煙突の見える場所
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煙突の見える場所(えんとつのみえるばしょ)は、1953年に新東宝とエイトプロが製作した五所平之助監督の日本映画。1953年3月5日公開。
概要
[編集]椎名麟三の短編小説『無邪気な人々』を映画化した人間ドラマ。
見る場所によって4本にも3本にも2本にも1本にも見える通称「千住火力発電所#お化け煙突」のある東京・千住を舞台に、捨て子の赤ちゃんを巡り繰り広げられる人間模様を描く。
国内外で評価が高く、第3回ベルリン国際映画祭で国際平和賞を受賞[1]。海外での現代劇映画の受賞の先駆けとなった[2]。
スタッフ
[編集]出演者
[編集]- 弘子:田中絹代
- 緒方隆吉:上原謙
- 東仙子:高峰秀子
- 久保健三:芥川比呂志
- 池田雪子:関千恵子
- 石橋勝子:花井蘭子
- 河村徳治:坂本武
- 塚原忠二郎:田中春男
- 灘らん子:三好栄子
- 野島加代:浦辺粂子
- 北清作:星ひかる
- 勇:中村是好
- 金子大助:小倉繁
- 貞子:大原榮子
- 本間文子
- 高松政雄
- 石川冷
- 赤ちゃん:吉本三千代