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照願寺 (いすみ市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
照願寺
所在地 千葉県いすみ市大原10670
宗派 浄土真宗本願寺派
創建年 鎌倉時代初期
開山 念信
中興年 文政元年(1818年
中興 西信
正式名 小山御坊照願寺
文化財 紙本著色親鸞上人絵伝(重要文化財)
法人番号 8040005016138 ウィキデータを編集
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照願寺(しょうがんじ)は、千葉県いすみ市にある浄土真宗本願寺派寺院

歴史

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鎌倉時代初期、念信によって開山された。念信は親鸞の高弟「二十四輩」の一人で、俗名「高沢氏信」という清和源氏出身の武士であった。出家後、浄土真宗の教えを広めるとともに、所領の常陸国那珂郡に寺を創建した。元禄年間(1688年 - 1704年)に当寺は分立し、元の常陸国の照願寺東本願寺を、現在地の上総国の照願寺は西本願寺本山として仰ぐようになった[1]

分立後しばらくは、築地御坊(現・築地本願寺)から僧侶が派遣される輪番制の説教所であったが、1818年文政元年)に常陸国の照願寺より西信が入寺して、「小山御坊照願寺」と称した。その際に「紙本著色親鸞上人絵伝」を持ち込んでいる。これは本願寺第三世覚如が製作したもので、現在、国の重要文化財に指定されている[1][2]

文化財

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  • 紙本著色親鸞上人絵伝(重要文化財 大正4年3月26日指定)[3]

交通アクセス

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脚注

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  1. ^ a b 照願寺真宗教団連合「親鸞聖人を訪ねて」
  2. ^ 千葉県高等学校社会科教育研究会歴史部会 編『千葉県の歴史散歩(歴史散歩12)』山川出版社、2006年、248p
  3. ^ 紙本著色親鸞上人絵伝文化庁

参考文献

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  • 千葉県高等学校社会科教育研究会歴史部会 編『千葉県の歴史散歩(歴史散歩12)』山川出版社、2006年