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牧野純子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

牧野 純子(まきの すみこ、1900年11月4日 - 1990年10月1日[1])は、上皇后美智子(当時の皇太子妃)の元東宮女官長。

皇太子明仁親王(当時)と正田美智子(当時)の成婚を機に、当時の常磐会学習院女子OG会)の松平信子東宮職参与の選定[2]により宮中に入り、58歳から東宮女官長として皇太子妃美智子に仕えた。

父は白石鍋島家(佐賀藩鍋島家親類の重臣家)の男爵鍋島直明。夫は伯爵牧野伸顕の長男で式部官牧野伸通。長女は松濤幼稚園創設者で東海大学教授の林貞子。次女にホーネンコーポレーションの元社長杉山元太郎杉山金太郎長男)の妻淑子、ひ孫は代議士岸田内閣で国務大臣を務めた堀内詔子

フジテレビFNN系列)の特別番組テレビドラマ『プリンセス美智子さま物語 知られざる愛と苦悩の軌跡』の浜村時子(演:永作博美)のモデルとされている。

脚注

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  1. ^ 平成新修旧華族家系大成』下巻(霞会館、1996年)p.549
  2. ^ 「「美智子妃イジメ」から「宮中掌握」までの苦闘」『週刊新潮』2006年、73頁。