熊本大学病院
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(熊本大学医学部附属病院から転送)
熊本大学病院 | |
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情報 | |
正式名称 | 国立大学法人熊本大学病院 |
英語名称 | Kumamoto University Hospital |
前身 |
再春館 藩立病院 藩立医学所 官立医学校兼病院 通町病院 熊本県立医学校附属病院 春雨黌 熊本県立医学専門学校附属病院 熊本医科大学附属病院 熊本大学医学部附属病院 |
許可病床数 |
845床 一般病床:795床 精神病床:50床 |
機能評価 | 一般病院3(主たる機能):3rdG:Ver.2.0 |
開設者 | 国立大学法人熊本大学 |
管理者 | 平井 俊範(病院長) |
開設年月日 | 1949年 |
所在地 |
〒860-8556 |
位置 | 北緯32度47分46.6秒 東経130度42分43.5秒 / 北緯32.796278度 東経130.712083度座標: 北緯32度47分46.6秒 東経130度42分43.5秒 / 北緯32.796278度 東経130.712083度 |
二次医療圏 | 熊本 |
PJ 医療機関 |
熊本大学病院(くまもとだいがくびょういん、英語: Kumamoto University Hospital)は、熊本県熊本市中央区にある熊本大学附属の大学病院である。地元では「大学病院」と呼ばれている。
沿革
[編集]- 1756年(宝暦6年) 藩主細川重賢侯が再春館を建立
- 1870年(明治3年) 藩立病院創立
- 1871年(明治4年) 藩立医学所創立。廃藩置県により官立医学校兼病院と改称
- 1875年(明治8年) 医学校廃止。病院は下通町に移り通町病院と称する。
- 1878年(明治11年) 病院が手取本町に建築
- 1882年(明治15年) 医学校附属病院となる。
- 1888年(明治21年) 県立医学校廃止。病院独立
- 1889年(明治22年) 病院廃止。私立熊本病院として経営され春雨黌と称する。
- 1901年(明治34年) 病院が本荘町に移転
- 1921年(大正10年) 県に移管し、熊本県立医学専門学校附属病院となる。
- 1924年(大正13年) 専門学校附属病院は大学附属病院と改称
- 1929年(昭和4年) 官立熊本医科大学附属病院と称する。
- 1945年(昭和20年) 一部病棟を藤崎台陸軍病院跡に移転し藤崎台分室と称する。
- 1949年(昭和24年) 国立学校設置法により、熊本大学医学部附属病院となる。
- 1960年(昭和35年) 藤崎台分室を島崎町済生会病院に移転し、段山分室と改称
- 1961年(昭和36年) 段山分室は廃止され、本荘地区と合併
- 2019年(令和元年) 医学部附属から大学附属へと変更されたため、名称を熊本大学病院に変更[1]
診療科目
[編集]- 総合診療部
- 内科部門
- 外科部門
- 成育医療部門
- 感覚・運動部門
- 放射線診療部門
- 脳・神経・精神部門
- 中央診療施設等
- 中央検査部、中央手術部、中央放射線部、集中治療部、救急部、中央材料部、病理部、輸血・細胞治療部、感染免疫診療部、血液浄化療法部、総合臨床研修センター、光学医療診療部、治験支援センター、先端医療支援センター、不整脈先端医療寄附講座、地域医療連携センター、総合周産期母子医療センター、外来化学療法センター、がん診療センター・がん相談室、ME機器センター、医療情報経営企画部、薬剤部、看護部、医療安全管理部、医療技術部
医療機関の指定・認定
[編集](この節の出典[2])
- 保険医療機関
- 労災保険指定医療機関
- 指定自立支援医療機関(更生医療)
- 指定自立支援医療機関(育成医療)
- 指定自立支援医療機関(精神通院医療)
- 身体障害者福祉法指定医の配置されている医療機関
- 精神保健指定医の配置されている医療機関
- 生活保護法指定医療機関
- 医療保護施設
- 結核指定医療機関
- 指定養育医療機関
- 戦傷病者特別援護法指定医療機関
- 原子爆弾被害者一般疾病医療取扱医療機関
- 公害医療機関
- 母体保護法指定医の配置されている医療機関
- 特定機能病院
- 臨床研修病院
- 臨床修練病院等
- がん診療連携拠点病院(国指定都道府県がん診療連携拠点病院[3])
- エイズ治療拠点病院(中核拠点病院[4])
- 肝疾患診療連携拠点病院
- 特定疾患治療研究事業委託医療機関
- DPC対象病院
- 指定小児慢性特定疾病医療機関
- 総合周産期母子医療センター
- 難病の患者に対する医療等に関する法律(平成26年法律第50号)に基づく指定医療機関
- 認知症疾患医療センター(基幹型)[5]
- 公益財団法人日本医療機能評価機構認定病院[6]
所在地
[編集]- 熊本県熊本市中央区本荘1丁目1番1号
交通アクセス
[編集]- JR九州九州新幹線/鹿児島本線/豊肥本線「熊本駅」よりタクシーで約10分、桜町バスターミナルよりタクシー10分。
- 桜町BT1・2番乗り場より、以下のいずれかの路線バスに乗車し、「大学病院前」バス停で下車。
- 熊本駅前バス停(3番のりば)、熊本駅森都心プラザ前バス停より、熊本都市バス第一環状線(O1、O2系統)または中央環状線(O3、O4系統)に乗車、「大学病院前」バス停で下車。
- L0-0系統、O1系統、O4系統は遠回りになるため、注意が必要である[7]。
- 但し上記路線の熊本バス御幸木部線の桜町バスターミナル行き(P2-4・P2-5系統)と熊本都市バス中央環状線の大江渡鹿・県立劇場前方面(O3、O4系統)は病院構内に「大学病院構内」停留所を設置[8]、2022年4月1日より運用開始。
- 熊本市電水前寺線『九品寺交差点停留場』下車より徒歩約9分[9]
脚注
[編集]- ^ “熊本大学病院 【新着情報】病院名称の変更について”. www.kuh.kumamoto-u.ac.jp. 2020年7月1日閲覧。
- ^ “熊本県総合医療情報システムくまもと医療ナビ”. 熊本県. 2020年8月7日閲覧。
- ^ “(がん情報)熊本県内のがん診療連携拠点病院の指定状況”. 熊本県健康福祉部健康づくり推進課. 2020年8月7日閲覧。
- ^ “熊本県のエイズ治療拠点病院一覧”. STD研究所. 2020年8月7日閲覧。
- ^ “センターのご案内”. 熊本県認知症疾患医療センター. 2020年8月7日閲覧。
- ^ “病院評価結果の情報提供”. 公益財団法人日本医療機能評価機構. 2020年8月7日閲覧。
- ^ “バス行先案内記号一覧”. 九州産交バス. 2020年7月2日閲覧。
- ^ お知らせ・路線バスの病院内乗り入れについて(熊本大学病院、2022年2月22日掲載)
- ^ “アクセスマップ”. 熊本大学病院. 2020年8月7日閲覧。