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片野修

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

片野 修(かたの おさむ、1956年 - )は、日本の魚類学者。

略歴

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神奈川県生まれ。1979年京都大学理学部水産学科卒、1987年同大学院博士課程修了、理学博士[1]水産総合研究センター増養殖研究所内水面研究部主幹研究員。水産総合研究センター中究官。理学所内水面研究部上席研究官。日本魚類学会編集委員。大学院時代は淡水魚カワムツの個性と社会について研究した。その後、水田周辺の魚類についても研究[2]

著書

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  • 『個性の生態学 動物の個性から群集へ』京都大学学術出版会(生態学ライブラリ)1991
  • 『新動物生態学入門 多様性のエコロジー』1995 中公新書
  • 『ナマズはどこで卵を産むのか 川魚たちの自然誌』創樹社 1998
  • 『カワムツの夏 ある雑魚の生態』京都大学学術出版会(生態学ライブラリー)1999
  • 『河川中流域の魚類生態学』学報社 2014

共編・監修

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  • 『希少淡水魚の現在と未来 積極的保全のシナリオ』森誠一共監修・編 信山社 2005
  • 『アユの科学と釣り 美しい川とアユを願って』海野徹也,谷口順彦共編 学報社 2011

論文

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脚注

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  1. ^ 片野修 (1987). Social structure of the dark chub, Zacco temmincki, in a small pond in relation to individual differences [小池におけるカワムツの個体差に基く社会構造] (理学博士 甲第3841号). Vol. 京都大学. NAID 500000021896
  2. ^ 片野修『河川中流域の魚類生態学』学報社, 大学図書 (発売)、2014年。ISBN 9784904079126全国書誌番号:22591554https://id.ndl.go.jp/bib/025833509。「"著者紹介"」