牛村圭
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牛村 圭(うしむら けい、1959年8月21日-[1]は、日本の比較文学者、比較文化学者。国際日本文化研究センター教授。専攻は比較文学、比較文化論、文明論。
来歴・人物
[編集]石川県金沢市生まれ、新潟市育ち。新潟県南魚沼郡六日町立六日町中学校(現・南魚沼市立六日町中学校)[2]、千葉県立船橋高等学校を経て[3]、1983年、東京大学文学部フランス語フランス文学専修課程卒業。1985年、同大学院総合文化研究科修士課程(比較文学比較文化専攻)修了、1991年、シカゴ大学大学院博士課程(歴史学・East Asia専攻)修了。1993年、東京大学大学院総合文化研究科博士課程(比較文学比較文化専攻)単位取得退学 。2003年、東京大学博士(学術)号取得。
1989年、カナダ・アルバータ大学客員助教授(日本語日本文学)、1996 年、明星大学(一般教育・外国語)専任講師、2000年、助教授、2005年3月、日文研助教授、2007年8月、現職。総合研究大学院大学教授(併任)。東京大学教養学部客員教授。PHP総合研究所「次代を考える・東京座会」(2005-2010)委員。
2001年に著書『「文明の裁き」をこえて――対日戦犯裁判読解の試み』で第10回山本七平賞を受賞した。2003年、『「文明の裁き」をこえて――対日戦犯裁判読解試論』で東京大学より博士(学術)の学位を取得。2008年、第2回重光葵賞受賞。
著書
[編集]- 『「文明の裁き」をこえて――対日戦犯裁判読解の試み』(中央公論新社〈中公叢書〉、2001年)
- 『「勝者の裁き」に向きあって――東京裁判をよみなおす』ちくま新書、2004年)
- 『再考「世紀の遺書」と東京裁判――対日戦犯裁判の精神史』(PHP研究所、2004年)
- 『「戦争責任」論の真実――戦後日本の知的怠慢を断ず』(PHP研究所、2006年)
- 『ストックホルムの旭日――文明としてのオリンピックと明治日本』(中央公論新社〈中公選書〉、2021年)