青森地方気象台
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青森地方気象台 | |
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青森地方気象台 | |
種別 | 地方気象台 |
管轄区域 | 青森県 |
所在地 | 青森県青森市花園1丁目17番19号 |
座標 | 北緯40度49分19秒 東経140度46分06秒 / 北緯40.82192度 東経140.76842度座標: 北緯40度49分19秒 東経140度46分06秒 / 北緯40.82192度 東経140.76842度 |
リンク | 公式サイト |
青森地方気象台(あおもりちほうきしょうだい)は、青森県青森市にある地方気象台。青森県全域を管轄とする。
概要
[編集]仙台管区気象台の管轄下にあり、青森県内の気象業務を総括している。業務内容は、地上気象観測、地域気象観測(アメダス)、火山活動に関する解説、予報業務、地震情報・防災・広報業務などである。県庁所在地の青森市に置かれている地方気象台の他に、八戸市、むつ市、深浦町の計3か所には、特別地域気象観測所(旧:測候所)が置かれている。
松森の旧気象台跡は、現在「つくだウェザーパーク」となっている。
組織
[編集]- 青森地方気象台長
- 次長
- 業務・危機管理官
- 業務係
- 観測予報管理官
- 予報官
- 気象情報官
- 主任技術専門官
- 技術専門官
- 現業班
- 防災管理官
- 調査官
- 防災気象官
- 土砂災害気象官
- 水害対策気象官
- 地震津波防災官
- 防災業務係
- 防災指導係
- 防災情報係
- 火山防災調整係
所在地
[編集]〒030-0966:青森市花園1丁目17番19号
歴史
[編集]- 1882年(明治15年)1月1日 - 内務省地理局出張所として、青森県庁(東津軽郡大野村大字長島)に青森測候所が創設される。同日から、1日3回の気象観測を開始。
- 1911年(明治44年)5月5日 - 青森警察署(青森市大字長島)に移転。
- 1928年(昭和3年)1月1日 - 東津軽郡浜館村大字松森字佃(現:青森市松森)に新庁舎が完成し、移転。
- 1934年(昭和9年)11月21日 - むつ測候所[1]設立、翌年1月1日から観測開始[2]。
- 1936年(昭和11年)7月15日 - 八戸測候所開設[2]。
- 1938年(昭和13年)7月15日 - 青森県から国(文部省、現:文部科学省)に移管。中央気象台青森測候所と改称。
- 1939年(昭和14年)
- 1952年(昭和27年)3月1日 - 三沢航空測候所開設[4][2]。
- 1956年(昭和31年)1月1日 - 青森市大字松森字佃155番地(現:佃2丁目5番地[5])に移転。
- 1957年(昭和32年)
- 1968年(昭和43年)5月17日 - 三沢空港出張所廃止[2]。
- 1983年(昭和58年)
- 1989年(平成元年)12月1日 - 青森市花園1丁目(現在地)に、新庁舎が完成し、移転[8]。
- 1998年(平成10年) - むつ測候所が特別地域気象観測所に変更[2]。
- 2004年(平成16年) - 深浦測候所が特別地域気象観測所に変更[2]。
- 2007年(平成19年) - 八戸測候所が特別地域気象観測所に変更[2]。
特別警報・警報・注意報や天気予報の発表区域
[編集]その他
[編集]- 1989年(平成元年)11月2日3時25分頃に三陸はるか沖を震源とするM7.1の地震では、3時34分に青森県を含む東北地方の太平洋沿岸に津波警報が発令されたが、仙台管区気象台から伝達された津波警報を誤って『津波注意報発令』と伝達し、関係機関への津波警報伝達が5分遅れるミスがあった[10]。
脚注
[編集]- ^ 「青森県立青森測候所田名部支所」→「中央気象台青森測候所田名部分室」→「中央気象台田名部臨時出張所」→「青森測候所田名部分室」→「大湊測候所田名部分室」→「大湊測候所田名部分室」→「田名部測候所」を経て、1970年(昭和45年)4月17日に「むつ測候所」と改称。
- ^ a b c d e f g h i j あおぞら彩時記 2021年第1号 今月の話題② (PDF) - 気象庁
- ^ 当時は「国立深浦測候所」として開設され、1950年(昭和25年)6月1日、深浦測候所に昇格。
- ^ 1965年(昭和40年)4月1日に空港分室と改称。
- ^ つくだウェザーパーク - Yahoo!マップ
- ^ 『新編 弘前市史 年表・索引編』(弘前市企画部企画課・平成18年2月14日刊行)203頁「年表 昭和五八 (1983)」より。これに、「弘前気象通報廃止」の記載あり。
- ^ 『三沢市史 続通史編』(三沢市・2008年12月1日発行)「年表」436頁より。これに、該当内容の記載あり。
- ^ 松森の旧気象台跡地は、現在「つくだウェザーパーク」となっている。
- ^ a b c 三沢市、おいらせ町、六戸町は行政区分上は上北地域だが、警報や注意報など気象予報区分上では三八となる。
- ^ 『陸奥新報』1989年11月3日付け朝刊1面「三陸沖でM7.1の地震」・「津波警報5分遅れる 青森地方気象台誤って注意報伝達」記事。