福岡県立福島高等学校
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福岡県立福島高等学校 | |
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北緯33度13分55.4秒 東経130度33分32秒 / 北緯33.232056度 東経130.55889度座標: 北緯33度13分55.4秒 東経130度33分32秒 / 北緯33.232056度 東経130.55889度 | |
過去の名称 |
福島町外四ヶ村組合立福島技芸女学校 八女郡立福島技芸女学校 福岡県立福島高等女学校 |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 福岡県 |
学区 | 福岡県第9学区 |
併合学校 | 福岡県立福島商業高等学校 |
校訓 | 正大・剛毅・優美 |
設立年月日 | 1910年 |
開校記念日 | 6月5日 |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 |
全日制課程 定時制課程 |
単位制・学年制 | 学年制 |
学期 | 3学期制 |
学校コード | D140221000014 |
高校コード | 40167G |
所在地 | 〒834-0006 |
福岡県八女市吉田1581-2 | |
外部リンク | 公式サイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
福岡県立福島高等学校(ふくおかけんりつ ふくしまこうとうがっこう)は、福岡県八女市吉田にある公立高等学校。
概要
[編集]- 歴史
- 1910年(明治43年)創立の「福島技芸女学校」と1925年(大正14年)創立の「福島商工専修学校」を前身とする。技芸学校は1921年(大正10年)に高等女学校に、商工専修学校は1935年(昭和10年)に商業学校(実業学校)となった。商業学校は太平洋戦争中に、時代の要請から工業学校に転換した時期もあったが、終戦後に商業学校へ戻った。
- 1948年(昭和23年)の学制改革により、両校は新制高等学校「福島高等学校」・「福島商業高等学校」となる。翌1949年(昭和24年)には両校が統合され、男女共学の「福岡県立福島高等学校」としてスタートした。当初は、全日制の普通科と商業科を有していたが、1950年(昭和25年)には被服科を、1955年(昭和30年)には定時制課程を設置。当時の商業科は「総合ビジネス科」、被服科は「生活デザイン科」に名を変え、現在に至る。
- 校訓
- 「正大・剛毅・優美」(正しく生きる・強く生きる・美しく生きる)
- 校章
- 中央に校名の略称「福髙」の文字(縦書き)を配している。
- 校歌
- 1951年(昭和26年)に制定。作詞は元松之子、作曲は田村丈一による。
沿革
[編集]- 旧制技芸女学校・高等女学校時代
- 1910年(明治43年)
- 1913年(大正2年)4月 - 郡立移管により、「八女郡立福島技芸女学校」に改称。
- 1921年(大正10年)4月 - 改組により、「福岡県立八女高等女学校」に改称。
- 1947年(昭和22年)4月1日 - 高等女学校としての生徒募集を停止。学制改革により、新制中学校が併設され(以下・併設中学校)、高等女学校1・2年修了者を新制中学校2・3年生として収容。
- 1948年(昭和23年)4月1日 - 学制改革により、福岡県立八女高等女学校は、新制高等学校「福岡県立福島高等学校」に改組される(この時点では女子校)。併設中学校を継承し、1946年(昭和21年)に高等女学校へ最後に入学した3年生のみとなる。
- 1949年(昭和24年)3月31日 - 最後の卒業生を送り出し、併設中学校を廃止。
- 旧制商工専修学校・商業専修学校・商業学校時代
- 1925年(大正14年)5月 - 福島小学校内に「福島町立福島商工専修学校」が開校(2年制)。
- 1930年(昭和5年)5月 - 「福島町立福島商業専修学校」に改称。
- 1935年(昭和10年)10月 - 「福島町立商業学校」に改称。
- 1942年(昭和17年)3月 - 甲種商業学校(5年制)となる。
- 1944年(昭和19年)3月 - 教育ニ関スル戦時非常措置方策により、「福島町立工業学校」に転換。
- 1946年(昭和21年)4月 - 終戦により、「福島町立商業学校」(再)に復帰。
- 1947年(昭和22年)4月1日 - 商業学校としての生徒募集を停止。学制改革により、新制中学校が併設され(以下・併設中学校)、工業学校1・2年修了者を新制中学校2・3年生として収容。
- 1948年(昭和23年)4月1日 - 学制改革が行われる。新制高等学校(福島町立)「福岡県福島商業高等学校」に改組される。併設中学校を継承し、1946年(昭和21年)に工業学校へ最後に入学した3年生のみとなる。
- 1949年(昭和24年)
- 3月31日 - 最後の卒業生を送り出し、併設中学校を廃止。
- 5月1日 - 県立移管により、「福岡県立福島商業高等学校」に改称。
- 統合・新制高等学校
- 1949年(昭和24年)8月31日 - 上記の高等学校2校(福島・福島商業)を統合の上、「福岡県立福島高等学校」となる。全日制普通課程・商業課程(後の全日制課程普通科・商業科)を設置。男女共学となる。
- 1950年(昭和25年)4月1日 - 全日制課程被服科を設置。
- 1955年(昭和30年)4月1日 - 八女農業高等学校から夜間定時制普通科が移管される[1]。
- 1956年(昭和31年)4月1日 - 定時制課程商業科を設置。
- 1958年(昭和33年)9月 - 校舎を移転。
- 1961年(昭和36年)1月 - 定時制高等学校における学校(完全)給食に関する研究で、福岡県教育委員会から感謝状を贈呈。
- 1982年(昭和57年)4月 - 定時制課程商業科の募集を停止。
- 1985年(昭和60年)3月31日 - 定時制課程商業科を閉科。
- 1990年(平成2年)4月1日 - 被服科を「生活文化科」に改称。
- 1991年(平成3年)4月1日 - 全日制普通科に英語コースを設置。
- 2001年(平成13年)3月 - 定時制用新食堂が完成。
- 2003年(平成15年)4月 - 商業科を「総合ビジネス科」に、生活文化科を「生活デザイン科」に改称。
- 2021年(令和3年)4月 - 福岡県教育委員会から福岡県立学校「新たな学びプロジェクト」研究実践校に指定される。
交通
[編集]- 最寄りの鉄道駅
- 最寄りバス停留所
- 最寄りの幹線道路
周辺
[編集]- 八女リハビリ病院
- 岩戸山歴史文化交流館いわいの郷
- 乗場古墳 - 八女古墳群のひとつで、福島高校正門を出てすぐ、道路を挟んだ南側にある。出土した人物埴輪や環頭大刀柄頭(かんとうたちつかがしら)が、福島高校内に保管されている。
著名な卒業生
[編集]脚注
[編集]- ^ 1948年(昭和23年)7月に設置。