の歌唱力の持ち主で、歌唱力に難があるアキとユイ[注 27]に対して歌のレッスンを行う[注 28]。[要出典]
- 声が大きく口数も多いため、陰で吉田らに「騒音ババア」と呼ばれている。また、海女仲間との会話では「んだんだ!」と頻繁に相槌をうつことが癖である[注 29]。[要出典]
- 今野あつし(こんの あつし)
- 演 - 菅原大吉
- 弥生の夫。町の商工会長で、洋服店「ブティック今野」を営んでいる。夏の店の常連客である[64]。
- 長内かつ枝(おさない かつえ)
- 演 - 木野花
- 夏に次ぐ年長の海女で[63]、弥生同様海女の後継者問題に頭を悩ませている。[要出典]六郎とは結婚と離婚を繰り返し、2008年の時点では内縁の仲である[63]。
- バックに夫が組合長を務める漁協がついていて、金に細かいことから、陰で「メガネ会計ババア」と呼ばれている[注 30]。[要出典]
- 長内六郎(おさない ろくろう)
- 演 - でんでん
- 袖が浜漁協の組合長。元漁師。漁師と海女の板ばさみになることが多い[64]。
- 長内克也(おさない かつや)
- 演 - 小林優斗
- 長内夫妻の息子。地引き網の漁師であったが、1992年、女の子のサンダルを海に取りに行こうとし、波にのまれて亡くなった(第18話の回想シーンより)。
- 熊谷美寿々(くまがい みすず)
- 演 - 美保純
- 若い頃は東京から追っかけがやって来るほどの人気海女であった。過去に何度も駆け落ちをした恋多き女で[63]、沖縄で半年間暮らしていたほか、逃避行先の韓国・済州島で海女をしたこともある(第9話)。冷え性に悩まされている[63]。
- 陰で吉田らに「フェロモンババア」と呼ばれている。[要出典]
- 勉の弟子の水口にほれ込み誘惑するが、彼の正体を知り気持ちを吹っ切り別れる。「東京編」ではバングラデシュ人の新しい彼氏・カマールと交際している。[要出典]
- 安部小百合(あんべ さゆり)
- 演 - 片桐はいり
- 海女兼業の漁協の事務員。愛称は「あんべちゃん」。春子の高校時代の同級生であり[63]、春子とは逆に地味な高校生活を送っていた。春子が北三陸を去った6年後に大吉と結婚するが、半年で離婚[注 31]。
- 郷土料理・まめぶを愛してやまない。2008年9月、「まめぶ大使」としてまめぶの東京進出計画に声がかかり[63]、その手始めに栃木の大手百貨店の岩手物産展で勤めるため、海女を引退して北三陸を離れる[注 32]。しかし事業はうまくいかず、東京での浸透を狙おうと都内のオフィス街でそば・うどん・まめぶの屋台「安部そば」を始める。そんな中、営業中に偶然アキと再会し、アキの東京での活動を励ます。[要出典]
- 国民投票へむけて知名度UPのために路上ファンミ活動をはじめたGMT6のために6人のメンバーのご当地の郷土料理を一品メニューとして販売をはじめ、メンバーの応援もしており、たびたび「まごころ第2女子寮」に入り込んで、まめぶなどを作っている。[要出典]
- 花巻珠子(はなまき たまこ)
- 演 - 伊勢志摩
- 小百合の退職に伴い呼ばれた漁協の後任事務員(25話から登場)[64]。袖が浜生まれで、[要出典]2人の娘を育てる出戻りのシングルマザー[64]。
- 毒舌家であるが働き者で性格は悪くなく、漁協や海女たちとの関係は良好。時折飛び出す「例え突っ込み」は誰も理解できずにいるが[注 33]、「分かる奴だけ分かればいい」と思っている。洋楽に詳しい[注 34]。[要出典]
- 花巻鈴(はなまき すず)
- 演 - 小島一華
- 花巻琴(はなまき こと)
- 演 - 吉村美輝
- 上記2名は珠子の娘。25話から登場。
- 組合長(くみあいちょう)
- 演 - 岩手太郎
- 8話(回想シーン)に登場。長内六郎が組合長になる以前の組合長で、上半身裸の海女を観光の目玉に使っていたことを若き日の天野忠兵衛ら若手漁師たちに糾弾される。
北三陸鉄道(北鉄)の人々
- 大向大吉(おおむかい だいきち)
- 演 - 杉本哲太(若き日の大吉:東出昌大)
- 北三陸駅の駅長。春子の幼なじみで、春子よりも2歳年上。[要出典]小百合と結婚し離婚した過去がある(第1週)。
- 「北の海女」の後継者不足を危惧し、春子に跡を継いでもらおうと考え、彼女に夏の危篤を知らせるうそのメールを送って帰省させる(第1週)。海女の後継ぎ問題も含めて北三陸市の活性化のために奔走するが[64]、時に度が過ぎた行動に走り裏目に出ることもある。[要出典]船酔いを起こすため、漁師は断念し北三陸鉄道に就職[64]。モータリゼーションについて危機感を持ち、タクシーやバスに対して敵意を見せている。[要出典]
- 春子に対し恋心を抱いている[64]。それ故に、春子の元夫である正宗や(第9話など)彼女に好意を寄せようとする男たちに敵愾心を露にするなど、かなり嫉妬深いが、夏と共に東京に来た際には正宗のタクシーに同乗した上正宗の細道を悠々と運転する技術を認めた上で男同士の絆が芽生え「春子に相応しい男」として正宗を認め、春子が東京に帰るか迷ってる際にも「正宗のとこに帰れ」と後押しするまでとなった。春子の離婚1年後にプロポーズするが、彼女がアキを支えるために上京したためその関係は終わる。[要出典]酒に弱い体質であり、梨明日ではウーロン茶を飲んでいる(第9話)。注文の時の口癖は「ウーロン茶ロック!」。[要出典]間違ってウーロンハイを飲んでしまった時はかなり悪酔いする(第9話など)[注 35]。
- たまに馬鹿っぽい言動が出ることもあり、春子から吉田、菅原とともに3馬鹿として括られることもある。[要出典]
- 吉田正義(よしだ まさよし)
- 演 - 荒川良々
- 北三陸駅の副駅長。大吉が不在の時駅の業務を引き受けているで、大吉の相棒のような存在である[64]。大吉の職場の後輩で、駅員の仕事以外に「リアス」の店番もしている(後に春子がアキを応援するために上京したことから、現在は代理マスター)。母と妹(偶然だが名前は「ユイ」)と3人で暮らしている。栗原がヒロシと別れた後、彼女と婚約する。[要出典]
- 基本的におとぼけたキャラクターであるが、周囲が気を遣って言わないことを敢えてボソッとつぶやいたり、強い口調で毒舌を吐く一面もある。過去、ファンクラブに入会したほどの鈴鹿ひろみファンであり、自身が録画をした映画『潮騒のメモリー』のビデオテープが、アキの芸能活動への興味に目覚めるきっかけとなる。[要出典]
北三陸市観光協会の人々
- 菅原保(すがわら たもつ)
- 演 - 吹越満(若き日の菅原:落合モトキ)
- 観光協会長。大吉の高校時代の後輩で、春子とは同級生[64]。春子に思いを寄せて交換日記をしたこともあったが、春子には思い出どころか存在さえも忘れられていた[65]。
- 協会長になった2007年より北三陸市のジオラマ製作に没頭する[注 36][64]一方、パソコンが苦手で、観光PRのためのホームページ作成を億劫がる。大吉とは犬猿の仲で、北三陸の活性化事業を巡ってよく対立する。栗原に対しては、『ミス北鉄☆コンテスト』に出場を勧めるなどなにかと容姿をほめる。[要出典]
- 栗原しおり(くりはら しおり)
- 演 - 安藤玉恵
- 観光協会の職員[64]。周囲に乗せられて嫌々ながら『ミス北鉄☆コンテスト』にエントリーするが、周囲の予想通りユイが1位になり、水着審査の準備までしたのに寒さで中止になったため激怒する。[要出典]
- 職場で一人で踊る姿を見られたことをきっかけにヒロシと心の距離を縮め交際を始めるが、アキに未練を残す彼の様子に嫉妬するとともに性格の不一致が顕著になり終局、吉田と結婚し、2010年9月には妊娠が発覚する。
- 2011年3月11日の東日本大震災当日。震災のショックで産気付き、予定日よりも早くに出産(アキが北三陸に帰って来た時に、しおりが吉田と一緒に子供を抱いている写真が写ったアルバムを見せていた。)した。[要出典]
北三陸高校の人々
- 種市浩一(たねいち こういち)
- 演 - 福士蒼汰
- 初登場時は[要出典]北三陸高校潜水土木科の3年生で、アキより1歳年上[64]。硬派な性格で[要出典]南部もぐりが得意なエリート。勉強はあまり好きではない。一人称は「ずぶん(自分)」だが、ユイに対しては「俺」と言うこともある。[要出典]
- 水口と梅頭から「タネ」と呼ばれ(130話より)、更に水口からはアキと交際することに皮肉を込めて「一般男性」と呼ばれることもある(122話より)。
- 高校時代にアキから思いを寄せられるが、アキと出会う以前からユイに片思いしている。ユイに告白し交際することになった事情もあり、卒業直前に交際を申し込んできたアキを振る(48話より)[64]。
- 卒業後は東京の建設会社への就職が内定し[64]、羽田空港新滑走路拡張工事に潜水士として携わることが決まっていたが、空港の工事の着手が遅れ東京スカイツリーの建設現場に配属。自分が高所恐怖症であることに気付き限界を感じて退職し、さらにユイが上京する気配もないことから一時は北三陸に帰る決意をする[66]。しかし、後ろ向きな考えとユイを見くびる発言を再会したアキから叱咤され、考えを改め[要出典]「無頼鮨」で板前の修業を始める[64]。また、この頃からアキのことが気になるようになり、2010年の正月にユイと別れた上で、GMTを辞めたアキからの告白に応えて自分の思いを告白し交際を始める。[要出典]
- 磯野心平(いその しんぺい)
- 演 - 皆川猿時
- 北三陸高校潜水土木科の教師でありクラスの担任[64]。ずば抜けた潜水技術を持ち、[要出典]潜水土木科に転入してきたアキに南部もぐりを教える[64]。愛称は「いっそん」。[要出典]
- 太いもみ上げが特徴の巨漢で、いつも竹刀を持ち歩いている。予期しない出来事[注 37]にめっぽう弱く、挙動不審になったり、大声でわめいたり、時には突拍子もないキャラになったりする[注 38]。「潮騒のメモリーズ」では教え子のアキではなくユイを推しており、ユイが「梨明日」を手伝うようになってからは店の常連客となっている。[要出典]
- 「くぬやろ!」(「この野郎」の訛り)が口癖[64]。
- 担任[要出典]
- 演 - 串間保
- 13話。アキが北三陸高校普通科に転入した時のクラスの担任。「東京から越してきた転校生の天野…」と、言いかけたところで、アキが黒板に書いた「黒川秋」の字を見て「あれっ?」「本当はどっちなの?」と疑問に思う。
- 桜庭
- 演 - 山谷花純
- 坪井
- 演 - 久野みずき
- 上記2人はアキのPR活動がきっかけで北三陸高校潜水土木科に進学した女子新入生。「海女カフェ」の従業員としても働く。54話など。
その他の北三陸の人々
- 小田勉(おだ べん)
- 演 - 塩見三省(若き日の勉:斎藤嘉樹)
- 「リアス」の常連客で、北三陸が日本有数の産地とされている琥珀の掘削職人。「リアス」のカウンターではいつも琥珀を磨いている[64]。天野夏の2歳年下。[要出典]
- 気が小さく口下手で[† 13]、何かにつけ琥珀の話ばかりするため周囲の人々にはなかなか話を聞いてもらえず小ばかにされることも多いが、色々な愛称をつけられるなど皆から愛されている[注 39]。自身が掘った坑道でアキとユイが本音を叫ぶ姿を見ており、それ以降は2人を暖かく見守る[注 40]。水口が北三陸に来て弟子入りしたことを喜ぶが、アキたちをスカウトするために自分を騙していたことを知って激怒し、殴りつけて破門する。しかし彼を見送る際には希少な琥珀を持たせようとし、アイドル育成を琥珀を磨いて宝石にすることに例えてはなむけの言葉を贈り、2010年には親しく電話で話すほどになっている。[要出典]
- 春子が上京した際、夏が海岸で見送りする姿をただ一人目撃したが、夏に口止めされていたため25年後に告白するまで黙っていた。また、夏が若い頃に北三陸のアイドルだったことを覚えていた数少ない一人である。[要出典]
- スーパーの主任
- 演 - 須藤公一
- 40・41話。忠兵衛の再就職先であるスーパーマーケット「サンデイマーケット」の主任。
- 店員となった元漁師の忠兵衛に、鮮魚製品の値下げシール貼付の業務を抗議されたり、勤務中に勝手に早退されるなど振り回される。
- 鈴木
- 演 - 大方斐紗子
- 北三陸鉄道を利用する老婦人。お座敷列車初日に乗り損ねたため、最終で運行したお座敷列車の特別便に海女クラブや観光協会のメンバーらとともに乗り込む(53話)。東日本大震災発生の瞬間もユイとともに北鉄に乗っており、空腹を訴える同乗の子供たちにゆべしを分けてやっている(133・134話)。
- カマール
- 演 - アベディン
- 79・92話。美寿々の新しい彼氏でバングラデシュ人。
- 若い男
- 演 - 工藤トシキ
- 79話。北三陸駅でユイにしつこくからむ若い男。磯野心平に注意され、捨て台詞を吐いてその場を後にする。
- 刑事
- 演 - 松沢仁晶
- 81話。よしえの失踪を捜査する刑事。
- 警官
- 演 - 岩間天嗣
- 81話。刑事と共によしえの捜査をする制服警察官。
- 小太りの男
- 演 - 山田健太
- 81・82話。ぐれたユイと一緒にいる愛犬家の不良。第15週でも登場し、2010年の正月でも2人の関係は継続するが、その後の夏ユイが海女になった頃には不良化した時期の交友関係を絶ったとされている。
- 司会者
- 演 - マキタスポーツ
- 115話。1964年(昭和39年)、北三陸で行われた橋幸夫リサイタルの司会。
- 医師
- 演 - 田中要次
- 121・122話。夏の心臓バイパス手術を担当した医師。
岩手の人々
- 池田一平(いけだ いっぺい)
- 演 - 野間口徹
- テレビ局「岩手こっちゃこいテレビ」のディレクター。薄いサングラスがトレードマーク。
- 地域情報番組『5時だべ わんこチャンネル』内で、アキとユイを起用した北三陸の紹介コーナーを企画・製作した。その後も取材のため北三陸を訪れている。32・33話など。
- 司会[注 41]
- 演 - 福田萌
- 35・52話。情報番組『5時だべ わんこチャンネル』[注 41]の司会者。
- レポーター[注 42]
- 演 - 原史奈
- 情報番組『5時だべ わんこチャンネル』[注 42]の中のコーナー「海女カフェ日和」で、休養中のユイに代わって出演するレポーター。第11週に登場。
- トシちゃん似の男
- 演 - 原俊作
- 52・53話。失恋のショックでお座敷列車のイベント出演を拒否した[注 43]アキの代役として呼ばれた、田原俊彦のそっくりさん。
- 結果的にイベント当日にアキが復活して出番がなくなったものの、お座敷列車発車後に喫茶リアスでビデオカメラを廻す水口の前で歌を披露する。
- 銀行員
- 演 - 政岡泰志
- 56話。「海女カフェ」への改装費となる2000万円の融資を了承する。
東京の人々
ハートフルの人々
- 荒巻太一(あらまき たいち)
- 演 - 古田新太
- 「オフィス・ハートフル」の社長で、アイドルを手がける芸能プロデューサー。1959年生まれ[† 16]。北三陸でアキとユイの偵察をする水口から情報を仕入れていた。『海女〜ソニック』で歌う彼女たちの動画を見て、電話で直接二人にオファーする。通称は「太巻(ふとまき)」。25歳まで[要出典]ダンサーとして田原俊彦のバックなどで踊り、春子の出演した番組『君でもスターだよ!』にも出演していたが番組の終了で解雇され[注 44]、26歳でスカウトマンに転身、のちに秋元康に憧れてプロデューサーになっている[注 45]。「アメ女」のブレイクで一躍売れっ子となり、ドキュメンタリー番組『プロダクトA』[注 46]の密着取材を受けるほどになっている。[要出典]
- 自社のアイドルたちへの呼びかけは「ガール」で、アキのことはのちに「海女ちゃん」と呼ぶようになる。[要出典]
- プロデュースする曲は「振り先」(ふりせん。詞先のように、振付を先に考えて曲を後から作る)で制作して自ら振付をし、社長室にも大型の鏡を置いて常に新しい振りを考えている[注 47]。アメ横の事務所にはめったに訪れないが、来たときはアメ女の正規メンバーたちに「無頼鮨」の特上寿司を出前でおごるのが常である。オフィスに社是として「太いものには巻かれろ」といったフレーズを掲げ、著書のタイトルにもしているが春子によればそれらの内容は自慢話ばかりである。[要出典]よく両手を脇の下に挟む独特のポーズをとるが、これは演じる古田がイギリスの映画『トレインスポッティング』のポスターでユアン・マクレガーが取っているポーズから考えたもので、荒巻の不気味さと自分を守ろうとする心の弱さを表しているという[† 17]。
- スカウトマン時代の1985年、馴染みの喫茶店「アイドル」でウエイトレスをしていた春子と出会う。マスターの甲斐の紹介でアイドルを目指す春子のデモテープを渡された[注 48]。このことがきっかけで、彼女に音痴な鈴鹿の歌唱面の影武者を依頼した[67]。2年後には[要出典]春子の力で鈴鹿が歌手としてもブレイクしたこともありチーフマネージャーに昇格するが、春子自身をデビューへ導くことは出来ず、1989年に影武者を辞退しプライドを捨てて「潮騒のメモリー」でデビューを希望する春子を一蹴、彼女の怒りを買い別れる[注 49]。この一連のヒットで鈴鹿をスターにしたことで現在の地位に付いたため、彼女には頭が上がらない。また一時期事務所公認で鈴鹿と交際し、彼女の希望で一緒に独立してハートフルを立ち上げるが、1年もしないうちに鈴鹿に再独立されている。しかし梅頭によれば、その後も今に至るまで同居を続けている。[要出典]
- 当初はアキに対して、鈴鹿の付き人に斡旋するなど好意的に接するが、[要出典]春子の娘と知り動揺[注 50]。アキに圧力をかけて潰そうとする。営利主義で、めぐが抜けたGMTは売れないと決めつけているゆえに、デビュー曲「地元に帰ろう」を体面上「発売初週で1万枚売れなかったら解散」と宣言、さらにメンバーの承諾無くレコーディング音声を奇をてらい細工する。春子がGMTのプロデュースに手出し口出しすることを不愉快に思っている。[要出典]
- アキが抜けた後のGMTを本気で売り出し始め、一時は人気が沸騰するが、すぐに伸び悩み、一方でアキの人気が高まりつつあるのに焦り、巻き返しのために映画『潮騒のメモリー』のリメイク制作を決意する。[要出典]
- 26歳の若き日の荒巻太一も古田新太が演じているが、20歳も歳上に見られてしまう「老け顔の青年」ということになっている。また関西弁が得意で、人を恫喝する時に使用する。[要出典]
- 河島耕作(かわしま こうさく)
- 演 - マギー
- 「アメ女」チーフマネージャー。荒巻のヴィジョンを形にすることが社員の使命と考え、荒巻の反応が鈍いGMTのイベント企画などを一笑に付する。[要出典]
- 水口が事務所を離れた後、交代する形でGMT5専属のマネージャーとなる。
- 2010年にアキが主演した映画・『潮騒のメモリー』の主題歌をレコーディングする際、春子が手本を示すためにスタジオで『潮騒のメモリー』を歌ったところ、「声が鈴鹿ひろ美(後述)にそっくりだ」と驚愕した(河島は当時の事情を知らなかった)。[要出典]
- 警備員
- 演 - 薬師寺順
- 「ハートフル」東京EDOシアターの警備員。73話など。
GMT47→GMT6→GMT5メンバー
東京編からの出演(年齢は初登場時)。なお、小野寺薫子のみ、第62話中のGMT47公式サイトのインターネット動画の中で「仙台牛タンガールズ」のメンバーとデビュー曲「ズンダズンダ」(THE BLUE HEARTSの「リンダリンダ」の替え歌)を歌うという形で、故郷編でも出演している。しおり・真奈・エレンの3人は、朝日奈学園在学時はアキのクラスメートだった。[要出典]
- 入間しおり(いるま しおり)
- 演 - 松岡茉優
- GMT(埼玉)のリーダー。18歳。元「NOオーシャン」メンバー。仲間からは「リーダー」と呼ばれており、GMT5の人気が出たあとファンからは「しおりん」と呼ばれるようになる。路上ファンミーティングの衣装は深谷ねぎに由来する緑・白グラデーションのワンピースで、左手にこちらもねぎを模したブレスレットを巻いている。[要出典]
- 本来は実家住まいで、交通費を事務所から支給してもらっているが、実際には合宿所でアキと同室に寝泊まりしており、これについて水口から「泥棒」と文句を言われている。責任感が強く、GMTの現状の危機感から頻繁にメンバーを集め反省会を開くが、その熱意が空回りして「ウザい」ために人気がいまひとつなのではないかという劣等感も抱えている。[要出典]
- 2009年の国民投票では41位のため一旦は事務所解雇が決まるが、アユミおよびアメ女メンバーの一人が脱退し、順位は39位に繰り上げられ残留となる。[要出典]
- しおりを演じる松岡茉優は、2013年9月6日に「埼玉県の魅力を発信しイメージ向上に貢献した」との理由で、同県の上田清司知事から感謝状を授与された。[注 51][† 18]
- 遠藤真奈(えんどう まな)
- 演 - 大野いと
- GMT(福岡 → 佐賀)。18歳。元「親不孝ドールズ[注 52]」の柚子胡椒担当。仲間内での愛称は「真奈ちゃん」。[要出典]
- 福岡出身と言っていたが実は隣の佐賀県出身で、故郷に並々ならぬ思い入れを持っている、[注 53]。嘘をついていた後ろめたさから出身地のことを話すときに咳が出てしまい、メンバーと水口にこのことを告白して以降は佐賀代表となる。[要出典]
- 路上ファンミーティングの衣装として「佐賀のがばいばあちゃん」を選び、その理由を「ネットで佐賀を検索したら最初にヒットしたのが『がばいばあちゃん』だった」と答えている。[要出典]
- アメ女・成田りなのシャドウとしてメンバーの中で最初にステージに立つ(ただし第1回目の公演では早着替えの場面で失敗したが、その後挽回)。国民投票で26位に入り、アメ女のリザーブに昇格する。[要出典]
- 宮下アユミ(みやした アユミ)
- 演 - 山下リオ
- GMT(徳島)。元「うずしお7」リーダーで自己紹介では19歳と言っていたが、無頼鮨で酒を飲んでいるところをメンバーに指摘されたことから、実は20歳(同年で後に21歳)で年齢詐称をしていたことを明かす。特技は阿波踊りであり、路上ファンミーティングの衣装も阿波踊りの際の格好(着物に笠)をしている。自己紹介も阿波踊りを取り入れたものである。仲間からは「アユミさん」と呼ばれている。[要出典]
- 国民投票では29位に入りアメ女のリザーブに昇格するが、匿名のメールに添付された盗撮画像により恋人の存在が発覚したため、責任をとってGMTを脱退し、結婚を考えて真剣に交際している恋人と暮らすため合宿所を出る。その後、GMTのレコーディングの頃にメンバーと再会した時はすでに結婚、妊娠している。[要出典]
- 喜屋武エレン(きゃん エレン)
- 演 - 蔵下穂波
- GMT(沖縄)。浦添市出身。18歳。仲間内での愛称は「キャンちゃん」。[要出典]
- 口癖は「なんくるないさー(何とかなるさ)」でマイペースであるが、その言動は周囲の人たちの心を癒やすとともに、思いやりにあふれている[注 54]。何かとBEGINの曲を歌いたがる。路上ファンミーティングの衣装は、琉球紅型。国民投票では38位。国民投票が終わった後の年末年始、アキと共に北三陸へ行く。北三陸の人々の温かさや地元で愛されているアキの姿に感動し、自らも花巻空港から帰省する[注 55]。[要出典]
- 小野寺薫子(おのでら かおるこ)
- 演 - 優希美青
- GMT(宮城)。最年少で登場時は14歳[注 56]。仙台のアイドルグループ「仙台牛タンガールズ」の一人で、愛称は「小野寺ちゃん」。合宿所ではアキと同室。路上ファンミーティングの衣装はホルスタイン柄[注 57]の牛の着ぐるみ。[要出典]
- 母・さとみが薫子になりすましてブログを書いており、その影響もあってアメ女の出待ちファンたちから推され、路上ファンミーティングの握手会では一番人気を誇る。「国民投票」が開催されることを知ったその日の夜、ひとり泣いていたところ、アキから「めんこいから、自信を持て」と、励まされる。国民投票ではメンバーで最上位となる20位にランクインし、レギュラーメンバーに昇格する。金鎚ながらも荒巻の監督映画であるリメイク版『潮騒のメモリー』の主役に内定するが、鈴鹿の提案でオーディションを行った結果、主役をアキに譲ることになる。[要出典]
- ベロニカ
- 演 - 斎藤アリーナ
- GMT(ブラジル)。父が山梨県、母がブラジル出身のハーフ。東京編開始時点ではGMTに未加入・未登場で、アキの脱退後に新メンバーとして加入。[要出典]
- 日本語は片言で、「否めない」が口癖。南米の陽気なイメージに反してネガティブな発言をし、荒巻から「全然陽気じゃない」と評される。[要出典]
アメ横女学園芸能コースメンバー
東京編からの出演。年齢は初登場時。有馬めぐと高幡アリサは第58話で、GMT47構想を語る荒巻太一の背後の大型モニターに映し出されるという形で、故郷編でも出演している。
- 有馬めぐ(ありま めぐ)
- 演 - 足立梨花
- 「アメ女」センターで、出席番号1番。愛称は「マメりん」。アキいわく、顔が小さく手足の長い美少女。荒巻によってGMTに入って間もないアキがシャドウにつけられる[注 58]。プロ意識が強いうえに、かつての彼氏とのプリクラ写真の存在が発覚し半年間の活動休止処分を受け“干され”た経験をしているため、何がなんでも仕事に穴を開けない貪欲さを持つ。しかし、2009年の国民投票では31位となり、ビヨンド(奈落)に降格する(宮下アユミの脱退により、30位=リザーブに繰り上げかと思われたが、ドラマ中では依然奈落組とされている)。奈落落ちに伴いGMTメンバーと同じ「まごごろ第2女子寮」に入寮するが、その後「彼氏の家に泊まる」とアキに話し、実際は事務所が用意したマンションに引っ越し退寮。[要出典]
- GMTメンバーを軽蔑している節がある。入寮の際に帰郷して不在のアキの私物を部屋から勝手に放り出しベッドを無断で使い出したり[注 59]、奈落組が行う裏方業務を手伝わないといった行動が見られる。荒巻の策によりGMTのデビュー曲のセンターとなるが、直後にスキャンダルが公になり、「卒業」という名のもとの解雇となる。[要出典]
- 高幡アリサ(たかはた アリサ)
- 演 - 吉田里琴
- 「アメ女」出席番号36番。自己紹介のキャッチコピーは「片思い星からの転校生」。13歳(73話より)。2009年の国民投票では40位となり、ビヨンド(奈落)に降格する。[要出典]
- 成田りな(なりた りな)
- 演 - 水瀬いのり
- 「アメ女」出席番号37番。自己紹介のキャッチコピーは「上から読んでも、なりたりな。下から読んでも、なりたりな」。15歳(73話より)。体調不良でステージを休演し、真奈のシャドウとしての出番を作る。2009年の国民投票では39位となり、ビヨンド(奈落)に降格する。[要出典]
芸能関係者
- 鈴鹿ひろ美(すずか ひろみ)
- 演 - 薬師丸ひろ子[注 60]。
- 清純派の大女優。故郷編には写真のみで登場。
- アイドルとしてデビューした1986年[† 19]、海女を題材とした青春映画『潮騒のメモリー』で主演を務めるとともに(新ヨコハマ映画祭新人賞)主題歌を歌い大ブレークし、その後の歌手活動は順調だった[注 61]。[要出典]
- しかし実際はレコーディング関係者が頭を抱えるほどの音痴であり、レコーディングについては当時マネージャーをしていた荒巻が手配した影武者の春子に歌ってもらった。映画・歌ともにヒットし、歌番組に関しては最初は断っていたものの、歌いたい意欲が出て出演し、春子が鈴鹿の口の動きに合わせ吹き替えして歌うことで乗り切った。この頃、事務所公認のもと荒巻と交際し、その後一緒に独立しハートフルに所属したが1年未満で破局する。しかし、梅頭の語るところによれば今も同居を続けている。自らの影武者の存在については知らないことになっており、春子の存在については荒巻が売り出そうとして潰してしまった不運なアイドルの卵と聞いている[注 62]。[要出典]
- 23年後、何も知らずに「潮騒のメモリー」を観たアキにとって憧れの女優となる。アキが上京した時点では『BSプレミアム時代劇 静御前』や寿蘭子シリーズ『おめでた弁護士』(パート14)などのドラマで主演女優を務める。[要出典]
- 行きつけの店の寿司屋「無頼鮨」でひとり食事をしていた時、偶然、真奈が初舞台を踏んだ祝賀会を行うアキらGMTと遭遇し、熱烈なファンぶりを見せるアキに励ましの言葉をかける。[要出典]
- 親しい荒巻から話を受け、アキを自分の付き人に雇う。自分の演じる役や出演作を辛辣にけなしながらも本番では完璧に演じ、夜9時以降は食事をしない、スタッフへの差し入れは欠かさないなど、女優としてのプロ意識を持つ。一方、私生活ではいつも黒一色の服装で、立ち振る舞いはアキから「普通のおばちゃん」と称される。過去に付き人や運転手を何度も解雇し自他ともに認める面倒くさい性質であるが、アキには昔の自分と似ているとの理由で本音を話し親切にする。[要出典]
- 主演番組の監督かプロデューサーにバーターを掛け合い、ドラマ『新春SPおめでた弁護士』でアキに端役として初出演の機会を与えるが、アキが40回のNGを連発し女優に不向きであることを苦言する。[要出典]
- アキが付き人を辞めた後も彼女を応援し『潮騒のメモリー〜母娘の島』のオーディションでは助け舟を出し、主役に導いて行く。[要出典]
- 春子と和解後、これまでの個人事務所からスリーJプロダクションへ移籍希望を申し出る[68]。
- ヒビキ一郎(ヒビキ いちろう)
- 演 - 村杉蝉之介
- アイドルオタクのカメラ小僧→アイドル評論家。1961年生まれ。東京都台東区出身[† 20]。
- 個人ブログを開くユイに興味を持ち東京から北三陸を訪れる。観光協会のホームページに自身が撮影したユイの動画を掲載することを強く勧め、ユイを目当てに北三陸に多くの人々が訪れるきっかけを作る[注 63]。海女訓練中のアキを盗撮していたところを春子に見つかり町中の騒動になって[注 64]以来アキに対して邪険な態度を取るが、ユイに続きアキも人気が出てからは冷静な評価をするようになる。以後、観光PRに励むアキとユイの人気を分析し、北三陸の集客活動に関して地元民にアドバイスをするようになる。お座敷列車や『海女〜ソニック』などのライブイベントには必ず参加し、一ファンとしてはユイを推している。[要出典]
- その後、雑誌に「アイドル評論家ヒビキ一郎の俺は認めねぇ」という連載コラムを持つ第一線のアイドル評論家兼カメラマンとなり、アメ女を話題に取り上げブレークさせた[注 65]。また、薫子を推していることもあり、GMT6を雑誌で紹介するとともに少しずつ周知されるきっかけを作り、GMT5のデビュー決定後にアーティスト写真の撮影を担当するなど、グループとの関わりを持っている。小野寺以外のGMTメンバーや北三陸時代のアキには平気で「ブス」と言うなど毒舌家である。[要出典]
- 小野寺さとみ
- 演 - 石田ひかり
- 85話。薫子の母親。薫子の芸能界入りを反対する夫と対立し離婚に至っている。ブログを代筆するなど薫子の活動を支える一方で、薫子の可能性に生活をかけている。「国民投票」に薫子の解雇の危機を感じ、抗議するために正宗と共に合宿所に乗り込む。
- 平清常[注 66]
- 演 - 吉野容臣
- 82話。『BSプレミアム時代劇 静御前』で鈴鹿と共演する俳優。彼の名を忘れた鈴鹿から陰で「清常役の大根役者」「大根」と呼ばれる。
- AD
- 演 - 恩田隆一
- 82話。『BSプレミアム時代劇 静御前』のAD。静御前役の鈴鹿からワッフルを受け取り「鈴鹿御前様より、ワッフルの差入頂きました」と伝える。
- AD
- 演 - 野本光一郎
- 83話。『おめでた弁護士』vol.14 のAD。おめでた弁護士役の鈴鹿からの差入を「おめでたさんから、手作りクッキーの差入頂きました」と伝える。
- 監督
- 演 - ベンガル
- 87・88話。『新春SPおめでた弁護士』の監督。
- AD小池(エーディー こいけ) / 助監督
- 演 - 太賀
- 『新春SPおめでた弁護士』のAD。ドラマ出演に初めて挑むアキに専門用語を色々教え、NGを連発後ようやく演技のOKが出たアキと手を取り合って喜ぶ(87・88話)。
- その後、『潮騒のメモリー〜母娘の島』の助監督として再登場する(126話)。
- 役名不明
- 演 - 内山麿我
- 92話。『新春SPおめでた弁護士』放送時(2010年1月2日)に流れたバイク関連CMのダンサー[† 21][† 22]。
- 司会者
- 演 - 中田有紀
- 98・108(声のみ)・119話。劇中で鈴鹿やアキが出演するトーク番組『パークスタジオ』の司会者。
- 柏木
- 演 - 八十田勇一
- かつて『潮騒のメモリー』のレコーディングスタッフとして、若き日の春子の影武者レコーディングに携わった一人(94・95話)。2010年時点でミレニアムレコード株式会社の制作本部長に出世している111話)。秘密を知る春子には弱い。
- さかなクン
- 演 - さかなクン
- 112・126・134話。アキがアシスタントとしてレギュラー出演している劇中の子供向け教育番組(15分番組)『見つけてこわそう』[注 67](震災後は『じぇじぇじぇのぎょぎょぎょ』に改題)の司会。
- 萩尾
- 演 - 深水元基
- 112話。CMプランナー。『見つけてこわそう』を見て、アキに予備校「神技ゼミナール」のイメージキャラクターを依頼する[注 68]。
- 橋幸夫
- 演 - 橋幸夫(若き日の橋幸夫:清水良太郎)
- 夏が憧れ続ける歌手。1964年に北三陸でリサイタルを行い、その際に夏と即興で「いつでも夢を」をデュエットで歌った(115話)。46年後の2010年に初めて上京してきた夏と再会し、無頼鮨で「いつでも夢を」を再びデュエットで歌った(116話)。
- TOSHIYA(トシヤ)
- 演 - 勝地涼
- 128話。アイドルダンスチーム「ZOO STREET BOYS」のメンバーで『潮騒のメモリー〜母娘の島』でトシヤ役を演じる。ちゃらい風貌で、常に手鏡で前髪を気にしながら腰を前後にクネクネ振っているため、アキから「前髪クネ男」とあだ名をつけられ嫌悪される。
- 「貪る様に接吻する」との台本のト書きを「踊る」と読み間違え、荒巻から怒られる。
- マネージャー
- 演 - 奥田恵梨華
- 128話。TOSHIYAのマネージャー。
- ライター
- 演 - 滝藤賢一
- 135話。アキにインタビューし、震災後の故郷岩手についての質問をする。
- 監督
- 演 - 古舘寛治
- 136話。鈴鹿が主演する『BSプレミアム時代劇 静御前』の監督。
その他の東京の人々
- 梅頭(うめず)
- 演 - ピエール瀧
- 東京EDOシアター裏の寿司店「無頼鮨(ぶらいずし)」大将。
- すしを握ることだけに黙々と集中している。腕はいいのだが人の話を聞いていないことが多く、あわてて取り繕った笑顔が、酔った鈴鹿に「小林薫のつもり[注 69]かしら」とか「ロバート・デ・ニーロのつもり?腹立つ〜」と突っ込まれる。動揺すると手が滑って握っている寿司を落としたり[要出典]、すしネタとシャリを逆さまにした状態で皿に盛り付けるなど多少そそっかしい所が見受けられる[69]。また、アキが店内で種市を責めたてていた時には、ほかの客への迷惑になるため、注意した[70]。橋幸夫が「無頼鮨」に来店した際色紙とマジックを準備するミーハーな一面がある[71]。
- 甲斐(かい)
- 演 - 松尾スズキ
- 1985年当時、春子がアルバイトをしていた原宿の純喫茶「アイドル」店主。2010年夏時点で65歳[72]。アイドル通で仕事中もTVのアイドルをチェックする。オーディションを受けながらアイドルを目指す春子を応援している[23]。のちの2010年、アキがハートフルを辞めたあと、アルバイトとして雇うようになる。推しているアイドルがいると「○○、熱いよね。」と表現するのが常。[要出典]
- マンションの女
- 演 - 大久保佳代子
- 第13週。正宗のマンションでバスローブ姿の所をアキに目撃される。離婚成立後に正宗が同窓会で再会し交際するが、秋頃には互いに冷めてしまい別れる。
- 友人
- 演 - 藤江れいな、星名利華、中島かれん、宮城美寿々
- 第6話の回想シーンで登場。アキが東京にいた時のクラスメートで、アキの存在感の薄さをからかったり、無視したり影で悪口を言いふらすなどのいじめをした。第74話ではリーダー格だった友人(演・星名、宮城)と偶然再会、アキを“ネットアイドル”と揶揄し、無言で立ち去るアキに怒り罵倒する。
- 通行人
- 演 - デビット・ホセイン
- 第73話で東京・アメ横に出てきたアキから「ここ押してけろプリーズ」と写メ撮影を頼まれ、堪能な日本語で快く応じる外国人通行人。なおデビット・ホセインは第90話で「安部そば」の隣で営業する「ケバブ屋」としても再登場するが、「通行人」と「ケバブ屋」の2人が同一人物かは不明。
- 伊東
- 演 - 日向丈
- 75・78話。「無頼鮨」従業員。その後退職して種市が無頼鮨に就職できる機会を作る。
- 目撃される男
- 演 - 天野勝弘
- 86・87話。よしえの元上司。GMT6の上野の路上ライブ中、失踪後のよしえと共に歩く姿をアキに目撃される。
- 三又又三
- 演 - 三又又三
- 87話。GMT6の路上ライブ中、安部がたまたま見つけてしまった「岩手県出身」のタレント。
春子の回想シーン
以下は、若き日の春子(1984年以降)の北三陸および上京後の「回想シーン」に登場する人物である。
- 北三陸市長
- 演 - 北見敏之
- 春子が上京した1984年当時の北三陸市長で、第6話で組合長の六郎たちと共に天野家を訪問し、観光PRのために高校生の春子に海女になるよう懇願する。
- その際に翌日(1984年7月1日)の北三陸鉄道開通により北三陸と東京がつながることを説明し、春子が上京するきっかけの一つになる。
- 『君でもスターだよ!』の司会者[要出典]
- 演 - 小籔千豊
- 70・75話。1984年に春子が出演したオーディション番組『君でもスターだよ!』の司会者。
- AP
- 演 - あべこうじ
- 75話。『君でもスターだよ!』のアシスタント・プロデューサー。最終回に新チャンピオンとなった春子に「幻のチャンピオン」と言い放ち、バックダンサーを務めていた荒巻にクビを宣告する。
- チャンピオン
- 演 - 渡辺万美
- 70・75話。『君でもスターだよ!』10週目の挑戦で春子に敗れる。|date=2013年9月}}
- 審査員
- 演 - 津田寛治、小林ユウキチ
- 76話。1985年、春子が受けた『こんにちはスタジオ!!』番組アシスタントオーディションの審査員。
- 少女
- 演 - 神定まお
- 76話。1985年当時、荒巻にスカウトされたが裸になる仕事と勘違いして辞退する。
- 司会者
- 演 - 清水ミチコ
- 95話。1985年、喫茶「アイドル」のテレビで放送されていた音楽番組『夜のベストヒットテン』の黒柳徹子風の女性司会者。
- 司会者
- 演 - 糸井重里
- 95話。1985年、喫茶「アイドル」のテレビで放送されていた音楽番組『夜のベストヒットテン』の久米宏風の男性司会者。
- 常連客
- 演 - 有薗芳記
- 95・96話。喫茶「アイドル」の常連客。
- ウェイトレス
- 演 - 秋月三佳
- 96・97話。喫茶「アイドル」の1989年当時のウェイトレス。春子が辞めた後から店に入っている。
脚注
注釈
- ^ 母・春子が記入した離婚届の未成年の子の氏名の欄(44話)や、転校・転入した際の自己紹介(13話)に「天野秋」の表記がある。転校の際の自己紹介では改姓を知らず「黒川秋」と記している。
- ^ 81話中に出てくる芸能事務所が管理するプロフィールの書類には「1991年11月23日生まれ」との表記がある。
- ^ 潜水士試験合格を種市に報告しようとして誤って実習プールに落ちる、種市に振られたショックで自転車で暴走したあげく防波堤から自転車ごと海に飛び込む、ドラマ出演の事実を知って無頼鮨の店内に自転車に乗ったまま入店するなど。[要出典]
- ^ 地元の大人達や鈴鹿ひろ美などとは、基本ほとんどタメ口である。また心の中でも毒舌が多く、アキを海に突き落とした夏には「何すんだこのクソババア」、種市との仲をからかう磯野先生には「うるせえデブだな」、アイドルになりたい事を打ち明けたユイには「この娘はバカなんじゃないか?」など。[要出典]
- ^ 祖母・夏の海女業を見た時、鈴鹿ひろ美に励まされ颯爽と彼女が帰っていった時など。[要出典]
- ^ 「ばっぱ」とは「おばあさん」という意味で、ドラマ中の方言として使われている[† 3]。その他、ドラマ中の方言については「あまちゃん#北三陸市」を参照。
- ^ 北三陸鉄道が店のオーナーであり、夏は雇われ店主という設定だという[† 4]。
- ^ 第44話に登場した離婚届から確認できる。
- ^ 44話中に出てくる正宗との離婚届、76話中に出てくるオーディションの書類にはいずれも「1966年4月12日生まれ」との表記がある。
- ^ 春子に内緒で海女カフェのステージに立ったアキを大勢の観客がいる前で平手打ちしたり(65話)、アキがテレビ出演に文句を言うと持っていた台本でアキの頭を叩いたことがある(111話)。また、アキと種市が交際している事を自分に隠していた水口を人気の無い場所に連れて行き、眼鏡を外させた上でボディブローを数発見舞って問い詰めた。
- ^ 交渉時の春子の様子について、ナレーションにおいて「天野春子による復讐劇を見ているようでした」とある。
- ^ そのため、降車際の荒巻に口止め料を渡され恫喝される。
- ^ 109回で琢磨が春子に提出した履歴書。
- ^ 全国ツアーを敢行し武道館でファイナルをやることを目標にし、GMTが最後の1人になっても見捨てないことや(第77回)、「国民投票」が企画された際にはメンバーが1人でも解雇されたら自分も退職することをメンバーに宣言している(第88回)。
- ^ 71話の事務所との契約書に「足立結衣」の表記がある。
- ^ ミスコンの正式名称はNHKホームページに準拠。
- ^ 「東京に住む彼氏が欲しかった」ことや「アキに対して優越感を味わいたかった」ことが交際を承諾した理由としてアキに話している。
- ^ 持ち歌として原田知世の「時をかける少女」を披露したり、斉藤由貴の「卒業」の歌詞を大人達に教えるなど。
- ^ 四字熟語の「一蓮托生」を言い間違えたり、お座敷列車を座敷童が乗っている列車だと思い込んだりするなど。
- ^ 43話の観光協会の名刺での表記は「足立洋」となっている。
- ^ 「足立…、誰だっけ?」と言われて「ヒロシです」と返すのがお約束となっている。
- ^ 春子に根回しをしようとして交際を反対されたり、思い切って告白してもいつも間が悪くアキの怒りを買ったりした。
- ^ 演じている八木もかつてはフジテレビ所属のアナウンサー(1988年4月 - 2000年3月まで)であった。
- ^ 81話の「軽食&喫茶リアス」での夏の話より。
- ^ 80話及び81話の春子の会話より。
- ^ 86話の終わり及び、87話の始めのシーンより。
- ^ 「潮騒のメモリー」を初めて歌ったアキに対して「ジャイアンリサイタル」だと評している。[要出典]
- ^ 第46話の「軽食&喫茶リアス」でのやりとりより。
- ^ 吉田にその様子をスーパーマリオブラザーズのBGMになぞらえ「1-2面でコイン集めてんのか!」と表現される。[要出典]
- ^ ユイが1度だけ本人の前で面と向かって呼んだことがある。[要出典]
- ^ 1話で春子が北三陸を去ったのが24年前とナレーションがあり、2話で安部が天野家で18年前に結婚と離婚をしたと言っていることより。
- ^ 出発の際に北鉄の駅に置き忘れていった愛用の南部鉄器の鉄鍋は、海女カフェの調理鍋として利用されている。[要出典]
- ^ 種市に振られたアキが、自転車ごと海に突っ込んで行ったのを聞いて「E.T.か?」と例えたり、種市に振られたショックで放心状態のアキが、外は寒いからと夏が着せてくれた半纏を振り払う所作を、「ジェームス・ブラウンか?」と例えた。
- ^ ジェームス・ブラウンの特徴に例えた突っ込みをしたり、アキが提案したイベント『海女〜ソニック』(サマーソニックにちなんだこの名称も花巻の提案)では、フレディ・マーキュリーに扮した。『海女〜ソニック』の演目にしおりと美寿々が相次いで「レディー・ガガ」でエントリーしたのに続き珠子もレディー・ガガかと思われたがよく見るとエントリーカードには「レディオガガ」と書かれていた。[要出典]
- ^ 自ら注文した「ウーロン茶に焼酎を一滴入れただけのウーロンハイ」を飲んでも泥酔するほど。[要出典]
- ^ 保いわく「ジオラマは2015年に完成予定」(第1週)。現在は観光協会の事務室内に展示してある(だが震災で、ジオラマが破壊された)[要出典]。
- ^ アキの南部もぐり中のアクシデントやテレビでのインタビュー、女子生徒が何人も潜水科に編入してきた時など。
- ^ 大勢の女子生徒を前に突然オネエキャラになり、アキから「それはNGだ」と指摘されたことがある。
- ^ 北三陸で誰よりも早くスマートフォンを手に入れたので「スマート勉さん」、その他ダジャレのような愛称(「勉アフレック」「ファイナル勉さん」「勉ハー」)もつけられた。
- ^ カラオケでアキとユイが歌を披露した際に、他の人物が微妙な反応を示す中ただ1人拍手を送ったりするなど。
- ^ a b 福田萌のブログ[† 14]によれば、役名も「福田萌」であり、『わんこチャンネル』の画面にも「MC福田萌」と表示されている。
- ^ a b 原史奈のブログ[† 15]によれば、役名も「原史奈」であり、「わんこチャンネル」の画面にも「レポーター 原史奈」と表示されている。
- ^ 表向きは体調不良による出演取り止めとされた。
- ^ 75話の後半の回想シーンより。
- ^ 76話での純喫茶「アイドル」での荒巻の台詞及び、ナレーションより。
- ^ オープニングクレジットにはないが、107話の画面内のテロップではこの番組のナレーターが田口トモロヲ(実際の『プロジェクトX〜挑戦者たち〜』のナレーターと同じ)との表示がある。
- ^ 75話の冒頭のナレーション及び、「ハートフル」東京EDOシアターでのやりとりより。
- ^ 92話の純喫茶「アイドル」での回想シーンより。
- ^ 96話の純喫茶「アイドル」での回想シーンより。
- ^ 84話の「ハートフル」東京EDOシアターでの荒巻の仕草より。
- ^ 松岡は東京都出身[1]で、今回「入間しおり」名義で授与された。
- ^ 福岡市天神には親富孝通り(旧称親不孝通り)という繁華街がある。
- ^ 「(シャドウとしての出演が決まって)どうしよう」という意味の博多弁で「どげんしよう」というべき所を、佐賀弁で「どがんしよう」と言っていた。告白した際にメンバーから「(福岡と佐賀の違いが)ピンとこない」と言われ、「『ピンとこん』て何(なん)?」と怒っている。
- ^ 「国民投票」で38位となり解雇を免れた時に、喜びを全く表に出さず、奈落に一人残される入間しおりを気遣ったり、自分が帰省すると年末独り合宿所に残ることになるアキを気遣い自分も合宿所に残ったり、アキと寿司を食べる際にはウニが大好物のアキに自分のウニの軍艦巻きをあげるなど。
- ^ 当初は航空券代が高いため沖縄への帰省を諦めていた。
- ^ 85話の小野寺薫子オフィシャルブログ画面や21週のオーディション応募書類には「1994年11月5日生まれ」との表記がある。
- ^ 仙台牛は黒毛和種の和牛だが、わかりやすさと見た目でホルスタイン柄にしているようである。
- ^ 売れっ子になるとともに天狗になった有馬に交代の危機を示唆して緊張感を与えるためと荒巻は語っている。
- ^ 本人は「アキは辞めたと聞いた」と他のGMTメンバーに話している。
- ^ 能年は本作のオーディション時の「憧れの女優」を記載するアンケートに薬師丸を挙げていた(『週刊女性』2013年7月23日・30日合併号)。
- ^ 「縦笛の天使」で3週連続1位を勝ち取り、「Don感ガール」では1位を逃すも、カップリング(B面)「私を湖畔に連れてって」は春の甲子園行進曲になった。
- ^ また、「潮騒のメモリー」でデビューしたいと訴える春子を「図々しい」と思い、その意志を知る荒巻が自分の代わりに反対したと考えている。
- ^ 18話の観光協会のやりとりより。
- ^ 10話の袖ヶ浜のシーンより。
- ^ 86話の「ハートフル」東京EDOシアターでの本人や水口、小野寺の話より。
- ^ 鈴鹿演じる静御前の産んだ子を奪い由比ヶ浜に捨てる役だが、『平家物語』でこの役割をするのは安達清常である。
- ^ 春子が取ってきた仕事の中でできそうなのを1個だけ選ぶよう台本を並べた上で言われ、アキ自身で決断した番組。ただし偶然にも、この番組に関しては水口が取ってきたものだった。
- ^ スキャンダルによる契約破棄を避けるため、1年間の契約期間中は恋愛禁止となった。
- ^ 小林薫はNHKドラマ『イキのいい奴』(1987年および1988年)で鮨屋の親方役を演じた。
出典(Web・書籍)
- ^ “北三陸市観光協会ホームページ”. 連続テレビ小説「あまちゃん」公式サイト. NHK. 2013年7月閲覧。
- ^ a b c d 『TV LIFE』 2013年9月13日号、24-25頁
- ^ “方言コーナー”. 連続テレビ小説あまちゃんNHK盛岡放送局ご当地サイト. NHK盛岡放送局. 2013年5月閲覧。
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- ^ “4月からの連続テレビ小説「あまちゃん」新キャスト発表!”. ドラマトピックスブログ. NHKオンライン (2013年1月18日). 2013年7月15日閲覧。
- ^ a b 「アキの恋のゆくえに大注目!」『ステラ』2013年8月16・23日合併号、NHKサービスセンター、16-19頁。
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- ^ 「松田龍平インタビュー」『ステラ』2013年8月9日号、NHKサービスセンター、6-7頁。
- ^ a b “水口の嫉妬? by 松田龍平|スペシャル|NHK連続テレビ小説「あまちゃん」”. 「あまちゃん」公式サイト. 日本放送協会 (2013年8月20日). 2013年8月21日閲覧。
- ^ 原田美紗@HEW (2013年7月31日). “「あまちゃん」の隠れたアイドル? ミズタクの魅力に迫る”. トレンドニュース. GyaO!. 2013年8月4日閲覧。
- ^ 「「あまちゃん」で“ミズタク祭り”マネージャー松田龍平に萌える女子急増中」『週刊文春』2013年8月8日号、文藝春秋、31-32頁。
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- ^ “あまちゃん”. 福田萌オフィシャルブログ (2013年5月10日). 2013年5月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年5月24日閲覧。
- ^ “じぇじぇじぇ(o^o^o)”. 原史奈オフィシャルブログ (2013年6月7日). 2013年6月7日閲覧。
- ^ “Office Heartful”. 日本放送協会. 2013年7月6日閲覧。
- ^ 「独占インタビュー 大人気朝ドラに出演するただ一人の悪役 古田新太が教えてくれた『あまちゃん』のラストシーン」『週刊現代』2013年8月17・24日号、講談社、62 - 64頁、2013年9月4日閲覧。
- ^ “GMTリーダー「入間しおり」さんへ知事から感謝状を贈呈します ― 連続テレビ小説「あまちゃん」で埼玉県の魅力発信に貢献 ―” (2013年9月3日). 2013年9月3日閲覧。
- ^ “あまちゃん“挿入歌”完成!”. NHK連続テレビ小説「あまちゃん」 - 公式サイト (2013年5月13日). 2013年5月13日閲覧。
- ^ “「あまちゃん」ファン必見 おなじみシーンのセットが見られる「じぇじぇじぇ〜展」を見てきました”. ITmediaニュース (2013年7月26日). 2013年7月閲覧。
- ^ “内山麿我「あまちゃんに『インド人になりきる日本人役』で出演しました!」”. J-CASTテレビウォッチ (2013年7月17日). 2013年7月閲覧。
- ^ “ニュース詳細”. ZAKZAK (2013年7月25日). 2013年8月閲覧。
出典(話数・NHK公式「登場人物」)
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r あまちゃん|登場人物01 ヒロイン・アキの家族 NHKオンライン
- ^ 57話
- ^ 91話、「海女カフェ」でのユイとのやりとりより。
- ^ 92話、天野家でのシーンより。
- ^ 93話及び94話、天野家での水口とユイとのやりとりより。
- ^ 104話、無頼鮨での荒巻と鈴鹿のやりとりより。
- ^ 107話、奈落及び東京EDOシアター入り口のやりとりより。
- ^ 108話、正宗のマンションでのやりとりより。
- ^ 119話の冒頭で「2010年の9月」と、126話の『見つけてこわそう』の収録シーンにおいて「10月からの撮影に向けて」のナレーションがあるため。
- ^ 44話、「軽食&喫茶リアス」でのやりとりより。
- ^ 107話、東京EDOシアター入り口のやりとりより。
- ^ 125話、最終審査前。
- ^ 131話、スタジオでの春子と鈴鹿のやりとりより。
- ^ 126話、天野家での夏と春子の会話のシーンより。
- ^ 132話の実際の語り及び、133話以降のオープニングの表示より。
- ^ 6話、天野の家の春子とアキのやりとりより。
- ^ 37話、足立家でのやりとりより。
- ^ 38話、天野の家の2階の昔、春子が使っていた部屋(後にアキが使う部屋)での春子とアキのやりとりより。
- ^ 38話、天野の家の2階及び「スナック梨明日」でのやりとりより。
- ^ 39話、天野家での夏と春子及び、北三陸の人々との回想シーンより。
- ^ 39話、漁協での春子と大吉の回想シーンより。
- ^ 75話、春子の回想のシーンより。
- ^ a b 76話、純喫茶「アイドル」でのシーンより。
- ^ 94話及び95話、春子の回想のシーンより。
- ^ 96話、春子の回想のシーンより。
- ^ 96話及び97話、春子の回想のシーンより。
- ^ 1話の最初の夏のナレーション及び、2話の春子と大吉とのやりとりより。
- ^ 37話、漁協でのやりとりより。
- ^ 34話の「スナック梨明日」及び、35話の観光組合での春子の発言。
- ^ 90話、「スナック梨明日」でのやりとりより。
- ^ 103話、冒頭及び「無頼鮨」での春子と鈴鹿のやりとりより。
- ^ 105話及び106話、春子がGMTを指導するシーンより。
- ^ 107話、奈落での春子と荒巻とのやりとりより。
- ^ 108話、正宗のマンションでのやりとりより。
- ^ 111話、純喫茶「アイドル」でのシーンより。
- ^ 120話の終わりから121話のはじめにかけての、大吉と「スリーJプロダクション」でのやりとりより。
- ^ 123話、126話及び129話、春子の話及びアキのナレーションより。
- ^ 130話、冒頭より。
- ^ 131話、アキのレコーディング時のやりとりより。
- ^ 136話、アキの純喫茶「アイドル」でのやりとりより。
- ^ 9話の回想シーンの年齢の表示より。
- ^ 9話、「スナック梨明日」での大吉とのやりとりより。
- ^ 14話、天野家での春子の発言より。
- ^ 94話及び95話、回想のタクシー内のシーンより。
- ^ 9話、回想シーン及び、「スナック梨明日」での大吉とのやりとりより。回想シーンにおいて、1989年という表示もある。
- ^ 9話、天野家での春子の発言より。
- ^ 44話、天野家のやりとりより。
- ^ 36話、天野家2階でのアキの発言より。
- ^ 8話、袖ヶ浜のやりとりより。
- ^ 9話及び10話、袖ヶ浜のシーンより。
- ^ 108話の正宗のマンションでのやりとり及び、109話のナレーションより。
- ^ 32話、北三陸高校でのやりとりより。
- ^ 2話、天野家での大吉、安部とのやりとりより。
- ^ 40,41,42,43話より。
- ^ 93話、天野家のアキとのやりとりより。
- ^ a b c d e f g あまちゃん|登場人物03 足立家の人びと NHKオンライン
- ^ 83話、「軽食&喫茶リアス」でのやりとりより。
- ^ 84話、スナック「梨明日」でのやりとりより。
- ^ 25話、観光協会でのやりとりより。
- ^ 16話、足立家でのやりとりより。
- ^ 33話及び34話、スナック「梨明日」でのやりとりより。
- ^ Cut 2013, p. 28.
- ^ a b c d e f g あまちゃん|登場人物02 最北の海に潜る海女たち NHKオンライン
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s あまちゃん|登場人物04 北三陸の人びと NHKオンライン
- ^ 23話、天野の家の2階の春子とアキのやりとりより。
- ^ 79話の無頼鮨でのアキと種市との会話より。
- ^ 94話及び95話、春子の回想のシーンより。
- ^ 132話、純喫茶「アイドル」でのシーンより。
- ^ 104話
- ^ 80話
- ^ 116話
- ^ 120話
参考文献
- 兵庫慎司、古河晋、井上貴子、川辺美希「『あまちゃん』が日本の朝を変えてしまった」『Cut』第24巻第12号、ロッキング・オン、2013年7月19日、8-41頁。