牛放線菌症
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牛放線菌症(うしほうせんきんしょう、英:actinomyces in cattle)とはActinomyces bovis感染によるウシの感染症。Actinomyces bovisはグラム陽性嫌気性桿菌であり、ウシの口腔内正常細菌叢に含まれる。口腔粘膜から創傷感染を起こし、化膿性増殖性炎を引き起こす。好発部位は下顎であり顎骨に不動性の硬い腫瘤を形成する。同定には血液加ブレインハートフュージョン寒天培地で嫌気培養を行う。治療にはヨウ素剤およびペニシリン系抗生物質が有効。ワクチンは実用化されていない。
関連項目
[編集]参考文献
[編集]- 鹿江雅光、新城敏晴、高橋英司、田淵清、原澤亮編 『最新家畜微生物学』 朝倉書店 1998年 ISBN 4254460198
- 清水悠紀臣ほか 『動物の感染症』 近代出版 2002年 ISBN 4874020747
外部リンク
[編集]- 放線菌症-家畜疾病総合情報システム