烏来観光トロッコ
表示
烏来観光トロッコ 烏来台車 | |
---|---|
烏来駅に停車中のトロッコ | |
各種表記 | |
繁体字: |
烏來觀光台車 烏來台車 |
拼音: |
wūlái guānguāng táichē wūlái táichē |
発音: |
ウーライ グァングゥァン タイチェ ウーライ タイチェ |
英文: |
Wulai Scenic Train Wulai Train |
烏来観光トロッコ(ウライかんこうトロッコ)、烏来台車(ウライだいしゃ)は、中華民国(台湾)の新北市烏来区にある観光用軽便鉄道である。7月から8月は午前9時から午後6時まで、それ以外の月は午後5時まで運行されている。2015年に発生した蘇迪勒台風(平成27年台風第13号)により壊滅的な被害を受け、[1]一時的に運休していたが、2017年8月26日に運行を再開した。[2]
路線と駅
[編集]始点の烏来と終点の滝の2駅間、約1.5キロメートルを約18〜23キロメートル毎時で走行する[3]。所要時間は5分から10分[3]。
始点の烏来駅では、烏来観光トロッコの歴史資料が展示されており[3]、終点の滝駅周辺は、烏来瀑布の展望台、温泉、おみやげ店、台湾先住民族の踊りが見られるホール、烏来ロープウェイの駅などがある観光地となっている。
駅名 | 中国語 | カナ転写 | 営業キロ | 所在地 |
---|---|---|---|---|
烏来 | 烏來 | ウーライ | 0.1 | 新北市烏来区 |
滝 | 瀑布 | プーブー | 1.5 |
歴史
[編集]日本統治時代の1928年、三井合名株式会社によって敷設され、木材の運搬を主とする人車軌道として運営される。木材運搬の他、観光客の送迎も兼ねていた。その後、1963年に観光用トロッコに転換され[4][5]、翌年には複線化がなされる。
画像
[編集]-
烏来駅ホーム
-
烏来台車博物館(今 烏來林業生活館と滝駅の切符売り場)
-
烏来台車改札口
-
烏来台車烏来駅
-
烏来駅
-
烏来台車隧道
-
滝駅
-
移動中の烏来台車
-
烏来台車の車両
-
台風によって破壊され、修復中の烏来台車
-
終点の滝駅にある烏来の滝
脚注
[編集]- ^ “烏來台車地基流失 居民鋌而走險穿越(影音)”. 自由時報 (2015年8月11日). 2017年5月8日閲覧。
- ^ “〈台北都會〉烏來台車昨復駛 商圈盼召回遊客”. 自由時報 (2017年8月27日). 2017年8月27日閲覧。
- ^ a b c 『トリコガイド 台湾』枻出版社、2014年10月14日、123頁。ISBN 9784777933549。全国書誌番号:22484919 。
- ^ 中華民国林務局掲出の看板
- ^ “烏来観光トロッコ列車 - 29地方の観光名所”. 新北市政府観光旅遊局. 2015年3月12日閲覧。