牧野元昭
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牧野 元昭 | |
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生誕 | 1956年2月11日(68歳) |
出身地 | 日本 東京都武蔵野市 |
職業 | ギタリスト・音楽監督 |
担当楽器 | ギター |
公式サイト | official web |
牧野 元昭(まきの もとあき、Motoaki Makino、1956年2月11日 -)はギタリスト、音楽監督。1986年渡米、バークリー音楽大学を卒業後、1989年よりイリノイ州シカゴに移住。在米中、Moto Makino名で活動。Sugar Blue Bandに14年在籍。2004年帰国。東京を拠点に活動。2022年11月〜沖縄移住。
プロフィール
[編集]- 1956年 - 東京都武蔵野市生まれ。
- 1971年 - 慶應義塾幼稚舎、慶應義塾普通部を経て慶應義塾高等学校在学中、ロックバンド「バッド・シーン(Bad Scene)」でデビュー。
- 1973年 - 日本キングレコードよりEP『すべてがわかる時』リリース。同年、近藤誠(後年Ex-pro経営)、斉藤俊二(現・ヒビノ)のスネイカーに参加。
- 1974年 - 山下成司のサポート・バンドに参加。
- 1975年 - 新川博、青山純、伊藤広規と「マジカル・シティ(Magical City)」を結成、アルファレコードと契約。ハイ・ファイ・セット、小坂明子、滝沢洋一、広谷順子、田山雅充、タイム・ファイブ、杉真理、古谷野とも子のステージ、レコーディングのサポート・バンドとなる。同バンドで佐藤博のHIGH TIMESに参加。同年、山田流筝曲家・作曲家、櫻井英顕に師事。
- 1976年-1985年 - 森村恭一郎カルテットに参加。
- 1978年 - MOONEY(橋詰宜秋)、スマイリー松本、大庭チン太、タイガー・マツ、付岡修と「ジョーク(Joke)」結成。
- 1982年 - 東京キッドブラザースのミュージカル『SHIRO』東京公演、全国ツアー、ワシントンDC、ジョン・F・ケネディ・センター公演に参加。同年、中村明一(尺八)、原田節(オンド・マルトノ)とばるぼら結成。
- 1983年 - 岡本一生のサポート・バンドに参加。同年クリストファー・ブレイズデル(w:Christopher Yohmei Blasdel:尺八)、リチャード・エマート(Richard Emmert:能管)との即興コンサートシリーズに参加。
- 1984年 - 劇団新芸座の『愛さずにいられない』公演の音楽および演奏担当。
- 1986年 - 渡米。ボストンバークリー音楽大学のSummer Semester期に入学。 在学中、ジョン・スコフィールド奨学金受賞。
- 1989年 - 9月、同大学卒業、イリノイ州シカゴに移住。ベティ・エベレット(w:Betty Everett)バンドに参加。
- 1990年-2004年 - グラミー賞受賞ブルースハープ奏者、シュガー・ブルー(w:Sugar Blue)のバンドに14年間、ギタリスト・音楽監督として参加。全米及びカナダ、フランス、スペイン、イタリア、スイス、フィンランド、ブラジル、ドイツ、日本ツアーを行う。(シカゴ新報1993年9月 シカゴ音楽家労働組合第1回ラマ賞シュガー・ブルー関連記事掲載)(America's Contemporary Blues Journal 1993年 Fall,Vol.2 Chicago Blues Magazine 14頁〜21頁にシュガー・ブルー特集記事掲載)(Mid-America Guide 1994年February号 9頁に、シュガー・ブルー・ブルースバンド日本ツアー記事掲載)
- 1996年-2000年 - 『シカゴ・ブルースフェスティバル』のメイン会場、ペトリロ・ミュージック・シェル(w:Petrillo Music Shell)に2度出演。初回は、1996年シュガー・ブルー・バンドで(シカゴ新報1996年5月29日第4793号3頁に関連記事掲載)、2回目は、2000年ゾラ・ヤング(w:Zora Young)・バンドで参加(シカゴ新報2000年6月記事、およびunderground-chicago誌 July vol.2 Issue1, 13頁に写真掲載)。
- ※在米中、グラミー賞候補ベーシストタツ青木トリオ、ゾラ・ヤング、リル・エド(w:Lil' Ed Williams)、メルヴィン・テイラー(w:Melvin Taylor)のメンバーとしても活動。この他、 バディ・ガイ、 ジュニア・ウェルズ、 カルロス・ジョンソン(シカゴ新報 2000年4月21日に共演記事掲載)、 エディ・クリアウォーター(w:Eddy Clearwater)、 バディ・マイルス(w:Buddy Miles)、 ルリー・ベル、 シル・ジョンソン(Syl Johnson)、 ヴァレリー・ウェリントン(w:Valerie Wellington)、 ヴォン・フリーマン(w:Von Freeman)、 ビリー・ブランチ(w:Billy Branch)、リー・オスカー(w:Lee Oskar)、ラッキー・ ピーターソン(w:Lucky Peterson)、 ルイス・マイヤーズ、 デイヴ・マイヤーズ、 キャリー・ベル、 パイントップ・パーキンス(w:Pinetop Perkins)と共演。1998年w:アメリカン・ブロードキャスティング・カンパニー(ABC)のコメディ番組『CUPID』の第2話"The Linguist"に、シュガー・ブルー(w:Sugar Blue)バンドで出演。
- 2004年 - 帰国。同年10月、ロス・ロボス(w:Los Lobos)東京公演(LIQUIDROOM)のアンコールに参加(朝日新聞2004年10月8日ピーター・バラカン執筆"ステージ"に掲載)。
- 2005年 - 原田節(オンド・マルトノ)の"エキセントリック・ライブ"コンサートにゲスト出演。
- 2006年 - フランス・パリでの" Jazz in japan " フェスティバルに中村明一(尺八)、グレッグ・リー(Gregg Lee:Bass)と共に出演。
- 2008年 - 7月のジャパン・ブルース・フェスティバル(青森市)にて、ジミー・バーンズ(w:Jimmy Burns)が来日できず、その代理としてジミー・バーンズ・バンドに参加、キャサリン・ディヴィスと共演。
- 2009年 - 8月-9月、デヴィッド・コーワン(David Cowan:Drums:元バークリー音楽大学講師)のコンサートシリーズにギタリスト/プロデューサーとして参加。11月-12月、シュガー・ブルーのヨーロッパ&ロシアツアー(ルーマニア、エストニア、イギリス、イタリア、ポルトガル、ハンガリー、ロシア)に参加。
- 2010年 - シュガー・ブルーのアルバム「スレッショルド(THRESHOLD)」に参加。2010年10月公開の映画「BECK」(実写版・原作コミック)のジョン・リー・デイヴィス役のギター吹替え担当。
- 2011年 - 3月-4月、シュガー・ブルーのヨーロッパツアー(イタリア、クロアチア、スロヴェニア、スイス、オーストリア、チェコ、ポーランド)に参加。9月、ゾラ・ヤング日本公演をプロデュース。
- 2012年 - 江口弘史、Derek Shortとの活動他、小安田憲司、千賀タロー、倉本巳典、吉岡優三とのセミ・レギュラー活動開始。山崎よしき、今出宏、小川ヒロとのSIM-YOUに参加。
- 2013年 - 第85回春の選抜高校野球大会に於ける静岡・常葉菊川高校の応援曲「Soul Sacrifice」(サンタナ)の編曲担当。在米中シュガー・ブルー・バンドでも共演した、江口弘史(Bass)との自己のグループの他、現在日本にて活動中。
共演者
[編集]- 日本
- 金子マリ、妹尾隆一郎、石川二三夫、八木のぶお、続木力、西村ヒロ、波田野哲也、大西真、塩川光二、ボブ斉藤、JIMI橋詰、デレク・ショート(Derek K. short)、ハイ・タイド・ハリス(Hi Tide Harris)、小安田憲司、新井田耕造、森園勝敏、松川純一郎、小川美潮、マック清水、横内健亨、青山純、伊藤広規、スージー・キム、カズ南沢、千賀太郎、MARU、松田幸一、井上尚彦、息才隆浩、Rikki、鈴木Goboh茂行、松本照夫、小川ヒロ、山崎よしき、宮良直哉、小野アイカ、吉川弾、倉本巳典、吉岡優三、今出宏、トミー・キャンベル(Tommy Campbell)、仲門ウィリー、w:Tom Pierson。
- 来日時
- チャーリー・ドレイトン(w:Charley Drayton)、リル・エド、カルロス・ジョンソン(2007年9月10日)、
- ウエイン・ベーカー・ブルックス(w:Wayne Baker Brooks)(2013年2月5日)と共演。
ディスコグラフィ
[編集](※渡米後)
- 『Studio Project 1990』
- (1990年 / Berklee College of Music)(※ track2,9 のみ参加)
- 『アブソルートリー・ブルー』Sugar Blue
- (1993年 / キングレコード)
- 『Blue Blazes』Sugar Blue
- (1994年 / Alligator)(『アブソルートリー・ブルー』アメリカ版)
- 『セカンド・ギア』Sugar Blue
- (1994年 / キングレコード)
- 『In Your Eyes』Sugar Blue
- (1995年 / Alligator)(『セカンド・ギア』アメリカ版)
- 『Sounds Like 1996』Asian American Artists
- (1996年 / IEL0002)(Ken Satoとの『Blues Improvisation』1曲のみ収録)
- 『A Windy Christmas』Tastu Aoki(タツ青木)
- (1997年 / Asian Inprov / IEL)
- 『Jade Blue』Keith Uchima
- (1998年 / Asian Inprov / Air9
- 『Finally Elijah』Elijah Levi
- (1998年 / Southport / Northport)
- 『Redeeming the Time』Ann L. Chaney
- (2000年・2曲に参加)
- 『Super Nova』Kokoo(中村明一
- (2000年 / キングレコード)(※ 『エリナー・リグビー』のみ参加)
- 『Robin Dean』Robin Dean
- (2001年)
- 『State Of Mind』Keith Uchima
- (2001年 / Delectable Music)
- 『THRESHOLD』Sugar Blue
- (2009年 / Beeble Music)
脚注
[編集]出典
[編集]参考文献
[編集]- Chicago Tribune 1990年11月1日10頁記事
- CHICAGO SUN-TIMES 1993年1月7日4頁写真
- Harmonica REVIEW 1993年20,秋号,表紙写真、18頁〜21頁特集記事
- シカゴ新報 1993年9月「シカゴ音楽家労働組合第1回ラマ賞授賞式 リズム&ブルース賞はシュガー・ブルーに」記事、写真
- America's Contemporary Blues Journal (Chicago Blues Magazine) 1993年Fall,Vol.2 表紙および、14頁〜21頁、特集『SUGAR BLUE on music and life...」
- Mid-America Guide 1994年February号 9頁「シュガー・ブルー・ブルースバンド」記事
- シカゴ新報 1996年5月29日第4793号3頁「シカゴ・ブルース・フェスティバル」記事
- シカゴ新報 2000年6月「シカゴ・ブルース・フェスティバル」ゾラ・ヤング・バンド記事
- underground-chicago誌 2000年July vol.2,Issue1,13頁に、同年6月、シカゴ・ブルース・フェスティバル写真
- シカゴ新報 2000年4月21日第5183号3頁カルロス・ジョンソン記事
- 朝日新聞 2004年10月8日ピーター・バラカン執筆「ステージ」 記事
関連項目
[編集]- シカゴ・ブルース
- w:Sugar Blue
- ブルース
- w:Chicago Blues Festival
- w:List of Chicago blues musicians
- シカゴ
- シカゴ・サンタイムズ
- シカゴ・トリビューン
- アメリカン・ブロードキャスティング・カンパニー
- w:Asian American jazz[リンク切れ]
- w:Tatsu Aoki
- バークリー音楽大学
- ギタリストの一覧
外部リンク
[編集]参考公式サイト
- “牧野元昭 Moto Makino” (2012年2月21日). 2012年3月7日閲覧。
参考ライブレポート
参加アルバムに関する参考資料
- http://www.sugar-blue.com/disco.html
- http://mpe.berklee.edu/media/projects/
- https://www.allmusic.com/album/windy-christmas-mw0000596020
- http://tatsuaoki.com/r_win.html
- https://www.allmusic.com/album/jade-blue-mw0000052952
- http://tatsuaoki.com/r_jad.html
- http://www.artistdirect.com/nad/store/artist/album/0,,1067677,00.html
- http://www.airmw.org/history.html(※ w:Tatsu Aoki、Asian American Artists関連web)
- http://www.kokoo.com/cd/index.html
- http://www.cduniverse.com/search/xx/music/pid/1522551/a/Finally+Elijah.htm
出演TV番組に関する参考資料